JP3744241B2 - 画像読取装置および画像読取方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置および画像読取方法に関し、特にカラー画像の読取装置および読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像読取装置では、カラー画像を読み取るものが数多く開発されている。その代表的なものがカラーイメージスキャナ(以下単にスキャナと記す)と称されている装置である。
【0003】
カラー画像を読み取るためのスキャナの構成としては様々なものがある。例えば特開平10−51649号公報には、光の3原色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色を読み取る3本のCCDラインイメージセンサ(以下単にCCDセンサと記す)を有し、光源を有するキャリッジを移動させつつ、原稿面からの反射光をこの3本のCCDセンサに結像させて、各色の画像を読み取るカラースキャナが開示されている。
【0004】
このようなスキャナでは、キャリッジが移動している最中に画像を読み取るために、読み取る色ごとにキャリッジの移動速度がごくわずかでもずれると、各色を重ね合わせてカラー画像を再現したときに色ずれが発生してしまうといった問題がある。
【0005】
上記公報記載のスキャナは、このような問題を解決するために、CCDセンサの読み取り範囲内に斜め線のパターンを設けて、この斜め線パターンを各色ごとのCCDセンサによって読み取り、読み取った斜め線パターンから、実際に読み取られた画素位置の各色間における誤差を検出して、カラー画像を再現する際に、検出した各色間の画素位置の誤差を補正することで、正確に各色成分ごとに読み取られた画素を重ね合わせ、結果的に色ずれのないカラー画像を得るようにしている。
【0006】
しかしながら、このような制御は、その前提として、まず、キャリッジの移動速度を常に一定に保つことが要求され、それでもなお、色ずれが発生する場合に、上記公報のような補正処理が有効に機能するものである。したがって、キャリッジの移動速度を一定に保つために機械系の精度を高くしなければならず、このためにスキャナの製造コストが高くなってしまっている。
【0007】
これに対し、近年、より低コストのスキャナを提供するために、上記のようにキャリッジの移動中に画像を読み取るタイプのスキャナに代わり、キャリッジを主走査方向(CCDセンサのフォトダイオード並び方向)の1ライン分ごとに移動させて、そこで一旦停止させ、停止した状態でR、G、Bの各色をそれぞれのCCDセンサによって順次に読み取るタイプのスキャナが開発されている。このようなタイプのスキャナでは、主走査方向のラインをCCDセンサが停止したときに読み取るため、キャリッジの移動速度を高精度で一定に保つ必要がないと言ったメリットがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような1ラインごとに移動し、停止させてR、G、B各色を順次読み取るタイプのスキャナでは、キャリッジを停止させたときに、キャリッジの重量による慣性やタイミングベルトなど機械系のスリップなどによって完全に静止しない状態で画像読み取りが開始されることがある。
【0009】
具体的には、例えば画像読み取りをRGBの順で行う場合、キャリッジが1ライン分の移動後、停止した直後に、まず、Rラインの読み取りが開始されるが、このとき、キャリッジがその慣性あるいは機械系のスリップなどによって完全に静止していない状態で読み取りが行われることがある。これに対し、GラインやBラインは、Rラインの後に読み取りが行われるため、Rライン読み取り中にキャリッジが完全に静止した状態となり、そこで読み取りが行われる。こうなると、Rラインの読み取り画素と、GおよびBラインの読み取り画素の位置が異なることになる。
【0010】
このような場合、RGB共に同一色のべた塗り部分を読み取っているときには、読み取った画素位置が多少異なっても、R、G、Bの各CCDセンサは同一色を読み取っているため、これらを重ね合わせても同じ色が再現される。ところが、色境界部分が読み取られたときには、Rに対してGおよび/またはBが色境界を跨いで異なる色の画素を読み取ることになり、読み取った各色を重ね合わせると色ずれが発生して、実際の原稿色が再現されないことになる。
【0011】
このような現象を回避するためには、スリップが発生しないように機械系の工作精度を上げたり、また、キャリッジの停止から画像読み取り開始までの時間を長くとって、キャリッジが完全に静止した状態となった後、画像読み取りを開始するようにすることで、ある程度改善される。しかし、工作精度を上げるとコストアップに繋がり、低下価格化を目的として停止中に画像読み取りを行うようにした効果がなくなってしまう。また、キャリッジの停止から読み取り開始までの間に余分な待ち時間を入れると画像読み取り速度が著しく遅くなり好ましくない。特に、機械系のスリップについては、何時、どこで発生するか分からず、これは機械系の工作精度を上げたとしても完全になくすことは非常に難しいものである。
【0012】
そこで、本発明の目的は、機械系の工作精度を上げたり、読み取り速度の低下を招くことなく、色ずれのないカラー画像を得ることができる画像読取装置および画像読取方法を提供することであり、特に、1ラインごとに移動し、停止させたところでR、G、Bを順次に読み取るタイプのスキャナとして好適に用いられる画像読取装置および画像読取方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
(1)読み取り波長の異なる光電変換手段によって原稿面を走査し、カラー画像を読み取る画像読取装置において、前記光電変換手段の読み取り範囲内に設けられた斜め線パターンと、前記斜め線パターンを前記光電変換手段が読み取り、得られた斜め線パターンデータから読み取った主走査方向の1ラインにおける色ずれの発生を検出する色ずれ検出手段と、前記色ずれ検出手段が色ずれの発生を検出したときに、色ずれ発生が検出された前記1ラインを含む前記光電変換手段が読み取った斜め線パターンのデータに基づき、色ずれの補正に用いる補正係数を各色成分ごとに算出する補正係数算出手段と、前記補正係数算出手段によって算出された補正係数をもとに、色ずれ発生が検出された前記1ラインにおける前記光電変換手段が読み取った各読み取り波長ごとの原稿画像データの値を補正する色ずれ補正手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。
(2)前記斜め線パターンは、無彩色の複数の斜め線からなるものであり、前記色ずれ検出手段は、前記光電変換手段が読み取った1ラインの中の前記無彩色斜め線パターンのデータから無彩色画素を検出し、そのラインの前後のラインにおける該無彩色画素と同位置の画素が有彩色であるか否かにより色ずれの発生を検出することを特徴とする画像読取装置。
(3)前記補正係数算出手段は、前記色ずれ検出手段が検出した前記無彩色画素における各読み取り波長ごとの画素値および前記無彩色画素の前後のラインにおける前記無彩色画素と同位置にある有彩色画素の各読み取り波長ごとの画素値に基づいて補正係数を算出することを特徴とする画像読取装置。
(4)前記光電変換手段は、原稿面を走査するために移動する移動手段に設けられており、前記光電変換手段の画素並び方向を主走査方向とし、前記移動手段の移動方向を副走査方向として、前記移動手段は、主走査方向の1ライン分移動した後、停止することを繰り返しながら原稿面を走査するものであり、前記光電変換手段は前記移動手段を停止させたときに、1ライン分の画像を各読み取り波長ごとに順に行うものであることを特徴とする画像読取装置。
(5)読み取り波長の異なる光電変換手段によって原稿面を走査し、カラー画像を読み取る画像読取方法であって、前記光電変換手段の画像読み取り範囲内に設けられている無彩色の斜め線パターンを原稿画像と共に読み取る画像読み取り段階と、前記読み取った斜め線パターンのデータから、読み取った主走査方向の1ラインにおける色ずれを検出する段階と、色ずれの発生が検出されたときに、色ずれ発生が検出された前記1ラインを含む前記読み取った斜め線パターンのデータから該色ずれを補正するための補正係数を算出する段階と、前記算出された補正係数により、前記画像読み取りの段階で読み取った色ずれ発生が検出された前記1ラインにおける原稿画像データの値を補正する段階と、を有することを特徴とする画像読取方法。
(6)前記画像読み取り段階は、前記光電変換手段を1ラインごとに移動、停止を繰り返すことにより原稿面を走査して、この走査中、停止状態のときに行われるものであることを特徴とする画像読取方法。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明を適用したスキャナの外観構成を示す斜視図であり、図2は、内部構成を説明するための概略図であり、図3は、このスキャナの画像信号を処理する制御回路を説明するためのブロック図である。
【0016】
まず、このスキャナの外観構成は、従来のものと同様に、スキャナ本体1と、本体1の上部に設けられ、原稿を載置するコンタクトガラス2と、このコンタクトガラス2の全面を覆う蓋3とを有する。そして、本発明を適用することにより、コンタクトガラス2の表面の端部には、後述する斜め線パターン4が設けられている。
【0017】
この斜め線パターン4は、図4に示すように、CCDセンサの読み取り面側から見たとき、白色の帯の中に、45度の角度をなし、1ドット分の幅で黒色の複数の斜め線が描かれたパターンである。そして、この斜め線パターンは、CCDセンサによって原稿画像の読み取りが行われたときに、同時に読み取られ、後述するように色ずれの発生そのものを検出するために用いられると共に、色ずれを補正する際の補正係数の算出に用いられる。ここで、このような斜め線を用いているのは、斜め線の場合、1本の斜め線は画像読み取りの主走査方向のラインと必ず一か所で交差し、かつ、一か所以上では交差しないため、その他の線、例えば主走査方向と並行な線などより、色ずれの検出を正確に行うことができるためである。
【0018】
また、本実施形態では、この斜め線パターン4をコンタクトガラス表面、すなわち原稿を載置したときに原稿面と同一面となるように設けている。これは、例えば原稿として若干厚みのあるものが載置されたときでも、常に画像を読み取る原稿面と同一面において斜め線パターンが読み取れるようにするためである。なお、薄手の原稿画像を読み取るのであれば、蓋3の端部に、CCDセンサの読み取り範囲内で原稿にかからないような位置に設けてもよい。
【0019】
スキャナ本体1内の機械的な構成は、図2に示すように、図示しないステッピングモータとタイミングベルトによって移動されるキャリッジ11が設けられており、このキャリッジ11内に、白色光源12と、この白色光源12に照らされた原稿面からの反射光を、R、G、Bの各色ごとに読み取るカラーCCDセンサユニット13が設けられている。カラーCCDセンサユニット13は、読み取り波長が異なる3本の密着型CCDセンサ(光電変換手段)を有するもので、それぞれR、G、Bの各色に対応している。
【0020】
ここでは、キャリッジ11の移動方向が副走査方向(図1中の矢印a)であり、CCDセンサのフォトダイオード(画素)並び方向が主走査方向(図1中の矢印b)である。なお、このようなスキャナ本体内部の構成は、いわゆる密着型CCDセンサを用いたスキャナにおいて一般的なものであるので、詳細な説明は省略する。
【0021】
このスキャナにおける基本的な読み取り動作は、コンタクトガラス2の上に、画像読み取り面を下にして原稿を載置した後、ステッピングモータによって駆動されたキャリッジ11が、主走査方向の1ライン分ごとに、副走査方向へ移動、停止を繰り返しながら原稿面を走査し、この走査中、停止状態のときにR、G、B各色のCCDセンサが主走査方向の1ラインを順次読み取る。
【0022】
次に画像信号を処理する制御回路の構成について説明する。
【0023】
図3に示すように、このスキャナの制御回路は、カラーCCDセンサユニット13ないの各色ごとのCCDセンサから出力されるR、G、Bのアナログ信号を受けて、これをデジタル信号に変換するA/D変換器32と、A/D変換器32からの出力を受けて、同一ラインのR、G、B各成分の画像データを出力するライン補正部3と、ライン補正部3からの出力に対して、R、G、B各成分のデータのうち、原稿画像データを(n−1)ライン、nラインおよび(n+1)ラインごとに記憶するラインバッファ34、35および36と、R、G、B各成分のデータのうち、斜め線パターンのデータを(n−1)ライン、nラインおよび(n+1)ラインごとに記憶するラインバッファ37、38および39と、ラインバッファ37、38および39に記憶された斜め線パターンのデータから、色ずれの発生を検出すると共に、発生した色ずれを補正するための補正係数を算出する補正係数演算部40と、補正係数を一時記憶する3×3バッファ41と、3×3バッファ41から補正係数を読み込み、読み込んだ補正係数をもとにラインバッファ34、35および36に記憶した原稿画像データに対して、色ずれの補正を行う色ずれ補正演算部42と、MTF補正やシェーディング補正などの画像処理を行う画像処理部43と、画像データを外部へ出力するための外部インターフェース(I/F)44とからなる。なお、ここで、nラインとは、読み取ったライン数を示す変数である。
【0024】
ここで、カラーCCDセンサユニット13は、既に説明したように、3本のCCDセンサを有するものであるが、各CCDセンサの配置は、通常、5ラインから10ライン程度(実際の寸法としては0.5〜1mm程度)の間隔で配置されている。したがって、キャリッジが停止したときに読み取られるR、G、Bのそれぞれのラインは異なることになる。これは正常な動作において読み取るラインが違うもので、従来からの問題点ではない。このR、G、Bの読み取りライン位置の違いを補正するのがライン補正部33の機能で、具体的には、キャリッジの移動方向先頭からR、G、Bの順でCCDセンサが配置されている場合、最後のBラインに対してGラインのデータを5〜10ライン程度遅延させ、さらにGラインに対してRラインのデータを5〜10ライン程度(Bに対しては10〜20ライン程度となる)遅延させて出力することで、Bラインを基準に同一ラインのデータを出力するものである。なお、ここで遅延させるライン数は、各CCDセンサの配置間隔や読み取り解像度によって異なる。
【0025】
ラインバッファ34、35および36と、ラインバッファ37、38および39は、図示する場合には、いずれも各ラインごとに示したが、実際には、1つのラインバッファがR、G、Bの各色成分ごとに、1ラインのデータを記憶するようになっている。
【0026】
本実施形態において、色ずれ補正係数演算部40は、ラインバッファ37、38および39と共に、後述する動作により、本発明を構成する色ずれ検出手段および補正係数算出手段として機能し、また、色ずれ補正演算部42は、色ずれ補正手段として機能するものである。
【0027】
以上のように構成された制御回路による画像信号処理の動作について、図5および図6に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0028】
まず、CCDセンサによって読み取られて、ライン補正部33から出力された画像データのうち、データの初めから原稿幅に相当するドット数分をnライン目の原稿画像データとして各色成分ごとにラインバッファ35に記憶し、同時にnライン目のうちの残りのドット数分、すなわち、nライン目の斜め線パターンを読み取ったデータが各色成分ごとにラインバッファ38に記憶する(S1)。
【0029】
続いて、キャリッジを1ライン分移動して停止し、ステップS1同様にして、(n+1)ライン目について、原稿画像データを各色成分ごとにラインバッファ36に記憶し、同時に斜め線パターンのデータを各色成分ごとにラインバッファ39に記憶する(S2)。
【0030】
なお、この状態で、(n−1)ライン目の原稿画像データおよび斜め線パターンのデータは、後述するステップS12の処理により、nラインの一つ前のデータが既に記憶されている。
【0031】
続いて、補正係数演算部40が、ラインバッファ38に記憶された斜め線データの中からしきい値t以下である無彩色の画素を検出する(S3)。なお、ここで、無彩色とは、CCDセンサが画像の読み取りを行った際に、R、G、Bの各CCDセンサにおいて、光が全く入力されなかった状態を完全無彩色とし、デジタルデータとしては、例えば階調が8ビットの場合階調0が完全無彩色、階調255が白色となる。そして、しきい値t以下とは、グレースケールとして現される黒色を規準とした明るさ0〜255までの階調のうち階調t以下のものであり、これを無彩色としている。これに対して、有彩色とは、R、G、Bの各CCDセンサにおいて、それぞれ異なる光量を受光したことによりR、G、Bの各CCDセンサの信号を重ね合わせたときに色がついた状態を言う。したがって、無彩色画素の検出には、ラインバッファ38に記憶した各画素ごとに、R、G、Bの各成分のデータ値が同じであり、かつ、しきい値t以下のものを検出することになる。
【0032】
続いて、nラインの前後のラインである(n−1)ライン目と(n+1)ライン目の斜め線パターンのデータが記憶されているラインバッファ37および39の中から、検出した無彩色画素の位置と同位置の画素が有彩色であるか否かを検出する(S4)。
【0033】
ここで、正常に読み取りが行われていれば(n−1)ライン目あるいは(n+1)ライン目において有彩色画素は検出されないので、そのままステップS10に進む(S5)。一方、有彩色画素が検出されたときには、その部分でキャリッジの慣性あるいは機械系のスリップなどによりR、G、Bのいずれかの成分が色ずれを起こすので、これを補正するためにステップS6へ進む(S5)。
【0034】
ステップS6では、色ずれ補正係数演算部40が下記式により、RGBの各成分ごとに補正係数Xm1、Xm2、Xm3、Ym1、Ym2、Ym3、Zm1、Zm2、Zm3を算出する。
Xm1=r´(n-1)/255,Xm2=r´n/255,Xm3=r´(n+1)/255
Ym1=g´(n-1)/255,Ym2=g´n/255,Ym3=g´(n+1)/255
Zm1=b´(n-1)/255,Zm2=b´n/255,Zm3=b´(n+1)/255
各式中r´、g´、b´はいずれも無彩色画素または有彩色画素における各色成分のデータ値である。また、X行はR成分、Y行はG成分、Z行はB成分の補正係数である。また、ここで各色成分のデータ値を255で割っているのは、階調を8ビットとしたためである。
【0035】
続いて、算出された補正係数を3×3バッファ41に記憶する(S7)。
【0036】
続いて、色ずれ補正演算部42が3×3バッファ41に記憶された補正係数をもとに、ラインバッファ34、35および36に記憶してある原稿画像データに対して色ずれ補正を実施する(S8)。なお、この動作については後述する。
【0037】
続いて、3×3バッファ41をクリアする(S9)。そして、1枚の原稿面の画像読み取りが完了したか否かを判断する(S10)。
【0038】
ここで、1枚の原稿画像の読み取りが完了していれば、そのまま動作を終了する。一方、1枚の原稿画像の読み取りが完了していなければ、変数nを1加算して(S11)、この時点でラインバッファ35に記憶されている原稿画像データをラインバッファ34に移し、ラインバッファ36に記憶されている原稿画像データをラインバッファ35に移し、また、ラインバッファ38に記憶されている斜め線パターンのデータをラインバッファ37に移し、ラインバッファ39に記憶されている斜め線パターンのデータをラインバッファ38に移す(S12)。
【0039】
そして、前記ステップS2へ戻り、以降の処理を1枚の原稿画像の読み取りが完了するまで繰り返し実行する。
【0040】
図6は、前記ステップS8の色ずれ補正処理のサブルーチンフローチャートである。
【0041】
まず、色ずれ補正演算部42が3×3バッファ41に記憶されている補正係数Xm1、Xm2、Xm3、Ym1、Ym2、Ym3、Zm1、Zm2、Zm3を読み込む(S81)。
【0042】
続いて、ラインバッファ34、35および36に記憶してある3ライン分の原稿画像データを、下記(1)〜(3)式により各色成分ごとに読み出した補正係数を用いて加重平均して、nライン目の補正した原稿画像データを算出する(S82)。
【0043】
Rn=Xm1・r(n-1)+Xm2・rn+Xm3・r(n+1) …(1)
Gn=Ym1・g(n-1)+Ym2・gn+Ym3・g(n+1) …(2)
Bn=Zm1・b(n-1)+Zm2・bn+Zm3・b(n+1) …(3)
ここで、式中、r,g,bは各ラインにおける1つの画素の原稿画像データの値である。
【0044】
そして補正された原稿画像データをnライン目の原稿画像データとして画像処理部43へ出力する(S83)。なお、実際の処理おいては、前記ステップS82とこのS83を合わせて、S82において、nライン目の1画素分の補正が行われるごとに、これをS83で出力して、次の画素をS82で補正し、これをS83で出力するといった動作を全画素について順次繰り返し実行することにより、nライン目の補正された原稿画像データが出力されることになる。
【0045】
その後、色ずれ補正演算部42から出力されたnライン目の原稿画像データは、画像処理部43において通常の処理と同様にMTF補正やシェーディング補正などが行われ、外部I/F44を介して外部の装置へ出力される。
【0046】
以上の動作により、斜め線パターンを読み取ったデータから、色ずれの発生が検出されたときには、斜め線パターンのデータをもとに補正係数が算出され、この補正係数に基づいて原稿画像データが補正されて、1ライン分の色ずれのない画像データが出力される。したがって、本実施形態によれば、キャリッジの慣性やスリップなど何時発生するか分からない原因によってR、G、Bの各色成分の読み取り位置が異なることにより色ずれが発生した場合には、この色ずれをリアルタイムで即座に補正した画像データが出力され、その結果、色ずれの発現を抑えることができる。
【0047】
なお、本発明は、発生した色ずれそのものを補正しているものであるので、上述のような実施形態に限定されるものではなく、例えば移動中に画像を読み取るタイプの画像読取装置においても適用可能であり、また、レンズ縮小型のCCDセンサを用いたスキャナにおいても適用可能であり、さらに、光電変換手段としては、R、G、Bに対応した3本のCCDセンサを用いたものに限らず、1本のCCDセンサ上に色フィルタを設けてR、G、Bを順に読み取るタイプのスキャナにも適用可能である。
【0048】
さらには、本発明の技術思想の範囲において当業者が様々な変形形態を実施することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、請求項ごとに以下のような効果を奏する。
【0050】
請求項1記載の本発明によれば、斜め線パターンを読み取ったデータから色ずれを検出し、色ずれを検出したときに斜め線パターンのデータから補正係数を算出して、この補正係数をもとに原稿画像を読み取ったデータの値を補正することとしたので、画像読み取り時に発生した色ずれが補正されて、色ずれのない良好なカラー画像を得ることができる。
【0051】
請求項2記載の本発明によれば、色ずれ検出手段が光電変換手段が読み取った1ラインの中の無彩色斜め線パターンのデータから無彩色画素を検出して、そのラインの前後のラインにおける無彩色画素と同位置の画素が有彩色画素があるか否かにより色ずれを検出することとしたので、光電変換手段が異なる位置を読み取ることによって発生した色ずれを確実に検出することができる。
【0052】
請求項3記載の本発明によれば、補正係数算出手段が、色ずれ検出手段が検出した無彩色画素における各読み取り波長ごとの画素値と、この無彩色画素の前後のラインにおける無彩色画素と同位置にある有彩色画素の各読み取り波長ごとの画素値とに基づいて補正係数を算出することとしたので、検出した無彩色画素と、色ずれが発生した場合に無彩色画素の前後のラインに現れる有彩色画素との関係から、色ずれを補正するための補正係数を求めることができるので、実際に発生した色ずれの程度に応じて適切な補正を行うことができる。
【0053】
請求項4記載の本発明によれば、画像読取装置のうち、光電変換手段が移動手段に載置されており、移動手段を主走査方向の1ラインに相当する分移動させた後停止させることを繰り返して原稿面を走査し、停止状態のときに光電変換手段が画像を読み取るものとしたとき、移動手段が、例えば重量による慣性、あるいは機械系のスリップなどによって、移動手段を停止させたときに完全に静止していない状態で画像読み取りが行われて色ずれが発生した場合でも、前記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成により、発生した色ずれが補正されて、色ずれのない良好なカラー画像を得ることができる。
【0054】
請求項5記載の本発明によれば、無彩色の斜め線パターンを原稿画像と共に読み取り、このうち斜め線パターンを読み取ったデータから色ずれの発生を検出して、色ずれの発生が検出されたときには、同じく斜め線パターンのデータから色ずれを補正するための補正係数を算出して、この補正係数に基づいて原稿画像のデータを補正することとしたので、画像読み取り時に発生した色ずれが補正されて、色ずれのない良好なカラー画像を得ることができる。
【0055】
請求項6記載の本発明によれば、請求項4記載の構成において、画像読み取り段階が、前記光電変換手段を1ラインごとに移動、停止を繰り返すことにより原稿面を走査して、この走査中、停止状態のときに行われるものであるとき、例えば光電変換手段を移動させるための機械系の重量による慣性、あるいは機械系のスリップなどによって、光電変換手段が完全に静止していない状態で画像読み取りが行われて色ずれが発生した場合でも、前記請求項4記載の構成により、発生した色ずれが補正されて、色ずれのない良好なカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したスキャナの外観構成を示す斜視図である。
【図2】 上記スキャナの内部構成を説明するための概略図である。
【図3】 上記スキャナの画像信号処理を行う制御回路を説明するためのブロック図である。
【図4】 上記スキャナに設けられている斜め線パターンを示す図面である。
【図5】 上記スキャナの動作手順を示すフローチャートである。
【図6】 図5に示されるフローチャートのうち色ずれ補正実施の手順を示すサブルーチンフローチャートである。
【符号の説明】
4…斜め線パターン、
13…カラーCCDセンサユニット、
34、35、36…画像データ用ラインバッファ、
37、38、39…斜め線パターンデータ用ラインバッファ、
40…色ずれ補正係数演算部、
41…3×3バッファ、
42…色ずれ補正演算部。
Claims (6)
- 読み取り波長の異なる光電変換手段によって原稿面を走査し、カラー画像を読み取る画像読取装置において、
前記光電変換手段の読み取り範囲内に設けられた斜め線パターンと、
前記斜め線パターンを前記光電変換手段が読み取り、得られた斜め線パターンデータから読み取った主走査方向の1ラインにおける色ずれの発生を検出する色ずれ検出手段と、
前記色ずれ検出手段が色ずれの発生を検出したときに、色ずれ発生が検出された前記1ラインを含む前記光電変換手段が読み取った斜め線パターンのデータに基づき、色ずれの補正に用いる補正係数を各色成分ごとに算出する補正係数算出手段と、
前記補正係数算出手段によって算出された補正係数をもとに、色ずれ発生が検出された前記1ラインにおける前記光電変換手段が読み取った各読み取り波長ごとの原稿画像データの値を補正する色ずれ補正手段と、を有することを特徴とする画像読取装置。 - 前記斜め線パターンは、無彩色の複数の斜め線からなるものであり、
前記色ずれ検出手段は、前記光電変換手段が読み取った1ラインの中の前記無彩色斜め線パターンのデータから無彩色画素を検出し、そのラインの前後のラインにおける該無彩色画素と同位置の画素が有彩色であるか否かにより色ずれの発生を検出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 前記補正係数算出手段は、前記色ずれ検出手段が検出した前記無彩色画素における各読み取り波長ごとの画素値および前記無彩色画素の前後のラインにおける前記無彩色画素と同位置にある有彩色画素の各読み取り波長ごとの画素値に基づいて補正係数を算出することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
- 前記光電変換手段は、原稿面を走査するために移動する移動手段に設けられており、
前記光電変換手段の画素並び方向を主走査方向とし、前記移動手段の移動方向を副走査方向として、前記移動手段は、主走査方向の1ライン分移動した後、停止することを繰り返しながら原稿面を走査するものであり、
前記光電変換手段は前記移動手段を停止させたときに、1ライン分の画像を各読み取り波長ごとに順に行うものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像読取装置。 - 読み取り波長の異なる光電変換手段によって原稿面を走査し、カラー画像を読み取る画像読取方法であって、
前記光電変換手段の画像読み取り範囲内に設けられている無彩色の斜め線パターンを原稿画像と共に読み取る画像読み取り段階と、
前記読み取った斜め線パターンのデータから、読み取った主走査方向の1ラインにおける色ずれを検出する段階と、
色ずれの発生が検出されたときに、色ずれ発生が検出された前記1ラインを含む前記読み取った斜め線パターンのデータから該色ずれを補正するための補正係数を算出する段階と、
前記算出された補正係数により、前記画像読み取りの段階で読み取った色ずれ発生が検出された前記1ラインにおける原稿画像データの値を補正する段階と、を有することを特徴とする画像読取方法。 - 前記画像読み取り段階は、前記光電変換手段を1ラインごとに移動、停止を繰り返すことにより原稿面を走査して、この走査中、停止状態のときに行われるものであることを特徴とする請求項5記載の画像読取方法。
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