JP2007329087A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】土鍋などの非金属製の鍋を採用するなどして加熱コイルと発熱体との距離がばらついても安定した炊飯ができるようにする。
【解決手段】鍋側の発熱体を誘導発熱させる本体側の加熱コイル4aにつき、総断面積に対する分線4cの数を現在数よりも高めて細線化し、発熱体との距離のばらつきに対する磁界作用の安定度を高めることにより、上記の目的を達成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、土鍋などの非金属製を含めた各種鍋側の発熱体をこの鍋を収容した本体側の加熱コイルからの交番磁界により誘導発熱させて炊飯を行う電気炊飯器に関するものである。
土鍋に電磁誘導にて発熱する発熱体を設けて調理を行えるようにすることは種々知られているし(例えば、特許文献1、2参照)、土鍋を着脱できるよう本体に収容して電気的な加熱源によって炊飯を行う炊飯器も既に知られている(例えば、特許文献3参照。)。特許文献1、2に記載の土鍋はいずれも外面と内外両面との違いはあっても底部に発熱層を設けて、電磁誘導調理器からの電磁誘導にて発熱させ底部から加熱し調理を行うようにしている。特許文献3に記載のものは土鍋の底部外面に磁性発熱体を設けて加熱コイルからの交番磁界との磁気結合により誘導発熱させて、炊飯を行うようにしている。
特開2005−298161号公報 特開2005−334351号公報 特開2005−413号公報
ところで、炊飯は特に均一加熱がおいしいご飯を炊き上げる重要な条件である。また、炊き上げたご飯の保温時に部分的な温度差があると結露が発生しご飯をべたつかせたり白化させたりするので均一保温が重要である。
本発明者等は、このような観点を踏まえ土鍋などの非金属製の厚く熱を篭らせやすい鍋を用いた電気炊飯器の実用に向け研究をし実験と検討を繰り返すなか、本体に土鍋を収容した電気炊飯器個々で加熱特性にばらつきがあり、安定した炊飯ができない問題を経験した。
本発明者は、これに対応するのに高出力加熱を試みたが、土鍋の外面の発熱体は土鍋の熱伝導性がアルミニウムの1/200と小さいことが原因して、底部からの高出力加熱を炊飯に生かしにくく、その分出力を高めると鍋側での局部過熱、この過熱による加熱コイル自体の異常昇温を招いてしまうことが判明した。
そこで、土鍋では安定加熱ができないことにつき種々に実験をし、検討を重ねた結果、土鍋は金属製の鍋などに比し成形寸法のばらつきが大きく、その外面に設けた発熱体の本体側の加熱コイルとの距離が1mm程度の幅でばらつき、加熱コイルからおよぶ電磁作用が安定していないことを知見し、局部過熱などの問題なしに加熱コイルと発熱体との鍋の成形ばらつきなどによる距離のばらつきの影響なしに安定加熱ができる手法を見出した。
本発明の目的は、このような新たな知見に基づき、土鍋などの非金属製の鍋を採用するなどして加熱コイルと発熱体との距離がばらついても安定した炊飯ができる電気炊飯器を提供することにある。
上記のような目的を達成するため、本発明の電気炊飯器は、鍋側の発熱体をこの鍋を収容した本体側の加熱コイルからの交番磁界により誘導発熱させて炊飯を行う電気炊飯器において、加熱コイルは、総断面積に対する分線数を現在数よりも高めて細線化したことを特徴としている。
このような構成の電気炊飯器では、加熱コイルが総断面積に対する分線数が現在数よりも高めて細線化された分だけ、各分線における断面積に対する有効通電面積率が向上して自己発熱面積率が低下するので、現行通電条件にて熱損失少なく電流量を高め総断面積に対する磁気作用域を拡大でき、鍋の成形寸法のばらつきなどによって加熱コイルは発熱体との距離が現行以上にばらついても磁界作用を確実に及ぼして発熱させ炊飯することができる。
それには、加熱コイルは、現在線径0.3mmに対し、0.2mm以下の線径とするのがよく、0.15mm以下の線径としてさらに好適である。
このような加熱コイルは、鍋の温度を検知する温度センサの近傍に位置して設けられても、自己発熱が小さいことにより近傍に位置する温度センサの温度検知のノイズとはならない。
加熱コイルは、鍋の底部の中央部とアール形状に立ち上がる外周部とに設けた各発熱体に対応した中央部の加熱コイルと、周辺部の加熱コイルとを有し、少なくとも周辺部の加熱コイルを細線化すると、非金属製の底部のアール形状を持って立ち上がる周辺部の寸法のばらつきが大きいことに対応して、ここでの発熱体への加熱コイルからの磁気作用を安定させられる。
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の各特徴は可能な限りそれ単独で、あるいは種々な組合せで複合して採用することができる。
本発明の電気炊飯器によれば、加熱コイルの細線化による有効通電面積率の向上、自己発熱面積率の低下を得て、加熱コイルの発熱、熱損失少なくまた発熱体による局部過熱の原因なしに、加熱コイルは発熱体との距離のばらつきが大きくても確実な磁界作用にて発熱させられ安定に炊飯することができ、寸法ばらつきの大きな土鍋などの非金属製の鍋を採用するのに好適である。
加熱コイルは0.2mm以下の線径とするのがよく、0.15mm以下の線径としてさらに好適である。
加熱コイルは温度センサの近傍に位置しても自己発熱が小さくノイズを与えず炊飯温度に対する制御の安定性を損なわない。
非金属製の鍋はその底部の中央部とアール形状に立ち上がる外周部の寸法のばらつきが大きくても、ここでの発熱体に対する加熱コイルを細線化して磁気作用を高め安定に発熱させられる。
以下、本発明に係る電気炊飯器の実施の形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明し本発明の理解に供する。
本実施の形態の電気炊飯器は図1、図2に示すように、土鍋などの主として非金属製の鍋1と、この鍋1を着脱できるように収容した本体2と、本体2および鍋1を開閉する蓋体3と、鍋1の底部から加熱する底部加熱源4と、鍋1の側部から加熱する側部加熱源5と、蓋体3から加熱する蓋加熱源6と、を備えた基本構成を有している。本体2は内外装ケース11、12間に底部加熱源4の加熱コイル4aを配し、これに対向する鍋1の底部外面に加熱コイル4aからの交番磁界によって誘導発熱される発熱体4bを設けてある。側部加熱源5は内装ケース11における樹脂製の下部枠11bと上部枠11cとの間に挟み付けた金属製とした胴部枠11aの外まわりに巻きつけたヒータ5aとしてある。しかし、側部過熱源5も図示しない加熱コイルと発熱体との組み合わせとすることもできる。蓋加熱源6は蓋体3の樹脂製の上板3aと組み合わせた樹脂製の下板3bに嵌め付けた金属製の放熱板3cの上面に配線し取り付けたヒータ6aとしてある。放熱板3cは鍋1の開口に対応した大きさを有し、鍋1の開口を閉じる金属製の内蓋7の上方から鍋1内のご飯を加熱し保温するもので、主として側部加熱源5と協働して温度差による結露を防止しながら保温する。ご飯の保温に底部加熱源4を組み合わせ使用することもできる。特に、底部加熱源4は鍋1の底部中央部と底部の胴部へ例えばアール形状で立ち上がる外周部とに別れ定置するように、中央部の加熱コイル4a1、発熱体4b1の組みと、周辺部の加熱コイル4a2、発熱体4b2の組みとに分かれている。しかし、加熱コイル4a1、4a2は1本の線を2箇所に巻き分けた構成として同一の通電制御を行うようにしている。これに限られることはなく、個別の線で構成して個別な通電制御を行うようにもできる。
図1に示すように、これら底部加熱源4、側部加熱源5、蓋加熱源6を駆動する電源・駆動基板111、この電源・駆動基板111を通じ設定されたモードの炊飯や調理を行なう制御基板112を本体2の内外装ケース11、12の前部間に形成した大きな空間に配し、ファン13によるヒートシンク13aと協働したIGBTといった発熱素子を冷却するようにしてある。本体2の広い前部の上面には各種のモードを設定したり、炊飯や調理を開始したり、保温を選択したり停止したりする操作パネル14を設けてあり、その内側には操作基板18を設けて操作パネル14での各種操作に対応し、また操作の状態や動作の状態の表示を行えるようにしている。本体2の後部間には側部間よりはやや広い空間として電源接続コードの巻取りリール115を収容している。本体2の内装ケース11の下部枠11b、上部枠11cは樹脂製としてあり、下部枠11bが透磁性を満足し加熱コイル4a1、4a2による発熱体4b1、4b2への電磁作用を邪魔しないようにしている。本体2の外装ケース12は樹脂製の底部材12aの周壁上端に金属製の胴部12bの下端縁巻き部を無理嵌めして連結し、胴部12bの上端と内装ケース11の上部枠11cの上端とを合成樹脂製の肩部材12cにより連結してある。加熱コイル4a1、4a2は樹脂製のコイル台15に載置して支持し、コイル台15の下に放射状に延びたフェライト16を樹脂製の支持台17で支持して設け、加熱コイル4a1、4a2が発生させる磁界を強化し安定させるようにしている。
蓋体3は図1に示すように本体2の後部軸受部2dに軸21により開閉できるように枢支してばね22により開き方向に付勢し、ばね22と後部軸受部2dとの摺接による抵抗などにて蓋体3がゆっくりと開くようにしてある。蓋体3の前部は本体2の側に軸124に枢支して設けるなどしたロックレバー23によって閉じ位置にロックされ、ロックレバー23のロック解除操作によってロックが解除さればね22によって開かれるようにしている。蓋体3のこのような閉じ状態にて図1、図2に示すように蓋体3の下板3bと放熱板3cとの間に挟み込んだシールパッキン24が内蓋7の外周枠7aに圧接し、この圧接によって内蓋7は外周枠7aとの間に設けたシールパッキン25にて鍋1の水平となっている口縁に上方から圧接し鍋1を閉じ、炊飯や保温を行う状態となる。このような閉じ状態で、内蓋7には高位部と低位部とに図示しない穴があり、炊飯中の蒸気を逃がしたり、逃がした蒸気に随伴して内蓋7外に出たおねばを鍋1内に戻したりできるようにしている。また、蓋体3の中央に設けた穴26には蒸気パイプ27を下方から挿入して穴26内周のシールパッキン28によって分解洗浄などのために着脱できるように保持するようにしている。蒸気パイプ27はボール状の逆止弁29aを持った蒸気通路29を有し、内蓋7の外に出た蒸気を逆止弁29aの弁圧を超えたときだけ蓋体3外に放出しながら、内部に気液分離したおねばを内蓋7上に戻し、鍋1内に戻されるようにする。
ここで、非金属製の鍋1は主として陶土を焼成したものでよいがセラミック類も含み、既に知られる種々のものを採用することができる。底部加熱源4の発熱体4b1、4b2は加熱コイル4a1、4a2からの交番磁界によって渦電流を発生し発熱する導電層であり、鍋1の外面に設けた10〜数十μm程度の銀ペーストの印刷などによる塗布層、銀箔の貼り合わせ層、あるいは銀の蒸着層などでよい。しかし、その導電材料や層形成の方法は自由に選択できる。側部加熱源5のヒータ5aは、内装ケース11における鍋1の側部に対向するアルミニウムや鋼板、ステンレスなどの放熱板である胴部枠11aの外面に押え板5cとの間に挟み込んで装備し、主として保温に用いるが、特に、ヒータ5aの下部は炊飯に用いても好適である。これらのために、4重のヒータ5aの最上部1つを20W相当の通電容量、その下の1つを40W相当の通電容量で双方合わせて60W相当となるようにし、最下部2つを60W相当の通電容量とするようにしてある。通電容量の違いは通電のデューティ比の違いによって簡単に得られるし、どのように得てもよい。このような通電容量の違いを利用して炊飯時の合数や保温時の結露、白化、乾燥による褐変など各種の条件に応じた細かな加熱制御ができる。
以上で各種の電気炊飯モードや調理モード、保温モードを実行することができる。しかし、本実施の形態では特に、鍋1が土鍋などの成形上の寸法ばらつきが金属製の鍋にくらべて大きく、特に、鍋1の底部のアール形状で立ち上がる外周部でのばらつきが大きく、発熱体4bの加熱コイル4aとの距離などのばらつきの原因になって加熱の過不足として反映し、安定した炊飯が行えないことに対応するのに、加熱コイル4a特に距離がばらつきやすい前記発熱体4b2に対応する加熱コイル4a2を優先して、総断面積Aに対する分線数Nを図3(a)に示す現在数Xよりも図3(b)に示すようにY=X/4と高めて線径でいうと1/2に細線化している。
加熱コイル4a1、4a2はそれらに対応する発熱体4b1、4b2に交番磁界を及ぼして生じる渦電流によって発熱させるために高周波電流を供給する関係から、直流電流では個々の分線4cの断面積全域に流れるのとは異なり、分線4cの断面積の図3に斜線を施して示す通電表層域4c1に主として流れ、中央側は通電抵抗の大きな自己発熱域4c2となり、線径が大きいほど通電表層域4c1に対する自己発熱域4c2の面積割合が増加する。従って、図3(a)に示す現行分線数の場合よりも図3(b)に示す本実施の形態のように分線数を増大させるほど、各分線4cでの通電表層域4c1の割合が高くなり、自己発熱域4c2の割合が小さくなる。つまり、本実施の形態のように加熱コイル4a2などが総断面積Aに対する分線数Nを現在数XよりもY=X/4に高めて線径で見て1/2に細線化された分だけ、各分線4cにおける断面積A4bに対する有効通電面積率が向上して自己発熱面積率が低下し、総断面積Aに反映するので、現行通電条件にて熱損失少なく周波数に対する電流量I(A)を図3(c)に示すように高め、これに対応した分だけ総断面積Aに対する磁気作用域を拡大でき、省エネも図れる。この結果、鍋1の特に底部におけるアール形状にて立ち上がる周辺部での大きな成形寸法のばらつきなどによって加熱コイル4a2などはそれに対応する発熱体4b2などとの距離が現行以上にばらついても磁界作用を確実に及ぼして発熱させ炊飯することができる。
なお、鍋1の高さにばらつきがあっても、図2に示すように鍋1をその底部の脚部1dなどにて本体2側に載置する支持形式とすることで、底部の中央部での加熱コイル4a1と発熱体4b1との距離に対する鍋1の成形誤差の影響は、鍋1の脚部1dと発熱体4b1との間の極く微小な高さ間でのものとなり、鍋1の全高範囲での最大ばらつきの影響を大きく緩和するので、必要に応じ加熱コイル4a1の細線化を省略しても安定した炊飯は確保できる。このような場合、加熱コイル4a1、4a2の双方を細線化した1本のコイルとする場合に比し、加熱コイル4a1、4a2が個別のものとなって取り扱いコイル数は増大するが、個別に通電制御してよりきめの細かい炊飯制御ができることになるし、細線化を巻線時の断線などによる歩留まりが低下してまで実現しようとするような場合に有利となる。これに対し、鍋1をそのフランジ1eを本体2側で支持して吊持ちするような場合は鍋1の高さの成形誤差が加熱コイル4a1と発熱体4b1との距離の大きなばらつきの原因になるし、本体2側の成形や組み立ての誤差も反映して成形誤差の少ない金属製の鍋1の場合でも加熱コイル4a1と発熱体4b1との距離のばらつきが大きくなる場合もあるので、加熱コイル4a1も上記のように細線化するのが好適である。
要するに、本実施の形態では、加熱コイル4a、具体的には加熱コイル4a1、4a2などの細線化による有効通電面積率の向上、自己発熱面積率の低下を得て、加熱コイル4a1、4a2などの発熱、熱損失少なくまた発熱体による局部過熱の原因なしに、加熱コイル4a、具体的には加熱コイル4a1、4a2などは、発熱体4b、具体的には発熱体4b1、4b2などとの距離のばらつきが大きくても確実な磁界作用にて発熱させられ安定に炊飯することができ、寸法ばらつきの大きな土鍋などの非金属製の鍋1を採用するのに好適である。
また、このように細線化した加熱コイル4a、具体的には加熱コイル4a2は、鍋1の温度を検知する温度センサ34の近傍に位置して設けられているが、前記のように自己発熱が小さいことにより近傍に位置する温度センサ34の温度検知のノイズとはならないので、温度センサ34が検出する炊飯温度を基に適正な炊飯制御ができる。
ここで、加熱コイル4a1、4a2などの細線化は、現在線径0.3mmに対し、0.2mm以下の線径とするのがよく、0.15mm以下の線径としてさらに好適であり、0.15mmにて十分な効果が得られた。
幾つかの実施例を示すと、現行のMサイズ炊飯器で、総断面積A=2.4021mmの分線数N=34、線径=0.3mmであるのに対し、実施例1として総断面積A=2.4021mmに対して分線数N=136、線径=0.15mmに設定し、現行のSサイズ炊飯器で、総断面積A=1.76625mmに対して分線数N=25、線径=0.3mmであるのに対し、実施例2として総断面積A=1.7665mmに対して分線数N=100、線径=0.15mmに設定して、M、Sいずれのサイズの電気炊飯器においても良好な炊飯結果が得られた。
ここで、線径0.3mmの現行分線と、線径0.15mmの実施例分線との周波数に対する電気抵抗(Ω)、インダクタンス(H)、Qに関する特性を比較実験したところ、図4(a)〜(c)に示す通りであり、実施例線の方が現行分線よりも各周波数に対する通電抵抗が低下していることが分かる。
次に、線径0.3mm、分線数34、中央部12ターン、周辺部10ターンの現行コイルと、線径0.15mm、分線数136、中央部14ターン、周辺部8ターンの実施例コイルとにつき、それらを実用したときのコイルの昇温について試験した。なお、分線どうしは図5(b)に示すように撚り合せている。
試験方法は、最大電力1200Wで調整し、IH出力を100%として連続通電して湯沸し状態にする。その状態で図5(a)に示す中央部の加熱コイルの前部CFと後部CR、周辺部の加熱コイルの前部OFと後部ORとの温度を測定する。
試験装置としては、NF電源 4420、電力計 MODEL 3182(A−K01−009)、オシロスコープ DL1640L を用いた。
試験結果は現行の加熱コイルでは図6に示す通りとなり、実施例の加熱コイルでは図7に示す通りとなった。図6と図7とを比較して実施例の加熱コイルの方が現行の加熱コイルよりも温度上昇が抑えられていることが分かる。
また、土鍋などの非金属製の鍋1では、その外面に設けた発熱体4b1、4b2の熱が、鍋1の側に効率よく伝わらない分だけ、内装ケース11側、加熱コイル4a1、4a2の側に放熱する割合が高くなり、炊飯を首尾よく遂行できなかったり、炊飯温度を確保するために炊飯時の加熱温度を高めると鍋1側の局部過熱や、この局部過熱部となる特に発熱体4b1などからの放熱による内装ケース11の下部枠11bの劣化や溶損、加熱コイル4a1などの異常発熱の原因になって炊飯器や使用の安全が損なわれたりすることがある。
これには、内装ケース11における下部枠11bの鍋1における特に径方向幅が大きく総発熱量が多くなる発熱体4b1と対向する部分に透磁性の耐熱プレート31を配し、発熱体4b1からの熱を反射させるようにして対応はできる。具体的には、本体2における内装ケース11の鍋1外面に設けられた発熱体4b1などとの対向部に設けた透磁性の耐熱プレート31は、その透磁性によって内外装ケース11、12の少なくとも底部間に設けた加熱コイル4a1などからそれに対向する鍋1外面の発熱体4b1などに交番磁界を及ぼして誘導発熱させる作用を損なわない。しかも、この透磁性の耐熱プレート31は、鍋1外面の発熱体4b1などが良好な炊飯に必要な高い温度に発熱させるのに対し鍋1が土鍋などの熱伝導性の低い非金属製で熱伝導しにくく、発熱体4b1などから内装ケース11側への外面への図3に放熱の割合が高くなる関係であっても、この放熱を耐熱プレート31の表面で鍋1側に反射させて鍋1を二次加熱して炊飯の加熱に再度生かし加熱効率を高められる。この結果、非金属製の鍋1の厚く熱を篭らせやすい特性との組み合わせから本発明の目的に対応した均一で十分な加熱での良好な炊飯が実現する。さらに、耐熱プレート31はその耐熱性によって劣化や損傷するようなことがなく、鍋1外面の発熱体4b1などからの熱が本体2の内装ケース11、特に下部枠11bや加熱コイル4a1に及ばないようにするし、まして本体2の外装ケース12下へ熱が及ぶようなことは回避できる。
しかし、本実施例での細線化した加熱コイル4a1などを土鍋である鍋1の外面に設けた発熱体4b1などに働かせても、その昇温は現行加熱コイルの場合に比し、昇温が10℃〜20℃抑えられる。従って、耐熱プレート31を省略しても熱的安全が図れる。しかし、耐熱プレート31は加熱効率を高めるので併用するのが好適である。また、加熱コイル4a2の細線化による磁気作用域の拡大は、側部加熱源5のヒータ5aを装備している胴部枠11aに及んで発熱させ、ヒータ5aとの協働加熱を図ることもできる。
耐熱プレート31は発熱体4b1などからの熱を鍋1の側に反射させるものであることに対応して、鍋1および発熱体4b1などと耐熱プレート31との間にはエアギャップ32を設けることが必須となる。特に、このエアギャップ32が閉鎖空間となって熱を篭らせないように少なくともまわりへ開放されているのが望ましく、本実施の形態ではこのエアギャップ32は鍋1の底部外周に形成した環状の脚部1dを、下部枠11bの底部外周部の円周上3ヵ所程度に設けた図2に示すシリコンゴムなどよりなる弾性支持台33により支持した高さにて、周囲3ヵ所での接触だけで確保している。しかし、鍋1の開口部のフランジ1cを本体2の開口部で受けて吊持ちすることでエアギャップ32を確保することもできる。鍋1の脚部1dでの弾性支持台33上への載置、支持は、鍋1の弾性支持や回り止めの効果も併せ発揮する。一方、このエアギャップ32は図1、図2に示すように内装ケース11と鍋1との間の全域に形成することが鍋1側から内装ケース11の側への熱影響を防止しながら、その熱を内装ケース11と鍋1との間に篭らせて、厚く熱伝導性の低い非金属製である鍋1と炊飯の加熱に協働して加熱効率、均一加熱を促進しやすくなり、特に、本体2の内装ケース11に設けた耐熱プレート31が鍋1側に反射させる熱を生かしやすい。
さらに、耐熱プレート31は、温度センサ34を鍋1に接触させる穴35を中央部に有し、対向する発熱体4b1の外径よりも大きくしている。これにより、中央部の穴35を通じ炊飯との相関性の高い鍋1底部の中央部の温度を温度センサ34で検出することができる。このために、温度センサ34は図1、図2に示すように、コイル台15の中央に設けてばねにより上動付勢し、下部枠11bおよび耐熱プレート31を貫通してその上に常時突出する習性を与え、弾性支持台33上に載置される鍋1の底部に圧接し、鍋1の温度をモニタできるようにしている。
なお、鍋1はその下半部1bを側部加熱源5との対向部1eよりも薄肉としている。このように、鍋1を本体2に着脱できるように収容して、底部加熱源4、側部加熱源5および蓋加熱源6からの加熱により炊飯やご飯の保温を行うことになるが、鍋1の下半部1bが側部加熱源5との対向部1eよりも薄肉で熱容量が小さいことにより、炊飯に重要な発熱体4b1、4b2からの熱により、前記直接の熱伝導による一次加熱と、耐熱プレート31から反射した熱による二次加熱とを得て、加熱効率がさらに向上し比較的低い通電容量に抑えながら十分な炊飯加熱を実現して良好な炊飯ができる。しかも、鍋1は側部加熱源5との対向部1eが下半部1bよりも厚肉で蓄熱容量が高いことにより、炊飯に続く保温時の降温が鈍く、昇降温時に温度むらが生じにくい特性と、側部加熱源5からの加熱、蓋加熱源6からの加熱による熱補助の基に、ご飯を均一に保温しやすくなる。
また、鍋1は底部加熱源4と対向する下半部1bを側部加熱源5との対向部1eよりも薄肉としているが、側部加熱源5との対向部1eの厚みが大きいこととの協働により耐落下強度を損なうことがない。特に、正立姿勢での落下時の必要強度を満足する。そして、底部加熱源4との対向部である下半部1bを薄く蓄熱容量が小さくなる分だけ、底部加熱源4からの高出力加熱が炊飯加熱に生きやすくするし、厚肉の側部加熱源5との対向部1eへの熱移動をも促進する。従って、鍋1内の水および米全域での活発な対流を伴なう均一加熱での炊飯が実現する。ここに、鍋1の側部は、上部が厚肉で、下部が鍋1の底部アール部を含んで薄肉であるともいえ、薄肉域を鍋1の耐落下強度一杯になる側部域まで延長することで、鍋1の薄肉部を利用した底部加熱源4からの高出力加熱による均一加熱での炊飯特性がさらに高まる。鍋1の厚肉部と薄肉部との間は鍋1の外面に丸みのある図1に示すような段差部Dをなして連続し、応力集中なく比較的急な厚みの切り換えを達成している。
ここで、1つの実施例を示せば、通常の土鍋では10〜15mm程度の均一厚さとするのが主流であるところを、ムライト−コージェライトを主成分とするセラミック製で、ガラス系の釉薬にて封穴処理をした鍋1につき、底部加熱源4との対向部である下半部1bの厚みを3〜4mm程度、側部加熱源5との対向部1eの厚みを7〜8mm程度として十分な耐落下強度が得られたし、均一加熱による炊飯、均一保温が実現できた。このような寸法関係から鍋1の厚肉部と薄肉部との厚みの差はほぼ2倍程度とすることもできる。なお、鍋1のヒータ5aの放熱板である胴部枠11aとの対向部と、加熱コイル4a2と対向する発熱体4b2を有する部分との間は加熱源がないので鍋1の厚みは小さい程炊飯時の均一加熱には有利であって、3mm程度とするのが好適であり、場合によっては耐落下強度を満足するのを条件に鍋1の下半部1bに設定する厚みよりも薄くしてもよい。
また、本発明者の実験によれば、発熱体4b1、4b2の発熱量はその径方向において中央部で温度が高く、周縁側で温度が低くなる温度分布を示す傾向があり、径方向の寸法が大きくなるほどその温度差は大きく、鍋1が熱伝導性の低い非金属製のものであっても、既述のように鍋1の下半部1bを側部加熱源5との対向部1eよりも薄くする構成では、前記のような温度分布が炊飯時の加熱むらとして幾分反映してしまうことにつき、発熱体4b1、4b2の厚みに差をつけることにより温度むらを問題ない程度に抑えている。具体的には、発熱体4b2は発熱体4b1に比し径方向の幅寸法が小さく、温度の分布差が小さいので、径方向の中央部を薄く、周縁部を厚くしている。これに対し発熱体4b1は径方向の幅寸法が大きく温度の分布差が大きいので、温度が高くなる中央部分の発熱体4b1を無くすか、あるいは周縁部の厚みに対する中央部の厚みの比率を、発熱体4b2の場合よりも小さくするようにしている。これによって炊飯時の加熱むらが改善された。これは、発熱体4b1、4b2に部分的な厚みの違いがあると、厚肉部が薄肉部よりも熱の良導率が高まる分だけ電流量が集中し発熱量が薄肉部よりも多くなることによるものと思われる。このような部分的な厚みの差は、部分的に塗布回数を変えることで簡単に実現できるし、発熱体を設けない厚み0の部分は発熱体の塗布の省略として実現できる。ここで、L−2(100サイズ)、K(150サイズ)の2通りの実施例を示せば、図8に示す通りの寸法関係、厚み関係として好適な結果が得られた。
上記のような底部加熱源4からの高出力加熱などに対応して、内装ケース11の樹脂部分は外装ケース12の樹脂部分と共に従来PETで形成されているが、耐熱温度が150℃程度と低く熱影響が懸念されるので、本実施の形態では上部枠11cや下部枠11bを耐熱温度が250℃程度と高いPPSとしており、前記耐熱プレート31のシリコン系接着剤との接着も問題なく達成されている。一方、外装ケース12の底部材12aや肩部材12cは従来通りPETなどの樹脂製としている。また、肩部材12cの左右2箇所には図2に示すように鍋1のフランジ1cとの間にフランジ1cへの手掛りを容易にするための凹部41を形成している。胴部12bの上部には肩部材12cにまで達して軸受したハンドル118を設けてある。
本発明は非金属製の鍋を採用した電気炊飯器に実用して、本体側の加熱コイルと鍋側の発熱体との距離にばらつきがあっても安定して電磁誘導加熱して良好な炊飯を達成できる。
本発明の実施の形態に係る電気炊飯器の1つの例を示す前後方向での断面図である。 図1の電気炊飯器の左右方向での断面図である。 現行加熱コイルとそれよりも細線化した加熱コイルとの関係を(a)と(b)とに対比して示し、(c)にそれらの周波数に対する電流量の違いを比較して示す比較例図。 現行加熱コイルの分線とそれより細分化した加熱コイルの分線との周波数に対する電気抵抗、インダクタンス、Qの各特性の違いを(a)〜(c)にて比較して示す比較例図である。 現行加熱コイルと実施例加熱コイルとの昇温比較試験における温度検出位置を示す説明図である。 現行加熱コイルの昇温変化を示す実測図である。 実施例加熱コイルの昇温変化を示す実測図である。 図1の電気炊飯器の鍋の底部の中央部と周辺部とに設ける2通りの実施例での発熱体のサイズ、厚み、単位面積当たりの銀のパーセントの関係の違いを示す説明図である。
符号の説明
1 鍋
2 本体
3 蓋体
4 底部加熱源
4a、4a1、4a2 加熱コイル
4b、4b1、4b2 発熱体
4c 分線
4c1 通電表層域
4c2 自己発熱域
11 内装ケース
12 外装ケース
34 温度センサ

Claims (6)

  1. 鍋側の発熱体をこの鍋を収容した本体側の加熱コイルからの交番磁界により誘導発熱させて炊飯を行う電気炊飯器において、
    加熱コイルは、総断面積に対する分線数を現在数よりも高めて細線化したことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 非金属製とした鍋側の発熱体をこの鍋を収容した本体側の加熱コイルからの交番磁界により誘導発熱させて炊飯を行う電気炊飯器において、
    加熱コイルは、総断面積に対する分線数を現在数よりも高めて細線化し、発熱体との距離のばらつきに対する磁界作用の安定度を高めたことを特徴とする電気炊飯器。
  3. 加熱コイルは、現在線径0.3mmに対し、0.2mm以下の線径とした請求項1、2のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
  4. 加熱コイルは、0.15mm以下の線径とした請求項3に記載の電気炊飯器。
  5. 加熱コイルは、鍋の温度を検知する温度センサの近傍に位置している請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
  6. 加熱コイルは、鍋の底部の中央部とアール形状に立ち上がる外周部とに設けた各発熱体に対応した中央部の加熱コイルと、周辺部の加熱コイルとを有し、少なくとも周辺部の加熱コイルを細線化する請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気炊飯器。
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