JP2001268319A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001268319A
JP2001268319A JP2001004741A JP2001004741A JP2001268319A JP 2001268319 A JP2001268319 A JP 2001268319A JP 2001004741 A JP2001004741 A JP 2001004741A JP 2001004741 A JP2001004741 A JP 2001004741A JP 2001268319 A JP2001268319 A JP 2001268319A
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JP2001004741A
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English (en)
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Hideki Nakajo
秀樹 中條
Takeshi Arihara
武 有原
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送される原稿の前端部分と後端部分をも正
確に読み取ることができるようにする。 【解決手段】 原稿2の搬送方向としての副走査方向の
上流側にローラ32が、下流側にローラ61が、それぞ
れ配置される。CCDラインセンサ14は、ローラ32
とローラ61の間の画像を読み取る。ローラ32と61
の回転は、両方とも、ギア62を介してロータリエンコ
ーダ31に伝達され、その回転量がフォトインタラプタ
35で検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、記録媒体に印刷されている画像の読み取り位
置の上流側と下流側に、原稿の搬送に伴って回転駆動す
るローラを設け、その回転を検出することにより、原稿
の両端を正確に読み取ることができるようにした画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の2次元コード読み取りに
用いられる原稿読取装置の構成例を示している。原稿読
取装置には、例えば、自動搬送スキャナと手動スキャナ
があり、後者には、ユーザが手動によりスキャナを移動
させるペン型スキャナと、原稿を移動させるカード型ス
キャナがある。
【0003】2次元コードが記された原稿2は、原稿読
取装置1の所定の位置にセットされ、図示しないガイド
に沿って搬送される。光源12は、光源制御回路11に
より制御されて光を発生し、セットされた原稿2上に照
射する。原稿2により反射された光は、レンズ13で集
光され、CCD(Charge Coupled Device)ラインセン
サ14に入射される。CCDラインセンサ14は、CC
D制御回路15により制御され、入射された反射光を光
電変換し、一定時間毎に主走査方向の1行分のアナログ
画像信号を生成し、増幅回路16に出力する。増幅回路
16は、入力されたアナログ画像信号を増幅し、2値化
回路17に出力する。2値化回路17は、入力されたア
ナログ画像信号を2値化して画像メモリ18に出力し、
画像メモリ18は、入力された画像データを記憶する。
画像メモリ18に蓄積された2値化された画像データ
は、演算処理回路19で、ノイズ除去等の所定の処理が
なされた後、例えば、パーソナルコンピュータ等の外部
機器へ転送される。
【0004】ところで、原稿搬送速度が正しく制御され
ている原稿読取装置では、原稿2またはCCDラインセ
ンサ14が一定の速度で、図示せぬモータなどにより副
走査方向に移動されるため、CCDラインセンサ14よ
り出力される各行のアナログ画像信号は、原稿2上の副
走査方向に対して、一定間隔の線画像となる。従って、
CCDラインセンサ14より出力され、画像メモリ18
に記憶された各行のアナログ画像信号に基づく画像は、
副走査方向に対しての伸縮が発生しない。
【0005】これに対して、ユーザが手動により、スキ
ャナを移動させるペン型スキャナ、原稿を移動させるカ
ード型スキャナなどの手動スキャナ、および原稿搬送用
モータの速度が制御されていない自動搬送原稿読取装置
においては、原稿2とCCDラインセンサ14の相対移
動速度にバラツキが生じる。従って、このような原稿読
取装置においては、画像メモリ18に記憶された画像信
号に基づく画像に、副走査方向に対して伸縮が発生す
る。
【0006】そこで、この画像の伸縮を解消するため
に、一般的には、副走査方向の移動量を検出して、間引
き処理が行われている。この例では、副走査方向の移動
量を検出するために、ロータリエンコーダ31が用いら
れる。
【0007】ローラ32の回転が、ギア33を介して伝
達されるので、ロータリエンコーダ31は、原稿2の副
走査方向の1画素分(1行分)の移動に対応して、ギア
33のギア比に応じた所定の角度だけ回転する。図2に
示されるように、ロータリエンコーダ31の外周部には
多数の放射状スリットが形成されている。フォトインタ
ラプタ35はこのスリットを両側からはさむように取り
付けられている。フォトインタラプタ35は、原稿2に
接触して回転するローラ32の回転量を、ロータリエン
コーダ31の放射状スリットに基づいて発生されるエン
コーダパルスの数として検出し、行管理回路36に入力
する。行管理回路36にはまた、CCD制御回路15よ
り、CCDラインセンサ14がアナログ画像信号を出力
するタイミング情報が入力されている。行管理回路36
は、入力されたエンコーダパルスとタイミング情報に基
づいて、アナログ画像信号の調整(すなわち、間引き処
理)を行わせるためのゲート信号を生成し、画像メモリ
18に出力する。
【0008】図3に、CCDラインセンサ14の走査中
における、エンコーダパルスと、アナログ画像信号の有
効画素信号とのタイミングチャートを示す。すなわち、
フォトインタラプタ35が1個のエンコーダパルスを出
力する期間に、CCDラインセンサ14が2行分以上の
アナログ画像信号を出力した場合、2値化回路17から
出力される最初の1行分の画像データのみが画像メモリ
18に記憶されるように、行管理回路36は、それ以降
(2行目以降)の画像データの記憶を中止させるゲート
信号を画像メモリ18に出力する。これにより、画像デ
ータが間引かれる。
【0009】一方、フォトインタラプタ35が1個のエ
ンコーダパルスを出力する期間に、CCDラインセンサ
14が1行分以下のアナログ画像信号を出力した場合、
行管理回路36は、スピーカ37を制御し、警告音を発
生させるか、あるいは、図示せぬディスプレイに、例え
ば、「スキャン速度が速すぎます」などのメッセージを
表示させたり、図示せぬLEDを点灯させることなどに
より、ユーザに警告を与える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
原稿読取装置1においては、例えば、図1に示されるよ
うに、ローラ32は、CCDラインセンサ14の副走査
方向の下流側に設けられている。そのため、ローラ32
に原稿2の先頭部分が到達する前の期間においては、ロ
ーラ32は回転しないので、ギア33を介して、ロータ
リエンコーダ31にローラ32の回転が伝達され、フォ
トインタラプタ35からエンコーダパルスが出力される
のは、原稿2の先端部分がCCDラインセンサ14を通
過してから一定の長さ分を搬送する時間が経過した後と
なってしまう。
【0011】逆に、例えば、ローラ32、ギア33、ロ
ータリエンコーダ31、およびフォトインタラプタ35
をCCDラインセンサ14の上流側に設けた場合におい
ては、原稿2の後端は、ローラ32を通過した後、一定
の長さ分を搬送する時間後にCCDラインセンサ14の
下を通過することになる。
【0012】すなわち、原稿2の先端部分がCCDライ
ンセンサ14の下を通過してから、ローラ32に到達す
るまでの時間、もしくは、原稿2の後端がローラ32に
到達してから、CCDラインセンサ14の下を通過する
までの時間(原稿2の先端部分、もしくは後端部分)に
おいては、上述したような間引き処理やスキャン速度警
告信号の発生処理などが、正しく行われない。
【0013】更に、光源12およびCCDラインセンサ
14等の動作の開始および終了の指令を、フォトインタ
ラプタ35から出力されるエンコーダパルスに基づいて
行っているような場合においては、原稿2の先頭部分、
もしくは後端部分の読み取りができないという課題が発
生する。
【0014】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、原稿の読み取り部の上流側と下流側に原稿
の搬送に伴って回転するローラを設け、その回転を検出
することにより、原稿の両端を正確に読み取ることがで
きるようにするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、記録媒体の搬送方向の上流側に位置し、記録媒体の
搬送に伴って回転する第1の回転手段と、記録媒体の搬
送方向の下流側に位置し、記録媒体の搬送に伴って回転
する第2の回転手段と、第1の回転手段と第2の回転手
段の回転を検出する検出手段と、記録媒体に表示されて
いる画像を、第1の回転手段と第2の回転手段の間にお
いて読み取る読み取り手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】記録媒体とは、画像またはコードなどが印
刷されている紙、またはフィルム状のプラスチックなど
である。記録媒体は、原稿、カード等の用語を用いて表
現することもできる。
【0017】画像とは、文字、静止画像、または、バー
コード、2次元コード、もしくはドットコードなどのコ
ードである。
【0018】前記読み取り手段は、例えば、図4の光源
12およびCCDラインセンサ14により、前記第1の
回転手段は、例えば、図4のローラ32により、前記第
2の回転手段は、例えば、図4のローラ61により、前
記検出手段は、例えば、図4のロータリエンコーダ31
およびフォトインタラプタ35により、それぞれ構成す
ることができる。
【0019】本発明の画像処理装置においては、記録媒
体の搬送に伴って回転する第1の回転手段が、記録媒体
の搬送方向の上流側に設けられ、記録媒体の搬送に伴っ
て回転する第2の回転手段が、記録媒体の搬送方向の下
流側に設けられる。記録媒体の画像は、第1の回転手段
と第2の回転手段の間で読み取られる。
【0020】従って、本発明の画像処理装置によれば、
記録媒体の両端部の情報も正確に読み取ることができ
る。
【0021】また、検出手段の検出結果に基づいて、装
置内の各部に対する電力供給を制御する電力供給制御手
段を更に備えることができる。
【0022】前記電力供給制御手段は、例えば、図7の
電力制御回路82により構成される。
【0023】第1の回転手段、もしくは第2の回転手段
の回転の検出結果に従って、装置内の各部に対する電力
供給を制御するようにした場合には、必要な部分のみに
電力を供給することができ、電力消費量を抑制すること
ができる。
【0024】前記電力供給手段は、検出手段が第1の回
転手段の回転を検出した場合、読み取り手段への電力の
供給を開始するようにしたり、検出手段が第2の回転手
段の回転の停止を検出した場合、読み取り手段への電力
の供給を停止するようにすることができる。
【0025】所定の時間を計時する計時手段を更に設
け、前記計時手段は、検出手段が第1の回転手段の回転
を検出した後、第1の回転手段もしくは第2の回転手段
のいずれの回転も検出しなくなったとき計時動作を開始
し、電力供給手段は、計時手段が所定の時間を計時した
場合、検出手段が第1の回転手段と第2の回転手段のい
ずれの回転も検出しないとき、画像処理装置内の所定の
部分への電力の供給を停止するようにすることができ
る。
【0026】前記計時手段は、例えば、図10のステッ
プS14の処理を実行する電力制御回路82に内蔵され
ているタイマーにより構成される。
【0027】前記検出手段による回転の検出結果に基づ
いて、第1の回転手段と第2の回転手段の少なくともい
ずれか一方が回転している場合、読み取り手段により読
み取られた画像を処理する画像処理手段を更に備えるこ
とができる。
【0028】前記画像処理手段は、例えば、図4の行管
理回路36により構成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0030】図4は、本発明を適用した画像読取装置の
第1の実施の形態の構成を示す図である。なお、従来の
場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その
説明は適宜省略する。この例の原稿読取装置51におい
ては、副走査方向の上流側と下流側に、ローラ32とロ
ーラ61がそれぞれ配置されている。ローラ32に同心
状に取り付けられたギア32Aと、ローラ61に同心状
に取り付けられたギア61Aが、ギア62に結合してお
り、ギア62には、ローラ32およびローラ61の両方
の回転が伝達される。ローラ32とローラ61との間
に、光源12からの光が照射され、その反射光を、CC
Dラインセンサ14が受光するように、光源12とCC
Dラインセンサ14が配置されている。この例のその他
の構成は、基本的に、図1における場合と同様である。
なお、原稿2は、図5を用いて後述するガイド63に沿
って搬送される(図4では、ガイドは図示しない)。
【0031】原稿読取装置51においては、ローラ32
とローラ61の、少なくともいずれか一方が回転してい
る場合、その回転が、ギア62を介してロータリエンコ
ーダ31に伝達される。すなわち、フォトインタラプタ
35からエンコーダパルスがローラ32およびローラ6
1の少なくとも一方に原稿2が位置する場合、出力され
る。
【0032】図5は、ローラ32、ローラ61、CCD
ラインセンサ14、ギア32A,61A,62、ロータ
リエンコーダ31、フォトインタラプタ35、およびガ
イド63の構成の詳細を示す図である。図5(A)はこ
れらの構成を斜め上方から見た場合の斜視図であり、図
5(B)は、これらの構成を斜め下方から見た場合の斜
視図である。
【0033】図5(A)の状態においては、原稿2の後
端部分2Bは、CCDラインセンサ14の真下を通過し
ているが、ローラ61をまだ通過していない(すなわ
ち、この状態において、ローラ32の回転は終了してい
るが、ローラ61は、まだ回転を続けている)。ローラ
32およびローラ61の回転は、いずれも、ギア32A
とギア61Aを介してギア62に伝達され、ギア62の
回転がさらにロータリエンコーダ31に伝達される。従
って、この時点においても、エンコーダパルスは、フォ
トインタラプタ35から出力されている。すなわち、C
CDラインセンサ14の真下を原稿2が通過した後(C
CDラインセンサ14による原稿2の読み取りが終了し
た後)、一定の長さ分を搬送する時間後に、エンコーダ
パルスの出力が終了する。
【0034】図6は、ローラ32およびローラ61の回
転、CCDラインセンサ14の真下の原稿の有無、エン
コーダパルスの発生の有無を示したタイミングチャート
である。
【0035】原稿2が副走査方向に手動または自動で搬
送され、原稿2の先端部分2Aがローラ32の位置に到
達すると、原稿2により押圧され、ローラ32の回転が
開始され、同時に、フォトインタラプタ35からエンコ
ーダパルスが発生される(タイミングt1)。CCDラ
インセンサ14の真下に原稿2の先端部分2Aが到達す
ると、CCDラインセンサ14による原稿2の読み取り
が開始される(タイミングt2)。そして、ローラ61
に原稿2の先端部分2Aが到達すると、ローラ61の回
転が開始される(タイミングt3)。
【0036】そして、原稿2の後端部分2Bがローラ3
2を通過した時点(タイミングt4)では、ローラ32
の原稿2による回転駆動は終了されるが、まだ、ローラ
61が回転しているため、フォトインタラプタ35は、
エンコーダパルスを発生し続ける。そして、CCDライ
ンセンサ14の真下を原稿2の後端部分2Bが通過する
と、CCDラインセンサ14による原稿2の読み取りが
終了される(タイミングt5)。この時点においても、
原稿2の後端部分2Bがローラ61を通過していないた
め、ローラ61は、まだ回転しており、フォトインタラ
プタ35は、エンコーダパルスを発生し続ける。そし
て、原稿2の後端部分2Bがローラ61を通過すると、
フォトインタラプタ35からのエンコーダパルスの発生
が終了する(タイミングt6)。
【0037】このように、エンコーダパルスは、原稿2
に印刷された画像の読み取りの開始より先に発生され、
画像の読み取りの終了の後にその発生が終了されるの
で、エンコーダパルスを基に実行される各種の処理は、
原稿2の全ての範囲において有効となり、原稿2の先端
部分2Aもしくは後端部分2Bにおいても、画像は正し
く読み取られ、処理される。
【0038】以上のようにして、紙、フィルム状のプラ
スチックなどで構成される原稿2に表示されている文
字、静止画像、バーコード、2次元コード、ドットコー
ドなどの画像が読み取られる。その処理は、図1の装置
における場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0039】図7は、本発明を適用した原稿読取装置の
第2の実施の形態を示す図である。なお、図4を用いて
説明した、第1の実施の形態における場合と対応する部
分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略す
る。この原稿読取装置71においては、エンコーダ回転
検出回路81および電力制御回路82が新たに設けられ
ている。その他の構成は、基本的に、図4における場合
と同様である。
【0040】フォトインタラプタ35から出力されるエ
ンコーダパルスは、行管理回路36に入力されるととも
に、エンコーダ回転検出回路81に入力される。エンコ
ーダ回転検出回路81は、フォトインタラプタ35か
ら、エンコーダパルスの入力を受け取っている状態に対
応して、原稿読取装置71の各部分に供給する電力を制
御させるための制御信号を生成し、電力制御回路82に
出力する。電力制御回路82は、原稿読取装置71の各
部分に供給する電力を制御するものであり、例えば、複
数のリレースイッチをオンまたはオフすることにより、
部分的に、電力の供給を開始したり、終了したりするこ
とができる。
【0041】原稿読取装置71においては、光源12お
よびCCDラインセンサ14は、原稿2の読み取り時に
おいてのみ動作するようにすればよい。すなわち、フォ
トインタラプタ35から、エンコーダパルスが出力され
ている期間のみ、光源12およびCCDラインセンサ1
4に電力を供給するようにしても、全体の動作には差し
支えない。従って、原稿読取装置71においては、省電
力化のため、初期状態(原稿2が原稿読取装置71に装
着され、ローラ32の回転が開始される前)において
は、光源12およびCCDラインセンサ14には、電力
が供給されない。
【0042】次に、図8のフローチャートを参照して、
原稿読取装置71の電力制御処理について説明する。
【0043】ステップS1において、エンコーダ回転検
出回路81は、フォトインタラプタ35からエンコーダ
パルスが入力されたか否かを判断する。ステップS1に
おいて、エンコーダパルスが入力されていないと判断さ
れた場合、エンコーダパルスが入力されたと判断される
までステップS1の処理が繰り返される。
【0044】ステップS1において、エンコーダパルス
が入力されたと判断された場合、エンコーダ回転検出回
路81は、光源12およびCCDラインセンサ14に電
力を供給させるための制御信号を生成し、電力制御回路
82に供給する。電力制御回路82は、図示しないリレ
ースイッチをONにすることにより、光源12およびC
CDラインセンサ14への電力の供給を開始する。
【0045】ステップS3において、エンコーダ回転検
出回路81は、エンコーダパルスの入力が終了したか否
かを判断する。ステップS3において、エンコーダパル
スの入力が終了されていないと判断された場合、エンコ
ーダパルスの入力が終了されたと判断されるまでステッ
プS3の処理が繰り返される。
【0046】ステップS3において、エンコーダパルス
の入力が終了されたと判断された場合、ステップS4に
おいて、エンコーダ回転検出回路81は、光源12およ
びCCDラインセンサ14への電力の供給を終了させる
ための制御信号を生成し、電力制御回路82に供給す
る。電力制御回路82は、図示しないリレースイッチを
OFFにすることにより、光源12およびCCDライン
センサ14への電力の供給を終了し、処理が終了され
る。
【0047】このように、エンコーダパルスの発生と終
了に従って、原稿読取装置71の光源12およびCCD
ラインセンサ14への電力供給を制御するようにしたの
で、光源12およびCCDラインセンサ14への電力供
給は、必要なときのみ行われ、無駄な電力が消費される
ことが抑制される。
【0048】図9は、本発明を適用した原稿読取装置の
第3の実施の形態を示す図である。なお、図7を用いて
説明した、第2の実施の形態における場合と対応する部
分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略す
る。この原稿読取装置91においては、ローラ32の上
流側に原稿検出センサ101が新たに設けられている。
その他の構成は、基本的に、図7における場合と同様で
ある。
【0049】原稿検出センサ101には、フォトインタ
ラプタ等の光学的センサ、もしくは、物理的な接触を検
知する接触センサが用いられ、所定の位置の原稿の有り
無しを検知する。原稿検出センサ101は電力制御回路
82と接続され、電力制御回路82は、原稿検出センサ
101から入力される信号と、エンコーダ回転検出回路
81から入力される、電力を制御させるための制御信号
に基づいて、原稿読取装置91の各部分に対する電力の
供給を制御する。
【0050】ここで、原稿読取装置91においては、省
電力化を図るため、電力制御回路82は、原稿検出セン
サ101が原稿2を検出するまで、原稿検出センサ10
1および電力制御回路82以外の部分には電力を供給し
ないような制御を行う。
【0051】次に、図10のフローチャートを参照し
て、原稿読取装置91の電力制御処理について説明す
る。
【0052】ステップS11において、電力制御回路8
2は、原稿検出センサ101からの信号を基に、原稿2
が検知されたか否かを判断する。ステップS1におい
て、原稿2が検知されていないと判断された場合、原稿
2が検知されたと判断されるまでステップS11の処理
が繰り返される。
【0053】ステップS11において、原稿2が検知さ
れたと判断された場合、ステップS12において、電力
制御回路82は、現在電力が供給されていない部分への
電力の供給を開始する。そして、原稿2の先端部分2A
がローラ32の位置に到達し、ローラ32の回転が開始
されると、その回転がギア62を介してロータリエンコ
ーダ31に伝達されるため、ロータリエンコーダ31は
回転を始める。その結果、エンコーダパルスが、フォト
インタラプタ35から、行管理回路36およびエンコー
ダ回転検出回路81に供給される。
【0054】ステップS13において、エンコーダ回転
検出回路81は、エンコーダパルスの入力が終了した
(原稿2の後端部分2Bがローラ61を通過した)か否
かを判断する。ステップS13において、エンコーダパ
ルスの入力が終了されていないと判断された場合、エン
コーダパルスの入力が終了されたと判断されるまでステ
ップS13の処理が繰り返される。
【0055】ステップS13において、エンコーダパル
スの入力が終了された(原稿2の後端部分2Bがローラ
61を通過した)と判断された場合、ステップS14に
おいて、エンコーダ回転検出回路81は、エンコーダパ
ルスの入力が終了したことを知らせる信号を電力制御回
路82に出力する。電力制御回路82はこの信号に基づ
いて、内部に保有しているタイマーに計時動作を開始さ
せる。
【0056】ステップS15において、電力制御回路8
2は、ステップS14において開始された計時動作によ
り、タイマーが、予め設定されている所定の時間を計時
したか否かを判断する。なお、この時間としては、CC
Dラインセンサ14が出力したアナログ画像信号が、増
幅回路16乃至演算処理回路19で処理されるために必
要な時間よりも所定の時間だけ長い時間が予め設定され
ている。ステップS15において、タイマーが、予め設
定されている所定の時間を計時していないと判断された
場合、タイマーが、予め設定されている所定の時間を計
時したと判断されるまで、ステップS15の処理が繰り
返される。
【0057】ステップS15において、タイマーが所定
の時間を計時したと判断された場合、ステップS16に
おいて、エンコーダ回転検出回路81は、エンコーダパ
ルスが入力されているか否かを判断する。すなわち、ス
テップS1において検出された原稿2の後端部分2Bが
ローラ61を通過し、エンコーダパルスの出力が一旦終
了された後、タイマーが所定の時間を計時する前に、次
の原稿(図示せず)の先端部分が、ローラ32に到達し
ているか否かを判断する。
【0058】ステップS16において、エンコーダパル
スが入力されていると判断された場合(次の原稿2が装
着された場合)、処理は、ステップS13に戻り、それ
以降の処理が繰り返される。ステップS16において、
エンコーダパルスが入力されていないと判断された場合
(次の原稿2が装着されていない場合)、ステップS1
7において、エンコーダ回転検出回路81は、原稿検出
センサ101および電力制御回路82以外への電力の供
給を終了させるための制御信号を生成し、電力制御回路
82に供給する。電力制御回路82は、図示しないリレ
ースイッチをOFFにすることにより、原稿検出センサ
101および電力制御回路82以外への電力の供給を終
了し、処理が終了される。
【0059】このように、原稿2の検出と、エンコーダ
パルス発生の終了に対応して、原稿読取装置91の原稿
検出センサ101および電力制御回路82以外への電力
供給を制御するようにしたので、原稿読取装置91の各
部への電力供給は、必要なときのみ行われ、無駄に電力
が消費されることが抑制される。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、原稿の両端を正確に読
み取ることができる。本発明は、表面に各種の情報が表
示されたカードから、その情報を読み取るカードリーダ
に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の原稿読取装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のロータリエンコーダおよびフォトインタ
ラプタの配置を説明するための図である。
【図3】図1のフォトインタラプタから出力されるエン
コーダパルスとCCDラインセンサ14が出力する有効
画素信号との関係を説明するタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明を適用した原稿読取装置の第1の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図5】図4のロータリエンコーダの近傍の詳細な構成
を説明するための図である。
【図6】図4の原稿読取装置の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図7】本発明を適用した原稿読取装置の第2の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の原稿読取装置における電力制御処理を説
明するためのフローチャートである。
【図9】本発明を適用した原稿読取装置の第3の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の原稿読取装置における電力制御処理を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2 原稿 31 ロータリエンコーダ 32 ローラ 35 フォトインタラプタ 51 原稿読取装置 61 ローラ 62 ギア 71 原稿読取装置 81 エンコーダ回転検出回路 82 電源制御回路 91 原稿読取装置 101 原稿検出センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の搬送方向の上流側に位置し、
    前記記録媒体の搬送に伴って回転する第1の回転手段
    と、 前記記録媒体の搬送方向の下流側に位置し、前記記録媒
    体の搬送に伴って回転する第2の回転手段と、 前記第1の回転手段と前記第2の回転手段の回転を検出
    する検出手段と、 前記記録媒体に表示されている画像を、前記第1の回転
    手段と前記第2の回転手段の間において読み取る読み取
    り手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段の検出結果に基づいて、前
    記画像処理装置内の各部に対する電力供給を制御する電
    力供給制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記電力供給手段は、前記検出手段が前
    記第1の回転手段の回転を検出した場合、前記読み取り
    手段への電力の供給を開始することを特徴とする請求項
    2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記電力供給手段は、前記検出手段が前記
    第2の回転手段の回転の停止を検出した場合、前記読み
    取り手段への電力の供給を停止することを特徴とする請
    求項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 所定の時間を計時する計時手段を更に備
    え、 前記計時手段は、前記検出手段が前記第1の回転手段の
    回転を検出した後、前記第1の回転手段もしくは前記第
    2の回転手段のいずれの回転も検出しなくなったとき計
    時動作を開始し、 前記電力供給手段は、前記計時手段が所定の時間を計時
    した場合、前記検出手段が前記第1の回転手段と前記第
    2の回転手段のいずれの回転も検出しないとき、前記画
    像処理装置内の所定の部分への電力の供給を停止するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段による回転の検出結果に基
    づいて、前記第1の回転手段と前記第2の回転手段の少
    なくともいずれか一方が回転している場合、前記読み取
    り手段により読み取られた前記画像を処理する画像処理
    手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
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