JP5108255B2 - プリント配線板の製造方法 - Google Patents

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本発明は、両表面に回路パターンを有する二層プリント配線板を製造するために用いられるプリント配線板材料用いたプリント配線板の製造方法に関するものである。
近年、電子機器の高機能化と軽薄短小化の要求の結果、多層プリント配線板において、高密度化を目的とした層間導通接続方式として、インタースティシャルバイアホール(Interstitial via hole:IVH)を用いる方式の必要性が高くなっている。これは、従来の貫通型スルーホールに対して、導通を確保したい任意の層間にのみIVHを形成することによって、不要な導通を形成する必要がなくなり、また電気的な接続経路を短くすることができて、ノイズ低減に大きく貢献することが可能になるからである。
IVH接続で層間導通を行なうようにしたプリント配線板材料やプリント配線板として、貫通孔形成技術、導電ペーストの印刷技術などの進歩に伴って、特許文献1や特許文献2のような各種の提案がなされている。
例えば特許文献1では、図6(a)のような、絶縁基材15の表面に熱硬化性樹脂の接着層16を積層し、接着層16の表面にカバーフィルム17を貼ったプリント配線板材料Aを用いてプリント配線板を製造するようにしている。この絶縁基材15は不織布や織布などの補強材にフェノール樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸して本硬化させることによって作製したものであり、また接着層16はエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を半硬化させたものであって、加熱することによって溶融して接着性を発揮するものである。そして、図6(b)のようにプリント配線板材料Aをドリル加工などして貫通孔18を形成し、この貫通孔18に導電ペーストなどの導電性材料19を図6(c)のように充填した後、図6(d)のようにカバーフィルム17を剥がし、次に図6(e)のように接着層16の表面に金属箔20を重ねて加熱・加圧成形することによって、接着層16で金属箔20を積層接着することができるものであり、金属箔20には貫通孔18に充填した導電性材料19が接合されている。この後、金属箔20にレジスト形成・露光・現像・エッチングなどのプリント加工を施して回路21を形成することによって、図6(f)のような、貫通孔18からなるIVHに充填された導電性材料19で両面の回路21を導通接続した、IVH接続のプリント配線板Cを得ることができるものである。
特開平7−263828号公報 特許第2587596号公報
しかしながら、上記のようにプリント配線板材料Aにおいて、絶縁基材15を構成する熱硬化性樹脂は本硬化したものであり、接着層16を構成する熱硬化性樹脂は加熱によって溶融する未硬化のものであり、さらにカバーフィルム17としては一般に熱可塑性樹脂フィルムが使用されるものであり、絶縁基材15と接着層16やカバーフィルム17は熱的な性状が大きく異なる。
従って、プリント配線板材料Aにドリル加工をして図6(b)のように貫通孔18を形成する際に、絶縁基材15と接着層16及びカバーフィルム17とが異なる挙動を示し、精度高く貫通孔18を形成することが困難になるものであった。すなわち、絶縁基材15の熱硬化性樹脂は本硬化しているためにガラス転移温度が高く、熱的に比較的安定であるのに対して、接着層16は未硬化であるためガラス転移温度が低く、熱的に比較的不安定であり、ドリル加工する際の摩擦熱に対する挙動が大きく異なり、貫通孔18の加工精度が低下するものである。特に絶縁基材15の熱硬化性樹脂は本硬化しているために硬度が高く、ドリル加工の進行が遅くなって温度上昇が激しくなり、接着層16やカバーフィルム17が溶融して、形成される貫通孔18の形状が変形することになると共に、溶融した樹脂がドリルに付着してドリル折れなどの問題が発生するおそれもある。そしてこのように貫通孔18の加工精度が低下する結果、この貫通孔18からなるIVHに充填された導電性材料19による導通信頼性が低くなるという問題を有するものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、IVHを形成する貫通孔を加工精度高く形成することができ、導通信頼性を高めることができるプリント配線板製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係るプリント配線板の製造方法は、絶縁基材1の少なくとも片面に接着層2を積層して形成されるプリント配線板材料であって、絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂は半硬化状態であり、接着層を構成する熱硬化性樹脂は未硬化であるプリント配線板材料Aを用い、このプリント配線板材料Aの接着層2の表面にカバーフィルム4を貼り、絶縁基材1、接着層2、カバーフィルム4に亘る貫通孔5をドリル加工により形成し、貫通孔5に導電性材料6を充填した後、カバーフィルム4を剥がし、接着層2の表面に金属箔7を重ねて加熱成形することによって、接着層2に金属箔7を接着すると共に絶縁基材1の熱硬化性樹脂を本硬化させ、且つ金属箔7と導電性材料6とを接続させることを特徴とするものである。
この発明によれば、絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂は本硬化していないため、未硬化の接着層2と熱的な性状を近いものにすることができ、また貫通孔5をドリル加工するにあたって発熱を抑制することができ、貫通孔5を加工精度高く形成することが可能になる。また、プリント配線板材料Aにおいて絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂は本硬化していないため、未硬化の接着層2と熱的な性状が近く、IVHを形成する貫通孔5を加工精度高く形成することができるものであり、IVHに充填された導電性材料6による導通信頼性を高めることができる。
また更なる発明は、上記において、プリント配線板材料Aは、半硬化状態である絶縁基材1の熱硬化性樹脂のガラス転移温度Tg 、この熱硬化性樹脂の本硬化したときのガラス転移温度をTgとすると、0.5≦Tg/Tg≦0.95であることを特徴とするものである。
この発明によれば、絶縁基材1の熱硬化性樹脂のガラス転移温度Tgをこのように設定することによって、スミア等が発生することなく、貫通孔5を加工精度高く形成することが可能になる。
また更なる発明は、上記において、プリント配線板材料Aは、絶縁基材1の厚み(H)と接着層2の厚み(H)の比が、1≦H/Hであることを特徴とするものである。
この発明によれば、貫通孔5の加工性を良好なものにすることができる。
また更なる発明は、上記において、プリント配線板材料Aの絶縁基材1は、表面に離型シート3を重ねた状態で、半硬化状態となるように加熱することによって作製されたものであることを特徴とするものである。
この発明によれば、離型シート3で表面を保護した状態で、絶縁基材1を容易に作製することができる。
また更なる発明は、上記において、離型シート3が金属箔と樹脂シートのうち少なくとも一方であることを特徴とするものである。
この発明によれば、絶縁基材1を作製した後に、離型シート3を容易に剥がすことができる。
また更なる発明は、上記のプリント配線板の製造方法において、上記に記載のプリント配線板材料Aは絶縁基材1の片面に接着層2を積層して形成されたものであり、貫通孔5を形成した後に、接着層2が積層されていない側の絶縁基材1の表面にカバーフィルム8を貼り、貫通孔5の片面の開口をこのカバーフィルム8で塞いだ状態で貫通孔5に導電性材料6を充填し、このカバーフィルム8を剥がした後に金属箔7を重ねて加熱成形することを特徴とするものである。
この発明によれば、絶縁基材1の片面に接着層2を積層したプリント配線板材料Aにおいて、接着層2が積層されていない側の絶縁基材1の表面が導電性材料6で汚染されないように貫通孔5に導電性材料6を充填することができる。
また更なる発明は、上記において、カバーフィルム4,8り付ける側の面が粘着面として形成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、カバーフィルム4,8の密着性を高めて、貫通孔5を形成する際や導電性材料6を充填する際に、カバーフィルム4,8が剥がれることを防ぐことができる。
また更なる発明は、上記において、金属箔7は、接着する側の面に接着層9が形成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、接着層2が設けられていない絶縁基材1の表面にも、金属箔7を積層接着することが可能になる。
本発明によれば、絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂は本硬化していないため、未硬化の接着層2と熱的な性状を近いものにすることができると共に、また貫通孔5をドリル加工するにあたって発熱を抑制することができ、IVHを形成する貫通孔5を加工精度高く形成することが可能になるものであり、貫通孔6に充填された導電性材料6による導通信頼性を高めることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
絶縁基材1は絶縁性硬質材料で形成されるものであり、例えば補強材1aと樹脂1bの複合材料の硬化物で形成することができる。この樹脂1bとしてはエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、熱硬化型PPO変性樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることができる。また補強材1aとしては,ガラス織布、ガラス不織布、有機繊維織布、有機繊維不織布などを用いることができ、このような補強材1aと熱硬化性樹脂1bの組み合わせにより、絶縁基材1の寸法安定性を向上させることができる。特に補強材1aは、絶縁基材1に貫通孔5を穿孔加工することが容易な材料であることが好ましく、例えば偏平で解繊されたガラス織布が寸法安定性などの点からも好ましい。
そして本発明において絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bは本硬化(完全硬化)していない、半硬化状態のものである。本硬化していない熱硬化性樹脂1bの硬化度は、この本硬化していない熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度Tgが、この熱硬化性樹脂1bを本硬化させたときのガラス転移温度をTgとすると、0.5≦Tg/Tg≦0.95になるように設定するのが好ましい。すなわち本硬化させた熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度Tgに対して、ガラス転移温度Tgが、Tg=0.5×Tg〜0.95×Tgの範囲になるように、絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bの硬化度を設定するのが好ましい。絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度Tgが0.95×Tgを超えると、熱硬化性樹脂1bの硬化度が高すぎて、未硬化の接着層2と熱的な性状を近いものにすることができないものであり、また貫通孔5をドリル加工で形成する際の発熱が大きくなるものであり、貫通孔5の加工精度を高める効果を十分に得ることができない。逆に絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度Tgが0.5×Tg未満であると、硬化度が低すぎて、貫通孔5をドリル加工する際にスミアが発生してドリルに巻きつくなど、穿孔加工性に問題が生じたりするおそれがある。
絶縁基材1は、例えば補強材1aに熱硬化性樹脂1bのワニスを含浸し、これを乾燥して調製されるいわゆるプリプレグ23をプレスなどして加熱・圧締することによって作製することができるものであり、絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度は、この加熱・圧締の条件を制御することによって調整することができるものである。
このようにプリプレグ23を加熱・圧締して絶縁基材1を作製するにあたっては、図3に示すように、プリプレグ23の両面に離型シート3を重ねて被覆し、この状態で加熱・圧締するようにするのが好ましい。絶縁基材1の表面を離型シート3で保護した状態で、絶縁基材1の作製を容易に行なうことができるものである。離型シート3は加熱・圧締した後に、絶縁基材1の表面から剥離するために、容易に剥離できることが必要であり、且つ加熱温度に耐えることが必要であり、このため剥離シート3としては、金属箔や耐熱性の樹脂シートを用いるのが好ましい。金属箔としては銅箔やアルミニウム箔などを使用することができ、耐熱性の樹脂シートとしてはポリフッ化ビニルシート(デュポン社製「テドラー」)、ポリイミドフィルム(宇部興産社製)などを用いることができる。絶縁基材1から離型シート3を剥離する方法としては、湿式エッチングなどの方法があるが、エッチング液で熱硬化性樹脂1bに変性が発生したり、湿式処理後の乾燥によって熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度が変化したりするおそれがあるため、剥離方法は引き剥がしなどの乾式の方法が好ましい。
上記の絶縁基材1の表面に積層する接着層2としては、特に限定されるものではないが、例えば、エポキシ樹脂プリプレグやポリイミド樹脂プリプレグ、樹脂付き銅箔等に用いられる樹脂など、密着性や耐熱性等を有する熱硬化性樹脂で形成したものが好ましい。絶縁基材1の表面に接着層2を形成する方法としては、絶縁基材1の表面に熱硬化性樹脂液をスクリーン印刷したり、ロールコーティングしたり、熱硬化性樹脂液に絶縁基材1をディッピングしたりして塗布する方法や、別途シート状に成形してこれを絶縁基材1の表面に貼り付ける方法などがある。この接着層2を構成する熱硬化性樹脂は未硬化であり、加熱することによって溶融し、接着性を発揮するものである。
本発明に係るプリント配線板材料Aは、このように絶縁基材1の表面に接着層2を積層して作製されるものであり、図1(a)のように絶縁基材1の片側の表面に接着層2を積層するようにしてもよく、図2(a)のように絶縁基材1の両面に接着剤2を積層するようにしてもよい。また本発明に係るプリント配線板材料Aは、図1(a)や図2(a)のように、接着層2の表面にカバーフィルム4を貼り付けて使用されるものである。
カバーフィルム4は絶縁基材1や接着層2を熱や欠損などから保護するためのものであり、例えばポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性合成樹脂製のフィルムを用いることができる。尚、このカバーフィルム4に上記の接着層2を塗布等して設け、接着層2でカバーフィルム4を絶縁基材1に貼ることによって、絶縁基材1に接着層2とカバーフィルム4を同時に積層するようにしてもよい。
次に、図1(a)のように絶縁基材1の片面に接着層2とカバーフィルム4を積層して形成したプリント配線板材料Aを用いて、プリント配線板を製造する方法について説明する。
まず図1(b)に示すように、絶縁基材1、接着層2、カバーフィルム4に亘る貫通孔5をプリント配線板材料Aに形成する。貫通孔5の形成は、レーザー加工やドリル加工などで行なうことができる。ここで、貫通孔5の穿孔加工をドリル加工で行なう場合、高速回転するドリルによって絶縁基材1、接着層2及びカバーフィルム4は温度上昇することになる。このとき、絶縁基材1が本硬化状態であると硬度が高いため、ドリル加工の進行が遅くなって本硬化状態でない場合に比べて温度上昇が激しくなる。そして温度上昇が激しくなると接着層2やカバーフィルム4の溶融が進み、形成される貫通孔5の形状が変形することになり、貫通孔5の加工精度が悪くなる。また溶融した接着層2やカバーフィルム4の樹脂がドリルに付着してスミアとなって穿孔の大きな妨げとなり、ドリル折れなどの重大問題を誘発することがある。また絶縁基材1が本硬化状態であると熱的に比較的安定であるのに対して、接着層2は未硬化であるため熱的に比較的不安定であり、カバーフィルム4も熱可塑性樹脂であるために熱的に比較的不安定であり、ドリル加工する際の熱に対する挙動が大きく異なって、この点でも貫通孔5の加工精度が低下するものである。
このため本発明では、絶縁基材1として熱硬化性樹脂1bが本硬化していず半硬化状態のものを用いるものであり、ドリル加工する際の熱に対する挙動が、絶縁基材1と接着層2やカバーフィルム4とで近くなり、貫通孔5の加工精度を高めることができるものである。特に絶縁基材1が本硬化状態でなく硬度が低いため、ドリル加工の際の温度上昇を抑えて、接着層2やカバーフィルム4の溶融を抑制し、形成される貫通孔4の形状変形を小さくすることができると共に、スミアの発生を防ぐことができるものである。そして絶縁基材1の熱硬化性樹脂1bの硬化度を、この熱硬化性樹脂1bのガラス転移温度Tgが既述の範囲になるように調整することによって、絶縁基材1にスミア等が発生することなく、貫通孔5をより加工精度高く形成することができるものである。
また、接着層2は加熱によって溶融する未硬化状態であるため、接着層2の厚みが厚いと、ドリル加工の際に溶融し易く、ドリルに付着し易くなる。このため、絶縁基材1の厚み(H)と接着層2の厚み(H)の比が、1≦H/Hとなるように、すなわち接着剤2の厚み(H)を絶縁基材1の厚み(H)と同等以下に設定するのが好ましい。接着剤2の厚み(H)の下限は特に限定されるものではないが、薄すぎると接着強度等に問題が生じるので、H/H≦15となるように設定するのが好ましい。
上記のようにプリント配線板材料Aに貫通孔5を形成した後、図1(c)のように貫通孔5に導電性材料6を充填する。導電性材料6としては導電ペーストを用いることができる。導電ペーストとしては、金属粉とバインダー樹脂と硬化剤を配合したものを用いることができる。この金属粉としては、銅、ニッケル、銀、金、白金を主成分とする金属粉や、表面に金属めっきとして銀、金、白金をコーティングした銅粉、ニッケル粉などを用いることができ、これらは1種を単独で用いる他、2種類以上を併用することもできる。バインダー樹脂としては、ビスフェノール系、フエノールノボラック系、ビフェニール系、ナフトール系などのエポキシ樹脂や、脂肪族、環状脂肪族や不飽和脂肪族などの骨格をべ一スとして変性されたエポキシ化合物などを用いることができる。さらに硬化剤としては、イミダゾール系、酸無水物などを用いることができる。
貫通孔5への導電性材料6の充填はスクリーン印刷などの充填印刷で行なうことができるものであり、余分な導電性材料6はスキージなどで取り除いて、カバーフィルム4の表面はできるだけ平坦化するのが好ましい。このとき、絶縁基材1の接着層2が積層されていない側の表面には、図4のようにカバーフィルム8を貼って貫通孔5の開口を塞ぎ、この状態で貫通孔5への導電性材料6の充填を行なうことによって、絶縁基材1の表面に導電性材料6が付着して汚染されないようにするのが好ましい。このカバーフィルム8としては、上記のカバーフィルム4と同材質のものを用いることができるものであり、このカバーフィルム8の貼り付ける側の面を同様に粘着面として形成するのが好ましく、導電性材料6の充填の際には剥がれず、充填の終了後には容易に剥がすことができるようにするのが望ましい。また貫通孔5に対応した開口を有する印刷マスクを用い、絶縁基材1の接着層2が積層されていない側の表面に印刷マスクを貼り、この印刷マスクの側から貫通孔5に導電性材料を充填するようにしてもよい。
上記のように貫通孔5に導電性材料6を充填した後、図1(d)のようにカバーフィルム4を接着層2の表面から剥離する。このとき、カバーフィルム4を貼った状態のまま導電性材料6を加熱処理して導電性材料6のペースト硬度を高めることによって、カバーフィルム4の剥離を容易に行なうことができるものである。但し、導電性材料6のペースト硬化や接着層2の硬化の進行状態を考慮して加熱条件を設定する必要がある。このようにカバーフィルム4を剥がすことによって、接着層2と導電性材料6を露出させることができるものであるが、貫通孔5内において柱状に形成されている導電性材料6の端部は、カバーフィルム4の厚み寸法分、接着層2の表面から突出することになる。
このようにカバーフィルム4を剥離した後、図1(e)に示すように、銅箔などの金属箔7をプリント配線板材料Aの両面に重ね、プレスなどで加熱圧締する。この2枚の金属箔7a、7bのうち、絶縁基材1の接着層2が積層されていない側の表面には、接着層9を片面に設けた金属箔7bを用い、接着層9の側で重ねるものである。この金属箔7bに設けた接着層9は、接着層2と同様に形成することができる。そしてこのように加熱圧締することによって、接着層2,9が一時的に溶融すると共に硬化し、絶縁基材1の両面に金属箔7a,7bを接着層2,9で積層接着することができるものである。また絶縁基材1を構成する熱硬化性樹脂1bは、この加熱圧締によって本硬化状態になるものである。このとき、柱状の導電性材料6は端部が接着層2の表面にカバーフィルム4の厚み分突出しているので、加熱圧締の際に導電性材料6の凸部分が、この接着層2に接着する金属箔7aに圧接され、この金属箔7aに導電性材料6の一方の端部を圧接させて密着させることができるものである。また接着層9を設けた金属箔7bに対しても、導電性材料6のこの凸部分が上記のように圧縮されることによって柱状の導電性材料6の他方の端部に応力がかかり、一時的に溶融した接着層9を突き抜けて導電性材料6の他方の端部が金属箔7bに圧接されることになるため、導電性材料6を密着させることができるものである。このようにして、図1(f)のように、貫通孔5で形成されるIVHに充填された導電性材料6の両端部を両面の金属箔7にそれぞれ密着させ、導通接続が確保された両面金属貼り積層板Bを得ることができるものである。
そしてこの両面金属貼り積層板Bにおいて、各金属箔7にレジスト形成・露光・現像・エッチングなどのプリント加工を施して回路21を形成することによって、図5のような、貫通孔5からなるIVHに充填された導電性材料6で両面の回路21を電気的に導通接続した、IVH接続のプリント配線板Cを得ることができるものである。
次に、図2(a)のように絶縁基材1の両面に接着層2とカバーフィルム4を設けて形成したプリント配線板材料Aを用いて、プリント配線板を製造する方法について説明する。この場合も、図2(b)〜図2(f)のように、上記の図1(b)〜(f)と同様の工程で行なうことができる。このとき、図2(c)のように貫通孔5に導電性材料6を充填するにあたって、絶縁基材1の両面に接着層2とカバーフィルム4が設けてあるために、図4のようにカバーフィルム8を用いて導電性材料6の充填を行なう必要はなく、また図2(e)のようにプリント配線板材料Aの両面に金属箔7を重ねるにあたって、絶縁基材1の両面に接着層2が設けられているので、接着層9を設けた金属箔7aを用いる必要はない。従って、より簡易に図2(f)のような両面金属貼り積層板Bを製造することができるものであり、さらに図5のようなIVH接続のプリント配線板Cを製造することができるものである。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
ガラス織布基材エポキシ樹脂からなる厚さ0.06mmのプリプレグ23(松下電工社製「R1−1661」)を用い、また離型シート3として厚み35μmの銅箔(三井金属社製「3EC」)を用い、マット面を外側に光沢面を内側にした2枚の離型シート3の間にプリプレグ23を挟んで、真空中で、2.0MPa、170℃、30分間の条件で加熱圧締して熱硬化させることによって、エポキシ樹脂が本硬化していない、厚み(H)58μmの絶縁基材1を作製した(図2参照)。この絶縁基材1のエポキシ樹脂のTgは90℃であった。一方、このプリプレグ23を真空中で、2.0MPa、170℃、150分間の条件で加熱圧締して本硬化させた場合の、エポキシ樹脂のTgは136℃であった。従って、絶縁基材1のエポキシ樹脂の硬化度は、Tg/Tg=0.66である。
また、ビスフェノールA型エポキシ樹脂のメチルエチルケトン溶液(ダウ・ケミカル社製「DER514」)を70質量%、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂のメチルエチルケトン溶液(大日本インキ化学社製「EPICLON−N−690」)を10質量%、ジシアンジアミド(日本カーバイド社製)を1.5質量%、硬化触媒(四国化成工業社製「キュアソール2E4MZ」)を0.03質量%、ジメチルフォルムアミドを18.47質量%配合した樹脂溶液を調製した。一方、カバーフィルム4として厚さが25μmのポリエチレンテレフタレートシートを用い、この樹脂溶液をカバーフィルム4上に乾燥厚さが20μmとなるように塗布して、タック性がなくなるまで加熱・乾燥し、カバーフィルム4の表面に厚み(H)20μmの接着層2を一体化させて設けた。そしてラミネーターを用い、70℃、0.1MPaの条件で、絶縁基材1の両面に接着層2の側でカバーフィルム4をラミネートすることによって、絶縁基材1の両面に接着層2とカバーフィルム4を積層一体化したプリント配線板材料Aを得た(図2(a)参照)。このプリント配線板材料Aにおいて、絶縁基材1と接着層2の厚みの比H/H=58/20である。
そして日立ビアテクノロジー杜製ドリルマシンを用い、回転数30万回転/分、送り0.01mm/回転の条件で、プリント配線板材料AにΦ150μmの貫通孔5を形成した(図2(b)参照)。この時、カバーフィルム4、接着層2及び絶縁基材1に外観異常などの問題は発生しなかった。また、ドリルの折れや未貫通孔もなかった。
次に、導電性材料6として導電性ペースト(タツタシステム・エレクトロニクス社製「AE1840」)を用い、カバーフィルム4の表面から印刷して貫通孔5に導電性材料6を充填した(図2(c)参照)。このとき、余剰な導電性材料6はスキージなどで除去して、貫通孔5に充填した導電性材料6がカバーフィルム4と同一平面となるように調整した。この後、80℃、30分の条件で加熱処理をして導電性材料6の硬化を進めた。
次に、カバーフィルム4を剥離した(図2(d)参照)。このようにカバーフィルム4を剥離することによって、貫通孔5に充填した導電性材料6の両端部は凸状に突出するものであった。
この後、金属箔7として上記と同じ銅箔を用い、この金属箔7をそのマット面の側が導電性材料6の凸状部に接触するようにして、各接着層2の外面に重ね(図2(e)参照)、真空中で、170℃、2.5MPa、120分の条件で加熱圧締することによって、各接着層2で金属箔7を積層接着し、この両面の金属箔7を貫通孔5で形成されるIVHの導電性材料6で導通接続した両面金属貼り積層板Bを得た(図2(f)参照)。
そして、この両面金属貼り積層板Bにおいて、湿式エッチングで回路21の形成を行なってプリント配線板Cを作製した(図5参照)。IVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約5.0mΩであり、良好な導通性が確保されていることが確認された。
(実施例2)
実施例1において、絶縁基材1の作製条件を、真空中で、2.0MPa、170℃、20分間の条件に設定するようにした。この絶縁基材1のエポキシ樹脂のTgは78℃であり、従ってエポキシ樹脂の硬化度はTg/Tg=0.57である。
その他は、実施例1と同様にして、プリント配線板材料A、両面金属貼り積層板B、プリント配線板Cを得た。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約5.8mΩであり、良好な導通性が確保されていることが確認された。
(実施例3)
実施例1において、絶縁基材1の作製条件を、真空中で、2.0MPa、170℃、60分間の条件に設定するようにした。この絶縁基材1のエポキシ樹脂のTgは128℃であり、従ってエポキシ樹脂の硬化度はTg/Tg=0.94である。
その他は、実施例1と同様にして、プリント配線板材料A、両面金属貼り積層板B、プリント配線板Cを得た。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約6.5mΩであり、良好な導通性が確保されていることが確認された。
(実施例4)
実施例1で得た絶縁基材1を用いた。また実施例1と同様にしてカバーフィルム4の表面に厚み(H)10μmの接着層2を設けた。
そして絶縁基材1の片面に接着層2の側でカバーフィルム4を実施例1と同様にしてラミネートし、絶縁基材1の片面に接着層2とカバーフィルム4を積層一体化したプリント配線板材料Aを得た(図1(a)参照)。このプリント配線板材料Aにおいて、絶縁基材1と接着層2の厚みの比H/H=58/10である。
次に、実施例1と同様にしてプリント配線板材料Aに貫通孔5を形成した(図1(b)参照)。この時、カバーフィルム4、接着層2及び絶縁基材1に外観異常などの問題は発生しなかった。また、ドリルの折れや未貫通孔もなかった。
次にカバーフィルム8として樹脂フィルム(サンエー化研社製「サニテクトSAT 116T」:厚み50μm)を用い、絶縁基材1の接着層2が設けられていない側の面にカバーフィルム8を70℃、0.1MPaの条件でロールラミネータにより貼り合わせ、貫通孔5に導電性材料6を充填した(図4及び図1(c)参照)。そして80℃で30分間加熱処理して導電性材料6の硬化を進めた後、カバーフィルム8を剥がし、さらにカバーフィルム4を剥がした(図1(d)参照)。このようにカバーフィルム4を剥離することによって、貫通孔5に充填した導電性材料6の両端部は凸状に突出するものであった。
この後、実施例1と同じ金属箔7をそのマット面の側が導電性材料6の凸状部に接触するようにして接着層2の外面に重ねた。また同じ金属箔7のマット面に接着層2と同じ樹脂溶液を塗布して厚み(H)10μmの接着層9を設け、絶縁基材1の接着層2を設けていない側の面に接着層9でこの金属箔7を重ねた(図1(e)参照)。
後は実施例1と同様にして加熱圧締することによって両面金属貼り積層板Bを作製し(図1(f)参照)、またプリント配線板Cを作製した(図5参照)。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約7.4mΩであり、良好な導通性が確保されていることが確認された。
(参考例1)
実施例1において、接着層2の厚み(H)を100μmに設定するようにし、他は実施例1と同様にしてプリント配線板材料Aを作製した。このプリント配線板材料Aにおいて、絶縁基材1と接着層2の厚みの比H/H=58/100である。
その他は、実施例1と同様にして、両面金属貼り積層板B、プリント配線板Cを得た。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約10.5mΩであった。また貫通孔の断面は変形しており、導電性材料6の形状も円柱状から大きく変形していた。
(参考例2)
実施例1において、接着層2の厚み(H)を100μmに設定するようにし、また絶縁基材1の作製条件を、真空中で、2.0MPa、170℃、10分間の条件に設定するようにした。この絶縁基材1のエポキシ樹脂のTgは60℃であり、従ってエポキシ樹脂の硬化度はTg/Tg=0.49である。
その他は、実施例1と同様にして、プリント配線板材料A、両面金属貼り積層板B、プリント配線板Cを得た。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約13.1mΩであった。
(比較例1)
実施例1において、絶縁基材1の作製条件を、真空中で、2.0MPa、170℃、120分間の条件に設定するようにした。この絶縁基材1のエポキシ樹脂のTgは136℃であり、従ってエポキシ樹脂の硬化度はTg/Tg=1である。
その他は、実施例1と同様にして、プリント配線板材料A、両面金属貼り積層板B、プリント配線板Cを得た。そしてIVHの導電性材料6で導通接続した一穴当たりの両面の回路21間の抵抗値を測定したところ、約10.2mΩであった。
Figure 0005108255
表1にみられるように、各実施例のものは、IVHを形成する貫通孔5を加工精度高く形成することができ、導通信頼性が高いことが確認される。一方、接着層2の厚みが厚い参考例1や、絶縁基材1の樹脂の硬化度が低い参考例2では、高い導通信頼性を得ることができず、絶縁基材1の樹脂の硬化度は0.5≦Tg/Tg≦0.95の範囲が好ましく、絶縁基材1の厚み(H)と接着層2の厚み(H)の比は1≦H/Hであることが好ましいことが確認される。また比較例1では絶縁基材1の樹脂は本硬化しているため、導通信頼性が低いものであった。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)乃至(f)はそれぞれ断面図である。 本発明の実施の形態の他の一例を示すものであり、(a)乃至(f)はそれぞれ断面図である。 本発明の実施の形態における絶縁基材の作製を示す断面図である。 本発明の実施の形態における貫通孔への導電性樹脂の充填を示す断面図である。 プリント配線板を示す断面図である。 従来例を示すものであり、(a)乃至(f)はそれぞれ断面図である。
符号の説明
1 絶縁基材
2 接着層
3 離型シート
4 カバーフィルム
5 貫通孔
6 導電性材料
7 金属箔
8 カバーフィルム
9 接着層

Claims (8)

  1. 絶縁基材の少なくとも片面に接着層を積層して形成されるプリント配線板材料であって、絶縁基材を構成する熱硬化性樹脂は半硬化状態であり、接着層を構成する熱硬化性樹脂は未硬化であプリント配線板材料を用い、
    このプリント配線板材料の接着層の表面にカバーフィルムを貼り、絶縁基材、接着層、カバーフィルムに亘る貫通孔をドリル加工により形成し、貫通孔に導電性材料を充填した後、カバーフィルムを剥がし、接着層の表面に金属箔を重ねて加熱成形することによって、接着層に金属箔を接着すると共に絶縁基材の熱硬化性樹脂を本硬化させ、且つ金属箔と導電性材料とを接続させることを特徴とするプリント配線板の製造方法
  2. プリント配線板材料は、半硬化状態である絶縁基材の熱硬化性樹脂のガラス転移温度Tg 、この熱硬化性樹脂の本硬化したときのガラス転移温度をTgとすると、0.5≦Tg/Tg≦0.95であることを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の製造方法
  3. プリント配線板材料は、絶縁基材の厚み(H)と接着層の厚み(H)の比が、1≦H/Hであることを特徴とする請求項1又は2に記載のプリント配線板の製造方法
  4. プリント配線板材料の絶縁基材は、表面に離型シートを重ねた状態で、半硬化状態となるように加熱することによって作製されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法
  5. 離型シートが金属箔と樹脂シートのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項4に記載のプリント配線板の製造方法
  6. リント配線板材料は絶縁基材の片面に接着層を積層して形成されたものであり、貫通孔を形成した後に、接着層が積層されていない側の絶縁基材の表面にカバーフィルムを貼り、貫通孔の片面の開口をこのカバーフィルムで塞いだ状態で貫通孔に導電性材料を充填し、このカバーフィルムを剥がした後に金属箔を重ねて加熱成形することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法。
  7. カバーフィルムの貼り付ける側の面が粘着面として形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法。
  8. 金属箔は、接着する側の面に接着層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のプリント配線板の製造方法。
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