JP2005148905A - 帳票処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】修正処理は、修正処理の対象になっている帳票の情報を検索し、その中の修正すべき情報を削除して適正な情報を入力するといった作業を、人手によって行っているので、修正ミスが発生する場合があるという課題や、修正処理に多くの時間を費やす必要があるという課題があった。
【解決手段】帳票1の画像を読み取る読取部11と、読み取られた帳票の画像を文字認識して帳票に記載された情報を取得する文字認識部12と、文字認識された帳票のそれぞれにバーコードを印刷するバーコード印刷部14と、帳票に記載された情報を保存する保存部71と、保存部に保存された帳票の情報を修正する場合に、修正処理の対象になっている帳票に印刷されたバーコードに基づいて、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を検索して適正な情報に書き換える修正部73とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】帳票1の画像を読み取る読取部11と、読み取られた帳票の画像を文字認識して帳票に記載された情報を取得する文字認識部12と、文字認識された帳票のそれぞれにバーコードを印刷するバーコード印刷部14と、帳票に記載された情報を保存する保存部71と、保存部に保存された帳票の情報を修正する場合に、修正処理の対象になっている帳票に印刷されたバーコードに基づいて、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を検索して適正な情報に書き換える修正部73とを有する。
【選択図】図1
Description
この発明は、各種の帳票を用いて様々な処理(例えば、帳票に記載された情報を読み取ったり、帳票に記載された情報を保存/分類/集計したり、帳票を宛先毎に仕分けるなどの処理)を行う帳票処理システムに関する。
従来より、各種の帳票を用いた、様々な帳票処理業務が存在する。例えば、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの流通機関では、特別なサービスが受けられる顧客を会員として登録する会員登録時における帳票処理業務や、顧客から受注した商品を取り寄せる受注処理時における帳票処理業務などがある。これらの帳票処理業務は、例えば、以下のようにして行われる。
すなわち、会員登録時における帳票処理業務では、まず、接客用の係員が顧客から顧客に関する情報を記載した帳票(この例では、会員登録申込書という)を受け取り、次に、帳票処理業務用に配置された係員が、会員登録申込書に記載された情報をコンピュータシステムに入力し、所定のタイミングで、送付状や会員番号の通知書などの帳票を印刷するとともに会員カードを作成して宛先毎に仕分けし、これらに規約書を添付して顧客に送付する。
また、受注処理時における帳票処理業務では、まず、接客用の係員が顧客から商品の注文を受けて商品を取り寄せるための情報を帳票(この例では、受注伝票という)に記載し、次に、帳票処理業務用に配置された係員が、受注伝票に記載された情報をコンピュータシステムに入力し、所定のタイミングで、商品の個数や金額などの情報を集計した発注書を印刷し、それをファクシミリや郵便にて商品のメーカーなどに送付する。
このような帳票処理業務は、大量の人員を投入する必要があるとともに、極めて多くの時間を費やす必要があった。そのため、流通機関では、帳票処理業務用の係員を多数配置したり、または、接客用の係員に情報を直接入力させることによって帳票自体をなくし、これによって帳票処理業務用の係員の数を減らすようにしていた。
そこで、近年では、大量の人員や時間を要せずに、簡易な操作で、様々な帳票処理業務を行う帳票処理システムが開発された。このような帳票処理システムの中には、例えば、大量の帳票を光学的に読み取って各帳票に記載された情報を文字認識し、これによって各帳票に記載された情報を入力するとともに、文字認識によって取得した各帳票に記載された情報を記憶手段に保存したり、分類したり、集計したり、さらには、各帳票を宛先毎に仕分けるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−272884号公報
このような帳票処理システムにおいて、例えば、システムへの入力処理が終了した後に、帳票に記載された情報の中に誤りが発見される場合がある。このような場合に、入力処理された情報を修正する必要がある。入力処理された情報の修正処理は、帳票処理システムのオペレータが、例えば帳票IDなどの、修正処理の対象になっている帳票に固有な情報をシステムに入力し、これをキーにして記憶手段に保存されている情報の中から修正処理の対象になっている帳票の情報を検索し、その中の修正すべき情報(すなわち、誤っている情報)を削除して適正な情報を入力する(すなわち、適正な情報に書き換える)ことによって行っていた。しかしながら、このとき、修正処理の対象になっている帳票の情報を検索し、その中の修正すべき情報を削除して適正な情報を入力するといった作業を、帳票処理システムのオペレータが人手によって行っているので、修正ミスが発生する場合があるという課題や、修正処理に多くの時間を費やす必要があるという課題があった。
この発明に係る帳票処理システムは、帳票の画像を読み取る読取部と、読み取られた帳票の画像を文字認識して帳票に記載された情報を取得する文字認識部と、文字認識された帳票のそれぞれにバーコードを印刷するバーコード印刷部と、帳票に記載された情報を保存する保存部と、保存部に保存された帳票の情報を修正する場合に、修正処理の対象になっている帳票に印刷されたバーコードに基づいて修正処理の対象になっている帳票を特定し、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を検索して適正な情報に書き換える修正部とを有することを特徴とする。このような帳票処理システムは、修正処理の対象になっている帳票の情報を検索し、その中の修正すべき情報を削除して適正な情報を入力するといった作業を、人手によらずに、システムが能動的に行う。
このような帳票処理システムにおいて、修正部は、修正処理の対象になっている帳票に印刷されたバーコードから適正な情報を取得し、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報をバーコードから取得した適正な情報に書き換えるようにしても良い。これにより、帳票処理システムは、帳票を読み取るだけで適正な情報を取得することができ、これによって修正処理の対象になっている帳票の情報の中の修正すべき情報を削除して適正な情報を入力するといった作業を、人手によらずに、システム自身が能動的に行うことができる。
また、修正部は、保存部に保存された帳票の情報を修正する場合にのみ有効となるようにしても良い。これにより、帳票処理システムは、誤入力(すなわち、修正する必要がない情報が誤って書き換えられること)を防止することができる。
また、バーコード印刷部は、帳票に記載された情報を文字認識部によって文字認識し、文字認識した結果をバーコードとして印刷するようにしても良い。これにより、帳票処理システムは、帳票に記載された情報を保証する情報を帳票上に残すことができ、帳票を読取処理することにより帳票に記載された情報の正誤を照合することができる。
また、バーコード印刷部は、それぞれの帳票に固有の帳票コードに基づいて生成されたバーコードを印刷するようにしても良い。これにより、帳票処理システムは、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を容易に検索することができる。
また、バーコード印刷部は、帳票にすでにバーコードが印刷されている場合で、かつ、新たなバーコードを印刷する場合に、帳票上の、すでに印刷されているバーコードを避けた位置(例えば、すでに印刷されているバーコードの上下左右のいずれかの位置)に、新たなバーコードを印刷するようにしても良い。これにより、情報の修正を行った帳票には、入力処理時に印刷する位置とは異なる位置にバーコードが印刷される。したがって、帳票を見るだけで、修正が終了しているか否かを簡単に見分けることができる。そのため、帳票処理システムは、誤って二重に修正処理が行なわれることを回避することができ、これによって、無駄な工数を削減できるとともに、二重の修正処理による誤入力を防止できる。
この発明によれば、従来、人手によって行っていた修正処理を、帳票処理システム自身に能動的に行わせることにより、修正ミスを回避するとともに、修正処理に費やしていた多くの時間を短縮し、ひいては運用時間の短縮および運用コストの低減を可能にする。
この発明に係る帳票処理システムは、帳票の画像を取得し、取得した帳票の画像から帳票に記載された情報を文字認識し、文字認識によって取得した情報をサーバの保存部に保存するとともに、取得した情報をコード化したバーコードを帳票に印刷することによって入力処理を行う。そして、サーバの保存部に保存された情報を修正する場合に、修正処理の対象になっている帳票に印刷されたバーコードに基づいて、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を検索して適正な情報に書き換える。このようにして、この発明に係る帳票処理システムは、システムへの入力処理が終了している帳票の情報を修正する場合に、人手ではなく、システム自身が能動的に行う。
なお、帳票にバーコードを印刷することには、以下のような利点がある。すなわち、第1に、バーコードから修正処理の対象になっている帳票を特定する情報を取得することができ、保存部に保存された修正処理の対象になっている帳票の情報を容易に検索できる。第2に、修正処理を行う際に、文字や数字などを読み取ることによって修正処理の対象になっている帳票を特定する情報を取得する場合は誤読が発生し易いが、バーコードを読み取ることによって修正処理の対象になっている帳票を特定する情報を取得する場合は誤読が発生しにくい。そのため、修正処理の正確性を向上できる。第3に、帳票に記載された文字を文字認識することによって取得した情報をバーコードに含めるようにした場合に、帳票に記載された情報を保証する情報を帳票上に残すことができ、帳票を読取処理することにより帳票に記載された情報の正誤を照合できる。第4に、バーコードを印刷する位置を特定の位置に設定した場合に、帳票を見るだけで、修正が終了しているか否かを簡単に見分けることができる。そのため、帳票処理システムは、誤って二重に修正処理が行なわれることを回避することができ、これによって、無駄な工数を削減できるとともに、二重の修正処理による誤入力を防止できる。
以下に、図を参照してこの発明の実施例を説明する。なお、各図は、この発明を理解できる程度に概略的に示してあるに過ぎない。したがって、この発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図に共通する要素や同様な機能を有する要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(システムの構成)
以下に、図1を用いて、帳票処理システムの構成を説明する。図1は、この発明に係る帳票処理システムの概略を示すブロック図である。図1に示すように、この発明に係る帳票処理システム100は、帳票1がセットされるホッパ2と、帳票1の画像を光学的に読み取る本体部3と、読み取られた帳票1を収納する複数の収納ポケット4とを有する。また、帳票処理システム100は、システム全体を制御する1乃至複数の操作卓(以下、コンソールという)5と、帳票1に様々な情報を印刷するプリンタ6と、帳票1毎に個別に記載された情報(例えば、帳票1の画像情報や、帳票1に記載された文字を文字認識することによって取得した文字情報、文字情報をコード化することによって作成したバーコード情報、その他の情報などであり、以下、帳票個別情報という)を保存したり分類したり集計したりするサーバ7とを有する。なお、この実施例では、帳票1の画像情報は、帳票1のイメージ画像を2値化または多値化することによって取得した情報であるものとして説明する。また、文字情報は、帳票IDなどの帳票1に固有な情報を含んでいるものとして説明する。また、帳票個別情報は、各帳票1に共通した情報(例えば、光学読み取り時にドロップアウトするインクによって印刷された罫線や文字などの情報)を除外した情報であるものとして説明する。
以下に、図1を用いて、帳票処理システムの構成を説明する。図1は、この発明に係る帳票処理システムの概略を示すブロック図である。図1に示すように、この発明に係る帳票処理システム100は、帳票1がセットされるホッパ2と、帳票1の画像を光学的に読み取る本体部3と、読み取られた帳票1を収納する複数の収納ポケット4とを有する。また、帳票処理システム100は、システム全体を制御する1乃至複数の操作卓(以下、コンソールという)5と、帳票1に様々な情報を印刷するプリンタ6と、帳票1毎に個別に記載された情報(例えば、帳票1の画像情報や、帳票1に記載された文字を文字認識することによって取得した文字情報、文字情報をコード化することによって作成したバーコード情報、その他の情報などであり、以下、帳票個別情報という)を保存したり分類したり集計したりするサーバ7とを有する。なお、この実施例では、帳票1の画像情報は、帳票1のイメージ画像を2値化または多値化することによって取得した情報であるものとして説明する。また、文字情報は、帳票IDなどの帳票1に固有な情報を含んでいるものとして説明する。また、帳票個別情報は、各帳票1に共通した情報(例えば、光学読み取り時にドロップアウトするインクによって印刷された罫線や文字などの情報)を除外した情報であるものとして説明する。
ホッパ2は、帳票処理システム100のオペレータによって、1乃至複数の帳票1がセットされる。
本体部3は、図示しない分離・繰出手段や搬送手段を備えており、分離・繰出手段によって、ホッパ2にセットされた1乃至複数の帳票1を1枚ずつ順次分離して繰り出し、搬送手段によって、各帳票1を所定の搬送路に沿って搬送する。このとき、各帳票1に光を投射して各帳票1の画像を光学的に読み取り、読み取った各帳票1の画像に基づいて、各帳票1に記載された文字やその他の画像(後述の修正処理の場合は、バーコードの画像を含む)を認識し、その認識結果に基づいて各帳票1を種類別や配達の宛先別に分類する。そして、各帳票1を分類に応じて設定された所定の収納ポケット4に搬送して集積し、これによって各帳票1を仕分ける。本体部3の内部(点線円参照)には、例えば図1の下側に抜き出して示すような、いくつかの機能ブロックが設けられている。例えば、帳票1の両面の画像を読み取る読取部11が設けられている。また、読取部11によって読み取られた画像から文字を認識する文字認識部12が設けられている。また、文字認識部12によって文字認識された結果をバーコード化するバーコード化部13が設けられている。また、バーコードを帳票1の所定の位置に印刷するバーコード印刷部14が設けられている。また、各帳票1を仕分けして所定の収納ポケット4に集積させる仕分け収納制御部15が設けられている。
コンソール5は、パーソナルコンピュータなどからなり、入力処理や修正処理などの処理モードを本体部3やサーバ7に指定したり、各帳票1の帳票個別情報をサーバ7に保存させたりする。
サーバ7は、様々な情報の記憶手段である保存部71を備えており、これによって、例えば、各帳票1の帳票個別情報を保存する。また、サーバ7は、集計部72を備えており、これによって、例えば、保存部71に保存されている全帳票1の帳票個別情報の中から、特定の情報を抽出して集計する。また、サーバ7は、バーコード情報照合部73を備えており、これによって、例えば、保存部71に保存されている全帳票1の帳票個別情報の中から、修正処理の対象になっている帳票1に印刷されているバーコード情報によって特定される帳票1の情報を特定し、修正処理を行う。なお、バーコード情報照合部73は、誤入力(すなわち、修正する必要がない情報が誤って書き換えられること)を防止するために、入力処理時には無効となっており、コンソール5によって修正処理モードが指定されたときにのみ有効となる(すなわち、稼動する)ことが好ましい。
(システムの動作)
以下に、図2〜図5を用いて、帳票処理システム100の動作を説明する。図2は帳票処理システム100の入力処理時における動作を示すフローチャートであり、図3は修正処理時における動作を示すフローチャート、図4は入力処理時における帳票に記載された画像の例を示す図、図5は修正処理時における帳票に記載された画像の例を示す図である。なお、図4(a)は帳票1の表面側に記載された画像の例を示し、図4(b)は入力処理前における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示し、図4(c)は入力処理後における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示している。また、図5(a)は帳票1の表面側に記載された画像の例を示し、図5(b)は修正処理前における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示し、図5(c)は修正処理後における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示している。
以下に、図2〜図5を用いて、帳票処理システム100の動作を説明する。図2は帳票処理システム100の入力処理時における動作を示すフローチャートであり、図3は修正処理時における動作を示すフローチャート、図4は入力処理時における帳票に記載された画像の例を示す図、図5は修正処理時における帳票に記載された画像の例を示す図である。なお、図4(a)は帳票1の表面側に記載された画像の例を示し、図4(b)は入力処理前における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示し、図4(c)は入力処理後における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示している。また、図5(a)は帳票1の表面側に記載された画像の例を示し、図5(b)は修正処理前における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示し、図5(c)は修正処理後における帳票1の裏面側に記載された画像の例を示している。
帳票処理システム100は、図2に示すように、入力処理を行う場合に、以下のように動作する。
すなわち、まず、帳票処理システム100のオペレータが、コンソール5から入力処理モードを指定して、1乃至複数の帳票1をホッパ2にセットし、本体部3またはコンソール5に設けられた図示しない実行キーを押下する。
すると、本体部3は、図示しない分離・繰出手段によって、ホッパ2にセットされた帳票1を1枚ずつ順次分離して繰り出し、図示しない搬送手段によって、所定の搬送路に沿って搬送する。そして、搬送路上に設けられた読取部11によって、各帳票1の画像を光学的に読み取る(S105)。
このとき、読取部11は、各帳票1の表面から、例えば、図4(a)に示す画像(すなわち、帳票の種類を示す帳票コード201や、商品を受注した日付である受注月日202、商品を注文した顧客名203、受注した商品を特定する商品コード204、受注した商品の数量205、担当者の捺印欄206などが記載された画像)を読み取るものとする。この後、読取部11は、読み取った各帳票1の画像を文字認識部12に出力する。
文字認識部12は、読取部11によって読み取られた各帳票1の表面の画像の中から、各帳票1に記載された文字を認識し(S110)、各帳票1の文字情報を取得する。そして、文字認識部12は、各帳票1の文字情報を参照して、予め本体部3に設定された分類基準にしたがって、各帳票1を分類する(S115)。この後、文字認識部12は、各帳票1の文字情報をバーコード化部13に出力する。なお、S115における分類基準は、システムのオペレータが運用によって任意の項目(例えば、帳票1の種類や帳票1を配達する際の宛先など)を適宜選択したものとする。また、S115において、各帳票1を分類するのは、文字認識部12以外の構成であっても良い。
バーコード化部13は、所定のアルゴリズムにしたがって各帳票1の文字情報をバーコード化してバーコード情報を作成するとともに、帳票1毎に、帳票1の画像情報や、文字情報、バーコード情報、その他の情報などを結合して帳票個別情報を作成する(S120)。この後、バーコード化部13は、作成した各帳票1のバーコード情報をバーコード印刷部14に出力し、バーコード印刷部14は、バーコード情報を図示しないバッファに仮保存する。また、バーコード化部13は、各帳票1の帳票個別情報をサーバ7に出力する。なお、バーコード化部13がバーコード化する文字は、帳票1に記載された全ての文字であっても良い。しかしながら、重要度の高い項目に記載された文字のみである方が、保存部71に保存する情報量を小さくできる点で、また、情報を印刷したり表示する際の処理動作を高速化できる点で、より好ましい。
サーバ7は、本体部3から、各帳票1の帳票個別情報を取得すると、保存部71に保存する(S125)。この後、サーバ7は、各帳票1の帳票個別情報の保存が終了する都度、保存終了の通知を本体部3に出力する。
本体部3のバーコード印刷部14は、サーバ7から保存終了の通知を取得する都度、図示しないバッファに仮保存されたバーコード情報を読み出し、帳票個別情報の保存が終了した帳票1にバーコードを印刷する(S130)。なお、このとき、バーコードが印刷される位置は、運用に応じて任意に定められるものであるが、この実施例では、帳票1の裏面側の余白部とする。そのため、この実施例に係る各帳票1の裏面は、当該入力処理が行われる前の時点では、図4(b)に示すように、何も記載されていない無地の状態になっているが、当該入力処理が行われることによって、図4(c)に示すような状態になる。この後、本体部3は、分類別に仕分けし(S135)、所定の収納ポケット4に搬送してそこに集積する(S140)。なお、ここでは、「仕分け」は、各帳票1が所定の収納ポケット4に搬送されるように、帳票1毎に搬送路のルートを決定することを意味している。
帳票処理システム100は、以上の動作を繰り返し行い、ホッパ2にセットされた帳票1が無くなると、処理を終了する。
また、帳票処理システム100は、図3に示すように、修正処理を行う場合(すなわち、保存部71に保存した帳票1の情報を修正する場合)に、以下のように動作する。なお、この実施例では、修正処理のフローは、入力処理におけるステップS105とS110の間にS106を設けている点、および、入力処理におけるステップS125の代わりにステップS126とS127を設けている点で、入力処理のフローと相違している。
すなわち、まず、帳票処理システム100のオペレータが、コンソール5から修正処理モードを指定する。これにより、バーコード情報照合部73が稼動し、その機能が有効になる。次に、オペレータは、修正処理の対象になっている1乃至複数の帳票1をホッパ2にセットし、本体部3またはコンソール5に設けられた図示しない実行キーを押下する。
すると、本体部3は、入力処理の場合と同様に、図示しない分離・繰出手段によって、ホッパ2にセットされた帳票1を1枚ずつ順次分離して繰り出し、図示しない搬送手段によって、所定の搬送路に沿って搬送する。そして、搬送路上に設けられた読取部11によって、各帳票1の画像を光学的に読み取る(S105)。
このとき、読取部11は、各帳票1の表面から、例えば、図5(a)に示す画像(すなわち、帳票の種類を示す帳票コード201や、商品を受注した日付である受注月日202、商品を注文した顧客名203、受注した商品を特定する商品コード204、受注した商品の数量205、担当者の捺印欄206などが記載された画像)を読み取り、また、各帳票1の裏面から、例えば、図5(b)に示す画像(すなわち、バーコード207が印刷された画像)を読み取るものとする。なお、この実施例では、図5(a)は、図4(a)に示す商品コード204の値が「13152A」から「18152A」に修正された状態を示している。また、図5(b)は、図4(c)と同じ状態を示している。この後、読取部11は、読み取った各帳票1の両面の画像を文字認識部12とサーバ7に出力する。
文字認識部12は、読取部11によって読み取られた各帳票1の裏面の画像の中から、バーコードが記載されている領域を検出し、その領域に記載されているバーコードを抽出する(S106)。また、サーバ7は、本体部3から取得した各帳票1の両面の画像を図示しないバッファに仮保存する。なお、文字認識部12が抽出するバーコードは、入力処理時に当該修正処理の対象になっている帳票1に記載されていた文字情報、または、当該修正処理の対象になっている帳票1が過去に修正処理を行っている帳票である場合は、過去の修正処理時において記載されていた文字情報に基づいて作成されたものである。
次に、文字認識部12は、読取部11によって読み取られた各帳票1の表面の画像の中から、各帳票1に記載された文字を認識し(S110)、各帳票1の文字情報を取得する。そして、文字認識部12は、各帳票1の文字情報を参照して、予め本体部3に設定された分類基準にしたがって、各帳票1を分類する(S115)。この後、文字認識部12は、各帳票1の文字情報をバーコード化部13に出力する。
バーコード化部13は、所定のアルゴリズムにしたがって各帳票1の文字情報をバーコード化してバーコード情報を作成するとともに、帳票1毎に、帳票1の画像情報や、文字情報、バーコード情報、その他の情報などを結合して帳票個別情報を作成する(S120)。この後、バーコード化部13は、各帳票1のバーコード情報をバーコード印刷部14に出力し、バーコード印刷部14は、バーコード情報を図示しないバッファに仮保存する。また、バーコード化部13は、S106で抽出されたバーコード情報(すなわち、入力処理時または前回の修正処理時に記載されていた文字情報に基づくバーコード情報)と、S120で作成された各帳票1の帳票個別情報(すなわち、現在の修正処理時に記載されている文字情報に基づく帳票個別情報)とをサーバ7に出力する。
サーバ7は、本体部3から、S106で抽出されたバーコード情報と、S120で作成された各帳票1の帳票個別情報とを取得すると、S106において抽出されたバーコード情報に基づいて修正処理の対象になっている帳票1を特定し、保存部71に保存されている全帳票1の帳票個別情報の中から当該修正処理の対象になっている帳票1の帳票個別情報を抽出し(S126)、修正する(S127)。修正は、サーバ7が、S120で作成された各帳票1の帳票個別情報の中から適正な情報を抽出し、S126で抽出された当該修正処理の対象になっている帳票1の帳票個別情報の中の修正すべき情報を適正な情報に書き換える(すなわち、当該修正処理の対象になっている帳票1の帳票個別情報の中の修正すべき情報を削除して、そこに適正な情報を保存する)ことによって行われる。このようにして、帳票処理システム100は、従来、人手で行っていた修正処理を、システム自身が能動的に行う。この後、サーバ7は、各帳票1の帳票個別情報の修正が終了する都度、修正終了の通知を本体部3に出力する。
本体部3のバーコード印刷部14は、サーバ7から修正終了の通知を取得する都度、図示しないバッファに仮保存されたバーコード情報を読み出し、帳票個別情報の修正が終了した帳票1にバーコードを印刷する(S130)。この後、本体部3は、分類別に仕分けし(S135)、所定の収納ポケット4に搬送してそこに集積する(S140)。なお、S130において、バーコードが印刷される位置は、運用に応じて任意に定められるものであるが、この実施例では、帳票1の裏面側の、すでに印刷されているバーコードを避けた位置(すなわち、S106で抽出されたバーコードが記載されている領域の上下左右のいずれかの余白部)とする。そのため、この実施例に係る各帳票1の裏面は、当該修正処理が行われる前の時点では、図5(b)に示すように、修正前の状態(すなわち、バーコードが一つだけ印刷されている状態)になっているが、当該修正処理が行われることによって、図5(c)に示すような状態になる。なお、図5(b)に示す例では、印刷されているバーコードの数は一つだけである。しかしながら、過去に修正処理が行われている場合は、印刷されているバーコードの数は複数となる。この場合、バーコード印刷部14は、それらのバーコードを避けた位置に新たなバーコードを印刷することになる。
帳票処理システム100は、以上の動作を繰り返し行い、ホッパ2にセットされた帳票1が無くなると、処理を終了する。
以上の通り、この実施例によれば、従来、人手によって行っていた修正処理を、帳票処理システム自身に能動的に行わせることができる。そのため、帳票処理システムは、修正ミスを回避するとともに、修正処理に費やしていた多くの時間を短縮し、ひいては運用時間の短縮および運用コストの低減を可能にする。
また、この実施例によれば、修正処理を行う度にバーコードを印刷する位置を変えている。これにより、帳票を見るだけで、修正処理が終了しているか否かを簡単に見分けることができる。そのため、誤って二重に修正処理が行なわれることを回避することができ、これによって、無駄な工数を削減できるとともに、二重の修正処理による誤入力を防止できる。
この発明は、前述の実施例に限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用や変形が考えられる。
例えば、この発明に係る帳票処理システム100は、流通機関における前述の帳票処理に限らず、郵便局や金融機関、医療保険機関、その他における様々な帳票処理業務に用いることができる。例えば、郵便局や金融機関では、口座の開設や、金銭の振込、電気や水道などの公共料金の支払い、宅配物や郵便物などの配達などの業務における帳票処理に用いても良い。また、医療保険機関では、診療報酬のポイント計算などの業務における帳票処理に用いても良い。
また、帳票処理システム100は、図2に示すS105において各帳票1の表面から画像を読み取っているが、両面から画像を読み取るようにしても良い。
また、帳票処理システム100は、バーコードを帳票1の裏面に印刷しているが、裏面に限らず、表面に印刷するようにしても良い。また、図4および図5に示す例では、13桁の数字をコード化したバーコードを帳票1に印刷しているが、この桁数や形式に限らず、運用により任意に設定するようにしても良い。
1 …帳票
2 …ホッパ
3 …本体部
4 …収納ポケット
5 …コンソール
6 …プリンタ
7 …サーバ
11 …読取部
12 …文字認識部
13 …バーコード化部
14 …バーコード印刷部
15 …仕分け収納制御部
71 …保存部
72 …集計部
73 …バーコードデータ照合部
2 …ホッパ
3 …本体部
4 …収納ポケット
5 …コンソール
6 …プリンタ
7 …サーバ
11 …読取部
12 …文字認識部
13 …バーコード化部
14 …バーコード印刷部
15 …仕分け収納制御部
71 …保存部
72 …集計部
73 …バーコードデータ照合部
Claims (6)
- 帳票の画像を読み取る読取部と、
読み取られた前記帳票の画像を文字認識して前記帳票に記載された情報を取得する文字認識部と、
文字認識された前記帳票のそれぞれにバーコードを印刷するバーコード印刷部と、
前記帳票に記載された情報を保存する保存部と、
前記保存部に保存された前記帳票の情報を修正する場合に、修正処理の対象になっている前記帳票に印刷されたバーコードに基づいて、前記保存部に保存された修正処理の対象になっている前記帳票の情報を検索して適正な情報に書き換える修正部とを有することを特徴とする帳票処理システム。 - 前記修正部は、修正処理の対象になっている前記帳票に印刷されたバーコードから適正な情報を取得し、前記保存部に保存された修正処理の対象になっている前記帳票の情報をバーコードから取得した適正な情報に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の帳票処理システム。
- 前記修正部は、前記保存部に保存された前記帳票の情報を修正する場合にのみ有効となることを特徴とする請求項1または2に記載の帳票処理システム。
- 前記バーコード印刷部は、前記帳票に記載された情報を前記文字認識部によって文字認識し、文字認識した結果をバーコードとして印刷することを特徴とする請求項1に記載の帳票処理システム。
- 前記バーコード印刷部は、それぞれの前記帳票に固有の帳票コードに基づいて生成されたバーコードを印刷することを特徴とする請求項1または4に記載の帳票処理システム。
- 前記バーコード印刷部は、前記帳票にすでにバーコードが印刷されている場合で、かつ、新たなバーコードを印刷する場合に、前記帳票上の、すでに印刷されているバーコードを避けた位置に、新たなバーコードを印刷することを特徴とする請求項1,4,5のいずれか1項に記載の帳票処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003382353A JP2005148905A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | 帳票処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003382353A JP2005148905A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | 帳票処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005148905A true JP2005148905A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34691458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003382353A Withdrawn JP2005148905A (ja) | 2003-11-12 | 2003-11-12 | 帳票処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005148905A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007017958A1 (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Technical Infra Logic Inc., | 情報取得システム |
JP2012053650A (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-15 | Bankutekku Japan Kk | 書類処理装置及び書類処理方法 |
JP2015082725A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
JP2015108889A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | バンキングチャネルソリューションズ株式会社 | 連携入力方法、連携入力システム、情報処理装置および連携入力プログラム |
-
2003
- 2003-11-12 JP JP2003382353A patent/JP2005148905A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007017958A1 (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Technical Infra Logic Inc., | 情報取得システム |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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