JPH1015498A - 配達区分処理システム - Google Patents

配達区分処理システム

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JPH1015498A
JPH1015498A JP17037196A JP17037196A JPH1015498A JP H1015498 A JPH1015498 A JP H1015498A JP 17037196 A JP17037196 A JP 17037196A JP 17037196 A JP17037196 A JP 17037196A JP H1015498 A JPH1015498 A JP H1015498A
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JP
Japan
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bar code
barcode
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JP17037196A
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English (en)
Inventor
Takehisa Kato
岳久 加藤
Naoki Endo
直樹 遠藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】宛先情報に関するバーコードを読み取ることが
できない場合でも自動的に配達物を区分できる配達区分
処理システムを提供する。 【解決手段】集配側システムでは、配達物からOCR部
100で読み取った宛先情報に関するバーコードを配達
物上に印刷すると共に、OCR部100による宛先情報
の読み取り可否に関わらずID番号生成部103で生成
されたID番号に関するバーコードを配達物上に印刷
し、さらに読み取った宛先情報または入力部104を介
してオペレータにより入力された宛先情報とID番号と
を対応付けてデータベース109に登録する。配達側シ
ステムでは、配達物上に印刷された宛先情報に関するバ
ーコードとID番号に関するバーコードを読み取り、宛
先情報を読み取ることができなかった場合にはデータベ
ース109からID番号をキーとして宛先情報を検索
し、その宛先情報に基づいて配達物を区分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物などの配達
業務の効率化のために配達物を自動的に区分する配達区
分処理システムおよび配達区分処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、郵便番号制度の改善が検討されて
いる。具体的には、中央局で葉書や封書等の郵便物上の
新郵便番号(宛先地名情報)および住所表示番号(宛先
地番情報)等の宛先情報をOCRで読み取り、郵便物の
宛先表示面にこれらの情報を専用のバーコード体系を用
いて印字し、地方局や配達局ではこれらのバーコードを
読み取って郵便物の宛先別の仕分け等を自動化すること
により、業務の効率化を図ることが検討されている。
【0003】また、OCRで郵便物上の郵便番号・住所
表示番号を読み取れなかった場合は、処理日やバーコー
ドを印刷した機械の番号、処理の通し番号などの、郵便
物を特定するためのID番号を郵便物に印刷して、郵便
物の画像データをオペレータに提示し、オペレータのキ
ー入力により郵便番号・住所表示番号を入力するVCS
(Video Coding System) と呼ばれるシステムにより、配
達業務を効率化を図ることも検討されている。
【0004】しかし、郵便物上にバーコードを印刷する
と、バーコードが宛先などの重なりにより読み取れなく
なったり、誤って読み取ってしまうという問題がある。
前者の場合には、オペレータによる再読み取り作業を必
要とするため、業務の効率化の障害となり、また後者の
場合には誤配による郵便物の到着遅れという問題が発生
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、郵便
物などの配達物上に郵便番号や住所表示番号などの宛先
情報をバーコードとして印刷すると、そのバーコードが
宛先などの文字との重なりにより読み取れなかったり、
正しく読み取れなくなる場合があり、業務効率が低下し
たり、誤配が生じるという問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解消すべくな
されたもので、宛先情報に関するバーコードを読み取る
ことができない場合でも自動的に配達物を区分できる配
達区分処理システムおよび配達区分処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は郵便物などの配達物上にその配達物から読
み取られた宛先情報(例えば郵便物上の郵便番号や住所
表示番号)に関するバーコードを印刷すると共に、配達
物に固有のID番号に関するバーコードを併せて印刷
し、さらに読み取られた宛先情報とID番号とを対応付
けてデータベースに登録するか、またはデータとして転
送することによって、宛先情報に関するバーコードを読
み取ることができなかった場合でも、ID番号から宛先
情報を検索して配達物の区分ができるようにしたことを
特徴としている。
【0008】すなわち、本発明に係る配達区分処理方法
は、配達物を集配する集配側システムにおいて、読み取
り手段により配達物上の宛先情報を読み取り、この読み
取った宛先情報に関する第1のバーコードを配達物上に
印刷し、読み取り手段による宛先情報の読み取り可否に
関わらず配達物に固有のID番号に関するバーコードを
配達物上に印刷し、読み取り手段により読み取られた宛
先情報またはオペレータにより入力された宛先情報とI
D番号とを対応付けてデータベースに登録することを特
徴とする。
【0009】また、本発明に係る配達区分処理方法は、
集配側システムから転送されてきた配達物を配達区分処
理する配達側システムにおいて、配達物上に各々印刷さ
れた宛先情報に関する第1のバーコードおよび配達物上
に固有のID番号に関する第2のバーコードをそれぞれ
読み取り、宛先情報とID番号とを対応付けて登録した
データベースから第2のバーコードで示されるID番号
をキーとして宛先情報を検索し、第1のバーコードで示
される宛先情報または検索された宛先情報に基づいて配
達物を区分することを特徴とする。
【0010】本発明に係る配達区分処理システムは、配
達物を集配する集配側システムにおいて、配達物上の宛
先情報を読み取る宛先情報読み取り手段と、この宛先情
報読み取り手段により読み取られた宛先情報に関するバ
ーコードを配達物上に印刷する第1のバーコード印刷手
段と、宛先情報読み取り手段による宛先情報の読み取り
可否に関わらず配達物に固有のID番号に関するバーコ
ードを配達物上に印刷する第2のバーコード印刷手段
と、宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
またはオペレータにより入力された宛先情報とID番号
とを対応付けてデータベースに登録する登録手段とを有
する。
【0011】また、この集配側システムから転送されて
きた配達物を配達区分処理する配達側システムにおい
て、配達物上に印刷された宛先情報に関するバーコード
を読み取る第1のバーコード読み取り手段と、配達物上
に印刷された該配達物に固有のID番号に関するバーコ
ードを読み取る第2のバーコード読み取り手段と、宛先
情報とID番号とを対応付けて登録したデータベースか
ら第2のバーコード読み取り手段により読み取られたバ
ーコードで示されるID番号をキーとして宛先情報を検
索する検索手段と、第1のバーコード読み取り手段によ
り読み取られたバーコードで示される宛先情報または検
索手段により検索された宛先情報に基づいて配達物を区
分する区分処理手段とを有する。
【0012】ここで、区分処理手段は例えば第1のバー
コード読み取り手段が宛先情報に関するバーコードを読
み取ることができた場合には、読み取られたバーコード
で示される宛先情報に基づいて配達物を区分し、宛先情
報に関するバーコードを読み取ることができなかった場
合には、検索手段により検索された宛先情報に基づいて
配達物を区分する。
【0013】この配達区分処理システムでは、集配側シ
ステムにおいて宛先情報の読み取り可否に関わらずID
番号に関するバーコードを配達物上に印刷すると共に、
宛先情報またはオペレータにより入力された宛先情報と
ID番号とを対応付けてデータベースに登録し、配達側
システムにおいてはデータベースからID番号をキーと
して宛先情報を検索し、配達物から読み取られたバーコ
ードで示される宛先情報または検索手段により検索され
た宛先情報に基づいて配達物を区分することにより、宛
先情報に関するバーコードを読み取ることができない場
合でも、データベースから検索した宛先情報を用いて配
達物の区分を行うことが可能となる。
【0014】また、本発明は集配局で集配した配達物を
配達局へ転送し、配達局で配達物を区分する配達区分処
理システムにおいて、集配局は、配達物上の宛先情報を
読み取る宛先情報読み取り手段と、この宛先情報読み取
り手段により読み取られた宛先情報に関するバーコード
を配達物上に印刷する第1のバーコード印刷手段と、宛
先情報読み取り手段による宛先情報の読み取り可否に関
わらず配達物に固有のID番号に関するバーコードを前
記配達物上に印刷する第2のバーコード印刷手段と、宛
先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報または
オペレータにより入力された宛先情報とID番号とを対
応付けて配達局へ転送する転送手段とを備え、配達局
は、集配局から転送されてきた配達物上に印刷された宛
先情報に関するバーコードを読み取る第1のバーコード
読み取り手段と、配達物上に印刷された該配達物に固有
のID番号に関するバーコードを読み取る第2のバーコ
ード読み取り手段と、集配局から転送されてきた宛先情
報とID番号とから第2のバーコード読み取り手段によ
り読み取られたバーコードで示されるID番号に対応す
る宛先情報を検索する検索手段と、第1のバーコード読
み取り手段により読み取られたバーコードで示される宛
先情報または検索手段により検索された宛先情報に基づ
いて配達物を区分する区分処理手段とを有する。
【0015】この配達区分処理システムでは、集配側シ
ステムにおいて宛先情報の読み取り可否に関わらずID
番号に関するバーコードを配達物上に印刷すると共に、
宛先情報またはオペレータにより入力された宛先情報と
ID番号とを対応付けて配達局へ転送し、配達側システ
ムにおいては転送されてきた宛先情報とID番号とか
ら、配達物から読み取られたID番号をキーとして宛先
情報を検索し、配達物から読み取られたバーコードで示
される宛先情報または検索手段により検索された宛先情
報に基づいて配達物を区分する。従って上記と同様に、
宛先情報に関するバーコードを読み取ることができない
場合でも、データベースから検索した宛先情報を用いて
配達物の区分を行うことが可能となる。
【0016】区分処理手段は、第1のバーコード読み取
り手段が宛先情報に関するバーコードを読み取ることが
できた場合には、このバーコードで示される宛先情報を
検索手段により検索された宛先情報と比較照合して、一
致したときは該宛先情報に基づいて配達物を区分し、宛
先情報に関するバーコードを読み取ることができなかっ
た場合、または比較照合の結果が不一致のときには、検
索手段により検索された宛先情報に基づいて配達物を区
分するようにしてもよい。
【0017】このようにすると、宛先情報に関するバー
コードを読み取ることができた場合でも、復号された宛
先情報を検索された宛先情報と一致しているかどうかを
判定して正誤を確認するため、誤った区分を行う可能性
が減少する。
【0018】集配局から配達局へ宛先情報およびID番
号を転送する際には、読み取られた宛先情報またはオペ
レータにより入力された宛先情報とID番号とを対応付
けてネットワークを介して転送してもよいし、宛先情報
とID番号とを対応付けて記録した記録媒体を配達物と
共に転送してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態が対象とする将
来の郵便番号制度下の郵便物の例を示す図である。同図
において、葉書、封書、小包などの郵便物10の郵便番
号・住所表示番号記入欄11には、差出人により宛先地
名情報を表わす郵便番号・住所表示番号が記入される。
これらの郵便番号・住所表示番号は、東京などの大都市
を例にとると、宛先の地名を現行郵便番号の区単位より
さらに細分化した町単位までを識別する番号であり、7
桁の文字(数字)によって表現されている。ここで、住
所表示番号は町名より下の「丁」、「番地」「号」を表
し、図の例では“123456”である。
【0020】一方、宛先記入欄12には差出人によって
宛先住所および宛名が記入されるとともに、宛先記入欄
12の右寄りの位置に郵便番号を表わす郵便番号情報バ
ーコード部13aおよび郵便番号パリティバーコード部
13b(以下、これらを総称して郵便番号バーコード印
刷領域13という)と、宛先地番(丁目、番、号)を表
わす住所表示番号情報バーコード部14aおよび住所表
示番号パリティバーコード部14b(以下、これらを総
称して住所表示番号バーコード印刷領域14という)が
設けられている。郵便番号情報バーコードと郵便番号パ
リティバーコードを合わせて郵便番号バーコードと呼
び、住所表示番号情報バーコードと住所表示番号パリテ
ィバーコードを合わせて住所表示番号バーコードと呼
ぶ。また、郵便番号バーコード印刷領域13の前後には
スタートバー15とストップバー16が設けられ、住所
表示番号バーコード印刷領域14の前後にもスタートバ
ー17とストップバー18が設けられている。
【0021】さらに、郵便物10の宛先記入欄12の郵
便番号バーコード印刷領域13および住所表示番号バー
コード印刷領域14より内側に、ID番号情報バーコー
ド部19aおよびID番号パリティバーコード部19b
(以下、これらを総称してID番号バーコード印刷領域
19という)が設けられている。ID番号情報バーコー
ドとID番号パリティバーコードを合わせてID番号バ
ーコードと呼ぶ。このID番号バーコード印刷領域19
の前後にも、スタートバー20とストップバー21が設
けられている。
【0022】本実施形態に係る配達区分処理システム
は、集配した郵便物10上にバーコードを印刷しかつデ
ータベースに登録を行う集配側システムと、この集配側
システムから転送されてきた郵便物10上のバーコード
を読み取り、データベースを参照して配達区分処理を行
う配達側システムとからなる。集配側システムと配達側
システムは、中央局のような同一の局内に設置されてい
てもよいし、集配局と配達局にそれぞれ設置されていて
もよい。以下、これらの各システムについて説明する。
【0023】図2は、本実施形態に係る集配側システム
の要部の構成を示すブロック図である。同図において、
OCR部(光学的文字読取装置)100は画像読取部1
01と文字認識部102からなる。画像読取部101
は、図1に示した郵便物10上の郵便番号・住所表示番
号記入欄11に記入された郵便番号・住所表示番号と、
宛先記入欄12に記入された宛先住所および宛名をスキ
ャナで読み取って、画像データとして出力する。これら
の画像データは、文字認識部102において周知の手書
き文字認識処理により認識され、文字情報(文字コー
ド)として出力される。
【0024】ID番号生成部103は、従来では郵便物
上の郵便番号・住所表示番号を読み取ることができなか
った場合にのみID番号を生成して出力するが、本発明
ではOCR部100による郵便物10上の郵便番号・住
所表示番号の読み取り可否に関わらず、常にその郵便物
の処理日やバーコードを印刷した機械の番号、処理の通
し番号などの郵便物に固有のID番号を生成して出力す
る。
【0025】入力部104は、オペレータが表示部11
0上に画像として表示された宛先の住所を見て郵便番号
と住所表示番号をキー入力したり、さらにはID番号を
手動で入力したりするためのものである。
【0026】OCR部100で得られた郵便番号・住所
表示番号の文字コードと、ID番号発生部103で発生
されたID番号または入力部104によって入力された
ID番号は、バーコード符号化部105によって誤り訂
正符号化された後、バーコード情報に変換される。バー
コード符号化部105から出力される郵便番号のバーコ
ード情報と、住所表示番号のバーコード情報およびID
番号のバーコード情報は、バーコード印字出力部106
によって図1の郵便物10上の郵便番号バーコード印刷
領域13、住所表示番号バーコード印刷領域14および
ID番号バーコード印刷領域19に、例えば蛍光インク
または透明インクによりバーコードとして印刷される。
【0027】バッファ107は、画像読取部101で読
み取られた画像データを一時記憶する。このバッファ1
07に記憶された画像データはディスプレイ108に転
送され、少なくとも宛先記入欄12に記入された住所が
画像として表示される。
【0028】さらに、本実施形態ではデータベース10
9が設けられている。このデータベース109は、宛先
情報、すなわちOCR部100で得られた郵便番号・住
所表示番号または入力部104を介してオペレータによ
り入力された郵便番号・住所表示番号と、ID番号生成
部103で生成されたID番号または入力部104を介
してオペレータにより入力されたID番号とを対応付け
てテーブルとして登録するものである。
【0029】データベース109は、集配側システムと
配達側システムが同一局内(例えば中央局など)にある
場合は、その局内に設置される。また、集配側システム
と配達側システムが集配局と配達局にそれぞれ別れて設
置されている場合には、データベース109を集配局に
設置し、配達局へデータベース109の内容をネットワ
ークを介して伝送してもよいし、データベース109を
中央局その他の特定個所に設置し、集配局および配達局
がネットワークを介して登録・検索を行うようにしても
よい。
【0030】図3に、図2中のバーコード符号化部10
5の構成を示す。このバーコード符号化部105は文字
/シンボル変換部201、リードソロモン符号化部20
2、シンボル/バーコード変換部203およびスタート
/ストップコード付加部204からなる。文字/シンボ
ル変換部201は、図2中のOCR部100から入力さ
れた文字コードを文字単位に所定の規則に従って、複数
の情報シンボルの組み合わせにより表現して出力するも
のである。この文字/シンボル変換部201から出力さ
れる情報シンボルはリードソロモン符号化部202に入
力され、誤り訂正符号化の一種であるリードソロモン符
号化が行われることにより、パリティシンボルが付加さ
れたシンボル系列として出力される。リードソロモン符
号の符号化および復号化については、電子情報通信学会
編、「符号理論」、今井秀樹著に詳しい。
【0031】リードソロモン符号化されたシンボルは、
シンボル/バーコード変換部203に入力され、所定の
規則に従って郵便物上に印刷されるバーコードのパター
ンに変換される。このバーコードのパターンはスタート
/ストップコード付加部204に入力され、バーコード
の始まりと終わりを示す特定パターンのスタートバーと
ストップバーの情報が付加されることにより、印刷用の
最終的なバーコードパターンとされた後、図2中の印字
出力部106に送出される。
【0032】図4は、本実施形態に係る配達側システム
の要部の構成を示すブロック図である。バーコード読取
部301は、集配側システムから転送されてきた配達物
10上に印刷されているバーコードをスキャナで読み取
ってバーコード情報を出力する。このバーコード情報は
バーコード復号化部302に入力され、元の文字情報が
復号される。この復号結果は、区分処理制御部303に
入力される。区分処理制御部303は、バーコード復号
化部302により復号された郵便番号・住所表示番号と
ID番号を受け取り、さらにデータベース109を参照
して配達物10の宛先を認識し、これに基づいて区分機
304を制御する。これにより区分機304で配達物1
0の区分が行われる。
【0033】図5に、本実施形態で用いるバーコード体
系を示す。図5(a)に示すバーコードは、最大4本の
バーで16個の状態を表現するものとする。すなわち、
各々のバーの有無によって2個の状態を表すことができ
るので、バーコード全体としては2×2×2×2=16
個の状態を表すことができる。図5(b)に示すバーコ
ードは、最大6本のバーで64個の状態を表現するもの
とする。すなわち、各々のバーの有無によって2個の状
態を表すことができるので、バーコード全体としては2
×2×2×2×2×2=64個の状態を表すことができ
る。本実施形態では、その64個のうち、16個を使用
する。図5(c)に示すバーコードは、最大5本のバー
で32個の状態を表現するものとする。すなわち、各々
のバーの有無によって2個の状態を表すことができるの
で、バーコード全体としては2×2×2×2×2=32
個の状態を表すことができる。
【0034】図3中のリードソロモン符号化部202
は、本実施形態ではGF(24 )上のガロア体を用いて
符号化を行う。この符号化によって得られるリードソロ
モン符号の1シンボルは、図5(a)の場合、4ビット
で表わされる。従って、2本のバーで1シンボルを表現
することができる。4ビットのビットパターンは、“0
000”から“1111”まで16通りあるが、これら
のうち“0000”を除いた15通りについてバーコー
ドを割り付ける。
【0035】図5(b)の場合、リードソロモン符号の
1シンボルは6ビットで表わされ、3本のバーで1シン
ボルを表現する。6ビットのビットパターンは、“00
0000”から“111111”まで64通りあるが、
これらのうち15通りについてバーコードを割り付け
る。
【0036】図5(c)の場合、リードソロモン符号の
1シンボルは5ビットで表現され、5本のバーで1シン
ボルを表現する。5ビットのビットパターンは、“00
000”から“11111”まで32通りあるが、これ
らのうち3本をバー有りとするパターンの10通りにつ
いてバーコードを割り付ける。
【0037】図5(d)の場合、リードソロモン符号の
1シンボルは5ビットで表現され、5本のバーで1シン
ボルを表現する。5ビットのビットパターンは、“00
000”から“11111”まで32通りあるが、これ
らのうち15通りについてバーコードを割り付ける。
【0038】なお、本実施形態では印刷されるバーの最
大本数は80本であるとする。また、ID番号では数字
のみを扱う。従って、“0”〜“9”までが情報シンボ
ルとして扱われる。
【0039】図6(a)(b)(c)(d)に、図5
(a)(b)(c)(d)にそれぞれ対応したバーコー
ドの印刷例を示す。図6(a)(b)では、スタートバ
ーおよびストップバーで1本ずつ用いているため、印刷
できるシンボル数は図5(a)の場合で最大39シンボ
ル、図5(b)の場合で最大26シンボルとなる。図5
(c)(d)の場合、各シンボルバーコード毎にストッ
プバーが付加されるため、1つのシンボルは6本のバー
コードで表現される。従って、図5(c)(d)の場合
には、最大13シンボルが印刷できる。
【0040】図5(a)の場合には、郵便番号は符号長
13、最小ハミング距離7の(13,7,7)リードソ
ロモン符号化を行い、住所表示番号は符号長21、最小
ハミング距離9の(21,13,9)リードソロモン符
号化を行うとする。
【0041】図5(b)の場合には、郵便番号は符号長
9、最小ハミング距離3の(9,7,3)リードソロモ
ン符号化を行い、住所表示番号は符号長17、最小ハミ
ング距離5の(17,13,5)リードソロモン符号化
を行うものとする。
【0042】図5(c)の場合には、チェックサムによ
るチェックディジットが1シンボル付加される(12,
11,2)チェックサム符号化が行われるとする。図5
(d)の場合には、符号長13、最小ハミング距離3の
(13,11,3)リードソロモン符号化を行うものと
する。
【0043】以後、郵便番号・住所表示番号のバーコー
ドを局内バーコード、ID番号のバーコードをID番号
バーコードとそれぞれ呼ぶ。また、図5(a)のバーコ
ードを4S2B、図5(b)のバーコードを4S3Bと
それぞれ呼ぶ。さらに、図5(c)のバーコードを3 o
ut of 5と呼び、図5(d)のバーコードをBNB(Bar
No Bar:バーノーバー)と呼ぶ。
【0044】次に、図7に示すフローチャートを用い
て、図2に示した集配側システムの処理手順を説明す
る。まず、集配された郵便物10に固有のID番号、例
えば処理日やバーコード印刷機械の番号、処理の通し番
号などがID番号生成部103で生成される(ステップ
S101)。次いで、このID番号がバーコード符号化
部105に送られ、誤り訂正符号化された後、バーコー
ド情報に変換される(ステップS102)。そして、こ
のバーコード情報に基づいて、バーコード印字出力部1
06により郵便物10のID番号バーコード印刷領域1
9にID番号バーコードが印刷される(ステップS10
3)。
【0045】次に、郵便物10上の情報(郵便番号、住
所表示番号、宛先、宛名)が画像読取部101により画
像として読み取られる(ステップS104。こうして読
み取られた情報のうち、宛先情報(郵便番号・住所表示
番号)については、さらに文字認識部102で文字認識
が行われる(ステップS105)。ステップS104で
読み取られた情報は、バッファ107に一時蓄えられ
る。ステップS105の文字認識の後、認識結果とバッ
ファ107に蓄えられた情報がディスプレイ108上に
画像として表示される(ステップS106)。
【0046】次に、ステップS108で郵便物10上の
宛先情報である郵便番号・住所表示番号が正しく読み取
られたか否かがステップS105の文字認識結果に基づ
いて判定され(ステップS107)、正しく読み取られ
た場合はステップS108とステップS111に進む。
【0047】ステップ108では、ステップS104〜
S105で読み取られた郵便番号・住所表示番号がバー
コード符号化部106により誤り訂正符号化され、さら
にバーコード情報に変換される。そして、このバーコー
ド情報に基づいて、局内バーコード(郵便番号バーコー
ドおよび住所表示番号バーコード)が郵便番号バーコー
ド印刷領域13および住所表示番号バーコード印刷領域
14上にバーコード印字出力部106で印刷される(ス
テップS109)。
【0048】また、ステップS111では、ステップS
104〜S105で読み取られた郵便番号・住所表示番
号がステップS101で生成されたID番号と対応付け
られてデータベース109に登録される。
【0049】一方、ステップS107において宛先情報
である郵便番号・住所表示番号が正しく読み取れなかっ
た場合には、オペレータによって宛先情報である郵便番
号・住所表示番号が入力部104を介してキー入力され
る(ステップS110)。この場合、オペレータはステ
ップS106でディスプレイ108に表示されている画
像読取部101で読み取られた画像中の宛先住所を確認
し、それに基づき郵便番号・住所表示番号の入力を行う
ことになる。このようにしてオペレータにより入力され
た郵便番号・住所表示番号は、ステップS101で生成
されたID番号と対応付けられてデータベース109に
登録される(ステップS111)。
【0050】以上のように集配側システムでは、郵便物
10上の宛先情報である郵便番号・住所表示番号をOC
R部100が読み取ることができた場合には、郵便物1
0上に局内バーコードが印刷され、さらにOCR部10
0による郵便番号およば住所表示番号の読み取り可否に
関わらず、郵便物10上にその郵便物に固有のID番号
を示すID番号バーコードが印刷される。
【0051】一方、データベース109には、OCR部
100が郵便番号・住所表示番号を読み取ることができ
た場合は、OCR部100で読み取られた郵便番号・住
所表示番号、またOCR部100が郵便番号・住所表示
番号を読み取ることができなかった場合は、オペレータ
によりキー入力された郵便番号・住所表示番号がそれぞ
れID番号と対応付けられて登録される。従って、後述
するように配達側システムではデータベース109から
ID番号をキーとして郵便物10の郵便番号と住所表示
番号を検索することができる。
【0052】次に、図8に示すフローチャートを用い
て、図4に示した配達側システムの処理手順を説明す
る。まず、集配側システムから配達側システムに転送さ
れてきた郵便物10は、バーコード読取部301によっ
てID番号バーコードが読み取られ(ステップS20
1)、さらに読み取られたID番号バーコードからバー
コード復号化部302によりID番号が復号される(ス
テップS202)。復号されたID番号は、区分処理部
303に入力される。区分処理部303は、復号された
ID番号をキーとしてデータベース109から郵便番号
・住所表示番号を検索する(ステップS203)。
【0053】次に、郵便物10上に局内バーコード(郵
便番号バーコードおよび住所表示番号バーコード)が印
刷されているかが判定され(ステップS204)、局内
バーコードが印刷されていれば、それがバーコード読取
部301で読み取られ(ステップS205)、さらに読
み取られた局内バーコードから郵便番号・住所表示番号
復号がされる(ステップS206)。ここで、ステップ
S206で郵便番号・住所表示番号が正しく復号された
かどうかが判定され(ステップS207)、正しく復号
されていれば、復号された郵便番号・住所表示番号と、
ステップS203で検索された郵便番号・住所表示番号
とが一致しているかどうかがさらに判定される(ステッ
プS208)。この判定の結果、復号された郵便番号・
住所表示番号と検索された郵便番号・住所表示番号とが
一致していれば、復号された郵便番号・住所表示番号を
用いて郵便物10が区分機304で区分される(ステッ
プS209)。
【0054】一方、ステップS204で局内バーコード
が印刷されていないと判定された場合、またはステップ
S207で局内バーコードから郵便番号・住所表示番号
が正しく復号されていないと判定された場合、またはス
テップS208で復号された郵便番号・住所表示番号と
検索された郵便番号・住所表示番号とが不一致と判定さ
れた場合には、ステップS203でデータベース109
から検索された郵便番号・住所表示番号を用いて郵便物
10が区分機304で区分される(ステップS21
0)。
【0055】このように本実施形態では、データベース
109に登録された郵便物10に固有のID番号と郵便
番号・住所表示番号との対応関係を利用することによ
り、局内バーコードを読み取ることができない場合、す
なわち局内バーコードから郵便番号・住所表示番号が正
しく復号されない場合でも、郵便物10を区分すること
が可能となる。
【0056】また、本実施形態では局内バーコードを読
み取ることができた場合でも、復号された郵便番号・住
所表示番号をデータベース109から検索された郵便番
号・住所表示番号と一致しているかどうかを判定して正
誤を確認するため、誤った区分を行う可能性を減らすこ
とが可能となる。
【0057】(第2の実施形態)次に、図9に示すよう
に集配局31と配達局32とが異なる場合について配達
区分を行う場合に適した実施形態について説明する。図
9は、集配局31に集められた郵便物10上に、集配局
31でID番号バーコードおよび局内コードが印字され
て配達局32へ配達され、配達局32で郵便部10の区
分が行われて配達される。
【0058】図10に、本実施形態に係る配達区分処理
システムの概略構成を示す。集配局31は、第1の実施
形態で説明した集配側システムとデータベースを除いて
ほぼ同一構成のシステムを有し、第1の実施形態と同様
に郵便物10上の郵便番号・住所表示番号と郵便物10
に固有のID番号のデータが得られ、これらが対応付け
られてメモリ41に蓄積される。このメモリ41から読
み出されたデータは、複数の配達局32a〜32nのう
ち郵便物10が転送される配達局に通信ネットワーク4
3を介して転送される。
【0059】配達局32a〜32nは、第1の実施形態
で説明した配達側システムとほぼ同一構成のシステムを
有する。配達局32a〜32nに集配局31から通信ネ
ットワークを介して転送されてきた郵便番号・住所表示
番号とID番号のデータは、メモリ42a〜42nにそ
れぞれ蓄積される。
【0060】郵便物10は上述したように所定の配達局
(例えば32aとする)へ転送されるが、郵便番号・住
所表示番号とID番号のデータよりも早くその配達局3
2aへ届くことはない。配達局32aは、集配局31か
らネットワーク43を介して伝送されたきたデータをメ
モリ42aから読み出し、これを基に集配局31から転
送されてきた郵便物10に対して第1の実施形態と同様
の手順により区分処理を行う。
【0061】上記の説明では、集配局から郵便番号・住
所表示番号とID番号のデータを通信ネットワーク43
を介して転送したが、そのデータを例えば磁気ディス
ク、光ディスクなどの記録媒体に記録し、郵便物10と
共に配達局へ転送するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればI
D番号からデータベース検索される郵便番号・住所表示
番号を用いて配達区分を行うため、郵便番号・住所表示
番号がOCRなどで読み取れた場合には、郵便物上に印
刷されたバーコードが読み取れず配達区分が不可能とな
ったとしても、区分が可能となる。また、OCRなどで
郵便番号や住所表示番号を読み取ることができなかった
場合でも、VCSによるキー入力によりデータベースに
はその郵便番号・住所表示番号が蓄積され、配達区分が
可能となる。
【0063】また、集配局と配達局とが異なる場合で
も、集配局から配達局へ送られるID番号バーコードと
郵便番号・住所表示番号バーコードが印字された郵便物
のデータを、ネットワークを介して配達局へ伝送する。
配達局では、伝送されたデータをもとに、集配局から送
られた郵便物の配達区分を行う。これにより、配達局で
も集配局と同じように郵便番号や住所表示番号という住
所情報が文字認識において失敗したとしても、ID番号
からデータベース検索することにより配達区分が可能と
なる。
【0064】このように、データベースを活用すること
により、区分不可能な配達物の発生を低減し、かつ区分
不可能な郵便物の区分にかかる人件費を低減することが
可能となる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば配
達物上の郵便番号・住所表示番号などの宛先情報と配達
物に固有のID番号との対応関係をデータベースに登録
しておくか、または集配側から配達側へデータとして転
送し、配達側では配達物上の宛先情報に関するバーコー
ドを読み取ることができなかった場合でも、データベー
スまたは転送されてきたデータからID番号をキーとし
て検索した宛先情報を用いて配達物の区分を行うことが
できる。
【0066】また、宛先情報に関するバーコードを読み
取ることができた場合でも、その宛先情報をデータベー
スまたは転送されてきたデータから検索された宛先情報
と一致しているかどうかを判定して正誤を確認し、一致
している場合のみその宛先情報を用いて配達物の区分を
行うようにすれば、誤った区分を行う可能性を減らすこ
とができる。
【0067】このように本発明によると、自動的に配達
区分を行うことが不可能な配達物の発生を低減し、かつ
自動区分不可能な配達物の区分を手作業で行うのにかか
る人件費を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る郵便物の例を示す図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る配達区分処理シ
ステムの集配側システムの構成を示すブロック図
【図3】図2におけるバーコード符号化部の構成を示す
ブロック図
【図4】同実施形態に係る配達区分処理システムの配達
側システムの構成を示すブロック図
【図5】同実施形態におけるバーコードの形状および割
り付けを示す図
【図6】バーコードの符号構成を示す図
【図7】同実施形態における集配側システムにおける配
達区分の処理手順を示すフローチャート
【図8】同実施形態における配達側システムにおける配
達区分の処理手順を示すフローチャート
【図9】本発明の第2の実施形態に係る配達区分処理シ
ステムが適用される郵便システムの概略図
【図10】同実施形態に係る配達区分処理システムの概
略構成を説明するための図
【符号の説明】
10…郵便物 11…郵便番号・住所表示番号記入欄 12…宛先記入欄 13…郵便番号バーコード印刷領域 14…住所表示番号バーコード印刷領域 19…ID番号バーコード印刷領域 31…集配局 32,32a〜32n…配達局 41,42a〜42n…メモリ 100…OCR部 101…画像読取部 102…文字認識部 103…ID番号生成部 104…入力部 105…バーコード符号化部 106…バーコード印字出力部 107…バッファ 108…ディスプレイ 109…データベース 201…文字/シンボル変換部 202…リードソロモン符号化部 203…シンボル/バーコード変換部 204…スタート/ストップコード付加部 301…バーコード読取部 302…バーコード復号化部 303…区分処理制御部 304…区分機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達物上の宛先情報を読み取る宛先情報読
    み取り手段と、 この宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    に関するバーコードを前記配達物上に印刷する第1のバ
    ーコード印刷手段と、 前記宛先情報読み取り手段による宛先情報の読み取り可
    否に関わらず前記配達物に固有のID番号に関するバー
    コードを前記配達物上に印刷する第2のバーコード印刷
    手段と、 前記宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    またはオペレータにより入力された宛先情報と前記ID
    番号とを対応付けてデータベースに登録する登録手段と
    を備えたことを特徴とする配達区分処理システム。
  2. 【請求項2】配達物上に印刷された宛先情報に関するバ
    ーコードを読み取る第1のバーコード読み取り手段と、 前記配達物上に印刷された該配達物に固有のID番号に
    関するバーコードを読み取る第2のバーコード読み取り
    手段と、 宛先情報とID番号とを対応付けて登録したデータベー
    スから前記第2のバーコード読み取り手段により読み取
    られたバーコードで示されるID番号をキーとして宛先
    情報を検索する検索手段と、 前記第1のバーコード読み取り手段により読み取られた
    バーコードで示される宛先情報または前記検索手段によ
    り検索された宛先情報に基づいて前記配達物を区分する
    区分処理手段とを備えたことを特徴とする配達区分処理
    システム。
  3. 【請求項3】配達物上の宛先情報を読み取る宛先情報読
    み取り手段と、 この宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    に関するバーコードを前記配達物上に印刷する第1のバ
    ーコード印刷手段と、 前記宛先情報読み取り手段による宛先情報の読み取り可
    否に関わらず前記配達物に固有のID番号に関するバー
    コードを前記配達物上に印刷する第2のバーコード印刷
    手段と、 前記宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    またはオペレータにより入力された宛先情報と前記ID
    番号とを対応付けて前記データベースに登録する登録手
    段と、 前記配達物上に印刷された宛先情報に関するバーコード
    を読み取る第1のバーコード読み取り手段と、 前記配達物上に印刷された該配達物に固有のID番号に
    関するバーコードを読み取る第2のバーコード読み取り
    手段と、 宛先情報とID番号とを対応付けて登録したデータベー
    スから前記第2のバーコード読み取り手段により読み取
    られたバーコードで示されるID番号をキーとして宛先
    情報を検索する検索手段と、 前記第1のバーコード読み取り手段により読み取られた
    バーコードで示される宛先情報または前記検索手段によ
    り検索された宛先情報に基づいて前記配達物を区分する
    区分処理手段とを備えたことを特徴とする配達区分処理
    システム。
  4. 【請求項4】集配局で集配した配達物を配達局へ転送
    し、配達局で配達物を区分する配達区分処理システムに
    おいて、 前記集配局は、 配達物上の宛先情報を読み取る宛先情報読み取り手段
    と、 この宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    に関するバーコードを前記配達物上に印刷する第1のバ
    ーコード印刷手段と、 前記宛先情報読み取り手段による宛先情報の読み取り可
    否に関わらず前記配達物に固有のID番号に関するバー
    コードを前記配達物上に印刷する第2のバーコード印刷
    手段と、 前記宛先情報読み取り手段により読み取られた宛先情報
    またはオペレータにより入力された宛先情報と前記ID
    番号とを対応付けて前記配達局へ転送する転送手段とを
    備え、 前記配達局は、 前記集配局から転送されてきた配達物上に印刷された宛
    先情報に関するバーコードを読み取る第1のバーコード
    読み取り手段と、 前記配達物上に印刷された該配達物に固有のID番号に
    関するバーコードを読み取る第2のバーコード読み取り
    手段と、 前記集配局から転送されてきた前記宛先情報とID番号
    とから前記第2のバーコード読み取り手段により読み取
    られたバーコードで示されるID番号に対応する宛先情
    報を検索する検索手段と、 前記第1のバーコード読み取り手段により読み取られた
    バーコードで示される宛先情報または前記検索手段によ
    り検索された宛先情報に基づいて前記配達物を区分する
    区分処理手段とを備えたことを特徴とする配達区分処理
    システム。
  5. 【請求項5】前記区分処理手段は、前記第1のバーコー
    ド読み取り手段がバーコードを読み取ることができた場
    合には、該第1のバーコード読み取り手段により読み取
    られたバーコードで示される宛先情報に基づいて前記配
    達物を区分し、前記第1のバーコード読み取り手段がバ
    ーコードを読み取ることができなかった場合には、前記
    検索手段により検索された宛先情報に基づいて前記配達
    物を区分することを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    1項に記載の配達区分処理システム。
  6. 【請求項6】前記区分処理手段は、前記第1のバーコー
    ド読み取り手段がバーコードを読み取ることができた場
    合には、該第1のバーコード読み取り手段により読み取
    られたバーコードで示される宛先情報を前記検索手段に
    より検索された宛先情報と比較照合して、一致したとき
    は該宛先情報に基づいて前記配達物を区分し、前記第1
    のバーコード読み取り手段がバーコードを読み取ること
    ができなかった場合、または前記比較照合の結果が不一
    致のときには、前記検索手段により検索された宛先情報
    に基づいて前記配達物を区分することを特徴とする請求
    項2〜4のいずれか1項に記載の配達区分処理システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記転送手段は、前記宛先情報読み取り手
    段により読み取られた宛先情報またはオペレータにより
    入力された宛先情報と前記ID番号とを対応付けてネッ
    トワークを介して前記配達局へ転送することを特徴とす
    る請求項4に記載の配達区分処理システム。
  8. 【請求項8】前記転送手段は、前記宛先情報読み取り手
    段により読み取られた宛先情報またはオペレータにより
    入力された宛先情報と前記ID番号とを対応付けて記録
    した記録媒体を前記配達物と共に前記配達局へ転送する
    ことを特徴とする請求項4に記載の配達区分処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】読み取り手段により配達物上の宛先情報を
    読み取り、この読み取った宛先情報に関する第1のバー
    コードを前記配達物上に印刷し、前記読み取り手段によ
    る宛先情報の読み取り可否に関わらず前記配達物に固有
    のID番号に関するバーコードを前記配達物上に印刷
    し、前記読み取り手段により読み取られた宛先情報また
    はオペレータにより入力された宛先情報と前記ID番号
    とを対応付けてデータベースに登録することを特徴とす
    る配達区分処理方法。
  10. 【請求項10】配達物上に各々印刷された宛先情報に関
    する第1のバーコードおよび前記配達物上に固有のID
    番号に関する第2のバーコードをそれぞれ読み取り、宛
    先情報とID番号とを対応付けて登録したデータベース
    から前記第2のバーコードで示されるID番号をキーと
    して宛先情報を検索し、前記第1のバーコードで示され
    る宛先情報または前記検索された宛先情報に基づいて前
    記配達物を区分することを特徴とする配達区分処理方
    法。
JP17037196A 1996-06-28 1996-06-28 配達区分処理システム Pending JPH1015498A (ja)

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JP17037196A JPH1015498A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 配達区分処理システム

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ID=15903702

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JP (1) JPH1015498A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6616045B2 (en) 2000-05-16 2003-09-09 Neorex Co., Ltd. Transfer processing system for bar code data
JP2020131534A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6616045B2 (en) 2000-05-16 2003-09-09 Neorex Co., Ltd. Transfer processing system for bar code data
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