JP5045171B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

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Description

本願発明は、セラミック等非金属材料製の内鍋を採用した電磁誘導加熱式の電気炊飯器に関するものである。
最近の電気炊飯器では、高出力で加熱効率が高く、出力制御の応答性も高いために、早くしかも美味しい御飯を炊き上げることができるなどの理由から、内鍋(飯器)を電磁誘導加熱するようにしたものが多くなっている。
ところで、この種の電磁誘導加熱式の電気炊飯器において、より美味しくご飯を炊き上げるためには、内鍋自体に十分に熱をためて一気に強い加熱力(火力)で炊き上げることが有効であり、また炊き上げ終了後に十分な保熱力を有して効果的な「むらし」を行うことが重要である。そこで、そのような要求に対応するために、最近では上記のような電磁誘導加熱式の電気炊飯器においても、蓄熱性の良い(一旦加熱されると直ぐには冷めにくい)セラミック等の非金属材料製の内鍋(いわゆる土鍋)を使用したものが採用されるようになっている。
このような土鍋を使用した電磁誘導加熱式の電気炊飯器は、一般に底部下面に磁性体からなる誘導発熱体を設けた非金属材料製の内鍋(土鍋)と、内ケースを有した炊飯器本体と、内ケースの底壁部下方に設置した電磁誘導加熱手段(ワークコイル)とを有して構成されている。そして、上記内鍋(土鍋)を上記炊飯器本体の内ケース内にセットした状態で上記ワークコイルに通電することにより、上記誘導発熱体に渦電流を流して発熱させ、同誘導発熱体を介して内鍋(土鍋)を間接的に加熱して炊飯を行うようになっている(例えば特許文献1を参照)。
又、この種の電気炊飯器では、同炊飯工程において炊き上げが終了すると、続いてむらし工程に進むが、このむらし工程では、上記炊飯用の電磁誘導加熱手段(ワークコイル)を0FFにするか、または小さな出力に落として、内鍋自体に蓄熱された余熱により、内鍋内のご飯を十分にむらすことができる。そして、むらし工程が終了すると、最終的に保温工程に進む。
ところで、このような電気炊飯器では、上記誘導加熱時に内鍋底部の誘導発熱体が最大で220℃〜230℃程度の高温まで加熱されるが、その誘導発熱体からの熱は、内鍋側に伝達されて炊飯に使用される一方、内ケースの底壁部側にも輻射される。そして、誘導発熱体から内ケース底壁部側に輻射された熱は、該内ケース底壁部を加熱してその下方に設置されているワークコイルを昇温させる虞れがあるため、内ケース底壁部およびワークコイルの昇温防止対策(断熱対策等)が必要となる。
そこで、すでに提案されている上記内ケース底壁部およびワークコイルの昇温防止対策として、例えば内ケース底壁部上における内鍋底部の誘導発熱体が対向する部位に断熱プレートを設置して、該誘導発熱体からの輻射熱が内ケース底壁部およびワークコイル設置部側に輻射されるのを防止するとともに、必要に応じてファンによりワークコイル部分に冷却風を流して該ワークコイル部分を冷却する構成のものがある(非公知の先行技術文献として、例えば特許文献2を参照)。
特開2005−413号公報(図3、図4) 特願2006−81180号(図1、図2、図6−図9)
しかし、これまでの上記断熱プレートは、上記内鍋の誘導発熱体からの輻射熱を単に遮熱する断熱材として用いられているのみで、例えば蓄熱機能や赤外線の放出、反射機能などについては特に考慮されていない。
そこで、本願発明では、以上のような事情に鑑み、内鍋支持部材である内鍋受け部材を設けた内ケース底壁部上における内鍋底部の誘導発熱体が対向する部位に誘導発熱体との間に所定の隙間を保った状態で、断熱プレートを設置して、当該誘導発熱体からの輻射熱が内ケース底壁部およびワークコイル側に輻射されるのを防止する一方、該断熱プレートとして、蓄熱機能、熱反射機能、赤外線放出機能等を有するものを採用することにより、補助加熱源として有効に作用させ、吸水、炊き上げ工程における加熱力アップ、炊き上げ完了後のむらし工程(又は保温工程)における内鍋の保熱機能等を向上させ得るようにした電気炊飯器を提供することを目的としている。
本願発明は、同目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 請求項1の発明
本願請求項1の発明は、高台部を除く底部に誘導発熱体を設けた蓄熱性が良く、冷めにくいセラミック製の内鍋と、底壁部に上記内鍋の高台部を支持する受け部材を有する有底筒状の内ケースを有し且つ該内ケース内に上記内鍋を取り出し可能に収容し得るようにした炊飯器本体と、上記内ケースの底壁部下方にあって上記誘導発熱体を介して上記内鍋を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段とを備えた電気炊飯器において、上記内ケースの底壁部上における上記内鍋の誘導発熱体が対向する部位に、上記内鍋の誘導発熱体との間に所定の隙間を保った状態で、透磁性があり且つ蓄熱性の高い高蓄熱性材料で形成された断熱プレートを設置し、上記内ケースの底壁部下方側の電磁誘導加熱手段が上記内ケース底壁部および断熱プレートを介して、上記誘導発熱体を発熱させるようになっていることを特徴としている。
尚、この発明で使用されている上記電磁誘導加熱手段は、一般にワークコイル(又は加熱コイル)と称されているものであり、以下の説明では、この電磁誘導加熱手段を必要に応じてワークコイルと称することがある。
上記断熱プレートとしては、セラミック製や天然石製のものが採用可能である。これら(セラミックや天然石)の材質として、透磁性があるとともに断熱性と蓄熱性がそれぞれ良好な性状のものが選ばれる。尚、このように断熱性と蓄熱性がそれぞれ良好であると、昇温しにくいが一旦昇温すると長時間冷めにくく、保熱性が良いという性状を呈する。
そして、この断熱プレートは、上述のように、上記内鍋の高台部を支持する受け部材を有する内ケースの底壁部上にあって、上記内鍋底部の誘導発熱体に対向するように設置されているが、上記内ケース底壁部の下方には電磁誘導加熱手段(ワークコイル)があり、同電磁誘導加熱手段(ワークコイル)の通電時には該電磁誘導加熱手段(ワークコイル)からの交番磁界が上記内ケース底壁部および断熱プレートの2つの部分を透過して、当該内鍋底部の誘導発熱体を問題なく発熱させ得るようになっている。
ところで、この発明の電気炊飯器では、上記内鍋がそれ自体としては発熱しないセラミック製のものよりなり、内鍋底部の誘導発熱体が発熱することによって上記内鍋が加熱されて炊飯が行われるが、すでに述べたように該誘導発熱体からの熱は内鍋(鍋底部)を加熱する一方で下方(内ケース底壁部側)にも輻射される。
しかし、この発明では、上述のように断熱プレートが、内鍋底部の誘導発熱体に対向し、かつ同誘導発熱体に対して所定の隙間を保った状態で内ケースの底壁部上に設置されているので、誘導発熱体からの熱が直接内ケース底壁部に伝達されることなく、空間を介した放射となり、先ず同空間により断熱される。そして、その後、さらに断熱プレートにより断熱されるので、炊飯時における誘導発熱体からの熱が内ケース底壁部およびその下方のワークコイル側に伝達されるのを有効に防止し得る。従って、該断熱プレートにより、誘導発熱体からの輻射熱でワークコイルが昇温するのを効果的に防止することができる。
又、炊飯中には誘導発熱体からの輻射熱で内ケース底壁部上の断熱プレートを加熱するが、この発明の断熱プレートは、上述のように一旦昇温すると冷めにくい性状(蓄熱性が高い性状)を有しているので、例えば炊き上げ完了時等に仮にワークコイルがOFF(又は低出力)になっても、一定時間高温状態を維持している。そして、炊き上げ完了後はむらし工程(一例としてワークコイルがOFFか又は低出力、かつ保温ヒータ及び蓋ヒータがONで、炊き上げた米飯を110℃程度で数分間維持させる工程)に進むが、そのとき同十分に昇温蓄熱している断熱プレートが放熱し、その輻射熱で内鍋底部を補助的に加熱するようになる。
又、断熱プレートとしてセラミック製や天然石製のもの、カーボンを含むものを使用すると、該断熱プレートが放熱するときに効果的に遠赤外線を放射するようになり、その遠赤外線による熱効率の良い加熱効果も期待できる。
(2) 請求項2の発明
本願請求項2の発明は、上記請求項1の電気炊飯器において、上記断熱プレートの下面側に誘導発熱体からの熱を反射させる熱反射面を設けていることを特徴としている。
この熱反射面としては、例えば熱反射率の高い銀色等の反射面とすることが好ましい。
このように断熱プレートに熱反射面を設けると、上記請求項1の発明の作用に加えて、さらに内鍋底部の誘導発熱体から断熱プレートへの輻射熱を内鍋側蓄熱材層部分で蓄熱できる一方、電磁誘導加熱手段側熱反射面で内鍋底部側に効率良く反射させることができる。
以下、図1〜図7を参照して本願発明のいくつかの実施の形態を説明する。先ず図1には各実施の形態に共通な電気炊飯器本体の基本的な全体構成が示され、図2には、図1の構成をベースとした第1の実施形態の電気炊飯器における断熱プレートの構成が示され、図3には、同第1の実施形態の電気炊飯器における断熱プレートの構成を変形した第2の実施形態が示され、図4〜図5には、同じく第1の実施形態の電気炊飯器における断熱プレートの構成を変形した第3の実施形態が示され、図6〜図7には、第3の実施形態の電気炊飯器における断熱プレートの構成を変形した第4の実施形態が各々示されている。
<各実施の形態に共通な電磁誘導加熱式の電気炊飯器の全体的な構成>
まず、上記各実施形態に共通な電磁誘導加熱式電気炊飯器の全体的な構成について図1を参照して説明する。この電気炊飯器は、有底筒状の内ケース12を外ケース11内に収容した炊飯器本体1と、炊飯器本体1の上部を開閉する蓋ユニット2と、炊飯器本体1の内ケース12内に出し入れ自在に収容される内鍋3と、内ケース12の底壁部13の下方に設置されていて内鍋3を電磁誘導加熱するための電磁誘導加熱手段41,42と、内ケース底壁部13の上面に設置された断熱プレート5とを基本構成としてい構成されている。
尚、本願の各実施形態では、電磁誘導加熱手段41,42として2つのワークコイル(第1のワークコイル41と第2のワークコイル42)を使用しており、以下の説明では、電磁誘導加熱手段41,42を単に第1,第2のワークコイル41,42として述べる。
炊飯器本体1は、外ケース11と内ケース12の二重構造であって、該外ケース11と内ケース12間には、各種部材を設置するための所定間隔の空所が形成されている。
蓋ユニット2は、炊飯器本体1の開口部を開閉する蓋本体21と、該蓋本体21の下面側に取付けられていて内鍋3の開口部を開閉する内蓋22とを有している。尚、この蓋ユニット2は、蓋本体21が炊飯器本体1の後側上部にヒンジ結合されていて、蓋ユニット全体(蓋本体21及び内蓋22)を同時に弧回動開閉し得るようにしている。
内鍋3は、例えばコーディエライト等の耐熱性が高いセラミック製のもの(いわゆる土鍋と称されているもの)で、平坦な底部31と該底部31外周側の湾曲部32と筒状の側壁部33とを一体成形した有底筒状に形成されている。底部31の外周部下面には、小高な環状の高台部34が下向きに突出形成されている。尚、この実施の形態では、内鍋3における高台部34で囲われた内側部分を底部31といい、該高台部34の外側の曲面部(アール面部)を湾曲部32と称している。又、以下の説明では、上記底部31と上記湾曲部32を総称して内鍋下部(又は内鍋下面)と称している。
内ケース12は、耐熱性のある合成樹脂製の底壁部13と金属製の側壁部14と合成樹脂製の肩部材15とを一体に組付けて有底筒状に形成されている。
内ケース12の底壁部13は、内鍋3の底部31と湾曲部32の各外側を囲繞し得る深皿状に成形されている。即ち、この内ケース底壁部13には、内鍋3の底部31に対向する内鍋底部対向部13aと内鍋の湾曲部32に対向する湾曲部対向部13bとを有している。
そして、内鍋3を内ケース12内に収容して、内鍋高台部34を内ケース底壁部13上に着座させると、内鍋3の下面と内ケース底壁部13の上面との間に適宜小間隔の隙間ができるようにしている。尚、内鍋高台部34は、内ケース底壁部13の上面(後述する図3の場合は断熱プレート5の上面)の周方向複数箇所(例えば3箇所)にスポット状に設けた受部材(例えばゴム製)13c上に載置される。
本願で使用される内鍋3は電磁誘導加熱されるものであり、この実施形態では内鍋底部31の下面に第1の誘導発熱体36を貼設しているとともに湾曲部32の外面に第2の誘導発熱体37を貼設している。この第1及び第2の各誘導発熱体36,37は、それぞれ第1のワークコイル41と第2のワークコイル42からの各交番磁界により渦電流を誘起して発熱し、その熱によって内鍋3を加熱するものである。
第1の誘導発熱体36及び第2の誘導発熱体37には、それぞれ例えば銀ペーストのような金属材料が用いられている。第1の誘導発熱体36は、内鍋下面の高台部34の内側におけるかなり大面積部分に設けられている。尚、内鍋底部31下面の中心部には内鍋の温度検知センサー10が接触するので、内鍋底部31下面の温度検知センサー10が接触する部分は一例として発熱体のない状態となっている。又、第2の誘導発熱体37は、内鍋下面の高台部34外側の湾曲部32外面において所定幅の環状に設けられている。
内ケース底壁部13の下面側には、内鍋3の上記各誘導発熱体36,37をそれぞれ誘導加熱するための第1及び第2の各ワークコイル41,42が設置されている。この第1のワークコイル41と第2のワークコイル42は、それぞれ内ケース底壁部13下面とその下方位置にあるコイルカバー43との間に設置されている。尚、この実施形態では、該各ワークコイル41,42は、コイルカバー43の上面に取付けられていて、内ケース底壁部13下面から小隙間だけ離間させている。
又、この実施形態では、第1のワークコイル41のコイル巻数より第2のワークコイル42のコイル巻数を少なくして、第2のワークコイル42による第2の誘導発熱体37の発熱温度が第1のワークコイル41による第1の誘導発熱体36の発熱温度より小さくなるようにしている。
尚、図1の電気炊飯器において、符号16は内ケース側壁部14の外面に取付けた保温ヒータ、符号26は蓋本体21に設けた蓋ヒータである。保温ヒータ16及び蓋ヒータ26は、炊飯時にも各ワークコイル41,42で発熱する各誘導発熱体36,37とともに内鍋3を加熱することができる。
ところで、本願の各実施の形態では、いずれも内鍋3としてセラミック製のいわゆる土鍋が採用されている。このように、内鍋3に土鍋を使用したものでは、一旦昇温すると冷めにくい反面、加熱時の熱伝導性が悪い性質がある。したがって、この種の電磁誘導加熱式電気炊飯器に使用される内鍋3では、内鍋3下部の加熱される部分(第1及び第2の各誘導発熱体36,37がある部分)の厚さを側壁部33に比較して薄くして、各誘導発熱体36,37からの熱が内鍋3の内面まで早く伝導されるようにしている。尚、図示の実施形態のものでは、内鍋底部31及び湾曲部32の各厚さはそれぞれ例えば4mm程度である。他方、内鍋3の側壁部33の厚さは、炊飯時に徐々に温められればよいので、比較的厚く(例えば7mm程度)している。このように内鍋側壁部33の厚さを厚くすると、昇温は遅くなるが炊き上げ完了時等の蓄熱量が多くなって冷めにくくなるので、むらし工程におけるむらし効率(又は保温工程における保温効率)が良くなる。
ところで、炊飯時の内鍋セット状態で、上記第1及び第2の各ワークコイル41,42に通電すると、該各ワークコイル41,42からの交番磁界により第1の誘導発熱体36及び第2の誘導発熱体37がそれぞれ発熱するが、特に第1の誘導発熱体36の発熱温度は最大で220℃〜230℃に達する。そして、各誘導発熱体36,37からの熱は、内鍋下部(内鍋底部31及び湾曲部32)に伝導して内鍋3を加熱する一方、内ケース底壁部13側にも輻射される。そして、そのままでは、各誘導発熱体36,37からの輻射熱で内ケース底壁部13が異常高温まで加熱されて、該内ケース底壁部13の下部側に設置している各ワークコイル41,42を異常昇温させる危険がある。特に、炊飯時において、内鍋底部31にある第1の誘導発熱体36の発熱温度が最大で220℃〜230℃と高温になるので、内ケース底壁部13下方側の第1のワークコイル41については異常昇温するのを防止する手段が必要となる。
そこで、本願各実施形態の電気炊飯器では、内ケース底壁部13上における内鍋底部31の第1の誘導発熱体36に対向する部位13aに透磁性のある断熱プレート5を設置して、第1の誘導発熱体36からの輻射熱が内ケース底壁部13および第1のワークコイル41側に伝導するのを防止するようにしている。又、この断熱プレート5として、透磁性があり且つ可及的に蓄熱性の高い高蓄熱性材料で形成され、また熱反射率機能、遠赤外線放出機能、自己発熱機能を具備したものを使用し、該断熱プレート5を断熱機能のほかに吸水、炊き上げ、炊き上げ完了後のむらし等の各工程における補助加熱機能をもたせるようにしている(省エネ性をも確保)。
以下、この断熱プレート5の構成について、いくつかの実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
先ず図1はおよび図2は、本願発明の第1の実施の形態の電気炊飯器に係る断熱プレートの構成を示している。
この第1の実施形態では、例えば図1および図2に示されるように断熱プレート5として、内鍋底部31にある第1の誘導発熱体36とほぼ同面積で厚さが例えば3〜4mm程度の形状のものが使用されている。
尚、断熱プレート5の中心部には、温度検知センサー10を挿通させるための穴を有している。そして、この断熱プレート5は、内ケース底壁部13の上面における上記第1の誘導発熱体36が対向する部位13aに接着させている。
又、この断熱プレート5は、例えば内鍋3と同じ材質のセラミックや天然石(花崗岩)のような高蓄熱性材料で成形されている。これらの材質(セラミックや天然石)は、透磁性があるとともに断熱性と蓄熱性がそれぞれ良好な性状を有している。このように断熱性と蓄熱性がそれぞれ良好であると、昇温しにくいが蓄熱性が高く一旦昇温すると冷めにくいという性状を呈する。従って、このような材料よりなる断熱プレート5には、第1の誘導発熱体36からの輻射熱を断熱する機能のほかに、該輻射熱を吸収して保持する高い蓄熱力を有している。
尚、この第1の実施形態では、内鍋3の湾曲部32にある第2の誘導発熱体37と第2のワークコイル42間には断熱プレートを介設していないが、第2の誘導発熱体37は、上記したように第2のワークコイル42のコイル巻数が少ない関係で発熱温度が低めに抑えられており、しかも第2の誘導発熱体37付近及び第2のワークコイル42付近は内鍋3の外周寄り部分にあって外部に開放されているので、熱が籠もりにくい(熱が放散され易い)ので、該第2の誘導発熱体37に対向する部分13bには特に断熱プレートを設けなくても第2のワークコイル42が異常昇温することはない。また、内ケース12自体も耐熱性の高い合成樹脂で形成されている。
このような、図1及び図2に示す第1の実施形態の電気炊飯器では、上記断熱プレート5が次のように機能する。
まず、炊飯時において各ワークコイル41,42に通電されると、該各ワークコイル41,42からの交番磁界により、それぞれ第1の誘導発熱体36及び第2の誘導発熱体37を発熱させ、その熱が内鍋下面から内鍋壁部分を伝導して内鍋3内の炊飯物を加熱する。尚、炊飯時には、必要に応じ保温ヒータ16や蓋ヒータ26を協同させて、内鍋3を側周部や上部等からも加熱することができる。
炊飯中には、特に第1の誘導発熱体36の発熱温度が最大で220℃〜230℃程度の高温になり、該第1の誘導発熱体36からの高温熱が下方にも輻射されるが、この第1の誘導発熱体36の下方には、所定の隙間を保った状態で上述の断熱プレート5が設置されているので、該輻射熱が直に内ケース底壁部13を加熱することがない。従って、内ケース底壁部13が過度に加熱されることがないので、その下方の第1のワークコイル41が異常昇温することもない。
尚、内ケース12の第2のワークコイル42側については、第2の誘導発熱体37に対向する部分13bに断熱プレートがなくても、上述したように発熱量が小さく、また外部に開放されているので、異常昇温することがない。
他方、炊飯時には、第2の誘導発熱体37からの輻射熱で断熱プレート5が徐々に加熱されて、炊き上げ完了時点では断熱プレート5がかなりの高温状態(むらし時の温度110℃よりかなり高温)まで加熱されている。この断熱プレート5は、一旦昇温すると冷めにくい性状(蓄熱性)を有しているので、炊き上げ完了時にワークコイル41,42がOFF(または低出力)になっても、一定時間高温状態を維持している。
そして、炊き上げ完了後はむらし工程(例えばワークコイル41,42がOFFまた低出力、保温ヒータ16及び蓋ヒータ26がONで、炊き上げた米飯を110℃程度で数分間維持させる)に進むが、そのとき上記昇温している断熱プレート5が放熱し、その輻射熱で内鍋3の底部31を補助的に、しかし有効に加熱するようになる。つまり、この断熱プレート5は、上記した断熱機能のほかに、内鍋3に対する補助加熱源として有効利用できることになる(したがって、省エネルギーになる)。
特に、内鍋3に内鍋を使用したものでは、炊飯時の熱伝導率を高めるために誘導発熱体36,37が設けられる内鍋底部31(及び湾曲部32)の肉厚さを比較的薄く(例えば4mm程度)成形しているが、このように厚さが薄い部分では、炊き上げ完了後の蓄熱量(余熱)が少ないので、上記のように断熱プレート5で蓄熱している余熱で内鍋底部31を加熱するようにすると、「むらし」をより良好に行えるようになる。
又、断熱プレート5としてセラミック製や天然石製のものを使用すると、該断熱プレート5が加熱されたときに遠赤外線を放出するようになり、その遠赤外線による加熱効果も期待できる。
<第2の実施形態>
次に図3は、本願発明の第2の実施の形態に係る断熱プレートの構成を示している。
この第2の実施形態は、上記図2に示した第1の実施形態の断熱プレートの変形例を示したものである。この第2の実施形態の断熱プレート5は、内鍋底部31の第1の誘導発熱体36に対向する中央断熱プレート部5aと、内鍋湾曲部32の第2の誘導発熱体37に対向する張出断熱プレート部5bとを一体に成形したものを使用している。尚、この第2の実施形態の断熱プレート5も、第1実施形態の場合と同様にセラミックや天然石のような高蓄熱性材料で成形されている。
すなわち、この第2の実施形態の断熱プレート5は、内ケース底壁部13の上面に設置(接着)されていて、中央断熱プレート部5aが内ケース底壁部13の内鍋底部対向部13a上(第1の誘導発熱体36に対面する位置)に位置している一方、外周側に張出した断熱プレート部5bが内ケース底壁部13の湾曲部対向部13b上(第2の誘導発熱体37に対面する位置)に位置している。
又、この第2の実施形態では、内鍋3の底部(高台部34)が断熱プレート5上に載置される関係で、該断熱プレート5における高台部34が対応する位置の周方向数箇所(例えば3箇所)にスポット状の受部材(例えばゴム製)13cを嵌め込んでいる。
尚、この第2の実施形態で使用されている断熱プレート5は、中央断熱プレート部5aと張出断熱プレート部5bとを一体成形しているが、他の実施の形態では、張出断熱プレート部5bを中央断熱プレート部5aから分離した別体のものを採用してもよい。
この第2の実施形態で使用されている断熱プレート5では、第1の誘導発熱体36と第2の誘導発熱体37がそれぞれ対応する部位に高蓄熱性材料からなる断熱プレート部分を有しているので、さらに断熱プレート5による蓄熱部分の面積を大きくできる(蓄熱量を多くできる)。従って、炊き上げ完了後のむらし工程(又は保温工程)等において、断熱プレート5(大面積)からの内鍋底部(31,32)に対する補助加熱量を多くできるというメリットがある。
特に、内鍋3の湾曲部32も、内鍋底部31と同様に肉厚さが比較的薄い(例えば4mm程度)ので相対的に蓄熱性が低く、該内鍋湾曲部32の外側にも張出断熱プレート部5bを対向させると、むらし工程時に内鍋湾曲部32に対しても張出断熱プレート部5bから補助加熱することができるようになる。
尚、このように、むらし工程時等に断熱プレート5による補助加熱量が多いと、炊き上げ後のむらし工程を一層良好に行えるとともに、一層の省エネルギーになる。
又、この第2の実施形態では、断熱プレート5の張出断熱プレート部5bが内鍋湾曲部32の第2の誘導発熱体37と第2のワークコイル42との間に介在されているので、該張出断熱プレート部5bで第2の誘導発熱体37からの輻射熱が第2のワークコイル42側に伝わるのを防止でき、従って第2のワークコイル42に対する昇温防止が行える。
<第3の実施形態>
次に図4および図5は、本願発明の第3の実施の形態の電気炊飯器に係る断熱プレートの構成を示している。
この第3の実施形態は、上記図2に示した第1の実施形態の断熱プレート5を変形したものである、
そして、この第3実施形態の断熱プレート5は、上記第1実施形態のものと同様に第1の誘導発熱体36に対向する部分にのみ設置されている。
すなわち、この第3実施形態の断熱プレート5は、上面側の透明セラミック層51と下面側の断熱材層52との間に自己発熱が可能な導電性材料層53を介在させたものを使用している。
コーディエライトなどセラミックは一般に有色であるが、特殊なものとして透明なセラミックも開発されており、この第3の実施形態では断熱プレート5の上面側に、同透明なセラミック層51を採用している。この透明セラミック層51も、もちろん上述のセラミック材同様に高蓄熱性材料であって、一旦昇温すると冷めにくい性質(蓄熱性)を有している。
一方、該断熱プレート5の下面側の断熱材層52には、通常のセラミックや天然石等の断熱材料が使用されている。そして、この断熱材層52も高い蓄熱力を有している。
導電性材料層53は、この実施形態では上記透明セラミック層51の下面に設けられている。尚、この導電性材料層53は、断熱材層52の上面に設けるようにしてもよい。
この導電性材料層53は、上記透明セラミック層51の下面(又は断熱材層52の上面)に、例えばアルミ材又は金属酸化物をコーティングして銀色に形成される。この導電性材料層53は極薄に形成されていて、通電時に第1のワークコイル41から発生する交番磁界のごく一部が該導電性材料層53部分に作用する(導電性材料層53が発熱する)ものの、該交番磁界の大部分は上記導電性材料層53を透過するようになっている。従って、炊飯時(通電時)には、第2のワークコイル42からの交番磁界の一部で断熱プレート5の導電性材料層53部分を補助的に発熱させる一方、該交番磁界の大部分で上述した第1の誘導発熱体36を十分に発熱させることができるようになっている。
したがって、この第3の実施形態の電気炊飯器では、炊飯スイッチをONすると、第1及び第2の各ワークコイル41、42からの各交番磁界により各第1及び第2の各誘導発熱体36,37がそれぞれ発熱して内鍋3の下部を加熱する一方、第1のワークコイル41からの交番磁界の一部で断熱プレート5の導電性材料層53を発熱させて断熱プレート5全体を補助的に加熱するようになる。
従って、炊飯時に自己加熱された断熱プレート5からの輻射熱(図5に点線矢印Pで表示している)で内鍋底部31を補助加熱できるとともに、断熱プレート5に確実に蓄熱できる。尚、断熱プレート5に蓄熱された熱は、上記と同様にむらし工程等でも内鍋底部31を加熱するのに利用される。
又、炊飯時には、第1の誘導発熱体36からの輻射熱が下方に放射されるが、断熱プレート5の導電性材料層53として上述のように銀色となるアルミ又は金属酸化物をコーティングしたものを使用していると、第1の誘導発熱体36からの輻射熱が図5に実線矢印Pで示すように導電性材料層53部分で効率良く上方に反射され、その反射熱で内鍋底部31をさらに効率良く加加熱ることが期待できる。
したがって、断熱プレート5の透明セラミック層51部分及び断熱材層52部分は、それぞれ蓄熱性が高く、炊き上げ完了後にワークコイル41がOFFになっても、断熱プレート5がかなりの高温状態を維持しており、この第3の実施形態のものでも、むらし工程等において断熱プレート5の蓄熱力で内鍋底部31を補助加熱し得る。
<第4の実施形態>
さらに、図6および図7は、本願発明の第4の実施の形態の電気炊飯器に係る断熱プレートの構成を示している。
この第4の実施形態は、上記図5及び図6に示した第3の実施形態の断熱プレート5の変形例を示したものである。
この第4実施形態の断熱プレート5では、透明セラミック層51と断熱材層52間の導電性材料層53部分に、小面積(例えば直径が数ミリ程度)からなる多数のカーボン材54,54・・を、例えば図7に示すように断熱プレート5(導電性材料層53)の全面積に散在させた状態で配置させている。尚、このカーボン材54は、粉末状のものを予め導電性材料(銀ペースト)に所定量だけ練り込んでおき、そのカーボン材入りの導電性材料で導電性材料層53を形成してもよい。
カーボン材54は、加熱されると遠赤外線を放出する性質があり、炊飯時に第1のワークコイル41からの交番磁界で導電性材料層53が発熱したり、第1の誘導発熱体36からの輻射熱で断熱プレート5が加熱されたときに、各カーボン材54,54・・から多量の遠赤外線が放出されるようになる。そして、このカーボン材54,54・・から放出された遠赤外線は、断熱プレート5の上面から内鍋底部31に向けて輻射されて、該内鍋底部31を加熱するようになる。
従って、この第4の実施形態の断熱プレート5では、さらにカーボン材54からの遠赤外線による加熱効果が付加されるので、ご飯を一層美味しく炊き上げることができる。
本願発明の各実施形態に共通な電気炊飯器本体の基本的な構成を示す縦断面図である。 本願発明の第1の実施形態に係る電気炊飯器の断熱プレートの要部の構成を示す断面図である。 本願発明の第2の実施形態に係る電気炊飯器の断熱プレートの要部の構成を示す断面図である。 本願発明の第3の実施形態に係る電気炊飯器の断熱プレートの要部の構成を示す断面図である。 図4の一部を拡大した拡大断面図である。 本願発明の第4の実施形態に係る電気炊飯器の断熱プレートの要部の構成を示す断面図である。 図6の一部の平面図である。
1は炊飯器本体、2は蓋ユニット、3は内鍋(土鍋)、5は断熱プレート、11は外ケース、12は内ケース、13は内ケースの底壁部、31は内鍋底部、32は内鍋の湾曲部、33は内鍋の側壁部、36は第1の誘導発熱体、37は第2の誘導発熱体、41は第1のワークコイル(電磁誘導加熱手段)、42は第2のワークコイル(電磁誘導加熱手段)、51は透明セラミック層、52は断熱材層、53は導電性材料層、54はカーボン材である。

Claims (2)

  1. 高台部を除く底部に誘導発熱体を設けた蓄熱性が良く、冷めにくいセラミック製の内鍋と、底壁部に上記内鍋の高台部を支持する受け部材を有する有底筒状の内ケースを有し且つ該内ケース内に上記内鍋を取り出し可能に収容し得るようにした炊飯器本体と、上記内ケースの底壁部下方にあって上記誘導発熱体を介して上記内鍋を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段とを備えた電気炊飯器において、
    上記内ケースの底壁部上における上記内鍋の誘導発熱体が対向する部位に、上記内鍋の誘導発熱体との間に所定の隙間を保った状態で、透磁性があり且つ蓄熱性の高い高蓄熱性材料で形成された断熱プレートを設置し、上記内ケースの底壁部下方側の電磁誘導加熱手段が上記内ケース底壁部および断熱プレートを介して、上記誘導発熱体を発熱させるようになっていることを特徴とする電気炊飯器。
  2. 断熱プレートの下面側に誘導発熱体からの熱を反射させる熱反射面を設けていることを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。
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