JPH05266233A - 頁・行読取装置 - Google Patents

頁・行読取装置

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Publication number
JPH05266233A
JPH05266233A JP6350692A JP6350692A JPH05266233A JP H05266233 A JPH05266233 A JP H05266233A JP 6350692 A JP6350692 A JP 6350692A JP 6350692 A JP6350692 A JP 6350692A JP H05266233 A JPH05266233 A JP H05266233A
Authority
JP
Japan
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medium
speed
line
page
page mark
Prior art date
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Pending
Application number
JP6350692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusaku Tanabe
秀作 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体搬送速度を切換えることにより媒体処理
能力を向上させる。 【構成】 搬送モータ5を駆動し、媒体6をラインセン
サ25に対して搬送し、ラインセンサ25で媒体面を読
み取り、頁マークの内容を認識する場合には、媒体搬送
速度切換手段20により搬送速度が頁マーク読取り速度
になるようにし、印字行における印刷の有無を判別する
場合には媒体搬送速度切換手段20により搬送速度を印
刷有無判別速度に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコードを頁識別に用
いた通帳等の頁・行読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は通帳(以後媒体と
記す)面上に光を照射し、その反射光の強弱を電気的な
信号に変換して印刷された頁マーク(バーコード)及び
印字行を読取り、印字すべき行を判別している。
【0003】図5は従来例の頁・行読取装置を示す外観
斜視図である。頁・行読取装置は光学読取部1としての
ラインセンサを主走査方向に延在させ、副走査方向に媒
体6を搬送させて頁マーク7の内容を読み取り、印字行
8における印刷の有無を判別している。
【0004】ラインセンサには感光素子が主走査方向へ
直線状に並んだCCD(電荷結合素子)センサを用い、
感光部で光のエネルギーを電気信号に交換して得られた
信号電荷を一時的に蓄積し、CCDアナログシフトレジ
スタで構成する転送部で信号電荷を出力部に送り出す。
すなわち、光学読取部1は媒体6の面上に光を照射し、
その反射光の強弱を電気信号に変換して頁マーク7の印
刷の有無と印字行8の行データの有無を読み取ってい
る。
【0005】又、頁マークとしてはバーコードを用い、
コードを形成するバーはラインセンサと同方向に延在し
ている。すなわち、バーは媒体6の搬送方向と交わる方
向へ延在している。
【0006】媒体6はベルト4を介して搬送ローラ2,
3に伝えられた搬送モータ5の回転力により矢印方向へ
搬送される。搬送モータ5にはステッピングモータを使
用し、搬送速度は頁マーク7のコードを確実に読み取れ
る頁マーク読取り速度である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の頁・行読取装置
にあっては、媒体の搬送速度を上げて媒体処理能力を向
上させようとすると、ラインセンサの転送速度に限度が
あり、搬送方向に対するラインセンサの分解能は荒くな
って低下する。印字行については文字や数字の内容を読
み取っているわけでなく、印字行に対して印刷の有無を
判別しているので、搬送方向の分解能が低下しても問題
ない。
【0008】しかしながら、頁マークとしてのバーコー
ドについては、コードを形成するバーがラインセンサと
同方向に延在しており、搬送方向の分解能が低下する
と、バーを読み飛ばす恐れがある。頁マークについては
バーの有無と同時に、バーの組合せにより頁数をも読み
取っているので、バーを読み飛ばすと、頁数を誤読して
しまうという問題点があった。
【0009】本発明は頁マーク読取り時の搬送速度をバ
ーコードのバーの有無を確実に読み取る頁マーク読取り
速度にし、印字行読取り時の搬送速度を印刷の有無を判
別する印刷行読取り速度にして媒体処理能力を向上させ
た頁・行読取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の頁・行読取装置においては、頁マーク読取り
速度と印刷行読取り速度とに切換える媒体搬送速度切換
手段を備えたものである。
【0011】
【作用】上記のように構成された頁・行読取装置の媒体
搬送速度切換手段は頁マーク読取り時には頁マークを形
成するコードバーを確実に読取る頁マーク読取り速度で
媒体を搬送し、印字行読取り時には印字行における印刷
の有無を判別する印刷行読取り速度に切換える。
【0012】従って本発明によれば、媒体の搬送速度を
切換えることにより媒体処理能力を向上させることがで
きるのである。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一符号を
付す。
【0014】本実施例の機構部は従来技術に示したもの
と同じであり、従来技術と異なるところは制御回路であ
る。
【0015】図1は実施例の制御回路を示すブロック図
である。制御回路は制御演算回路21と、モータ制御回
路22と、ドライバ23と、タイミング発生回路24
と、ラインセンサ25と、アンプ26と、分周回路27
と、マルチプレクサ28とからなる。
【0016】制御演算回路21はモータ制御回路22
と、分周回路27とマルチプレクサ28にクロック信号
29を与える。また、マルチプレクサ28に対してクロ
ック信号29か分周回路27の出力信号かの切替を行う
セレクト信号30を与える。モータ制御回路22は搬送
モータ5を制御する回路であり、制御演算回路21の制
御のもとに搬送モータ5の回転、停止、回転方向を制御
する。タイミング発生回路24はラインセンサ25に必
要なタイミング信号を生成する回路である。アンプ26
はラインセンサ25で光のエネルギーを電気信号に変換
した出力信号を増幅するアンプであり、制御演算回路2
1に接続される。2点鎖線で囲んだ部分は媒体搬送速度
切換手段20であり、制御演算回路21、分周回路2
7、マルチプレクサ28からなる。
【0017】図2は実施例の頁・行読取装置の動作を示
すタイムチャートである。(a),(b),(c),
(d)はそれぞれ搬送モータ5のモータステップパル
ス、マルチプレクサ28のセレクト信号、ラインセンサ
25のシフトパルス、ラインセンサ25の出力信号を示
している。モータステップパルスとラインセンサシフト
パルスとは同期しているとともに時刻t1 に達するまで
はパルス周期T1 である。すなわち、モータステップパ
ルスにより搬送モータ5は所定角度回転する。ラインセ
ンサ25はラインシフトパルスをトリガとして読み取っ
たデータを周期T1の間にアンプ26を介して制御演算
回路21に転送する。時刻t1 でセレクト信号がLレベ
ルからHレベルに変化する。時刻t2 でモータステップ
パルスのパルス周期はT2 /2に変化し、ラインセンサ
シフトパルスのパルス周期はT2 に変化する。
【0018】図3は搬送速度のタイムチャートであり、
時刻t1 に達するまでは媒体6を頁マーク読取り速度と
しての搬送速度v1 で搬送し、時刻t1 で印刷行読取速
度としての搬送速度v2 に切換えて高速で搬送してい
る。
【0019】次に動作について図4に従って説明する。
図4は本発明のフローチャートである。ステップS1
制御演算回路21はモータ制御回路22を通じてドライ
バ23に図2で示したようにパルス周期T1 のモータス
テップパルスを出力する。搬送モータ5は媒体6を図3
に示した搬送速度v1 で搬送を開始する。又、制御演算
回路21はマルチプレクサ28にLレベルのセレクト信
号30を出力し、入力側信号としてクロック信号29を
選択させ、タイミング発生回路24から図2に示したよ
うにモータステップパルスと同期したパルス周期T1
ラインセンサシフトパルスを出力する。この結果、光学
読取部1は読取り状態となっている。ステップS2 で制
御演算回路21は光学読取部1を介して媒体6の先端を
センスしており、媒体6の先端を検知すると、ステップ
3 に進む。ステップS3 で制御演算回路21は内部に
記憶してあるデータに基づき搬送モータ5を所定量回転
させる。この間、制御演算回路21は光学読取部1を介
して頁マーク7としてのバーコードを読み取り、頁数を
認識する。ステップS4 で制御演算回路21は図2に示
したようにマルチプレクサ28のセレクト信号30をH
レベルに変化させ、クロック信号29を分周回路27で
分周した信号をタイミング発生回路24に入力する。こ
れによりラインセンサシフトパルスの周期は図3に示し
たようにT2となる。又、制御演算回路21はモータ制
御回路22からドライバ23に出力するモータステップ
パルスの周期を図3に示したようにT2 /2にする。こ
の結果、媒体の搬送速度は図4に示したようにv1 から
2 に変って高速となる。制御演算回路21は光学読取
部1を介して印字行を読み取り、印字行の有無を認識す
る。
【0020】実施例では媒体の搬送を開始してから時刻
1 に達するまで搬送速度v1 で媒体を搬送するように
したが、媒体を搬送速度v2 で開始し、媒体の先端を検
知したのち搬送速度v1 にして搬送モータを所定量回転
させ、その後再び搬送速度v2 にするようにしてもよ
い。この様にすれば、さらに媒体処理能力は向上する。
【0021】又、本実施例では媒体の先端、頁マーク、
印字行の順に並んだ媒体について説明したが、媒体の先
端、印字行、頁マークの順に並んだ媒体の場合には媒体
の先端を検知したのち印字行の領域が終るまで搬送速度
2 で媒体を搬送し、頁マークの領域に入ったところで
搬送速度をv1 に切換える。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので以下に記載される効果を奏する。
【0023】頁マーク読取り速度と印刷行読取り速度と
に切換える媒体搬送速度切換手段を備えたことにより、
媒体面の大部分を占める印字行の読取り時には媒体を高
速で搬送するので、媒体処理能力を向上させることがで
きる。
【0024】又、動作速度の遅いラインセンサであって
も速度を切替えて使うことができるので、安価で処理時
間の速い装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図2】実施例の頁・行読取装置の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図3】搬送速度のタイムチャートである。
【図4】実施例のフローチャートである。
【図5】従来例の頁・行読取装置を示す外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 光学読取部 6 媒体 7 頁マーク 8 印字行 20 媒体搬送速度切換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードを形成するバーの延在する方向が
    媒体の搬送方向と交わるバーコードを頁マークに用いた
    媒体の頁マーク及び印字行をラインセンサで読み取る頁
    ・行読取装置において、 頁マーク読取り速度と印刷行読取り速度とに切換える媒
    体搬送速度切換手段を備えたことを特徴とする頁・行読
    取装置。
JP6350692A 1992-03-19 1992-03-19 頁・行読取装置 Pending JPH05266233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350692A JPH05266233A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 頁・行読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6350692A JPH05266233A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 頁・行読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05266233A true JPH05266233A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13231186

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6350692A Pending JPH05266233A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 頁・行読取装置

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JP (1) JPH05266233A (ja)

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