JPH09253906A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH09253906A
JPH09253906A JP8731996A JP8731996A JPH09253906A JP H09253906 A JPH09253906 A JP H09253906A JP 8731996 A JP8731996 A JP 8731996A JP 8731996 A JP8731996 A JP 8731996A JP H09253906 A JPH09253906 A JP H09253906A
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JP
Japan
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work
workpiece
chip
cutting
chips
Prior art date
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Pending
Application number
JP8731996A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Ishioka
克久 石岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工完了ワークと切粉とを一個のコンベアベ
ルトでそれぞれ分離した状態で機外に搬送する搬送装置
の提供。 【解決手段】 搬送装置本体8のコンベアベルト9上
を、切粉搬送部9aとワーク搬送部9bとに分割する仕
切り板13を設け、旋盤1の切削領域の真下に、内部に
揺動可能な振り分け板16を有する案内枠14を設け、
切削加工時には振り分け板16を主軸側に倒し、開口す
る切粉搬送部9aに切粉を集め、コンベアベルト9の循
環で後部の排出口より切粉箱11に向けて切粉を排出す
る。また、旋削加工が終わりワークがチャック5から落
とされる前に振り分け板16を反主軸側に倒し、開口す
るワーク搬送部9b上に落下したワークを載せ、前述と
同様に排出口よりワーク収納箱12に向けてワークを排
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切粉と加工完了ワー
クとを一個のコンベアベルトでそれぞれ分離した状態で
機外に搬送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械例えば旋盤において、切
削加工の終わったワークを機外に自動搬出するには、N
Cロボットを用いてワークの搬入,着脱,搬出まで行わ
せる方法等、ローダ装置の動作の一つとして行う方法が
一般的である。しかし、バーフィーダ等自動材料送り出
し装置を用いてバー材を供給し、切削加工の終わったワ
ークを突っ切り等で切り離すような場合、単に穴明き鉄
板や金網等で作ったワーク受箱を切削領域の真下に置く
だけの簡単なものや、シュートを用いて機外のワーク収
納箱に滑り落とす方法等が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたN
Cロボット等本格的なローダ装置を用いる方法は、装置
そのものが高価であり、比較的大きくて付加価値の高い
量産品でないと採算が取れないという問題を有してい
る。またワーク受箱を置くだけやワークをシュートでワ
ーク収納箱に滑り落とす等の方法は、切削中に落下した
切粉や切削水がワーク受箱又はワーク収納箱内に混入し
後処理が面倒であるという問題を有している。
【0004】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は公知のチップコンベアに簡単な機構を付加するだけで
切粉と加工完了ワークとをそれぞれ分離した状態で自動
搬出することができる簡素かつ安価な搬出装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の搬送装置は、工作機械の切削加工により発生
する切粉と加工完了ワークとを一個のコンベアベルトで
それぞれ分離した状態で機外に搬送する搬送装置であっ
て、前記搬送装置の本体に前記コンベアベルト上を切粉
搬送部とワーク搬送部とに分割する仕切り板を搬送方向
に設け、前記工作機械の切削領域の真下に前記切粉搬送
部とワーク搬送部とを交互に前記切削領域に開口させる
振り分け板を揺動可能に設け、該振り分け板を揺動させ
る手段を設けてなり、切削加工時には切粉搬送部に切粉
が落下し、切削加工後にはワーク搬送部にワークが落下
するようにしたものである。
【0006】本発明の搬送装置によれば、切削加工時に
は振り分け板によりワーク搬送部が閉じ、代わって切粉
搬送部が開いているので、切粉はすべてコンベアベルト
上の仕切り板により分割されている切粉搬送部に落下し
て機外に搬送される。また、切削加工が終わるか又は終
わりに近づくと、振り分け板が反対側に旋回して切粉搬
送部が閉じ、代わってワーク搬送部が開き、チャックか
ら押し出された加工完了ワーク又はバー材から突っ切ら
れたワークが、コンベアベルト上のワーク搬送部に落下
して機外に搬送される。こうして搬送された切粉と加工
完了ワークとはそれぞれ別個に排出口から排出されて、
機外に設けられた切粉箱とワーク収納箱とにそれぞれ集
納される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
もとづき説明する。図1は本発明の搬送装置全体の斜視
図である。図1において旋盤1の主軸軸線方向(Z軸方
向)の案内を有する図示しないベッド上に図示しないサ
ドルが移動位置決め可能に設けられ、サドルのZ軸と直
角かつ水平方向(X軸方向)の案内上に中台2が移動位
置決め可能に設けられている。
【0008】中台2上には刃物台3が固着されていて、
刃物台3にZ軸方向の図示しない旋回中心軸のまわりで
旋回割出し可能にタレット4が設けられ、タレット4の
外周部等間隔に設けられている工具取付部の一つにバイ
トTが着脱可能に取着されている。ベッドの左側に図示
しない主軸台が設置されていて、主軸台に回転可能に軸
承される図示しない主軸の先端に油圧チャック5又はコ
レットチャックが同心に取着されている。油圧チャック
5又はコレットチャックは主軸台を覆うカバー6より突
出していて、例えばチャック5の把持爪5aの前端面か
らのタレット4のZ軸移動範囲が切削領域に設定されて
いる。
【0009】本発明の搬送装置7はダクト状の本体8内
を図示しない両端部のローラ間に張設されるコンベアベ
ルト9がモータ10により循環する公知の構造であっ
て、旋盤1内に設置される前部が低く、機外となる後部
が高くなっていて、後部には排出口が下向きに開口し、
その真下に切粉箱11とワーク収納箱12とが並設され
ている。そして本体8前部の切削領域の真下に位置する
部位は上面が開口していて、コンベアベルト9の上面が
露出している。本体8にはコンベアベルト9上を切粉搬
送部9aとワーク搬送部9bとに分離する仕切板13が
搬送方向を向いて固着されている。
【0010】旋盤の切削領域の真下で搬送装置7の露出
するコンベアベルト9の上方に、上端に向かって開き勝
手の4枚の傾斜板からなる案内枠14が設けられてい
る。この案内枠14内には前記仕切り板13の真上平行
に揺動中心軸15が回転可能に支持されており、この揺
動中心軸15に振り分け板16の下端が固着されてい
る。そして振り分け板16が案内枠14の主軸側傾斜板
14bに上端が当接するよう左側(主軸側)に旋回した
とき、切粉搬送部9aが切削領域に開口され、反対に振
り分け板16が反主軸側傾斜板14aに上端が当接する
よう右側(反主軸側)に旋回したとき、ワーク搬送部9
bが切削領域に開口されるようになっている。
【0011】揺動中心軸15の一方の端部には駆動レバ
ー17の後端が固着され、案内枠14の下部にエアシリ
ンダ18の一端が枢支されていて、エアシリンダ18の
ピストンロッド18a先端が前記レバー17の先端にピ
ンを介して旋回可能に連結されている。エアシリンダ1
8には図示しないエア源から電磁切換弁を介して圧力空
気が供給され、電磁切換弁は図示しないNC装置からの
信号により制御されるようになっている。
【0012】続いて本実施の形態の作用について説明す
る。今、油圧チャック5又はコレットチャックに例えば
長尺のバー材が把持され、その先端部に対し旋削加工が
行われている。この状態でエアシリンダ18の後室に圧
力空気が供給されて振り分け板16が主軸側に旋回し、
案内枠14の主軸側傾斜板14bに上端が当接して、切
粉搬送部9aへの案内路が開口していて、旋削加工によ
り発生する切粉は、すべてコンベアベルト9上の切粉搬
送部9a上に落下する。そして循環するコンベアベルト
9に乗った切粉は順次後部下側の排出口より切粉箱11
内に排出される。
【0013】旋削加工が最終の突っ切り切削に入り、バ
イトTの刃先がワーク軸心に接近し、ワークがバー材か
ら切り離される直前になると、突っ切り切削の切り込み
送りが中断され、同時にNC装置から指令が出て、エア
シリンダ18の前室に圧力空気が供給され、振り分け板
16が反主軸側に旋回し、上端が傾斜板14aに当接し
て切粉搬送部9aへの案内路が閉じ、代わってワーク搬
送部9bへの案内路が開口する。
【0014】次いで、引続き突っ切り切削が再開されて
ワークがバー材から切り離され、コンベアベルト9上の
ワーク搬送部9bに落下し、循環するコンベアベルト9
により後部の排出口よりワーク収納箱12内に収納され
る。尚、上述の作用は長尺のバー材を用いた旋削加工の
例について説明したが、単体素材から旋削加工する場合
には、旋削加工が終わった時点で振り分け板16を旋回
して、ワーク搬送部9bへの案内路を開き、チャック把
持爪が開くと同時にワーク押し出し棒等を用いて加工完
了ワークをチャックより押し出すようにすればよい。ま
た、本発明の搬送装置は旋盤に使用するものと限定され
るものではなく、単能盤,専用機等を含む工作機械にも
対応可能なことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を奏する。仕切り板でコンベアベル
ト上を切粉搬送部とワーク搬送部とに分割し、工作機械
の切削領域の真下に切粉搬送部とワーク搬送部とを交互
に開口させる揺動可能な振り分け板を、公知のチップコ
ンベアに付加しただけの簡単な搬出装置で、加工完了ワ
ークと切粉とをそれぞれ分離した状態で機外に搬送する
ことが可能となり、比較的小物ワークの自動搬出を極め
て容易かつ経済的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切粉と加工完了ワーク共用の搬送装置
の斜視図である。
【符号の説明】
1 旋盤 3 刃物台 4 タレット 5 チャック 7 搬送装置 8 本体 9 コンベアベルト 9a 切粉搬送部 9b ワーク搬送部 11 切粉箱 12 ワーク収納箱 13 仕切り板 14 案内枠 16 振り分け板 18 エアシリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の切削加工により発生する切粉
    と加工完了ワークとを一個のコンベアベルトでそれぞれ
    分離した状態で機外に搬送する搬送装置であって、前記
    搬送装置の本体に前記コンベアベルト上を切粉搬送部と
    ワーク搬送部とに分割する仕切り板を搬送方向に設け、
    前記工作機械の切削領域の真下に前記切粉搬送部とワー
    ク搬送部とを交互に前記切削領域に開口させる振り分け
    板を揺動可能に設け、該振り分け板を揺動させる手段を
    設けてなり、切削加工時には切粉搬送部に切粉が落下
    し、切削加工後にはワーク搬送部にワークが落下するよ
    うにしたことを特徴とする搬送装置。
JP8731996A 1996-03-15 1996-03-15 搬送装置 Pending JPH09253906A (ja)

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JP8731996A JPH09253906A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 搬送装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109807410A (zh) * 2019-04-06 2019-05-28 福建银河骏鹏智能制造有限公司 一种运用于零件加工的自动攻牙系统
CN110509105A (zh) * 2019-09-12 2019-11-29 徐州新南湖科技有限公司 数控机床排屑自清理机构
CN112846337A (zh) * 2020-12-31 2021-05-28 惠州市富源鸿泰精工科技有限公司 一种自动下料装置

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CN112846337B (zh) * 2020-12-31 2022-07-08 惠州市富源鸿泰精工科技有限公司 一种自动下料装置

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Effective date: 20040810

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