JPH09247387A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH09247387A
JPH09247387A JP8051199A JP5119996A JPH09247387A JP H09247387 A JPH09247387 A JP H09247387A JP 8051199 A JP8051199 A JP 8051199A JP 5119996 A JP5119996 A JP 5119996A JP H09247387 A JPH09247387 A JP H09247387A
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JP
Japan
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image
pixel
image sensor
reading
image data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8051199A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Watanabe
佳宏 渡辺
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージセンサの位置ずれ調整の精度を向上
させ、それにより画像データの読取の精度も向上させ
る。 【解決手段】 イメージセンサで読取られた媒体上の画
像は、シフトクロックパルスBで1画素毎に出力され
る。調整モード時は画像データを1画素単位(間隔P
1)でサンプリングし、運用モード時は画像データを2
画素単位(間隔P2)でサンプリングして、運用モード
時に対して調整モード時の分解能をあげる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取装置に関
し、特にイメージセンサの取付け誤差を調整する機能を
有する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷媒体等の画像を読取る画像読
取装置には、イメージセンサが具備されており、このイ
メージセンサには主走査方向に複数の読取り画素が配列
されている。イメージセンサには、読取媒体を反射した
光がレンズを介して結像され、これにより光信号が電気
信号に変換されて、以降の処理が行われる。イメージセ
ンサは基板に取付けられ、さらにその基板は光学ユニッ
トに取付けられる。イメージセンサが基板に取付けられ
る際、あるいは基板が光学ユニットに取付けられる際、
読取媒体が搬送される位置に対してイメージセンサの読
取り範囲が一致するようにする。
【0003】読取媒体の搬送位置とイメージセンサの読
取り範囲が一致しないと、即ち、イメージセンサの取付
誤差が生じると、読取媒体の画像の一部が読取れない場
合が発生する。そこで、従来、調整用のシートを予め読
取り、この読取り結果に従って読取り開始位置を定め、
通常の読取時にこの開始位置に従って読取を行うように
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の調整方法においては、イメージセンサの位置ずれ調整
の精度が悪く、画像データの読取や画像データ読取後の
識別等の精度も悪くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、主走査方向に複数の画素を配列したイメー
ジセンサにより所定の調整用媒体を読取り、前記調整用
媒体上の特定の画像の位置に対応する画素を検出し、こ
の画素検出位置とイメージセンサが位置ずれしていない
場合の前記特定の画像に対応する画素位置とを比較する
ことによりイメージセンサの主走査方向の位置ずれを調
整するとともに、通常読取時の画像データを複数の画素
毎にサンプルして認識を行う画像読取装置において、前
記調整用媒体の画像データを画素毎にサンプルして前記
特定の画像の位置に対応する画素を検出することを特徴
とする。
【0006】上記構成を有する本発明によれば、調整用
媒体の画像データはイメージセンサの画素毎にサンプル
して該調整用媒体の特定の画像の位置に対応する画素を
検出するので、位置ずれ調整の精度が向上する。
【0007】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面にした
がって説明する。なお各図面に共通する要素には同一の
符号を付す。図1は本発明の第1の実施の形態の画像読
取装置を示す構成図である。
【0008】図1において、読取媒体1は図示しないモ
ータによりベルトを介して搬送路2上を矢印方向へ搬送
される。搬送路2を挟んで上下に媒体検知センサ3a、
3bが設けられている。搬送路2の上方には、読取媒体
1を照射する光源4、読取媒体1からの反射光を集光す
るレンズ5およびイメージセンサ6がそれぞれ設けられ
ている。イメージセンサ6は、読取媒体1の搬送方向に
直交する方向に複数の画素を配列している。イメージセ
ンサ6には、イメージセンサ駆動回路7およびアンプ8
が接続されている。
【0009】イメージセンサ駆動回路7は、イメージセ
ンサ6を駆動する。アンプ8はA/Dコンバータ9に接
続され、A/Dコンバータ9はアナログの画像データを
ディジタル信号に変換するもので、イメージセンサ駆動
回路7に接続され、またデータバス10によりCPU1
1に接続されている。CPU11は画像読取装置の動作
全体を制御し、データバス10、アドレスバス12によ
りメモリ13に接続され、またスイッチ14に接続され
ている。メモリ13は画像データを格納し、スイッチ1
4はオン/オフ信号をCPU11へ送る。
【0010】次の第1の実施の形態の動作を説明する。
イメージセンサ6の取付位置誤差を調整するためにまず
調整用の媒体を読取る。図2に調整用媒体を示す。同図
に示すように、調整用媒体15は白地16に黒色のライ
ン17が施されている。また媒体15の左端15aから
黒ライン17のエッジ17aまでの長さTは一定の長さ
に設定されている。
【0011】図1において、まずスイッチ14がオンに
され、これによりCPU11は調整モードに切り替え
る。調整用媒体15が図示しないモータにより矢印方向
に搬送される。光源4はすでに搬送路2を照射し、イメ
ージセンサ6は読取可能な状態になっている。媒体検知
センサ3a、3bにより調整用媒体15の先端が検知さ
れると、読取が開始され、イメージセンサ6から出力さ
れた1ライン分の画像データをアンプ8により増幅し、
その後A/Dコンバータ9によりディジタルデータに変
換されて、メモリ13に格納される。イメージセンサ駆
動回路7からはイメージセンサ6に対してシフトクロッ
クパルスBおよびサンプルホールドパルスCを出力し、
A/Dコンバータ9に対してはサンプリングパルスDを
出力する。CPU11は以上の信号を同時に監視する。
【0012】図3は各出力信号を示すタイミングチャー
トである。シフトクロックパルスBは基本クロックから
生成され、イメージセンサ6の画素の位置を示す。サン
プルホールドパルスCはシフトクロックパルスBを一定
数計数することにより生成される。サンプルホールドパ
ルスCが出力されると、画像データがイメージセンサ6
から出力を開始する。シフトクロックパルスBの出力毎
に1画素の画像データがA/Dコンバータ9に出力され
る。そしてサンプリングパルスDの出力毎に1画素のデ
ィジタルデータがA/Dコンバータ9から出力される。
【0013】通常、画像の読取には予め必要な分解能が
設定される。調整モードにおいてはこの分解能は、1画
素の間隔(P1)になるように設定される。即ち、調整
モード時においては、画素Snの画像データをサンプル
した次は画素Sn+1画像データをサンプルする。
【0014】図4は調整用媒体15の出力波形を示すタ
イミングチャートである。CPU11は、サンプルホー
ルドパルスCを受け取るとシフトクロックパルスBの数
を計数開始する。シフトクロックパルスBはイメージセ
ンサ6の画素位置を示し、CPU11は画像データ出力
をある一定のスライス値(VREF)と比較し、画像デー
タ出力がこのスライス値より低下した時点を黒ライン1
7のエッジ部17aと判定する。そしてこの時点でシフ
トクロックパルスBの計数を終了し、終了時点の画素位
置Tを記憶する。
【0015】CPU11には、イメージセンサ6の取付
誤差がない場合のエッジ部17aに対応する画素位置T
REFが予め記憶されており、CPU11は、この画素位
置TR EFと計数した画素位置Tを比較することによりイ
メージセンサ6のずれ量を算出し、記憶する。
【0016】ここで、エッジ部17aを検出する際に、
画素は1つずつ計数されるので、そのエッジ部17aは
精度よく検出される。したがってずれ量の算出(T−T
REF)も高精度で行われる。以上で調整モードの処理を
終了する。
【0017】スイッチ14をオフにすることにより、C
PU11は運用モードに切り替える。運用モードにおい
ては、画像の読取の分解能は画像データの1画素置きに
なるように設定される。即ち、図3において、必要な分
解能の設定は画素Snから画素Sn+1までの間隔P2とな
るように設定する。このように運用モードにおいては、
CPU11は画素Snをサンプルし、次に画素Sn+1をサ
ンプルすることにより、間隔P2の画像データを取り込
む。なお、画素S0から右へ数画素分、また画素Seか
ら左へ数画素分は調整用の画素であり、読取範囲はこれ
らを除いた画素で設定される。
【0018】CPU11は、調整モード時に算出したず
れ量(T−TREF)の分、シフトクロックパルスBを計
数し、画像の読取開始位置Tsを補正することにより、
イメージセンサ6の位置誤差を調整する。
【0019】以上のように、上記実施の形態によれば、
調整モード時の分解能を運用モード時の分解能の2倍に
することにより、精度のよい位置誤差の調整を行うこと
ができる。
【0020】上記実施の形態の変形例として、運用モー
ドにおいて、画像の読取に必要な分解能を設定する際
に、図3におけるP2の間隔をさらに画素Snから画素
n+2と2画素おきに、あるいは画素Snから画素Sn+3
と3画素おきになるように予め設定し、調整モードにお
けるP1の間隔を上記実施の形態と同じにすることによ
り、調整モード時の分解能はさらに上がる。
【0021】図5は第2の実施の形態の画像読取装置を
示す構成図である。前記第1の実施の形態と異なる点
は、第2の実施の形態の画像読取装置が平均化回路を有
する点である。図5において、A/Dコンバータ9には
平均化回路21が接続され、平均化回路21にはCPU
11およびメモリ13が接続されている。平均化回路2
1には、イメージセンサ駆動回路7からサンプリングパ
ルスDが入力され、またCPU11からモード切替信号
Eが入力される。その他の構成は前記第1の実施の形態
と同様である。
【0022】図6は平均化回路を示すブロック図であ
る。平均化回路21には、Dタイプフリップフロップ2
2、加算器23、ナンド回路24、バッファ25および
バッファ26が設けられている。本実施の形態において
は、Dタイプフリップフロップ22、加算器23および
バッファ26には、8ビット(bit7〜0)の画像デ
ータが入力される。Dタイプフリップフロップ22は、
イメージセンサ駆動回路7からのサンプリングパルスD
が供給され、現在の画像データ(例えばSn)から1パ
ルス遅れたデータ(Sn-1)を加算器23へ出力する。
加算器23は、Sn-1とSnの加算値をビット1つ下位に
シフトし、最上位にCarry(桁上げデータ)を加え
ることにより平均値をバッファ25に出力する。以上の
動作を図7に示す。図7は平均化回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0023】CPU11から出力されるモード切替信号
Eは、バッファ25とナンド回路24に入力される。ナ
ンド回路24の出力は、バッファ26に入力される。即
ち、モード切替信号Eにより、バッファ25かバッファ
26のいずれかのデータが平均化回路21から出力され
ることになる。運用モード時にバッファ25の平均値デ
ータが出力され、調整モード時にバッファ26の画像デ
ータが出力される。
【0024】次に第2の実施の形態の動作を説明する。
スイッチ14をオンすることによりCPU11は調整モ
ードに設定する。CPU11はモード切替信号Eによ
り、平均化回路21内のバッファ26を作動させる。こ
れにより前記第1の実施の形態と同様の状態になり、こ
の状態で第1の実施の形態と同様にイメージセンサ6の
位置誤差の調整が行われる。即ち、1画素毎の分解能で
調整が行われる。
【0025】運用モードにおいては、CPU11は、調
整モードにおいて算出したずれ量(T−TREF)分、シ
フトクロックパルスBを計数し、画像の読取開始位置T
sを補正することにより、イメージセンサ6の位置ずれ
を調整し、読取を開始する。またCPU11は、モード
切替信号Eにより、バッファ25を作動させ、加算器2
3の出力である平均値(2つの画素Sn、Sn+1の平均
値)データを平均化回路21の出力とするようにする。
【0026】以上のように第2の実施の形態によれば、
調整モード時と運用モード時とで画像データを切り替え
るようにしたので、調整モード時には細かい分解能のデ
ータから位置誤差調整の精度が向上し、また運用モード
時には2画素の平均値データから印刷ずれの影響が低減
し、認識精度が向上する効果が得られる。
【0027】また第2の実施の形態の変形例として、運
用モードにおいて画像の読取に必要な分解能を設定する
際に、図3におけるP2の間隔が画素Snから2n−1
(n≧1,nは整数)おきになるように設定し、画素S
nとそれから2n段遅れた画素との平均値を出力する平均
値回路を設け、この平均値回路の出力により画像読取を
行うようにすることにより、調整モード時の分解能はさ
らに向上する。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、調整用媒体の画像データを画素毎にサンプルして前
記特定の画像の位置に対応する画素を検出するようにし
たので、位置ずれ調整の精度が向上する効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の画像読取装置を示す構成図
である。
【図2】調整用媒体を示す説明図である。
【図3】各出力信号を示すタイミングチャートである。
【図4】調整用媒体の出力波形を示すタイミングチャー
トである。
【図5】第2の実施の形態の画像読取装置を示す構成図
である。
【図6】平均化回路を示すブロック図である。
【図7】平均化回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 読取媒体 6 イメージセンサ 11 CPU 14 スイッチ 15 調整用媒体 21 平均化回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に複数の画素を配列したイメ
    ージセンサにより所定の調整用媒体を読取り、前記調整
    用媒体上の特定の画像の位置に対応する画素を検出し、
    この画素検出位置とイメージセンサが位置ずれしていな
    い場合の前記特定の画像に対応する画素位置とを比較す
    ることによりイメージセンサの主走査方向の位置ずれを
    調整するとともに、通常読取時の画像データを複数の画
    素毎にサンプルして認識を行う画像読取装置において、 前記調整用媒体の画像データを画素毎にサンプルして前
    記特定の画像の位置に対応する画素を検出することを特
    徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 通常読取時の画像データを2画素毎にサ
    ンプルする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 通常読取時の画像データを3画素毎にサ
    ンプルする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 通常読取時の画像データを複数画素の平
    均値でサンプルする請求項1記載の画像読取装置。
JP8051199A 1996-03-08 1996-03-08 画像読取装置 Withdrawn JPH09247387A (ja)

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JP8051199A JPH09247387A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 画像読取装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603