JPH0846755A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH0846755A JPH0846755A JP6181291A JP18129194A JPH0846755A JP H0846755 A JPH0846755 A JP H0846755A JP 6181291 A JP6181291 A JP 6181291A JP 18129194 A JP18129194 A JP 18129194A JP H0846755 A JPH0846755 A JP H0846755A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿２６の移動により光学的に読取走査を行
う画像読取装置において、原稿２６の先端部を、固定さ
れた光学系の所定の読取位置Ｐまでステッパモータ１７
により移動させるとき、個々の装置製品のばらつきによ
る移動距離の誤差量を補正するために、機械的な微調整
を行う必要なしに、簡単に正確な読取装置Ｐに送ること
のできる手段を提供する。 【構成】 このため、原稿２６の先端部を検知するため
の給紙センサ１４と、自動原稿送給装置（ＡＤＦ）３０
の制御装置内に複数の補正用入力スイッチ１１を設け、
各スイッチのオン／オフの組合せによりその誤差量を補
正するよう構成した。
う画像読取装置において、原稿２６の先端部を、固定さ
れた光学系の所定の読取位置Ｐまでステッパモータ１７
により移動させるとき、個々の装置製品のばらつきによ
る移動距離の誤差量を補正するために、機械的な微調整
を行う必要なしに、簡単に正確な読取装置Ｐに送ること
のできる手段を提供する。 【構成】 このため、原稿２６の先端部を検知するため
の給紙センサ１４と、自動原稿送給装置（ＡＤＦ）３０
の制御装置内に複数の補正用入力スイッチ１１を設け、
各スイッチのオン／オフの組合せによりその誤差量を補
正するよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像読取装置、特に、原
稿移動により読取走査を行う画像読取装置に関するもの
である。
稿移動により読取走査を行う画像読取装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の画像読取装置としては、
原稿読取開始位置、すなわち原稿の先端部を固定された
光学系の所定の読取位置まで移動させるに当たり、機械
的な検知スイッチにより検知された原稿の先端部をその
位置より、所定のステッパモータ駆動パルスに基づいて
移動を行い、個々の画像読取装置製品における移動量の
誤差の補正は、原稿の先端部を検知する前記機械的スイ
ッチの取付位置の調整により達成していた。
原稿読取開始位置、すなわち原稿の先端部を固定された
光学系の所定の読取位置まで移動させるに当たり、機械
的な検知スイッチにより検知された原稿の先端部をその
位置より、所定のステッパモータ駆動パルスに基づいて
移動を行い、個々の画像読取装置製品における移動量の
誤差の補正は、原稿の先端部を検知する前記機械的スイ
ッチの取付位置の調整により達成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の画像読取装置にあっては、原稿読取開始部
分、すなわち原稿の先端部を固定された光学系の所定読
取位置まで移動させるに当たり、前記機械的なスイッチ
により検知された原稿の先端部をその位置より、所定の
ステッパモータ駆動パルスに基づいて移動を行う動作を
するよう構成されていたため、次のような問題点があっ
た。
ような従来の画像読取装置にあっては、原稿読取開始部
分、すなわち原稿の先端部を固定された光学系の所定読
取位置まで移動させるに当たり、前記機械的なスイッチ
により検知された原稿の先端部をその位置より、所定の
ステッパモータ駆動パルスに基づいて移動を行う動作を
するよう構成されていたため、次のような問題点があっ
た。
【０００４】すなわち、原稿先端検知位置から固定され
た光学系の所定読取位置までの、原稿が移動する距離
は、どの同一装置製品においても一定であることが必要
である。しかしながら、実際の装置製品においては、機
械的なスイッチの取付精度や動作位置のばらつきがある
ため、常に決められた同一の移動量であると、個々の製
品により読取開始位置が異なってしまうことになる。こ
のために個々の製品について、機械的なスイッチの取付
や動作調整を入念に行ったり、装置内のＲＯＭ（読出し
専用メモリ）の内容を書き換えたりするような対応をす
るには、極めて多くの工数／時間を要していた。
た光学系の所定読取位置までの、原稿が移動する距離
は、どの同一装置製品においても一定であることが必要
である。しかしながら、実際の装置製品においては、機
械的なスイッチの取付精度や動作位置のばらつきがある
ため、常に決められた同一の移動量であると、個々の製
品により読取開始位置が異なってしまうことになる。こ
のために個々の製品について、機械的なスイッチの取付
や動作調整を入念に行ったり、装置内のＲＯＭ（読出し
専用メモリ）の内容を書き換えたりするような対応をす
るには、極めて多くの工数／時間を要していた。
【０００５】本発明は、以上のような従来技術の問題点
にかんがみなされたもので、この種の機械的な微調整を
行うことなしに原稿先端部を所定の正確な読取位置に送
ることのできる手段の提供を目的としている。
にかんがみなされたもので、この種の機械的な微調整を
行うことなしに原稿先端部を所定の正確な読取位置に送
ることのできる手段の提供を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、原稿を所定方向に移動させつつ原稿画像を１ライ
ン毎に光電変換により読取る画像読取装置において、前
記原稿の先端部を検知する手段と、この原稿の送り量の
誤差を電気的に補正する手段とを備えるよう構成するこ
とにより、前記目的を達成しようとするものである。
ては、原稿を所定方向に移動させつつ原稿画像を１ライ
ン毎に光電変換により読取る画像読取装置において、前
記原稿の先端部を検知する手段と、この原稿の送り量の
誤差を電気的に補正する手段とを備えるよう構成するこ
とにより、前記目的を達成しようとするものである。
【０００７】
【作用】以上のような本発明構成によれば、この種の画
像読取装置の移送制御装置に、例えば電気的な補正用入
力スイッチを複数個設け、その各スイッチのオン／オフ
の組合せにより、原稿先端部検知位置から、固定された
光学系の所定読取位置までの原稿移動量の基準値に対す
る補正量を設定し、個々の原稿読取装置製品の機械的な
誤差のばらつきに柔軟かつ正確に対応することができ
る。
像読取装置の移送制御装置に、例えば電気的な補正用入
力スイッチを複数個設け、その各スイッチのオン／オフ
の組合せにより、原稿先端部検知位置から、固定された
光学系の所定読取位置までの原稿移動量の基準値に対す
る補正量を設定し、個々の原稿読取装置製品の機械的な
誤差のばらつきに柔軟かつ正確に対応することができ
る。
【０００８】
【実施例】以下に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。図１及び図２は、本発明に係る画像読取装置の一実
施例を示すもので、図１は、その回路構成ブロック図、
図２は、図１装置の概略構成説明図である。
る。図１及び図２は、本発明に係る画像読取装置の一実
施例を示すもので、図１は、その回路構成ブロック図、
図２は、図１装置の概略構成説明図である。
【０００９】（構成）図１において、１は、読取光学系
により結像した原稿画像の１ライン分の輝度情報を画素
毎の電気信号に変換するためのＣＣＤ等のラインイメー
ジセンサ、２は、イメージセンサ１を駆動する信号を発
生するためのイメージセンサ駆動回路、３は、イメージ
センサ１からの電気信号を増幅するためのアンプであ
る。
により結像した原稿画像の１ライン分の輝度情報を画素
毎の電気信号に変換するためのＣＣＤ等のラインイメー
ジセンサ、２は、イメージセンサ１を駆動する信号を発
生するためのイメージセンサ駆動回路、３は、イメージ
センサ１からの電気信号を増幅するためのアンプであ
る。
【００１０】４は、アンプ３から増幅されて出力された
アナログ信号を、ディジタル信号に変換するためのＡ／
Ｄ変換回路、５は、ディジタル信号へ変換後の画像情報
にガンマ変換，２値化処理，拡大・縮小等を施すための
画像処理回路、６は、装置内の各種同期信号を発生させ
るためのタイミング信号発生回路である。
アナログ信号を、ディジタル信号に変換するためのＡ／
Ｄ変換回路、５は、ディジタル信号へ変換後の画像情報
にガンマ変換，２値化処理，拡大・縮小等を施すための
画像処理回路、６は、装置内の各種同期信号を発生させ
るためのタイミング信号発生回路である。
【００１１】７は、その内部または外部のＲＯＭ（読出
し専用メモリ）７ａに記憶された制御手順に従い、画像
読取装置本体を制御するためのＣＰＵ、８は、パーソナ
ルコンピュータ等の外部情報機器とのコマンド通信や画
像データ通信を行うインタフェース回路、９は、ステッ
パモータ１０を駆動する信号を発生するためのモータ駆
動回路、１０は、本体読取光学系の移動を行うためのス
テッパモータである。
し専用メモリ）７ａに記憶された制御手順に従い、画像
読取装置本体を制御するためのＣＰＵ、８は、パーソナ
ルコンピュータ等の外部情報機器とのコマンド通信や画
像データ通信を行うインタフェース回路、９は、ステッ
パモータ１０を駆動する信号を発生するためのモータ駆
動回路、１０は、本体読取光学系の移動を行うためのス
テッパモータである。
【００１２】１２は、その内部または外部のＲＯＭ１２
ａに記憶された制御手順に従い、ＡＤＦ（自動原稿送給
装置）３０を制御するためのＣＰＵ、１３は、ＡＤＦ３
０の給紙トレイ２７（図２参照）上の原稿の有無を検知
するための原稿センサ、１４は、原稿の先端部及び後端
部をそれぞれ検知するための給紙センサであり、このセ
ンサ１４が原稿の先端部を検知後、ｌライン分送紙する
ことにより原稿の先端部が所定の原稿読取位置Ｐ（図２
参照）へ達する。
ａに記憶された制御手順に従い、ＡＤＦ（自動原稿送給
装置）３０を制御するためのＣＰＵ、１３は、ＡＤＦ３
０の給紙トレイ２７（図２参照）上の原稿の有無を検知
するための原稿センサ、１４は、原稿の先端部及び後端
部をそれぞれ検知するための給紙センサであり、このセ
ンサ１４が原稿の先端部を検知後、ｌライン分送紙する
ことにより原稿の先端部が所定の原稿読取位置Ｐ（図２
参照）へ達する。
【００１３】１５は、読取後の原稿排紙状態を検知する
ための排紙センサ、１６は、ＡＤＦ３０のステッパモー
タ１７を駆動する信号を発生するためのモータ駆動回
路、１７は、ＡＤＦ３０の原稿２６を搬送するためのス
テッパモータである。
ための排紙センサ、１６は、ＡＤＦ３０のステッパモー
タ１７を駆動する信号を発生するためのモータ駆動回
路、１７は、ＡＤＦ３０の原稿２６を搬送するためのス
テッパモータである。
【００１４】次に、本実施例の画像読取装置の概略構成
を示す図２において、ＡＤＦ３０の給紙トレー２７上の
原稿２６は、給紙ローラ２４及びプラテンローラ１８に
より読取位置Ｐへ送給される。所定の読取位置Ｐの原稿
画像は、光源２３，反射笠２４により照明され、これら
を含む第１ミラーユニット２２，第２ミラーユニット２
１を経て結像レンズ２０により、イメージセンサＣＣＤ
１上に結像される。また、読取後の原稿２６は、排紙ロ
ーラ２５により排紙トレー２８上へ排紙される。
を示す図２において、ＡＤＦ３０の給紙トレー２７上の
原稿２６は、給紙ローラ２４及びプラテンローラ１８に
より読取位置Ｐへ送給される。所定の読取位置Ｐの原稿
画像は、光源２３，反射笠２４により照明され、これら
を含む第１ミラーユニット２２，第２ミラーユニット２
１を経て結像レンズ２０により、イメージセンサＣＣＤ
１上に結像される。また、読取後の原稿２６は、排紙ロ
ーラ２５により排紙トレー２８上へ排紙される。
【００１５】（動作）次に、図１，２により、本実施例
の動作について説明する；ＡＤＦ３０での原稿読取は、
以下の順序で進行する。まず、画像読取装置本体３１の
読取光学系はＡＤＦ３０での読取位置Ｐへ移動する。こ
の後、ＡＤＦ３０のステッパモータ１７により原稿２６
が給紙される。
の動作について説明する；ＡＤＦ３０での原稿読取は、
以下の順序で進行する。まず、画像読取装置本体３１の
読取光学系はＡＤＦ３０での読取位置Ｐへ移動する。こ
の後、ＡＤＦ３０のステッパモータ１７により原稿２６
が給紙される。
【００１６】給紙センサ１４が原稿２６の先端部を検知
した後、ｌラインで原稿２６が読取位置Ｐへ達するの
で、その時点より原稿読取が開始される。
した後、ｌラインで原稿２６が読取位置Ｐへ達するの
で、その時点より原稿読取が開始される。
【００１７】しかしながら、実際には給紙センサ１４の
取付精度や動作位置のばらつき等により、ｌライン分送
給した後の原稿２６の先端部は、所定の読取位置Ｐに対
して±Δｌの誤差を有している。そこで、本実施例にお
いては、予めＡＤＦ３０のＲＯＭ１２ａにその誤差量を
−Δｌmax 〜０〜＋Δｌmax の範囲で何点かを記憶させ
ておき、本発明による電気的誤差補正手段として、ＡＤ
Ｆ回路基板２９上に設けられた複数の各補正用（入力）
スイッチ１１のオン，オフの組合わせにより、最も近い
誤差量を選択する。これによりＡＤＦ３０のＣＰＵ１２
は常にこの誤差量を補正して（ｌ±Δｌ）ライン分の給
送を行い、原稿２６の先端部が正確に所定の読取位置Ｐ
へ達することができるように構成したものである。
取付精度や動作位置のばらつき等により、ｌライン分送
給した後の原稿２６の先端部は、所定の読取位置Ｐに対
して±Δｌの誤差を有している。そこで、本実施例にお
いては、予めＡＤＦ３０のＲＯＭ１２ａにその誤差量を
−Δｌmax 〜０〜＋Δｌmax の範囲で何点かを記憶させ
ておき、本発明による電気的誤差補正手段として、ＡＤ
Ｆ回路基板２９上に設けられた複数の各補正用（入力）
スイッチ１１のオン，オフの組合わせにより、最も近い
誤差量を選択する。これによりＡＤＦ３０のＣＰＵ１２
は常にこの誤差量を補正して（ｌ±Δｌ）ライン分の給
送を行い、原稿２６の先端部が正確に所定の読取位置Ｐ
へ達することができるように構成したものである。
【００１８】（他の実施例）図３に、他の実施例の画像
読取装置の概略構成図（前記実施例の図２相当図）を示
す。図３において、図２におけると同一（相当）構成要
素は同一符号で示し、個々の重複説明は省略する。
読取装置の概略構成図（前記実施例の図２相当図）を示
す。図３において、図２におけると同一（相当）構成要
素は同一符号で示し、個々の重複説明は省略する。
【００１９】また、これらの各構成要素は、ＡＤＦ３０
部における配設位置が図２と異なるのみであり、その動
作及び作用については、すべて前記実施例における説明
に準ずるものであるため、重複説明は省略する。
部における配設位置が図２と異なるのみであり、その動
作及び作用については、すべて前記実施例における説明
に準ずるものであるため、重複説明は省略する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
読取装置によれば、例えば、電気的に誤差量を補正する
ための各補正用入力スイッチのオン／オフの組合せによ
る設定により、機械的な微調整を行う必要なしに、原稿
の先端部を所定の読取位置に正確に送給するための調整
を、極めて簡単かつ短時間に行うことができる。
読取装置によれば、例えば、電気的に誤差量を補正する
ための各補正用入力スイッチのオン／オフの組合せによ
る設定により、機械的な微調整を行う必要なしに、原稿
の先端部を所定の読取位置に正確に送給するための調整
を、極めて簡単かつ短時間に行うことができる。
【図１】 一実施例の回路構成ブロック図
【図２】 図１装置の概略構成説明図
【図３】 他の実施例の図２相当図
１１ 補正用（入力）スイッチ １２ ＡＤＦ用ＣＰＵ １４ 給紙センサ １６ ＡＤＦ駆動回路 １７ ＡＤＦステッパモータ １８ プラテンローラ ２６ 原稿 ３０ 自動原稿送給装置（ＡＤＦ） ３１ 画像読取装置本体 Ｐ 原稿読取位置
Claims (2)
- 【請求項１】 原稿を所定方向に移動させつつ原稿画像
を１ライン毎に光電変換により読取る画像読取装置にお
いて、前記原稿の先端部を検知する手段と、この原稿の
送り量の誤差を電気的に補正する手段とを備えたことを
特徴とする画像読取装置。 - 【請求項２】 前記原稿送り量の誤差の電気的補正手段
は、原稿送給制御手段内に設けた複数の電気的な補正用
入力スイッチのオン／オフの組合せによるものであるこ
とを特徴とする請求項１記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181291A JPH0846755A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181291A JPH0846755A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846755A true JPH0846755A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16098121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6181291A Pending JPH0846755A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846755A (ja) |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP6181291A patent/JPH0846755A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021016 |