JP2000138162A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2000138162A
JP2000138162A JP32453298A JP32453298A JP2000138162A JP 2000138162 A JP2000138162 A JP 2000138162A JP 32453298 A JP32453298 A JP 32453298A JP 32453298 A JP32453298 A JP 32453298A JP 2000138162 A JP2000138162 A JP 2000138162A
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一成 上田
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
    • G03F7/7075Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板にレジストを塗布し、露光後のレジスト
を現像処理する塗布/現像装置において、システム全体
の占有スペースの狭い装置を提供し、それによってクリ
ーンルーム内のスペースを効率的に活用すること。 【解決手段】 塗布/現像装置のカセット搬入出部2
を、タイミングベルト23を巻き掛けた駆動機構20に
より3個以上のカセットCをウエハをほぼ水平状態に保
ったまま上下、左右方向に周回移動させるように構成す
る。一方クリーンルームの天井部付近にてガイド部材5
1に沿って移動するカセット搬送機構5を設け、その搬
送機構5により、上段に移動してきたカセットCにアク
セスし、一方下段のカセットC内のウエハに対して装置
側のウエハ搬送機構4によりアクセスする。下段のカセ
ットC内のウエハの処理が終了した後、そのカセットC
を上段に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板カセットから
基板、例えば半導体ウエハや液晶ディスプレイ用のガラ
ス基板を取り出して例えばレジストの塗布及び現像処理
を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程におけるフォ
トリソグラフィー技術においては半導体ウエハ(以下ウ
エハという)の表面にレジストを塗布し、この塗布レジ
ストを所定パターンに露光処理し、更に現像処理して所
定パターンのレジスト膜が形成される。このような一連
の処理は、塗布/現像部に露光部を接続した装置により
行われる。
【0003】図8はこのような装置の従来例を示す概観
図であり、基板例えば半導体ウエハを25枚収納したカ
セットCは、自動搬送ロボット10により搬入出ポート
であるカセットステージ1に置かれる。次いで図では見
えない受け渡しアームによりカセットC内からウエハが
取り出され、塗布/現像処理部11のメイン搬送アーム
に受け渡され、ウエハ上にレジストが塗布される。その
後ウエハはインターフェイス部12を介して露光部13
に搬送され、ここで露光処理された後、塗布/現像処理
部11に戻され、現像処理される。一連の処理を終えた
ウエハは、搬入時とは逆の経路で元のカセットC内に戻
され、ウエハが全て処理されて戻されたカセットCは、
自動搬送ロボット10により次のシステムあるいはカセ
ットストッカに搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで半導体デバイ
スの製造プロセスは、パーティクルの付着を避けるため
クリーンルーム内で行われるが、クリーンルームは高価
であるため、処理装置を効率よくレイアウトすることが
必要になってくる。しかしながら上述した従来技術で
は、装置間の基板の搬送を担う自動搬送ロボットの移動
スペースをクリーンルーム内に設けなければならず、し
かも近時、ウエハや、液晶ディスプレイ(LCD)用ガ
ラス基板はサイズが大きくなってきているため、その移
動スペースもさらに広くなってしまい、効率のよいレイ
アウトの実現が難しいという問題点がある。
【0005】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は、前記自動搬送ロボットに対応
するカセット搬送機構も含めたシステム全体の占有スペ
ースの狭い装置を提供し、それによってクリーンルーム
内のスペースを効率的に活用することにある。また本発
明の他の目的は、カセット搬送機構とカセット搬入出部
との間の基板カセットの受け渡し制御が容易な装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の処理装置は、基
板に対して処理を行うための処理部と、複数の基板が保
持された基板カセットが搬入出されるカセット搬入出部
と、このカセット搬入出部に搬入された基板カセットか
ら処理前の基板を取り出して前記処理部に受け渡し、ま
た前記処理部から処理済みの基板を受け取って前記カセ
ット搬入出部に置かれている基板カセット内に基板を受
け渡す基板搬送機構と、を備え、前記カセット搬入出部
は、装置外部のカセット搬送機構に対して基板カセット
が搬入出される第1の位置と、前記基板搬送機構に対し
て基板カセット内の基板の受け渡しが行われる第2の位
置とを含む周回軌道に沿って基板カセットを移動させる
ように構成されたことを特徴とする。
【0007】カセット搬入出部は、基板がほぼ水平姿勢
となるように複数の基板カセットを載置する載置部と、
該載置部を基板がほぼ水平姿勢のまま周回移動させるた
めの駆動機構と、を備えた構成とすることができる。
【0008】このような発明によれば、基板カセットが
周回軌道に沿って移動し、その軌道上の第1の位置にて
カセット搬送機構によりカセットの受け渡しが行われる
ので、カセットの受け渡し制御が容易である。
【0009】この場合第1の位置は、ガイド部材にガイ
ドされながら移動するカセット搬送機構に対して基板カ
セットが搬入出される位置であって、第2の位置よりも
高いことが望ましく、またカセット搬送機構は、装置が
置かれる空間の上部または上方位置にて移動するもので
あるとよい。このように床を走行する自動搬送ロボット
の代りにカセット搬送機構を高い位置にて例えば天井付
近にて移動する構成とすれば、クリーンルーム内におけ
るシステムの占有面積が小さくて済む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明を、基板であるウエ
ハに対してレジストの塗布及び露光後のレジストに対し
て現像を行うための塗布/現像装置に適用した実施の形
態について述べる。図1は塗布/現像装置100に露光
装置200を接続した状態を示す概観図、図2は塗布/
現像装置100を示す平面図である。
【0011】塗布/現像装置100は複数枚例えば25
枚のウエハWが棚状に保持された基板カセットであるウ
エハカセット(以下単にカセットという)Cが搬入出さ
れるカセット搬入出部2と、ウエハに対して塗布、現像
処理を行うための処理部3と、前記処理部3とカセット
搬入出部2に置かれたカセットCとの間でウエハWの受
け渡しを行う基板搬送機構をなすウエハ搬送機構4とを
備えている。ただしカセット搬入出部2は、図1及び図
2では、便宜上機構部分の図が省略してあり、機構部分
の位置を符号「2」として指示している。
【0012】カセット搬入出部2は、図3に示すように
複数、特に限定しないが例えば6個のカセットCを、上
下及び左右方向に周回移動させる駆動機構20を備えて
いる。なおこの塗布/現像装置100では、カセット搬
入出部2を正面とし、カセット搬入出部2から処理部3
を見たときの方向を左右(横)、前後として扱うことに
する。またカセット搬入出部2には、ダミー用のウエハ
などを収納したピックアップ固定カセットSが設けられ
ている。
【0013】駆動機構20は、例えば図3及び図4に示
すようにモータ21により回転駆動される歯車22、そ
の歯車22と別の歯車(図示せず)との間に巻き掛けら
れたタイミングベルト(チェーンを含む)23、タイミ
ングベルト23に所定間隔おきに回動自在に固定されて
なる例えば6個の載置部をなすカセット載置台24、及
びカセット載置台24の周回移動を案内するガイド部材
25を設けて構成される。モータ21は、制御部40に
より駆動制御される。なお駆動機構20はこの構成に限
定されない。
【0014】タイミングベルト23は、特に限定しない
が、例えば上下2段に3個ずつカセット載置台24が並
ぶようなサイズとなるように巻き掛けられている。カセ
ット載置台24は、タイミングベルト23に一体となっ
て移動するように固定された支軸26の先端に回転部2
7が回動自在に取り付けられ、その回転部27から吊り
下げられた一対の吊り下げ部材28の下端に載置台とな
る板29が渡された構成となっている。従ってカセット
載置台24は、観覧車の如くほぼ水平姿勢の状態を保っ
たまま周回移動される。またカセット載置台24は、例
えばカセットCの底部の位置決めを行うためのガイド部
材(図示省略)などを備えている。
【0015】ガイド部材25は、例えばカセット載置台
24の支軸26を挟む一対のレールで構成されており、
カセット載置台24が円滑に移動できるようにカセット
載置台24及びカセットCの荷重を支える。なおガイド
部材25は、カセット載置台24の移動が円滑になされ
るならば、必ずしも必要でない。
【0016】塗布/現像装置100の上方側、例えばク
リーンルームの天井付近には、カセット搬送機構5が設
けられている。このカセット搬送機構5は、横方向に例
えばほぼ水平に伸びるガイド部材51にガイドされなが
ら移動できるように構成されている。ここでカセット搬
送機構5について述べる前に、図5に基づいてカセット
Cの構造を述べると、カセットCはこの例では前面が開
口し、ウエハWの周縁を保持するスロットが設けられた
ケースC1の上に、正面形状がコ字型の把手C2を設け
て構成される。カセット搬送機構5は、カセットCの把
手C2の中に入り込んで当該把手C2と係合する吊り下
げ部材52を備えている。この吊り下げ部材52は、前
後及び上下に移動できるように構成されており、前記第
1の位置にあるカセット載置台24に対してカセットC
の受け渡しを行う。ここで第1の位置とは、この例では
上下2段のうちの上段の1個所の位置である。なおキャ
リア搬送機構5はカセットCを吊り下げる構成に限ら
ず、例えば一対の開閉アームによりカセットCの側面を
挟持する構成でもよい。
【0017】図1及び図2に戻って前記ウエハ搬送機構
4について述べると、このウエハ搬送機構4は上下、左
右に移動自在でかつ鉛直軸周りに回転自在な搬送基体4
1に進退自在な受け渡しアーム42を設けて構成され、
この受け渡しアーム42によりウエハWの受け渡しが行
える第2の位置にあるカセット載置台24上のカセット
Cに対してウエハWの受け渡しを行うと共に、処理部3
内の後述の受け渡しユニットに対してウエハWの受け渡
しを行う。ここで第2の位置とは、カセット載置台24
が並ぶ上下2段のうちの下段の位置である。受け渡しア
ーム42は、前記制御部40により駆動制御される。
【0018】前記制御部40について述べると、制御部
40は、カセット搬送機構5の吊り下げ部材52の位
置、カセット搬入出部2上の各カセットC内のウエハの
ロット及び各カセットCの位置、各カセットC内のウエ
ハWの処理状況(どの段のスロットのウエハWが処理済
みで、どの段のスロットのウエハが未処理であるのかな
どの情報)、ウエハ搬送機構4の位置や受け渡し動作中
であるか否かといった情報を取り込み、装置全体を監視
し、例えば一のカセットC内のウエハWが全て処理済み
になると、カセット搬入出部2の第1の位置にあるカセ
ットCは処理前のウエハを収納しているものかそれとも
処理済みのウエハを収納していて搬出を待っている状態
かということを判断し、かつウエハ搬送機構4によりカ
セットCに対してウエハWの受け渡しが行われていない
ことを確認の上、モータ21に制御信号を出力してタイ
ミングベルト23を回動させ、各載置台24の位置を一
つずつずらす。なお図では図面の領域の制約などからタ
イミングベルト23上の載置台24の取り付け間隔につ
いては考慮して記載されていないが、実際には、下段
(上段)から上段(下段)に移るときの載置台24の移
動距離と各段の載置台24の移動距離とは同一となるよ
うに設計される。
【0019】処理部3は、中央に2基のメイン搬送アー
ム31,32を備えており、これらメイン搬送アーム3
1,32の前後及び左側には夫々棚6A,6B,6Cが
設けられている。棚6A〜6Cは、複数のユニットが積
み上げられて構成されており、図6に示すように、それ
らユニットに対してウエハを加熱する加熱ユニット、ウ
エハを冷却する冷却ユニット、ウエハ表面を疎水性にす
るための疎水化ユニッ卜、ウエハの位置合わせを行うた
めのアライメントユニットなどが割り当てられている。
更に棚6A,6Cにおいては、ユニット群の一つがウエ
ハの受け渡しユニットとして割り当てられている。図6
中61,62は受け渡しユニットを示している。なお図
6に示すユニットの割り当てはイメージを示す便宜上の
ものであり、この配列に拘束されるものではない。
【0020】メイン搬送アーム31,32の右側には、
上段側に2個の現像処理部をなす現像ユニット33が設
けられ、下段側に2個の塗布処理部をなす塗布ユニット
34が設けられている。メイン搬送アーム31,32
は、昇降自在、鉛直軸まわりに回動自在及び進退自在に
構成されており、ウエハWを棚6A〜6Cの各ユニッ
ト、塗布ユニット34及び現像ユニット33の間で受け
渡す役割をもっている。なおメイン搬送アーム31,3
2間のでウエハWの受け渡しは、昇降自在な中間ステー
ジ30を介して行われる。
【0021】また塗布/現像装置100はインターフェ
イス部7を備えており、処理部3はこのインターフェイ
ス部7を介して露光装置200(図1参照)に接続され
ている。インターフェイス部7は、塗布/現像装置10
0と露光装置200との処理速度の差に基づくウエハW
の滞留を避けるためのものであり、前記受け渡しユニッ
ト62、露光装置200の入出力ポート及びバッファカ
セット71の間をウエハWを搬送する搬送アーム72を
備えている。
【0022】次に上述実施の形態の作用について図7を
参照しながら述べる。ここでは例えば6個のカセット
(説明の便宜上、「A」〜「F」の符号を付す)A〜F
がそれぞれ6個のカセット載置台24に載置されてお
り、カセットFについては、全てのウエハWの処理が終
って当該カセットF内に戻されているとする。
【0023】カセットFは駆動機構20により例えばカ
セット搬入出部2の第1の位置である上段側に移動され
停止される。そしてこのカセットF上に、カセット搬送
機構5の吊り下げ部材52(以下、区別するため「第1
の吊り下げ部材52A」とする)がカセットを付けてい
ない状態で移動される。その際、その空の第1の吊り下
げ部材52Aの後には、処理前のウエハWの入ったカセ
ット(「G」の符号を付す)Gを保持した吊り下げ部材
52(「第2の吊り下げ部材52B」とする)が運ばれ
る(図7(a)参照)。
【0024】第1の吊り下げ部材52Aは、処理済のカ
セットFを吊り下げた後(図7(b)参照)、このカセ
ットFがいた位置に、第2の吊り下げ部材52Bに吊り
下げられたカセットGが位置するように移動する(図7
(b)参照)。そしてカセットFが取り去られたことに
より空となったカセット載置台24上に、カセットGが
載せられる(図7(c)参照)。
【0025】一方例えばカセット搬入出部2の第2の位
置である下段側に停止されていたカセットA〜Cに対し
て、ウエハ搬送機構4によって処理前のウエハWが取り
出され、処理部3の受け渡しユニット61(図6参照)
に受け渡される。このウエハWはメイン搬送アーム31
により棚6Aあるいは6Cの処理ユニットに順次搬送さ
れて、所定の処理、例えば疎水化処理、冷却処理などが
行われ、次いで塗布ユニット34にてレジストが塗布さ
れ、更に加熱処理された後、受け渡しユニット62から
インターフェイス部7を経て露光装置200(図1参
照)に送られる。
【0026】露光装置200にて露光されたウエハW
は、逆の経路で処理部3に戻され、メイン搬送アーム3
2により現像ユニット33に搬送され、現像処理され
る。なおウエハWは詳しくは現像処理の前に加熱処理及
び冷却処理される。現像処理されたウエハWは上述との
逆の経路でカセット搬入出部2の第2の位置にいる元の
カセットA〜C内に戻される。
【0027】ところでカセットA,Bについては、例え
ば図7(a)の状態の一つ前の状態、つまり下段に左側
からカセットF,A,Bと並んでいた状態のときからウ
エハWの取り出しが行われる。そして取り出されたウエ
ハWが処理されている間、カセットA,Bの位置が図7
(a)のように左側へずれるので、制御部40は、各ウ
エハWの処理状態と共にカセットの位置をメモリに書き
込み、処理済みのウエハをカセットに戻すときにそのカ
セットが今どの位置にいるかを、メモリ内のデータを読
み出して把握し、当該カセットに対してウエハを受け渡
すことができるようにウエハ搬送機構4を制御する。
【0028】そして例えばカセットA内の全てのウエハ
Wの処理が終了し、このカセットA内に戻されると、制
御部40からの制御信号により駆動機構20が駆動さ
れ、カセットAがカセット搬入出部2の第1の位置に移
動されるとともに、他の各キャリアB〜E,Gも1つず
つ次の位置へ移動される(図7(d)参照)。カセット
A〜Cに対して処理が行われている間、先に取り去られ
たカセットFは、カセット搬送機構5により次の処理ス
テーションあるいはストッカに搬送される。
【0029】上述の実施の形態によれば、従来の自動搬
送ロボットに対応するカセット搬送機構5を床から離れ
た高い所に走行させているため、そのカセット搬送機構
5も含めたシステム全体の装置の占有スペースを狭くで
き、今まで自動搬送ロボットの走行路として使われてい
た床のエリアを例えば装置の設置スペースとして活用で
きるので、高価なクリーンルームにおいて効率のよいレ
イアウトとすることができる。またこの場合カセット載
置台24を上下に並んだ状態にセットして上段側のカセ
ットCに対してカセット搬送機構5がアクセスするよう
にすれば、カセット搬送機構5を高所に設けかつアクセ
ス時のストロークを小さくすることができる利点があ
る。
【0030】更にまたカセット搬入出部2の周回軌道に
おいてカセット搬送機構5に対するカセットの受け渡し
位置が一個所であるため、カセットの受け渡しの制御が
容易である。なお本実施の形態では、例えば2個以上の
カセットを1組として、その1組の受け渡し位置が1個
所であってもよい。例えば常に図7(a)のF及びEの
位置で2個同時にカセットが受け渡されるようにしても
よい。
【0031】さらに上述の実施の形態によれば、処理部
3に2つのメイン搬送アーム31,32が設けられてい
るため、それら2つのメイン搬送アーム31,32によ
り並行して2枚のウエハWを各ユニット間で搬送するこ
とができる場合があるので、スループットが向上する。
【0032】以上において本発明は、カセット搬送機構
としては、カセット搬入出部2においてカセット載置台
24を水平面内で周回移動させるようにし、上下位置で
はなく前後に並ぶように停止させてその状態でカセット
CあるいはウエハWのアクセスを行うようにしてもよ
い。またカセット搬送機構5とカセット搬入出部2との
間のカセットCの搬送は、作業者が行うようにしてもよ
い。なお基板としてはウエハに限らず液晶ディスプレイ
用のガラス基板であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カセット
搬送機構を床よりも高い位置にてガイド部材に沿って移
動するように構成したため、クリーンルームのスペース
を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である塗布/現像装置に露
光装置を接続した状態を示す概観図である。
【図2】本発明の実施の形態である塗布/現像装置を示
す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の要部であるカセット搬入
出部を示す正面図である。
【図4】カセット搬入出部における駆動機構の一例を示
す斜視図である。
【図5】カセット搬送機構及びカセットを示す斜視図で
ある。
【図6】上記の塗布/現像装置の内部を示す側面図であ
る。
【図7】上記の塗布/現像装置及びカセット搬送機構の
作用を説明するための模式図である。
【図8】従来の塗布/現像装置を示す概観図である。
【符号の説明】
C 基板カセット W 半導体ウエハ(基板) 100 塗布/現像装置 200 露光装置 2 カセット搬入出部 20 駆動機構 24 カセット載置台(載置部) 3 処理部 33 現像ユニット 34 塗布ユニット 4 ウエハ搬送機構(基板搬送機構) 5 カセット搬送機構 51 ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 道明 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2655番地 東京 エレクトロン九州株式会社熊本事業所内 Fターム(参考) 2H025 AB16 EA04 FA14 2H096 AA25 CA20 GA60 5F046 CD01 CD05 CD06 CD10 JA22 LA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して処理を行うための処理部
    と、 複数の基板が保持された基板カセットが搬入出されるカ
    セット搬入出部と、 このカセット搬入出部に搬入された基板カセットから処
    理前の基板を取り出して前記処理部に受け渡し、また前
    記処理部から処理済みの基板を受け取って前記カセット
    搬入出部に置かれている基板カセット内に基板を受け渡
    す基板搬送機構と、を備え、 前記カセット搬入出部は、装置外部のカセット搬送機構
    に対して基板カセットが搬入出される第1の位置と、前
    記基板搬送機構に対して基板カセット内の基板の受け渡
    しが行われる第2の位置とを含む周回軌道に沿って基板
    カセットを移動させるように構成されたことを特徴とす
    る処理装置。
  2. 【請求項2】 カセット搬入出部は、基板がほぼ水平姿
    勢となるように基板カセットを載置する載置部と、該載
    置部を基板がほぼ水平姿勢のまま周回移動させるための
    駆動機構と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の位置は、装置外部のガイド部材に
    ガイドされながら移動するカセット搬送機構に対して基
    板カセットが搬入出される位置であって、第2の位置よ
    りも高いことを特徴とする請求項1または2記載の処理
    装置。
  4. 【請求項4】 カセット搬送機構は、装置が置かれる空
    間の上部または上方位置にて移動するものであることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の処理装置。
JP32453298A 1998-09-22 1998-10-29 処理装置 Expired - Fee Related JP3462405B2 (ja)

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US09/401,486 US6439822B1 (en) 1998-09-22 1999-09-22 Substrate processing apparatus and substrate processing method
US10/202,090 US6746197B2 (en) 1998-09-22 2002-07-25 Substrate processing apparatus and substrate processing method

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