JPH05176114A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH05176114A JPH05176114A JP3342821A JP34282191A JPH05176114A JP H05176114 A JPH05176114 A JP H05176114A JP 3342821 A JP3342821 A JP 3342821A JP 34282191 A JP34282191 A JP 34282191A JP H05176114 A JPH05176114 A JP H05176114A
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- JP
- Japan
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- clock
- image data
- unit
- mask pattern
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Links
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 5
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 3
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿画像の通常の読み取り速度に同期して縮
小画像データを得るリアルタイム処理を実現すること。 【構成】 光源を点灯した後、イメージフォーマット
(画像データ読み取り域,画像データ読み取りアドレ
ス,縮小率の設定を示す定数データ)を設定し、1ライ
ンの画像データの間引きする場所を設定するマスクパタ
ーンの書き込みを行ない、その後イメージ(画像デー
タ)転送処理時にそのマスクパターンを読み出して同期
クロックを間引きし、その間引き後のクロックにより画
像データの縮小処理を行ない、その縮小画像データを転
送する。
小画像データを得るリアルタイム処理を実現すること。 【構成】 光源を点灯した後、イメージフォーマット
(画像データ読み取り域,画像データ読み取りアドレ
ス,縮小率の設定を示す定数データ)を設定し、1ライ
ンの画像データの間引きする場所を設定するマスクパタ
ーンの書き込みを行ない、その後イメージ(画像デー
タ)転送処理時にそのマスクパターンを読み出して同期
クロックを間引きし、その間引き後のクロックにより画
像データの縮小処理を行ない、その縮小画像データを転
送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスキャナ,デジタル複
写機,ファクシミリ装置等に用いられる画像読取装置に
関し、特にその画像データ処理に係わる技術に関する。
写機,ファクシミリ装置等に用いられる画像読取装置に
関し、特にその画像データ処理に係わる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像読取装置においては、
原稿画像を読み取って画像データを出力し、その画像デ
ータを少なくとも同期クロック及び1ラインの期間を表
わすラインクロックによって処理するようにしている。
原稿画像を読み取って画像データを出力し、その画像デ
ータを少なくとも同期クロック及び1ラインの期間を表
わすラインクロックによって処理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像読取装置においては、画像データを縮小
する場合、その処理に時間がかかり、原稿画像の通常の
読み取り速度に同期して縮小画像データを得るリアルタ
イム処理の実現が困難だった。この発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであり、上記のようなリアルタイ
ム処理を実現することを目的とする。
うな従来の画像読取装置においては、画像データを縮小
する場合、その処理に時間がかかり、原稿画像の通常の
読み取り速度に同期して縮小画像データを得るリアルタ
イム処理の実現が困難だった。この発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであり、上記のようなリアルタイ
ム処理を実現することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿画像を読み取って画像データを出力
し、その画像データを少なくとも同期クロック及び1ラ
インの期間を表わすラインクロックによって処理する手
段と、原稿画像の縮小率を任意に設定する縮小率設定手
段とを備えた画像読取装置において、上記同期クロック
を縮小率設定手段によって設定された縮小率に応じて間
引きし、その間引き後のクロックによって画像データの
縮小処理を行なう手段を設けたものである。
達成するため、原稿画像を読み取って画像データを出力
し、その画像データを少なくとも同期クロック及び1ラ
インの期間を表わすラインクロックによって処理する手
段と、原稿画像の縮小率を任意に設定する縮小率設定手
段とを備えた画像読取装置において、上記同期クロック
を縮小率設定手段によって設定された縮小率に応じて間
引きし、その間引き後のクロックによって画像データの
縮小処理を行なう手段を設けたものである。
【0005】なお、上記同期クロックを間引きすること
により、主走査方向の画像データ読み取り開始位置を設
定する手段を設けるとよい。また、上記同期クロックの
間引きを行なうためのマスクパターンをメモリに書き込
むクロックと読み出すクロックとを周波数を異ならせて
出力する手段を設けるとよい。さらに、上記同期クロッ
クの間引きを行なうためのマスクパターンをメモリに書
き込むタイミング制御を行なう回路を設けるとよい。
により、主走査方向の画像データ読み取り開始位置を設
定する手段を設けるとよい。また、上記同期クロックの
間引きを行なうためのマスクパターンをメモリに書き込
むクロックと読み出すクロックとを周波数を異ならせて
出力する手段を設けるとよい。さらに、上記同期クロッ
クの間引きを行なうためのマスクパターンをメモリに書
き込むタイミング制御を行なう回路を設けるとよい。
【0006】
【作用】この発明によれば、上記同期クロックを縮小率
設定手段によって設定された縮小率に応じて間引きし、
その間引き後のクロックによって画像データの縮小処理
を行なうので、原稿画像の通常の読み取り速度に同期し
て縮小画像データを得るリアルタイム処理を実現でき
る。
設定手段によって設定された縮小率に応じて間引きし、
その間引き後のクロックによって画像データの縮小処理
を行なうので、原稿画像の通常の読み取り速度に同期し
て縮小画像データを得るリアルタイム処理を実現でき
る。
【0007】なお、上記同期クロックを間引きすること
により、主走査方向の画像データ読み取り開始位置を設
定する。つまり、主走査方向の画像データ読み取り開始
位置まで上記同期クロックを間引くことにより、読み取
り領域の処理をリアルタイムで行なえる。
により、主走査方向の画像データ読み取り開始位置を設
定する。つまり、主走査方向の画像データ読み取り開始
位置まで上記同期クロックを間引くことにより、読み取
り領域の処理をリアルタイムで行なえる。
【0008】また、上記同期クロックの間引きを行なう
ためのマスクパターンをメモリに書き込むクロックと読
み出すクロックとを周波数を異ならせて出力することに
より、例えば上記同期クロックの間引きは画像読み取り
に同期したリアルタイムで行なえ、その間引きを行なう
ためのマスクパターンの生成はマイクロコンピュータの
処理スピードに合わせて行なうことができる。
ためのマスクパターンをメモリに書き込むクロックと読
み出すクロックとを周波数を異ならせて出力することに
より、例えば上記同期クロックの間引きは画像読み取り
に同期したリアルタイムで行なえ、その間引きを行なう
ためのマスクパターンの生成はマイクロコンピュータの
処理スピードに合わせて行なうことができる。
【0009】さらに、上記同期クロックの間引きを行な
うためのマスクパターンをメモリに書き込むタイミング
制御を行なう回路を設けることによって、外部のマイク
ロコンピュータがその書き込みタイミングをとる必要が
ないため、任意のタイミングでマスクパターンの書き込
みを行なうことができる。
うためのマスクパターンをメモリに書き込むタイミング
制御を行なう回路を設けることによって、外部のマイク
ロコンピュータがその書き込みタイミングをとる必要が
ないため、任意のタイミングでマスクパターンの書き込
みを行なうことができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例である画像
読取装置を示す全体構成図、図3はその制御系を示すブ
ロック構成図である。この画像読取装置は、図2に示す
ように装置本体1と裏面読取ユニット49とからなる。
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例である画像
読取装置を示す全体構成図、図3はその制御系を示すブ
ロック構成図である。この画像読取装置は、図2に示す
ように装置本体1と裏面読取ユニット49とからなる。
【0011】装置本体1は、内部に設けられた原稿搬送
手段2により搬送される原稿Dの表面(図2で下面側)
を光源3によって照明し、その原稿表面から反射される
光像を反射ミラー4及びレンズ5を介して読み取りセン
サであるCCD6上に結像して画像を読み取るものであ
り、その読み込み確認用として原稿裏面の端部等の所定
位置に記号や文字列等の印字を行なう印字手段であるエ
ンドーサ印字ユニット7を搬送経路上に設けている。
手段2により搬送される原稿Dの表面(図2で下面側)
を光源3によって照明し、その原稿表面から反射される
光像を反射ミラー4及びレンズ5を介して読み取りセン
サであるCCD6上に結像して画像を読み取るものであ
り、その読み込み確認用として原稿裏面の端部等の所定
位置に記号や文字列等の印字を行なう印字手段であるエ
ンドーサ印字ユニット7を搬送経路上に設けている。
【0012】裏面読取ユニット49は、装置本体1側の
原稿搬送手段2により搬送される原稿Dの裏面(上面
側)を光源53によって照明し、その原稿裏面から反射
される光像を反射ミラー52,54及びレンズ55を介
して読み取りセンサであるCCD56上に結像して画像
を読み取るものである。
原稿搬送手段2により搬送される原稿Dの裏面(上面
側)を光源53によって照明し、その原稿裏面から反射
される光像を反射ミラー52,54及びレンズ55を介
して読み取りセンサであるCCD56上に結像して画像
を読み取るものである。
【0013】装置本体1の原稿搬送手段2は、ピックア
ップローラ11と、それぞれ上下方向に対をなすローラ
によって形成される給紙ローラ12及び搬送ローラ13
とからなり、原稿トレイ9上に積載された画像情報を読
み取るための原稿Dを画像読み取り位置へ搬送する。
ップローラ11と、それぞれ上下方向に対をなすローラ
によって形成される給紙ローラ12及び搬送ローラ13
とからなり、原稿トレイ9上に積載された画像情報を読
み取るための原稿Dを画像読み取り位置へ搬送する。
【0014】原稿トレイ9の先端側の上部には、原稿検
知センサ14が配置されていて、それによって原稿トレ
イ9上の原稿Dの有無を検知する。また、給紙ローラ1
2と搬送ローラ13との間の搬送経路上にはジャム検知
センサ8が設けられていて、その搬送経路上において発
生したジャムを検知する。さらに、画像読み取り位置の
直前にはセンサ16が設けられていて、そのセンサから
の信号によって読み取り開始のタイミングを決めてい
る。
知センサ14が配置されていて、それによって原稿トレ
イ9上の原稿Dの有無を検知する。また、給紙ローラ1
2と搬送ローラ13との間の搬送経路上にはジャム検知
センサ8が設けられていて、その搬送経路上において発
生したジャムを検知する。さらに、画像読み取り位置の
直前にはセンサ16が設けられていて、そのセンサから
の信号によって読み取り開始のタイミングを決めてい
る。
【0015】なお、その原稿検知センサ14,ジャム検
知センサ8,及びセンサ16は、例えば反射型フォトセ
ンサを用いる。原稿トレイ9上から原稿搬送手段2によ
って搬送された原稿Dは、画像読み取り位置に達する
と、所定の読み取りタイミングで光源3(例えば蛍光
灯)又は53により表面又は裏面が照明される。
知センサ8,及びセンサ16は、例えば反射型フォトセ
ンサを用いる。原稿トレイ9上から原稿搬送手段2によ
って搬送された原稿Dは、画像読み取り位置に達する
と、所定の読み取りタイミングで光源3(例えば蛍光
灯)又は53により表面又は裏面が照明される。
【0016】そして、光源3によって原稿Dの表面が照
明された場合には、その反射光Lが反射ミラー4により
レンズ5へと導かれて収束された後、原稿の主走査方向
の1ラインに対応させてアレー状に配列されたCCD6
に入光する。そして、原稿Dが搬送ローラ13の駆動に
より図2の左方へ搬送されることによって、CCD6に
入光する反射光Lは原稿の副走査方向に走査される。そ
のCCD6に入光した反射光Lは、光の強度に応じたア
ナログ信号に変換される。
明された場合には、その反射光Lが反射ミラー4により
レンズ5へと導かれて収束された後、原稿の主走査方向
の1ラインに対応させてアレー状に配列されたCCD6
に入光する。そして、原稿Dが搬送ローラ13の駆動に
より図2の左方へ搬送されることによって、CCD6に
入光する反射光Lは原稿の副走査方向に走査される。そ
のCCD6に入光した反射光Lは、光の強度に応じたア
ナログ信号に変換される。
【0017】また、光源53によって原稿Dの裏面が照
明された場合には、その反射光Lが反射ミラー54,5
2によりレンズ55へと導かれて収束された後、原稿の
主走査方向の1ラインに対応させてアレー状に配列され
たCCD56に入光する。そして、原稿Dが搬送ローラ
13の駆動により図2の左方へ搬送されることによっ
て、CCD56に入光する反射光Lは原稿の副走査方向
に走査される。そのCCD56に入光した反射光Lは、
光の強度に応じたアナログ信号に変換される。
明された場合には、その反射光Lが反射ミラー54,5
2によりレンズ55へと導かれて収束された後、原稿の
主走査方向の1ラインに対応させてアレー状に配列され
たCCD56に入光する。そして、原稿Dが搬送ローラ
13の駆動により図2の左方へ搬送されることによっ
て、CCD56に入光する反射光Lは原稿の副走査方向
に走査される。そのCCD56に入光した反射光Lは、
光の強度に応じたアナログ信号に変換される。
【0018】画像情報が読み取られた原稿Dは、上下に
ローラが対をなす排紙ローラ17によって排紙トレイ1
8に向けて搬送され、その搬送過程で裏面の端部等にエ
ンドーサ印字ユニット7により記号や文字列等の印字が
行なわれて排紙トレイ18上に排紙される。なお、43
は光源3の安定器、44は光源53の安定器、45は電
源ユニットである。
ローラが対をなす排紙ローラ17によって排紙トレイ1
8に向けて搬送され、その搬送過程で裏面の端部等にエ
ンドーサ印字ユニット7により記号や文字列等の印字が
行なわれて排紙トレイ18上に排紙される。なお、43
は光源3の安定器、44は光源53の安定器、45は電
源ユニットである。
【0019】図3において、30は装置本体1の各部を
制御する制御ユニット、31はCCD6を駆動するCC
Dドライバ、32はCCD6からのアナログ信号を多値
又は2値のデジタル値のデジタル信号に変換する画像デ
ータ処理ユニット、33はデジタル信号(画像データ)
をメモリに蓄えるメモリユニット、34はメモリユニッ
ト33から出力される画像データを圧縮するデータ圧縮
ユニット、35はその圧縮された画像データをホストコ
ンピュータ36に転送するインタフェースユニットであ
る。
制御する制御ユニット、31はCCD6を駆動するCC
Dドライバ、32はCCD6からのアナログ信号を多値
又は2値のデジタル値のデジタル信号に変換する画像デ
ータ処理ユニット、33はデジタル信号(画像データ)
をメモリに蓄えるメモリユニット、34はメモリユニッ
ト33から出力される画像データを圧縮するデータ圧縮
ユニット、35はその圧縮された画像データをホストコ
ンピュータ36に転送するインタフェースユニットであ
る。
【0020】また、37は図2のピックアップローラ1
1,給紙ローラ12及び搬送ローラ13等の原稿搬送手
段2の各部を駆動するパルスモータ、38はパルスモー
タ37の駆動力をピックアップローラ11及び給紙ロー
ラ12へ伝達する給紙クラッチである。読み取り確認文
字は、ホストコンピュータ36からインタフェースユニ
ット35を介して制御ユニット30へ送信される。
1,給紙ローラ12及び搬送ローラ13等の原稿搬送手
段2の各部を駆動するパルスモータ、38はパルスモー
タ37の駆動力をピックアップローラ11及び給紙ロー
ラ12へ伝達する給紙クラッチである。読み取り確認文
字は、ホストコンピュータ36からインタフェースユニ
ット35を介して制御ユニット30へ送信される。
【0021】制御ユニット30は、その読み取り確認文
字をエンドーサ印字ユニット7のインクジェツトプリン
タヘッドに対応したコード列に変換し、エンドーサ制御
ユニット39内のFIFOメモリに転送する。エンドー
サ制御ユニット39は、所定のタイミングでFIFOメ
モリ内のデータをエンドーサ印字ユニット7へ転送し
て、原稿への読み取り確認文字の印字を行なう。
字をエンドーサ印字ユニット7のインクジェツトプリン
タヘッドに対応したコード列に変換し、エンドーサ制御
ユニット39内のFIFOメモリに転送する。エンドー
サ制御ユニット39は、所定のタイミングでFIFOメ
モリ内のデータをエンドーサ印字ユニット7へ転送し
て、原稿への読み取り確認文字の印字を行なう。
【0022】50は裏面読取ユニット49の各部を制御
する制御ユニット、51は画像データ処理ユニット32
からの画像データとメモリユニット59からの画像デー
タを制御ユニット30からの選択信号で切り換えてメモ
リユニット33へ転送するデータ選択ユニット、57は
CCD56を駆動するCCDドライバ、58はCCD5
6からのアナログ信号を多値又は2値のデジタル値のデ
ジタル信号に変換する画像データ処理ユニット、59は
画像データ処理ユニット58からのデジタル信号(画像
データ)をメモリに蓄えるメモリユニットである。
する制御ユニット、51は画像データ処理ユニット32
からの画像データとメモリユニット59からの画像デー
タを制御ユニット30からの選択信号で切り換えてメモ
リユニット33へ転送するデータ選択ユニット、57は
CCD56を駆動するCCDドライバ、58はCCD5
6からのアナログ信号を多値又は2値のデジタル値のデ
ジタル信号に変換する画像データ処理ユニット、59は
画像データ処理ユニット58からのデジタル信号(画像
データ)をメモリに蓄えるメモリユニットである。
【0023】図4はこの実施例による画像読取処理(裏
面読取ユニット49に係わる処理は除く)のメインフロ
ーを示すフローチャートである。このルーチンは、図2
の給紙トレイ9に原稿紙をセットした状態で制御ユニッ
ト30に画像読み込みの命令が入力されるとスタート
し、まず給紙動作を開始し、次いでイメージ転送処理に
入り、排紙動作を行なう。その後、給紙トレイ9上の原
稿の有無を判断し、給紙トレイ9上に原稿が有れば、再
び給紙動作を行ない、以後給紙トレイ9上に原稿がなく
なるまで上述の処理を繰り返す。
面読取ユニット49に係わる処理は除く)のメインフロ
ーを示すフローチャートである。このルーチンは、図2
の給紙トレイ9に原稿紙をセットした状態で制御ユニッ
ト30に画像読み込みの命令が入力されるとスタート
し、まず給紙動作を開始し、次いでイメージ転送処理に
入り、排紙動作を行なう。その後、給紙トレイ9上の原
稿の有無を判断し、給紙トレイ9上に原稿が有れば、再
び給紙動作を行ない、以後給紙トレイ9上に原稿がなく
なるまで上述の処理を繰り返す。
【0024】図1は図4のイメージ転送処理のサブルー
チンを示すフローチャートであり、ステップ1で光源3
を点灯し、ステップ2でイメージフォーマットを設定す
る。ここで、イメージフォーマットとは図5を参照して
説明すると、画像データ読み取り域(読み取り1ライン
の画素数Dxと読み取りラインのドット数Dyの範囲で
示される領域),画像データ読み取りアドレス(Ax,
Ayで示される点),縮小率(スキップ数)の設定を示
す定数データのことをいう。
チンを示すフローチャートであり、ステップ1で光源3
を点灯し、ステップ2でイメージフォーマットを設定す
る。ここで、イメージフォーマットとは図5を参照して
説明すると、画像データ読み取り域(読み取り1ライン
の画素数Dxと読み取りラインのドット数Dyの範囲で
示される領域),画像データ読み取りアドレス(Ax,
Ayで示される点),縮小率(スキップ数)の設定を示
す定数データのことをいう。
【0025】次いで、ステップ3でマスクパターンの書
き込みを行なう。ここで、マスクパターンは1ラインの
画像データの間引きをする場所を設定するパターンであ
り、主走査方向の読み取り開始アドレス,縮小率の設定
が行なわれる。
き込みを行なう。ここで、マスクパターンは1ラインの
画像データの間引きをする場所を設定するパターンであ
り、主走査方向の読み取り開始アドレス,縮小率の設定
が行なわれる。
【0026】その後、ステップ4で搬送モータのスルー
アップを、ステップ5で画像圧縮モードの設定を行な
い、ステップ6でラインインタラプトを入力許可後、ス
テップ7で1ライン分の画像データ転送処理に入る。そ
して、ステップ2において設定されたフォーマットのD
x,Dy分のデータ転送の終了をステップ8で判断した
時点でイメージ転送処理を終了する。
アップを、ステップ5で画像圧縮モードの設定を行な
い、ステップ6でラインインタラプトを入力許可後、ス
テップ7で1ライン分の画像データ転送処理に入る。そ
して、ステップ2において設定されたフォーマットのD
x,Dy分のデータ転送の終了をステップ8で判断した
時点でイメージ転送処理を終了する。
【0027】次に、画像データに関わる信号線,縮小処
理,読み出し領域の処理について説明する。図6に、図
3の画像データ処理ユニット32,制御ユニット30,
データ選択ユニット51の接続関係を示す。画像クロッ
クは、画像データの同期信号(同期クロック)である。
ラインクロックは画像データ1ライン間を示すクロック
であり、その立ち上がりから立ち下がりまでの間に1ラ
イン分のデータが収まる。画像データの縮小処理は、制
御ユニット30内で行なわれる。
理,読み出し領域の処理について説明する。図6に、図
3の画像データ処理ユニット32,制御ユニット30,
データ選択ユニット51の接続関係を示す。画像クロッ
クは、画像データの同期信号(同期クロック)である。
ラインクロックは画像データ1ライン間を示すクロック
であり、その立ち上がりから立ち下がりまでの間に1ラ
イン分のデータが収まる。画像データの縮小処理は、制
御ユニット30内で行なわれる。
【0028】図7に、制御ユニット30に入力される各
信号の状態を示す。画像クロックは10MHzであり、
ラインクロックは5000画素分の幅を持つ。図8に、
制御ユニット30から出力される縮小処理後の各信号の
状態を示す。縮小処理は図9に示すように画像クロック
を間引くことにより行なわれる。図9は画像データを2
00DPIに縮小した例を示す。画像クロックを1ドッ
トおきに間引いてデータをメモリにラッチする際、この
間引いたあとのクロック(以下「フォーマットクロッ
ク」という)で図9のように画像データをラッチ(サン
プリング)することによりデータを縮小する。
信号の状態を示す。画像クロックは10MHzであり、
ラインクロックは5000画素分の幅を持つ。図8に、
制御ユニット30から出力される縮小処理後の各信号の
状態を示す。縮小処理は図9に示すように画像クロック
を間引くことにより行なわれる。図9は画像データを2
00DPIに縮小した例を示す。画像クロックを1ドッ
トおきに間引いてデータをメモリにラッチする際、この
間引いたあとのクロック(以下「フォーマットクロッ
ク」という)で図9のように画像データをラッチ(サン
プリング)することによりデータを縮小する。
【0029】そのため、画像データの縮小処理を画像の
読み込みと同じスピードで行なえる。また、画像クロッ
クを図9に示すように読み取り開始アドレスを示す時点
tまで間引くことにより、上記動作と同様にして指定さ
れたフォーマット通りの画像データを得ることができ
る。
読み込みと同じスピードで行なえる。また、画像クロッ
クを図9に示すように読み取り開始アドレスを示す時点
tまで間引くことにより、上記動作と同様にして指定さ
れたフォーマット通りの画像データを得ることができ
る。
【0030】図10は制御ユニット30内のマスクパタ
ーン書込回路を示すブロック構成図であり、データセレ
クタ61,シリアル・パラレル変換器62,マスクパタ
ーン書込コントローラ63,ラインメモリ64,アドレ
スカウンタ65,ラッチ回路66,発振器67からな
る。
ーン書込回路を示すブロック構成図であり、データセレ
クタ61,シリアル・パラレル変換器62,マスクパタ
ーン書込コントローラ63,ラインメモリ64,アドレ
スカウンタ65,ラッチ回路66,発振器67からな
る。
【0031】マスクパターン書込コントローラ63はP
ROMによるステートマシーンによって構成されてお
り、マスクパターンの書き込み制御を行なう。すなわ
ち、電源がオンになり入力待ち状態になった後、シリア
ル・パラレル変換器62からの入力信号W0,W1,R
DYにより以下の(1)〜(3)に示す3つの状態へ移
行する。なお、入力信号W0,W1,RDYのタイミン
グは、コントローラ63のクロック、すなわち発振器6
7から発生される10MHzのクロックに同期させる必
要はない。
ROMによるステートマシーンによって構成されてお
り、マスクパターンの書き込み制御を行なう。すなわ
ち、電源がオンになり入力待ち状態になった後、シリア
ル・パラレル変換器62からの入力信号W0,W1,R
DYにより以下の(1)〜(3)に示す3つの状態へ移
行する。なお、入力信号W0,W1,RDYのタイミン
グは、コントローラ63のクロック、すなわち発振器6
7から発生される10MHzのクロックに同期させる必
要はない。
【0032】(1)マスクパターン書き込み0→クロッ
クを間引く (2)マスクパターン書き込み1→クロックを間引かな
い (3)マスクパターン読み出し フォーマットクロック
の出力
クを間引く (2)マスクパターン書き込み1→クロックを間引かな
い (3)マスクパターン読み出し フォーマットクロック
の出力
【0033】(1)(2)の状態を簡単に説明する。C
PU68がシリアル・パラレル変換器62を通じてマス
クパターン書込コントローラ63にマスクパターン書き
込み命令を送ると、マスクパターン書込コントローラ6
3はまずマスクパターン書き込みステートに入り、図1
1の時点taで入力選択信号SEL・A/Bによりデー
タセレクタ61に入力端子B側に入力される信号を選択
させる。
PU68がシリアル・パラレル変換器62を通じてマス
クパターン書込コントローラ63にマスクパターン書き
込み命令を送ると、マスクパターン書込コントローラ6
3はまずマスクパターン書き込みステートに入り、図1
1の時点taで入力選択信号SEL・A/Bによりデー
タセレクタ61に入力端子B側に入力される信号を選択
させる。
【0034】次に、時点tbで信号/WEをロジック0
ローレベル(GNDレベル)にする。このとき、マスク
パターンデータMSKDATAのロジックレベルをライ
ンメモリ64に記憶させる。そして、時点tcでマスク
画像クロックをロジック1(+5V)にし、アドレスカ
ウンタ65をインクリメント(+1)する。
ローレベル(GNDレベル)にする。このとき、マスク
パターンデータMSKDATAのロジックレベルをライ
ンメモリ64に記憶させる。そして、時点tcでマスク
画像クロックをロジック1(+5V)にし、アドレスカ
ウンタ65をインクリメント(+1)する。
【0035】(3)の状態はCPU68が図1に示した
イメージ転送処理に入ったときに実行される。すなわ
ち、入力選択信号SEL・A/Bによりデータセレクタ
61に入力端子A側に入力される信号を選択させ、画像
クロックに同期してラインメモリ64よりマスクパター
ンデータMSKDATAを読み出す。そのマスクパター
ンデータMSKDATAはラッチ回路66により画像ク
ロックに同期させ、フォーマットクロックとして出力す
る。
イメージ転送処理に入ったときに実行される。すなわ
ち、入力選択信号SEL・A/Bによりデータセレクタ
61に入力端子A側に入力される信号を選択させ、画像
クロックに同期してラインメモリ64よりマスクパター
ンデータMSKDATAを読み出す。そのマスクパター
ンデータMSKDATAはラッチ回路66により画像ク
ロックに同期させ、フォーマットクロックとして出力す
る。
【0036】以上、この発明を自動原稿給送機構を備え
た画像読取装置に適用した実施例について説明したが、
この発明はそれ以外の画像読取装置にも適用でき、さら
にデジタル複写機、ファクシミリ等の画像読取機能を備
えた各種装置にも応用可能である。
た画像読取装置に適用した実施例について説明したが、
この発明はそれ以外の画像読取装置にも適用でき、さら
にデジタル複写機、ファクシミリ等の画像読取機能を備
えた各種装置にも応用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、原稿画像の通常の読み取り速度に同期して縮小画像
データを得るリアルタイム処理を実現できる。
ば、原稿画像の通常の読み取り速度に同期して縮小画像
データを得るリアルタイム処理を実現できる。
【図1】図4のイメージ転送処理のサブルーチンを示す
フロー図である。
フロー図である。
【図2】この発明の一実施例である画像読取装置を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
【図3】同じくその制御系を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図4】図2の実施例による画像読取処理のメインフロ
ーを示すフロー図である。
ーを示すフロー図である。
【図5】イメージフォーマットの説明に供する説明図で
ある。
ある。
【図6】図3の画像データ処理ユニット32,制御ユニ
ット30,データ選択ユニット51の接続関係を示す図
である。
ット30,データ選択ユニット51の接続関係を示す図
である。
【図7】図3の制御ユニット30に入力される各信号の
状態を示すタイミング図である。
状態を示すタイミング図である。
【図8】図3の制御ユニット30から出力される縮小処
理後の各信号の状態を示すタイミング図である。
理後の各信号の状態を示すタイミング図である。
【図9】図3の制御ユニット30による縮小処理の説明
に供するタイミング図である。
に供するタイミング図である。
【図10】図3の制御ユニット30内のマスクパターン
書込回路を示すブロック構成図である。
書込回路を示すブロック構成図である。
【図11】図10のマスクパターン書込回路の動作説明
に供するタイミング図である。
に供するタイミング図である。
1 画像読取装置本体 2 原稿搬送手段 3,53 光源 4,52,54
反射ミラー 5,55 レンズ 6,56 CCD 7 エンドーサ印字ユニット 8,14,16
センサ 30,50 制御ユニット 31,57 CC
Dドライバ 32,58 画像データ処理ユニット 33,59
メモリユニット 34 データ圧縮ユニット 35 インタフェ
ースユニット 36 ホストコンピュータ 37 パルスモー
タ 38 給紙クラッチ 39 エンドーサ
制御ユニット 43,44 安定器 45 電源ユニッ
ト 51 データ選択ユニット 61 データセレ
クタ 62 シリアル・パラレル変換器 63 マスクパタ
ーン書込コントローラ 64ラインメモリ 65 アドレスカ
ウンタ 66 ラッチ 67 発振器 68 マイクロコンピュータ
反射ミラー 5,55 レンズ 6,56 CCD 7 エンドーサ印字ユニット 8,14,16
センサ 30,50 制御ユニット 31,57 CC
Dドライバ 32,58 画像データ処理ユニット 33,59
メモリユニット 34 データ圧縮ユニット 35 インタフェ
ースユニット 36 ホストコンピュータ 37 パルスモー
タ 38 給紙クラッチ 39 エンドーサ
制御ユニット 43,44 安定器 45 電源ユニッ
ト 51 データ選択ユニット 61 データセレ
クタ 62 シリアル・パラレル変換器 63 マスクパタ
ーン書込コントローラ 64ラインメモリ 65 アドレスカ
ウンタ 66 ラッチ 67 発振器 68 マイクロコンピュータ
Claims (4)
- 【請求項1】 原稿画像を読み取って画像データを出力
し、その画像データを少なくとも同期クロック及び1ラ
インの期間を表わすラインクロックによって処理する手
段と、原稿画像の縮小率を任意に設定する縮小率設定手
段とを備えた画像読取装置において、 前記同期クロックを前記縮小率設定手段によって設定さ
れた縮小率に応じて間引きし、その間引き後のクロック
によって画像データの縮小処理を行なう手段を設けたこ
とを特徴とした画像読取装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、
前記同期クロックを間引きすることにより、主走査方向
の画像データ読み取り開始位置を設定する手段を設けた
ことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像読取装置にお
いて、前記同期クロックの間引きを行なうためのマスク
パターンをメモリに書き込むクロックと読み出すクロッ
クとを周波数を異ならせて出力する手段を設けたことを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
画像読取装置において、前記同期クロックの間引きを行
なうためのマスクパターンをメモリに書き込むタイミン
グ制御を行なう回路を設けたことを特徴とする画像読取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342821A JPH05176114A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342821A JPH05176114A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176114A true JPH05176114A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18356752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3342821A Pending JPH05176114A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05176114A (ja) |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3342821A patent/JPH05176114A/ja active Pending
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