JPH0924474A - スポット溶接装置 - Google Patents

スポット溶接装置

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JPH0924474A
JPH0924474A JP7175071A JP17507195A JPH0924474A JP H0924474 A JPH0924474 A JP H0924474A JP 7175071 A JP7175071 A JP 7175071A JP 17507195 A JP17507195 A JP 17507195A JP H0924474 A JPH0924474 A JP H0924474A
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JP
Japan
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gun
frame
piezoelectric element
piezoelectric elements
element actuator
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JP7175071A
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English (en)
Inventor
Teruo Segawa
輝夫 瀬川
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接チップの位置決めを高精度、高速度で行
う。 【構成】 ガン3の上部とフレーム20との間に介装さ
れて、ガン3とフレーム20の水平方向の相対変位を選
択的に許容するフローティングデバイス21と、フレー
ム21上面に結合したロボットハンド1と、ワークに形
成された溝部を挟持可能な溶接チップ5、50と、溶接
チップ5から所定の位置に配設されてワークの溝部と係
合可能に形成された位置決めピン4と、位置決めピン4
を駆動するエアシリンダ10と、ガン3の下面3Bとフ
レーム20との間に介装されて、ガン3をフレーム20
に対して水平方向へ駆動する圧電素子アクチュエータ6
と、位置決めピン4の変位量を検出する渦電流センサ1
1とを備えて、この変位量の検出値に応じて圧電素子ア
クチュエータ6を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに形成され
た溝部あるいは段部近傍を重ね合わせてスポット溶接を
行うスポット溶接装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両においては、スポット
溶接により接合した複数の外板よりボディーを構成して
おり、このような外板と外板の接合部は、従来から外板
の端部等に形成した段部を相互に重ね合わせて溝状に形
成し、この溝部でスポット溶接を行って接合するものが
ある。
【0003】このようなスポット溶接は、例えば、車体
のルーフパネルとボディーサイド(例えば、リアフェン
ダなど)との接合に採用されており、、図16に示すよ
うに、ルーフパネル90及びボディーサイド91の端部
にそれぞれ設けた段部90A、91Aを相互に突き合わ
せて車体外側に向けて開口した凹状の溝部92を形成す
るようにルーフパネル90とボディーサイド91とを重
ね合わせ、この溝部92の底部92Aを図示しないスポ
ット溶接機の溶接チップで挟持して溶接が行われる。
【0004】この溝部92は凹部をボディー外側に露出
する際には、ボディーの美観を損ねる場合があるため、
溶接後にはこの溝部92を埋めるブレージング及び研削
処理、あるいはモールの埋設などの後処理が行われてい
た。
【0005】上記のような溶接後のブレージング等の後
処理工程には多大な労力を要して製造コストを上昇させ
る一因となるため、図16において溝部92の横断方向
の幅Wを狭く、例えば、6mmなど10mm未満に設定する
ことで、車両の美観を確保しながらブレージングなどの
後処理工程を不要にすることができる。
【0006】このような幅の狭い溝部でスポット溶接を
行う場合には、溶接チップの側面が段部90A、91A
に当接しないよう、ワークの成形誤差等を吸収して溶接
チップの位置決めを高精度で行う必要があり、図17、
図18に示すように、ロボットハンド1に結合したガン
ユニット2の下端に、溶接チップ5に対して水平方向
(図中紙面の貫通方向であるY軸方向)へ相対変位可能
な位置決めピン4、4を設け、これら位置決めピン4を
水平方向へ駆動するシリンダ10と、上下方向(図中Z
軸方向)へ駆動するシリンダ9を設けたものがある。
【0007】これは、ワークの溝部92をY軸に沿うよ
う配設し、ロボットハンド1のティーチング位置で、位
置決めピン4を溝部92の内周へ下降させてから、位置
決めピン4を溝部92の横断方向であるX軸方向へ駆動
して段部90Aまたは91Aに当接させ、このティーチ
ング位置から段部90Aに当接するまでの位置決めピン
4の変位量Lを渦電流センサセンサ11等で検出するも
ので、図19に示すように、溶接チップ5が溝部92の
ほぼ中央に位置する所定の変位量L0を予め設定し、図
20に示すように、実際に検出した変位量L1と所定量
0の偏差δに応じて、ロボットハンド1を水平方向へ
駆動して、溶接チップ5の位置を補正して所定の溶接線
上である溝部92のほぼ中心に位置決めを行ってから、
図中上方から溶接チップ5で、図中下方から図示しない
溶接チップで溝部92を挟持、押圧して溶接を行うもの
である。
【0008】溝部92の幅Wはルーフパネル90及びボ
ディーサイド91の寸法誤差(公差)に応じて変動し、
ルーフパネル90とボディーサイド91が重なった所定
の溶接位置も変動するが、段部90Aまたは91Aを基
準とすることで、寸法誤差を吸収しようとするものであ
る。
【0009】この他、本願出願人が提案した特願昭7−
98710号のように、溝部92にならい棒などを挿入
して、溶接チップ5を溝部92のほぼ中心に位置決めす
るものもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスポット溶接装置では、ロボットハンド1の位置決
め精度が±0.5mm程度であり、ロボットハンド1の端
部に垂下されるガンユニット2は、質量が100Kg以
上あるのに加えて、ロボットハンド1の端部から溶接チ
ップ5の端部までの距離は約700mm程度であるため、
ロボットハンド1を上記偏差δに応じて駆動する際に
は、ロボットハンド1とガンユニット2の結合部のがた
などが加わるため、溶接チップ5の下端における位置決
め精度はロボットハンド1の位置決め精度より低下する
という問題があり、特に、幅Wの狭い溝部92の底部9
2Aとの接触面積を確保するために、図21に示すよう
に、端面5Aを平面状に形成した板状の溶接チップ5を
採用する場合、図22のように溶接チップ5の端部に
は、経時劣化によって側方に向けてバリ5Xが発生し、
このバリ5Xは約0.5mm程までに成長する場合があ
り、溶接チップ5の位置決め精度が低下すると、バリ5
Xが段部90A、91Aに接触して漏電するため、ワー
クに損傷を与える場合がある。
【0011】また、ロボットハンド1を水平方向へ駆動
して溶接位置の補正を行う際には、ガンユニット2の慣
性が大きいため加速度に応じて振動し、位置決めピン
4、溶接チップ5が溝部92の段部90A,91Aに衝
突して損傷を与えるのを防ぐため、ロボットハンド1の
駆動を緩やかに行わねばならず、溶接工程におけるタク
トタイムが増大して生産性を低下させるという問題があ
った。
【0012】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たもので、幅の狭い溝部あるいは段部近傍におけるスポ
ット溶接の位置決めを高精度かつ高速度で行うことが可
能なスポット溶接装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ガンを収
装するフレームと、前記ガンの上部とフレームとの間に
介装されて、少なくともガンとフレームの水平方向の相
対変位を選択的に許容するフローティングデバイスと、
前記フローティングデバイスを介装した側のフレーム上
面に結合したロボットハンドと、前記ガンに設けられて
ワークに形成された溝部を挟持可能な溶接チップと、前
記ガンに取り付けられるとともに、前記溶接チップから
所定の位置に配設されてワークの溝部と係合可能に形成
された案内部材と、この案内部材を前記溝部の横断方向
へ駆動する案内部材駆動手段とを備えたスポット溶接装
置において、前記ガンの下面とフレームとの間に介装さ
れて、ガンをフレームに対して水平方向へ駆動する圧電
素子アクチュエータと、前記案内部材の変位量を検出す
る変位量検出手段と、この変位量の検出値に応じて圧電
素子アクチュエータを駆動する手段を備える。
【0014】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記圧電素子アクチュエータは、水平方向に配設
した圧電素子を上下方向へ積み重ねるとともに、圧電素
子の自由端を下段の圧電素子の基端に順次連結し、最上
段の圧電素子の基端をガン側に連結する一方、最下段の
圧電素子の自由端をフレーム側と連結する。
【0015】また、第3の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記圧電素子アクチュエータは、ガンの下面とフ
レームに固設されたレールとの間に介装され、ガン側に
結合した固定端を挟んだ両側に、圧電素子を上下方向へ
それぞれ積み重ねるとともに、圧電素子の自由端を下段
の圧電素子の基端に順次連結し、最上段の圧電素子の基
端を前記固定端に連結する一方、最下段の圧電素子の自
由端には選択的にレールを係止するストッパをそれぞれ
設ける。
【0016】また、第4の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記ロボットハンドとフレームとの間に、このフ
レームを揺動方向へ駆動する第2の圧電素子アクチュエ
ータを介装する。
【0017】
【作用】第1の発明は、ロボットハンドを駆動して案内
部材をワークの溝部へ挿入してから、フローティングデ
バイスでガンとフレームの相対変位を許容させ、さらに
案内部材が溝部の横断方向へ変位するよう案内部材駆動
手段を駆動する。
【0018】案内部材が溝部内周と当接するまでの変位
量に応じて圧電素子アクチュエータを駆動すると、ガン
はフレームに対して溝部の横断方向へ変位して溶接チッ
プを所定の溶接位置、例えば、溝部の内周から所定の位
置などへ案内することができ、この位置で溶接チップを
ワークに挟持させて通電すればワークの寸法誤差を吸収
し、常時所定の位置でスポット溶接を行うことができ
る。
【0019】また、第2の発明は、上下に積み重ねた各
圧電素子は印加された電圧に応じて膨張又は収縮し、各
圧電素子の変位は自由端と基端とを連結することで累積
されて、ガンをフレームに対して相対変位させる。
【0020】また、第3の発明は、ガン側に結合した固
定端を挟んだ両側に、それぞれ圧電素子の膨張収縮に応
じて駆動されるストッパがそれぞれ設けられ、これらス
トッパの内の一方でレールを係止してから、このストッ
パで係止した側の圧電素子に電圧を加えることでガンを
フレームに対して駆動することができ、固定端を挟んで
配設された一対のストッパ及び圧電素子の駆動を選択的
に行うことで、溶接チップの位置決めを高速で行うこと
ができる。
【0021】また、第4の発明は、第2の圧電素子アク
チュエータを駆動することで、ロボットハンドとの結合
部を中心にしてフレームを揺動させることができ、ガン
に設けた溶接チップを三次元曲面などのワークに対応し
て位置決めすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】図1〜図8に示すように、スポット溶接装
置のガンユニット2は、後述のフローティングデバイス
21を介してロボットハンド1に取り付けられ、ガンユ
ニット2は図中X、Y方向及びZ軸回りに相対変位可能
にロボットハンド1で支持される。尚、説明の便宜上、
図中X、Y軸方向を水平方向、Z軸方向を上下方向と
し、溝部92がY軸に沿うようにワークを配設するもの
で、ワークとしては前記従来例と同様にして、ルーフパ
ネル90とボディサイド91で構成される。
【0024】ロボットハンド1は、図示しない駆動装置
に制御されて、少なくともX、Y、Z方向へ駆動され
て、ガンユニット2を三次元空間内の任意の位置へ駆動
することができる。なお、ロボットハンド1としては、
図示はしないが、多関節型ロボットなどで構成される。
【0025】ガンユニット2は、図中下方へ向けて突出
した軸部3Aの端部に溶接チップ5を設けたガン3と、
ガン3を支持する一方、ロボットハンド1に結合したフ
レーム20と、ガン3をフレーム20に対して相対変位
可能に支持するフローティングデバイス21を主体に構
成される。
【0026】ガン3は、溶接チップ5と対峙する所定の
位置に、Z軸方向へ相対変位可能な溶接チップ50を配
設しており、ワークを上下から挟持、押圧してから溶接
を行うもので、溶接チップ50は図示しないアーム等を
介してガン3に支持される。
【0027】フレーム20とガン3との間に介装された
フローティンデバイス21は図4、図5に示すように、
フレーム20に取り付けられる本体プレート21Aと、
ガン3に取り付けられるディスク状の可動プレート21
Bとから構成され、可動プレート21Bは本体プレート
21Aに対して図中水平方向及びZ軸回り(図中θ方
向)にそれぞれ所定の範囲内で相対変位可能に支持さ
れ、図示しない空気供給口から加圧空気を供給あるいは
保持することによって可動プレート21Bを任意の位置
で係止する一方、加圧空気を放出、すなわち、大気開放
することによって可動プレート31の相対変位を許容す
る。
【0028】フレーム20に対して相対変位可能に支持
されたガン3は、下面3Bから軸部3Aをフレーム20
の下部より溶接チップ50側へ突出し、この軸部3Aの
下端部には溶接チップ5が設けられるとともに、溶接チ
ップ5を挟んだX軸上の所定の両側には、溶接チップ5
に対してZ軸及びX軸方向へ変位可能な一対の位置決め
ピン4、4が配設される。
【0029】棒状部材で形成された案内部材としての位
置決めピン4、4は、溶接チップ5の軸線と直交するX
−Y平面と平行かつX軸に沿って所定の間隔で配設され
たエアシリンダ10、10の先端部からZ軸に沿って図
中下方へ突設される。
【0030】そして、エアシリンダ10、10の基端は
ガイドプレート8、8にそれぞれ固設され、これらガイ
ドプレート8は基端をガン3に固設されてZ軸方向へ伸
縮自在なエアシリンダ9、9によって溶接チップ50へ
向けて駆動される。
【0031】ガイドプレート8には、図2に示すよう
に、位置決めピン4のX軸方向の変位量Lを検出する渦
電流センサ11が配設されて、ロボットハンド1の駆動
装置はこの渦電流センサ11の検出した変位量Lに応じ
てロボットハンド1の位置を補正する。
【0032】ここで、ガン3は、上部でフローティング
デバイス21を介してフレーム20の内周上面20aと
水平方向及び軸回で相対変位可能に結合する一方、下面
3Bは圧電素子アクチュエータ6、6を介してフレーム
20の内周下面20bとX軸方向へ相対変位可能に結合
する。
【0033】圧電素子アクチュエータ6は、図6〜図8
に示すように、ガン3の下面3Bに固設された箱状の固
定子60を主体に構成され、この固定子60の内部に出
力子61と複数の移動子62a〜62cを水平方向へ摺
動自由に支持し、これら固定子60と各移動子62a〜
62c及び出力子61との間に圧電素子70a〜70d
をそれぞれ介装したものである。
【0034】箱状の固定子60はX軸方向の端面のうち
の一方及び下面をそれぞれ開口形成しており、この開口
した端面と対向するZ軸と平行な内面を固定面60Aと
し、固定子60の内部にはX軸と平行かつY軸方向に所
定の間隔で一対の案内溝66a〜66cが形成され、こ
れら案内溝66a〜66cは下から順にZ軸方向へ所定
の間隔で配設される。
【0035】枠状の移動子62a〜62cは図中下から
順に積み重ねるように配設され、Y軸方向の側面にはガ
イド65を突設して、ガイド65を案内溝66a〜66
cへ係合させることで、各移動子62a〜62cは固定
子60の内部でX軸方向へ摺動自由に支持され、さら
に、移動子62aを摺動自由に支持する最下段の案内溝
66aには、開口した固定子60の端面側に出力子61
のガイド65を係合し、案内溝66aには移動子62a
と出力子61が収装される。
【0036】図6において、枠状の各移動子62a〜6
2cは固定面60A側の内面を固定端64とし、この固
定端64と対向する側の内面を移動端63とし、移動端
63は上段の移動子の固定端64に水平方向で対向する
ように上方へオフセットして配設される。なお、出力子
61の固定面60側の端面は、移動子62aの固定端6
4と対向する出力端61Aとして構成される。
【0037】すなわち、移動子62aの移動端63は上
段の移動子62bの固定端63と対向し、最上段の移動
子62cの移動端63は固定子60の固定面60と、最
下段の移動子62aの固定端64は出力子61の固定端
61Aとそれぞれ水平方向で対向する。
【0038】水平方向で対向した固定面60、固定端6
4と移動端63、出力端61Aの間には棒状の圧電素子
70a〜70dが介装され、圧電素子70aは、最下段
の移動子62aの固定端64と出力子61の出力端61
Aの間に、圧電素子70dは固定子60の固定面60A
と最上段の移動子62cの移動端63の間にそれぞれ介
装され、その他の圧電素子70b,cは固定端64と対
向する下段の移動子の移動端63との間に介装されてお
り、それぞれ圧電素子70a〜dの両端は基端を固定面
60A、固定端64と、自由端を移動端63及び出力端
61Aとそれぞれ接合される。
【0039】そして、出力子61は下面でフレーム20
と結合しており、圧電素子70a〜70dは印加電圧に
応じて膨張収縮してそれぞれ体積を変化させ、図9に示
すように、この移動子62a〜62cのX軸方向の伸縮
量Δxを累積した値が出力子61の変位量ΔLxとなっ
て、ガン3とフレーム20をX軸方向へ相対変位させる
のである。
【0040】これら、圧電素子70a〜70dは、例え
ば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系セラミック、P
MN(ニオブ酸マグネシウム酸鉛)系セラミックなどか
ら構成され、電圧印加による体積変化は全長の1%程度
であるが、上下に積み重ねた複数の圧電素子の端部(移
動端63)を下段の基端(固定端64)と連結すること
により、所望の変位量ΔLxを得ることができる。
【0041】以上のように構成されたスポット溶接装置
によるワークの溶接を、以下に詳述する。
【0042】ここで、ワークは前記従来例に示した図1
6と同様に、自動車の車体を形成するルーフパネル90
とボディーサイド91の2枚の板状部材を重ねて構成さ
れ、これらルーフパネル90及びボディーサイド91は
図示しない支持手段によってX−Y平面内に係止され
る。
【0043】ルーフパネル90の端部近傍の所定位置に
は図中下方(Z軸方向)に屈曲した段部90Aと、段部
90Aの下部から再びX−Y平面と平行になる端部90
Bが形成される。
【0044】同様に、ボディーサイド91の端部近傍の
所定位置には図中下方(Z軸方向)に屈曲した段部91
Aと、段部91Aの下部から再びX−Y平面と平行にな
る端部91Bが形成される。
【0045】そして、ルーフパネル90の端部90Bと
ボディーサイド91の端部91Bとを対峙させ、かつ、
ルーフパネル90をボディーサイド91の上方に重ねあ
わせ、さらに、段部90Aと段部91Aとの間に形成さ
れた溝部92の幅Wが所定の値、例えば6mmなどとなる
よう、これらワークは図示しない支持手段によって係止
される。
【0046】まず、フローティングデバイス21に加圧
空気を保持した状態、すなわち、ロボットハンド1に対
するガン3の相対変位を規制した係止状態で、ロボット
ハンド1を予め設定した所定の位置決め開始位置まで駆
動する。
【0047】この位置決め開始位置は、位置決めピン4
を基準に設定され、例えば、ルーフパネル90の段部9
0Aを基準にして溝部92の幅Wの1/2となる位置に
位置決めピン4が対峙するよう設定され、ロボットハン
ド1の図示しない駆動装置にはティーチング等によって
予め設定、格納されるものである。
【0048】この所定の位置決め開始位置までロボット
ハンド1を移動させた後には、エアシリンダ9、9に加
圧空気を供給してロッドを伸長駆動し、位置決めピン4
の降下を行う。
【0049】エアシリンダ9の伸長駆動によって、ガイ
ドプレート8はワークに向けてZ軸方向へ変位し、図1
9に示すように、位置決めピン4は溝部92の段部90
Aと対向する内周へ挿入される。
【0050】次に、前記従来例と同様に、エアシリンダ
10を伸長駆動して位置決めピン4を段部90Aへ当接
させて、このときの位置決めピン4のX軸方向の変位量
1をガイドプレート8に設けた渦電流センサ11で検
出し、前記従来例と同様にして、この検出値L1と予め
設定した基準値L0とから偏差δの演算を次のように行
う。
【0051】δ = L1 − L0 偏差δがゼロでない場合には、ロボットハンド1のティ
ーチング位置と実際のワークの位置にX軸方向の誤差が
生じているため、これを補正するために圧電素子アクチ
ュエータ6を駆動する。
【0052】この圧電素子アクチュエータ6を駆動する
前に、フローティングデバイス21の係止状態を解除し
て、ガン3とフレーム20の相対変位を許容する。
【0053】次に、エアシリンダ9を収縮駆動して位置
決めピン4を上昇させて溝部92から抜く。
【0054】そして、圧電素子アクチュエータ6に偏差
δに応じた電圧を印加して、図9に示すように、ガン3
側の固定子60とフレーム20側の出力子61をX軸方
向へ相対変位させて、溶接チップ5を溝部92のはぼ中
央に設定された所定の溶接位置上へ駆動する。
【0055】こうして、水平面内で溶接チップ5の位置
決めを終了した後、溶接チップ5及び50でワークの溝
部92を挟持、押圧してから溶接を行う。
【0056】水平面内で溶接チップ5の位置決めを終了
した後に、溶接チップ5及び50でワークの溝部92を
挟持、押圧してから溶接を行う。
【0057】溶接終了した後には、溶接チップ5の挟持
を解除して、圧電素子アクチュエータ6の電圧供給を終
了するとともに、フローティングデバイス21を再び係
止状態にした後に、次の溶接位置へ向けてロボットハン
ド1を駆動する。
【0058】このような溶接チップ5の位置決めの際に
は、質量の大きいガン3は、上端部のフローティングデ
バイス21が結合を解除されてフレーム20とガン3は
相対変位可能となる一方、ガン3は下面3Bを介して圧
電素子アクチュエータ6に載置された状態となり、圧電
素子アクチュエータ6がフレーム20の内周下面20b
と平行移動して、溝部92の横断方向へガン3を駆動し
て溶接チップ5の位置決めを行うため、ガン3の移動に
伴うモーメントを減少することができ、前記従来例のよ
うに、ガン3がロボットハンド1と結合した上端部を軸
に振動することがないため、高速で位置決めを行っても
ガン3の振動を抑制でき、加えて、大まかな位置決めを
ロボットハンド1で行った後に、溝部92の横断方向の
位置決めを圧電素子アクチュエータ6で行うようにした
ため、ロボットハンド1の位置決め精度に左右されず、
印加電圧に応じて体積を変化させる圧電素子アクチュエ
ータ6の電圧制御によって任意に設定することができ、
位置決め精度の向上及び高速化をはかることができ、工
作精度の向上を図りながらタクトタイムを短縮して生産
性を向上できるのである。
【0059】図10は第2の実施形態を示し、前記第1
実施形態における圧電素子アクチュエータ6を一対の圧
電素子アクチュエータ6L、6Rから構成し、これら、
圧電素子アクチュエータ6L、6Rの出力子61L、6
1Rにそれぞれフレーム20側に固設したレール72を
選択的に係止するストッパ71L、71Rを設けたもの
で、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
【0060】ガン3の下面3に固設された固定子60の
下面とフレーム20との間にはレール72が設けられ、
このレール72はフレーム20に固定される。
【0061】そして、出力子61L、61Rに設けたス
トッパ71L、71Rは、レール72を選択的に係止し
て、圧電素子アクチュエータ6L、6Rの推力をフレー
ム20へ伝達する。
【0062】図11に示すように、溶接チップ5を図中
右方向へ駆動する場合では、左側のストッパ71Lでレ
ール72を係止する一方、ストッパ71Rを解除し、図
中左側の圧電素子アクチュエータ6Lが膨張する方向に
電圧を印加すると、ストッパ71Lがフレーム20に固
定されるため、圧電素子アクチュエータ6Lの推力によ
ってガン3は図中右側へ駆動される。
【0063】一方、逆に、溶接チップ5を図中左側へ駆
動するには、図12に示すように、、右側のストッパ7
1Rでレール72を係止する一方、ストッパ71Lを解
除し、図中右側の圧電素子アクチュエータ6Rが膨張す
る方向に電圧を印加すると、ストッパ71Rがフレーム
20に固定されるため、圧電素子アクチュエータ6Rの
推力によってガン3は図中左側へ駆動される。
【0064】こうして、ガン3の駆動を圧電素子アクチ
ュエータ6L、6Rの膨張方向で行うことによって、溶
接チップ5の位置決めをさらに高速化することができる
のである。
【0065】図13は第3の実施形態を示し、ロボット
ハンド1とフレーム20との間にZ軸方向へ伸縮可能な
一対の圧電素子アクチュエータ73L、73Rを介装し
たもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様であ
る。
【0066】圧電素子アクチュエータ73L、73Rを
選択的に駆動することで、ガンユニット2はロボットハ
ンド1側を軸にして揺動することができ、例えば、図1
4に示すように、圧電素子アクチュエータ73Rを膨張
方向へ駆動すると、ガンユニット2は図中反時計回りに
揺動することができ、三次元曲面のワークに対応して溶
接チップ5の位置決めを行うことができる。
【0067】図15は第4の実施形態を示し、上記実施
形態において、位置決めピン4をX軸方向へ駆動するエ
アシリンダ10に代わって第2の圧電素子アクチュエー
タ160の出力子161に設けたもので、その他は上記
実施形態と同様である。
【0068】圧電素子アクチュエータ160に印加する
電圧に応じて位置決めピン4を高精度かつ高速度で駆動
することができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、大
まかな位置決めをロボットハンドで、溝部内周での位置
決めを圧電素子アクチュエータによって行うことで、ロ
ボットハンドの位置決め精度の影響を受けることなく溶
接チップを所定の溶接位置に位置決めすることができ、
ワーク成型時の寸法誤差を吸収して正確かつ迅速にスポ
ット溶接を行うことが可能となって、タクトタイムの増
大を抑制して生産性を向上させることができ、さらに、
圧電素子アクチュエータはガンの下面を支持するように
したため、前記従来例のようにガンが振動するのを抑制
でき、ガンとフレームの相対変位による位置決めを高速
化してタクトタイムを短縮することができる。
【0070】また、第2の発明は、圧電素子を上下に積
み重ねるとともに、圧電素子の自由端と下段の圧電素子
の基端を連結したため、圧電素子アクチュエータの大型
化を抑制しながら、位置決めに必要な変位量を確保する
ことが可能となる。
【0071】また、第3の発明は、ガン側に結合した固
定端を挟んだ両側に配設された一対のストッパ及び圧電
素子の駆動を選択的に行うことで、圧電素子にの膨張方
向のみの変形によってガンを駆動することができ、溶接
チップの位置決めを高速で行うことができ、タクトタイ
ムの低減を図ることができる。
【0072】また、第4の発明は、第2の圧電素子アク
チュエータを駆動することで、ロボットハンドとの結合
部を中心にしてフレームを揺動させることができ、ガン
に設けた溶接チップを三次元曲面などのワークに対応し
て位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すスポット溶接装置の
正面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】同じく位置決めピンの駆動機構を示す斜視図で
ある。
【図4】フローティングデバイスの正面図。
【図5】同じくフローティングデバイスの平面図であ
る。
【図6】圧電素子アクチュエータを示す要部断面図であ
る。
【図7】図6のB−B矢視断面図。
【図8】圧電素子アクチュエータの分解斜視図。
【図9】圧電素子アクチュエータの作動の様子を示す断
面図。
【図10】第2の実施形態を示す圧電素子アクチュエー
タの要部断面図。
【図11】同じく圧電素子アクチュエータの作動の様子
を示す側面図。
【図12】同じく逆方向への圧電素子アクチュエータの
作動の様子を示す側面図。
【図13】第3の実施形態を示すスポット溶接装置の正
面図。
【図14】同じく作動の様子を示す正面図。
【図15】第4の実施形態を示す位置決めピンの断面
図。
【図16】ワークに形成されら溝部を示す断面図。
【図17】従来の溶接装置を示す正面図。
【図18】同じく側面図。
【図19】同じく基準位置を示す位置決めピンの側面
図。
【図20】同じく位置決めの様子を示す位置決めピンの
側面図。
【図21】板状の溶接チップを示す3面図で、(A)は
平面を、(B)は正面を、(C)は側面をそれぞれ示
す。
【図22】板状の溶接チップにおけるバリの発生を示す
側面図。
【符号の説明】
1 ロボットハンド 2 ガンユニット 3 ガン 4 位置決めピン 5 溶接チップ 6 圧電素子アクチュエータ 9 エアシリンダ 10 エアシリンダ 11 渦電流センサ 20 フレーム 21 フローティングデバイス 60 固定子 60A 固定端 61 出力子 61A 出力端 62a〜62c 移動子 63 移動端 64 固定端 65 ガイド 66a〜66c 案内溝 70a〜70d 圧電素子 71L、R ストッパ 72 レール 90 ルーフパネル 91 ボディサイド 91A、92A 段部 92 溝部 92A 底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 41/09 H01L 41/08 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガンを収装するフレームと、前記ガンの
    上部とフレームとの間に介装されて、少なくともガンと
    フレームの水平方向の相対変位を選択的に許容するフロ
    ーティングデバイスと、前記フローティングデバイスを
    介装した側のフレーム上面に結合したロボットハンド
    と、前記ガンに設けられてワークに形成された溝部を挟
    持可能な溶接チップと、前記ガンに取り付けられるとと
    もに、前記溶接チップから所定の位置に配設されてワー
    クの溝部と係合可能に形成された案内部材と、この案内
    部材を前記溝部の横断方向へ駆動する案内部材駆動手段
    とを備えたスポット溶接装置において、前記ガンの下面
    とフレームとの間に介装されて、ガンをフレームに対し
    て水平方向へ駆動する圧電素子アクチュエータと、前記
    案内部材の変位量を検出する変位量検出手段と、この変
    位量の検出値に応じて前記圧電素子アクチュエータを駆
    動する手段とを備えたことを特徴とするスポット溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧電素子アクチュエータは、水平方
    向に配設した圧電素子を上下方向へ積み重ねるととも
    に、圧電素子の自由端を下段の圧電素子の基端に順次連
    結し、最上段の圧電素子の基端をガン側に連結する一
    方、最下段の圧電素子の自由端をフレーム側と連結した
    ことを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記圧電素子アクチュエータは、ガンの
    下面とフレームに固設されたレールとの間に介装され、
    ガン側に結合した固定端を挟んだ両側に、圧電素子を上
    下方向へそれぞれ積み重ねるとともに、圧電素子の自由
    端を下段の圧電素子の基端に順次連結し、最上段の圧電
    素子の基端を前記固定端に連結する一方、最下段の圧電
    素子の自由端には選択的にレールを係止するストッパを
    それぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載のスポ
    ット溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記ロボットハンドとフレームとの間
    に、このフレームを揺動方向へ駆動する第2の圧電素子
    アクチュエータを介装したことを特徴とする請求項1に
    記載のスポット溶接装置。
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