JP3200118B2 - 色ズレ補正方法 - Google Patents
色ズレ補正方法Info
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- JP3200118B2 JP3200118B2 JP27984991A JP27984991A JP3200118B2 JP 3200118 B2 JP3200118 B2 JP 3200118B2 JP 27984991 A JP27984991 A JP 27984991A JP 27984991 A JP27984991 A JP 27984991A JP 3200118 B2 JP3200118 B2 JP 3200118B2
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- Japan
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- blur
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- Image Processing (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はカラー原稿を読み取るカ
ラー原稿読取装置の色ズレ補正方法に関するものであ
る。
ラー原稿読取装置の色ズレ補正方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、カラー原稿読取装置は、原稿台ガ
ラスの上に原稿を置き、照明ランプ、反射笠、ＣＣＤか
らなるセンサーユニットをスキャンさせることにより原
稿を読み取っていた。
ラスの上に原稿を置き、照明ランプ、反射笠、ＣＣＤか
らなるセンサーユニットをスキャンさせることにより原
稿を読み取っていた。
【０００３】この様なカラー原稿読取装置においては、
カラー原稿を１回のスキャンにより、例えばＲ，Ｇ，Ｂ
の３色に色分解し、３色画像信号を得る構成と、同一カ
ラー原稿を複数回読取って各色画像信号を面順次に得る
構成が用いられている。
カラー原稿を１回のスキャンにより、例えばＲ，Ｇ，Ｂ
の３色に色分解し、３色画像信号を得る構成と、同一カ
ラー原稿を複数回読取って各色画像信号を面順次に得る
構成が用いられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
同一カラー原稿を複数回読取る構成では、カラー原稿を
読み取るセンサーユニットの読取り速度を、複数回の読
取り中、均一に保つ必要がある。
同一カラー原稿を複数回読取る構成では、カラー原稿を
読み取るセンサーユニットの読取り速度を、複数回の読
取り中、均一に保つ必要がある。
【０００５】即ち、センサーユニットを駆動するモータ
ーの微少な負荷変動があったりすると、センサーユニッ
トの読み取り速度が不均一になり、同一カラー原稿の複
数回読取りのための各スキャンが不均一になるので、本
来、原稿の同位置にある文字が、ズレているとの誤認識
を生じ、文字を構成する１つのラインが２〜３ラインに
分かれてしまい、この様な読取出力でカラー画像記録を
行ったのでは、色ズレ等のある不都合な画像が記録され
ることになる。
ーの微少な負荷変動があったりすると、センサーユニッ
トの読み取り速度が不均一になり、同一カラー原稿の複
数回読取りのための各スキャンが不均一になるので、本
来、原稿の同位置にある文字が、ズレているとの誤認識
を生じ、文字を構成する１つのラインが２〜３ラインに
分かれてしまい、この様な読取出力でカラー画像記録を
行ったのでは、色ズレ等のある不都合な画像が記録され
ることになる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点に鑑
みてなされたもので、同一原稿を面順次で複数回読取っ
て得た各色の画素信号のパターンが所定パターンである
か否かを判定し、前記所定パターンであると判定された
場合に、基準となる所定色の画素信号と他色の画素信号
との間で生じている位相差をなくすことで複数回読取り
の不均一による色ズレを補正することを特徴とするもの
である。
みてなされたもので、同一原稿を面順次で複数回読取っ
て得た各色の画素信号のパターンが所定パターンである
か否かを判定し、前記所定パターンであると判定された
場合に、基準となる所定色の画素信号と他色の画素信号
との間で生じている位相差をなくすことで複数回読取り
の不均一による色ズレを補正することを特徴とするもの
である。
【０００７】
【実施例】図１に本発明の実施例の構成を示す。
【０００８】センサーユニット１０から読取って得た各
色信号Ｒ，Ｇ，Ｂは、一般的に行なわれているＬｏｇ変
換等の処理を経て、ブレ判定回路１１に入り、ブレが発
生しているか否かの判定を行なう。
色信号Ｒ，Ｇ，Ｂは、一般的に行なわれているＬｏｇ変
換等の処理を経て、ブレ判定回路１１に入り、ブレが発
生しているか否かの判定を行なう。
【０００９】その判定は図２に従って行なう。即ち、複
数回の読取りによって得られる色信号に対して５×５画
素（４００ｄｐｉ）分の各色信号をサンプリングし、そ
の中にＲ，Ｇ，Ｂの画素がどのように配列しているかを
判断する。例えば、図２の（１）のような配列をしてい
れば、Ｒ，Ｇ，Ｂが直線で平行に１画素間隔を開けてい
ることになり、このまま印字すると、４００ｄｐｉのプ
リンタでは１２０μ間隔のＣ，Ｍ，Ｙの各直線を印字す
ることになる。
数回の読取りによって得られる色信号に対して５×５画
素（４００ｄｐｉ）分の各色信号をサンプリングし、そ
の中にＲ，Ｇ，Ｂの画素がどのように配列しているかを
判断する。例えば、図２の（１）のような配列をしてい
れば、Ｒ，Ｇ，Ｂが直線で平行に１画素間隔を開けてい
ることになり、このまま印字すると、４００ｄｐｉのプ
リンタでは１２０μ間隔のＣ，Ｍ，Ｙの各直線を印字す
ることになる。
【００１０】しかし、実際には、このようなパターンの
原稿は存在しないと考えられる。そこで、（１）のパタ
ーン配列をしていれば、ブレが発生していると判定し、
ブレ補正回路１２により遅延素子等を用いてＲ，ＢをＧ
の上に重ねて、同一画素の信号とする画像処理を行な
う。このようなＲ，Ｇ，Ｂ重ね処理をブレ有りと判定し
たときのみ行なう。
原稿は存在しないと考えられる。そこで、（１）のパタ
ーン配列をしていれば、ブレが発生していると判定し、
ブレ補正回路１２により遅延素子等を用いてＲ，ＢをＧ
の上に重ねて、同一画素の信号とする画像処理を行な
う。このようなＲ，Ｇ，Ｂ重ね処理をブレ有りと判定し
たときのみ行なう。
【００１１】上記で述べたブレ判定パターンの他の例を
図２の（２）〜（６）に示す。
図２の（２）〜（６）に示す。
【００１２】尚、ブレ判定画素領域を５×５画素ではな
く、例えば７×７画素で判定してもよい。画素領域を広
げた方がブレ検知精度は上がる。
く、例えば７×７画素で判定してもよい。画素領域を広
げた方がブレ検知精度は上がる。
【００１３】また、ブレ判定において、図３の如くＲ，
Ｇ，Ｂのうち少なくとも２つの色を認識することによ
り、ブレ判定を行ない、ブレの傾向を求め、それにより
ブレ補正してもよい。
Ｇ，Ｂのうち少なくとも２つの色を認識することによ
り、ブレ判定を行ない、ブレの傾向を求め、それにより
ブレ補正してもよい。
【００１４】また、ブレ判定において、図２に示したパ
ターン以外に例えば、図４の如くの装置特有のブレパタ
ーンを用意し、それによりブレ有りと判定することによ
り、無駄なく、且つ、確実にブレを補正可能となる。
ターン以外に例えば、図４の如くの装置特有のブレパタ
ーンを用意し、それによりブレ有りと判定することによ
り、無駄なく、且つ、確実にブレを補正可能となる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一原稿を面順次で複数回読取る場合に、複数回読取り
の不均一により発生する色ズレを良好に補正することが
できる。
同一原稿を面順次で複数回読取る場合に、複数回読取り
の不均一により発生する色ズレを良好に補正することが
できる。
【図１】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図２】ブレ判定パターンの例を示す図である。
【図３】ブレ判定パターンの例を示す図である。
【図４】ブレ判定パターンの例を示す図である。
１０ センサユニット １１ ブレ判定回路 １２ ブレ補正回路
Claims (1)
- 【請求項１】 同一原稿を面順次で複数回読取って得た
各色の画素信号のパターンが所定パターンであるか否か
を判定し、前記所定パターンであると判定された場合
に、基準となる所定色の画素信号と他色の画素信号との
間で生じている位相差をなくすことで複数回読取りの不
均一による色ズレを補正することを特徴とする色ズレ補
正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27984991A JP3200118B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 色ズレ補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27984991A JP3200118B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 色ズレ補正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122544A JPH05122544A (ja) | 1993-05-18 |
| JP3200118B2 true JP3200118B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17616797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27984991A Expired - Fee Related JP3200118B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 色ズレ補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200118B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP27984991A patent/JP3200118B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05122544A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010529 |
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