JP2021021807A - 現像剤補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像装置への現像剤の補給不良を生じにくくする。【解決手段】正方向又は逆方向の回転駆動によって、トナー容器32Yと搬送コイル62Yとをそれぞれ正転又は逆転させる駆動モータ91が設置されている。そして、所定のタイミングで駆動モータ91を正方向と逆方向とに交互に回転駆動する「残トナー低減モード(制御モード)」を実行している。また、その「残トナー低減モード(制御モード)」において、駆動モータ91を正方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ1として、駆動モータ91を逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ2としたときに、θ2≧θ1なる関係が成立するように設定している。【選択図】図5

Description

この発明は、現像剤容器に収容されたトナー等の現像剤を現像装置に補給する現像剤補給装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機等の画像形成装置においては、画像形成装置本体に着脱可能に設置される筒状のトナー容器(現像剤容器)が多く用いられている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1において、トナー容器から排出されたトナー(現像剤)が貯留されるトナータンク部と、現像装置と、は、トナー搬送コイルが内設されたトナー搬送管を介して接続されている。そして、駆動モータによってトナー容器が回転駆動されると、トナー容器の開口部からトナータンク部にトナーが排出されて、トナータンク部に排出されたトナーがトナー搬送コイルによって現像装置に向けて搬送される。
一方、特許文献2には、トナーボトル(現像剤容器)の内壁面にトナーが大量に付着してしまいボトル内のトナーを使い切れなくなってしまう不具合を防止することを目的として、正転しているトナーボトルを適宜に逆転させることでトナーボトルに振動を与える技術が開示されている。
従来の現像剤補給装置は、駆動モータによって現像剤容器と搬送部材とを同時に回転駆動しながら、現像剤容器から排出された現像剤を搬送部材によって現像装置に向けて搬送する場合であって、駆動モータを適宜に逆方向に回転駆動して現像剤容器を逆転させることで現像剤容器の内壁に現像剤が付着する不具合を軽減しようとする場合に、搬送部材も逆転してしまっていた。そのため、駆動モータを逆方向に回転駆動した後に、再び現像モータを正方向に回転駆動して現像装置への現像剤の補給をおこなおうとしても、搬送部材の逆転によって現像装置から離れる方向に現像剤が搬送された分だけ、現像装置への現像剤の補給にタイムラグが生じてしまっていた。したがって、現像装置に補給する現像剤量が不足してしまう補給不良が一時的に生じてしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像装置への現像剤の補給不良が生じにくい、現像剤補給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における現像剤補給装置は、駆動モータによる正方向の回転駆動によって正転することにより、内部に収容された現像剤を排出する現像剤容器と、前記駆動モータによる前記正方向の回転駆動によって正転することにより、前記現像剤容器から排出された現像剤を現像装置に向けて搬送する搬送部材と、を備え、前記駆動モータは、逆方向の回転駆動によって、前記現像剤容器を逆転するとともに前記搬送部材を逆転し、所定のタイミングで前記駆動モータを正方向と逆方向とに交互に回転駆動する制御モードを実行し、前記制御モードにおいて、前記駆動モータを正方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ1として、前記駆動モータを逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ2としたときに、θ2≧θ1なる関係が成立するものである。
本発明によれば、現像装置への現像剤の補給不良が生じにくい、現像剤補給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置にトナー容器が設置された状態を示す模式図である。 トナー容器収容部にトナー容器が設置される状態を示す概略斜視図である。 トナー補給装置の要部を示す斜視図である。 残トナー低減モード(制御モード)の動作例であって、駆動モータの駆動時間と角速度との関係を示すグラフである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、画像形成装置100の全体の構成・動作について説明する。
図1(及び、図3)に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部70には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つの現像剤容器としてのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
トナー容器収容部70の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、現像剤補給装置としてのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが設置されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32K(現像剤容器)に収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(現像剤補給装置)によって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に補給される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Y(像担持体)と、感光体ドラム1Yの周囲にそれぞれ設置された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Yの表面にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、画像形成プロセス開始の指示により、感光体ドラム1Yは、モータによって図2の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1参照)から発せられるレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光装置7から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写ローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写対向ローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、4つの1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙部26には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される。
その後、シートPは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー搬送管64Y(トナー搬送経路)に連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3、図5等参照)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3〜図5等を用いて、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kについて詳述する。
図3等を参照して、装置本体100のトナー容器収容部70に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容された現像剤としてのトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。
なお、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kやトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、イエローに対応したトナー補給装置60Yやトナー容器32Yのみの説明をおこない、他の3つの色に対応したトナー補給装置60M、60C、60Kやトナー容器32M、32C、32Kの説明を適宜に省略する。
図4に示すように、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが装置本体100のトナー容器収容部70に装着(矢印Qに沿った移動である。)されると、その装着動作に連動して、トナー容器32Y、32M、32C、32Kのシャッタ部材34d(図3参照)が移動してトナー排出口Wが開放されるとともに、トナー容器収容部70(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)のトナー補給口72w(図3参照)とトナー排出口Wとが連通する。これにより、トナー容器32Y、32M、32C、32K内に収容されたトナーが、トナー排出口Wから排出されて、トナー容器収容部70(トナー補給装置60Y、60M、60C、60K)のトナー補給口72wからトナータンク部61Y内に貯溜されることになる。
ここで、図3、図5等を参照して、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、主として、トナー容器収容部70に非回転で保持されるキャップ部34Yと、ギア33cが一体的に形成された容器本体33Y(ボトル本体)と、で構成される。容器本体33Yは、キャップ部34Yに対して相対的に回転可能に保持されていて、駆動機構(駆動モータ91やギア81、82等で構成されている。)によって図3、図5の矢印方向に回転駆動される。そして、容器本体33Y自体が回転することで、容器本体33Yの内周面に螺旋状に形成された突起33b(図5参照)によって、トナー容器32Y(容器本体33Y)の内部に収容されたトナーが長手方向に搬送されて(図3の左方から右方への搬送である。)、容器本体33Yの開口部Aからキャップ部34Yにトナーが排出され、さらにキャップ部34Yのトナー排出口Wから容器外にトナーが排出される。すなわち、駆動モータ91によってトナー容器32Yの容器本体33Yが適宜に回転駆動(正転)されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
図3、図5を参照して、現像剤補給装置としてのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kは、トナー容器収容部70、トナータンク部61Y、搬送部材としての搬送コイル62Y、トナーエンドセンサ66Y、駆動モータ91、ギア8〜84、等で構成されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yのトナー排出口Wの下方に設置されていて、トナー容器32Yのトナー排出口Wから排出されたトナーが貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送管64Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知するトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部90にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部90の制御により駆動モータ91によってトナー容器32Yの容器本体33Yを所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の外装部に設置された表示パネルにトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
図3、図5に示すように、搬送コイル62Yは、トナー搬送管64Yに回転可能に内設されていて、トナータンク部61Yに貯留されたトナーをトナー搬送管64Yを介して現像装置5Yに向けて搬送するものである。詳しくは、搬送コイル62Yは、駆動モータ91の回転駆動によって正転することで、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方に向けてトナーをトナー搬送管64Yに沿って搬送する。そして、搬送コイル62Yによって搬送されたトナーは、現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
なお、本実施の形態において、搬送コイル62Yの駆動源は、トナー容器32Y(容器本体33Y)の駆動源と共通化されている。すなわち、駆動モータ91が回転駆動されると、トナー容器32Yが回転するとともに搬送コイル62Yも回転することになる。
また、図4を参照して、トナー容器収容部70は、主として、トナー容器32Yのキャップ部34Yを保持するためのキャップ受部73と、トナー容器32Yの容器本体33Yを保持するためのボトル受部72と、で構成されている。
ここで、図1を参照して、装置本体100の手前側(図1の紙面垂直方向手前側である。)の上方に設置された本体カバー(不図示である。)を開放すると、トナー容器収容部70が露呈される。そして、各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの長手方向を水平方向とした状態で、装置本体100の手前側上方からの各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの着脱操作(トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作である。)がおこなわれる。
詳しくは、装置本体100への装着時には、各トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、本体カバーが開放された状態の装置本体100の上方からトナー容器収容部70上に載置され、その後にキャップ部34Yを先頭にして水平方向に押し込まれることになる(図4の矢印Qに沿った移動である。)。これに対して、装置本体100からの離脱時には、各トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、装着時と逆の操作がおこなわれることになる。
以下、本実施の形態におけるトナー補給装置60Yの、特徴的な構成・動作について詳述する。
先に図3、図5等を用いて説明したように、現像剤補給装置としてのトナー補給装置60Yには、現像剤容器としてのトナー容器32Yや、搬送部材としての搬送コイル62Yなどが設けられている。
トナー容器32Y(現像剤容器)は、駆動モータ91による正方向の回転駆動によって図3、図5の矢印方向に正転することにより、内部に収容された現像剤としてのトナーを排出するものである。駆動モータ91の駆動は、第1のギア列81、82を介してトナー容器32Y(容器本体33Y)のギア33cに伝達されて、トナー容器32Y(容器本体33Y)が回転することになる。
搬送コイル62Yは、駆動モータ91による正方向の回転駆動によって図3の破線矢印方向に正転することにより、トナー容器32Yから排出されたトナー(現像剤)を現像装置5Yに向けて搬送するものである。駆動モータ91の駆動は、第2のギア列82、83を介して搬送コイル62Yのギア84(一端側の軸部に設置されている。)に伝達されて、搬送コイル62Yが回転することになる。
このように、本実施の形態では、搬送コイル62Yを回転駆動する駆動モータ91と、トナー容器32Yを回転駆動する駆動モータ91と、が1つの共通の駆動源として用いられているため、駆動源を別々に設ける場合に比べて、装置を小型化、低コスト化することができる。
ここで、駆動モータ91は、逆方向の回転駆動によって、トナー容器32Y(現像剤容器)を逆転するとともに搬送コイル62Y(搬送部材)を逆転するものである。
詳しくは、駆動モータ91は、正逆双方向回転型のステッピングモータである。そして、制御部90による制御によって駆動モータ91が正方向に回転したときには、トナー容器32Yが図3の実線矢印方向に正転するとともに、搬送コイル62Yが図3の破線矢印方向に正転する。これにより、通常のトナー容器32Yからトナー搬送管64Yを介して現像装置5Yに至るトナー補給がおこなわれることになる。
これに対して、制御部90による制御によって駆動モータ91が逆方向に回転したときには、トナー容器32Yが図3の実線矢印方向の逆方向に逆転するとともに、搬送コイル62Yが図3の破線矢印方向の逆方向に逆転する。すなわち、搬送コイル62Yは、トナー容器32Yの駆動と同期して正転したり逆転したりすることになる。
そして、図6を参照して、本実施の形態では、所定のタイミング(通常のトナー補給時とは異なるタイミングである。)で、その駆動モータ91を正方向と逆方向とに交互に回転駆動する制御モードを実行している。
すなわち、このような制御モードを実行するときには、通常のトナー補給動作とは異なり、駆動モータ91によってトナー容器32Y(容器本体33Y)と搬送コイル62Yとを同期して正転させたり逆転させたり交互に回転方向を切替えている。
この制御モードは、トナー容器32Yの内壁面にトナーが大量に付着してしまって、トナー容器32Y内に大量のトナー(残トナー)を残した状態でトナー容器32Yを交換しなければならない不具合を防止するためのものである。したがって、この制御モードを、以降、適宜に「残トナー低減モード」と呼ぶことにする。
また、本実施の形態では、「残トナー低減モード(制御モード)」において、駆動モータ91を正方向に回転駆動するときの累積の回転角度(積算動作角度)をθ1として、駆動モータ91を逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度(積算動作角度)をθ2としたときに、
θ2≧θ1
なる関係が成立するように設定している。
すなわち、残トナー低減モードにおいて、駆動モータ91によってトナー容器32Y(容器本体33Y)と搬送コイル62Yとが正転されるそれぞれの累積回転角度に比べて、トナー容器32Y(容器本体33Y)と搬送コイル62Yとが逆転されるそれぞれの累積回転角度が同等以上になるように設定している。
具体的に、図6において、横軸の「時間(経過時間)」は駆動モータ91の駆動時間を示し、縦軸の「角速度」は駆動モータ91(ステッピングモータ)の角速度(回転速度)であって駆動モータ91に加えるパルス数(pps)に相当する。したがって、図6において図示した各領域A〜Fの面積(積分値であって、「17.5」、「15」、「22.5」等の数字で表現している。)が回転角度(動作角度)になる。よって、図6の動作例では、正方向の回転駆動時の累積回転角度θ1は52.5°(B+D+F:15×2+22.5)になり、逆方向の回転駆動時の累積回転角度θ2も52.5°(A+C+E:17.5×3)になり、θ1とθ2とが等しくなる。
このように本実施の形態では、駆動モータ91を正方向と逆方向とに交互に回転駆動する「残トナー低減モード」を、正転時の累積回転角度θ1に比べて逆転時の累積回転角度θ2が同等以上になるような条件でおこなっているため、現像装置5Yへのトナーの補給不良を生じにくくしつつ、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着する不具合を軽減することができる。
詳しくは、トナー容器32Yを正転することなく単に逆転させるだけだと、それに同期して搬送コイル62Yも逆転するだけであるため、トナー搬送管64Y内においてトナーが現像装置5Yから離れる方向に逆流し続けることになる。したがって、残トナー低減モードを終えて、通常のトナー補給動作をおこなうためにトナー容器32Yや搬送コイル62Yを正転させても、トナーが逆流した分だけ、現像装置5Yへのトナー補給にタイムラグが生じてしまい、現像装置5Yへのトナー補給不良が一時的に生じてしまう。これに対して、本実施の形態では、トナー容器32Yと搬送コイル62Yとの正転と逆転とを交互におこなっているため、そのような不具合が生じにくくなる。
そして、本実施の形態では、トナー容器32Yの逆転と正転とが交互におこなわれるため、容器内において正転時に開口部Aに向かうトナーと逆方向に向かうトナーとが衝突し合うとともに、正転から逆転に切り替えられるときに容器に振動が生じることで、容器の内壁面へのトナー付着が軽減されることになる。特に、本実施の形態では、トナー容器32Yの逆転動作が正転動作よりも短くならないようにしているため、容器内における逆方向のトナーの動作が充分に確保されて、上述した効果が発揮されやすくなる。
さらに、搬送コイル62Yの駆動に関しても、逆転動作が正転動作よりも短くならないことで、トナー搬送管64Yの下流側(現像装置5Yに近い側である。)において、残トナー低減モード時に現像装置5Yに多くのトナーを送り込んでしまうことはない。そのため、本来、現像装置5Yへのトナー補給を予定していない残トナー低減モードにおいて、現像装置5Yに大量のトナーが補給されてしまって、現像装置5Y内の現像剤のトナー濃度が大きく変化してしまう不具合を防止することができる。すなわち、残トナー低減モード直後の印刷動作において、印刷画像の画像濃度が安定しない不具合を軽減することができる。
なお、図6の動作例では、正転時の累積回転角度θ1と逆転時の累積回転角度θ2とが等しくなるように設定したが、θ2≧θ1なる関係が成立すれば上述した種々の効果が発揮されることになる。また、θ2>θ1なる関係が成立すれば、余剰排出をより防ぐことが可能になる。
ここで、図6に示すように、本実施の形態において、「残トナー低減モード(制御モード)」は、駆動モータ91を、最初に逆方向に回転駆動した後に、正方向と逆方向との交互の回転駆動を繰り返し、最後に正方向に回転駆動している。
具体的に、図6の動作例では、逆方向(A)、正方向(B)、逆方向(C)、正方向(D)、逆方向(E)、正方向(F)の順に駆動モータ91を駆動している。
残トナー低減モードの開始直後に駆動モータ91を正方向に駆動してしまうと、正転する搬送コイル62Yによって現像装置5Yにトナーが補給されてしまうため、残トナー低減モードの開始直後に駆動モータ91を逆方向に駆動することが好ましい。
また、残トナー低減モードの終了直前に駆動モータ91を逆方向に駆動してしまうと、逆転する搬送コイル62Yによって、トナー搬送管64Yにおいて現像装置5Yから遠ざかる方向にトナーがその分だけ流動して、残トナー低減モード後におこなわれる通常のトナー補給動作で現像装置5Yへのトナー補給が遅れてしまうため、残トナー低減モードの終了直前に駆動モータ91を正方向に駆動することが好ましい。
特に、図6に示すように、本実施の形態において、「残トナー低減モード(制御モード)」は、駆動モータ91を最後に正方向に回転駆動するときの回転角度が最も大きく回転速度が最も遅くなるように設定している。
具体的に、図6の動作例では、領域Fに示す最後の駆動モータ91の正方向の駆動時の回転角度は22.5°で、他の領域A〜Eのものより大きく設定されている。また、領域Fに示す最後の駆動モータ91の正方向の駆動時の回転速度(角速度)は、他の領域A〜Eのものより小さく半分程度に設定されている。
先に説明したように、残トナー低減モードの終了直前に駆動モータ91を正方向に駆動することで、残トナー低減モード後におこなわれる通常のトナー補給動作で現像装置5Yへのトナー補給が遅れてしまう不具合を軽減することができる。しかし、駆動モータ91を正方向に駆動してトナー搬送管64Y内のトナーを順方向(現像装置5Y側である。)に戻し過ぎてしまうと、現像装置5Yに不要なトナーを補給してしまうことになる。これに対して、本実施の形態では、残トナー低減モードにおいて、モード開始から逆回転動作時の回転角度を正回転動作時のものより大きめに設定しておき、最後の正転動作ではトナー搬送管64Y内におけるトナーの流動状態を落ち着けるように、ゆっくりと時間をかけて遅い回転速度(角速度)でトナーを搬送するようにしている。これにより、残トナー低減モードの終了時に現像装置5Yに不要なトナーを補給してしまう不具合を軽減することができる。
また、図6に示すように、本実施の形態において、「残トナー低減モード(制御モード)」は、駆動モータ91を最後に正方向に回転駆動するときを除き、駆動モータ91を逆方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度が正方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度よりも大きく、駆動モータ91を逆方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度と回転速度(角速度)とがそれぞれすべて等しく、駆動モータ91を正方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度と回転速度(角速度)とがそれぞれすべて等しくなるように設定している。
具体的に、図6の動作例では、逆回転動作時の領域A、C、Eの回転角度はいずれも17.5°に設定されて、正回転動作時の領域B、Dの回転角度はいずれも逆回転動作時のものより小さな15°に設定されている。
これにより、残トナー低減モード時における駆動モータ91の制御が比較的単純化されて、上述した種々の効果が効率的に発揮されやすくなる。
ここで、本実施の形態において、「残トナー低減モード(制御モード)」は、通常の印刷動作(ジョブ、画像形成動作)が終了した後など、非画像形成時のタイミングで実行されるように設定している。言い換えると、通常の印刷動作(ジョブ、画像形成動作)が終了してから、次回の印刷動作(ジョブ、画像形成動作)が開始される間に実行される。
なお、「非画像形成時」は、画像形成動作がおこなわれていない状態であればいつでも良い。
このようにすることで、通常の印刷動作がおこなわれている最中に残トナー低減モードが実行されてしまって、印刷動作が終了するまでの時間が長くなってしまう不具合を軽減することができる。
なお、「印刷動作」とは、印刷開始の指示が使用者よりなされて画像が印刷されたシートPが指定された枚数排出されることを言う。そして、この間に、上述した作像プロセスがおこなわれることになる。また、印刷開始の指示は、例えば、画像形成装置100に設けられている印刷開始ボタンの押下等がそれに値する。
特に、本実施の形態では、トナー容器32Yに収容されたトナーの残量が所定量以下になったとき(トナーニアエンド状態である。)に、残トナー低減モードが実行されるように設定している。
すなわち、トナー容器32Y内のトナーが充分にある状態では残トナー低減モードを実行せずに、トナー容器32Y内の残トナー量が僅かになった状態で残トナー低減モードを実行するようにしている。
このように設定しているのは、トナー容器32Y内のトナーが充分にある状態では容器の内壁面へのトナー付着が生じにくく、トナー容器32Y内の残トナー量が僅かになった状態のときに内壁面へのトナー付着が生じやすいためである。
なお、トナー容器32Yのトナーニアエンド状態は、新品のトナー容器32Yが装置本体にセットされてからのトナー容器32Yの累積の駆動時間などに基づいて間接的に検知することができる。そして、トナー容器32Yのトナーニアエンド状態が検知されると、その後の非画像形成時のタイミング(例えば、各ジョブ後のタイミングである。)で残トナー低減モードが実行されることになる。
このような制御をおこなうことで、効率的に無駄なく残トナー低減モードを実行することができる。
以上説明したように、本実施の形態におけるトナー補給装置60Y(現像剤補給装置)は、駆動モータ91による正方向の回転駆動によって正転することにより内部に収容されたトナー(現像剤)を排出するトナー容器32Y(現像剤容器)と、駆動モータ91による正方向の回転駆動によって正転することによりトナー容器32Yから排出されたトナーを現像装置5Yに向けて搬送する搬送コイル62Y(搬送部材)と、が設けられている。駆動モータ91は、逆方向の回転駆動によって、トナー容器32Yを逆転するとともに搬送コイル62Yを逆転するものである。そして、所定のタイミングで駆動モータ91を正方向と逆方向とに交互に回転駆動する「残トナー低減モード(制御モード)」を実行している。また、その「残トナー低減モード(制御モード)」において、駆動モータ91を正方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ1として、駆動モータ91を逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ2としたときに、θ2≧θ1なる関係が成立するように設定している。
これにより、現像装置5Yへのトナーの補給不良が生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32K内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32K内に2成分現像剤を収容することもできる。
そして、その場合であっても、上述した本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、トナー容器32Yとして容器本体33Yとキャップ部34Yとからなるものを用いたが、トナー容器32Y(現像剤容器)の構成はこれに限定されることなく、回転駆動により内部に収容されたトナー(現像剤)を容器外に排出するものであれば、それらのすべてに本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、搬送部材としてコイル状の搬送コイル62Yを用いたが、搬送部材の構成はこれに限定されることなく、回転駆動によりトナー(現像剤)を搬送するものであれば、例えば、搬送部材としてスクリュ状の搬送スクリュを用いることもできる。
また、本実施の形態では、駆動モータ91としてステッピングモータを用いたが、駆動モータはこれに限定されることなく、正逆方向にある程度応答性良く回転駆動するものであればよくて、例えば、駆動モータとしてブラシモータやブラシレスモータを用いることもできる。
そして、それらのような場合であっても、上述した本実施の形態ものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y 現像装置、
32Y、32M、32C、32K トナー容器(現像剤容器)、
33Y 容器本体、
33b 突起(螺旋状の突起)、 33c ギア、
34Y キャップ部、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置(現像剤補給装置)、
64Y 搬送コイル(搬送部材)、
91 駆動モータ、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
A 開口部、 W トナー排出口。
特開2012−18379号公報 特開平9−34234号公報

Claims (8)

  1. 駆動モータによる正方向の回転駆動によって正転することにより、内部に収容された現像剤を排出する現像剤容器と、
    前記駆動モータによる前記正方向の回転駆動によって正転することにより、前記現像剤容器から排出された現像剤を現像装置に向けて搬送する搬送部材と、
    を備え、
    前記駆動モータは、逆方向の回転駆動によって、前記現像剤容器を逆転するとともに前記搬送部材を逆転し、
    所定のタイミングで前記駆動モータを正方向と逆方向とに交互に回転駆動する制御モードを実行し、
    前記制御モードにおいて、前記駆動モータを正方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ1として、前記駆動モータを逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ2としたときに、
    θ2≧θ1
    なる関係が成立することを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 前記制御モードは、前記駆動モータを、最初に逆方向に回転駆動した後に、正方向と逆方向との交互の回転駆動を繰り返し、最後に正方向に回転駆動することを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 前記制御モードは、前記駆動モータを最後に正方向に回転駆動するときの回転角度が最も大きく回転速度が最も遅くなることを特徴とする請求項2に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記制御モードは、前記駆動モータを最後に正方向に回転駆動するときを除き、前記駆動モータを逆方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度が正方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度よりも大きく、前記駆動モータを逆方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度と回転速度とがそれぞれすべて等しく、前記駆動モータを正方向に回転駆動するときの1回当りの回転角度と回転速度とがそれぞれすべて等しいことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像剤補給装置。
  5. 前記制御モードは、非画像形成時のタイミングで実行されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  6. 前記制御モードは、前記現像剤容器に収容された現像剤の残量が所定量以下になったときに実行されることを特徴とする請求項5に記載の現像剤補給装置。
  7. 駆動モータによる正方向の回転駆動によって正転することにより、内部に収容された現像剤を排出する現像剤容器と、
    前記駆動モータによる前記正方向の回転駆動によって正転することにより、前記現像剤容器から排出された現像剤を現像装置に向けて搬送する搬送部材と、
    を備え、
    前記駆動モータは、逆方向の回転駆動によって、前記現像剤容器を逆転するとともに前記搬送部材を逆転し、
    画像形成動作終了時から次回の画像形成動作開始時の間に、前記駆動モータを正方向と逆方向とに交互に回転駆動させ、
    画像形成動作終了時から次回の画像形成動作開始時の間において、前記駆動モータを正方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ1として、前記駆動モータを逆方向に回転駆動するときの累積の回転角度をθ2としたときに、
    θ2≧θ1
    なる関係が成立することを特徴とする現像剤補給装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像剤補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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