JPH09246718A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造方法

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JPH09246718A
JPH09246718A JP4859496A JP4859496A JPH09246718A JP H09246718 A JPH09246718 A JP H09246718A JP 4859496 A JP4859496 A JP 4859496A JP 4859496 A JP4859496 A JP 4859496A JP H09246718 A JPH09246718 A JP H09246718A
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敞 正本
Shuji Hattori
修治 服部
Osamu Toyama
攻 遠山
Shusuke Hayashi
秀典 林
Toru Fujimoto
徹 藤本
Toshiaki Takenaka
敏昭 竹中
Shinji Nakamura
眞治 中村
Sadao Mitamura
貞雄 三田村
Kunio Kishimoto
邦雄 岸本
Yuko Okano
祐幸 岡野
Koji Kawakita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器に用いるプリント配線板において、
単位面積当たりのビアホール数を多くした高密度のプリ
ント配線板の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 セルロースの不織布で構成された熱によ
る溶解のない離型層1を配設したアラミド−エポキシシ
ートなどの基材2にレーザ加工などにより貫通孔3を形
成し、この貫通孔3に導電性ペースト4を印刷などで充
填し、離型層1を剥離した後、両面に金属箔5を貼り合
わせて加熱加圧する方法とすることにより、貫通孔3と
ほぼ同じ直径のビアホール6が形成され、プリント配線
板の高密度化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に使用する
プリント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板の製造方法は特開
平6−268345号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】図9はこの従来のプリント配線板の製造方
法を要部断面で示した製造工程図であり、まず図9
(a)に示すように両面にポリエチレンテレフタレート
材などでなる熱可塑性樹脂フィルムなどの離型層91を
配設した厚さ約200μmのアラミド−エポキシシート
などの基材92に、図9(b)に示すようにレーザ加工
などにより孔径約200μmの貫通孔93を形成する。
そして図9(c)に示すように前記貫通孔93に導電性
ペースト94を印刷などで充填する。
【0004】次に、図9(d)に示すように離型層91
を剥離して後、両面に銅箔などの金属箔95を貼り合わ
せて加熱加圧することによりビアホール96が形成され
たプリント配線板97を得るようにしていたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のプリント配線板の製造方法では、ポリエチレンテレフ
タレート材などでなる熱可塑性樹脂フィルムなどを離型
層91に用いているため、図9(b)に示すようにレー
ザ加工によって貫通孔93を形成する際に離型層91の
熱溶融による後退現象が起こり、離型層91の貫通孔径
が基材92の貫通孔径より約20%程度大きくなり、図
9(d)に示すように形成されたビアホール96が大き
くなることから、単位面積当たりのビアホール96の数
を増やすことができず、プリント配線板97の高密度化
を阻害するという課題を有していた。
【0006】また、離型層91の表面の凹凸が大きい場
合には、導電性ペースト94を印刷などで充填する際
に、離型層91の表面に導電性ペースト94が付着し、
導電性ペースト94の消費量が多くなるという課題を有
していた。
【0007】このようなプリント配線板97において
は、導電性ペースト94を印刷などで充填する際に、離
型層91の表面に導電性ペースト94を付着しにくくす
ることで導電性ペースト94の消費量を少なくすること
と、レーザ加工によって貫通孔93を形成する際に離型
層91の貫通孔径と基材92の貫通孔径をほぼ等しくし
てビアホール96の大きさを小さくし、単位面積当たり
のビアホール数を多くして高密度化することが要求され
ていた。
【0008】本発明はこのようなプリント配線板におい
て、導電性ペーストの消費量が少なく、単位面積当たり
のビアホール数を多くできる高密度のプリント配線板が
得られるプリント配線板の製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、離型層を表裏面に形成した基材にレーザ加
工などにより貫通孔を形成し、この貫通孔内に導電性ペ
ーストを充填した後に上記離型層を除去して基材の表裏
面に金属箔を配設し、これを加熱加圧により樹脂硬化し
て貼り合わせるプリント配線板の製造方法において、上
記離型層がレーザ加工による熱溶融を防止する防止手段
を備えるようにした製造方法としたものである。
【0010】この本発明により、導電性ペーストの消費
量が少なく、単位面積当たりのビアホール数が多い高密
度のプリント配線板が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、離型層を表裏面に形成した基材にレーザ加工により
貫通孔を形成し、この貫通孔内に導電性ペーストを充填
した後に上記離型層を除去して基材の表裏面に金属箔を
配設し、これを加熱加圧により樹脂硬化して貼り合わせ
るプリント配線板の製造方法において、上記離型層がレ
ーザ加工による熱溶融を防止する防止手段を備えるよう
にした製造方法としたものであり、レーザ加工による離
型層の熱溶融がほとんど起こらないために離型層の後退
が無く、貫通孔径をほぼ等しくすることができるという
作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、離型層の熱溶融に対する防止手段とし
て、離型層を融点を持たない材料、もしくは270℃以
上の融点を持つ材料を含むもので構成した製造方法とし
たものであり、レーザ加工による離型層の熱溶融がほと
んど起こらないために離型層の後退が無く、貫通孔径を
ほぼ等しくすることができるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、融点を持たない材料として、セルロー
ス、変性セルロース、もしくはセルロース誘導体で構成
された不織布、もしくはフィルムを使用する製造方法と
したものであり、レーザ加工による離型層の熱溶融がほ
とんど起こらないために離型層の後退が無く、貫通孔径
をほぼ等しくすることができるという作用を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、融点を持たない材料として、熱硬化性樹
脂を使用する製造方法としたものであり、レーザ加工に
よる離型層の熱溶融がほとんど起こらないために離型層
の後退が無く、貫通孔径をほぼ等しくすることができる
という作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、270℃以上の融点を持つ材料として、
金属、無機物、もしくは有機物の層を使用する製造方法
としたものであり、レーザ加工による離型層の熱溶融が
ほとんど起こらないために離型層の後退が無く、貫通孔
径をほぼ等しくすることができるという作用を有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、270℃以上の融点を持つ材料として、
金属、無機物、もしくは有機物の粉体、繊維、単結晶を
使用する製造方法としたものであり、レーザ加工による
離型層の熱溶融がほとんど起こらないために離型層の後
退が無く、貫通孔径をほぼ等しくすることができるとい
う作用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、離型層が導電性ペーストの付着防止手段
を持つようにした製造方法としたものであり、請求項1
記載の作用に加えて導電性ペーストが離型層の表面に付
着するのを防止することができるという作用を有する。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
発明において、導電性ペーストの付着防止手段として、
離型層の表面に樹脂層を形成する製造方法としたもので
あり、請求項1記載の作用に加えて導電性ペーストが離
型層の表面に付着するのを防止することができるという
作用を有する。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8記載の
発明において、樹脂層をシリコン樹脂、フッ素樹脂で形
成する製造方法としたものであり、請求項1記載の作用
に加えて導電性ペーストが離型層の表面に付着するのを
防止することができるという作用を有する。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項7記載
の発明において、導電性ペーストの付着防止手段とし
て、離型層を無機質とセルロースの不織布との複合体で
形成する製造方法としたものであり、請求項1記載の作
用に加えて導電性ペーストが離型層の表面に付着するの
を防止することができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるプリント配線板の製造方法を要部断面で示した製造
工程図である。
【0022】図1(a)に示すように、例えば、商品名
厚口グラシン紙(本州製紙)などの紙材(以下、紙と表
現する)、もしくは硫酸セルロース、ニトロセルロー
ス、セロハンなどの変性セルロース(以下、変性セルロ
ースと表現する)、もしくはメチルセルロース、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エ
チルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルエ
チルセルロースなどのセルロース誘導体(以下、セルロ
ース誘導体と表現する)で構成された厚さ10〜40μ
mの不織布もしくはフィルムからなる離型層1を両面に
配設した厚さ約200μmのアラミド−エポキシシート
材などの基材2に、図1(b)に示すようにレーザ加工
により孔径約200μmの貫通孔3を形成する。
【0023】次に、図1(c)に示すように前記貫通孔
3内に銀系あるいは銅系などの導電性ペースト4を印刷
などにより充填する。
【0024】次に、図1(d)に示すように離型層1を
剥離し、両面に銅箔などでなる金属箔5を貼り合わせて
熱プレスなどで加熱加圧することによりビアホール6が
形成されたプリント配線板7ができあがる。
【0025】以上のような製造方法によれば、図1
(b)に示すように基材2にレーザ加工により貫通孔3
を形成する際にも、離型層1はセルロース、変性セルロ
ース、もしくはセルロース誘導体で構成されているため
に熱による溶融がなく、離型層1の熱溶融による後退が
無くなり、基材2の貫通孔径とほぼ等しい孔径約200
μmの離型層1の貫通孔径が得られる。その結果、図1
(d)に示すように、ビアホール6は離型層1の貫通孔
3とほぼ同じ径となり、高密度のプリント配線板を作製
することが可能となる。
【0026】なお、本実施の形態における離型層1はア
ルミ材などの金属箔でもよく、また、図2に示すような
ポリエチレンテレフタレートのような熱可塑性樹脂、ま
たは紙、もしくは変性セルロース、もしくはセルロース
の誘導体などの離型層主剤21の表面に例えばアルミ材
などの金属からなる付加材22を蒸着もしくはラミネー
トしたものでもよく、また、シリカなどの無機物を蒸着
してもよく、また、商品名U−ワニスS(宇部興産)な
どのポリイミド樹脂などのコーティング後に乾燥焼き付
けしたものを配設した構成のものでもよい。
【0027】さらに、離型層1は図3に示すようなポリ
エチレンテレフタレートのような熱可塑性樹脂、または
紙、もしくは変性セルロース、もしくはセルロース誘導
体などの離型層主剤31の表面にアルミ材などの金属
粉、もしくは例えば商品名キョーワマグ(キョーワ)な
どの酸化マグネシウムなどの無機物の粉体、もしくは例
えば商品名ニカロン(日本カーバイド工業)などのメラ
ミン樹脂などの有機物の粉体、もしくは例えばピオライ
トなどの商品名のけい酸マグネシウムなどの無機物の繊
維、もしくは例えば商品名サーマウント(デュポン社)
などの芳香族ポリエステルなどの有機物の繊維、もしく
は例えば商品名パナテトラ(松下産業機器)などの酸化
亜鉛などの無機物の単結晶からなる付加材32と、例え
ばMEK溶液に溶かした商品名エピコート1007(油
化シェルエポキシ)などのエポキシ樹脂などの樹脂33
の複合体をコーティングなどで形成した構成のものでも
よい。
【0028】また、図4に示すようにポリエチレンテレ
フタレートのような熱可塑性樹脂、または紙、もしくは
変性セルロース、もしくはセルロース誘導体などの離型
層主剤41と付加材32との複合体からなる構成のもの
でもよい。
【0029】(実施の形態2)第2の実施の形態におけ
るプリント配線板の製造方法は、上記第1の実施の形態
におけるプリント配線板の製造方法と同一であり、まず
図1(a)に示すように、両面に離型層1を配設した不
織布の芳香族ポリアミド繊維に熱硬化性エポキシ樹脂に
含浸させた厚さ約200μmのアラミド−エポキシシー
ト(プリプレグシート)などの基材2に、図1(b)に
示すようにレーザ加工などにより孔径約200μmの貫
通孔3を形成する。離型層1は図5に示すように厚さ約
12μmのポリエチレンテレフタレートなどからなる離
型層主剤51に約1μmのエポキシ樹脂などの熱硬化性
樹脂52をコーティングなどで形成した後硬化したもの
である。
【0030】本実施の形態の熱硬化性樹脂52は、エポ
キシ樹脂との架橋剤として共反応樹脂であるメラミン樹
脂を用い、約200℃中で短時間硬化させたものであ
る。
【0031】次に、図1(c)に示すように前記貫通孔
3内に導電性ペースト4を印刷などにより充填する。そ
して離型層1を剥離した後、図1(d)に示すように、
両面に厚さ35μmの銅箔などの金属箔5を貼り合わせ
て熱プレスなどで加熱加圧することにより、基材2と金
属箔5を接着するとともに表裏の金属箔5をビアホール
6の導電性ペースト4で接続することができる。この
後、金属箔5をエッチングなどによって回路パターンを
形成することにより両面回路のプリント配線板ができ
る。
【0032】以上のような本発明のプリント配線板の製
造方法によれば、図1(b)に示すように、基材2にレ
ーザ加工などにより貫通孔3を形成する際に、離型層1
の離型層主剤51の上に熱硬化性樹脂52を配設してい
るため、離型層主剤51の熱可塑性樹脂であるポリエチ
レンテレフタレートがレーザ加工などによる熱によって
溶融しても、軟化現象はあるが溶融しない熱硬化性樹脂
52の層は後退しないため、溶融した離型層主剤51は
熱硬化性樹脂52の下に押さえ込まれた状態で固定さ
れ、離型層1の後退が無くなり、基材2とほぼ等しい孔
径約200μmの離型層1の貫通孔3が得られる。
【0033】その結果、図1(d)に示すように、ビア
ホール6は離型層1の貫通孔3とほぼ同じ直径となり、
高密度のプリント配線板を作製することが可能となる。
【0034】なお、熱硬化性樹脂にエポキシ樹脂を用い
たが、シリコン樹脂、フェノール樹脂など、硬化物が融
点を持たないものであれば同様の効果が得られる。
【0035】また、本実施の形態では離型層主剤51に
熱硬化性樹脂を用いたが、紙、もしくは変性セルロー
ス、もしくはセルロース誘導体を用いても同様の効果が
得られる。
【0036】さらに、図6に示すようなセルロースやガ
ラスなどの繊維61にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂
62を含浸硬化させたものでも同様の効果が得られる。
【0037】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態におけるプリント配線板の製造方法を要部断面
で示した製造工程図である。
【0038】図7において離型層主剤71、導電性ペー
ストの付着防止層73以外は上記実施の形態1で説明し
たものと同じ構成であるために詳細な説明は省略する。
【0039】ここで、離型層主剤71は紙、もしくは変
性セルロース、もしくはセルロース誘導体などから構成
され、その表面に例えば商品名SR2410(東レダウ
コーニングシリコーン社)のようなシリコン樹脂や商品
名ユニディック(大日本インキ)フッ素樹脂からなる導
電性ペーストの付着防止層73を塗布してある。
【0040】以上のような本実施の形態のプリント配線
板の製造方法によれば、前記実施の形態1で説明した効
果に加えてシリコン樹脂やフッ素樹脂の導電性ペースト
74とのヌレ性が悪いため、図7(c)に示すように印
刷などにより導電性ペースト74を充填する際に、印刷
面77に貫通孔78からあふれた導電性ペースト74が
付着しにくいという効果が得られる。
【0041】なお、同図において、72は基材、75は
金属箔、76はビアホールである。なお、本実施の形態
における離型層は、図8に示すようにセルロースなどの
繊維81にクレーやカオリンなどの無機質82を含浸さ
せてあるものでも離型層表面の凹凸が小さくなり、同様
の効果が得られるものである。
【0042】また、離型層の表面にシリコン樹脂やフッ
素樹脂を塗布する代わりに、ポリエチレンテレフタレー
トなどの樹脂フィルムをラミネートしても同様の効果が
得られるものである。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導電性ペ
ースト充填時、離型層の表面に導電性ペーストを付着し
にくくすることで導電性ペーストの消費量を少なくする
ことができ、レーザ加工などによって貫通孔を形成する
際に離型層の貫通孔径と基材の貫通孔径をほぼ等しくし
て、ビアホールの大きさを小さくし、単位面積当たりの
ビアホール数を多くしてプリント配線板を高密度に形成
することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、および第2の実施の形態におけ
るプリント配線板の製造方法を要部断面で示した製造工
程図
【図2】同離型層の断面図
【図3】同他の離型層の断面図
【図4】同他の離型層の断面図
【図5】同他の離型層の断面図
【図6】同他の離型層の断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるプリント配
線板の製造方法を要部断面で示した製造工程図
【図8】同離型層の断面図
【図9】従来のプリント配線板の製造方法を要部断面で
示した製造工程図
【符号の説明】
1 離型層 2 基材 3 貫通孔 4 導電性ペースト 5 金属箔 6 ビアホール 7 プリント配線板 21 離型層主剤 22 付加材 31 離型層主剤 32 付加材 33 樹脂 41 離型層主剤 51 離型層主剤 52 熱硬化性樹脂 61 繊維 62 熱硬化性樹脂 71 離型層主剤 72 基材 73 付着防止層 74 導電性ペースト 75 金属箔 76 ビアホール 77 印刷面 78 貫通孔 81 繊維 82 無機質
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠山 攻 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 林 秀典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤本 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹中 敏昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 眞治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三田村 貞雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岸本 邦雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡野 祐幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川北 晃司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型層を表裏面に形成した基材にレーザ
    加工により貫通孔を形成し、この貫通孔内に導電性ペー
    ストを充填した後に上記離型層を除去して基材の表裏面
    に金属箔を配設し、これを加熱加圧により樹脂硬化して
    貼り合わせるプリント配線板の製造方法において、上記
    離型層がレーザ加工による熱溶融を防止するための防止
    手段を備えるようにしたプリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 離型層の熱溶融に対する防止手段とし
    て、離型層を融点を持たない材料、もしくは270℃以
    上の融点を持つ材料を含むもので構成した請求項1記載
    のプリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 融点を持たない材料として、セルロー
    ス、変性セルロース、もしくはセルロース誘導体で構成
    された不織布、もしくはフィルムを使用する請求項2記
    載のプリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 融点を持たない材料として、熱硬化性樹
    脂を使用する請求項2記載のプリント配線板の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 270℃以上の融点を持つ材料として、
    金属、無機物、もしくは有機物の層を使用する請求項2
    記載のプリント配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 270℃以上の融点を持つ材料として、
    金属、無機物、もしくは有機物の粉体、繊維、単結晶を
    使用する請求項2記載のプリント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 離型層が導電性ペーストの付着防止手段
    を持つようにした請求項2記載のプリント配線板の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 導電性ペーストの付着防止手段として、
    離型層の表面に樹脂層を形成する請求項7記載のプリン
    ト配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】 樹脂層をシリコン樹脂、フッ素樹脂で形
    成する請求項8記載のプリント配線板の製造方法。
  10. 【請求項10】 導電性ペーストの付着防止手段とし
    て、離型層を無機質とセルロースの不織布との複合体で
    形成する請求項7記載のプリント配線板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1229770A1 (en) * 2000-06-05 2002-08-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for manufacturing printed-circuit board

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US6890449B2 (en) 2000-06-05 2005-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for manufacturing printed-circuit board

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