JPH092499A - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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JPH092499A
JPH092499A JP14866495A JP14866495A JPH092499A JP H092499 A JPH092499 A JP H092499A JP 14866495 A JP14866495 A JP 14866495A JP 14866495 A JP14866495 A JP 14866495A JP H092499 A JPH092499 A JP H092499A
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Kazuo Suzuki
和夫 鈴木
一男 鈴木
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注出筒部から注出される化粧カプセルの殻体
を確実に破壊することができるようにする。 【構成】 ノズル部材20の基筒部23の先端の閉塞面
24に複数の第1の注出孔25を設ける。基筒部23に
外嵌する外筒部30の先端開口31に網体41を取り付
け、この網体41に開口する目を第2の注出孔とする。
第1の注出孔25の内径及び網体41の目の大きさをい
ずれも化粧カプセルの平均粒径よりも小さく設定し、且
つ、第1の注出孔25の内径よりも網体41の目の大き
さの方を小さく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧カプセルを収容する
チューブ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2―282311号公報等に開示
されているように、化粧品にはカプセルタイプのものが
ある。
【0003】図10に示すように、この種の化粧カプセ
ル100は、破壊可能なゼリー状の殻体101内に化粧
料102が充填されてなり、使用する直前に殻体101
を破って内部の化粧料102を使用に供する。
【0004】又、前記公報には化粧カプセルを収容する
容器も開示されている。この公報に開示された容器は硬
質の容器本体の口部にポンプ装置を備えたもので、ポン
プ装置のヘッド部を押し下げることにより容器本体内に
充填されている化粧カプセルをポンプアップし、同時に
ポンプ装置内の流路に設けた網体で化粧カプセルの殻体
を破壊するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述従来の化粧カプセ
ル用の容器は、容器本体が硬質であること、ポンプ装置
を備えるためがさばること、などの理由により携帯には
適さなかった。
【0006】又、ポンプ装置を装備するとコスト高にな
るという問題もあった。又、化粧カプセルはポンプ装置
内の流路の途中に設置された網体(メッシュ)で破壊さ
れるようになっているため、破壊された化粧カプセルの
殻体がポンプ本体内に残留し、ポンプの作動に支障を来
す虞もあった。
【0007】更に、網体の目の大きさは化粧カプセルの
平均粒径よりも若干小さく設定されているが、化粧カプ
セルの粒径にはばらつきがあり、前記網体が1枚だけだ
と粒径の小さな化粧カプセルは殻体が破壊されないまま
網体を通過する場合もあった。
【0008】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、化粧カプセルを収容するの
に最適で、携帯に便利で安価で、且つ、化粧カプセルの
殻体を確実に破壊することができるチューブ容器を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉本発明は、破壊可能な殻体内に化粧料
が充填されてなる化粧カプセルを収容するチューブ本体
を備え、このチューブ本体の先端に設けられた注出筒部
には、複数の第1の注出孔と、この第1の注出孔よりも
下流側に配された複数の第2の注出孔が設けられてお
り、第1の注出孔と第2の注出孔の各内径はいずれも前
記化粧カプセルの平均粒径よりも小径であり、且つ、第
1の注出孔よりも第2の注出孔の内径の方が小径である
ことを特徴とするチューブ容器である(請求項1に対
応)。
【0010】本発明においては、前記第1の注出孔及び
第2の注出孔の孔の形状は円形に限るものではなく、三
角形、四角形、六角形等の多角形であってもよい。注出
孔を多角形とした場合、注出孔の内径とは注出孔の内接
円直径ということである。
【0011】先端を閉塞させて前記チューブ本体に一体
的に連設された基筒部と、基筒部とは別体に形成されて
基筒部に外嵌固定され先端を開口させた外筒部とから前
記注出筒部を構成し、前記基筒部に穿設された孔により
前記第1の注出孔を構成し、前記外筒部の先端開口に固
定された網体の目によって前記第2の注出孔を構成する
ことができる(請求項2に対応)。
【0012】本発明においては、先端を閉塞させて前記
チューブ本体に一体的に連設された基筒部と、この基筒
部とは別体に形成されて基筒部に内嵌固定され先端を開
口させた内筒部とから前記注出筒部を構成し、前記内筒
部の先端開口に固定された網体の目によって前記第1の
注出孔を構成し、前記基筒部に穿設された孔により前記
第2の注出孔を構成することができる(請求項3に対
応)。
【0013】本発明においては、先端を閉塞させて前記
チューブ本体に一体的に連設された基筒部と、基筒部と
は別体に軟質材で形成されて基筒部に外嵌固定され先端
を閉塞させた外筒部とから前記注出筒部を構成し、前記
基筒部に穿設された孔により前記第1の注出孔を構成
し、前記外筒部に穿設された孔によって前記第2の注出
孔を構成することができる(請求項4に対応)。ここで
外筒部を形成する軟質材とはエラストマーやゴム等であ
る。
【0014】〈本発明の原材料〉本発明の原材料に特に
限定はないが、チューブ本体については柔軟性を有する
樹脂で形成するのが好適である。又、網体は、化粧料に
悪影響を及ぼさない限り、樹脂製であっても金属製であ
っても構わない。
【0015】
【作用】
〈本発明の作用〉チューブ本体を押圧すると、チューブ
本体内の化粧カプセルが注出筒部から注出される。殆ど
の化粧カプセルは注出筒部を通過する時に第1の注出孔
を通過する際に殻体を破壊される。第1の注出孔で殻体
を破壊されなかった小径の化粧カプセルは、第1の注出
孔よりも小径の第2の注出孔を通過する際に殻体を破壊
される。したがって、注出筒部から注出される際に全て
の化粧カプセルの殻体が破壊される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図10の図
面に基いて説明する。
【0017】〔第1実施例〕図1から図3は本発明のチ
ューブ容器の第1実施例を示すものであり、図2はチュ
ーブ容器の外観正面図、図1は要部拡大断面図、図3は
要部拡大側面図である。
【0018】チューブ容器1は、柔軟な樹脂で形成され
一端を閉塞させたチューブ10と、このチューブ10の
開口端に固定された硬質樹脂製のノズル部材20と、ノ
ズル部材20の先端部外側に固定された硬質樹脂製の外
筒部30とから構成されている。
【0019】チューブ10内には図示しない化粧カプセ
ルが収容されている。図10に示すように、化粧カプセ
ル100は、破壊可能なゼリー状の殻体101内に化粧
料102が充填されてなり、使用する直前に殻体101
を破って内部の化粧料102を使用に供するようにした
ものである。
【0020】ノズル部材20は、その肩部21をチュー
ブ10の開口端に接合することにより固定されており、
肩部21からネジ筒部22が上方に延び、ネジ筒部22
から小径の基筒部23が上方に延びて構成されている。
【0021】基筒部23は先端を閉塞させており、その
閉塞面24は凸曲面状に形成されていて図1に示すよう
にチューブ10の軸線に対し傾斜する姿勢に設けられて
いる。この閉塞面24には多数の注出孔(第1の注出
孔)25が穿設されている。注出孔25の先端側内径は
化粧カプセル100の殻体101の平均粒径よりも小径
に設定されている。
【0022】前記外筒部30は基筒部23に液密に外嵌
固定されている。外筒部30の先端側は開口しており、
この開口部31は前記基筒部23の閉塞面24と同方向
に傾斜している。
【0023】開口部31には網体41が開口部31を塞
ぐように固定されていて、網体41と基筒部23の先端
面24との間に若干の隙間が形成されている。網体41
に開口する目の大きさは前記ノズル部材20の注出孔2
5の先端側内径よりも小さく設定されている。この第1
実施例では網体41に開口する目が第2の注出孔を構成
する。
【0024】又、この第1実施例では、チューブ10と
ノズル部材20の肩部21とがチューブ本体Aを構成
し、ノズル部材20のネジ筒部22と基筒部23と外筒
部30とが注出筒部Bを構成する。
【0025】このチューブ容器1においては、使用に際
してチューブ10を押圧すると、チューブ本体A内の化
粧カプセル100が注出筒部B内に送り出される。そし
て、殆どの化粧カプセル100はノズル部材20の注出
孔25を通る際に殻体101を破壊され、破壊された殻
体101と殻体101内の化粧料102は注出孔25を
通過し、網体41を通って手の平などに注出される。こ
の網体41を通る際に、注出孔25によって破壊された
殻体101が更に細かく破壊される。
【0026】又、化粧カプセル100の中には殻体10
1の粒径が小さくて、殻体101が破壊されないまま注
出孔25を通過するものもある。しかしながら、この粒
径の小さい化粧カプセル100も網体41を通る際にそ
の殻体101を破壊される。したがって、殻体101が
破壊されないまま化粧カプセル100が網体41から注
出されることはない。
【0027】換言すれば、チューブ容器1から注出する
際には全ての化粧カプセル100の殻体101が確実に
破壊され、全ての化粧カプセル100に充填されていた
化粧料102を使用に供することができる。
【0028】このようにして化粧カプセル100の化粧
料102を注出した後、網体41を手の平で拭って、網
体41に付着した化粧料102を手の平に移す。この
時、網体41がチューブ本体10の軸線に対して傾斜す
る姿勢に配されているので、網体41から化粧料102
を拭い易い。
【0029】このチューブ容器1はコンパクトで、携帯
に便利であり、コストも安価である。
【0030】〔第2実施例〕図4から図6は本発明のチ
ューブ容器の第2実施例を示すものであり、図5はチュ
ーブ容器の外観正面図、図4は要部拡大断面図、図6は
要部拡大側面図である。
【0031】チューブ容器1は、柔軟な樹脂で形成され
一端を閉塞させたチューブ10と、このチューブ10の
開口端に固定された硬質樹脂製のノズル部材20と、ノ
ズル部材20の内側に固定された硬質樹脂製の内筒部5
0とから構成されている。
【0032】チューブ10内には第1実施例と同じ化粧
カプセル100が収容されている。ノズル部材20は、
その肩部21をチューブ10の開口端に接合することに
より固定されており、肩部21からネジ筒部22が上方
に延び、ネジ筒部22から小径の基筒部23が上方に延
びて構成されている。
【0033】基筒部23は先端を閉塞させており、その
閉塞面26は図4あるいは図5に示すように平坦面に形
成され、チューブ10の軸線に対し傾斜する姿勢に配さ
れている。この閉塞面26には多数の注出孔(第2の注
出孔)27が穿設されている。注出孔27の先端側内径
は、後述する網体42に開口する目よりも小径に設定さ
れている。
【0034】前記内筒部50はノズル部材20のネジ筒
部22及び基筒部23の内周面に液密に内嵌固定されて
いる。内筒部50の内部は化粧カプセル100を流通せ
しめる流通路になっていて、その先端開口部51は前記
基筒部23の閉塞面26と同方向に傾斜する姿勢に配さ
れている。
【0035】開口部51には網体42が開口部51を塞
ぐように固定されていて、網体42と基筒部23の閉塞
面26との間に若干の隙間が形成されている。網体42
は第1実施例の網体41と同材質で形成されており、網
体42に開口する目の大きさは化粧カプセル100の殻
体101の平均粒径よりも小径に設定されている。この
第2実施例では網体42に開口する目が第1の注出孔を
構成する。
【0036】又、この第2実施例では、チューブ10と
ノズル部材20の肩部21とがチューブ本体Aを構成
し、ノズル部材20のネジ筒部22と基筒部23と内筒
部50とが注出筒部Bを構成する。
【0037】このチューブ容器1においては、使用に際
してチューブ10を押圧すると、チューブ本体A内の化
粧カプセル100が注出筒部B内に送り出される。そし
て、殆どの化粧カプセル100は内筒部50の網体42
を通過する際に殻体101を破壊され、破壊された殻体
101と殻体101内の化粧料102はノズル部材20
の注出孔27を通って手の平などに注出される。この注
出孔27を通る際に、網体42によって破壊された殻体
101が更に細かく破壊される。
【0038】又、化粧カプセル100の中には殻体10
1の粒径が小さくて、殻体101が破壊されないまま網
体42を通過するものもある。しかしながら、この粒径
の小さい化粧カプセル100も注出孔27を通る際にそ
の殻体101を破壊される。したがって、殻体101が
破壊されないまま化粧カプセル100が注出孔27から
注出されることはない。
【0039】換言すれば、チューブ容器1から注出する
際には全ての化粧カプセル100の殻体101が確実に
破壊され、全ての化粧カプセル100に充填されていた
化粧料102を使用に供することができる。
【0040】このようにして化粧カプセル100の化粧
料102を注出した後、基筒部23の閉塞面26を手の
平で拭って、閉塞面26に付着した化粧料102を手の
平に移す。
【0041】この時、閉塞面26がチューブ本体10の
軸線に対して傾斜する姿勢に配されているので、閉塞面
26から化粧料102を拭い易い。このチューブ容器1
はコンパクトで、携帯に便利であり、コストも安価であ
る。
【0042】〔第3実施例〕図7から図9は本発明のチ
ューブ容器の第3実施例を示すものであり、図8はチュ
ーブ容器の外観正面図、図7は要部拡大断面図、図9は
要部拡大側面図である。
【0043】チューブ容器1は、柔軟な樹脂で形成され
一端を閉塞させたチューブ10と、このチューブ10の
開口端に固定された硬質樹脂製のノズル部材20と、ノ
ズル部材20の先端部外側に嵌め込まれた軟質材からな
る外筒部60と、この外筒部60をノズル部材20に固
定する硬質樹脂製の固定環70とから構成されている。
【0044】チューブ10内には第1実施例と同じ化粧
カプセル100が収容されている。ノズル部材20は、
その肩部21をチューブ10の開口端に接合することに
より固定されており、肩部21からネジ筒部22が上方
に延び、ネジ筒部22から基筒部23が上方に延びて構
成されている。基筒部23は、ネジ筒部22に近い基部
側を大径筒部28aとされ、ネジ筒部22から遠ざかる
先端側を小径筒部28bとされている。
【0045】小径筒部28bは先端を閉塞させており、
その閉塞面28cは図7に示すように平坦面に形成さ
れ、チューブ10の軸線に対し傾斜する姿勢に配されて
いる。小径筒部28bの先端側の周壁部には複数の注出
孔(第1の注出孔)29が穿設されている。注出孔29
の内径は化粧カプセル100の殻体101の平均粒径よ
りも小径に設定されている。
【0046】前記外筒部60はエラストマーやゴム等の
軟質材で形成されており、小径筒部28bの基部側外周
面に液密に外嵌している。外筒部60は先端を閉塞させ
ており、その閉塞面61は図7あるいは図8に示すよう
に若干凸曲面状に形成され、小径筒部28bの閉塞面2
8cと同方向に傾斜している。小径筒部28bの先端側
外周面及び閉塞面28cと外筒部60の内面との間には
若干の隙間が形成されている。
【0047】閉塞面61には複数の注出孔(第2の注出
孔)62が穿設されている。注出孔62の先端側内径は
前記ノズル部材20における注出孔29の内径よりも小
径に設定されている。
【0048】外筒部60は固定環70によってノズル部
材20の基筒部23に固定されている。即ち、外筒部6
0の外周面に設けた環状の掛止溝63に、固定環70の
先端係止部71を液密に嵌合させ、固定環70の内周面
に設けた環状溝72に、基筒部23の大径筒部28aの
外周面に設けた環状の係止突部28dを嵌合させること
により、外筒部60はノズル部材20に固定されてい
る。
【0049】この第3実施例では、チューブ10とノズ
ル部材20の肩部21とがチューブ本体Aを構成し、ノ
ズル部材20のネジ筒部22と基筒部23と外筒部60
と固定環70が注出筒部Bを構成する。
【0050】このチューブ容器1においては、使用に際
してチューブ10を押圧すると、チューブ本体A内の化
粧カプセル100が注出筒部B内に送り出される。そし
て、殆どの化粧カプセル100はノズル部材20の注出
孔29を通る際に殻体101を破壊され、破壊された殻
体101と殻体101内の化粧料102は注出孔29を
通過し、外筒部60の注出孔62を通って手の平などに
注出される。この注出孔62を通る際に、注出孔29に
よって破壊された殻体101が更に細かく破壊される。
【0051】又、化粧カプセル100の中には殻体10
1の粒径が小さくて、殻体101が破壊されないまま注
出孔29を通過するものもある。しかしながら、この粒
径の小さい化粧カプセル100も外筒部60の注出孔6
2を通る際にその殻体101を破壊される。したがっ
て、殻体101が破壊されないまま化粧カプセル100
が注出孔62から注出されることはない。
【0052】換言すれば、チューブ容器1から注出する
際には全ての化粧カプセル100の殻体101が確実に
破壊され、全ての化粧カプセル100に充填されていた
化粧料102を使用に供することができる。
【0053】このようにして化粧カプセル100の化粧
料102を注出した後、外筒部60の閉塞面61を手の
平で拭って、閉塞面61に付着した化粧料102を手の
平に移す。
【0054】この時、閉塞面61がチューブ本体10の
軸線に対して傾斜する姿勢に配されているので、閉塞面
61から化粧料102を拭い易い。このチューブ容器1
はコンパクトで、携帯に便利であり、コストも安価であ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
化粧カプセルを収容するのに最適な容器が、コンパクト
で、携帯便利で、安価にできるという優れた効果が奏さ
れる。
【0056】又、注出筒部に化粧カプセルの平均粒径よ
りも小径の第1の注出孔と第2の注出孔を2段構えに設
け、且つ、第1の注出孔よりも第2の注出孔の内径を小
さくしたことにより、チューブ容器から注出される化粧
カプセルの殻体を全て確実に破壊することができるよう
になり、殻体内に充填されている化粧料を無駄なく使用
することができ、経済的であるという優れた効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチューブ容器の第1実施例の要部
拡大断面図である。
【図2】本発明に係るチューブ容器の第1実施例の全体
外観正面図である。
【図3】本発明に係るチューブ容器の第1実施例の要部
拡大側面図である。
【図4】本発明に係るチューブ容器の第2実施例の要部
拡大断面図である。
【図5】本発明に係るチューブ容器の第2実施例の全体
外観正面図である。
【図6】本発明に係るチューブ容器の第2実施例の要部
拡大側面図である。
【図7】本発明に係るチューブ容器の第3実施例の要部
拡大断面図である。
【図8】本発明に係るチューブ容器の第3実施例の全体
外観正面図である。
【図9】本発明に係るチューブ容器の第3実施例の要部
拡大側面図である。
【図10】化粧カプセルの断面図である。
【符号の説明】
1 チューブ容器 10 チューブ 20 ノズル部材 23 基筒部 25 注出孔(第1の注出孔) 27 注出孔(第2の注出孔) 29 注出孔(第1の注出孔) 30 外筒部 41 網体(第2の注出孔) 42 網体(第1の注出孔) 50 内筒部 60 外筒部 62 注出孔(第2の注出孔) 100 化粧カプセル 101 殻体 102 化粧料 A チューブ本体 B 注出筒部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破壊可能な殻体内に化粧料が充填されて
    なる化粧カプセルを収容するチューブ本体を備え、この
    チューブ本体の先端に設けられた注出筒部には、複数の
    第1の注出孔と、この第1の注出孔よりも下流側に配さ
    れた複数の第2の注出孔が設けられており、第1の注出
    孔と第2の注出孔の各内径はいずれも前記化粧カプセル
    の平均粒径よりも小径であり、且つ、第1の注出孔より
    も第2の注出孔の内径の方が小径であることを特徴とす
    るチューブ容器。
  2. 【請求項2】 前記注出筒部は、先端を閉塞させて前記
    チューブ本体に一体的に連設された基筒部と、基筒部と
    は別体に形成されて基筒部に外嵌固定され先端を開口さ
    せた外筒部とからなり、前記第1の注出孔は前記基筒部
    に穿設された孔により構成され、前記第2の注出孔は前
    記外筒部の先端開口に固定された網体の目によって構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ
    容器。
  3. 【請求項3】 前記注出筒部は、先端を閉塞させて前記
    チューブ本体に一体的に連設された基筒部と、この基筒
    部とは別体に形成されて基筒部に内嵌固定され先端を開
    口させた内筒部とからなり、前記第1の注出孔は前記内
    筒部の先端開口に固定された網体の目によって構成さ
    れ、前記第2の注出孔は前記基筒部に穿設された孔によ
    り構成されていることを特徴とする請求項1に記載のチ
    ューブ容器。
  4. 【請求項4】 前記注出筒部は、先端を閉塞させて前記
    チューブ本体に一体的に連設された基筒部と、基筒部と
    は別体に軟質材で形成されて基筒部に外嵌固定され先端
    を閉塞させた外筒部とからなり、前記第1の注出孔は前
    記基筒部に穿設された孔により構成され、前記第2の注
    出孔は前記外筒部に穿設された孔によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005053866A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Kao Corp 化粧料
JPWO2014007365A1 (ja) * 2012-07-06 2016-06-02 ライオン株式会社 チューブ容器入り製品
JP2020083453A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社吉野工業所 スポイト容器

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