JP3132492B2 - 紙葉検査分類装置 - Google Patents
紙葉検査分類装置Info
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Description
分類に使用される紙葉検査分類装置に関し、特に、二重
発送の防止に効果的な紙葉検査分類装置に関する。
等の利用明細書等を郵便により利用者に大量に送付する
場合、郵便局へ持ち込む前に利用者本人宛に郵便物が正
しく発送されるかどうかを検査する必要がある。このよ
うなチェックが行われない場合には、出し忘れが生じた
り、二重に送付されたりする虞があり、トラブルに至る
場合があるからである。
の郵便物又は帳票等の事前チェックとしては、手作業に
よる検査及び分類等が行われていた。また、顧客管理も
手作業により行われていた。
は、極めて時間が掛かると共に、人為的なミスが発生す
る可能性もある。
学式文字読取装置(OCR)等の装置を使用して検査及
び分類を行う方法も採られている。
として、バーコードを使用したものが開示されている
(特開平9−253585号公報)。この公報に記載さ
れた従来の区分装置においては、郵便物に記載された宛
名情報に基づいて郵便物の集配先の郵便局に区分装置が
あるか否かを判断し、集配先に区分装置があるものに対
してのみ宛名情報のバーコードを作成している。また、
バーコードの読取が不可能であったものを人手により区
分するために取り除いている。その後、バーコードが印
字された郵便物は、集配先の郵便局でバーコードに基づ
いて区分処理されている。
員番号等がバーコードとして表示された郵便物が開示さ
れている(特開平6−247080号公報)。更に、宛
先及びその宛先内での部署をバーコードとして返信用郵
便物に表示する方法も開示されている(特表平8−50
5563号公報)。
クトメール等の事前チェック又は顧客管理等に使用され
るOCRは極めて高価な機器であり、しかも処理時間の
関係から高速処理に不向きである。
の区分装置等をそのまま事前チェック等に適用すること
はできない。
のであって、安価でダイレクトメール等の発送前の事前
チェックを高速かつ確実に行うことができる紙葉検査分
類装置を提供することを目的とする。
類装置は、バーコードが付された複数枚の紙葉の検査及
び分類を行う紙葉検査分類装置において、前記紙葉に付
されたバーコードを読み取る読取部と、この読取部に読
み取られたバーコードが示す情報がすでに処理が行われ
た紙葉のものと一致するか否かを判断する制御部と、前
記制御部によりバーコードが示す情報がすでに処理が行
われた紙葉のものと一致すると判断された紙葉が集積さ
れる排除箱と、前記制御部によりバーコードが示す情報
がすでに処理が行われた紙葉のものと一致しないと判断
された紙葉が搬送され前記バーコードが示す情報毎に分
類される区分部と、を有することを特徴とする。
を利用しているので、安価で精度の高い検査及び分類が
行われる。また、制御部によりすでに処理が行われた紙
葉のバーコードと一致するか否かが判断されるので、郵
便物の二重発送等が容易に防止される。
れた記録部を有し、前記制御部は、前記読取部に読み取
られたバーコードが示す情報と前記記録部に記録された
データとが一致するものと一致しないものとを区別して
もよい。
コードには郵便番号の情報が示されており、前記区分部
は前記バーコードが示す郵便番号の情報毎に紙葉を分類
することができる。区分部により紙葉である郵便物が郵
便番号の情報毎に分類されることにより、郵便料金の割
引の適用が可能となる。
号及び住所の情報が示された郵便バーコードと、前記郵
便物の宛先人の情報が示された付帯バーコードと、を有
してもよい。
をとりうる3本のバーから1の情報を示す4ステート3
バーからなり、前記付帯バーコードは、3つの状態をと
りうる3本のバーから1の情報を示す3ステート3バー
からなることができる。
検査分類装置について、添付の図面を参照して具体的に
説明する。図1は本発明の実施例に係る紙葉検査分類装
置を示す模式図である。
検査及び分類の対象となる郵便物が供給される供給部1
が設けられている。また、供給部1の上方には、郵便物
の区分が行われる3段11列で総計33個の区分箱から
なる区分部2が設けられている。そして、区分部2の側
方には分類により排除された郵便物が集積される3段1
列で総計3個の排除箱3が設けられている。更に、排除
箱3の側方には装置の操作を行うためのスイッチ類が配
設された操作部4及び装置の状態等が表示される表示部
5が設けられている。また、供給部1の裏側にはバーコ
ードリーダが備えられ郵便物のバーコードが読み取られ
る読取部(図示せず)及び郵便物が搬送される搬送部
(図示せず)が設けられている。更に、複数枚の郵便物
のデータが記録されたデータベース(図示せず)が記録
部として設けられている。更にまた、操作部4及び表示
部5の裏側には、供給部1、区分部2、排除箱3、操作
部4、表示部5、読取部、搬送部及び記録部の制御を行
う制御部(図示せず)が設けられている。
る紙葉検査分類装置により検査及び分類される郵便物に
ついて説明する。本実施例の紙葉検査分類装置に読み取
られる郵便物には、一般的に使用されている郵便バーコ
ード(カスタマバーコード)及びこのカスタマバーコー
ドと一括して読み取られる付帯バーコードがカスタマバ
ーコード近傍に印字されている。
を表示するものであり、現状では20桁以下とされてい
る。従って、カスタマバーコードの内容だけでは利用者
本人を特定することはできない。そこで、本実施例の紙
葉検査分類装置に読み取られる郵便物には、カスタマバ
ーコード以外に更に利用者本人を特定するためのID番
号等の番号をカスタマバーコードの周辺に付帯バーコー
ドとして印字してある。なお、付帯バーコードは、カス
タマバーコードとはコード体系及び桁数が異なるが、バ
ーの規格を同じにすることにより、カスタマバーコード
リーダによりカスタマバーコードと一括して読み取るこ
とが可能となる。
る。例えば、付帯バーコードには、スタートバーsta
rt、ストップバーstop及びID番号を示す番号N
1乃至N5が表示されている。
ードの仕様を示す模式図であり、(a)は数字「0」を
示し、(b)は数字「1」を示し、(c)は数字「2」
を示し、(d)は数字「3」を示し、(e)は数字
「4」を示し、(f)は数字「5」を示し、(g)は数
字「6」を示し、(h)は数字「7」を示し、(i)は
数字「8」を示し、(j)は数字「9」を示し、(k)
はスタート及びストップを示している。これらを組み合
わせることにより、付帯バーコードが作成される。な
お、郵政省の仕様により、付帯バーコードをカスタマバ
ーコードと同様の仕様で付することは認められていな
い。このため、図3に示す仕様においては、カスタマバ
ーコードに変化を加えたものとなっている。具体的に
は、カスタマバーコードが4ステート3バーとなってい
るのに対して、付帯バーコードは3ステート3バーとな
っている。
ードが印字された郵便物を示す模式図である。カスタマ
バーコード及び付帯バーコードは、例えば氏名記入箇所
の下方に印字される。
施例に係る紙葉検査分類装置の動作について説明する。
図5は本発明の実施例に係る紙葉検査分類装置の動作を
示すフローチャートである。本実施例においては、制御
部により供給部1、区分部2、排除箱3、操作部4、表
示部5、読取部、搬送部及び記録部の制御が行われる。
る郵便物がセットされると(ステップS1)、セットさ
れた郵便物を1葉ずつ供給部1から搬送部へと送り出す
(ステップS2)。
み取る(ステップS3)。ここで、読み取ったバーコー
ドの情報とデータベースの情報とが一致している場合、
検査OKとしてその郵便物を区分部2へ搬送し、郵便番
号毎に分類する(ステップS4)。一方、読み取ったバ
ーコードの情報とデータベースの情報とが一致しない場
合には、排除箱3へと搬送する(ステップS5)。
する。なお、カスタマバーコードに利用者の住所内容が
20桁の数字又は記号で表され、付帯バーコードには、
本実施例の場合、利用者のID番号が5桁の数字で表さ
れているものとする。読取部におけるバーコードの読取
処理の際には、カスタマバーコード及び付帯バーコード
の両方を読み取る。つまり、全25桁を読み取り、デー
タベースの情報と対比させ、検査を行う。
報と一致しない場合には該当物なしのため検査NGと
し、、データベースの情報と一致はするものの、既に処
理が行われ検査結果がOKとなっている郵便物と同じ内
容のものである場合には、2重に発送されるものとみな
し、この場合にも検査NGとする。
は、カスタマバーコードの上から7桁が郵便番号情報と
なっているので、これを利用して予め決められている郵
便番号の桁数に応じて分類を行う。このとき、通数のカ
ウントも行い、区分部3に設置された33個の区分箱に
設定された通数だけ集積する。
を利用して、送付前の検査が行われるので、手作業によ
る場合と比して検査精度が極めて高い。また、装置の構
成は単純であり、その価格も安価なものである。更に、
事前の検査の際に、同時に差し出す郵便物の郵便番号毎
に決められた通数で郵便物を集積することが可能である
ので、郵便料金の割引を受けることができる。
しては、例えばダイレクトメール並びに電話及び電力等
の利用明細書等の郵便物、顧客伝票等の帳票がある。
バーコードが示す情報を利用しているので、安価で精度
の高い検査及び分類を高速かつ確実に行うことができ
る。また、制御部によりすでに処理が行われた紙葉のバ
ーコードと一致するか否かを判断しているので、郵便物
の二重発送等を容易に防止することができる。
模式図である。
す模式図である。
された郵便物を示す模式図である。
を示すフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 バーコードが付された複数枚の紙葉の検
査及び分類を行う紙葉検査分類装置において、前記紙葉
に付されたバーコードを読み取る読取部と、この読取部
に読み取られたバーコードが示す情報がすでに処理が行
われた紙葉のものと一致するか否かを判断する制御部
と、前記制御部によりバーコードが示す情報がすでに処
理が行われた紙葉のものと一致すると判断された紙葉が
集積される排除箱と、前記制御部によりバーコードが示
す情報がすでに処理が行われた紙葉のものと一致しない
と判断された紙葉が搬送され前記バーコードが示す情報
毎に分類される区分部と、を有することを特徴とする紙
葉検査分類装置。 - 【請求項2】 複数枚の前記紙葉のデータが記録された
記録部を有し、前記制御部は、前記読取部に読み取られ
たバーコードが示す情報と前記記録部に記録されたデー
タとが一致するものと一致しないものとを区別すること
を特徴とする請求項1に記載の紙葉検査分類装置。 - 【請求項3】 前記紙葉は郵便物であり、前記バーコー
ドには郵便番号の情報が示されており、前記区分部は前
記バーコードが示す郵便番号の情報毎に紙葉を分類する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉検査分類
装置。 - 【請求項4】 前記バーコードは、前記郵便番号及び住
所の情報が示された郵便バーコードと、前記郵便物の宛
先人の情報が示された付帯バーコードと、を有すること
を特徴とする請求項3に記載の紙葉検査分類装置。 - 【請求項5】 前記郵便バーコードは、4つの状態をと
りうる3本のバーから1の情報を示す4ステート3バー
からなり、前記付帯バーコードは、3つの状態をとりう
る3本のバーから1の情報を示す3ステート3バーから
なることを特徴とする請求項4に記載の紙葉検査分類装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327021A JP3132492B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙葉検査分類装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327021A JP3132492B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙葉検査分類装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153237A JP2000153237A (ja) | 2000-06-06 |
JP3132492B2 true JP3132492B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=18194431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10327021A Expired - Fee Related JP3132492B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 紙葉検査分類装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3132492B2 (ja) |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP10327021A patent/JP3132492B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000153237A (ja) | 2000-06-06 |
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