JP2007000698A - 宛先読取装置、郵便物処理装置、および宛先読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、差出人情報を利用して宛先情報を読み取ることで、複数種類の定形郵便物を同時に処理でき、宛先情報の認識率を高めることができる宛先読取装置、郵便物処理装置、および宛先読取方法を提供することを課題とする。
【解決手段】郵便物処理装置は、区分機のスキャナ部で郵便物から読み取った画像から宛先情報を認識する認識部を有する。認識部は、郵便物に記載されている差出人情報を認識し、認識した差出人情報をキーとして差出人に特有の宛先情報の記載フォーマットを記憶部から読み出し、読み出した記載フォーマットを用いて宛先情報を認識する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、郵便物から宛先情報を読み取る宛先読取装置、この宛先読取装置を備えた郵便物処理装置、および宛先読取方法に関する。
従来、宛先読取装置として、郵便物からオンラインで宛先情報を読み取るオンライン認識部、このオンライン認識部で宛先情報の読み取りができなかった郵便物の画像を蓄積する画像蓄積分配装置、この画像蓄積分配装置で蓄積した画像をオフラインで認識するオフライン認識部、およびオンライン認識ができなかった蓄積画像を表示してオペレータによる打鍵入力を受け付けるビデオコーディングデスク(VCD)を有する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この宛先読取装置のオフライン認識部では、画像蓄積分配装置から分配された画像に宛先情報の候補が複数ある場合、例えば、同じ画像内に宛先情報と差出人情報が記載されているような場合、記載フォーマット、文字の大きさ等の条件により、正しい宛先情報を判定する。しかし、複数の宛先候補の記載フォーマットや文字の大きさに大きな差異がない場合、この方法では正しい宛先情報を判定できない。
また、宛先情報の認識率を向上させるための方法として、宛先情報が記載されている画像上の領域を予め範囲指定し、その指定した範囲内だけに限定して認識処理をする方法が知られている。この方法は、特定の差出人による定形の郵便物、すなわち宛先情報の記載位置やフォーマット(以下、単に記載フォーマットと称する)が予め分かっている郵便物(以下、バルク郵便物と称する)を処理する場合に用いられる。
しかし、この方法だと、記載フォーマットが全て同じ1種類のバルク郵便物を処理することはできるが、バルク郵便物に近い記載フォーマットが混ざった混合郵便物や、2、3種類の記載フォーマットのバルク郵便物が混ざったバルク郵便物を処理することはできなかった。
特開2002−86072号公報(段落[0053]、第1図)
この発明の目的は、差出人情報を利用して宛先情報を読み取ることで、複数種類の定形郵便物を同時に処理でき、宛先情報の認識率を高めることができる宛先読取装置、郵便物処理装置、および宛先読取方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の宛先読取装置は、宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物から上記宛先情報を読み取る装置であって、上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶した記憶部と、郵便物の画像を読み取る読取部と、この読取部で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを上記記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識部と、を有する。
上記発明によると、郵便物の宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報を認識して、この特定情報に基づいて記憶部から該当する記載フォーマットを読み出し、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識するようにしている。このため、例えば、差出人が同じ定形のバルク郵便物が複数種類混合した郵便物を処理することができ、この場合、差出人情報を特定情報として認識して、この差出人情報に関連して予め記憶した記載フォーマットを読み出し、この記載フォーマットを利用して宛先情報を認識できる。
また、本発明の郵便物処理装置は、宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物を供給する供給部と、上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶した記憶部と、上記供給部で供給された郵便物の画像を読み取る読取部と、この読取部で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを上記記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識部と、この認識部における認識結果に基づいて、上記供給部で供給された郵便物を区分する区分部と、を有する。
更に、本発明の宛先読取方法は、宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物から上記宛先情報を読み取る方法であって、上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶部に記憶する記憶工程と、郵便物の画像を読み取る読取工程と、この読取工程で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識工程と、を有する。
この発明の宛先読取装置は、上記のような構成および作用を有しているので、差出人情報を利用して宛先情報を読み取ることで、複数種類の定形郵便物を同時に処理でき、宛先情報の認識率を高めることができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る郵便物処理装置の構成をブロック図として示してある。この郵便物処理装置は、読取区分機1(以下、単に区分機1と称する)とビデオコーディングシステム2(以下、VCS2と称する)とを有する。
区分機1は、郵便物Pの宛先住所、宛名、郵便番号等の宛先に関する情報(以下、総称して宛先情報と称する)が記載された面の画像を読み取り、読み取った画像から当該郵便物の宛先情報を自動認識し、この宛先情報、或いは後述するVCS2でコーディング処理されてコード化された宛先情報に基づいて郵便物Pを区分する。また、区分機1は、各郵便物Pの表面に宛先情報に対応するバーコードを印刷する。
区分機1には、複数通の郵便物がバッチ(ロット)単位、或いはこのバッチに対してリジェクトされた郵便物単位でセットされる。
区分機1は、セットされた郵便物P…を1通ずつ供給する供給部10、この供給部10によって供給される郵便物Pの宛先情報が記載された面全体の画像を読み取るスキャナ部11(読取部)、このスキャナ部11を通過した郵便物Pの表面に付与されているバーコードを読み取るIDコード読取部12、このIDコード読取部12を通過した郵便物Pの表面に宛先情報に対応するバーコードを印刷するバーコードプリンタ部13、このバーコードプリンタ部13を通過した郵便物Pを宛先情報に基づいて区分するとともに、後述する認識部15で宛先情報の認識できなかった郵便物をリジェクト庫へ一時的に区分する区分部14、スキャナ部11で読み取った画像から宛先情報を認識する認識部15、搬送区分部本体1a内の供給部10から区分部14までの郵便物Pの搬送制御を行う搬送制御部(図示せず)、オペレータに対する各種操作ガイダンスを表示するとともにオペレータによる各種設定入力を受け付ける操作パネル(図示せず)、および上記各部を制御する制御部16を有する。
供給部10、スキャナ部11、IDコード読取部12、バーコードプリンタ部13、および区分部14は、搬送区分部本体1a内に設けられている。スキャナ部11および認識部15は、本発明の宛先読取装置として機能する。
制御部16は、認識部15から供給された宛先情報をコード化したコードデータ、或いはタイミング制御部34を介してVCS2から供給されたコードデータをバーコードプリンタ部13へ出力する。バーコードプリンタ部13は、制御部16から入力されたコードデータに基づくバーコードを郵便物Pに印刷する。
認識部15は、スキャナ部11で郵便物Pから読み取った画像から宛先情報が記載されている領域を検出して切り出し、この領域から宛先情報の各文字列を検出して切り出し、各文字列の文字を1文字ずつ検出して切り出す。そして、予め用意した文字辞書や住所辞書に検出結果を照合し、宛先情報を認識する。また、認識部15は、同様にして、郵便物Pから読み取った画像から差出人に関する情報(差出人情報)も認識する。
また、認識部15は、差出人が同じ定形のバルク郵便物に関する情報を記憶する記憶部15aを有する。バルク郵便物とは、特定の差出人が不特定多数の宛先に送る定形の郵便物であり、差出人住所や差出人名などの差出人情報の記載位置や記載内容が全く同じであるとともに、宛先を記載する位置やフォーマット、すなわち宛先情報の記載フォーマットが全く同じ郵便物である。言い換えると、バルク郵便物は、その差出人毎に宛先情報の記載フォーマットが決まっている。
記憶部15aは、このようなバルク郵便物に関して、差出人情報(特定情報)に関連付けて宛先情報の記載フォーマットを予め記憶している。この記載フォーマットは、サンプルとなるバルク郵便物の画像を操作パネルに表示して指定することができ、或いは操作パネルを介して直接記憶部15aに書き込むことができる。いずれにしても、本装置で処理頻度の高い複数の特定の差出人について、その差出人情報と宛先情報の記載フォーマットを関連付けて記憶部15aに予め記憶されている。
認識部15には、この認識部15で宛先情報が認識できなかった画像をVCS2へ出力するためのリジェクトデータ制御部27が接続されている。リジェクトデータ制御部27は、リジェクト属性、認識結果(認識部15の途中までの認識内容としての部分的に認識された宛先情報)に応じたリジェクトデータ、および宛先情報の認識できない郵便物Pの画像を出力する。尚、リジェクト属性としては、宛先情報が手書きで記載されているか、宛先情報が印刷活字で記載されているか、宛先情報が記載されている方向等となっている。
VCS2は、画像分配サーバ3、複数台のビデオコーディング端末4…、およびオフライン認識部5を有する。
画像分配サーバ3は、リジェクトデータ制御部27から供給されるリジェクト属性、およびリジェクトデータに応じて当該画像の処理カテゴリを判断し、このカテゴリに対応するビデオコーディング端末4…に画像を分配する。画像分配サーバ3は、メモリ制御部31、画像メモリ32、ビデオ分配制御部33、タイミング制御部34、入出力制御部35、大容量記憶装置36、および画像認識再処理部37を有する。
メモリ制御部31には、リジェクトデータ制御部27から、リジェクト属性、リジェクトデータ、および郵便物Pの読み取り画像が供給される。メモリ制御部31は、後述するルールに従ってビデオ分配制御部33から出力される分配要求に基づいて画像メモリ32に記憶されている画像を対応するビデオコーディング端末4に分配して出力する。また、メモリ制御部31は、ビデオ分配制御部33から出力される分配要求に基づいて、画像メモリ32に記憶されている画像を画像認識再処理部37へ出力する。画像メモリ32は、メモリ制御部31から供給される画像を記憶する。
ビデオ分配制御部33は、メモリ制御部31から供給されるリジェクト属性、およびリジェクトデータに基づいて当該画像の処理カテゴリを判断し、カテゴリごとに分類して、各画像ごとに付与された画像番号で記憶管理する。
タイミング制御部34は、入出力制御部35を介して後述するVCD4から入力されるコードデータを画像番号とともに区分機1の制御部16へ出力し、ビデオ分配制御部33を介して画像認識再処理部37から入力されるコードデータを画像番号とともに制御部16へ出力する。
入出力制御部35は、各ビデオコーディング端末4の入力部4bを介して打鍵入力された宛先情報に関するコードデータを受信し、このコードデータとともに対応する画像番号をタイミング制御部34へ出力する。
画像認識再処理部37は、ビデオ分配制御部33からの要求に応じて画像メモリ32から入力された画像を区分機1の認識部15より高い精度で再処理し、すなわち十分な時間をかけて処理し、機械処理により宛先情報を自動認識してコード化する。
ビデオコーディング端末4…は、それぞれCRT等の画像表示部4aとキーボード等の入力部4bとを有する。各ビデオコーディング端末4…では、画像メモリ32から送信された画像が画像表示部4aを介して表示され、この表示されている画像の宛先情報に対応するコードをオペレータが入力部4bを介して入力するようになっている。この入力部4bを介して入力された宛先情報に対応するコードは画像番号とともに入出力制御部35に出力される。
以下、上述した区分機1で数種類のバルク郵便物を一括処理する場合における認識部15の動作について説明する。なお、ここでは、図2および図3に示すように郵便物の一方の面に宛先情報と差出人情報が記載されたバルク郵便物を処理する場合について説明する。
従来、バルク郵便物を処理する場合、宛先情報の認識率を向上させるため、図2に示すように、サンプルとなるバルク郵便物の画像を操作パネルで表示させ、宛先情報が記載されたエリアA1を予め指定する。そして、処理対象となる全てのバルク郵便物を区分機1に投入して順次供給し、認識部15にて、このエリアA1に限定して、各郵便物の宛先情報を認識する。これにより、指定したエリアA1以外の領域について認識処理が不要となり、認識処理に要する時間を短縮でき、認識結果の信頼性をも向上させることができる。
しかし、このような認識方法を採用すると、差出人が同じ1種類のバルク郵便物を処理することができるが、別の差出人による種類の異なるバルク郵便物を同時に処理することができない。つまり、種類の異なるバルク郵便物では、その宛先情報の記載フォーマットも異なるため、上記のように指定したエリアA1内に宛先情報が存在しない可能性が高い。このため、本実施の形態では、上述したように認識部15の記憶部15aに予め記憶した各バルク郵便物の記載フォーマットを差出人情報をキーとして読み出してこの記載フォーマットを利用して宛先情報を認識するようにした。
つまり、図4に示すように、認識処理が開始されると、認識部15は、一括投入されて搬送路上に取り出された各郵便物に対して、まず、スキャナ部11で読み取った画像から差出人情報を認識する。このとき、認識部15は、記憶部15に記憶されている複数の差出人情報のうち第1の差出人(差出人1)の差出人情報が記載されているエリアA2(図3参照)を検切りし、このエリアA2内の差出人情報が第1の差出人の情報として認識可能であるか否かを判断する(ステップ1)。なお、この第1の差出人は、本装置で最も処理頻度の高いバルク郵便物の差出人であることが望ましい。
ステップ1で第1の差出人の差出人情報が認識されると(ステップ1;YES)、認識部15は、当該郵便物が第1の差出人による郵便物であることを判断し、認識した差出人情報をキーとして記憶部15aに記憶されている記載フォーマットを読み出す。そして、認識部15は、この読み出した記載フォーマットを用いて上述した当該郵便物の画像から宛先情報を検切りし、当該郵便物の宛先を認識する(ステップ2;YES、ステップ3)。
このように、差出人情報により特定できる宛先情報の記載エリア(あた先エリア1)の範囲内だけを認識処理し、且つ差出人情報により特定できるフォーマットに基づいて認識処理することで、宛先情報の認識率を高めることができ、認識結果の信頼性をも高めることができる。
一方、ステップ2で読み出した記載フォーマットの記載エリアで当該郵便物の宛先情報が認識できなかった場合(ステップ2;NO)、当該郵便物をその差出人専用の区分口に区分し(ステップ4)、バッチ処理の後、同じ種類のバルク郵便物として処理する。このとき、例えば、従来のように、宛先情報の記載エリアを予め指定しておくことで、認識処理に要する時間をより短くでき、認識率を高めることができるとともに認識結果の信頼性を高めることができる。
また、ステップ1で第1の差出人の差出人情報として認識できなかった場合(ステップ1;NO)、認識部15は、別の差出人情報として第2の差出人の差出人情報を認識可能であるか否かを判断する(ステップ5)。この第2の差出人は、本装置で次に処理頻度の高いバルク郵便物の差出人であることが望ましい。なお、本実施の形態では、差出人1および差出人2の2種類の差出人情報を予め記憶部15aに記憶した場合について説明する。
ステップ5で第2の差出人の差出人情報が認識されると(ステップ5;YES)、認識部15は、当該郵便物が第2の差出人による郵便物であることを判断し、認識した差出人情報をキーとして記憶部15aに記憶されている記載フォーマットを読み出す。そして、認識部15は、この読み出した記載フォーマットを用いて上述した当該郵便物の画像から宛先情報を検切りし、当該郵便物の宛先を認識する(ステップ6;YES、ステップ7)。
一方、ステップ6で読み出した記載フォーマットの記載エリアで当該郵便物の宛先情報が認識できなかった場合(ステップ6;NO)、当該郵便物をその差出人2専用の区分口に区分し(ステップ8)、バッチ処理の後、同じ種類のバルク郵便物として処理する。
さらに、スキャナ部11で読み取った画像から認識した差出人情報が第1の差出人の差出人情報ではなく且つ第2の差出人の差出人情報でもない場合(ステップ5;NO)、認識部15は、当該郵便物に対して通常の認識処理を行なう(ステップ9)。通常認識処理では、スキャナ部11で読み取った画像の全てのエリアにある文字列を検切りして宛先情報が記載されているエリアを特定し、このエリアにある宛先情報を認識する。
以上のように、本実施の形態によると、まず、郵便物Pに記載されている差出人情報を認識して、この差出人情報をキーとして記憶部15aに予め記憶してある記載フォーマットを読み出し、この記載フォーマットを用いて宛先情報を認識するようにした。このため、異なる差出人による複数種類のバルク郵便物を一括して処理でき、宛先情報の認識率を高めることができるとともに、認識結果の信頼性をも高めることができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
例えば、上述した実施の形態では、認識部15の記憶部15aに2種類のバルク郵便物に関する記載フォーマットを予め記憶した場合について説明したが、これに限らず、3種類以上のバルク郵便物の記載フォーマットを記憶しておいても良い。
また、上述した実施の形態では、郵便物Pの一方の面に宛先情報と差出人情報が記載されている例について説明したが、郵便物の両面に宛先情報と差出人情報が記載されている場合であっても本発明を適用できる。この場合、スキャナ部11が郵便物Pの両面の画像を読み取るようにすればよい。
さらに、上述した実施の形態では、宛先情報を特定可能な特定情報として差出人情報を利用した場合について説明したが、これに限らず、差出人に特有のマークやロゴを宛先情報の特定に用いても良い。
この発明の実施の形態に係る郵便物処理装置の概略構成を示すブロック図。 宛先情報の記載エリアを指定した状態を示す図。 差出人情報の記載エリアを指定した状態を示す図。 図1の装置に組み込まれた認識部による処理動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…区分機、2…ビデオコーディングシステム、11…スキャナ部、14…区分部、15…認識部、15a…記憶部。

Claims (6)

  1. 宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物から上記宛先情報を読み取る宛先読取装置であって、
    上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶した記憶部と、
    郵便物の画像を読み取る読取部と、
    この読取部で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを上記記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識部と、
    を有することを特徴とする宛先読取装置。
  2. 上記特定情報は、差出人情報であることを特徴とする請求項1に記載の宛先読取装置。
  3. 宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物を供給する供給部と、
    上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶した記憶部と、
    上記供給部で供給された郵便物の画像を読み取る読取部と、
    この読取部で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを上記記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識部と、
    この認識部における認識結果に基づいて、上記供給部で供給された郵便物を区分する区分部と、
    を有することを特徴とする郵便物処理装置。
  4. 上記特定情報は、差出人情報であることを特徴とする請求項3に記載の郵便物処理装置。
  5. 宛先情報およびこの宛先情報の記載フォーマットを特定可能な特定情報が記載された郵便物から上記宛先情報を読み取る宛先読取方法であって、
    上記特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶部に記憶する記憶工程と、
    郵便物の画像を読み取る読取工程と、
    この読取工程で読み取った画像から上記特定情報を認識し、この特定情報に関連した宛先情報の記載フォーマットを記憶部から読み出して、この記載フォーマットを利用して当該郵便物の宛先情報を認識する認識工程と、
    を有することを特徴とする宛先読取方法。
  6. 上記特定情報は、差出人情報であることを特徴とする請求項5に記載の宛先読取方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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