JPH09250840A - 吸収式冷温水機の高温再生器及び吸収式冷温水機 - Google Patents

吸収式冷温水機の高温再生器及び吸収式冷温水機

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JPH09250840A
JPH09250840A JP8062488A JP6248896A JPH09250840A JP H09250840 A JPH09250840 A JP H09250840A JP 8062488 A JP8062488 A JP 8062488A JP 6248896 A JP6248896 A JP 6248896A JP H09250840 A JPH09250840 A JP H09250840A
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保志 船場
Tomihisa Ouchi
富久 大内
Masayuki Shimamura
雅之 嶋村
Kenji Yaegashi
賢司 八重樫
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長寿命、高信頼性、省エネルギー化が図れる吸
収冷温水機の高温再生器及び吸収冷温水機を提供する。 【解決手段】熱交換器部の下流に煙突(114)を上向
きに配置し、燃焼ガス流れの偏流を起こさせ、熱交換部
の燃焼ガス流速を液側流路の液深さが浅い部分の位置で
速くする。また、熱交換部の燃焼ガス側に液深さが深い
熱交換部の方が液深さが浅い熱交換部よりもピッチが密
であるフィン(321,421)を設置する。また、熱
交換部の液深さが深い部分の溶液側にフィン(521)
を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収式冷温水機の
高温再生器及び吸収式冷温水機に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷温水機の高温再生器としては例
えば特開平6-221718号公報に記載のものがある。具体的
には高温再生器は外筒と内筒との間に溶液を保持する液
室を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
し、前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し
燃焼ガスと交差するように断面が流れ方向に扁平な溶液
管を配置している。前記溶液管にはフィンがついてお
り、溶液管伝熱面において熱流束の均一化を図ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高温再生器で加熱沸騰
させる臭化リチウム水溶液(LiBr水溶液)は、高温におい
て腐食性が強くなる。上記のような従来例においては、
燃焼室から伝熱管を通過する燃焼ガスの流れは均一に流
れ、熱流束分布は伝熱面全体で均一となるため、臭化リ
チウム水溶液の沸騰よって熱伝達率が沸騰前よりも沸騰
後の方が大きくなる場合には沸騰前の溶液が接する伝熱
面の温度が上昇して腐食が進行するという問題が発生す
る。
【0004】例えば、断面形状が円形の重力方向に長い
管があり、内部はLiBr水溶液で満たされており、前記管
の上端からも下端からもLiBr水溶液が自由に出入りでき
る実験装置を考える。図20は前記管に均一な熱流束を
与え、管内部の63%LiBr水溶液を器内圧53.7kPaのもとで
沸騰させた場合の実験結果である。図20の横軸は管内
壁温度と管出口部液温度との温度差(K)であり、縦軸
は管の下端から測った上端までの管の長さである。図2
0から管内壁温度は熱流束の大きさに影響されず、常に
管下部が上部より高い傾向を示すことがわかる。つま
り、LiBr水溶液が沸騰を始める前後で液側伝熱面におけ
る熱伝達率は液深さが深い場合に較べて、液深さが浅い
場合の方が高い。
【0005】本発明は、高温再生器の液側伝熱面の腐食
劣化が緩和されて、長寿命、高信頼性、省エネルギー化
が図れる吸収式冷温水機の高温再生器及び吸収式冷温水
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、外筒と内筒
との間に溶液を保持する液室を形成し、前記内筒の内部
は溶液を加熱する燃焼室とし、前記燃焼室の下流に前記
内筒の上下の液室に連通し燃焼ガスと交差するように溶
液管を有する吸収式冷温水機の高温再生器において、前
記溶液管の燃焼ガス側に液深さが深い溶液管部の方が液
深さが浅い溶液管部よりもピッチが密であるフィンを設
置する、ことによって達成される。
【0007】また上記目的は、溶液管の燃焼ガス側に液
深さが深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも
高いフィンを設ける、ことによって達成される。
【0008】更に上記目的は、溶液管の燃焼ガス側に液
深さが深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも
厚さの厚いフィンを設ける、ことによって達成される。
【0009】フインのピッチを液深さが深い溶液管部の
方が液深さが浅い溶液管部よりも密にすることにより接
液側伝熱面における熱負荷が伝熱管の下部では低く上部
では高くなり、接液側伝熱面内の温度分布を均一化する
ことができる
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の高温再生
器の切欠き斜視図であり、図2は図1の高温再生器の垂
直断面図であり、図3は図1の水平断面図である。
【0011】図において、高温再生器1は外筒101と
内筒102、複数の溶液管103、バーナ104、溶液
流入管105、気液分離板106からなっている。内筒
102は外筒101の内部にあり、両者の間には溶液1
09が保持されて、内筒102はこの溶液109に没し
ている。バーナ104は内筒102に貫通して外筒10
1の側面に取り付けられており、内筒102の内部が燃
焼室111となっている。前記外筒101と内筒102
とで液室112を形成し、燃焼室111の下流(図の右
方)に内筒102の液室112の上下を連通する複数の
溶液管103が設置され、内部は溶液109で満たされ
ている。溶液管103は水平断面が長円形(もしくは偏
平形)をしており、長円形の直線部が平行になるように
複数本一列に配列されている。隣合う溶液管103の間
は燃焼ガス通路となっており、溶液管103の燃焼ガス
側表面にはフィン121が溶液管103の下部ほど密に
なるように配置(取り付け構造は溶接による接合、もし
くはネジ締結など)している。液深さが浅い場所も深い
場所も溶液管103の壁温を均一な温度にするには、好
ましくは、下部は上部より1.2〜4倍の範囲で除除に
密にする。その理由は1.2倍以下では液深さが深い部
分の方の壁温が低くなるので好ましくない。また、4倍
以上では液深さが浅い部分の方の壁温が高くなるので好
ましくない。また、外筒101の内部で溶液109の上
方には溶液流入管105、気液分離板106が設置さ
れ、外筒101の側面には溶液流出孔107、上面には
冷媒蒸気流出孔108が設けられている。フロートボッ
クス110は溶液流出孔107により外筒101と連通
しており、溶液流入管105はフロートボックス110
内を通って外筒101内につながっている。フロートボ
ックス110内の溶液流入管105の途中にフロート弁
が設けられており、フロートボックス内の液面高さに応
じて高温再生器1に送り込む溶液流量が調節される。
【0012】バーナ104からの燃焼ガスは、内筒10
2の壁面を通して主に輻射伝熱により溶液109を加熱
した後、隣合う溶液管103の平板面で挟まれた流路を
通過しつつ、対流伝熱により溶液管103内の溶液10
9を加熱して、煙道ボックス113に流入し、煙道ボッ
クス113(溶液管103とほぼ同じ高さか、もしくは
高くする)の上部に接続する煙突114を通って、外へ
放出される。加熱された溶液109は沸騰して冷媒蒸気
を発生し、発生した冷媒蒸気は上昇流となって溶液管1
03内や外筒101と内筒102の間の流路を上昇し、
液面上にでて気液分離板106を迂回して、冷媒蒸気流
出孔108から出ていく。一方、溶液は溶液流入管10
5を通って高温再生器1内に導かれ、高温再生器1内で
加熱沸騰して濃度の濃くなった溶液は、溶液流出孔10
7からフロートボックス110へ送られる。溶液はフロ
ートボックス内110に一旦溜められて液面を形成した
後出ていく。
【0013】以上説明したように本実施例によれば、前
記溶液管の下流に煙突が上向きに配置しているために、
燃焼ガスが上側に偏流し、液側伝熱面における熱負荷が
伝熱管の下部では低く、上部では高いので、伝熱面内接
液側の温度分布を均一化することができ、腐食劣化を緩
和できる。
【0014】次に、本発明の他の実施例を図4、図5を
用いて説明する。図4は高温再生器の垂直断面図を示
し、図5は高温再生器の水平断面図である。高温再生器
2は外筒101と内筒102、複数の溶液管203、バ
ーナ104、溶液流入管105、気液分離板106から
なっている。内筒102は外筒101の内部にあり、両
者の間には溶液109が保持されて、内筒102はこの
溶液109に没している。バーナ104は内筒102に
貫通して外筒101の側面に取り付けられており、内筒
102の内部が燃焼室111となっている。前記外筒1
01と内筒102とで液室112を形成し、燃焼室11
1の下流に内筒102の上下の液室112を連通する複
数の溶液管203が設置され、内部は溶液109で満た
されている。溶液管203は水平断面が円形であり、隣
合う溶液管203の間は燃焼ガス通路となっており、溶
液管203の燃焼ガス側表面にはフィン221が溶液管
203の下部ほど密になるように配置している。その他
の構成は図1、図2、図3の実施例と同様である。
【0015】更に本発明の他の実施例を図6、図7、図
8を用いて説明する。◆図6は実施例の高温再生器の切
欠き斜視図であり、図7は図6の高温再生器の垂直断面
図であり、図8は図6の水平断面図である。高温再生器
3は外筒101と内筒102、複数の煙管303、バー
ナ104、溶液流入管105、気液分離板106からな
っている。内筒102及び煙管303は外筒101の内
部にあり、内筒102及び煙管303と外筒101との
間には溶液109が保持されて、内筒102及び煙管3
03はこの溶液109に没している。バーナ104は内
筒102に貫通して外筒101の側面に取り付けられて
おり、内筒102の内部が燃焼室111となっている。
前記外筒101と内筒102及び煙管303とで液室1
12を形成し、燃焼室111の下流の外壁面から外筒1
01の後部管板に貫通した複数の煙管303が設置され
ている。煙管303は垂直断面が長方形をしており、長
方形の長い方の直線部が平行になるように複数本一列に
配列されている。隣合う煙管303の間は溶液通路とな
っている。煙管303の燃焼ガス側表面にはフィン32
1が煙管303の下部ほど密になるように配置してい
る。また、外筒101の内部で溶液109の上方には溶
液流入管105、気液分離板106が設置され、外筒1
01の側面には溶液流出孔107、上面には冷媒蒸気流
出孔108が設けられている。フロートボックス110
は溶液流出孔107により外筒101と連通しており、
溶液流入管105はフロートボックス110内を通って
外筒101内につながっている。フロートボックス11
0内の溶液流入管105の途中にフロート弁が設けられ
ており、フロートボックス内の液面高さに応じて高温再
生器3に送り込む溶液流量が調節される。
【0016】バーナ104からの燃焼ガスは、内筒10
2の壁面を通して主に輻射伝熱により溶液109を加熱
した後、複数の煙管303を通過しつつ、対流伝熱によ
り煙管303近傍の溶液109を加熱して、煙道ボック
ス113に流入し、煙道ボックス113の上部に接続す
る煙突114を通って、外へ放出される。加熱された溶
液109は沸騰して冷媒蒸気を発生し、発生した冷媒蒸
気は上昇流となって隣合う煙管303の間の流路や外筒
101と内筒102の間の流路を上昇し、液面上にでて
気液分離板106を迂回して、冷媒蒸気流出孔108か
ら出ていく。一方、溶液は溶液流入管105を通って高
温再生器3内に導かれ、高温再生器3内で加熱沸騰して
濃度の濃くなった溶液は、溶液流出孔107からフロー
トボックス110へ送られる。溶液はフロートボックス
内110に一旦溜められて液面を形成した後出ていく。
【0017】以上説明したように本実施例によれば、前
記煙管の下流に煙突を上向きに配置しているために、燃
焼ガスが上側に偏流し、液側伝熱面における熱負荷が伝
熱管の下部では低く、上部では高いので、伝熱面内の温
度分布を均一化することができ、腐食劣化を緩和でき
る。
【0018】また、図6、図7、図8では伝熱面内接液
側の温度分布を均一にするために燃焼ガス側にフィン3
21を取り付けたが、図9に示すように伝熱管の下部液
面表面にフィン322を設置し、伝熱面積を増やしても
伝熱面内接液側の温度分布を均一化でき、同様の効果が
得られる。
【0019】以上の実施例においては、煙突114を煙
道ボックス113の上面に接続しているが、図10と図
11に示すように煙道ボックス113の側面の上側に接
続しても同様の効果が得られる。
【0020】更に、本発明の他の実施例を図12、図1
3、図14を用いて説明する。図12は本発明の実施例
の高温再生器の切欠き斜視図であり、気液分離器Aと高
温再生器本体Bに分かれている。図13は図12の高温
再生器4の本体Bの垂直断面図であり、図14は図12
の水平断面図である。高温再生器4の本体Bは外筒10
1と内筒102、複数の煙管303、バーナ104から
なっている。内筒102及び煙管303は外筒101の
内部にあり、内筒102及び煙管303と外筒101と
の間には溶液109が保持されて、内筒102及び煙管
303はこの溶液109に没している。バーナ104は
内筒102に貫通して外筒101の側面に取り付けられ
ており、内筒102の内部が燃焼室111となってい
る。前記外筒101と内筒102及び煙管103とで液
室112を形成し、燃焼室111の下流の外壁面から外
筒101の後部管板に貫通した複数の煙管303が設置
されている。煙管303は垂直断面が長方形をしてお
り、長方形の長い方の直線部が平行になるように複数本
一列に配列されている。煙管303の燃焼ガス側表面に
はフィン321が煙管303の下部ほど密になるように
配置している。煙管303と煙管303の間は溶液通路
となっており、前記溶液通路下部から希溶液が流入する
ように外筒101の側面下部に溶液流入管105が設置
されている。また、気液分離器Aは高温再生器本体Bの
外筒101の外部上方に接続され、気液分離板151、
溶液流出管152、冷媒蒸気流出管153からなってい
る。
【0021】以上説明したように本実施例によれば、前
記煙管の下流に煙突が上向きに配置しているために、燃
焼ガスが上側に偏流し、上部の燃焼ガス量が多く、下部
の燃焼ガス量が少ないため、液側伝熱面における熱負荷
が伝熱管の下部では低く、上部では高いので、伝熱面内
接液側の温度分布を均一化することができ、腐食劣化を
緩和できる。
【0022】以上の実施例においては、煙管内部のフィ
ン配列が伝熱管下部において密になっているが、フィン
の厚さを伝熱管下部ほど厚くしたり、フィン高さを伝熱
管下部ほど高くしたりしても同様の効果が得られる。こ
の場合においても、液深さが浅い場所も深い場所も溶液
管103の壁温を均一な温度にするには、好ましくは、
下部は上部より1.2〜4倍の範囲で除除にフインの厚
さを厚くするか、もしくは高くする。その理由は1.2
倍以下では液深さが深い部分の方の壁温が低くなるので
好ましくない。また、4倍以上では液深さが浅い部分の
方の壁温が高くなるので好ましくない。
【0023】更に本発明の他の実施例を図15、図16
を用いて説明する。図15は高温再生器の垂直断面図で
あり、図16は高温再生器の水平断面図である。高温再
生器5は外筒101と内筒102、複数の煙管403、
バーナ104、溶液流入管105、気液分離板106か
らなっている。内筒102及び煙管403は外筒101
の内部にあり、内筒102及び煙管403と外筒101
との間には溶液109が保持されて、内筒102及び煙
管403はこの溶液109に没している。バーナ104
は内筒102に貫通して外筒101の側面に取り付けら
れており、内筒102の内部が燃焼室111となってい
る。前記外筒101と内筒102及び煙管403とで液
室112を形成し、燃焼室111の下流の外壁面から外
筒101の後部管板に貫通した複数の煙管403が設置
されている。煙管403は垂直断面が円形をしている。
煙管403と煙管403の間は溶液通路となっている。
煙管403で形成される管群の下流出口の下側には、じ
ゃま板115を煙道ボックス113の内部に設置する。
その他の構成は図6、図7、図8の実施例と同様であ
る。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、管
群下側の下流にじゃま板を付けて燃焼ガスの管群下側へ
の流入量を制限することで、管群下側の熱負荷を低くで
き、局部加熱を避けることができる。
【0025】また、管径が同じで上側の管群の方が下側
の管群よりも密にしたり、管径を上側の管群の方が大き
くなるようにしても同様の効果が得られる。
【0026】更にまた、図15、図16では伝熱面内接
液側の温度分布を均一にするために燃焼ガス側にじゃま
板を取り付けたが、図17に示すように伝熱管の下部液
面表面にフィン422を設置し、伝熱面積を増やしても
伝熱面内の温度分布を均一化でき、同様の効果が得られ
る。
【0027】更に本発明の他の実施例を図18、図19
を用いて説明する。図18は実施例の高温再生器の垂直
断面図であり、図19は水平断面図である。高温再生器
6は気液分離器Aと高温再生器本体Bに分かれており、
本体Bは外筒101と内筒102、複数の煙管403、
バーナ104からなっている。内筒102及び煙管40
3は外筒101の内部にあり、内筒102及び煙管40
3と外筒101との間には溶液109が保持されて、内
筒102及び煙管403はこの溶液109に没してい
る。バーナ104は内筒102に貫通して外筒101の
側面に取り付けられており、内筒102の内部が燃焼室
111となっている。前記外筒101と内筒102及び
煙管103とで液室112を形成し、燃焼室111の下
流上面の外壁面から外筒101の上面後部管板には、重
力方向に貫通した複数の煙管403が設置されている。
煙管403は垂直断面が円形をしており、煙管403内
部上側には伝熱促進体が設置されている。煙管403と
煙管403の間は溶液通路となっている。また、前記内
筒102の下部から希溶液が流入するように外筒101
の下部に溶液流入管105が設置されている。
【0028】気液分離器Aは高温再生器6の本体Bの外
筒101の上部側面に接続され、気液分離板151、溶
液流出管152、冷媒蒸気流出管153からなってい
る。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、伝
熱促進体を煙管の内部上側に設置したので液側伝熱面に
おける熱負荷が伝熱管の下部では低く、上部では高いの
で、伝熱面内接液側の温度分布を均一化することがで
き、腐食劣化を緩和できる。
【0030】また、断面形状が円形の煙管403の代わ
りに図12、図13、図14の断面形状の扁平な煙管3
03を使用して、煙管303の内部上面のフィンを密に
しても同様の効果が得られる。
【0031】図21は、本発明の実施例の吸収式冷温水
機を用いた吸収式空調システムである。◆図に示すよう
に吸収式冷温水機は、高温再生器201、低温再生器2
022、凝縮器203、蒸発器204、吸収機205、
低温熱交換器206、高温熱交換器207、溶液循環ポ
ンプ208、冷媒ポンプ209、加熱用のバーナ30
4、低温再生器202内に配置し高温再生器201で発
生した冷媒蒸気を凝縮して管外を流下する溶液と熱交換
する伝熱管211、この伝熱管211を凝縮器203に
導く配管の途中に設けられた絞り212、凝縮器203
の底部に設けられた冷媒タンク2013、凝縮器203
からU字シール、絞り2015を介して液冷媒を蒸発器
204に導く冷媒液管214、弁217を介して凝縮器
203の気相部と蒸発器を結び、途中にUシール部を持
つ冷媒蒸気管216、冷媒ポンプ209の吐出と冷媒散
布装置220とをフロート弁219を介して連結する冷
媒管218、蒸発器204の下部に配置した冷媒タンク
221、凝縮器203の冷媒タンク213と、蒸発器2
04及び吸収器205の上部に設けられた冷媒受け22
4とを、冷媒ブロー弁222を介して結ぶ冷媒ブロー管
223、冷媒蒸気管216のUシールの底部と気泡ポン
プの気泡吹出し部202を結ぶ冷媒配管225、気泡ポ
ンプの気泡吹出し部226の上部に配置し冷媒受け22
4に上部を開口した気泡ポンプの揚液管227、冷媒管
218の途中のから分岐して気泡ポンプの気泡吹出し部
226へ接続する冷媒管228と、低温熱交換器206
とエジェクタポンプ230を結ぶ溶液戻り管229、溶
液循環ポンプ208から低温熱交換器206へ溶液を送
る配管の途中から分岐してエジェクタポンプ230へ溶
液を送る溶液管231、エジェクタポンプ230から溶
液を溶液散布装置233へ導く溶液管232と、吸収器
205の下部に設けられた溶液トレイ234、溶液トレ
イ234と吸収器下部の溶液タンク235を結ぶ溶液管
236、冷媒受け224からの冷媒を溶液トレイ234
へ散布する冷媒散布管237と蒸発器204内に設置さ
れた蒸発伝熱管251と室内機252の間を冷温水ポン
プ253により冷温水を循環させる冷温水配管254、
吸収器205内に設置された吸収伝熱管255と凝縮器
203内に設置された凝縮伝熱管256と冷却塔257
の間を冷却水ポンプ258により冷却水を循環させる冷
却水配管259から構成されている。
【0032】冷房運転時システムは次のように動作す
る。冷房運転時には弁217及び弁222は閉となって
いる。◆吸収器205の下部にある溶液タンク235の
溶液は、溶液循環ポンプ208により低温熱交換器20
6に送られた後、一部は高温熱交換器207を通って高
温再生器201へ送られ、残りは低温再生器202へ送
られて散布装置210から散布される。高温再生器1に
送られた溶液はバーナ304に加熱されて沸騰し冷媒蒸
気を発生する。発生した冷媒蒸気は低温再生器202に
送られ伝熱管211の管内で凝縮した後、絞り212を
通って凝縮器203へ送られる。この時の凝縮熱は、散
布装置210から散布されて伝熱管211の管外を流下
する溶液を加熱して、再び冷媒蒸気を発生させる。発生
した冷媒蒸気は凝縮器203へ送られ、凝縮伝熱管25
6内を流れる冷却水により冷却されて凝縮し、高温再生
器201からの冷媒と合流して冷媒タンク213に溜め
られる。一方、高温再生器201で冷媒蒸気を発生して
濃縮された濃溶液は、高温再生器201から溢れてフロ
ートボックス310を経由して高温熱交換器7に送られ
る。高温熱交換器7で吸収器からの希溶液と熱交換して
温度を下げた後、低温再生器202からの濃溶液と合流
する。合流した濃溶液は、低温熱交換器206で吸収器
205から希溶液と熱交換してさらに温度を下げ、エジ
ェクトポンプ230によって溶液戻り管229及び溶液
管232を通って溶液散布装置233へ送られ、吸収器
205内に散布される。散布された濃溶液は、吸収伝熱
管255内を流れる冷却水により冷却されつつ蒸発器2
04からの冷媒蒸気を吸収して濃度が薄くなり、溶液ト
レイ234で集められ溶液管236を通って溶液タンク
235に戻る。一方、凝縮器203の下部の冷媒タンク
213に溜められた液冷媒は、冷媒タンク213から溢
れて冷媒液管214、絞り215を経由して蒸発器20
4に流入する。蒸発器204では、下部に設けられた冷
媒タンク221の液冷媒が、冷媒ポンプ209により冷
媒管218、フロート弁219を通って冷媒散布装置2
20に送られ、蒸発器4内の蒸発伝熱管251上に散布
され、管群内を流れる冷水と熱交換して蒸発し、その結
果冷水から蒸発潜熱を奪い冷凍作用が得られる。蒸発し
た冷媒は、吸収器205へ流出して、吸収器5内を流下
する濃溶液に吸収される。
【0033】一方、冷却塔257で冷却された冷却水
は、冷却水ポンプ258により吸収器205に送られ吸
収伝熱管255で吸収熱を奪って温度上昇し、次に凝縮
器3に送られ凝縮伝熱管256で凝縮熱を奪ってさらに
温度上昇する。その後冷却塔257に戻って冷却され
る。また、蒸発器204内の蒸発伝熱管251で冷却さ
れた冷水は冷温水ポンプ253で室内機252に送ら
れ、室内を冷房して温度上昇し、再び蒸発器に戻る。
【0034】冷房運転中に冷房負荷がなくなった場合に
は、吸収冷温水機停止信号が与えられ、冷温水ポンプ2
53、冷却水ポンプ258、冷却塔257、バーナ30
4がただちに停止し、冷媒ポンプ209も同時に停止す
るが、溶液ポンプ208はサイクル内の濃溶液を希釈す
るために一定時間運転を継続し、冷媒の凍結を防止する
ために冷媒ブロー弁を222を開いて冷媒タンク213
の冷媒を冷媒ブロー管223、冷媒受け224、冷媒散
布管237を通って溶液トレイ234上の溶液に混合し
て希釈する。溶液の濃度を低下させることにより溶液の
冷媒蒸気吸収能力を低下させ、冷媒及び冷温水の凍結を
防止できる。
【0035】一方、暖房運転時にシステムは次のように
動作する。暖房運転時には弁217及び弁222は開と
なっており、冷却水ポンプ258を停止し吸収器201
内の吸収伝熱管255及び凝縮器204内の凝縮伝熱管
256に冷却水は流さない。また、冷媒ポンプ209は
停止とする。
【0036】吸収器201の下部にある溶液タンク22
4の溶液は、溶液循環ポンプ208により低温熱交換器
206に送られた後、一部は高温熱交換器207を通っ
て高温再生器201へ送られ、残りは低温再生器202
へ送られて散布装置210から散布される。高温再生器
201に送られた溶液はバーナ304に加熱沸騰されて
冷媒蒸気を発生する。発生した冷媒蒸気は低温再生器2
02に送られて伝熱管211の管内で凝縮した後、絞り
212を通って凝縮器203へ送られる。この時の凝縮
熱は、散布装置210から散布されて伝熱管211の管
外を流下する溶液を加熱して、再び冷媒蒸気を発生させ
る。発生した冷媒蒸気は凝縮器203へ送られるが、凝
縮器203内に設けられた管群内に冷却水が流されてい
ないので、凝縮液化せず、弁217、冷媒蒸気管216
を経由して蒸発器205に送られる。また、冷媒蒸気の
一部は冷媒蒸気管216のUシール部から冷媒管22
5、気泡ポンプの気泡吹出し部226、揚液管227を
通って冷媒受けた224へ送られ、冷媒散布管237か
ら吸収器205の溶液トレイ234上へ送られる。ま
た、高温再生器からの液冷媒は、冷媒ブロー管223、
冷媒ブロー弁222を経由して蒸発器204へ送られる
蒸発器204では凝縮器からの冷媒蒸気が、蒸発伝熱管
251を流れる温水と熱交換して凝縮液化し、この時の
凝縮潜熱により温水を加熱して暖房能力を発生する。凝
縮液化した液冷媒は冷媒タンク221に溜められ、冷媒
管218から分岐した冷媒管228を通って気泡ポンプ
の気泡吹出し部226へ送られ、気泡ポンプの作用によ
り揚液管227を上昇して冷媒受け224へ流入し、冷
媒散布管237から吸収器205の溶液トレイ234上
へ送られる。一方、高温再生器201で冷媒蒸気を発生
して濃縮された濃溶液は、高温再生器201からフロー
トボックス310を経由して高温熱交換器207に送ら
れる。高温熱交換器207で吸収器からの希溶液と熱交
換して温度を下げた後、低温再生器203からの濃溶液
と合流する。合流した濃溶液は、低温熱交換器206で
吸収器205からの希溶液と熱交換してさらに温度を下
げ、エジェクタポンプ230によって溶液戻り管229
及び溶液管232を通って溶液散布装置233へ送ら
れ、吸収器205内に散布される。吸収伝熱管255内
には冷却水が流れていないので、散布された濃溶液は吸
収伝熱管255を流下し、溶液トレイ234上液冷媒と
混合して、溶液管236を通って溶液タンク235に戻
る。
【0037】また、蒸発器205内の蒸発伝熱管251
で加熱された温水は冷温水ポンプ253で室内機252
に送られ、室内を暖房して温度低下し、再び蒸発器に戻
る。
【0038】本実施例によれば、高温再生器を小形化し
たことにより吸収式冷温水機の小形化が図れる。
【0039】
【発明の効果】接液側伝熱面における熱負荷が伝熱管の
下部では低く上部では高いので、接液側伝熱面内の温度
分布を均一化することができる。その結果、液側の腐食
劣化の緩和されて寿命が伸び、省エネルギー、信頼性向
上が図れ,また、薄肉化、軽量化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高温再生器の切欠き斜視
図。
【図2】図1の実施例の垂直断面図。
【図3】図1の実施例の水平断面図。
【図4】本発明の他の実施例の高温再生器の垂直断面
図。
【図5】図4の実施例の水平断面図。
【図6】本発明の他の実施例の高温再生器の切欠き斜視
図。
【図7】図6の実施例の垂直断面図。
【図8】図6の実施例の水平断面図。
【図9】本発明の他の実施例の高温再生器の切欠き斜視
図。
【図10】本発明の他の実施例の高温再生器の垂直断面
図。
【図11】図10の実施例の水平断面図。
【図12】本発明の他の実施例の高温再生器の切欠き斜
視図。
【図13】図12の実施例の垂直断面図。
【図14】図12の実施例の水平断面図。
【図15】本発明の他の実施例の高温再生器の垂直断面
図。
【図16】図15の実施例の水平断面図。
【図17】本発明の他の実施例の高温再生器の垂直断面
図。
【図18】本発明の他の実施例の高温再生器の垂直断面
図。
【図19】図18の実施例の水平断面図。
【図20】管に均一な熱流束を与え、管内のLiBr水溶液
を沸騰させた場合の管上下における管内壁温度と管出口
部液温度の温度差。
【図21】本発明の高温再生器を用いた吸収式冷凍機に
よる空調システム。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6…高温再生器、101…外筒、
102…内筒、103…扁平溶液管、104…バーナ、
105…溶液流入管、106…気液分離板、107…溶
液流出孔、108…冷媒蒸気流出孔、109…溶液、1
10…フロートボックス、111…燃焼室、112…液
室、113…煙道ボックス、114…煙突、121,3
21,421…伝熱フィン、151…気液分離板、15
2…溶液流出管、153…冷媒蒸気流出管、303…溶
液管、403…扁平煙管、422,522…液側伝熱フ
ィン、503…煙管、523…伝熱促進体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八重樫 賢司 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に液深さ
    が深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりもピッ
    チが密であるフィンを設けることを特徴とする吸収式冷
    温水機の高温再生器。
  2. 【請求項2】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に液深さ
    が深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも高い
    フィンを設けることを特徴とする吸収式冷温水機の高温
    再生器。
  3. 【請求項3】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に液深さ
    が深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも厚さ
    の厚いフィンを設けることを特徴とする吸収式冷温水機
    の高温再生器。
  4. 【請求項4】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の液深さが深い部分の
    溶液側にフィンを設けるすることを特徴とする吸収式冷
    温水機の高温再生器。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の吸収式冷温水機の高温再
    生器において、フインを垂直方向に設けることを特徴と
    する吸収式冷温水機の高温再生器。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収
    式冷温水機の高温再生器において、溶液管の下流に煙突
    を上向きに配置することを特徴とする吸収式冷温水機の
    高温再生器。
  7. 【請求項7】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の上流にバ−ナを配置し、前記燃焼室の下流
    には前記内筒の上下の液室に連通して燃焼ガスと交差す
    るように溶液管を配置し、有する吸収式冷温水機の高温
    再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に液深さが深
    い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりもピッチが
    1.2〜4倍密であるフィンを設けることを特徴とする
    吸収式冷温水機の高温再生器。
  8. 【請求項8】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に液深さ
    が深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも1.
    2〜4倍高いフィンを設けることを特徴とする吸収式冷
    温水機の高温再生器。
  9. 【請求項9】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室を
    形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室とし、
    前記燃焼室の下流に前記内筒の上下の液室に連通し燃焼
    ガスと交差するように溶液管を有する吸収式冷温水機の
    高温再生器において、前記溶液管の燃焼ガス側に溶液管
    の燃焼ガス側に液深さが深い溶液管部の方が液深さが浅
    い溶液管部よりも1.2〜4倍厚さの厚いフィンを設け
    ることを特徴とする吸収式冷温水機の高温再生器。
  10. 【請求項10】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりもフィ
    ンピッチが密であるフィンを設けることを特徴とする吸
    収式冷温水機の高温再生器。
  11. 【請求項11】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりもフィ
    ン厚さの厚いフィンを設けることを特徴とする吸収式冷
    温水機の高温再生器。
  12. 【請求項12】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりもフィ
    ン高さの高いフィンを設けることを特徴とする吸収式冷
    温水機の高温再生器。
  13. 【請求項13】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の液深さが深い部
    分の溶液側にフィンを配置することを特徴とする吸収式
    冷温水機の高温再生器。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の吸収式冷温水機の高
    温再生器において、フインを垂直方向に設けることを特
    徴とする吸収式冷温水機の高温再生器。
  15. 【請求項15】請求項10ないし14のいずれかに記載
    の吸収式冷温水機の高温再生器において、煙管の下流に
    煙突を上向きに配置することを特徴とする吸収式冷温水
    機の高温再生器。
  16. 【請求項16】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりもフィ
    ンピッチが1.2〜4倍密であるフィンを設けることを
    特徴とする吸収式冷温水機の高温再生器。
  17. 【請求項17】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりも1.
    2〜4倍フィン厚さの厚いフィンを設けることを特徴と
    する吸収式冷温水機の高温再生器。
  18. 【請求項18】外筒と内筒との間に溶液を保持する液室
    を形成し、前記内筒の内部は溶液を加熱する燃焼室と
    し、前記燃焼室の下流の外壁面に断面が燃焼ガスの流れ
    に垂直方向かつ上下方向に長い煙管を有する吸収式冷温
    水機の高温再生器において、前記煙管の燃焼ガス側に液
    深さが深い煙管部の方が液深さが浅い煙管部よりも1.
    2〜4倍フィン高さの高いフィンを設けることを特徴と
    する吸収式冷温水機の高温再生器。
  19. 【請求項19】請求項16ないし18のいずれかに記載
    の吸収式冷温水機の吸収式冷温水機の高温再生器におい
    て、煙管の本数は液深さが浅いほど多いことを特徴とす
    る吸収式冷温水機の高温再生器。
  20. 【請求項20】高温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収
    器を接続して冷凍サイクルを構成する吸収式冷温水機に
    おいて、液深さが深い箇所の伝熱面の熱流束を低く、浅
    い箇所の伝熱面の熱流束を高くする高温再生器を備える
    ことを特徴とする吸収式冷温水機。
  21. 【請求項21】高温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収
    器を接続して冷凍サイクルを構成する吸収式冷温水機に
    おいて、液深さが深い箇所のガス流量が、液深さの浅い
    個所のガス流量よりも少ない高温再生器を備えることを
    特徴とする吸収式冷温水機。
  22. 【請求項22】高温再生器、低温再生器、凝縮器、吸収
    器を接続して冷凍サイクルを構成する吸収式冷温水機に
    おいて、燃焼ガスの質量流速が液深さの浅い個所の燃焼
    ガス流速よりも少ない高温再生器を備えることを特徴と
    する吸収式冷温水機。
  23. 【請求項23】外筒と内筒との間の周囲に溶液を保持す
    る液室を形成し、この液室の上方に気液を分離する空間
    を有し、前記内筒の内部は加熱源が燃焼して溶液を加熱
    する燃焼室とし、前記燃焼室の燃焼ガスの流れる下流に
    は前記内筒の上下の液室に連通して燃焼ガスと交差する
    方向に溶液管を配置する吸収式冷温水機の高温再生器に
    おいて、前記燃焼室の一方の側面に加熱源を配置し、前
    記加熱源からの燃焼ガスと交差する方向に配置した溶液
    管は燃焼ガスの流れる方向に扁平に形成し、液深さが深
    い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりもピッチが
    1.2〜4倍密であるフィンを燃焼ガスが流れる方向に
    沿って前記溶液管の燃焼ガス側に接合し、前記燃焼ガス
    の流れる溶液管の下流に溶液管と同じ高さの煙道ボック
    スを配置し、この煙道ボックスの上部に上向きに煙突を
    設けることを特徴とする吸収式冷温水機の高温再生器。
  24. 【請求項24】外筒と内筒との間の周囲に溶液を保持す
    る液室を形成し、この液室の上方に気液を分離する空間
    を有し、前記内筒の内部は加熱源が燃焼して溶液を加熱
    する燃焼室とし、前記燃焼室の燃焼ガスの流れる下流に
    は前記内筒の上下の液室に連通して燃焼ガスと交差する
    方向に溶液管を配置する吸収式冷温水機の高温再生器に
    おいて、前記燃焼室の一方の側面に加熱源を配置し、前
    記加熱源からの燃焼ガスと交差する方向に配置した溶液
    管は燃焼ガスの流れる方向に扁平に形成し、液深さが深
    い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりもピッチが
    1.2〜4倍密であるフィンを燃焼ガスが流れる方向に
    沿って前記溶液管の燃焼ガス側に接合し、前記燃焼ガス
    の流れる溶液管の下流に溶液管と同じ高さの煙道ボック
    スを配置し、この煙道ボックスの上部に上向きに煙突を
    設けることを特徴とする吸収式冷温水機の高温再生器。
  25. 【請求項25】外筒と内筒との間の周囲に溶液を保持す
    る液室を形成し、この液室の上方に気液を分離する空間
    を有し、前記内筒の内部は加熱源が燃焼して溶液を加熱
    する燃焼室とし、前記燃焼室の燃焼ガスの流れる下流に
    は前記内筒の上下の液室に連通して燃焼ガスと交差する
    方向に溶液管を配置する吸収式冷温水機の高温再生器に
    おいて、前記燃焼室の一方の側面に加熱源を配置し、前
    記加熱源からの燃焼ガスと交差する方向に配置した溶液
    管は円管で形成し、この円管は下流ほど密に配置し、液
    深さが深い溶液管部の方が液深さが浅い溶液管部よりも
    ピッチが1.2〜4倍密であるフィンを円管の燃焼ガス
    側に接合し、前記燃焼ガスの流れる溶液管の下流に溶液
    管と同じ高さの煙道ボックスを配置し、この煙道ボック
    スの上部に上向きに煙突を設けることを特徴とする吸収
    式冷温水機の高温再生器。
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