JP3774594B2 - 郵便物処理方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便物に記載されている郵便番号や住所並びにバーコードを読取り、この読み取り結果により郵便物を配布先毎に区分する郵便物区分機の郵便物処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に郵便区分機は、受け付けた管轄郵便局において、差出人が記載した郵便番号及び宛先住所を光学文字読み取り機能を用いて読み取り、この読みとった結果(宛先住所)を局内(住所)バーコードとして印字し、更に該当の郵便物を識別するためのIDバーコードを郵便物に印字している。また郵便物によっては、差出人が予め郵便物に相手住所をカスタマ(住所)バーコードを印字しているものもある。
【0003】
従って郵便区分機にて受け付けられた郵便物には、差出人が記載した郵便番号及び宛先住所と、該差出人の記載を読みとった局内(住所)バーコードと、郵便物自体を識別するためのIDバーコードと、差出人が予め印字したカスタマ(住所)バーコードとが存在する。
【0004】
従来技術による郵便区分機は、前記局内(住所)バーコード他が設けられた郵便物を宛先毎に区分する際、前述の差出人が記載した郵便番号及び宛先住所と、該差出人の記載を読みとった局内(住所)バーコードと、郵便物自体を識別するためのIDバーコードと、差出人が予め印字したカスタマ(住所)バーコードとを読み取り、得られた読取り結果の中で最も優先順位の高い読取り結果、具体的には局内(住所)バーコードを採用して区分している。
【0005】
この優先順位の高い読取り結果として局内(住所)バーコードを採用している理由は、区分時の情報の読取り精度の高さや速度が速いためである。
【0006】
尚、前述の従来技術による郵便区分機に関する技術が記載された文献としては、例えば特開平9−29180号公報が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術による郵便区分機は、複数のバーコード等の読み取り結果の内、優先順位の高い読取り結果、具体的には局内(住所)バーコードを採用しているが、実装置においては、差出人が記載した郵便番号及び宛先住所を読みとる際の郵便物搬送姿勢不良による誤読や、局内(住所)バーコードの印字位置不良等により、局内(住所)バーコードの読み取り結果が必ずしも正しいとは限らず、この場合は、より優先順位の低い読取り結果で正しい住所情報が得られているにもかかわず、郵便物が誤区分されてしまうと言う不具合があった。
【0008】
本発明の目的は、前記従来技術による不具合を除去することであり、郵便物の誤区分を防止することができる郵便区分機の郵便物処理方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、郵便物に記載されている複数の住所情報を読み取り、複数の住所情報を用いて郵便物を区分する郵便区分機の郵便物処理方法において、前記複数の住所情報の内、最も一致した数の多い住所情報を用いて郵便物を区分することを第1の特徴とする。
【0010】
更に本発明は、郵便物に記載されている郵便番号や宛名を住所情報として光学的に文字認識し、認識した結果の住所情報を住所バーコードとして印字し、この住所バーコードを読み取り、更に前記住所バーコードをベリフアイするために住所情報を読み取り、前記認識結果及び読みとった住所情報を用い、定められた優先順位に従って郵便物を区分する郵便区分機の郵便物処理方法において、前記複数の住所情報が全て一致せず、優先順位の高い住所情報が最も一致した数の多い住所情報と異なる場合、最も一致した数の多い住所情報を用いて郵便物を区分することを第2の特徴とする。
【0011】
また本発明は、郵便物に記載されている郵便番号や宛名を住所情報として光学的に文字認識し、認識した結果の住所情報を住所バーコードとして印字し、この住所バーコードを第1のバーコードリーダにより読み取り、更に前記住所バーコードをベリフアイするために住所情報を第2のバーコードリーダにより読み取り、前記認識結果並びに第1及び第2のバーコードリーダにより読みとった住所情報を用い、定められた優先順位に従って郵便物を区分する郵便区分機の郵便物処理方法において、前記第1のバーコードリーダにより住所情報が読みとれない場合、第2のバーコードリーダにより読みとった住所情報を用いて郵便物を区分することを第3の特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による郵便区分機の郵便物処理方法を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態による郵便物処理方法を実現する郵便区分機の構成を示す図、図2は本郵便物処理方法の処理フローを示す図、図3は読み取り結果テーブルを示す図である。
【0013】
本実施形態による郵便区分機10は、図1に示す如く、複数の郵便物70がセットされ、一通ずつ繰り出す供給部11と、この繰り出し及び搬送路20によって搬送された郵便物70の表面の画像を読込むスキャナ12と、郵便物70に印字されている局内(住所)バーコードを読取る局内プレバーコードリーダー13と、郵便物70を識別するためのIDバーコードを読取るIDバーコードリーダー14と、搬送された郵便物70に印字されているカスタマバーコードを読取るカスタマバーコードリーダー15と、更に搬送路20により搬送された郵便物70にスキャナ12から読み込んだ画像から抽出及び認識した住所を印字する局内バーコード印字用インクジェットプリンタ16と、郵便物を識別するためのIDバーコードを印字するIDバーコード印字用インクジェットプリンタ17と、該局内バーコードインクジェットプリンタで印字したバーコードを検証するために読み込む局内バーコードベリファイア18と、更に搬送路20により搬送された郵便物70を宛先区分毎に集積する区分箱19と、これら機構回路を制御する制御装置21と、該制御装置21に接続され、後述する複数の読み取り結果(住所情報他)を記憶する記憶装置22と、前記スキャナ12により読みとった画像から郵便物に記載されている郵便番号や宛名を認識する認識装置30と、前記郵便物の画像を蓄積する画像蓄積装置40と、前記認識装置30で読取り不能が発生した場合、郵便物の画像を表示し、オペレータがコード入力を行うためのビデオコーディングシステム50とを備える。
【0014】
このビデオコーディングシステム50は、ビデオコーディングシステムの制御装置51と、該制御装置51と光ファイバーケーブル61を介して接続される複数のオペレータ入力用のビデオコーディング端末52とを備え、前記認識装置30で読取り不能が発生した場合、その郵便物の画像を表示し、オペレータがコード入力をビデオコーディング端末52に表示し、この画像をオペレータが目視にて文字を認識してキーボードにより宛先を入力し、この入力した宛先を局内(住所)バーコードとしてインクジェトプリンタ16により印字する様に動作する。
【0015】
この様にして構成された郵便区分機は、郵便物70が供給部11にセットされると、供給部11から郵便物70を一通毎繰り出し、搬送路20に沿って搬送を開始する。この搬送路20の途中において、スキャナ12が郵便物70の画像(宛先や郵便番号)を取り込み、認識装置30と画像蓄積装置40に前記画像を送ると、認識装置30が郵便番号や宛名の認識処理を行う。この認識装置30による認識結果は、認識装置30から制御装置21に送信され、該装置21が後で搬送される局内バーコード印字用インクジェットプリンタ16により局内(住所)バーコードを印字する。
【0016】
前記スキャナ12により画像を読みとられた郵便物70は、次に、郵便物70に局内(住所)バーコードが印字してある場合は、局内プレバーコードリーダー13により読み取り、郵便物にIDバーコードが印字してある場合はIDバーコードリーダー14により読み取り、郵便物にカスタマバーコードが印字してある場合はカスタマバーコードリーダー15により読取る。
【0017】
次いで本装置は、搬送された郵便物70にIDバーコード印字用インクジェットプリンタ17により全ての郵便物にIDバーコードを印字し、この後、局内バーコードベリファイア18で局内(住所)バーコードを読取り、この局内(住所)バーコードに応じて郵便物70を区分して区分箱19に格納する。
【0018】
さて、ここで従来技術による制御装置21は、差出人記載の郵便番号及び宛先住所の認識結果と、該印字した局内(住所)バーコードと、差出人が予め印字したカスタマ(住所)バーコードとが同一でない場合、前述した優先順位に従って優先順位の高い読み取り結果に応じて区分を行っていた。
【0019】
具体的には、▲1▼局内プレバーコードリーダー13で読取った局内(住所)バーコードの住所情報、▲2▼IDバーコードリーダー14で読取ったIDバーコードに対応する処のビデオコーディング端末52でオペレータによって入力され、ビデオコーディングシステム制御装置51から制御装置21に送信された住所情報、▲3▼一度区分機で読取った局内(住所)バーコードの住所情報(ID対応結果)、▲4▼カスタマバーコードリーダー15で読取ったカスタマバーコードの住所情報、▲5▼認識装置30で認識した結果の住所情報の順に優先順位を付け、郵便物の区分先(区分箱)を決定していた。即ち、前記住所情報▲1▼〜▲5▼の優先順位に従い、読み込むことができた順位が高い住所情報により郵便物の区分先を決定していた。
【0020】
これに対して本実施形態による制御装置21は、局内バーコードベリファイア18による読取り結果も区分情報として使用し、この局内バーコードベリファイア18を通過するまでに得られた複数の読取り結果(区分先)の中で、多数を占める読取り結果(同数の場合は、より優先順位の高い読取り結果)を採用して郵便物の区分先を決定する。
【0021】
以下、この制御装置21の処理フローを示す図2及び読取り結果テーブル200を示す図3を参照して詳細に説明する。
まず図3に示した読取り結果テーブル200について説明すると、本テーブルは、区分先決定に利用するため記憶装置22に記憶されるものであり、前述の工程で説明した、▲1▼局内プレバーコードリーダー13で読取った局内(住所)バーコードの住所情報、▲2▼局内バーコードベリファイア18で読取った局内(住所)バーコードの住所情報、▲3▼IDバーコードリーダー14で読取ったID対応結果、▲4▼カスタマバーコードリーダー15で読取ったカスタマバーコードの住所情報、▲5▼認識装置30で認識した結果の住所情報を優先順位の高い順に記憶するものである。図3の例では、前記▲1▼の住所情報が「99945678−9」、前記▲2▼の住所情報が「12345678−9」、前記▲3▼の住所情報が「12345678−9」、前記▲4▼の住所情報が「なし」(カスタマバーコードなし)、前記▲5▼の住所情報が「12345678−9」であり、前記▲2▼▲3▼▲5▼の住所情報が一致し、前記▲1▼の住所情報が異なった読み取り結果であることを表している。具体的には、局内プレバーコードリーダー13で読取った局内(住所)バーコードの住所情報が他の住所情報と異なっていることを表している。
【0022】
この様な結果テーブル200を記憶装置40に記憶し、本実施形態による制御装置21は、次のように動作する。
本実施形態による制御装置21は、図2に示す如く、まず前記記憶装置に読取り結果があるかを判定する。処理ポインタiに「1」をセットし(ステップ101)、読取り結果テーブル200のレコード番号iの読取り結果を参照し(ステップ102)、読取り結果があれば、読取り結果テーブル200のレコード番号iのカウントエリアに「1」をセットし(ステップ103)、読取り結果がなければ、読取り結果テーブル200のレコード番号iのカウントエリアに「0」をセットし(ステップ104)、処理ポインタiを「+1」更新し(ステップ105)、処理ポインタiが6になるまで(ステップ106)、ステップ102から105の処理を繰返す。即ち、レコード番号1〜5全てについて読み取り結果の有無に応じてカウントエリアに「1」(あり)又は「0」(なし)をセットする。
【0023】
次に本装置は、得られた読取り結果を比較し、一致するかどうかの判定処理を行う。この処理は、まず、前記処理ポインタiに「1」をセットし(ステップ111)、処理ポインタjに「2」をセットし(ステップ112)、読取り結果テーブル200のレコード番号iのカウントエリアとレコード番号jのカウントエリアが「0」でないかを判定し(ステップ13)、「0」であれば、ステップ116へ、「0」でなければ、読取り結果テーブル200のレコード番号iの読取り結果とレコード番号jの読取り結果を比較する(ステップ114)。
【0024】
このステップ114において、読取り結果が一致しない場合、ステップ116へ、一致すれば、読取り結果テーブル200のレコード番号iのカウントエリアを「+1」更新し(ステップ115)、処理ポインタjを「+1」更新する(ステップ116)。これら処理は、ステップ117において処理ポインタjが「6」になるまでステップ113〜116の処理を繰り返される。
【0025】
即ち、本処理は、ステップ111及び112においてレコード番号1と2をセットしてステップ113で読み取り結果があればステップ114にて各々の読み取り結果を比較し、同一ならばステップ115にてカウントエリアを更新した後、レコード番号をステップ116により順次更新する。得られた読み取り結果の全ての組み合わせについて比較を行うため、このステップ113〜115処理は、処理ポインタjが「6」になるまで繰り返され、更に処理ポインタiを「+1」更新(ステップ118)し、処理ポインタiが「5」になるまで(ステップ119)、ステップ112〜118の処理が繰返される。
【0026】
次に本制御装置21は、得られた読取り結果の中で、多数を占める読取り結果(同数の場合は、より優先順位の高い読取り結果)を得、処理ポインタiに「1」をセットし(ステップ121)、処理ポインタjに「2」をセットし(ステップ122)、読取り結果テーブル200のレコード番号iのカウントエリアの値がレコード番号jのカウントエリアの値より小さいかを判定(ステップ123)し、NO(大きい)であれば、ステップ125へ、YES(小さい)であれば、処理ポインタiに処理ポインタjの値をセットし(ステップ124)、処理ポインタjを「+1」更新する(ステップ125)。これらの処理は、ステップ126において処理ポインタjが「6」になるまでステップ123〜125の処理を繰返して行われる。
【0027】
この結果、全てのレコード番号(前述の複数の読み取り結果)が相互に比較され、一致した数が図3のカウンタ値として記憶され、制御装置21は、このカウタ値を参照して読取り結果テーブル200のレコード番号iの読取り結果を基に郵便物の区分先を決定する(ステップ131)。
【0028】
尚、前記ステップ114においては、読み取り結果の一致の判定を完全一致で行う例を説明したが、住所は郵便番号の先頭があえば管轄の郵便局に区分されるため、例えば先頭7桁又は3桁(郵便番号部分)までの一致としてもよい。
【0029】
この様に本実施形態によれば、得られた読取り結果の中で、多数を占める読取り結果(同数の場合は、より優先順位の高い読取り結果)を採用し、得られた読取り結果の中で最も優先順位の高い読取り結果が誤っていても、複数の、より優先順位の低い読取り結果で正しい住所情報を利用することにより、該郵便物の誤区分を防ぐことができる。
【0030】
また、他の情報より優先して読取ることが必要な情報(例えば、転送先住所を表すバーコード)がある場合は、この読取り結果を最優先で採用して郵便物の区分先を決定することもできる。
【0031】
また前記実施形態においては、全てのバーコードリーダやスキャナが正常に駆動していることを前提として説明したが、バーコード印字部16で印字したバーコードを検証するバーコードベリファイア18(バーコード読取り部)を設けたため、例えば局内プレバーコードリーダー13でバーコードが障害により読取りできず、バーコードベリファイア18でバーコードが読取りできた場合、このバーコードベリファイア18で読みとれたバーコード(住所情報)を前記図3の局内プレバーコードリーダー13の読み取り結果に代えて利用し、誤区分を防止する様に構成することもできる。この場合は、必ずしも前記実施形態で説明した多数を占める読取り結果を採用することなく、信頼度の高いバーコードベリファイア18によるバーコード(住所情報)を優先的に採用しても良い。
【0032】
尚、本発明は、次に挙げる実施形態としても表すことができる。
<実施形態1> 郵便物に記載されている郵便番号や宛名を認識し、認識した結果の住所バーコードを印字し、認識結果に基づき区分する郵便区分機において、再度区分機に供給された郵便物のバーコードを読取るバーコード読取り部(プレバーコードリーダー)と、バーコード印字部で印字したバーコードを検証するバーコード読取り部(バーコードベリファイア)を設け、プレバーコードリーダーでバーコードが読取りできない場合、バーコードベリファイアでバーコードが読取りできたら、バーコードベリファイアでの読取り結果を基に区分することを特徴とする郵便物処理方法。
【0033】
<実施形態2> 請求項1に記載の郵便物処理方法において、プレバーコードリーダーでの読取り結果とバーコードベリファイアでの読取り結果が異なる場合、郵便物に記載されている郵便番号や宛名を認識した結果が得られていて、どちらかの読取り結果と一致していたら、認識結果と一致する読取り結果を基に区分することを特徴とする郵便物処理方法。
【0034】
<実施形態3> 郵便物に記載されている郵便番号や宛名、バーコードを複数のデバイスで読取り、複数の読取り結果が得られた場合、読取り結果を定められた優先順位に従って採用し、区分する郵便区分機において、得られた読取り結果の中で多数を占める読取り結果がある場合は、より優先順位の高い読取り結果があっても、多数を占める読取り結果を採用して区分することを特徴とする郵便物処理方法。
【0035】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明による郵便物処理方法は、得られた読取り結果の中で、多数を占める読取り結果(同数の場合は、より優先順位の高い読取り結果)を採用することにより、得られた読取り結果の中で最も優先順位の高い読取り結果が誤っていても、複数の比較的優先順位の低い読取り結果を用いて正しく郵便物を区分することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の郵便物処理方法が適用される郵便区分機の構成を説明するための図。
【図2】本発明の郵便物処理方法の一実施形態を説明するための制御フロー図。
【図3】本実施形態に使用される読取り結果を格納するテーブルを示す図。
【符号の説明】
10:郵便区分機、11:供給部、12:スキャナ、13:局内プレバーコードリーダー、14:IDバーコードリーダー、15:カスタマバーコードリーダー16:局内バーコード印字用インクジェットプリンタ、17:IDバーコード印字用インクジェットプリンタ、18:局内バーコードベリファイア、19:区分箱、20:搬送路、21:制御装置、22:記憶装置、30:認識装置、40:画像蓄積装置、50:ビデオコーディングシステム、51:ビデオコーディングシステムの制御装置、52:ビデオコーディング端末、61:光ファイバーケーブル通数、62:通信線、70:郵便物、200:読取り結果テーブル。

Claims (3)

  1. 郵便物を搬送する搬送部と、
    郵便物に記載されている情報を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取った情報に基づき前記搬送部によって郵便物を区分させる制御部とを有する郵便区分機で実行する郵便物処理方法であって、
    前記読取部により1つの郵便物の複数箇所からそれぞれ読み取った読取結果を比較し、
    住所情報が一致している読取結果の数を集計し、
    集計した数を比較して最大数が1つであるときは、当該最大数に対応する読取結果に基づいて、前記搬送部によって郵便物を区分し、
    最大数が複数であるときは、当該最大数に対応する複数の読取結果のうち優先順位が最も高い読取結果に基づいて、前記搬送部によって郵便物を区分する。
  2. 郵便物を区分する郵便区分機であって、
    郵便物を繰り出す供給部と、
    区分された郵便物を収納する複数の区分箱と、
    郵便物を前記供給部から前記複数の区分箱へ搬送する搬送部と、
    郵便物に記載された局内バーコードを読み取る局内バーコード読取部と、
    郵便物に記載されたカスタマバーコードを読み取るカスタマバーコード読取部と、
    郵便物に記載された郵便番号又は宛名を読み取る郵便番号・宛名読取部と、
    前記局内バーコード読取部により読み取った局内バーコードの読取結果と、前記カスタマバーコード読取部により読み取ったカスタマバーコードの読取結果と、前記郵便番号・宛名読取部により認識した郵便番号又は宛名の読取結果との複数の読取結果のうち、結果に含まれている住所情報が一致している読取結果の数を集計し、集計した数を比較して最大数が1つであるときは当該最大数に対応する読取結果に基づいて、当該読取結果を読み取った郵便物を前記搬送部によって区分させ、最大数が複数であるときは当該最大数に対応する複数の読取結果のうち優先順位が最も高い読取結果に基づいて、当該読取結果を読み取った郵便物を前記搬送部によって区分させる制御部とを有する。
  3. 請求項2に記載の郵便区分機であって、さらに、
    前記郵便番号・宛名読取部で読み取った読取結果を局内バーコードとして印字する印字部と、
    前記印字部によって印字された局内バーコードを読み取るベリファイ部とを有し、
    前記複数の読取結果は、前記ベリファイ部により読み取った局内バーコードの読取結果を含む。
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