JPH09252942A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH09252942A
JPH09252942A JP8068735A JP6873596A JPH09252942A JP H09252942 A JPH09252942 A JP H09252942A JP 8068735 A JP8068735 A JP 8068735A JP 6873596 A JP6873596 A JP 6873596A JP H09252942 A JPH09252942 A JP H09252942A
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JP
Japan
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heater
rice
lid
heat
temperature
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Application number
JP8068735A
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English (en)
Inventor
Sadao Kanetani
定男 金谷
Eiji Kogure
栄治 小暮
Wataru Fujimoto
渉 藤本
Hiroaki Tsukahara
広明 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ムラがなく、またむらし工程での温度低
下もなく、さらに再熱において飯が乾くことのない炊飯
器を得る。 【解決手段】 内釜6の底部及び胴部を加熱するコイル
5及び胴ヒータ3と、内蓋13に設置されて発光して熱
を発するハロゲンヒータ31と、米に給水させる予熱工
程、予熱工程の後ドライアップまでの炊飯工程、炊飯工
程の後飯が炊き上がるまでのむらし工程、飯が炊き上が
った後の保温工程及び保温中の飯を暖める再加熱工程の
各工程においてコイル5及び胴ヒータ3を加熱制御する
内釜加熱制御手段と、前記炊飯工程においてハロゲンヒ
ータ31を発光制御する発光体ヒータ制御手段とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は炊飯器に関し、特
に内蓋から内釜を加熱する方式の炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は、例えば実開平4−41326
号公報に示された従来のジャー炊飯器の断面図である。
図において、1は本体ケース、100は本体ケース1内
に設けられて後述の内遮熱板101の放熱を防止する外
遮熱板、101は外遮熱板100の内側に設けられて後
述の内釜6の放熱を防止する内遮熱板、103は内遮熱
板101の底部に形成されて後述の内釜6を加熱する主
ヒータ、106は内遮熱板3に収容されて米、水を収納
する内釜、10は本体ケース1に開閉可能に取り付けら
れて内釜6の上部開口部を閉塞する蓋体である。また、
104は内遮熱板101の上部外周部に取り付けられた
コードヒータからなる胴ヒータ、9は内釜6の底部の温
度を検知する温度センサ、105は蓋体10の下面に設
けられて内釜6の開口部を閉塞する放熱板、106は放
熱板105の内面に当接配置されたコードヒータからな
る蓋ヒータ、18は複数の操作キーが配置され、後述の
プリント基板19へキー受付を伝える操作部、19は炊
飯を制御する回路が形成されたプリント基板である。1
10は炊飯時において温度が上昇しにくい低温部を示し
ている。
【0003】図28は上記のように構成された従来のジ
ャー炊飯器の炊飯・保温工程の説明図であり、(a)は
飯の温度変化を示すグラフ、(b)は主ヒータ103、
胴ヒータ104および蓋ヒータ106の動作タイミング
チャートである。図28において、横軸は時間を示して
おり、T1 〜T2 は予熱工程、T2 〜T4 は炊飯工程、
T4 〜T5 はむらし工程、T5 以降は保温工程をそれぞ
れ示している。また、T3 〜T4 は沸騰からドライアッ
プまでの工程、T6 〜T7 は再加熱の工程を示してい
る。また、図28(a)には図27における低温部11
0と、この低温部110以外の部分における飯の各温度
を比較して示している。
【0004】図28に基づいて、炊飯における動作の説
明をする。まず、内釜6に米と水を入れ、操作部18の
炊飯スイッチをONして、炊飯をスタートすると、制御
部の制御により以下の動作をする。まず、主ヒータ10
3に通電して予熱工程を開始する。予熱工程では図28
(b)に示すように、主ヒータ103への通電は断片的
に行い、温度を一定に保ちつつ米に吸水させる。この予
熱工程における低温部110と低温部110以外の部分
の温度差(以下、単に「温度差」という)は約10℃で
ある。所定時間経過して時間T2 になると、主ヒータ1
03にフル通電して飯が沸騰するまで加熱する。この沸
騰時における温度差は約10℃である。飯が沸騰すると
主ヒータ103への通電をフル通電から断片的な通電に
切り替えると共に、胴ヒータ104及び蓋ヒータ106
にも通電する。内釜6の中の水が沸騰して水分が少なく
なりドライアップすると、この時の内釜6の温度をセン
サ9が検知し、むらし工程へ移行する。
【0005】むらし工程では主ヒータ103と胴ヒータ
104と蓋ヒータ106を断続通電して加熱し、余分な
蒸気を追い出す。むらし工程の後、一旦各ヒータへの通
電を停止し自然にて温度を下げ、保温温度70℃〜74
℃保つように胴ヒータ104の通電制御をおこなう。以
上の操作により飯が炊き上り保温される。一旦炊き上が
った飯は上述のように保温温度70℃〜74℃に保温さ
れているが、保温中の飯をあたたかくするために操作部
18の再加熱スイッチをONして再加熱をスタートす
る。このとき、主ヒータ103と胴ヒータ104と蓋ヒ
ータ106に通電して加熱し、飯を保温温度より高い温
度にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のジ
ャー炊飯器では、蓋ヒータ106が放熱板105の内面
に当接配置されたコードヒータであり、放熱板105を
介して間接輻射加熱の為、加熱力が弱く、また立上り立
下りも遅い為、下記のような問題があった。すなわち、
図27に示す低温部110の加熱がその他の部分よりも
遅れるため低温部110の飯の温度が低くなり、炊飯中
及びむらし中の加熱温度にムラがあった。この温度差は
7℃〜2℃程度である。また、むらし中に飯温度が約2
℃ほど下がってしまい(図28参照)、ぬか臭い蒸気の
追い出し不足となっていた。さらに、むらし終了後に蓋
ヒータ106の通電を停止しても、放熱板105の熱容
量が大きいため温度の立下りが遅く、すぐには冷めない
為め、むらし後、保温温度に達するまでに要する時間が
長く、飯が乾き易かった。また、保温中の飯を暖ためる
再加熱においても、上記と同様の問題があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、加熱ムラがなく、またむらし工
程での温度低下もなく、さらに再熱工程において飯が乾
くことのない炊飯器を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る炊飯器に
おいては、内釜の底部及び胴部を加熱する内釜加熱手段
と、内蓋に設置されて発光して熱を発する発光体ヒータ
と、米に給水させる予熱工程、予熱工程の後ドライアッ
プまでの炊飯工程、炊飯工程の後飯が炊き上がるまでの
むらし工程、飯が炊き上がった後の保温工程及び保温中
の飯を暖める再加熱工程の各工程において前記内釜加熱
手段を加熱制御する内釜加熱制御手段と、前記炊飯工程
において前記発光体ヒータを発光制御する発光体ヒータ
制御手段とを備えたものである。
【0009】また、発光体ヒータ制御手段は、前記むら
し工程において前記発光体ヒータを発光制御するように
したものである。
【0010】さらに、発光体ヒータ制御手段は、前記再
加熱工程において前記発光体ヒータを発光制御するよう
にしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である炊
飯器を示すもので、図において、1は本体ケース、2は
本体ケース1の内側上部にて後述の内釜6の上部を収納
する内釜収納部を形成する内遮熱板、3は内遮熱板2の
上部外周に設けられたコードヒータからなる胴ヒータ、
4は内遮熱板2の下方に設けられて後述の内釜の下部を
収納するコイル台、5はコイル台4の外側に巻付けて固
定されたコイルである。このコイル5に電流を断続的に
流すことにより磁界を発生させ、内釜6自体を発熱させ
加熱するIH(電磁加熱)方式を採用している。6は内
遮熱板2とコイル台4の内側に収納された内釜であり、
この内釜6は内側をアルミ材で、外側をステンレス材で
構成され、コイル5の磁界によりステンレス材が発熱
し、アルミ材へ伝導される構造である。7はコイル5の
外側に当接固定して設けられてコイル5から放出される
ノイズを減少させるフェライト、8はIH加熱の出力
(火力)を制御する制御基板、9は内釜底部の温度検知
センサである。
【0012】10は本体ケース1にヒンジ結合されて内
釜6の上部開口部を閉塞する蓋体、11は蓋体10を開
閉自在に支持するヒンジバネ、12は蓋体10の外面を
構成する外蓋、13は外蓋12との間に所定の空間を介
して設けられ、内釜6の開口部を閉塞する内蓋である。
この内蓋13の中央部には後述の蓋ヒータ25を設置す
るための開口部が設けられている。14は後述の蓋パッ
キン16を介して内蓋13を内蓋固定ネジ15によって
外蓋に固定すると共に蓋体の内面を形成する内蓋枠、1
6は内蓋枠14と内蓋13の隙間から蓋内部へ蒸気が侵
入するのを防止する蓋パッキンである。蓋パッキン16
は、蓋体10を閉じたときに下側のツバ部が内釜6の上
端と当接し、内釜6内で発生した蒸気が漏れない様シー
ルする構造である。
【0013】17は本体ケース1の前部すなわち蓋体1
0とのヒンジ結合部に対向する位置に設けられて蓋体1
0を開閉自在に保持する掛金受け、18は複数の操作キ
ーが配置され、後述のプリント基板19へキー受付を伝
える操作部、19は炊飯を制御するマイクロコンピュー
タが搭載されたプリント基板である。このプリント基板
19に搭載されたマイクロコンピュータによって後述の
蓋ヒータ25の点灯、胴ヒータ3への通電が制御される
ことになる。したがって、マイクロコンピュータは蓋ヒ
ータ25を制御する蓋ヒータ(発光体ヒータ)制御手段
を実現するものである。
【0014】20は外蓋12に一体的に形成されて外蓋
12及び内蓋13を貫通して設けられ、内釜6内で発生
した蒸気の排出口となる蒸気筒、21は蒸気筒下部から
蓋内部に蒸気が侵入しないように蒸気筒20及び内蓋1
3にそれぞれ当接して設けられた蒸気筒シールパッキ
ン、22は内釜6内で発生した蒸気の排出量を調整する
蒸気調整ゴムパッキン、23は外蓋12の内面に取り付
けられて熱が外蓋12へ逃げるのを防止する断熱材であ
る。25は外蓋12と内蓋13との間の空間部に設置さ
れた蓋ヒータである。
【0015】図2は図1における蓋ヒータ25の拡大図
である。図2に基づいて、蓋ヒータ25の構造の詳細に
ついて説明する。26は断熱材23の内側に配置されて
内蓋枠14にネジで固定され、後述の反射板27が取り
付けられる取付板である。この取付板26は反射板27
からの外蓋12側への熱逃げを防止する遮熱板の役目も
兼ね備えるものである。27は取付板26にネジ28に
よって固定された有底枠体状の反射板であり、その開口
部を内蓋13の開口部に臨ませて設置されている。ま
た、反射板27は後述のハロゲンヒータの発光を内釜6
側へ反射するものであり、ステンレス材を用いて表面を
鏡面仕上げしたものである。29は内蓋13の開口部に
シールパッキン30を介して設置された耐熱性のあるガ
ラス板であり、赤色系のスモークガラスを用いている。
したがって、蓋体10を開けたときにも、内部に設置さ
れているハロゲンヒータが見えることがなく、意匠的に
優れている。
【0016】図3は蓋ヒータ25の内部の構造を説明す
る説明図である。図において、図2と同一部分には同一
符号が付してある。31は蓋ヒータ25の発光体てある
ハロゲンヒータ、32はハロゲンヒータ31の両端部に
電気絶縁の為に設けられた碍子であり、ハロゲンヒータ
31の固定時の支持部となる。33はフィラメント(発
光線)に通電するヒータリード線である。なお、ハロゲ
ンヒータ31は反射板27の略中央部に配置されると共
に、ガラス板29に近接して配置されている。このよう
な配置にすることによって、内釜6全体にハロゲンヒー
タ31の光熱を照射できると共に、ハロゲンヒータ31
から直接照射される光熱をより多く内釜6内へ照射でき
る。
【0017】図4はハロゲンヒータ31の取り付け状態
の説明図である。34は一端側が反射板27にネジ35
によって固定され、他端側がハロゲンヒータ31の端部
を構成する碍子32に圧接してハロゲンヒータ31を支
持する支持板である。この支持板34はバネ性を有した
部材で形成され、フィラメントの耐振対策を講じてい
る。
【0018】図5はハロゲンヒータ31の構造の説明図
である。31aはタングステンフィラメント、31bは
ハロゲンサイルの働きでタングステンフィラメントが長
寿命になるよう封入されているハロゲンガスである。こ
こでハロゲンサイクルについて説明する。タングステン
フィラメント31aが高温になるとタングステンは蒸気
し、封入されているハロゲンガス31bと結合し、ハロ
ゲン化タングステンを形成する。このハロゲン化タング
ステンは温度の高いフィラメント近傍で、再びハロゲン
とタングステンに分離する。そしてタングステンはフィ
ラメントにもどり、遊離したハロゲンは再び前の反応を
くり返す。この反応をハロゲンサイクルといい、この反
応によってタングステンフィラメントの寿命を長くでき
るのである。
【0019】図6は蓋ヒータ25の分解・組立図であ
る。図6に基づいて蓋ヒータ25の組立及び取り付け方
法を説明する。内蓋13の開口部にシールパッキン30
を介してガラス板29を配置する。次に、ハロゲンヒー
タ31を支持板34によって反射板27に取り付け、こ
の反射板27をネジ28によって取付板26に取り付け
る。。そして、この反射板27が取り付けられた取付板
26を、内蓋13にネジ15によって固定する。このと
き、反射板27の下端部がガラス板29に当接して、ガ
ラス板29をシールパッキン30に押し付けることにな
るので、ガラス板29とシールパッキン30との密着性
が良くなる。
【0020】なお、内蓋13が外蓋12に取り付けられ
た状態においてハロゲンヒータ31は、その長手方向が
蓋体10のヒンジ部の軸線方向に沿うように配置される
ようにしている。これは、蓋体10の開閉の際にタング
ステンフィラメント31aが加速度の影響を受けて断線
するのを防止するためである。
【0021】図7は上記のように構成された実施の形態
1の炊飯器の炊飯・保温工程の説明図であり、(a)は
飯の温度変化を示すグラフ、(b)はコイル5、胴ヒー
タ3および蓋ヒータ25の動作タイミングチャートであ
る。図7において、横軸は時間を示しており、T1 〜T
2 は予熱工程、T2 〜T4 は炊飯工程、T4 〜T5 はむ
らし工程、T5 以降は保温工程をそれぞれ示している。
また、T3 〜T4 は沸騰からドライアップまでの工程、
T6 〜T7 は再加熱の工程を示している。
【0022】図7に基づいて、炊飯における動作の説明
をする。磨いた米と適量の水が入れられた内釜6を本体
ケース1にセットし、蓋体10を閉める。操作部18の
炊飯スイッチをONすると、プリント基板19に搭載さ
れたマイクロコンピュータの動作に予め決められたプロ
グラムに基づいて炊飯が開始される。炊飯開始後、ま
ず、制御基板8がコイル5に周波数が20〜40kHz
になるように電流を断続的に流し、コイル5周囲に磁界
及び磁力線を誘起させ、内釜6外面のステンレス部材に
渦電流による熱を発生させる。この熱は熱伝導により内
釜6内面のアルミ部材に伝わり、内釜6全体が熱源とな
って加熱を開始する。いわゆるIH(電磁加熱)方式で
ある。予熱工程(T1 〜T2 )においては、コイル5へ
の通電して所定の温度にした後、コイル5への通電を断
続的に行い温度を一定値に保ちながら米に吸水させる。
【0023】次に、炊飯工程(T2 〜T4 )に入り、I
H方式で沸騰するまでフル通電して加熱する(T2 〜T
3 )。温度検知センサ9が検知した内釜6の底部の温度
に基づいて、マイクロコンピュータが内釜6内の沸騰を
認識すると、マイクロコンピュータの指示によりコイル
5と胴ヒータ3と蓋ヒータ25に通電して3方向から加
熱する(T3 〜T4 )。このとき蓋ヒータ25に通電さ
れると、ハロゲンヒータ31が発光し光熱を照射する。
このときの発光の経路は、図2の仮想線40に示すよう
にハロゲンヒータ31からガラス板29を透過するもの
と、同図の仮想線41に示すようにハロゲンヒータ31
から反射板27を経由してガラス板29を透過するもの
の2通りがある。このようにハロゲンヒータ31の光熱
は反射板27の効果により内釜6内に均一に照射され、
水と米をムラなく加熱することになる。なお、この実施
の形態1においては、ガラス板29を赤色系のスモーク
ガラスを用いているので、ハロゲンヒータ31の光熱が
照射されると赤色に光るので、例えば販売促進のための
デモンストレーションのときに効果的である。
【0024】ここで、ハロゲンヒータの特性をコードヒ
ータと比較して説明する。図8はハロゲンヒータとコー
ドヒータの温度と時間の関係を示すグラフであり、ハロ
ゲンヒータを実線で、コードヒータを破線でそれぞれ示
している。このグラフから、ハロゲンヒータはコードヒ
ータに比較して温度の立ち上がり及び立ち下がり共に速
く、また温度も高いことが分かる。ハロゲンヒータが上
述のように、温度の立ち上がりが速く、温度が高いとい
う特性を有しているので、沸騰からドライアップに至る
工程(T3 〜T4 )における内釜6の周囲近傍部と内釜
6の中央部との温度差が小さく、実験によると約4℃で
あった。内釜6の底面からIH加熱と、側面からの胴ヒ
ータ3による加熱と、上面からの蓋ヒータ25による加
熱で包み込むように全面加熱で炊飯するので、炊きムラ
のないふっくらとおいしく炊き上りとなる。
【0025】内釜6内の水が沸騰して水分が少なくな
り、ドライアップすると、これをマイクロコンピュータ
が温度センサ9の信号に基づいて認識し、むらし工程
(T4 〜T5 )へ移行する。むらし工程ではコイル5、
胴ヒータ3及び蓋ヒータに対して断続通電して加熱し余
分な蒸気を追い出す。このとき、図8に示したようにハ
ロゲンヒータの加熱温度がコードヒータのそれよりも高
いので、むらし工程において飯の温度が低下することが
なく(実験によれば温度低下は約1℃であった)、従来
例で問題となったぬか臭い蒸気の追い出し不足という問
題も発生しない。
【0026】また、このむらし工程においては飯の温度
を高温(96℃以上)に保つことが重要である。なぜな
らば、おいしい飯を炊くには米に含まれるβデンプンを
αデンプンに変化させることが必要であるが、βデンプ
ンがαデンプンに変わるのが96℃以上の温度だからで
ある。この点、蓋ヒータ25の強い加熱力によって内釜
6内に低温部が発生しないようにしているので、βデン
プンからαデンプンへの変化を内釜6内全体でスムーズ
に行うことができ、おいしい飯をたくことができるので
ある。
【0027】むらし工程が終了すると、コイル5、胴ヒ
ータ3及びハロゲンヒータ31への通電を停止して自然
にて温度を下げ、その後胴ヒータ3に対して通電制御を
行うことによって保温温度(通常保温温度70℃〜74
℃、長時間保温温度60〜65℃)を保つようにする
(T5 〜T6 )。この保温工程に移行する際にハロゲン
ヒータ31への通電を切ると、ハロゲンヒータ31は図
8に示したように、温度の立ち下がりが速く、飯の温度
を速やかに保温温度まで下げることができるので、従来
例のように飯が乾くということがない。
【0028】一旦炊き上がった飯は上述のように保温温
度に保温されているが、保温中の飯をあたたかくする場
合には操作部18の再加熱スイッチをONして再加熱を
スタートする。このとき、コイル5と胴ヒータ3とハロ
ゲンヒータ31に通電して加熱し、飯を保温温度より高
い温度にする。このとき、ハロゲンヒータ31の温度の
立ち上がりが速くまた、加熱力も強いので、短い時間で
飯の温度を所望の温度にまで上げることができ、この間
に飯が乾くという不具合もない。
【0029】飯を盛り付ける際には、掛金受け17を押
すと蓋体10が掛金受け17から外れてヒンジバネ11
の弾性力によっ回転し、本体ケース1の上面が開放され
る。盛り付け後、蓋体10を閉める場合には蓋体10の
先端付近を上から軽く押せば、蓋体10が掛金受けに係
合し、炊飯器の蓋が閉められる。
【0030】実施の形態2.なお、上記実施の形態1に
おいては、内蓋13とガラス板29との間のシールをシ
ールパッキン30によって行う例を示したが、シールパ
ッキン30に代えて流動性シリコンゴム接着シール材を
内蓋13とガラス板29との間に塗布するようにしても
よい。このようにすれば、内蓋13とガラス板29との
間のシールと両者の接着を同時に行うことができ、組み
立ての効率がよくなる。
【0031】実施の形態3.なお、実施の形態1では蓋
ヒータ25の発熱体として、ハロゲンガスの中にタング
ステンフィラメントを用いたハロゲンヒータの例を示し
たが、図9に示すように、アルゴンガス45の中にニク
ロム線46を用いたクォーツヒータを用いてもよい。ク
ォーツヒータを用いれば、ニクロム線46が断線に強い
ので、蓋体10の開閉による加速度の影響を受ける場合
でも断線しにくいという効果がある。また、安価である
ことからコストダウンを図ることもできる。
【0032】実施の形態4.また、図10に示すよう
に、空気47の中に螺旋状にしたニクロム線48を用い
た石英管ヒータを用いてもよい。この場合にも、実施の
形態3と同様の効果が得られる。
【0033】実施の形態5.さらに、実施の形態1では
線状のハロゲンヒータの例を示したが、図11,図12
に示すハロゲンヒータ50のように丸形にしてもよい。
なお、図11は丸形のハロゲンヒータ50を用いた蓋ヒ
ータの断面図、図12は蓋ヒータを反射板27側から見
た図である。
【0034】実施の形態6.図13は反射板の形状を異
ならせた他の実施の形態の説明図である。この実施の形
態6においては、図13に示すように反射板の形状を円
形アーチ状にしたものである。反射板55を円形アーチ
状にすることによって、ハロゲンヒータ31の光を効果
的に反射できる。
【0035】実施の形態7.図14も反射板の形状を異
ならせた他の実施の形態の説明図である。この実施の形
態7においては、図14に示すように反射板の形状を多
面アーチ状にしたものであり、これによっても実施の形
態4と同様の効果が得られる。
【0036】実施の形態8.図15も反射板の形状を異
ならせた他の実施の形態の説明図である。この実施の形
態8においては、図14に示した多面アーチにおける各
面を内側に突出する円弧状に形成したものであり、これ
によっても実施の形態4と同様の効果が得られる。
【0037】実施の形態9.図16はハロゲンヒータ3
1の設置本数を複数にした他の実施の形態の説明図であ
り、この実施の形態9においてはハロゲンヒータ31を
3本設置したものを示している。図において、60は略
W形状に形成された取り付け板であり、両端部及び中央
部にハロゲンヒータ31を支持する支持部を有してい
る。この取り付け板60によれば、単一の部材で3本の
ハロゲンヒータ31の片側を支持できるので、取り付け
が効率的になる。
【0038】実施の形態10.図17はハロゲンヒータ
の形状の他の実施の形態を示すもので、ハロゲンヒータ
65をリング状に形成したものである。図18は図17
の断面図である。この実施の形態10における反射板6
6は、図18に示すように、ハロゲンヒータ65を包み
込むようにアーチ状に形成された周縁部66aと、この
周縁部66aに連続してハロゲンヒータ65側へ突出す
る球面状に形成された中央部66bとから構成されてい
る。この実施の形態7によれば、単一のハロゲンヒータ
65によって、加熱力を強くすることができる。
【0039】実施の形態11.図19はハロゲンヒータ
の形状の他の実施の形態を示すもので、ハロゲンヒータ
68を円盤状に形成したものである。図20は図19の
断面図である。図において、69はハロゲンヒータ68
を覆う円形の有底枠体状に形成された反射板である。こ
の実施の形態11によれば、単一のハロゲンヒータ68
によって加熱力を強くできると共に、実施の形態1で示
したガラス板29を省略できる。
【0040】実施の形態12.図21は内蓋13の中央
開口部に配設されるガラス板29の他の実施の形態を示
すものであり、ガラス板29の内面(ハロゲンヒータが
設置されている側の面)にV溝29aを形成したもので
ある。このV溝29aを形成することによって、ハロゲ
ンヒータの光熱を効果的に発散させることができる。な
お、蓋ヒータ25に実施の形態1に示したような線状の
ハロゲンヒータ31を設置する場合には、V溝29aの
溝の方向がハロゲンヒータ31の軸線に交差するよう
に、ガラス板29を配置する。このようにすれば、ハロ
ゲンヒータ31から照射される光熱をハロゲンヒータ3
1の軸線方向へ、効果的に拡散できる。
【0041】実施の形態13.図22は内蓋13の中央
開口部に配設されるガラス板29の他の実施の形態を示
すものであり、ガラス板29の内面(ハロゲンヒータが
設置されている側の面)に梨地模様の複数の凹凸29b
を形成したものである。この梨地模様の複数の凹凸29
bを形成することによって、実施の形態12と同様にハ
ロゲンヒータの光熱を効果的に発散させることができ
る。
【0042】実施の形態14.図23は内蓋13の中央
開口部に配設されるガラス板の他の実施の形態の平面
図、図24は側面図を示すものである。この実施の形態
14においては、ガラス板29の内面に多数の多角錐凹
凸29cを形成したものである。この多角錐凹凸29c
によって、ハロゲンヒータの光熱を効果的に拡散させる
ことができる。
【0043】実施の形態15.図25は内蓋13の中央
開口部に配設されるガラス板の他の実施の形態を示すも
のである。図において、75は中央部を厚く周縁部を薄
くした光発散レンズである。この光発散レンズ75を内
蓋13の中央開口部に配設することによって、ハロゲン
ヒータの光熱を効果的に拡散させることができる。
【0044】実施の形態16.図26は内蓋13の中央
開口部に配設されるガラス板の他の実施の形態を示すも
のである。図において、76はガラス板29の内面に塗
布された遠赤塗料であり、発光体の光を受けてこの光を
遠赤外線に変換するものである。この実施の形態16に
よれば、蓋ヒータ25の光熱が遠赤外線に変換され、米
の芯まで透過してふっくらおいしい飯が炊ける。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0046】内蓋に温度の立ち上がりと立ち下がりが早
く加熱力の強い発光体ヒータを設け、該発光体ヒータを
炊飯工程において発光制御するようにしたので、加熱ム
ラがなくふっくらとおいしいご飯を炊くことができる。
【0047】また、発光体ヒータをむらし工程において
発光制御するようにしたので、むらし工程において飯の
温度が低下することなく高温でむらすことができ、ぬか
臭い蒸気を追い出すことが可能となり、おいしいご飯を
たくことができる。
【0048】さらに、発光体ヒータを再加熱工程におい
て発光制御するようにしたので、再加熱を短時間で行う
ことができ、再加熱時に飯が乾くことがなくなり、飯を
おいしく再加熱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の構成
説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における蓋ヒータの
取付状態を示す断面拡大図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における蓋ヒータの
蓋ヒータの取付構成を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における蓋ヒータの
取付構成を示す底面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるハロゲンヒ
ータの断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における蓋ヒータの
分解・組立図である。
【図7】 この発明の実施の形態1における炊飯・保温
工程の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1におけるハロゲンヒ
ータとコードヒータの時間と温度の特性比較図である。
【図9】 この発明の実施の形態3のクォーツヒータの
断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4の石英管ヒータの
断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5の球状ハロゲンヒ
ータヒータ50を用いた蓋ヒータの断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態5の球状ハロゲンヒ
ータヒータ50を用いた蓋ヒータの底面図である。
【図13】 この発明の実施の形態6の円形アーチ状の
反射板55を用いた蓋ヒータの断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態7の多面アーチ状の
反射板56を用いた蓋ヒータの断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態8の多面円弧アーチ
状の反射板57を用いた蓋ヒータの断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態9の複数のハロゲン
ヒータを設置した蓋ヒータの断面図である。
【図17】 この発明の実施の形態10のリング状のハ
ロゲンヒータの平面図である。
【図18】 この発明の実施の形態10のリング状のハ
ロゲンヒータを用いた蓋ヒータの断面図である。
【図19】 この発明の実施の形態11の円盤状のハロ
ゲンヒータの平面図である。
【図20】 この発明の実施の形態11の円盤状のハロ
ゲンヒータを用いた蓋ヒータの断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態12のV溝29aが
形成されたガラス板の断面図である。
【図22】 この発明の実施の形態13の複数の凹凸2
9bが形成されたガラス板の断面図である。
【図23】 この発明の実施の形態14の多数の多角錐
凹凸29cが形成されたガラス板の平面図である。
【図24】 この発明の実施の形態14の多数の多角錐
凹凸29cが形成されたガラス板の断面図である。
【図25】 この発明の実施の形態15の中央部を厚く
周縁部を薄くした光発散レンズの断面図である。
【図26】 この発明の実施の形態16の内面に遠赤塗
料が塗布されたガラス板の断面図である。
【図27】 従来のジャー炊飯器の構成説明図である。
【図28】 従来のジャー炊飯器の炊飯・保温工程説明
図である。
【符号の説明】
1 本体ケース、6 内釜、10 蓋体、11 ヒンジ
バネ、12 外蓋、13 内蓋、19 プリント基板、
25 蓋ヒータ、26 取付板、27,55,56,5
7,66,69 反射板、29 ガラス板、29a V
溝、29b凹凸29c 多角錐凹凸、31 ハロゲンヒ
ータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 渉 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 塚原 広明 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内釜の底部及び胴部を加熱する内釜加熱
    手段と、 内蓋に設置されて発光して熱を発する発光体ヒータと、 米に給水させる予熱工程、予熱工程の後ドライアップま
    での炊飯工程、炊飯工程の後飯が炊き上がるまでのむら
    し工程、飯が炊き上がった後の保温工程及び保温中の飯
    を暖める再加熱工程の各工程において前記内釜加熱手段
    を加熱制御する内釜加熱制御手段と、 前記炊飯工程において前記発光体ヒータを発光制御する
    発光体ヒータ制御手段とを備えたことを特徴とする炊飯
    器。
  2. 【請求項2】 前記発光体ヒータ制御手段は、前記むら
    し工程において前記発光体ヒータを発光制御することを
    特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記発光体ヒータ制御手段は、前記再加
    熱工程において前記発光体ヒータを発光制御することを
    特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
JP8068735A 1996-03-25 1996-03-25 炊飯器 Pending JPH09252942A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471451B1 (ko) * 2002-11-20 2005-03-11 엘지전자 주식회사 전기밥솥 및 그 제어방법
CN102648818A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 松下电器产业株式会社 煮饭器
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