JPH09246352A - 基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送方法

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Publication number
JPH09246352A
JPH09246352A JP8073287A JP7328796A JPH09246352A JP H09246352 A JPH09246352 A JP H09246352A JP 8073287 A JP8073287 A JP 8073287A JP 7328796 A JP7328796 A JP 7328796A JP H09246352 A JPH09246352 A JP H09246352A
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JP
Japan
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substrate
exposure
stage
exposure stage
robot arm
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Application number
JP8073287A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Takemura
典美 武村
Yuuki Yoshikawa
勇希 吉川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8073287A priority Critical patent/JPH09246352A/ja
Publication of JPH09246352A publication Critical patent/JPH09246352A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
    • G03F7/7075Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は基板搬送方法に関し、露光ステージの
移動を抑えて不要な移動時間を削除し、露光装置のスル
ープツトを向上し得るようにする。 【解決手段】露光ステージ(5)の可動範囲内の所望位
置に対して基板保持部(6E、7E)を自由に移動し得
る第1及び第2のロボツトアーム(6、7)を設け、基
板搬入時には、露光開始位置にある露光ステージの位置
情報を露光装置から受け、該位置情報で示される位置に
第1のロボツトアームの基板保持部を移動して基板搬入
し、基板搬出時には、露光終了位置にある露光ステージ
の位置情報を露光装置から受け、該位置情報で示される
位置に第2のロボツトアームの基板保持部を移動して基
板搬出するようにしたことにより、露光ステージの余分
な移動を抑えて不要な移動時間を削除し、露光装置のス
ループツトを向上し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板搬送方法に関
し、例えば液晶デイスプレイの回路パターンを基板に対
して露光する露光装置において、露光ステージ上に基板
を搬入又は露光ステージ上から基板を搬出する際に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の露光装置においては、基
板搬送機構として所定方向に進退可能な2つの搬送アー
ムを有し、このうち第1の搬送アームによつて基板を露
光ステージ上に搬入し、第2の搬送アームによつて基板
を露光ステージ上から搬出するようになされている(以
下、第1の搬送アームをロードアームと呼び、第2の搬
送アームをアンロードアームと呼ぶ)。
【0003】具体的に説明すると、基板を搬入する場合
には、まずX及びY軸方向に移動可能なXYステージ上
に設けられている露光ステージを、XYステージを駆動
することによつて基板受渡し位置まで移動する。そして
ロードアームを前進させることによつてアーム先端の基
板保持部に保持されている露光対象の基板を基板受渡し
位置まで搬送し、これによつて基板を露光ステージ上に
搬入する。
【0004】一方、露光が終了した基板を搬出する場合
には、XYステージを駆動することによつて再び露光ス
テージを基板受渡し位置まで移動する。そしてアンロー
ドアームを前進させることによつてアーム先端の基板保
持部を基板受渡し位置まで移動して基板を露光ステージ
上から受け取つた後、アンロードアームを後退させて基
板を露光ステージ上から搬出する。
【0005】因みに、このようにして基板の搬入及び搬
出に対してそれぞれ別々の搬送アームを設ける理由は、
搬入及び搬出を並列的に行つて露光処理を効率的に行い
得るようにするためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
露光装置においては、基板受渡し位置を起点として基板
の搬入及び搬出を行うため、基板を露光処理する際に
は、必ず露光ステージを基板受渡し位置まで又は基板受
渡し位置から移動しなければならず、この移動時間が単
位時間当たりの基板処理能力(以下、これをスループツ
トと呼ぶ)を劣化させる要因になつている。
【0007】例えば基板に対して第1層目の露光を行う
場合には、露光ステージをまず基板受渡し位置まで移動
して基板を受け取り、その後、露光ステージを露光開始
位置まで移動しなければならず、露光ステージを2回移
動しなければならない。また基板に対して第2層目以降
の露光を行う場合には、露光ステージを基板受渡し位置
に移動して基板を受け取つた後、露光済のパターンとこ
れから露光するパターンとの位置合わせを行うため、露
光ステージをこの位置合わせ動作のできる位置(以下、
これをアライメント位置と呼ぶ)まで移動しなければな
らない。このアライメント位置においては、回路パター
ンがずれて露光されることを回避するため、前層に露光
された原板のアライメントマークとこれから露光する原
板のアライメントマークとを合致させることによつて位
置合わせを行う。この位置合わせの後、露光ステージを
露光開始位置に移動して露光を開始する。このように第
2層目以降の露光を行う場合には、露光ステージを3回
移動しなければならない。
【0008】また露光が終了した後は、基板の搬出のた
め露光ステージを露光終了位置から基板受渡し位置まで
移動しなければならず、ここでも露光ステージを移動し
なければならない。このようにしてかかる構成の露光装
置においては、基板に対して露光処理を行う際、露光ス
テージを基板受渡し位置を起点として何回か移動しなけ
ればならず、この移動時間が露光装置のスループツトを
劣化させる大きな要因になつている。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、露光ステージの移動を抑えて不要な移動時間を削除
し、露光装置のスループツトを向上し得る基板搬送方法
を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、露光ステージの可動範囲内の所望
位置に対してアーム先端部の基板保持部を自由に移動し
得る第1及び第2のロボツトアームを設け、露光対象の
基板を露光ステージ上に搬入する場合には、露光開始位
置にある露光ステージの位置情報を露光装置から受け、
該位置情報で示される位置に対して基板を保持している
第1のロボツトアームの基板保持部を移動することによ
り、露光対象の基板を露光ステージ上に搬入し、露光終
了後の基板を露光ステージ上から搬出する場合には、露
光終了位置にある露光ステージの位置情報を露光装置か
ら受け、該位置情報で示される位置に対して第2のロボ
ツトアームの基板保持部を移動することにより、露光終
了後の基板を露光ステージから受け取つて該露光ステー
ジ上から搬出するようにした。
【0011】このようにして第1のロボツトアームを用
いて露光開始位置にある露光ステージ上に基板を直接搬
入すると共に、第2のロボツトアームを用いて露光終了
位置にある露光ステージ上から基板を直接搬出するよう
にしたことにより、従来のように基板受渡し位置に露光
ステージを移動させなくても基板の搬入及び搬出がで
き、露光ステージの余分な移動を抑えて不要な移動時間
を削除し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0013】図1及び図2において、1は全体として本
発明を適用した露光装置を示し、基板保管部(以下、こ
れをキヤリアと呼ぶ)2に保管されている基板3を基板
搬送機構4によつて露光ステージ5上に搬入し、ここで
基板3に対してレチクル原板を介した所望の光束を照射
することにより所望の回路パターンを露光するようにな
されている。また露光が終了した基板3は同じく基板搬
送機構4によつて露光ステージ5上から搬出され、キヤ
リア2に収納されるようになされている。この露光装置
1では、キヤリア2内に複数の基板3が収納されてお
り、基板3を順次露光ステージ5に搬入すると共に、露
光が終了した基板3を順次搬出してキヤリア2に収納す
ることにより、複数の基板3を連続的に露光処理し得る
ようになされている。
【0014】ここでこの露光装置1では、基板搬送機構
4として3軸の回転機能を有する2つのロボツトアーム
6、7が設けられている。ロボツトアーム6はキヤリア
2から基板3を取り出して露光ステージ5上に搬入する
いわゆるロードアームであり、ロボツトアーム7は露光
が終了した基板3を露光ステージ5上から搬出してキヤ
リア2に収納するいわゆるアンロードアームである。こ
れら2つのロボツトアーム6、7は防振台8に垂直に立
てられた軸9に対して回動自在にかつ段違いに取り付け
られており、キヤリア2から露光ステージ5への基板搬
送と露光ステージ5からキヤリア2への基板搬送とを並
列的に行えるようになされている。
【0015】ロボツトアーム6は軸9に回動自在に取り
付けられた第1のアーム6Aと、その第1のアーム6A
の先端に軸6Bによつて回動自在に軸支された第2のア
ーム6Cと、その第2のアーム6Cの先端に軸6Dによ
つて回動自在に軸支された基板保持部6Eとによつて構
成されており、第1及び第2のアーム6A、6C及び基
板保持部6Eの回転角をアーム制御部10によつて制御
することにより所望位置に基板保持部6Eを移動し、こ
れによつて所望位置への基板搬入が行い得るようになさ
れている。
【0016】同様に、ロボツトアーム7は軸9に回動自
在に取り付けられた第1のアーム7Aと、その第1のア
ーム7Aの先端に軸7Bによつて回動自在に軸支された
第2のアーム7Cと、その第2のアーム7Cの先端に軸
7Dによつて回動自在に軸支された基板保持部7Eとに
よつて構成されており、第1及び第2のアーム7A、7
C及び基板保持部7Eの回転角をアーム制御部10によ
つて制御することにより所望位置に基板保持部7Eを移
動し、これによつて所望位置からの基板搬出が行い得る
ようになされている。
【0017】因みに、ロボツトアーム6及び7の先端に
設けられている基板保持部6E及び7Eはいわゆる人間
の手のひらに相当する部分であり、基板搬送時にはこの
部分に基板3を載置して運ぶようになされている。また
基板保持部6E及び7Eには基板吸着機構(図示せず)
が設けられており、基板搬送時、この基板吸着機構によ
つて基板3を下から吸着して確実に保持し得るようにな
されている。
【0018】基板3が保管されるキヤリア2内部には複
数段の棚が設けられており、各棚に1つずつ基板3を収
納することによつて複数の基板3を収納し得るようにな
されている。このキヤリア2から基板3を取り出す場合
には、キヤリア2の上下動機構(以下、これをキヤリア
エレベータと呼ぶ)11によつてキヤリア2を上下動さ
せることにより、目的の基板3が収納されている棚をロ
ボツトアーム6の高さに合わせて基板3を取り出す。ま
た同様に、キヤリア2に基板3を収納する場合には、キ
ヤリアエレベータ11によつてキヤリア2を上下動させ
ることにより、目的の収納棚をロボツトアーム7の高さ
に合わせて基板3を収納する。
【0019】一方、基板3が載置される露光ステージ5
はXYステージ12上に設けられており、XYステージ
12を駆動することによつて水平面内の所定範囲を自由
に移動し得るようになされている。この露光装置1で
は、基板3に露光処理を行う場合、露光ステージ5を露
光開始位置から順に露光終了位置までステツプ移動して
投影露光処理を行う。このために露光ステージ5は上述
したように水平面内の所定範囲を自由に移動できるよう
になつている。
【0020】また露光ステージ5にはセンタアツプ機構
13が設けられており、このセンタアツプ機構13を上
下動させることによりロボツトアーム6又は7との基板
受渡しを行うようになされている。例えば基板3をロボ
ツトアーム6から受け取るときには、センタアツプ機構
13を上昇させてロボツトアーム6によつて搬送されて
きた基板3を下から支え、この後、ロボツトアーム6を
後退させて基板3を受け取る。また基板3をロボツトア
ーム7に渡すときには、センタアツプ機構13を上昇さ
せることによつて基板3を上方に持ち上げた後、ロボツ
トアーム7の基板保持部7Eを基板3の下に入れると共
に、センタアツプ機構13を下降させることにより基板
3をロボツトアーム7に渡す。
【0021】また露光ステージ5のステージ面には基板
吸着機構(図示せず)が設けられており、この基板吸着
機構によつて基板3を下から吸着することにより載置さ
れた基板3を確実に保持し得るようになされている。
【0022】ここで上述したような露光ステージ5の移
動や、センタアツプ機構13の上下動、或いは基板吸着
機構による基板吸着は全てステージ制御部14による制
御によつて行われる。すなわちステージ制御部14がX
Yステージ12に動作指示を与えてXYステージ12を
駆動し、これによつて露光ステージ5を所望位置に移動
する。同様に、ステージ制御部14がセンタアツプ機構
13や露光ステージの基板吸着機構に動作指示を与えて
これらを動作させる。またこのステージ制御部14は露
光ステージ5の位置を示す位置情報を所定の信号フオー
マツトでインターフエイス部15を介してアーム制御部
10に伝えるようになされている。これを受けたアーム
制御部10はその位置情報に基づいてロボツトアーム6
又は7を駆動し、その位置情報で示される位置に基板保
持部6E又は7Eを移動して露光ステージ5との基板受
渡しを行う。
【0023】以上の構成において、この露光装置1にお
ける基板搬送について、図3〜図6を用いて説明する。
基板3を露光ステージ5上に搬入する場合には、まずロ
ボツトアーム6をキヤリア2の方向に向け、これと同時
にキヤリアエレベータ11を駆動して取り出す基板3が
収納されている棚をロボツトアーム6とほぼ同じ高さに
調整する。次にロボツトアーム6を駆動して基板保持部
6Eをキヤリア2の内部に挿入する。その際、基板保持
部6Eが取り出す基板3の下側に来るように挿入する。
次に再びキヤリアエレベータ11を駆動してキヤリア2
を所定量下方に下げ、基板3を基板保持部6Eに載置す
る。この後、下から基板3を吸着することにより基板3
を確実に保持した上で基板保持部6Eをキヤリア2内か
ら退避し、基板3をキヤリア2から取り出す。
【0024】この基板取り出し動作と並行して、図3に
示すように、露光ステージ5を露光処理に備えて露光開
始位置に移動する。このときステージ制御部14は露光
開始位置に移動した露光ステージ5の位置情報をインタ
ーフエイス部15を介してアーム制御部10に伝える。
アーム制御部10はこの位置情報を受け、その位置情報
が示す位置(すなわち露光開始位置)に基板3を保持し
た基板保持部6Eを移動する。次に基板保持部6Eの基
板吸着を解除すると共に、露光ステージ5のセンタアツ
プ機構13を上昇させることにより、基板3を基板保持
部6Eからセンタアツプ機構13に渡す。この後、ロボ
ツトアーム6を駆動して基板保持部6Eを退避させると
共に、センタアツプ機構13を下降させることにより、
基板3を露光ステージ5上に載置する。このとき露光ス
テージ5の基板吸着機構によつて基板3を吸着すること
により載置した基板3を確実に保持する。
【0025】なお、ここでは特に図示しないが、防振台
8上の所定位置には基板3に対してレチクル原板とのお
およその位置合わせを行うプリアライメント機構が設け
られており、基板3を露光ステージ5上に搬入するまで
の間に、このプリアライメント機構を利用して基板3に
プリアライメントを行うようになつている。これにより
基板3を露光ステージ5上に載置したときにはレチクル
原板に対する位置合わせが可能なようになつている。
【0026】上述したように露光ステージ5上に基板3
を搬入すると、図4に示すように、ロボツトアーム6は
再びキヤリア2をアクセスし、次の露光処理に備えて次
の基板3を取り出す。そしてロボツトアーム6は次回最
短距離で搬入動作が行えるように所定位置にて待機する
(次に説明する図5を参照)。一方、露光ステージ5上
に載置された基板3に対しては、投影露光処理が行われ
る。このため露光ステージ5は順にステツプ移動して行
く。
【0027】その後、基板3に対する露光処理が終了す
ると、露光ステージ5としては、図5に示すような露光
終了位置に移動している。露光処理が終了すると、露光
ステージ5は基板吸着機構による基板吸着を解除すると
共に、センタアツプ機構13を上昇させて基板3をステ
ージ面から持ち上げる。またこのときステージ制御部1
4は露光終了位置に移動した露光ステージ5の位置情報
をインターフエイス部15を介してアーム制御部10に
伝える。
【0028】アーム制御部10はこの位置情報を受け、
その位置情報が示す位置(すなわち露光終了位置)にロ
ボツトアーム7の基板保持部7Eを移動する。なお、ロ
ボツトアーム7の基板保持部7Eは、ステージ制御部1
4からの位置情報を受ける以前に基板搬出に備えて露光
終了位置に最短距離で移動し得る位置に予め待機してい
る(図4参照)。これにより位置情報を受け取つたとき
には即座に露光終了位置に移動することができる。
【0029】ロボツトアーム7の基板保持部7Eが露光
終了位置に移動すると、露光ステージ5はセンタアツプ
機構13を下降させることにより基板3をロボツトアー
ム7の基板保持部7Eに渡す。このようにして基板3が
渡されると、ロボツトアーム7は退避し、図6に示すよ
うに、キヤリア2をアクセスして基板3を所望の棚に収
納する。
【0030】一方、この基板収納動作と並行して、露光
ステージ5は再び露光開始位置に移動する。これと同時
にロボツトアーム6も基板保持部6Eを露光開始位置に
移動して次に露光処理する基板3を露光ステージ5上に
搬入する。この場合、ロボツトアーム6はステージ制御
部14から露光ステージ5の位置情報を受けず、先程の
露光開始位置と同じであるため、それを利用して露光開
始位置をアクセスする。その際、上述したように所定位
置にて待機しているため(図5参照)、ロボツトアーム
6は最短距離で露光開始位置をアクセスすることができ
る。またこの場合には、露光ステージ5を露光開始位置
に移動させるのと同時にロボツトアーム6の基板保持部
6Eを露光開始位置に移動させているため、露光ステー
ジ5を露光開始位置に移動するまでの時間が装置として
のスループツトに影響を及ぼすようなことはない。
【0031】以下、同様にしてこの露光装置1では、露
光処理する基板3を露光ステージ5に順次搬入して行く
と共に、露光処理が終了した基板3を露光ステージ5か
ら順次搬出して行くことにより連続して露光処理を行
う。
【0032】なお、基板3に対して第2層目以降の露光
処理を行う場合には、露光済のパターンとこれから露光
するパターンとの位置合わせを行う必要がある。そのた
めこの露光装置1では、位置合わせ動作を行い得るアラ
イメント位置にて位置合わせ行つた後、露光処理を開始
する。従つてこの露光装置1では、第2層目以降の露光
処理を行う場合、まず露光ステージ5をアライメント位
置に移動する。そのとき上述の場合と同様にステージ制
御部14からアライメント位置にある露光ステージ5の
位置情報をインターフエイス部15を介してアーム制御
部10に伝える。これを受けたアーム制御部10はロボ
ツトアーム6を駆動してその位置情報が示す位置(すな
わちアライメント位置)に基板保持部6Eを移動し、こ
れによつてアライメント位置において基板3を露光ステ
ージ5上に搬入する。
【0033】この後、アライメント位置において、前層
に露光された原板のアライメントマークとこれから露光
する原板のアライメントマークとを合致させることによ
つて位置合わせを行い、これが終了すると、露光ステー
ジ5を露光開始位置に移動して露光処理を開始する。こ
のように第2層目以降の露光処理を行う場合、アライメ
ント位置にて基板3を受渡し、そこで位置合わせを行つ
た後、露光ステージ5を露光開始位置に移動して露光処
理を開始する。
【0034】このようにしてこの露光装置1では、基板
3を保持する基板保持部6E、7Eを露光ステージ5の
可動範囲内の所望位置に対して自由に移動し得るロボツ
トアーム6、7を設け、露光ステージ5に基板3を搬入
する場合には、ステージ制御部14から受けた露光ステ
ージ5の位置情報に基づいて基板保持部6Eを移動し、
これによつて露光開始位置にある露光ステージ5に基板
3を搬入し、露光ステージ5から基板を搬出する場合に
は、同様にステージ制御部14から受けた露光ステージ
5の位置情報に基づいて基板保持部7Eを移動し、これ
によつて露光終了位置にある露光ステージ5から基板3
を搬出する。
【0035】すなわちこの露光装置1では、ロボツトア
ーム6を用いることによつて露光開始位置にある露光ス
テージ5に基板3を直接搬入し、ロボツトアーム7を用
いることによつて露光終了位置にある露光ステージ5か
ら基板3を直接搬出する。これによりこの露光装置1で
は、従来のように基板受渡し位置に露光ステージ5を移
動することもなく、基板3の搬入及び搬出が行える。
【0036】また第2層目の露光処理を行う場合にも、
ロボツトアーム6を用いることによつてアライメント位
置にある露光ステージ5に基板3を直接搬入する。これ
によりこの場合にも、従来のように基板受渡し位置に露
光ステージ5を移動することもなく、基板3の搬入が行
える。このようにこの露光装置1では、いずれの場合に
も、露光ステージ5の余分な移動を抑えて不要な移動時
間を削除し得、装置としてのスループツトを向上し得
る。
【0037】以上の構成によれば、露光ステージ5の可
動範囲内の所望位置に対して自由にアクセスし得るロボ
ツトアーム6、7を設け、そのロボツトアーム6、7を
用いて基板3を搬送するようにしたことにより、露光ス
テージ5の余分な移動を抑えて不要な移動時間を削除
し、露光装置としてのスループツトを向上し得る。
【0038】なお、上述の実施例においては、ロボツト
アーム6、7からなる基板搬送機構4を露光装置1の一
部として説明した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、露光装置と基板搬送機構とを別構成にしても
良い。その場合にも、上述した場合と同様に露光装置側
から露光ステージの位置情報を伝え、その位置情報に基
づいてロボツトアームを駆動するようにすれば同様の効
果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、露光ステ
ージの可動範囲内の所望位置に対してアーム先端部の基
板保持部を自由に移動し得る第1及び第2のロボツトア
ームを設け、基板搬入時には、露光開始位置にある露光
ステージの位置情報を露光装置から受け、該位置情報で
示される位置に対して基板を保持している第1のロボツ
トアームの基板保持部を移動して基板を露光ステージ上
に搬入し、基板搬出時には、露光終了位置にある露光ス
テージの位置情報を露光装置から受け、該位置情報で示
される位置に対して第2のロボツトアームの基板保持部
を移動して基板を露光ステージ上から搬出するようにし
たことにより、従来のように露光ステージを基板受渡し
位置に移動させなくても基板の搬入及び搬出ができる。
かくするにつき露光ステージの余分な移動を抑えて不要
な移動時間を削除し、露光装置のスループツトを向上し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による露光装置の構成を示す
略線図である。
【図2】その露光装置をA−A′面から見た断面図であ
る。
【図3】その露光装置における基板搬送の説明に供する
略線図である。
【図4】その露光装置における基板搬送の説明に供する
略線図である。
【図5】その露光装置における基板搬送の説明に供する
略線図である。
【図6】その露光装置における基板搬送の説明に供する
略線図である。
【符号の説明】
1……露光装置、2……キヤリア、3……基板、4……
基板搬送機構、5……露光ステージ、6、7……ロボツ
トアーム、6E、7E……基板保持部、8……防振台、
10……アーム制御部、12……XYステージ、14…
…ステージ制御部、15……インターフエイス部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に所定パターンを露光する露光装置に
    設けられている水平面内の所定範囲を自由に移動し得る
    露光ステージに対して前記基板を搬入又は搬出する基板
    搬送方法において、 アーム先端部に前記基板を保持し得る基板保持部を有
    し、かつ該基板保持部を前記露光ステージの可動範囲内
    の所望位置に対して自由に移動し得る第1及び第2のロ
    ボツトアームを設け、 露光対象の前記基板を前記露光ステージ上に搬入する場
    合には、露光開始位置にある前記露光ステージの位置情
    報を前記露光装置から受け、該位置情報で示される位置
    に対して露光対象の前記基板を保持している前記第1の
    ロボツトアームの前記基板保持部を移動することによ
    り、露光対象の前記基板を前記露光ステージ上に搬入
    し、 露光終了後の前記基板を前記露光ステージ上から搬出す
    る場合には、露光終了位置にある前記露光ステージの位
    置情報を前記露光装置から受け、該位置情報で示される
    位置に対して前記第2のロボツトアームの基板保持部を
    移動することにより、露光終了後の前記基板を前記露光
    ステージから受け取つて該露光ステージ上から搬出する
    ことを特徴とする基板搬送方法。
  2. 【請求項2】前記第1のロボツトアームは、所定の基板
    保管部から前記基板を取り出して前記露光ステージ上に
    搬入し、 前記第2のロボツトアームは、前記露光ステージから受
    け取つた前記基板を所定の基板保管部に収納することを
    特徴とする請求項1に記載の基板搬送方法。
  3. 【請求項3】前記基板に対して第2層目以降の露光を行
    う場合、前記露光ステージは露光済のパターンとこれか
    ら露光するパターンとの位置合わせを行うために所定の
    アライメント位置に移動しており、前記第1のロボツト
    アームは前記露光装置からの位置情報に基づいて前記基
    板保持部を該アライメント位置に移動することにより前
    記基板を前記露光ステージ上に搬入することを特徴とす
    る請求項1に記載の基板搬送方法。
  4. 【請求項4】前記第1のロボツトアームによつて前記基
    板を前記露光ステージ上に搬入する迄の間に前記基板に
    対してプリアライメントを行うことを特徴とする請求項
    1に記載の基板搬送方法。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2のロボツトアームに設け
    られた前記基板保持部は、前記基板を吸着することによ
    つて保持することを特徴とする請求項1に記載の基板搬
    送方法。
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