JPH09251579A - 売上情報収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＰＯＳシステムにおいて、オペレータの負担
なく、特定商品の種々の条件での売上げ情報の収集を可
能にする。 【解決手段】 記憶部１４０に、商品情報が格納される
商品マスタファイル１４１とは別に、特定の商品につい
て、商品マスタファイル１４１の売上げ情報とは別の条
件で売上げ情報を格納する特定商品ファイル１４２を設
ける。本売上情報収集装置は、制御部１００の制御に基
づいて、買物客が購入した商品の売上げ情報を商品マス
タファイル１４１に収集する際に、当該商品のバーコー
ド等をキーにして、特定商品ファイル１４２を検索し、
該当商品の売上げ情報エリアに、年間を通しての週別や
月別の売上げ情報、年齢別や性別などの売上げ情報を収
集する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は小売店の店舗システ
ムなどの売上情報収集装置にかかわり、特に買物客が購
入した商品を登録し売上げ情報を収集するＰＯＳターミ
ナル、または、ＰＯＳターミナルを制御し店舗全体の売
上げ情報を収集し、新商品、季節商品といった特定の商
品の売上げ情報の動向を分析する店舗サーバに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、食品スーパーなどの店舗において
は、買物客が購入した商品をＰＯＳターミナルに登録
し、ＰＯＳターミナルの商品マスタファイルに売上げ情
報を更新するか、ＰＯＳターミナルでは登録した商品の
バーコードを店舗サーバに送信し、店舗サーバの商品マ
スタファイルに売上げ情報を更新する処理を行なってい
る。ここで、新商品、季節商品といった特定の商品の売
上げ情報の動向を分析する場合、オペレータは、あらか
じめ店舗の本部より指定された商品のバーコードを入力
し、売上げ情報を取得する。しかし、該当する商品のバ
ーコード、または部門コードをすべて入力しなければな
らないため、オペレータの負担、操作時間等の問題があ
る。これらの解決策として、例えば特公平７−５０５１
９号公報に記載されているように、商品マスタファイル
の商品コードのうちの特定桁位置コードを入力し、それ
に一致する商品コードの売上げ情報を商品マスタファイ
ルから一括出力する技術が知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ＰＯＳ
ターミナルまたは店舗サーバにおいて、買物客が購入し
た商品を登録し、該登録した商品の数量の累計、売上高
累計といった集計情報の出力は可能である。しかし、登
録した商品の中で、新しく入荷した新商品だけの売上高
累計や、特定商品だけのある時間帯別ごとの売上高累計
の売上推移、といったある条件の情報は、店員であるオ
ペレータがＰＯＳターミナルのキーボードまたは店舗サ
ーバのキーボードから入力しなければならない。このた
め、オペレータは、あらかじめ店舗の本部より指定され
た商品のバーコードを入力するという負担がかかる。ま
た、そのための作業時間も発生し、店舗作業の効率化が
図れない。また、本部は、店舗に対して必要なデータを
帳票に出力し、各々の店舗に配布するという作業が発生
し、本部業務の効率化が損なわれてしまう。また、入力
された商品コードを検索するための時間が発生し、集計
情報の出力の際に時間がかかってしまう。一方、特公平
７−５０５１９号公報に記載の技術においては、オペレ
ータが商品バーコードを一々入力する負担は軽減される
ものの、商品マスタファイル内の売上高の累計等が出力
されるだけであり、売上げ情報のきめこまかな分析を行
うことはできない。

【０００４】本発明の目的は、買物客が購入した商品に
ついて、オペレータが商品コードを入力することなく、
特定商品の種々の条件の売上数、売上高等の収集を可能
として、売上げ情報のきめこまな分析を実現することに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、商品情報が格
納されている商品マスタファイルを備え、前記商品マス
タファイルに買物客が購入した商品の売上げ情報を収集
する売上情報収集装置において、前記商品マスタファイ
ルに買物客が購入した商品の売上げ情報を収集する際
に、特定の商品について、前記商品マスタファイルに収
集される売上げ情報とは別の条件で売上げ情報を収集す
る特定商品ファイルを設けたことを特徴とする。

【０００６】具体的には、特定商品ファイルに、特定の
商品について、年間を通しての週別や月別あるいは１日
の任意の時間帯別といった所定期間別の売上げ情報、又
は、年齢別や性別や会員別といった客層別の売上げ情報
を収集する。さらには、特定の商品について、これら所
定期間別と顧客層別の両方の売上げ情報を収集する。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例による
売上情報収集装置を、ＰＯＳターミナルの場合を例に図
面を用いて詳細に説明する。

【０００８】本売上情報収集装置（ＰＯＳターミナル）
は制御部１００、入力部１１０、通信部１２０、出力部
１３０及び記憶部１４０で構成される。制御部１００は
全体の制御を司どり、種々の演算を実行する演算部１０
１、時刻と日付・曜日等を表示するタイマ機構１０２を
有する。入力部１１０は、商品のバーコードを読み取る
スキャナ１１１、オペレータがコマンドや商品コード、
数量等を入力するキーボード１１２からなる。通信部１
２０は店舗サーバ（図示せず）とのコマンドやデータの
送受信を司る。出力部１３０は、売上け情報などを表示
する表示画面１３１、レシートなどを発行するプリンタ
１３２からなる。記憶部１４０は商品マスタファイル１
４１と特定商品ファイル１４２を格納している。ここ
で、特定商品ファイル１４２が本発明により新たに設け
られたものである。なお、記憶部１４０の商品マスタフ
ァイル１４１と特定商品ファイル１４２は、通信部１２
０を経由して上位の店舗サーバに設定してもかまわな
い。

【０００９】図２は、図１の記憶部１４０の商品マスタ
ファイル１４１の１レコードのフォーマットを示す図で
ある。商品マスタファイル１４１の１レコード２００
は、商品コード（バーコード）であるＰＬＵコード２１
０、商品名称２２０、価格（単価）２３０、部門コード
２４０、外税３％、内税３％、非課税といった税区分２
５０、当該レコード２００の商品の売上数の累計である
売数２６０、当該レコード２００の商品の売上げ金額の
累計の売上高２７０などからなる。

【００１０】図３は、図１の記憶部１４０の特定商品フ
ァイル１４２の１レコードのフォーマットを示す図であ
る。特定商品ファイル１４２の１レコード３００は、商
品コード（バーコード）であるＰＬＵコード３１０、及
び、商品マスタファイル１４１の１レコードと同様の商
品名称、価格、部門コード、税区分、売数、売上高とい
った情報の売上げ情報エリア３２０からなる。ここで、
特定商品ファイル１４２の１レコード３００のＰＬＵコ
ード３１０は商品マスタファイル１４１の１レコード２
００のＰＬＵ２１０に含まれているものとする。また、
商品マスタファイル１４１と特定商品ファイル１４２と
はレコード数は同じであってもよいし、特定商品ファイ
ル１４２が小さくてもよい。ただし、該特定商品ファイ
ル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０
の売数、売上高等のエリアは、種々の条件・態様で複数
に区分されている。これが、商品マスタファイル１４１
のレコード構成との大きな相違点である。

【００１１】図４から図９には、特定商品ファイル１４
２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０の種々
の実施例を示す。これらの売上げ情報エリアは、各々独
立に設けてもよいし、あるいは、いわゆるポインタを介
してチェイン構成をとってもよい。

【００１２】図４は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を１年を５２週に
分けて、各々のエリアに週ごとの売上げ情報を累計する
ようにした図である。ここで、４０１は特定商品ファイ
ル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０
中の１年の第１週の売上高エリア、４０２は１年の第２
週の売上高エリア、・・・、４５１は１年の第５１週の
売上高エリア、４５２は１年の第５２週の売上高エリア
である。

【００１３】図５は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を１年を１２ヶ月
に分けて、各々のエリアに月ごとの売上げ情報を累計す
るようにした図である。ここで、５０１は特定商品ファ
イル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２
０中の１月の売上高エリア、５０２は２月の売上高エリ
ア、５０３は３月の売上高エリア、・・・、５１２は１
２月の売上高エリアである。

【００１４】図６は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を１日を２４時間
帯に分けて各々のエリアに１時間ごとの売上げ情報を累
計するようにした図である。ここで、６０１は特定商品
ファイル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア
３２０中の０時〜１時の時間帯の売上高エリア、６０２
は１時〜２時の時間帯の売上高エリア、・・・、６２３
は２２時〜２３時の時間帯の売上高エリア、６２４は売
上高エリアである。

【００１５】図７は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を年齢別に分け
て、各々のエリアに年齢別ごとの売上げ情報を累計する
ようにした図である。ここで、７１０は特定商品ファイ
ル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０
中の１０代以下の売上高エリア、７２０は２０代の売上
高エリア、７３０は３０代の売上高エリア、７４０は４
０代の売上高エリア、７５０は５０代以上の売上高エリ
アである。

【００１６】図８は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を性別に分けて、
各々のエリアに性別ごとの売上げ情報を累計するように
した図である。ここで、８０１は特定商品ファイル１４
２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０中の男
性の売上高エリア、８０２は女性の売上高エリアであ
る。

【００１７】図９は、特定商品ファイル１４２の１レコ
ード３００の売上げ情報エリア３２０を客層別に分け
て、各々のエリアに客層別ごとの売上げ情報を累計する
ようにした図である。ここで、９０１は特定商品ファイ
ル１４２の１レコード３００の売上げ情報エリア３２０
中の一般客の売上高エリア、９０２は会員客の売上高エ
リア、９０３は当店舗の従業員の売上高エリアである。

【００１８】図１０は、本売上情報収集装置における販
売の全体フローを示したものである。オペレータは、売
上情報収集装置の入力部１１０のスキャナ１１１にて商
品のバーコードを読み込むか、あるいはキーボード１１
２にて商品コードを入力するなどして、買物客の商品の
登録を行う（Ｓ１００１）。これを買物客の商品が無く
なるまで行う（Ｓ１００２）。商品登録が終了すると、
オペレータは、商品代金である請求額に対して買物客か
ら渡される預かり金を受け取り、預かり金が商品代金を
上回った時は釣銭を買物客に渡す（Ｓ１００３）。ここ
で、Ｓ１００３の処理を少し詳細に説明する。売上情報
収集装置は、オペレータのキーボード１１２の小計キー
押下操作により、制御部１００の制御下で、表示画面３
１に買物客が支払うべき商品代金である請求額を表示す
る。買物客は、請求額に対して等しいかそれ以上の預か
り金をオペレータに手渡す。オペレータは、預かり金の
金額の値をキーボード１１２より入力する。売上情報収
集装置は、図示されてないドロアをオープンする。売上
情報収集装置の演算部１０１は、請求額と預かり金とを
比較し、（請求額）＜（預かり金）の場合、釣銭を表示
画面１３１に表示する。オペレータは、釣銭をドロアよ
り取り出し買物客に手渡す。最後に、オペレータは、預
かり金を前記ドロアに収納する。また、売上情報収集装
置は、制御部１００の制御下で、プリンタ１３２にてレ
シートを発行し、これをオペレータが買物客に渡す。

【００１９】次に、図１０のＳ１００１の商品登録にお
ける商品マスタファイル１４１と特定商品ファイル１４
２との更新処理制御について、図１１〜図１８を用いて
詳細に説明する。

【００２０】図１１と図１２は、本売上情報収集装置の
商品マスタファイル１４１と特定商品ファイル１４２の
更新処理の全体の処理フローである。オペレータは、商
品にバーコードが付いているかを確認し（Ｓ１１０
１）、商品にバーコードが付いていると、スキャナ１１
１により商品コード（バーコード）を登録する（Ｓ１１
０２）。商品にバーコードが付いていないと、オペレー
タは、キーボード１３２のキー操作により商品コードを
登録する（Ｓ１１０３）。次に、売上情報収集装置は、
制御部１００の制御下で、商品のバーコードであるＰＬ
Ｕコードをキーにして記憶部１４０の商品マスタファイ
ル１４１を検索し（Ｓ１１０４）、該当するＰＬＵコー
ドが存在すると（Ｓ１１０５）、商品マスタファイル１
４１内の該ＰＬＵコード２１０に対応するレコード２０
０（図２）の商品名称２２０と価格２３０を表示画面１
３１に表示するとともに、該レコード中の売数２６０と
売上高２７０とを更新する（Ｓ１１０６）。その後、当
該商品のバーコードであるＰＬＵコードをキーにして記
憶部１４０の特定商品ファイル１４２を検索し（Ｓ１２
０１）、該当するＰＬＵコードが存在すると（Ｓ１２０
２）、特定商品ファイル１４２内の該ＰＬＵレコード３
１０に対応するレコード３００（図３）の売上げ情報エ
リア３２０を更新する（Ｓ１２０３）。

【００２１】なお、図１１のＳ１１０５で、商品マスタ
ファイル１４１内に該当するＰＬＵコードが存在しない
時は、該売上情報収集装置は表示画面１３１等に存在し
ないことを表示して警告し（Ｓ１１０７）、一旦、処理
を終了とする。この場合、オペレータは再び商品登録操
作を試みる。また、図１２のステップＳ１２０２で、特
定商品ファイル１４２内に該当するＰＬＵコードが存在
しないときは、特定商品ファイル１４２への更新は行わ
ない。

【００２２】図１３乃至図１８は、図１２のＳ１２０３
での特定商品ファイルの売上げ情報エリアの更新処理
を、図４乃至図９の各々のケースについて示した図であ
る。

【００２３】図１３は、図４に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を１年を５２週
に分けて、各々のエリアに週ごとの売上げ情報を累計す
る処理フローである。売上情報収集装置は、制御部１０
０の制御下で、タイマ機構１０２の売上げ当日の曜日や
日付より、１年の第何週なのかを判定し（Ｓ１３０
１）、特定商品ファイル１４２の該当レコードの売上げ
情報エリア３２０における該当する週の売上高エリアに
売上数と売上高とを更新する（Ｓ１３０２）。これによ
り、特定の商品の１年間を通しての各々の週の売上動向
が把握できる。

【００２４】図１４は、図５に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を１年を１２ヶ
月に分けて、各々のエリアに月ごとの売上げ情報を累計
する処理フローである。売上情報収集装置は、制御部１
００の制御下で、タイマ機構１０２の売上当日の日付よ
り、売上の月を判定し（Ｓ１４０１）、特定商品ファイ
ル１４２の該当レコードの売上げ情報エリア３２０にお
ける該当する月の売上高エリアに売上数と売上高とを更
新する（Ｓ１４０２）。これにより、特定の商品の１年
間を通しての各々の月の売上動向が把握できる。

【００２５】図１５は、図６に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を１日を２４時
間帯に分けて、各々のエリアに１時間ごとの売上げ情報
を累計する処理フローである。売上情報収集装置は、制
御部１００の制御下で、タイマ機構１０２の売上げ時点
の時刻より、売上の時間帯を判定し（Ｓ１５０１）、特
定商品ファイル１４２の該当レコードの売上げ情報エリ
ア３２０における該当する時間帯の売上高エリアに売上
数と売上高とを更新する（Ｓ１５０２）。なお、時間帯
エリアは、各６０分間隔でなくてもよく、任意の時間帯
が設定できるものとする。これにより、特定の商品の１
日における各時間帯での売上動向が把握できる。

【００２６】図１６は、図７に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を年齢別に分け
て、各々のエリアに年齢別ごとの売上げ情報を累計する
処理フローである。オペレータは買物客の年齢を判別
し、入力部１１０のキーボード１１２に設定された１０
代以下キー、２０代キー、３０代キー、４０代キー、５
０代以上キーなどにより、該当する年齢情報を入力する
（Ｓ１６０１）。売上情報収集装置は、制御部１００の
制御下で、特定商品ファイル１４２の該当レコードの売
上げ情報エリア３２０における該当する年代の売上高エ
リアに売上数と売上高とを更新する（Ｓ１６０２）。

【００２７】図１７は、図８に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を性別に分け
て、各々のエリアに性別ごとの売上げ情報を累計する処
理フローである。オペレータは買物客の性別を判別し、
入力部１１０のキーボード１１２に設定された男性キ
ー、女性キーなどにより、該当性別情報を入力する（Ｓ
１７０１）。売上情報収集装置は、制御部１００の制御
下で、特定商品ファイル１４２の該当レコードの売上げ
情報エリア３２０における該当する性別の売上高エリア
に売上数と売上高とを更新する（Ｓ１７０２）。

【００２８】図１８は、図９に示した特定商品ファイル
の１レコードの売上げ情報エリア３２０を客層別に分け
て、各々のエリアに客層別ごとの売上げ情報を累計する
処理フローである。オペレータが売上情報収集装置の入
力部１０３に設定された媒体読み取り部などよりプリペ
ートカード等を入力することにより、売上情報収集装置
が買物客の客層を判定し（Ｓ１８０１）、制御部１００
の制御下で、特定商品ファイル１４２の該当レコードの
売上げ情報エリア３２０における該当する客層の売上高
エリアに売上数と売上高とを更新する（Ｓ１８０２）。
これにより、一般の買物客の買上げの動向、会員の買物
客の買上げの動向、従業員の買上げの動向が把握でき
る。なお、買物客の客層を判定するカード媒体は、磁気
カード、バーコードカード、ＩＣカードの何でもよく、
また、オペレータがキーボード１１２からキー操作で客
層を入力することでもよい。

【００２９】以上、本発明による売上情報収集装置の一
実施例の動作を説明したが、例えば、図４乃至図９に示
した特定商品ファイルの売上げ情報エリアが各々ポイン
タによりチェインされている場合には、図１３から図１
８の更新処理は、ポインタをたどって次々に実行するこ
とが可能である。この場合、最後のポインタに終了コー
ドを付加しておき、該終了コードを検出した時点で処理
を終了すればよい。また、商品によっては、必ずしも図
４から図９の売上げ情報エリアをすべて必要とする訳で
はない。このような場合には、必要とする売上げ情報エ
リアのみをチェインすればよい。これにより、不要な更
新処理を省略できる。

【００３０】なお、本売上情報収集装置の特定商品ファ
イル１４２の内容は、商品マスタファイル１４１の内容
と一緒にあるいそれとは独立に、必要に応じて店舗サー
バあるいはそれより上位のシステムに転送されて、特定
の商品の売上げの動向分析に供されるが、ここでは、そ
の詳細は省略する。

【００３１】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、Ｐ
ＯＳターミナルまたは、店舗サーバにおいて、買物客が
購入した商品を登録し、前記登録した商品の数量の累
計、売上高累計といった集計情報の出力、前記登録した
商品の中で新しく入荷した新商品だけの売上高累計や、
前記登録した商品の中で特定商品だけのある時間帯別ご
との売上高累計の売上推移、といったある条件の売上げ
情報を、店員であるオペレータがＰＯＳターミナルのキ
ーボードまたは、店舗サーバのキーボードから入力する
ことなく取得できるシステムを提供できる。

【００３２】また、オペレータは、あらかじめ店の本部
より指定された商品のバーコードを入力する作業時間も
発生しないため、店舗作業の効率化が図れるシステムを
提供できる。

【００３３】また、本部は、店舗に対して必要なデータ
を帳票に出力し、各々の店舗に配布するという作業がな
くなるので、本部業務の効率化を損なうことのないシス
テムを提供できる。

【００３４】また、ある条件の売上げ情報を、商品マス
タファイルとは別のファイルである特定商品ファイルに
所持しているために、即座に所定集計情報の出力が可能
なシステムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例による売上情報収集装置のブロ
ック図である。

【図２】本発明の実施例による売上情報収集装置の商品
マスタファイルのレコード構成を示す図である。

【図３】本発明の実施例による売上情報収集装置の記憶
部の特定商品ファイルのレコード構成を示す図である。

【図４】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを週ごとの売上高エリ
アとした図である。

【図５】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを月ごとの売上高エリ
アとした図である。

【図６】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを時間帯ごとの売上高
エリアとした図である。

【図７】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを年代ごとの売上高エ
リアとした図である。

【図８】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを性別の売上高エリア
とした図である。

【図９】本発明の実施例による売上情報収集装置の特定
商品ファイルの売上げ情報エリアを会員等の客層別ごと
の売上高エリアとした図である。

【図１０】本発明の実施例による売上情報収集装置の販
売全体の処理を示すフローチャートである。

【図１１】本発明の実施例による売上情報収集装置の商
品マスタファイルと特定商品ファイルの全体の売上げ更
新処理を示すフローチャートである。

【図１２】図１１のフローチャートの続きである。

【図１３】本発明の実施例による売上情報収集装置の週
単位の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフロー
チャートである。

【図１４】本発明の実施例による売上情報収集装置の月
単位の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフロー
チャートである。

【図１５】本発明の実施例による売上情報収集装置の時
間帯単位の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフ
ローチャートである。

【図１６】本発明の実施例による売上情報収集装置の年
代単位の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフロ
ーチャートである。

【図１７】本発明の実施例による売上情報収集装置の性
別の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフローチ
ャートである。

【図１８】本発明の実施例による売上情報収集装置の客
層別の特定商品ファイルの売上げ更新処理を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１００ 制御部 １０１ 演算部 １０２ タイマ機構 １１０ 入力部 １１１ スキャナ １１２ キーボード １２０ 通信部 １３０ 出力部 １３１ 表示画面 １３２ プリンタ １４０ 記憶部 １４１ 商品マスタファイル １４２ 特定商品ファイル

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品情報が格納されている商品マスタフ
   ァイルを備え、前記商品マスタファイルに買物客が購入
   した商品の売上げ情報を収集する売上情報収集装置にお
   いて、 前記商品マスタファイルに買物客が購入した商品の売上
   げ情報を収集する際に、特定の商品について、前記商品
   マスタファイルに収集される売上け情報とは別の条件で
   売上げ情報を収集する特定商品ファイルを設けたことを
   特徴とする売上情報収集装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の売上情報収集装置におい
   て、特定商品ファイルに、特定の商品について、年間を
   通しての週別や月別あるいは１日の任意の時間帯別とい
   った所定期間別の売上げ情報を収集することを特徴とす
   る売上収集装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の売上情報収集装置におい
   て、特定商品ファイルに、特定の商品について、年齢別
   や性別や会員別といった客層別の売上げ情報を収集する
   ことを特徴とする売上情報収集装置。
4. 【請求項４】 請求項１記載の売上情報収集装置におい
   て、特定商品ファイルに、特定の商品について、所定期
   間別と客層別の両方の売上げ情報を収集することを特徴
   とする売上情報収集装置。