JPH0990730A - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

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JPH0990730A
JPH0990730A JP7269108A JP26910895A JPH0990730A JP H0990730 A JPH0990730 A JP H0990730A JP 7269108 A JP7269108 A JP 7269108A JP 26910895 A JP26910895 A JP 26910895A JP H0990730 A JPH0990730 A JP H0990730A
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toner
cartridge
opening
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toner storage
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JP7269108A
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Inventor
Takaaki Yanagisawa
孝昭 柳沢
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カートリッジ交換動作の際にトナ−が落下し
て装置本体内や床を汚したり、操作者の身体、衣服等を
汚損することを防止できるトナー供給装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体内で、現像装置の支持
部材101上に回転自在に支持されたトナーカートリッ
ジが回転することによりトナーカートリッジ内のトナ−
を現像装置内に送り込む方式のトナ−供給装置であっ
て、トナーカートリッジは、吐出用の開口を有する筒状
のトナ−収納部と、トナ−収納部1の開口部分に対して
トナー収納部と相対回転可能に取り付けられ且つ排出口
7を有するキャップ部材2とを有し、支持部材は、トナ
−収納部を正逆転回転させる駆動手段106とを有する
トナ−供給装置に於いて、画像形成装置本体側のトナー
エンド表示直前に、駆動手段によりトナー収納部をある
一定時間だけ連続的に正回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式画像形
成装置に用いられる現像装置及びトナーカートリッジの
改良に関し、詳細にはトナーカートリッジのトナー吐出
用開口周辺に付着するトナ−を除去することにより、カ
ートリッジ交換動作の際にトナ−が落下して装置本体内
や床を汚したり、操作者の身体、衣服等を汚損すること
を防止できるトナー供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ装置等の画像形成装置の作像部には、感光体上の静
電潜像をトナーによって現像するための現像装置が装備
されており、この現像装置のトナーホッパー部にはトナ
ーカートリッジ(トナー収納容器)が着脱自在に装着さ
れる。トナーカートリッジには、円筒形状を初めとして
種々の形態を有したものがあり、円筒形状のカートリッ
ジにあってはトナー吐出用の開口は、軸方向端面或は外
周面に設けられている。トナーカートリッジの非装着時
には当該開口をシール、或はシャッタ等により閉止して
おき、トナーカートリッジを現像装置に装着する際に手
でシールを剥したり、現像装置側に設けたシャッタ開閉
機構の作動によって自動的にシャッタを開放することが
行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシャッタ付きの
トナーカ−トリッジであって、該カートリッジを現像装
置に対して水平姿勢で横向きにセットするタイプにあっ
ては、カ−トリッジ交換のために取り外したカートリッ
ジの開口はシャッタにより閉止されるよう構成されてい
る。しかし、開口がシャッタにより閉止されたとして
も、閉止以前に開口付近に残ったトナ−がカ−トリッジ
の表側に流出、付着していると、交換動作の際に付着ト
ナ−が落下して機器本体内や床を汚したり、操作者の身
体、衣服にトナーが付着することがあった。このような
不具合の解決方法として、トナ−エンド表示が行われる
直前の時点で、トナーカ−トリッジを回転させることに
より、開口付近に残存するトナ−をできるだけ減らすよ
うにした方法が提案されているが、開口付近に強い力で
吸着したトナ−は、容易に除去できるものではなかっ
た。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、現像装
置(トナーホッパ等)内のトナー残量がエンドになった
ことを検知し、トナーエンドを表示する機能を備えた画
像形成装置に於て、トナーエンド表示直前にトナーカー
トリッジを所定の手法により回転させることにより、開
口周辺に付着するトナ−を除去し、もってカートリッジ
交換動作の際にトナ−が落下して装置本体内や床を汚し
たり、操作者の身体、衣服等を汚損することを防止でき
るトナー供給装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為請
求項1記載の発明は、画像形成装置本体内で、現像装置
の支持部材上に回転自在に支持されたトナーカートリッ
ジが回転することによりトナーカートリッジ内のトナ−
を現像装置内に送り込む方式のトナ−供給装置であっ
て、該トナーカートリッジは、吐出用の開口を有する筒
状のトナ−収納部と、トナ−収納部の開口部分に対して
トナー収納部と相対回転可能に取り付けられ且つ排出口
を有するキャップ部材と、該排出口を開閉するために該
キャップ部材に回動自在に支持されたシャッタ部材と、
を有し、上記支持部材は、上記シャッタ部材を開閉する
為のシャッタ開閉手段と、トナ−収納部を正逆転回転さ
せる駆動手段とを有するトナ−供給装置に於いて、上記
画像形成装置本体側のトナーエンド表示直前に、上記駆
動手段により上記トナー収納部をある一定時間だけ連続
的に正回転させるように構成したことを特徴とする。請
求項2の発明は、上記画像形成装置本体側のトナーエン
ド表示直前に、上記駆動手段により上記トナー収納部を
ある一定時間だけ間欠的に正回転させるように構成した
ことを特徴とする。請求項3の発明は、上記画像形成装
置本体側のトナーエンド表示直前に、上記駆動手段によ
り上記トナー収納部をある一定時間だけ繰返し正逆回転
させるように構成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明のトナ−供給装置の
構成を詳細に説明する。図1、図2、図3、図4、図5
は本発明を適用するトナーカートリッジ及びカートリッ
ジを支持する現像装置側の構成説明図であり、図1はト
ナーカートリッジの分解図、図2は現像装置側のカート
リッジ支持部材の要部構成図、図3はシャッタ開閉機構
の構成図、図4はカートリッジを支持部材に装着した状
態を示す斜視図、図5は図4の要部断面図である。な
お、トナー供給装置は、トナーカートリッジと、現像装
置に設けられたカートリッジ支持用の支持部材とから構
成されている。このトナーカートリッジCは、トナー収
納部1と、キャップ部材2と、シャッタ部材3と、被駆
動部材4と、シール部材5、6等から概略構成されてい
る。トナ−収納部1は中空円筒状であり、軸方向手前側
に開口1aが形成されると共に軸方向奥側は閉止されて
いる。また、トナー収納部1の内面にはらせん状の突起
1b(図1では外面に螺旋溝として現れている)が形成
されており、軸心を中心としてトナー収納部1が回転す
る時にこの突起1bにより,内部のトナ−が開口1a側
へ向けて移送されるよう構成されている。このらせん状
突起1aは、図の様にトナー収納部1が水平姿勢にある
時、あるいは、後述する排出口7が収納部の軸心位置よ
りも上側に位置する場合に排出口7よりも下側に位置す
るトナーを排出させる際に有効に作用する。なお、排出
口7が軸心位置よりも下側に位置する場合には、重力を
利用してトナーを排出できるので、突起1bを設ける必
要がなくなる。
【0006】符号2はトナ−収納部1の開口1aを閉止
する為に相対回転可能な状態で組み付けられるキャップ
部材である。カートリッジCを現像装置にセットした時
に、トナ−収納部1のみを回転させる必要がある為、キ
ャップ部材2はトナー収納部1に固定されるのではな
く、キャップ部材2を現像装置側に回転不能に支持した
状態でトナー収納部1を回転自在に支持する。そのため
の支持構造としては、例えばトナ−収納部1とキャップ
部材2の係合部(例えば、開口部1aの外周縁部とキャ
ップ部材2の内周縁部)にそれぞれ突起(爪)(図5の
1A、2A)を設け、突起同士を引っ掛けて脱落不能、
且つ相対回転可能な状態にする、いわゆるパッチン方式
が好ましい。
【0007】略椀形状を有したキャップ部材2の端面に
は、図示のごとき扇形の開口であるトナ−排出口7が設
けられ、外周面には機器本体内でキャップ部材2の回転
を止める為の突起である固定部8が設けられている。符
号2aは中心穴であり、トナー排出口7は中心穴2aを
中心として外径方向に拡開してゆく扇形である。固定部
8は中心穴2aを挟んでトナー排出口7の軸対称位置に
ある。符号5は、開口部1aの外周に被着してトナ−収
納部1とキャップ部材2のすきまを密閉するシ−ル部材
である。この図では、シール部材5はトナ−収納部1の
外周面に取り付けられ、キャップ部材2側の外周面とは
フリーの関係になるように構成しているが、キャップ部
材2の外周面に固定し、トナー収納部1の外周面とフリ
ーになるようにしてもよい。また、シ−ル部材5の材質
としては、表面の摩擦係数が低いものを選ぶのが良い。
より低負荷で回転させる為である。
【0008】符号3は、キャップ部材2の排出口7を開
閉する為のシャッタ部材である。シャッタ部材3は、排
出口7に整合する扇形形状を有し、その頂部に設けた突
起状の軸3aをキャップ部材2の中心穴2aに遊嵌する
ことにより回動自在となり、排出口7を開閉する。軸3
aの形状は、図5に示すように抜落ち防止のアゴを有し
た形状とする。符号9は、装置本体内の開閉機構と係合
して開閉動作の作用を受ける係合部である。この係合部
は軸3aと同軸状の軸部9aと、軸部9aに一体化され
た箱型の係合部本体9bとから成り、係合部本体9bの
前面は開口凹部となっている。
【0009】符号6はキャップ部材2と、シャッタ部材
3のすき間を密閉するシ−ル部材であり、排出口7とシ
ャッタ部材3との間からのトナー洩れを防止する為に扇
形の形状を有している。また、その頂部の穴6aはキャ
ッップ部材2の中心穴2aと連通した状態で軸3aによ
り挿通支持される。なお、このシール部材6もシ−ル部
材5の場合と同様に、キャップ部材2側、シャッタ部材
3側のどちらに取り付けられても良い。又、材質として
は表面の摩擦係数の低いものを選ぶことが、開閉動作の
負荷軽減に有効である。
【0010】符号4は、機器本体の駆動モータ(駆動手
段)からの駆動力をトナー収納部1に伝達する為に、ト
ナー収納部外周に嵌合固定される環状の被駆動部材であ
る。被駆動部材4は、この例ではトナー収納部と別体で
あり、トナ−収納部1の外周の突起11に、被駆動部材
4に設けた切欠き状の溝部12或は穴を係合させること
により固定され、被駆動部材4に与えられた駆動力を、
トナ−収納部1に伝える。図では、トナ−収納部1と被
駆動部材4を別々の部品物としたが、トナ−収納部1の
外周及び別の面に、駆動力を受けられる形状(例えば、
ギヤ部)を一体的に固定しても良い。
【0011】次に、図2、3を用いて、本発明のトナ−
カ−トリッジCを現像装置側(トナーホッパ部)にセッ
トする方法を示す。図2に示したトナーカートリッジC
は、図1に示した各部品を上述の手順で組み付けること
によって得られた完成体である。カートリッジCのセッ
トに際しては、まずキャップ部材2の固定部8の、現像
装置に対する位置合わせを行う。現像装置側には、カ−
トリッジCを受入れる支持部材101が設けられ、この
支持部材101は、基部101aと、基部101a上に
連接されてカートリッジCの端部を受入れる受入れ部1
01bとを有し、受入れ部101bの上部には固定部8
の形状と整合する受入れ凹所101cが形成されてい
る。受入れ部101bは、カートリッジの端部を整合状
態で受入れ可能な形状、寸法に設定されている。このと
き、受入れ凹所101cの幅y内に、幅xの固定部8を
嵌合することにより、キャップ部材2の位置決めが行わ
れる。固定部8の幅xと、受入れ凹所101cの幅yと
の関係は、幅yの方をやや大きく設定することにより、
着脱が円滑となる。
【0012】カ−トリッジの端部が受入れ部101b内
に挿入されると、シャッタ部材3の係合部9の係合部本
体9bが受入れ部101bの内奥部に回動自在に取り付
けられたシャッタ開閉手段102と係合する。又、被駆
動部材4の外周のギヤ部も支持部材101の基部101
aの上面に設けたスリットから突出した駆動部材(ギ
ヤ)105と係合する。
【0013】シャッタ開閉手段102は、受入れ部10
1bの内部に位置する抜け防止部材104の開口104
aの内部に位置しており、受入れ部101bの奥壁の中
心部に設けた穴101b’により回動自在に支持された
部材である。後述する開閉レバー103とも一体化され
ている。開閉手段102の前部にはU字型の嵌合部10
2aが突設されており、この嵌合部102aが係合部本
体9bの外周面に嵌合して開閉手段102からの回動力
をシャッタ部材3に伝達するようにしている。従って,
嵌合部102aや、係合部本体9bの形状は円形以外の
いかなる形状であってもよい。
【0014】次に、図3の様に、受入れ部101bの外
側に設けた開閉用レバ−103を手動操作により矢印方
向に移動させる。この開閉用レバ−103は、図4に示
した連設板103Aにより図4の開閉部材102と一体
回動するように取り付けられている為、開閉用レバ−1
03の移動により、シャッタ部材3が回動して、キャッ
プ部材2の排出口7が開かれる。この動作と同時に、図
3の破線に示す様に、シャッタ部材3の係合部9が支持
部材101に固定された抜け防止部材104の開口10
4aの内部において開口104aの縁部に引っ掛かった
状態となる為、カ−トリッジを引いても抜けない状態と
なる。以上の操作により、支持部材101に対するカ−
トリッジCのセットが完了する。脱時の操作は、上記と
は逆になる。
【0015】次に、図4、5を用いて、トナ−カ−トリ
ッジの動作を説明する。図示しない機器本体側の制御部
からの制御信号により、現像装置に連設されたトナ−補
給部(トナーホッパ)200のトナ−補給ロ−ラ202
に対して図示しない駆動モータからの駆動力が伝えら
れ、補給ロ−ラ202と穴付バネ板204により一定量
(制御信号により支持された回転時間分に相当する量)
のトナ−が現像装置の中に供給される。この時、トナ−
補給部200のトナ−送り板203も同時に回転して、
トナ−カ−トリッジの側から、補給ロ−ラ202の方向
へトナ−を移送して、トナ−補給ロ−ラ202上にトナ
−を供給する。前記の一連の動作の際、トナ−補給部2
00のトナ−センサ205により、センサの取付け位置
内部のトナ−の有無(レベル)が検出され、トナー無の
検知信号が出力された場合、本体制御部から、トナ−カ
−トリッジ支持部材101のモ−タ(駆動手段)106
に信号が伝達され、出力ギヤ106aから駆動部材(ギ
ヤ)105に駆動力(回転力)が伝えられ、更にトナー
収納部外周の被駆動部材(ギヤ)4を介して、トナ−収
納部1が回転駆動される。この結果、排出口7から収納
部内のトナーが排出される。図5はその状態を示してい
る。
【0016】トナ−補給部200にトナ−が送り出さ
れ、トナ−センサ205がトナ−有を検出すると、図示
しない制御部はモ−タ106を停止し、トナ−収納部1
の回転も停止する。この結果、トナーの排出は停止す
る。トナ−収納部1が回転する際、その軸方向右端部
(図5)は被駆動部材4の突起19が支持部材101に
回転可能に支持され、左端部はトナ−収納部1の外周面
が支持部材101に回転可能に取り付けられたコロ10
9により、回転支持されることにより、ブレのない回転
が実現される。駆動手段106はマイコン等の本体制御
部によって回転駆動され、駆動手段としては正逆転可能
なモータを用いる。
【0017】次に、本発明の特徴であるトナー収納部
(カートリッジ)の回転駆動制御方法の実施例の構成、
動作を説明する。トナーカートリッジCを支持部材10
1にセットして画像形成装置による複写動作を行う過程
で、トナ−補給部200のトナ−センサ205により、
センサの取付け位置内部のトナ−の有無(レベル)が検
出され、トナー無の検知信号が出力されると、本体制御
部からの制御信号により駆動手段106が駆動されてト
ナー収納部を回転させることは上述の通りであるが、こ
の一連のトナー供給動作を繰り返す中で、トナーエンド
センサ205がトナー無しを連続的に検知する結果とし
て、トナー無し信号の出力状態が連続的となり、この状
態が一定時間以上継続すると、本体制御部はトナーエン
ド状態に達したものと判定する。
【0018】従来の画像形成装置に於ては、このトナー
エンド検知時に操作部等に設けた表示部にトナーエンド
表示をなさしめ、操作者はこの表示に基づいてトナーカ
ートリッジの交換を行う。これに対して、本発明にあっ
ては、トナーエンド状態と判断された場合に、本体制御
部から駆動手段106に制御信号を送って、トナーエン
ド表示の直前にトナー収納部(トナーカートリッジ)を
回転させる。この回転により、トナー排出口7付近に残
るトナーを排出口から積極的に排出させ、交換時のカー
トリッジ表面の付着トナー量を減少させることができ
る。
【0019】このトナーエンド表示直前に行う回転方法
としては、種々考えられるが、例えば、一定時間の連続
的な正回転(突起1bによりトナーを排出口へ向けて移
送する回転方向)、間欠的な正回転、或は正逆転の繰り
返し、或はこれらの組み合わせを挙げることができる。
連続的な正回転を一定時間継続することにより、排出口
付近に付着、滞留したトナー、トナー収納部表面に付着
したトナー等を容易に除去し、排出することが可能とな
る。また、間欠的な正回転及び正逆回転では、連続正回
転によっては除去されにくい付着トナー等を更に容易に
離脱させて排出することが可能となる。連続回転の後
に、間欠回転、或は及び正逆回転を行ってもよいし、間
欠回転の後に正逆回転を行う等々、組み合わせや順序は
種々変更可能である。なお、本発明は、カートリッジ、
及び現像装置のカートリッジ支持部の構造のみならず、
粉体を用いる装置、容器であって同様の構成を備えたも
の一般に適用可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明では、画像形成装置本体
内で、現像装置の支持部材上に回転自在に支持されたト
ナーカートリッジが回転することによりトナーカートリ
ッジ内のトナ−を現像装置内に送り込む方式のトナ−供
給装置であって、該トナーカートリッジは、吐出用の開
口を有する筒状のトナ−収納部と、トナ−収納部の開口
部分に対してトナー収納部と相対回転可能に取り付けら
れ且つ排出口を有するキャップ部材と、該排出口を開閉
するために該キャップ部材に回動自在に支持されたシャ
ッタ部材と、を有し、上記支持部材は、上記シャッタ部
材を開閉する為のシャッタ開閉手段と、トナ−収納部を
正逆転回転させる駆動手段とを有するトナ−供給装置に
於いて、上記画像形成装置本体側のトナーエンド表示直
前に、上記駆動手段により上記トナー収納部をある一定
時間だけ連続的に正回転させるように構成した。このた
め、排出口近傍に残留、付着するトナーが様に排出さ
れ、交換時におけるカートリッジ表面側のトナーを減少
させることができ、その結果、交換時における床、操作
者の身体、衣服等の汚損を防止できる。また、カートリ
ッジ内に残留する未使用トナーを極力減少させて、資源
の有効利用を図ることができる。
【0021】請求項2の発明では、上記画像形成装置本
体側のトナーエンド表示直前に、上記駆動手段により上
記トナー収納部をある一定時間だけ間欠的に正回転させ
るように構成した。つまり、間欠動作の繰り返しにより
発生するショックにより、排出口近傍に付着したトナー
が効果的に除去され、その結果、交換時における床、操
作者の身体、衣服等の汚損を防止できる。また、カート
リッジ内に残留する未使用トナーを極力減少させて、資
源の有効利用を図ることができる。
【0022】請求項3の発明では、上記画像形成装置本
体側のトナーエンド表示直前に、上記駆動手段により上
記トナー収納部をある一定時間だけ繰返し正逆回転させ
るように構成した。つまり、正逆転動作の繰り返しによ
り発生するショックにより、排出口近傍に付着したトナ
ーが動果的に除去され、その結果、交換時における床、
操作者の身体、衣服等の汚損を防止できる。また、カー
トリッジ内に残留する未使用トナーを極力減少させて、
資源の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のトナーカートリッジの分解
図。
【図2】本発明の現像装置側のカートリッジ支持部材の
要部構成図。
【図3】シャッタ開閉機構の構成図。
【図4】カートリッジを支持部材に装着した状態を示す
斜視図。
【図5】図4の要部断面図。
【符号の説明】
C トナーカートリッジ、1 トナー収納部、1a 開
口、1b らせん突起、2 キャップ部材、2a 中心
孔、3 シャッタ部材、4 被駆動部材、5、6シール
部材、7 排出口、8 固定部、9 係合部、11 突
起、12 溝、19 突起、101 支持部材、101
a 基部、101b 受入れ部、101c 受入れ凹
所,102 シャッタ開閉手段,102a 嵌合部、1
02A 押え部材、103 開閉レバー、104 抜け
防止部材、104a 開口、104A、104B 穴、
105 駆動部材(ギヤ)、106 モ−タ(駆動手
段)、109 コロ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真式の画像形成装置本体内で、現
    像装置の支持部材上に回転自在に支持されたトナーカー
    トリッジが回転することによりトナーカートリッジ内の
    トナ−を現像装置内に送り込む方式のトナ−供給装置で
    あって、 該トナーカートリッジは、吐出用の開口を有する筒状の
    トナ−収納部と、トナ−収納部の開口部分に対してトナ
    ー収納部と相対回転可能に取り付けられ且つ排出口を有
    するキャップ部材と、該排出口を開閉するために該キャ
    ップ部材に回動自在に支持されたシャッタ部材と、を有
    し、 上記支持部材は、上記シャッタ部材を開閉する為のシャ
    ッタ開閉手段と、トナ−収納部を正逆転回転させる駆動
    手段とを有するトナ−供給装置に於いて、 上記画像形成装置本体側のトナーエンド表示直前に、上
    記駆動手段により上記トナー収納部をある一定時間だけ
    連続的に正回転させるように構成したことを特徴とする
    トナー供給装置。
  2. 【請求項2】 上記画像形成装置本体側のトナーエンド
    表示直前に、上記駆動手段により上記トナー収納部をあ
    る一定時間だけ間欠的に正回転させるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 上記画像形成装置本体側のトナーエンド
    表示直前に、上記駆動手段により上記トナー収納部をあ
    る一定時間だけ繰返し正逆回転させるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のトナー供給装置。
JP7269108A 1995-09-22 1995-09-22 トナー供給装置 Pending JPH0990730A (ja)

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