JP2015200769A - トナー補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

トナー補給装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】像担持体上に形成される潜像が乱れる不具合が生じることなく、トナー容器の内壁に付着して残留するトナーを少なくすることができる、トナー補給装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー容器32Yをトナー補給動作時における正方向とは逆の逆方向にも回転駆動できるように構成して、トナー像が担持される感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に潜像が形成されないタイミングで、トナー容器32Yを逆方向に回転駆動しながら、少なくともトナー容器32Yを正方向に回転駆動するときよりも大きな振動をトナー容器32Yに与えている。
【選択図】図6

Description

この発明は、トナー容器を正方向に回転駆動してトナー容器に収容されたトナーを容器外に排出させて現像装置等の被補給体に向けて補給するトナー補給装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、略筒状のトナーカートリッジ(トナー容器)に収容されたトナーを回転駆動して、トナー容器に収容されたトナーを容器外に排出するトナー補給装置を設置したものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
詳しくは、特許文献1において、トナーカートリッジ(トナー容器)は、外周面から内周面に向けて突出する螺旋状の突起が形成された略筒状の容器本体が設けられている。そして、駆動モータによって容器本体が所定方向(正方向)に回転駆動されることで、螺旋状の突起によって容器本体内のトナーが排出口に向けて搬送されて、排出口からトナーが排出される。そして、トナーカートリッジから排出されたトナーは、連通路(落下経路部)を落下した後に、その真下に位置する吸引口から粉体ポンプによる吸引によって吸引されて、吸引口に接続された搬送管を介して現像装置(被補給体)に向けて、搬送されて補給されることになる。
一方、特許文献2、3等には、略筒状のトナー容器(トナーボトル)が着脱可能に設置されるトナー補給装置において、トナー容器の内壁に付着して残留するトナーを少なくして容器内に収容したトナーをきれいに使い切ることを目的として、トナー容器を回転駆動しながらトナー容器に振動を与える技術が開示されている。
上述した特許文献2、3等のトナー補給装置は、トナー容器を回転駆動しながらトナー容器に振動を与えているため、トナー容器の内壁に付着して残留するトナーを少なくする効果が大いに期待できる。
しかし、トナー容器を回転駆動するときにトナー容器に一様に大きな振動を付与してしまうと、その振動が感光体ドラム(像担持体)に潜像を形成する書込み部(露光部)に伝わってしまい、感光体ドラム上に形成される潜像が乱れてしまう不具合が生じてしまうことがあった。そして、このように感光体ドラム上に形成される潜像が乱れてしまうと、感光体ドラムや記録媒体に形成されるトナー像も同様に乱れてしまうことになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、像担持体上に形成される潜像が乱れる不具合が生じることなく、トナー容器の内壁に付着して残留するトナーを少なくすることができる、トナー補給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー補給装置は、略筒状に形成されたトナー容器を正方向に回転駆動して当該トナー容器に収容されたトナーを容器外に排出させるトナー補給装置であって、前記トナー容器を前記正方向とは逆の逆方向にも回転駆動できるように構成され、トナー像が担持される像担持体の表面に潜像が形成されないタイミングで、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら、少なくとも前記トナー容器を前記正方向に回転駆動するときよりも大きな振動を当該トナー容器に与えるものである。
本発明によれば、像担持体上に形成される潜像が乱れる不具合が生じることなく、トナー容器の内壁に付着して残留するトナーを少なくすることができる、トナー補給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 トナー補給装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 粉体ポンプを示す断面図である。 設置部に設置されたトナー容器を示す斜視図である。 (A1)〜(A3)トナー容器が正方向に回転する動作を示す図と、(B1)〜(B2)トナー容器が逆方向に回転する動作を示す図と、である。 トナー補給装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。 変形例1としての、トナー容器が回転する動作を示す図である。 変形例2としての、トナー容器が回転する動作を示す図である。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1〜図3にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はそのトナー補給装置(粉体補給装置)を示す構成図であり、図3は作像部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にある設置部31(トナー容器受台)には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4色の略筒状のトナー容器32Y、32M、32C、32K(粉体容器)が着脱可能(交換可能)に載置されている。また、各トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置の貯留部81Y、81M、81C、81Kが配設されている。
また、設置部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、被補給体としての現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、像担持体としての感光体ドラム1Yは、不図示のモータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7(書込み部)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K 、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14、中間転写クリーニング部10等で構成される。中間転写ベルト8は、3つのローラ12〜14によって張架・支持されるとともに、1つのローラ12の回転駆動によって図1の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K との間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の被転写材P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、被転写材Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部10の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された被転写材Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28(タイミングローラ対)に搬送された被転写材Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、被転写材Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、被転写材P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された被転写材Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が被転写材P上に定着される。
その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写材Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、トナー補給装置90の構成・動作について、簡単に説明する。
トナー補給装置90は、設置部31に設置されたトナー容器32Yを正方向(図2の矢印方向である。)に回転駆動して、トナー容器32Y内に収容されたトナーを容器外に排出して、現像装置5Yに導くためのものであって、トナー補給経路(トナー搬送経路)を形成している。
なお、図2は、理解を容易にするために、トナー容器32Y、トナー補給装置90、現像装置5Yの配置方向などを変えて図示している。実際には、図2において、トナー容器32Yとトナー補給装置90の一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1を参照できる。)。また、搬送管95、96の向きや配置も簡略化して図示している。
装置本体100の設置部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置を経て適宜に各現像装置内に補給される。4つのトナー補給装置は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
詳しくは、トナー容器32Yが装置本体100の設置部31にセットされると、トナー容器32Yのボトル・ギア37Yが装置本体100の駆動ギア110に噛合するとともに、キャップ受部91のキャップ開閉チャック92によってトナー容器32Yからキャップ34Y(開口部Cを塞ぐための部材である。)が取り外される。これにより、トナー容器32Yの開口部Cが開放されて、トナー容器32Y内に収容されたトナーの排出が可能になる。
一方、トナー補給装置90において、開放された開口部Cの下方には、落下経路部82を介して貯留部81が設けられている。貯留部81の底部には吸引口83が設けられていて、この吸引口83がノズルを介して搬送管95(チューブ)の一端に接続されている。搬送管95は、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料からなり、その他端が紛体ポンプ60(ダイヤフラムポンプ)に接続されている。粉体ポンプ60は、サブホッパ70、搬送管96(チューブ)を介して現像装置5Yに接続されている。
このように構成されたトナー補給装置90において、駆動モータ115によって駆動ギア110が駆動されるとトナー容器32Yの容器本体33Yが正方向に回転駆動されて、トナー容器32Yの開口部Cからトナーが排出される。トナー容器32Yから排出されたトナーは、落下経路部82を落下して貯留部81に貯留される。貯留部81に貯留されたトナーは、粉体ポンプ60が稼働することで、吸引口83から吸引されて搬送管95を介して粉体ポンプ60からサブホッパ70に向けて搬送される。そして、サブホッパ70に搬送されたトナーは、搬送管96を介して現像装置5Y内に補給される。すなわち、トナー容器32Y内のトナーは、図2中の破線矢印方向に搬送されることになる。
次に、図3にて、作像部における現像装置(被補給体)の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Yと、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。
なお、本実施の形態において用いられるトナーは、低融点のトナーであって、有機溶媒中に活性水素基を有する化合物と反応可能な変性ポリエステル樹脂を含むトナー組成分を溶解又は/及び分散させて、その溶解液又は分散液を、樹脂微粒子を含む水系媒体中で、活性水素基を有する化合物と反応させて得られたものである。そして、そのトナーバインダーは、その変性ポリエステル樹脂とともに、結晶性ポリエステル樹脂を含有している。このように、本実施の形態では、低融点トナーを用いていて、トナー容器32Yの内壁面にトナーが付着しやすいため、後述するようにトナー容器32Yに適宜に振動を与える構成が有用になる。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図3の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤は、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤は、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置90を介して現像剤収容部54Y内に補給される。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤とともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図3の紙面垂直方向の長手方向の移動である。)。そして、現像剤中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤は、図3中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤は、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤はスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図4にて、粉体ポンプ60及びサブホッパ70について詳述する。
図4を参照して、本実施の形態における粉体ポンプ60は、ダイヤフラムポンプ(容積式ポンプ)であって、ダイヤフラム61(ゴム部材)、ケース62、モータ67、回転板68、逆止弁63、64、シール部材65、66(弾性部材)、等で構成されている。このように構成された粉体ポンプ60は、比較的小型かつ低コストのものである。
ここで、ケース62とダイヤフラム61とでポンプ本体を形成する。
ケース62は、剛性を有する樹脂材料又は金属材料からなり、ポンプ本体の主部(ハウジング)として機能する。ケース62(ポンプ本体)には、内部に向けて現像剤を空気とともに流入するための流入口Aと、内部から現像剤を空気とともに流出するための流出口Bと、が形成されている。
ダイヤフラム61は、親トナー性が低く弾性を有するゴム材料で形成されていて、椀状に形成された部分の内部が容積可変部Wとして機能して、その外周部に起立するようにアーム部61a(その穴部に回転板68の偏心軸68aが嵌合している。)が形成されている。ダイヤフラム61はケース62に対して隙間が生じないように接合されていて、ダイヤフラム61の容積可変部Wと、ケース62の内部と、がポンプ本体の内部において1つの閉空間として形成されている。そして、ポンプ本体61、62は、後述する回転板68(偏心軸68a)の回転にともなうダイヤフラム61の伸縮動作によって、内部の容積を増減させて正圧と負圧とを交互に発生させることになる。
回転板68は、モータ67のモータ軸に設置されていて、その面上においてモータ軸(回転中心)から偏心した位置に起立するように偏心軸68aが設けられている。回転軸68の偏心軸68aは、ダイヤフラム61におけるアーム部61aの先端部に形成された穴部に挿入(嵌合)されている。
このような構成により、制御部に制御されてモータ67が駆動されることで、回転板68(偏心軸68a)が回転して、それにともないダイヤフラム61が容積可変部Wの容積を周期的に増減するように伸縮することになる。そして、このようなダイヤフラム61の伸縮動作にともない、ポンプ本体61、62の内部に正圧と負圧とが交互に発生されることになる。
ここで、ポンプ本体(ケース62)の流入口Aには、流入側逆止弁63が設置されている。この流入側逆止弁63は、ポンプ本体61、62の内部に負圧が発生したときに流入口Aを開放して、ポンプ本体61、62の内部に正圧が発生したときに流入口Aを閉鎖するものである。流入側逆止弁63は、ポンプ本体61、62の内側(内部)から流入口Aに対向するように配設されている。粉体ポンプ60における流入口Aの側には、搬送管95を介して貯留部81が接続されている。
他方、ポンプ本体(ケース62)の流出口Bには、流出側逆止弁64が設置されている。この流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の内部に負圧が発生したときに流出口Bを閉鎖して、ポンプ本体61、62の内部に正圧が発生したときに流出口Bを開放するものである。流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の外側から流出口Bに対向するように配設されている。粉体ポンプ60における流出口Bの側には、サブホッパ70が接続されている。
このような構成・動作により、先に図2を用いて説明したように、粉体ポンプ60が稼働することで、貯留部81内に貯留されたトナーが吸引口83から吸引されて搬送管95を搬送された後に、サブホッパ70内にトナーが搬送されることになる。詳しくは、サブホッパ70のホッパ残量センサ76がサブホッパ70内におけるトナー量の不足を検知すると、粉体ポンプ60(モータ67)を駆動して、貯留部81からサブホッパ70へのトナー補給をおこなう。
図4を参照して、サブホッパ70には、2つの搬送スクリュ71、72、ホッパ残量センサ76、補給モータ(不図示である。)、等が設置されている。また、サブホッパ70の第1搬送経路(第1搬送スクリュ71が設置された搬送経路である。)の上流側の上方には、粉体ポンプ60の流出口Bに連通する補給口が形成されている。サブホッパ70の第2搬送経路(第2搬送スクリュ72が設置された搬送経路である。)の下流側の下方には排出口74が形成されていて、この排出口74が搬送管96(チューブ)を介して現像装置5Yに接続されている。また、サブホッパ70の第2搬送経路の上方には、粉体ポンプ60からトナーとともに送入された空気を排出するための排気口75が設けられている。なお、第2の搬送管96は、先に説明した第1の搬送管95と同様に、親トナー性が低く弾性を有するフレキシブルなゴム材料で形成されている。
ここで、サブホッパ70において、第1搬送経路の下流側と第2搬送経路の上流側とは長手方向(図3及び図5の紙面垂直方向である。)の一端側で連通しているが、その連通部分を除いて第1搬送経路と第2搬送経路とは壁部で隔絶されている。
そして、サブホッパ70内に補給されたトナーは、補給モータによって回転駆動される搬送スクリュ71、72によって、サブホッパ70内の第1搬送経路、第2搬送経路の順に搬送されて、その後にサブホッパ70から搬送管96を介して現像装置5Y内に補給される。詳しくは、現像装置5Yの濃度検知センサ56Yが現像剤収容部54Yにおけるトナー濃度の不足を検知すると、サブホッパ70の搬送スクリュ71、72を回転駆動して、サブホッパ70から現像装置5Yへのトナー補給をおこなう。
このように、本実施の形態では、トナー容器32Yからのトナーの搬送経路をフレキシブルな搬送管95、96(チューブ)で形成しているために、トナー容器32Yの設置部31を現像装置5Yから離れた位置に比較的自由にレイアウトすることができる。
次に、図2、図5等を用いて、トナー容器32Yについての説明と、それに付随するトナー補給装置90についての説明と、をおこなう。
先に図2等で説明したように、トナー容器32Yは、主として、容器本体33Yと、その開口部Cに着脱可能に設けられたキャップ34Y(栓部材)と、で構成される。
容器本体33Yの頭部には、容器本体33Yと一体的に回転するボトル・ギア37Yと、開口部Cと、が設けられている。ボトル・ギア37Yは、装置本体100の駆動ギア110(図2を参照できる。)と噛合して容器本体33Yを正方向(又は、逆方向)に回転駆動するためのものである。また、開口部Cは、容器本体33Y内に収容されたトナー(粉体)を落下経路部82に向けて排出するためのものである。
容器本体33Yには、外周面から内周面にかけて、螺旋状の突起33aが設けられている。この螺旋状の突起33aは、容器本体33Yを回転駆動して開口部Cからトナーを排出するためのものである。
なお、このように構成された容器本体33Yは、ボトル・ギア37Yとともにブロー成形にて製造することができる。
一方、図2及び図5を参照して、トナー補給装置90のキャップ受部91は、設置部31(トナー補給装置90)に設置された状態のトナー容器32Yの頭部を覆うように設けられている。
キャップ受部91には、トナー容器32Yの着脱動作に連動してキャップ34Yの開閉動作をおこなうキャップ開閉チャック92や、キャップ開閉チャック92を駆動する開閉駆動部(不図示である。)や、落下経路部82や、貯留部81、等が設けられている。そして、設置部31上に載置されたトナー容器32Yがキャップ受部91に向けてスライド移動されて、キャップ34Yがキャップ開閉チャック92の位置に達すると、さらにトナー容器32Yをスライド移動させて押し込む動作に連動して、キャップ開閉チャック92がキャップ34Yを挟んだ状態で開口部Cからキャップ34Yを離脱させるように開閉駆動部が稼働する。これにより、トナー容器32Yの開口部Cが開放された状態になって、開口部Cからのトナー排出が可能になる。また、このようなトナー容器32Yの装着動作に連動して、ロック機構が稼働してトナー容器32Yが設置部31から取り外されないようにロックされる。
なお、設置部31(トナー容器受台)に対してトナー容器32Yが離脱されるときには、上述した装着時の動作と逆の動作がおこなわれることになる。
トナー補給装置90の貯留部81は、落下経路部82を落下したトナーが貯留されるように略椀状に形成されていて、その内部にはトナー残量検知手段としてのトナー検知センサ86や撹拌部材(不図示である。)が設置されている。粉体ポンプ60は、搬送管95を介して貯留部81の吸引口83に接続されていて、貯留部81に貯留されたトナーを吸引して搬送管95を搬送させる。
このように、本実施の形態では、トナー容器32Yから排出されたトナーを粉体ポンプ60によって直接的に吸引するのではなくて、トナー容器32Yから排出されて貯留部81にある程度貯留されたトナーのうち、必要な量だけ粉体ポンプ60で吸引するように構成しているため、粉体ポンプ60で吸引するトナー量に不足が生じてしまう不具合を確実に軽減することができる。
トナー残量検知手段としてのトナー検知センサ86は、トナー容器32Yの内部に収容されたトナーが空になった状態(トナーエンド状態)、又は、それに近い状態(トナーニアエンド状態)を間接的に検知するためのものであって、吸引口83に近い位置に設置している。そして、トナー検知センサ86の検知結果に基いて、トナー容器32Yからトナーを排出している。
詳しくは、トナー検知センサ86としては、圧電センサ、透過光センサなどを用いることができる。本実施の形態では、トナー検知センサ86として圧電センサを用いている。トナー検知センサ86の検知面の高さは、吸引口83の上方に堆積されるトナー量(堆積高さ)が狙いの値になるように設定されている。
そして、トナー検知センサ86の検知結果に基いて、トナー容器32Y(容器本体33Y)を回転駆動する駆動モータ115の正方向の駆動タイミングや駆動時間が制御される。具体的に、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがないものと判別された場合には駆動モータ115が正方向に所定時間だけ駆動されて、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがあるものと判別された場合には駆動モータ115の正方向の駆動が停止されることになる。
以下、図5〜図7等を用いて、本実施の形態において特徴的な、トナー補給装置90(及び、トナー容器32Y)の構成・動作について説明する。
上述したように、トナー補給装置90は、略筒状に形成されたトナー容器32Yを正方向(図5の矢印方向であって、図6(A1)〜(A3)の矢印方向である。)に回転駆動して、トナー容器32Yに収容されたトナーを容器外に排出させるトナー容器駆動装置として機能するものである。
ここで、本実施の形態におけるトナー補給装置90は、トナー容器32Yを正方向とは逆の逆方向にも回転駆動できるように構成されている。具体的に、トナー容器32Yを回転駆動する駆動モータ115は、正逆双方向回転型のモータであって、制御部による制御によりトナー容器32Yを、正方向(図6(A1)〜(A3)の矢印方向(時計方向)である。)に回転駆動したり、逆方向(図6(B1)〜(B2)の矢印方向(反時計方向)である。)に回転駆動したり、その回転方向を切り替えることができる。
そして、トナー像が担持される感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に静電潜像が形成されないタイミングで、トナー容器32Yを逆方向に回転駆動しながら、少なくともトナー容器32Yを正方向に回転駆動するときよりも大きな振動をトナー容器32Yに与えている。
詳しくは、図5、図6等を参照して、トナー容器32Yは、その外周面に、正方向(図6の時計方向である。)の回転方向に対して上流側から下流側に向けて突出量が漸増するように形成された突出部33b(凸部)が設けられている。さらに具体的に、突出部33bは、正方向の回転方向に対して、上流側端部における外周面からの突出量が0になり、下流側に進むにしたがって外周面からの突出量が漸増して、下流側端部における外周面からの突出量が0.9〜1.3mm程度になり、下流側端部と外周面との間に略径方向の段差が形成されるように、略スロープ状に形成されている。突出部33bは、容器本体33Yの主部と一体的に樹脂材料で形成されている。
そして、トナー容器32Yの正方向又は逆方向の回転周期に合わせて突出部33bに接触するように、トナー容器32Yの外周面に摺接する弾性部材としての板バネ98が設けられている。
具体的に、弾性部材としての板バネ98は、図6(A1)〜(A3)を参照して、正方向に回転するトナー容器32Yに対してカウンタ方向に所定の圧接力で摺接するように形成されていて、その先端部(図6(A1)にて破線で囲んだ部分である。)がトナー容器32Yから離れる方向にR状に反るように形成されている。図示は省略するが、板バネ98の根元部は、トナー補給装置90の筐体に固定支持されている。また、本実施の形態において、板バネ98は、板厚が1mm以下のリン青銅やステンレス鋼等の金属材料で形成されている。また、板バネ98の先端部の反り形状は、トナー容器32Yの突出部33bの段差を充分に乗り越える程度の長さ(例えば、R2.0mm以上)に設定されている。
このような構成により、通常のトナー補給動作において、駆動モータ115の正転によってトナー容器32Yが正方向に回転駆動されると、図6(A1)に示すように、板バネ98がトナー容器32Yの外周面に摺接することになる。そして、トナー容器32Yの正方向の回転が進められて、板バネ98の位置に突出部33bが達すると、図6(A2)に示すように、突出部33bの段差(正方向回転方向の上流側端部である。)に板バネ98の先端部が持ち上げられるようにして、板バネ98が弾性変形することになる。そして、トナー容器32Yの正方向の回転がさらに進められると、図6(A3)に示すように、板バネ98の先端部が突出部33bのスロープに沿うように接触しながら、板バネ98の弾性変形が徐々に解除されていく。このような動作は、トナー容器32Yが正方向に1回転するごとに繰り返されることになる。
このように、トナー容器32Yが正方向に回転するときには、板バネ98が突出部33bに比較的滑らかに干渉することになるため、それによって生じる振動は、ほとんどないか、あったとしても非常に小さなものになる。したがって、通常のトナー補給動作が作像プロセスにおける露光工程時におこなわれたとしても、それにより露光部7(書込み部)に振動が伝わることがほとんどないため、露光部7による書込み不良が生じることはない。
これに対して、トナー補給動作がおこなわれないときであって、非露光工程時に、駆動モータ115の逆転によってトナー容器32Yが逆方向に回転駆動されると、トナー容器32Yの外周面に摺接する板バネ98は、やがて、突出部33bが達すると、図6(B1)に示すように、その先端部が突出部33bのスロープに沿うように接触しながら、板バネ98の弾性変形が徐々に増幅されていく。そして、トナー容器32Yの逆方向の回転がさらに進められると、図6(B2)に示すように、突出部33bの段差(逆方向回転方向の下流側端部である。)から板バネ98の先端部が急落するようにして、板バネ98の弾性変形が一気に解除されて、そのとき板バネ98が外周面を打撃することによりトナー容器32Yに大きな振動が与えられることになる。このような動作は、トナー容器32Yが逆方向に1回転するごとに繰り返されることになる。
このように、トナー容器32Yが逆方向に回転するときには、板バネ98が突出部33bに比較的激しく干渉することになるため、それによって生じる振動は、比較的大きなものになる。したがって、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着しようとしていても、振動によってその付着が防止されたり、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着していても、振動によってその付着したトナーが振り落されたりして、通常のトナー補給動作が安定的に良好におこなわれるとともに、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着してトナーエンド時におけるトナー容器32Y内のトナー残量が多くなる不具合を確実に軽減することができる。また、このようにトナー容器32Yに振動を与えるのは、露光工程がおこなわれていないときであるため、露光部7の振動による書込み不良が生じることはない。
特に、上述したトナー容器32Yを逆回転しながら加振する動作(以下、適宜に「逆回転・加振モード」と呼ぶ。)を、非露光工程時であって、他の部材の駆動時(例えば、給紙部26の給紙ローラ27が回転駆動されているときである。)におこなうことで、トナー容器32Yを加振したときの騒音を目立たなくすることができる。
なお、通常のトナー補給動作(正方向の回転時)には逆回転・加振モード時に比べてトナー容器32Yに生じる振動が小さいものの、逆回転・加振モード時に生じる振動を過度に大きく設定してしまうと、通常のトナー補給動作(正方向回転時)にも書込み不良が生じる程度の振動が生じてしまう可能性があるため、そのような不具合が生じない程度に種々の特性値(例えば、突出部33bの突出量や、板バネ98の形状や配置などである。)が定められている。
ここで、本実施の形態では、トナー容器32Yが新たにトナー補給装置90に装着されたとき(新品のトナー容器32Yをセットしたときである。)に、トナー容器32Yを逆方向に回転駆動しながら大きな振動を与える動作(逆回転・加振モードである。)を実行するように制御している。
これにより、セット前の新品のトナー容器32Yの保存状態によって内壁面に多くのトナーが付着しているような場合であっても、それらの付着トナーを取り除いて、セット直後から良好なトナー補給動作をおこなうことができる。
また、本実施の形態では、トナー検知センサ86(トナー残量検知手段)によってトナー容器32Yが空になった状態(トナーエンド状態)又はそれに近い状態(トナーニアエンド状態)が検知されたときに、逆回転・加振モードを実行して、その後にトナー検知センサ86によって再びトナーエンド状態又はトナーニアエンド状態が検知されたときに、その状態を画像形成装置本体100の表示パネル(不図示である。)に報知するように制御している。
これにより、トナー容器32Yの内壁面に多くのトナーが付着した状態でトナーエンド検知やトナーニアエンド検知がされて、早期かつ無駄にトナー容器32Yが交換されてしまう不具合を防止することができる。なお、本実施の形態では、貯留部81に設置されたトナー検知センサ86によってトナー容器32Y内のトナーエンド状態やトナーニアエンド状態を間接的に検知したが、トナー容器32Y内にトナー残量検知手段を設置するなどして、トナー容器32Y内のトナーエンド状態やトナーニアエンド状態を直接的に検知することもできる。
また、本実施の形態では、図2を参照して、トナー容器32Yの正方向の回転駆動時間(累積回転時間)を検知する駆動時間検知手段としてのタイマー120が設置されている。そして、タイマー120(駆動時間検知手段)によって検知された回転駆動時間が所定時間に達するごと(例えば、20分ごとである。)に、逆回転・加振モードを実行している。
このようにトナー容器32Yが所定時間回転されるごとに逆回転・加振モードをおこなうのは、トナー容器32Yの内壁面にトナーが付着する度合いが、トナー容器32Yの動作時間にある程度比例するためである。
そして、このように制御することにより、経時においても良好なトナー補給動作を安定的におこなうことができるとともに、トナーエンド時におけるトナー残量を確実に少なくすることができる。
また、本実施の形態では、図2を参照して、トナー容器32Yの近傍の温湿度を検知する温湿度検知手段としての温湿度センサ130を設置している。そして、温湿度センサ130(温湿度検知手段)によって検知された温湿度に応じて、逆回転・加振モードを実行する動作間隔又は動作時間を可変している。具体的に、温湿度センサ130によって高温高湿状態が検知された場合には、常温常湿状態が検知された場合に比べて、逆回転・加振モードを実行する動作間隔を短くしたり動作時間を長くしたりするように制御する。これに対して、温湿度センサ130によって低温低湿状態が検知された場合には、常温常湿状態が検知された場合に比べて、逆回転・加振モードを実行する動作間隔を長くしたり動作時間を短くしたりするように制御する。
このような制御をおこなうのは、高温高湿時にはトナー容器32Yの内壁面にトナーが付着しやすく、低温低湿時にはトナー容器32Yの内壁面にトナーが付着しにくいためである。
そして、このように制御することにより、経時においても良好なトナー補給動作を安定的かつ効率的におこなうことができるとともに、トナーエンド時におけるトナー残量を確実かつ効率的に少なくすることができる。
さらに、本実施の形態では、逆回転・加振モードが実行された後に、その実行時間と同じ時間だけトナー容器32Yを正方向に回転駆動するように制御している。
これは、トナー容器32Yを逆方向に回転駆動することにより、トナー容器32Y内のトナーは開口部C側から遠ざかる底部側に搬送されることになるためである。すなわち、トナー容器32Yを逆回転した場合には、その直後に同じ時間だけトナー容器32Yを正回転することで、トナー容器32Y内のトナーの搬送状態を逆回転開始前の状態に戻している。
このような制御をおこなうことで、逆回転・加振モードをおこなっても、その直後のトナー補給動作が乱れる不具合を未然に防止することができる。
以下、図7を用いて、上述した逆回転・加振モード時におこなわれる制御の一部について、制御フローの一例として説明する。
図7を参照して、まず、トナー容器32Yがトナー補給装置90にセットされてからの累積の回転駆動時間がタイマー120によって計測される(ステップS1、S2)。そして、トナー検知センサ86によってトナーエンド状態やトナーニアエンド状態が検知されていないかが判別されて(ステップS3)、その結果、トナーエンド状態やトナーニアエンド状態が検知されていない場合には、ステップS2で計測した時間を補正した補正時間Hが閾値Xを超えていないかが判別される(ステップS4)。ここで、補正時間Hは、温湿度センサ130によって検知された温湿度に基づいて回転駆動時間を補正したものであって、高温高湿時には回転駆動時間を増加させる補正係数が積算されて、低温低湿時には回転駆動時間を減少させる補正係数が積算される。
そして、ステップS4にて、補正時間Hが閾値Xを超えているものと判別された場合、トナー容器32Yの内壁面にトナーが付着しているものとして、逆回転・加振モードが実行される(ステップS5)。その後、逆回転・加振モードの実行時間と同じ時間だけ、トナー容器32Yの正方向の回転駆動がおこなわれて(ステップS7)、補正時間Hがリセットされる(ステップS7)。
なお、ステップS3にて、トナーエンド状態やトナーニアエンド状態が検知された場合には、ステップS5以降のフローがおこなわれることになる。
なお、本実施の形態では、トナー容器32Yに突出部33bを設けたが、図8に示すように、トナー容器32Yに窪み部33c(凹部)を設けることもできる。
詳しくは、図8に示すように、トナー容器32Yの外周面には、正方向(図8(A1)〜(A3)の矢印方向(時計方向)である。)の回転方向に対して下流側から上流側に向けて窪み量が漸増するように窪み部33cが形成されている。さらに具体的に、窪み部33cは、正方向の回転方向に対して、下流側端部における外周面からの窪み量が0になり、上流側に進むにしたがって外周面からの窪み量が漸増して、上流側端部における外周面からの窪み量が0.9〜1.3mm程度になり、上流側端部と外周面との間に略径方向の段差が形成されるように、略スロープ状に形成されている。
そして、トナー容器32Yの正方向又は逆方向の回転周期に合わせて窪み部33cに接触するように外周面に摺接する板バネ98(弾性部材)が設けられている。
そして、通常のトナー補給動作において、駆動モータ115の正転によってトナー容器32Yが正方向に回転駆動されると、図8(A1)に示すように、板バネ98がトナー容器32Yの外周面に摺接することになる。そして、トナー容器32Yの正方向の回転が進められて、板バネ98の位置に窪み部33cが達すると、図8(A2)に示すように、板バネ98の先端部が窪み部33cのスロープに沿うように接触しながら、板バネ98の弾性変形が徐々に解除されていく。そして、トナー容器32Yの正方向の回転がさらに進められると、図8(A3)に示すように、窪み部33cの段差(正方向回転方向の上流側端部である。)に板バネ98の先端部が持ち上げられるようにして、板バネ98が弾性変形することになる。このような動作は、トナー容器32Yが正方向に1回転するごとに繰り返されることになる。
このように、トナー容器32Yが正方向に回転するときには、板バネ98が窪み部33cに比較的滑らかに干渉することになるため、それによって生じる振動は、ほとんどないか、あったとしても非常に小さなものになる。したがって、通常のトナー補給動作が作像プロセスにおける露光工程時におこなわれたとしても、それにより露光部7(書込み部)に振動が伝わることがほとんどないため、露光部7による書込み不良が生じることはない。
これに対して、トナー補給動作がおこなわれないときであって、非露光工程時に、駆動モータ115の逆転によってトナー容器32Yが逆方向に回転駆動されると、トナー容器32Yの外周面に摺接する板バネ98は、やがて、図8(B1)に示すように、窪み部33cが達すると、図8(B2)に示すように、窪み部33cの段差(逆方向回転方向の下流側端部である。)から板バネ98の先端部が急落するようにして、板バネ98の弾性変形が一気に解除されて、そのとき板バネ98が窪み部33cを打撃することによりトナー容器32Yに大きな振動が与えられることになる。そして、トナー容器32Yの逆方向の回転がさらに進められると、板バネ98の先端部が窪み部33cのスロープに沿うように接触しながら、板バネ98の弾性変形が徐々に増幅されていく。このような動作は、トナー容器32Yが逆方向に1回転するごとに繰り返されることになる。
このように、トナー容器32Yが逆方向に回転するときには、板バネ98が窪み部33cに比較的激しく干渉することになるため、それによって生じる振動は、比較的大きなものになる。したがって、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着しようとしていても、振動によってその付着が防止されたり、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着していても、振動によってその付着したトナーが振り落されたりして、通常のトナー補給動作が安定的に良好におこなわれるとともに、トナー容器32Yの内壁にトナーが付着してトナーエンド時におけるトナー容器32Y内のトナー残量が多くなる不具合を確実に軽減することができる。また、このようにトナー容器32Yに振動を与えるのは、露光工程がおこなわれていないときであるため、露光部7の振動による書込み不良が生じることはない。
また、本実施の形態において、図9に示すように、板バネ98の先端部に、コロ99を回転可能に設置することもできる。このように構成した場合には、図9(A1)、(A2)に示すように、正方向に回転するトナー容器32Yの突出部33bの段差に対して、コロ99が回転しながら板バネ98の先端部を持ち上げることになるため、板バネ98が段差に引っ掛かることなくスムーズに弾性変形することになる。
以上説明したように、本実施の形態では、トナー容器32Yをトナー補給動作時における正方向とは逆の逆方向にも回転駆動できるように構成して、トナー像が担持される感光体ドラム1Y(像担持体)の表面に潜像が形成されないタイミングで、トナー容器32Yを逆方向に回転駆動しながら、少なくともトナー容器32Yを正方向に回転駆動するときよりも大きな振動をトナー容器32Yに与えている。これにより、感光体ドラム1Y上に形成される潜像が乱れる不具合が生じることなく、トナー容器32Yの内壁に付着して残留するトナーを少なくすることができる。
なお、本実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32K内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置5に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32K内に2成分現像剤(トナーとキャリアとである。)を収容することもできる。
また、本実施の形態では、粉体ポンプ60としてダイヤフラムポンプを用いたが、粉体ポンプ60としてその他のポンプ(例えば、モーノポンプ、ベローズポンプ等である。)を用いることもできるし、粉体ポンプ60を用いることなくその他の方式(例えば、搬送コイルや搬送スクリュでトナーを搬送する方式や、トナー容器から排出されたトナーを自重落下させて現像装置に向けて直接的に補給する方式である。)でトナーを補給するトナー補給装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、これらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、トナー容器32Yに1つの突出部33b(又は、窪み部33c)を設けて、それに対応するように板バネ98(弾性部材)をトナー補給装置90に設置した。これに対して、トナー容器32Yにおいて外周方向に複数の突出部33b(又は、窪み部33c)を設けたり、トナー容器32Yにおいて長手方向に複数の突出部33b(又は、窪み部33c)を設けたりして、それらに対応するように板バネ98(弾性部材)をトナー補給装置90に設置することもできる。そのような場合、トナー容器32Yを何周も回転させなくても、トナー容器32Yに多くの振動を与えることができる。
また、本実施の形態では、トナー容器32Yの頭部側にボトル・ギア37Yを設けて、ギア駆動によりトナー容器32Yを回転駆動した。これに対して、特許文献2等のように、トナー容器の底部にカップリングを設けて、カップリング駆動によりトナー容器を回転駆動することもできる。
そして、これらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、露光部7(書込み部)がトナー容器32Y、32M、32C、32Kから比較的離れた位置に配設された画像形成装置100に対して、本発明を適用した。これに対して、露光部(書込み部)がトナー容器に対して比較的近い位置に配設された画像形成装置(例えば、特許文献3等に開示されたものである。)に対しても、当然に本発明を適用することができる。そして、そのように露光部(書込み部)がトナー容器に対して比較的近い位置に配設された画像形成装置では、露光工程時にトナー容器で生じた振動が露光部に伝わりやすいため、特に本発明の構成・動作が有用になる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y 現像装置(被補給体)、
31 設置部(トナー容器受台)、
32Y、32M、32C、32K トナー容器(粉体容器)、
33Y 容器本体、
33a 突起(螺旋状の突起)、
33b 突出部(凸部)、
33c 窪み部(凹部)、
34Y キャップ、
60 粉体ポンプ(ダイヤフラムポンプ)、
70 サブホッパ、
86 トナー検知センサ(トナー残量検知手段)、
90 トナー補給装置(粉体補給装置)、
95、96 搬送管、
98 板バネ(弾性部材)、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
115 駆動モータ、
120 タイマー(駆動時間検知手段)、
130 温湿度センサ(温湿度検知手段)。
特許第4456957号公報 特開平11−109737号公報 特開平8−314258号公報

Claims (10)

  1. 略筒状に形成されたトナー容器を正方向に回転駆動して当該トナー容器に収容されたトナーを容器外に排出させるトナー補給装置であって、
    前記トナー容器を前記正方向とは逆の逆方向にも回転駆動できるように構成され、
    トナー像が担持される像担持体の表面に潜像が形成されないタイミングで、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら、少なくとも前記トナー容器を前記正方向に回転駆動するときよりも大きな振動を当該トナー容器に与えることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記トナー容器は、その外周面に、前記正方向の回転方向に対して上流側から下流側に向けて突出量が漸増するように形成された突出部を具備し、
    前記トナー容器の前記正方向又は前記逆方向の回転周期に合わせて前記突出部に接触するように前記外周面に摺接する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記トナー容器は、その外周面に、前記正方向の回転方向に対して下流側から上流側に向けて窪み量が漸増するように形成された窪み部を具備し、
    前記トナー容器の前記正方向又は前記逆方向の回転周期に合わせて前記窪み部に接触するように前記外周面に摺接する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  4. 前記弾性部材は、前記正方向に回転する前記トナー容器に対してカウンタ方向に摺接するように形成されて、その先端部が前記トナー容器から離れる方向に反るように形成された板バネであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のトナー補給装置。
  5. 前記トナー容器は当該トナー補給装置に対して着脱可能に設置され、
    前記トナー容器が新たに当該トナー補給装置に装着されたときに、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら前記大きな振動を当該トナー容器に与える動作を実行することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトナー補給装置。
  6. 前記トナー容器の内部に収容されたトナーが空になった状態又はそれに近い状態を検知するトナー残量検知手段を備え、
    前記トナー残量検知手段によって前記空になった状態又はそれに近い状態が検知されたときに、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら前記大きな振動を当該トナー容器に与える動作を実行して、その後に前記トナー残量検知手段によって再び前記空になった状態又はそれに近い状態が検知されたときに、その状態を報知することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のトナー補給装置。
  7. 前記トナー容器の前記正方向の回転駆動時間を検知する駆動時間検知手段を備え、
    前記駆動時間検知手段によって検知された回転駆動時間が所定時間に達するごとに、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら前記大きな振動を当該トナー容器に与える動作を実行することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトナー補給装置。
  8. 前記トナー容器の近傍の温湿度を検知する温湿度検知手段を備え、
    前記温湿度検知手段によって検知された温湿度に応じて、前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら前記大きな振動を当該トナー容器に与える動作を実行する動作間隔又は動作時間を可変することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のトナー補給装置。
  9. 前記トナー容器を前記逆方向に回転駆動しながら前記大きな振動を当該トナー容器に与える動作が実行された後に、その実行時間と同じ時間だけ前記トナー容器を前記正方向に回転駆動することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のトナー補給装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトナー補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017090800A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2021021807A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 株式会社リコー 現像剤補給装置、及び、画像形成装置

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