JPH09254068A - 吸着パッド - Google Patents

吸着パッド

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Publication number
JPH09254068A
JPH09254068A JP8068398A JP6839896A JPH09254068A JP H09254068 A JPH09254068 A JP H09254068A JP 8068398 A JP8068398 A JP 8068398A JP 6839896 A JP6839896 A JP 6839896A JP H09254068 A JPH09254068 A JP H09254068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
suction
sponge
suction hole
vacuum suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8068398A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Inai
覚 井内
Shinji Sugita
真治 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8068398A priority Critical patent/JPH09254068A/ja
Publication of JPH09254068A publication Critical patent/JPH09254068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の凹凸面を吸着するのに適した吸着
パッドを提供する。 【解決手段】 弾性のあるスポンジパッド18の内面に
樹脂または金属製の補強部材21を内設して電子部品3
を吸着したときにスポンジパッド18の吸着面22が部
品3の凹凸にならい真空がリークせず、また補強部材2
1によりスポンジパッド18がつぶれてしまうことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を真空吸
引して吸着する吸着パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】この種吸着パッドでは、従来吸着パッド
で電子部品の凹凸面(例えばBGAと呼ばれる電子部品
は基板との接合面に多数の電極である突状のバンプが形
成されている。)を吸着する場合には、スポンジ等のク
ッション性のあるパッドを用いて凹凸面にならい気密に
吸着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、比較的大きな真空吸引用の開口が比較的大きな場
合には良いが、開口直径が小さくなるとスポンジの弾性
により内側につぶれてしまい、真空孔が塞がってしまい
電子部品を吸着することができないという欠点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、電子部品の凹凸面を吸着
するのに適した吸着パッドを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、電子
部品を真空吸引して吸着する吸着パッドにおいて、真空
吸引孔を囲み電子部品の凹凸面に気密に当接するよう弾
性を有する弾性パッドと、該弾性パッドの内周面に内設
しその内部に真空吸引孔を形成する補強部材を設けたも
のである。
【0006】この構成により、真空吸引孔の径が小さく
なっても補強部材により吸引孔がつぶれてしまうことな
く、凹凸面にならって電子部品の吸着が行える。請求項
1の構成にて好ましくは、前記補強部材は前記弾性パッ
ドの部品吸着面より奥まった位置に設けられているもの
である。この構成により、弾性パッドが十分に吸着面の
凹凸を吸収することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図に基
づき詳述する。図2には電子部品自動装着装置1を示す
が、該装置1は吸着ノズル2に吸着された電子部品3
(図3参照)を図示しない基板載置テーブル上に載置さ
れたプリント基板に装着するものであり、吸着ノズル2
は移動可能になされている。
【0008】電子部品3は部品供給装置4により供給さ
れるものであるが、該供給装置4はトレイ6にマトリッ
クス状に複数個載置された電子部品3を供給するもので
あり、該トレイ6はマガジン7内の上下に並ぶ載置棚の
夫々に載置されて収納されており、夫々のトレイ6は異
なる種類の電子部品3が収納され、所望の種類の電子部
品3が収納されたトレイ6が上下移動可能な引き出し装
置10により引き出され水平面内でXY移動及び昇降移
動するピックアンドプレース11により吸着して取り出
されるようになされている。
【0009】ピックアンドプレース11により取り出さ
れた電子部品3はシャトル装置12のシャトル台14に
移載されるが、該シャトル台14の部品3の載置位置に
は図1に示す吸着パッド15が設けられており、移載さ
れた部品3の下面を真空吸引するようになされている。
該シャトル台14はピックアンドプレース11による移
載位置(図2の実線位置)と吸着ノズル2が下降して吸
着可能な位置(図2の点線位置)との間で往復移動する
よう図示しない駆動源により駆動されるものであり、吸
着パッド15は移載された電子部品3の位置がずれない
ようにシャトル台14の移動中に電子部品3を吸着して
いるものである。
【0010】電子部品3には図3に示すようにプリント
基板のパターンと半田付けにより電気的に接合するよう
にバンプ9が多数その下面に配設されたものがある。こ
のバンプ9の部分は部品3の下端面よりも突出してい
る。図1に基づいて吸着パッド15について詳述する。
吸着パッド15はシャトル台14に上側を向いて取り付
けられており、金属製の本体16上に円筒形状のクッシ
ョン性がある材質がスポンジの弾性パッドとしてのスポ
ンジパッド18が固定(接着等)されている。スポンジ
パッド18は図1の上下方向に伸びる真空吸引孔20が
形成されるようその軸の中央部が円形にくりぬかれてお
り、ある程度の肉厚の側面が形成され、多数の穴が形成
されることにより、押した個所が凹むように弾性(クッ
ション性)を有するがある程度の厚さで真空がリークし
ないようになされている。
【0011】該スポンジパッド18のくりぬかれた内面
に外面が円筒形状で軸方向に内部が中空となる補強部材
21が本体16に固定され内設されている。該補強部材
21の外径寸法はスポンジパッド18の内径寸法と同じ
であり、スポンジパッド18の内面と補強部材21の間
には隙間がないようになされている。両者は接着されて
いてもよい。補強部材21は樹脂あるいは金属製であ
り、その内部に形成された真空吸引孔20内が真空にな
されても、押し潰されない強度を持つ。真空吸引孔20
は本体16内にも形成され図示しない真空源に図示しな
い切替バルブを介して連通している。
【0012】スポンジパッド18の先端の面であり部品
3に当接する吸着面22から奥まった位置に補強部材2
1の先端面24が位置しており、この吸着面22と補強
部材21の先端面24とのギャップは、スポンジパッド
18が部品3の下面の凹凸を十分に吸収してたわむこと
が可能な距離が取られており、しかも、この部分が軸心
方向につぶれて真空吸引孔20を塞がない寸法とされて
約1mm程度がよい。
【0013】以下動作について説明する。図示しない制
御装置の制御により部品装着データに指定された電子部
品3を載置するトレイ6が引き出し装置10に引き出さ
れると、ピックアンドプレース11が該トレイ6上の次
に取り出すべき部品3を取出し、シャトル台14上の吸
着パッド15に吸着可能な位置に載置する。
【0014】図示しないバルブの切替により吸着パッド
15の負圧がONして、電子部品3の裏面が吸着パッド
15に吸着されるが、真空吸引孔20から真空引きがな
されて部品3の裏面がスポンジパッド18に当接し、バ
ンプ9の突形状に合わせて吸着面22が凹み、部品3の
裏面形状に吸着面22がならい気密な状態で真空吸引が
十分行われる。しかも、このとき補強部材21によりス
ポンジパッド18はつぶれてしまうことがない。
【0015】この状態でシャトル台14が吸着ノズル2
に吸着可能な位置に移動する。次に、吸着パッド15が
真空吸引を停止し、下降してきた吸着ノズル2により該
電子部品3の上面が吸着される。次に、吸着ノズル2は
図示しないプリント基板上に移動し、下降して部品装着
データに示される位置に部品3の装着がなされる。
【0016】電子部品3が取り去られたシャトル台14
は移動して次のピックアンドプレース11による部品3
の移載に対して待機する。尚、本実施形態では部品3の
裏面にバンプが形成されている場合であったが、部品3
の上面が凹凸のある場合であれば、吸着ノズル2も吸着
パッド15と同様な構造とすればよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、電子部品の凹凸
のある吸着面を吸着する場合であっても真空吸引により
つぶれてしまうことなく、凹凸の吸収をして確実に部品
の吸着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸着パッドを示す側面図である。
【図2】電子部品自動装着装置の側面図である。
【図3】電子部品を示す側面図である。
【符号の説明】
3 電子部品 15 吸着パッド 18 スポンジパッド(弾性パッド) 21 補強部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を真空吸引して吸着する吸着パ
    ッドにおいて、 真空吸引孔を囲み電子部品の凹凸面に気密に当接するよ
    う弾性を有する弾性パッドと、該弾性パッドの内周面に
    内設しその内部に真空吸引孔を形成する補強部材を設け
    たことを特徴とする吸着パッド。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は前記弾性パッドの部品吸
    着面より奥まった位置に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の吸着パッド
JP8068398A 1996-03-25 1996-03-25 吸着パッド Pending JPH09254068A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8068398A JPH09254068A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 吸着パッド

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JP8068398A JPH09254068A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 吸着パッド

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JPH09254068A true JPH09254068A (ja) 1997-09-30

Family

ID=13372560

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JP8068398A Pending JPH09254068A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 吸着パッド

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JP (1) JPH09254068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116527A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-18 Hirata Corporation Foupオープナのfoupドア位置決め装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116527A1 (ja) * 2006-04-11 2007-10-18 Hirata Corporation Foupオープナのfoupドア位置決め装置
JP4756071B2 (ja) * 2006-04-11 2011-08-24 平田機工株式会社 Foupオープナのfoupドア位置決め装置
US8057151B2 (en) 2006-04-11 2011-11-15 Hirata Corporation Foup door positioning device for foup opener

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