JPH09244377A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JPH09244377A
JPH09244377A JP8055737A JP5573796A JPH09244377A JP H09244377 A JPH09244377 A JP H09244377A JP 8055737 A JP8055737 A JP 8055737A JP 5573796 A JP5573796 A JP 5573796A JP H09244377 A JPH09244377 A JP H09244377A
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toner container
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hopper
container
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Shinichi Otsuka
慎一 大塚
Hiromichi Miyoshi
博導 三好
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独の駆動手段でトナー容器とトナー供給ロ
ーラを別々に回転駆動し、トナー濃度の維持とトナー補
給量を安定的に行うことを目的とする。また単独の駆動
手段の正逆回転でトナー容器とトナー供給ローラを別々
に回転駆動する構成を提供することを目的とする。 【解決手段】 ホッパー18内に設けられたトナー供給
ローラと、トナー容器ホルダギヤ27とを、トナー供給
ローラギヤ26に一体的に設けられた軸25と回転可能
に保持すると共に、トナー供給ローラギヤ26とトナー
供給ローラとの間の回転駆動と、トナー供給ローラギヤ
26とトナー容器ホルダギヤ27との間の回転駆動をモ
ータ28の正逆回転で別個に伝達するように構成し、現
像器35にトナー濃度センサ39を、ホッパー18内に
トナー残量センサ34を配設し、これらの検出信号でモ
ータ28を正逆回転して現像器とホッパー内にトナーを
自動的に補給制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンタ等の現像器にトナーを供給するトナー補
給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の複写機やプリンタ
等はますますコピー品質の向上が要求されている。そし
て現像器内のトナー濃度を一定に保つため、トナーホッ
パから自動的に一定量のトナーを現像器へ供給してい
る。
【0003】以下に従来のトナー補給装置について説明
する。図4は本出願人の出願によって公開された特開平
4−1681号公報に開示された従来のトナー補給装置
の断面図を示すものである。
【0004】図において、1はトナー補給装置のフレー
ム、2はトナー容器、3は現像器、4は感光体ドラム、
5はトナー容器のホルダー、6はフレーム1とホルダー
5間のシール材、7はトナー容器2とホルダー5間のシ
ール材、8はトナー容器2とトナーの供給ローラ9を回
転させるためのモータ、10はギヤ等の駆動力伝達手
段、11はトナー容器2の内壁に設けられた螺旋状のリ
ブ、12はトナー容器2の先端側面に形成されたトナー
流出用の開口、13はトナー容器ホルダー5に形成され
た開口、14はトナーである。
【0005】モータ8によりトナー容器2が水平軸Lの
周りに回転すると、トナー容器の螺旋状のリブ11の搬
送力でトナー14は開口12へ送られ、トナー補給装置
のフレーム内へ落下する。そして供給ローラ9の回転に
より定量のトナーが現像器3へ供給される。
【0006】また使用者は、トナー容器2のトナーが無
くなると、トナー容器を水平軸Lの方向に抜き差しして
トナー容器を交換する。この時トナー容器の開口12が
傾斜しているため、ホルダー5に完全に挿入された位置
でシール材7と接触し、確実なシール作用が得られると
共に、信頼性の高いトナー補給が行える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、モータによりトナー容器が水平軸Lの周り
に回転し、トナーがトナー補給装置のフレーム内へ落下
すると共に、供給ローラも同時に回転して定量のトナー
が現像器へ供給されるため、供給ローラによるトナーの
現像器供給量に対してトナー容器からのトナー供給量を
一定量に制御することが非常に困難となっていた。従っ
てトナーの現像器供給量が多くなると、フレーム内のト
ナー量が少なくなりトナー不足となり、トナー容器から
のトナー供給量を増やすと、フレーム内からトナーが溢
れるといった課題を有していた。
【0008】またトナー容器のトナー流出用の開口は通
常熱溶着シートが貼付されており、トナー補給装置へ装
着する時には剥すことが必要となっていた。従ってトナ
ー流出用の開口が開いた状態でトナー容器を操作するた
め、手を汚したり周辺機器にトナーをこぼして汚すとい
った課題を有していた。
【0009】さらにトナー容器を離脱する時、トナー流
出用の開口が横や下を向いているとトナーがこぼれて周
囲を汚すといったような課題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、単独の駆動手段でトナー容器とトナー供給ローラを
別々に回転駆動し、トナー濃度の維持とトナー補給量を
安定的に行うことを目的とする。また単独の駆動手段の
正逆回転でトナー容器とトナー供給ローラを別々に回転
駆動する構成を提供することを目的とする。さらにトナ
ー容器をトナー容器ホルダに装着するときに、トナー流
出用の各開口を合致させ、手や機器を汚すことなく抜き
差ししてトナー容器を交換する構成を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のトナー補給装置は、トナー容器が着脱可能な
ホッパーと、このホッパー内のトナーを現像器に供給す
るためのトナー供給ローラと、前記トナー容器を回転駆
動する回転手段と、前記トナー供給ローラとトナー容器
を回転駆動する回転手段とを共通的に駆動する駆動手段
とを具備し、前記トナー供給ローラとトナー容器を回転
駆動する回転手段とを前記駆動手段によって別個に駆動
するように構成したものである。
【0012】また、トナー濃度センサが配設された現像
器と、トナー容器が着脱可能なホッパーと、このホッパ
ー内に配設されたトナーを現像器に供給するためのトナ
ー供給ローラおよびトナー残量センサと、前記トナー容
器を回転駆動する回転手段と、前記トナー供給ローラと
トナー容器を回転駆動する回転手段とを共通的に駆動す
る駆動手段とを具備し、前記駆動手段は前記トナー濃度
センサの濃度検出によって前記トナー供給ローラを駆動
し、前記トナー残量センサの残量検出によって前記トナ
ー容器を回転駆動する回転手段を駆動するように構成し
たものである。
【0013】さらに、トナー供給ローラと、このトナー
供給ローラを回転可能に保持した軸と、この軸の一方に
回転可能に配設されたトナー容器を回転駆動する回転手
段と、他方に軸と一体的に配設された駆動手段からの駆
動力を伝達する駆動力伝達部材と、駆動手段と、前記ト
ナー供給ローラと前記駆動力伝達部材との間に配設した
第1の回転駆動伝達部材と、前記軸と前記回転手段との
間に配設した第2の回転駆動伝達部材とを具備し、前記
第1の回転駆動伝達部材と第2の回転駆動伝達部材とを
前記駆動手段の正逆回転で別個に駆動するように構成し
たものである。
【0014】さらには、先端内面に凸条と側面下方に開
口が形成され、かつトナー容器が挿入された時にガイド
となるL字状の溝が形成されホッパーに配設されたトナ
ー容器ホルダと、先端側面に形成された開口と、前記ト
ナー容器ホルダのL字状の溝に係合する凸条と、前記先
端側面に形成された開口を覆い、かつ外面に前記トナー
容器ホルダの先端内面凸条と係止する突起と、回転した
時に前記先端側面に形成された開口と合致する開口が配
設された回転可能なシャッターを有したトナー容器とを
具備し、前記トナー容器ホルダにトナー容器を挿入嵌合
しながら前記各開口を合致させるように構成したもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トナー容器が着脱可能なホッパーと、このホッパー
内のトナーを現像器に供給するためのトナー供給ローラ
と、前記トナー容器を回転駆動する回転手段と、前記ト
ナー供給ローラとトナー容器を回転駆動する回転手段と
を共通的に駆動する駆動手段とを具備し、前記トナー供
給ローラとトナー容器を回転駆動する回転手段とを前記
駆動手段によって別個に駆動するようにしたものであ
り、トナー容器とトナー供給ローラは駆動手段によって
別個に駆動されることになりホッパー内のトナー残量と
現像器内のトナー濃度が単独の駆動手段で制御されるこ
とになる。
【0016】請求項2に記載の発明は、トナー濃度セン
サが配設された現像器と、トナー容器が着脱可能なホッ
パーと、このホッパー内に配設されたトナーを現像器に
供給するためのトナー供給ローラおよびトナー残量セン
サと、前記トナー容器を回転駆動する回転手段と、前記
トナー供給ローラとトナー容器を回転駆動する回転手段
とを共通的に駆動する駆動手段とを具備し、前記駆動手
段は前記トナー濃度センサの濃度検出によって前記トナ
ー供給ローラを駆動し、前記トナー残量センサの残量検
出によって前記トナー容器を回転駆動する回転手段を駆
動するようにしたものであり、トナー容器はホッパー内
に配設されたトナー残量センサのトナー残量検出信号に
よって回転制御されトナーをホッパー内に供給すること
になり、トナー供給ローラは現像器内のトナー濃度セン
サのトナー濃度検出によって回転制御されトナーを現像
器内に供給することになる。
【0017】請求項3に記載の発明は、トナー供給ロー
ラと、このトナー供給ローラを回転可能に保持した軸
と、この軸の一方に回転可能に配設されたトナー容器を
回転駆動する回転手段と、他方に前記軸と一体的に配設
され駆動手段からの駆動力を伝達する駆動力伝達部材
と、駆動手段と、前記トナー供給ローラと前記駆動力伝
達部材との間に配設した第1の回転駆動伝達部材と、前
記軸と前記回転手段との間に配設した第2の回転駆動伝
達部材とを具備し、前記第1の回転駆動伝達部材と第2
の回転駆動伝達部材とを前記駆動手段の正逆回転で別個
に駆動するようにしたものであり、トナー容器とトナー
供給ローラは単独の駆動手段の正逆回転によって別個に
駆動されることになる。
【0018】請求項4に記載の発明は、先端内面に凸条
と側面下方に開口が形成され、かつトナー容器が挿入さ
れた時にガイドとなるL字状の溝が形成されホッパーに
配設されたトナー容器ホルダと、先端側面に形成された
開口と、前記トナー容器ホルダのL字状の溝に係合する
凸条と、前記先端側面に形成された開口を覆い、かつ外
面に前記トナー容器ホルダの先端内面凸条と係止する突
起と、回転した時に前記先端側面に形成された開口と合
致する開口が配設された回転可能なシャッターを有した
トナー容器とを具備し、前記トナー容器ホルダにトナー
容器を挿入嵌合しながら前記各開口を合致させるように
したものであり、トナー容器をトナー容器ホルダに装着
する時は、トナー容器をトナー容器ホルダに挿入して回
転するだけでトナー容器のシャッターが開きトナー流出
用の各開口が合致して保持されることになり、トナー容
器を離脱する時は、トナー容器が逆に回転してトナー流
出用の開口がシャッターで塞がれることになる。
【0019】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明のトナー補給装置
の断面図で、図において、15はトナーが収容されたト
ナー容器、16はその先端部に装着されたシャッター、
17はトナー容器15を保持し回転させるためのトナー
容器ホルダ、18はトナー容器ホルダ17を回転可能に
保持し供給されるトナーが収容されるホッパーで、トナ
ー容器15がトナー容器ホルダ17に装着された状態で
は、トナー容器15のトナー流出用の開口19とシャッ
ター16の開口20とトナー容器ホルダの開口21が合
致し、トナー22がホッパー18内に供給される。23
はホッパー18内に設けられたトナー供給ローラで、表
面に複数ヶ所の切り欠き24が形成されている。25は
軸で、一方端にトナー供給ローラギヤ26が一体的に構
成され、トナー供給ローラ22と他方端にトナー容器ホ
ルダ17を回転駆動するトナー容器ホルダギヤ27が各
々回転可能に配設されている。そして駆動源のモータ2
8の駆動ギヤ29がトナー供給ローラギヤ26と噛合し
て回転が伝達されるようになっている。30はトナー供
給ローラ23とトナー供給ローラギヤ26のボス部に巻
回されたバネクラッチで、モータ28の正転時にトナー
供給ローラギヤ26を介して回転駆動力が伝達されるよ
うになっている。31は軸25とトナー容器ホルダギヤ
27のボス部に巻回されたバネクラッチで、モータ28
の逆転時に回転駆動力が伝達されるように構成されてい
る。従ってモータ28の正転時にはトナー供給ローラ2
3が、逆転時にはトナー容器ホルダギヤ27が別個に回
転する。
【0020】32はトナー供給ローラギヤ26の回転が
駆動ギヤ33を介して回転され、トナー残量センサ34
の表面をクリーニングするクリーナである。
【0021】35は現像器であり、ホッパ18の下方に
供給されたトナーを受け入れる開口36と、トナーを送
り込むスクリュウ37が配設されている。さらに現像剤
の撹拌搬送スクリュウ38と現像器の底部にトナー濃度
センサ39が配設されている。
【0022】40はトナー容器ホルダ17に設けられた
ギヤで、トナー容器ホルダギヤ27の回転で装着された
トナー容器15を回転させるように構成されている。
【0023】トナー容器15と、トナー容器を保持して
回転させるためのトナー容器ホルダ17は図2に示すよ
うに、トナー容器15の先端部にリング状のシャッター
16が回転可能に設けられ、通常はトナー流出用の開口
19を塞ぐようになっており、回転した時に開口19と
合致する開口20が形成されている。41はシャッター
16に形成された係合突起で、42はトナー容器15に
形成された突起である。
【0024】一方トナー容器ホルダ17は、側面にL字
状の溝43が形成され、さらに先端内面に凸条44と側
面下方に開口21が設けられている。
【0025】トナー容器15の突起42をトナー容器ホ
ルダ17のL字状の溝43にガイドされながら回転挿入
嵌合すると、シャッター16の係合突起41がトナー容
器ホルダ17内面の凸条44と係合してシャッター16
の回転が停止され、トナー容器のみが回転するため、開
口19と開口20が合致し、さらにトナー容器ホルダの
開口21とも合致して装着が完了し、トナー流出用の開
口が開く。またトナー容器を抜き差し交換する時は、上
述の操作を逆に行なえばよい。従って装着時や離脱時に
おいてトナー容器15のトナー流出用の開口19は常に
シャッター16で閉鎖された状態となるため、トナーの
漏洩が防止でき、手や機器周辺を汚すこともなくなる。
また従来のごとく熱溶着シールを貼付することもないの
で、剥す手間もなく容易に交換することができる。
【0026】上記した本発明の構成について、以下にそ
の動作を説明する。コピー動作がすすんで現像器35の
トナー濃度が低下してくると、トナー濃度センサ39が
検知し、この検出信号によってモータ28が正回転す
る。モータの回転駆動は駆動ギヤ29からトナー供給ロ
ーラギヤ26に伝達され、軸25が回転する。この時ト
ナー供給ローラギヤ26とトナー供給ローラ23間には
バネクラッチ30が配設されているため、軸25の回転
がトナー供給ローラ23に伝達され、トナー供給ローラ
の切り欠き24内のトナーが現像器35に供給される。
【0027】そしてトナー濃度センサ39が適度のトナ
ー濃度を検知すると、モータ28が停止してトナー補給
が終了する。
【0028】つぎに、トナー22が供給されてホッパー
18のトナーが減少してくるとトナー残量センサ34が
検知し、この検出信号によってモータ28が逆回転す
る。この時、トナー供給ローラギヤ26が逆回転する
が、バネクラッチ30はすべるためトナー供給ローラ2
3には回転伝達されない。その代わり軸25とトナー容
器ホルダギヤ27間に配設されたバネクラッチ31が逆
に巻回されているため、両者の間に回転駆動力が伝達さ
れ、ギヤ40を介してトナー容器ホルダ17が回転され
トナー容器15も回転する。
【0029】トナー容器15は詳細を後述するように、
容器内面に凸状の連続した螺旋リブが形成されており、
トナー容器が回転することによって内部のトナーが開口
19の方向に搬出され、開口20、21を通してホッパ
ー18に供給される。
【0030】トナー容器15は1回転して一旦停止する
が、ホッパー18内のトナー量が所定量になったことを
トナー残量センサ34が検知するまでは、モータ28が
再度逆回転してトナー容器からトナーをホッパー18に
供給する。この時トナー残量センサの検知レベルは、少
なくともトナー容器1回転で搬出されるトナー量によっ
てトナーレベルが上昇してもホッパー内壁未満となる位
置に設けられている。従ってホッパーよりトナーが溢れ
ることはない。
【0031】つぎに本発明におけるトナー容器の構成に
ついて、図3と共に説明する。図3は本発明におけるト
ナー容器の要部断面図で、トナー容器15の先端部には
回転可能なシャッター16が配設されている。トナー容
器15のトナー流出用の開口19は通常はシャッター1
6で閉鎖された状態となっている。トナー容器の容器本
体15aには、容器内面に凸状の連続した螺旋リブ45
が形成されており、トナー容器が回転することによって
内部のトナーが開口19の方向に搬出されるようになっ
ている。そしてこの容器本体とトナー流出用開口の先端
部との間は、一周面が内部に凸状の傾斜となるスロープ
46と、他周面がトナーの汲上げ部となるような容器本
体とほぼ同径のトナー汲上げ部47とで構成されてお
り、図示のようにトナー汲上げ部47が下方にある状態
では、トナー容器内のトナーが螺旋リブ45によって送
り出されトナー汲上げ部47に溜る。この状態で回転す
ると、トナー汲上げ部47に溜っているトナーはスロー
プ46の方に落下し、このスロープ面を滑ってトナー流
出用の開口19に至り、上述したホッパーに補給される
ことになる。
【0032】本発明におけるトナー容器は上記のような
構成とし、トナー汲上げ部に溜っているトナーをスロー
プ面を利用して強制的に送り出すため、従来の螺旋リブ
での送り出しに比べて確実に定量のトナーを送り出すこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述しましたように本発明は、トナ
ー容器が着脱可能なホッパーと、このホッパー内のトナ
ーを現像器に供給するためのトナー供給ローラと、前記
トナー容器を回転駆動する回転手段と、前記トナー供給
ローラとトナー容器を回転駆動する回転手段とを共通的
に駆動する駆動手段とを具備し、前記トナー供給ローラ
とトナー容器を回転駆動する回転手段とを前記駆動手段
によって別個に駆動するように構成しているため、単独
のモータで適量のトナー補給が可能となる。
【0034】また現像器にトナー濃度センサを、ホッパ
ー内にトナー残量センサを配設し、これらの検出信号で
モータを正逆回転して現像器とホッパー内にトナーを補
給するため、自動的にトナー濃度とトナー残量制御がで
きる。
【0035】さらにトナー容器にシャッターを設け、ト
ナー容器ホルダに装着した時にトナー流出用の開口が開
く構成としているため、トナー容器の着脱に際して手や
周辺機器を汚すことがないし、開口を塞ぐシールも不要
なため、シールを剥す手間も不要となるといったような
多くの効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー補給装置の断面図
【図2】本発明におけるトナー容器の着脱を説明するた
めの要部側面図
【図3】本発明におけるトナー容器の要部断面図
【図4】従来のトナー補給装置の断面図
【符号の説明】
15 トナー容器 16 シャッター 17 トナー容器ホルダ 18 ホッパー 19 開口 20 開口 21 開口 22 トナー 23 トナー供給ローラ 24 切り欠き 25 軸 26 トナー供給ローラギヤ 27 トナー容器ホルダギヤ 28 モータ 30 バネクラッチ 31 バネクラッチ 34 トナー残量センサ 35 現像器 39 トナー濃度センサ 41 係合突起 42 突起 43 溝 44 凸条 45 螺旋リブ 46 スロープ 47 トナー汲上げ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー容器が着脱可能なホッパーと、こ
    のホッパー内のトナーを現像器に供給するためのトナー
    供給ローラと、前記トナー容器を回転駆動する回転手段
    と、前記トナー供給ローラとトナー容器を回転駆動する
    回転手段とを共通的に駆動する駆動手段とを具備し、前
    記トナー供給ローラとトナー容器を回転駆動する回転手
    段とを前記駆動手段によって別個に駆動するようにした
    ことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】 トナー濃度センサが配設された現像器
    と、トナー容器が着脱可能なホッパーと、このホッパー
    内に配設されたトナーを現像器に供給するためのトナー
    供給ローラおよびトナー残量センサと、前記トナー容器
    を回転駆動する回転手段と、前記トナー供給ローラとト
    ナー容器を回転駆動する回転手段とを共通的に駆動する
    駆動手段とを具備し、前記駆動手段は前記トナー濃度セ
    ンサの濃度検出によって前記トナー供給ローラを駆動
    し、前記トナー残量センサの残量検出によって前記トナ
    ー容器を回転駆動する回転手段を駆動するようにしたこ
    とを特徴とするトナー補給装置。
  3. 【請求項3】 トナー供給ローラと、このトナー供給ロ
    ーラを回転可能に保持した軸と、この軸の一方に回転可
    能に配設されたトナー容器を回転駆動する回転手段と、
    他方に前記軸と一体的に配設され駆動手段からの駆動力
    を伝達する駆動力伝達部材と、駆動手段と、前記トナー
    供給ローラと前記駆動力伝達部材との間に配設した第1
    の回転駆動伝達部材と、前記軸と前記回転手段との間に
    配設した第2の回転駆動伝達部材とを具備し、前記第1
    の回転駆動伝達部材と第2の回転駆動伝達部材とを前記
    駆動手段の正逆回転で別個に駆動するようにしたことを
    特徴とするトナー補給装置。
  4. 【請求項4】 先端内面に凸条と側面下方に開口が形成
    され、かつトナー容器が挿入された時にガイドとなるL
    字状の溝が形成されホッパーに配設されたトナー容器ホ
    ルダと、先端側面に形成された開口と、前記トナー容器
    ホルダのL字状の溝に係合する凸条と、前記先端側面に
    形成された開口を覆い、かつ外面に前記トナー容器ホル
    ダの先端内面凸条と係止する突起と、回転した時に前記
    先端側面に形成された開口と合致する開口が配設された
    回転可能なシャッターを有したトナー容器とを具備し、
    前記トナー容器ホルダにトナー容器を挿入嵌合しながら
    前記各開口を合致させるようにしたことを特徴とするト
    ナー補給装置。
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