JPH09244099A - カメラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造 - Google Patents
カメラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造Info
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- JPH09244099A JPH09244099A JP8045987A JP4598796A JPH09244099A JP H09244099 A JPH09244099 A JP H09244099A JP 8045987 A JP8045987 A JP 8045987A JP 4598796 A JP4598796 A JP 4598796A JP H09244099 A JPH09244099 A JP H09244099A
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
- G03B9/36—Sliding rigid plate
- G03B9/40—Double plate
- G03B9/42—Double plate with adjustable slot; with mechanism controlling relative movement of plates to form slot
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B9/00—Exposure-making shutters; Diaphragms
- G03B9/08—Shutters
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャッターの開閉動作に伴う衝撃、振動等の
発生を軽減し、カメラ本体側へ伝達されないようにす
る。 【解決手段】 シャッター基板6をカメラボディ1に対
して浮かせて取り付ける。このシャッター基板6は、左
右一対の保持部材10によって遮光体7の走行方向にの
み移動可能に保持される。また、位置決め部材11によ
って位置決めされる。この位置決め部材11はシャッタ
ー基板6に固定されており、カメラボディ1側に設けた
振動吸収部材20によって保持される。さらに、シャッ
ター基板6の上下端とカメラボディ1との間には、緩衝
部材12を介在させ、シャッターの開閉動作に伴う衝
撃、振動がシャッター基板6を介してカメラ本体側に伝
達されないようにする。
発生を軽減し、カメラ本体側へ伝達されないようにす
る。 【解決手段】 シャッター基板6をカメラボディ1に対
して浮かせて取り付ける。このシャッター基板6は、左
右一対の保持部材10によって遮光体7の走行方向にの
み移動可能に保持される。また、位置決め部材11によ
って位置決めされる。この位置決め部材11はシャッタ
ー基板6に固定されており、カメラボディ1側に設けた
振動吸収部材20によって保持される。さらに、シャッ
ター基板6の上下端とカメラボディ1との間には、緩衝
部材12を介在させ、シャッターの開閉動作に伴う衝
撃、振動がシャッター基板6を介してカメラ本体側に伝
達されないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターの開閉
動作に伴い発生する衝撃や振動がカメラ本体側に伝達さ
れないようにしたカメラにおけるフォーカルプレンシャ
ッターの支持構造に関する。
動作に伴い発生する衝撃や振動がカメラ本体側に伝達さ
れないようにしたカメラにおけるフォーカルプレンシャ
ッターの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】フォーカルプレンシャッターのようにフ
イルム面と平行に走行するシャッター幕またはシャッタ
ー羽根(以下、これらを総称して遮光体という)を有す
るシャッターを装備したカメラにおいては、シャッター
の開閉動作時に生じるカメラ振れや衝撃音が問題にな
る。このようなカメラ振れや衝撃音は、主として遮光体
が走行を停止した時の衝撃や振動によるものであった。
イルム面と平行に走行するシャッター幕またはシャッタ
ー羽根(以下、これらを総称して遮光体という)を有す
るシャッターを装備したカメラにおいては、シャッター
の開閉動作時に生じるカメラ振れや衝撃音が問題にな
る。このようなカメラ振れや衝撃音は、主として遮光体
が走行を停止した時の衝撃や振動によるものであった。
【0003】また、シャッターを高速化させて動作させ
ると、衝撃や振動が大きくなる。すなわち、シャッター
をある程度以上に高速化させて動作させるためには、遮
光体自体の走行速度を大きくしなければならないが、そ
の要求を満たすためには、走行する遮光体の加速度を大
きくする必要がある。したがって、加速度が大きくなる
とその反作用として、必然的にその遮光体の走行方向と
は逆方向にカメラ本体の受ける力も増大する。それ故、
カメラ本体の変位、すなわちカメラ振れが無視し得ない
ものとなる。特に、三脚などのような支持体にカメラを
設置した場合には、遮光体の走行中にその反作用によっ
て変位したカメラ本体は、その走行終了と同時に支持体
の弾性によって元の位置へ復帰しようとして支持体と共
に振動する。しかも、その振動は長く継続する。このよ
うな振動は、シャッターを開く時と閉じる時の双方にお
いて発生するが、シャッターを閉じた後の振動の継続は
撮影が既に終了しているので撮影された写真には何等影
響を与えず、シャッターを開いたときの振動が撮影され
る写真に直接悪影響を与える。そのため、少なくともシ
ャッターを開く時の遮光体の反作用によって生じる衝
撃、振動を軽減し、カメラ本体側に伝達されないように
するための手段を設ける必要がある。
ると、衝撃や振動が大きくなる。すなわち、シャッター
をある程度以上に高速化させて動作させるためには、遮
光体自体の走行速度を大きくしなければならないが、そ
の要求を満たすためには、走行する遮光体の加速度を大
きくする必要がある。したがって、加速度が大きくなる
とその反作用として、必然的にその遮光体の走行方向と
は逆方向にカメラ本体の受ける力も増大する。それ故、
カメラ本体の変位、すなわちカメラ振れが無視し得ない
ものとなる。特に、三脚などのような支持体にカメラを
設置した場合には、遮光体の走行中にその反作用によっ
て変位したカメラ本体は、その走行終了と同時に支持体
の弾性によって元の位置へ復帰しようとして支持体と共
に振動する。しかも、その振動は長く継続する。このよ
うな振動は、シャッターを開く時と閉じる時の双方にお
いて発生するが、シャッターを閉じた後の振動の継続は
撮影が既に終了しているので撮影された写真には何等影
響を与えず、シャッターを開いたときの振動が撮影され
る写真に直接悪影響を与える。そのため、少なくともシ
ャッターを開く時の遮光体の反作用によって生じる衝
撃、振動を軽減し、カメラ本体側に伝達されないように
するための手段を設ける必要がある。
【0004】そこで、従来は、例えば特公平5−838
92号公報、特公平5−8410号公報等に記載されて
いるように重りによる防振構造を採用していた。すなわ
ち、この防振構造は、遮光体の運動および停止に伴って
生じる衝撃、振動を、遮光体より大きい慣性質量をも
ち、遮光体の作動と同期し、かつその作用方向と逆方向
に作動する釣合重りによって防止するようにしたもので
ある。
92号公報、特公平5−8410号公報等に記載されて
いるように重りによる防振構造を採用していた。すなわ
ち、この防振構造は、遮光体の運動および停止に伴って
生じる衝撃、振動を、遮光体より大きい慣性質量をも
ち、遮光体の作動と同期し、かつその作用方向と逆方向
に作動する釣合重りによって防止するようにしたもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
カルプレンシャッターに釣合重りからなる防振構造を組
み込んだ従来のカメラにおいては、シャッター自体の構
造が複雑で部品点数および組立工数が増加する上、釣合
重りのための設置スペースを確保する必要があるという
問題があった。また、慣性質量の大きい釣合重りを使用
すると、カメラ全体の重量が増加し、製造コストが高く
なるという問題もあった。
カルプレンシャッターに釣合重りからなる防振構造を組
み込んだ従来のカメラにおいては、シャッター自体の構
造が複雑で部品点数および組立工数が増加する上、釣合
重りのための設置スペースを確保する必要があるという
問題があった。また、慣性質量の大きい釣合重りを使用
すると、カメラ全体の重量が増加し、製造コストが高く
なるという問題もあった。
【0006】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、構造
が簡単で少ない部品点数によりシャッターの開閉動作に
伴う衝撃、振動等の発生を軽減し、カメラ本体側に伝達
されないようにしたカメラにおけるフォーカルプレンシ
ャッターの支持構造を提供することにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、構造
が簡単で少ない部品点数によりシャッターの開閉動作に
伴う衝撃、振動等の発生を軽減し、カメラ本体側に伝達
されないようにしたカメラにおけるフォーカルプレンシ
ャッターの支持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シャッター基板と走行自在な遮光体とを含
むフォーカルプレンシャッターをカメラボディに組み込
んだカメラにおいて、前記シャッター基板を前記カメラ
ボディに対して前記遮光体の走行方向に移動可能に保持
させるとともに、前記遮光体の走行方向の両側において
前記シャッター基板と前記カメラボディとの間に緩衝部
材を介在させたことを特徴とする。また、本発明は、シ
ャッター基板とカメラボディとの間に、振動吸収部材を
介してシャッター基板を位置決めする位置決め部材を備
えたことを特徴とする。さらに、本発明は、シャッター
のセット部材によるシャッターチャージ力が遮光体の走
行方向と直交する方向で、その作用方向延長線上にシャ
ッター基板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する保
持部材を位置させたことを特徴とする。
に本発明は、シャッター基板と走行自在な遮光体とを含
むフォーカルプレンシャッターをカメラボディに組み込
んだカメラにおいて、前記シャッター基板を前記カメラ
ボディに対して前記遮光体の走行方向に移動可能に保持
させるとともに、前記遮光体の走行方向の両側において
前記シャッター基板と前記カメラボディとの間に緩衝部
材を介在させたことを特徴とする。また、本発明は、シ
ャッター基板とカメラボディとの間に、振動吸収部材を
介してシャッター基板を位置決めする位置決め部材を備
えたことを特徴とする。さらに、本発明は、シャッター
のセット部材によるシャッターチャージ力が遮光体の走
行方向と直交する方向で、その作用方向延長線上にシャ
ッター基板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する保
持部材を位置させたことを特徴とする。
【0008】本発明において、保持部材はシャッター基
板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する。緩衝部材
は、遮光体の走行に伴い発生する衝撃、振動を吸収し、
衝撃、振動がシャッター基板を介してカメラボディに伝
わらないようにする。位置決め部材を支持する振動吸収
部材は、同じく遮光体の走行時に発生する衝撃、振動を
吸収し、衝撃、振動がシャッター基板および位置決め部
材を介してカメラボディに伝わらないようにする。ま
た、振動吸収部材は、弾性変形することでシャッター基
板の移動を可能にする。シャッター基板は、保持部材が
シャッターチャージ力の作用方向延長線上に位置してい
るので、シャッターチャージ力によって動くことがな
い。
板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する。緩衝部材
は、遮光体の走行に伴い発生する衝撃、振動を吸収し、
衝撃、振動がシャッター基板を介してカメラボディに伝
わらないようにする。位置決め部材を支持する振動吸収
部材は、同じく遮光体の走行時に発生する衝撃、振動を
吸収し、衝撃、振動がシャッター基板および位置決め部
材を介してカメラボディに伝わらないようにする。ま
た、振動吸収部材は、弾性変形することでシャッター基
板の移動を可能にする。シャッター基板は、保持部材が
シャッターチャージ力の作用方向延長線上に位置してい
るので、シャッターチャージ力によって動くことがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るカ
メラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造の
一実施の形態を示す分解斜視図、図2は同シャッターを
カメラボディに組み付けた状態を示す正面図、図3は図
2のIII −III 線断面図、図4は図2のIV−IV線断
面図、図5はシャッター基板の要部の正面図である。こ
れらの図において、1はカメラボディで、このカメラボ
ディ1は中央にフルサイズ(24mm×36mm)の露
光用開口部2を有し、両端部にフイルムのパトローネ室
3と巻取りスプール室4が設けられている。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るカ
メラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造の
一実施の形態を示す分解斜視図、図2は同シャッターを
カメラボディに組み付けた状態を示す正面図、図3は図
2のIII −III 線断面図、図4は図2のIV−IV線断
面図、図5はシャッター基板の要部の正面図である。こ
れらの図において、1はカメラボディで、このカメラボ
ディ1は中央にフルサイズ(24mm×36mm)の露
光用開口部2を有し、両端部にフイルムのパトローネ室
3と巻取りスプール室4が設けられている。
【0010】5はフォーカルプレンシャッター(以下、
単にシャッターと言う)で、このシャッター5は、前記
カメラボディ1の前面中央部と図示しない撮影光学系と
の間の僅かな隙間に組み込まれるシャッター基板6と、
通常は閉じており撮影時に開く遮光体7と、この遮光体
7にシャッターチャージ力(開いた遮光体を元の位置に
復帰させるための力)を付与するセット部材9を備えて
いる。
単にシャッターと言う)で、このシャッター5は、前記
カメラボディ1の前面中央部と図示しない撮影光学系と
の間の僅かな隙間に組み込まれるシャッター基板6と、
通常は閉じており撮影時に開く遮光体7と、この遮光体
7にシャッターチャージ力(開いた遮光体を元の位置に
復帰させるための力)を付与するセット部材9を備えて
いる。
【0011】前記シャッター基板6は、遮光体7を上下
方向に走行自在に保持しカメラの光軸方向への変位を防
止するもので、中央部に前記露光用開口部2と略同一の
大きさからなる矩形の開口部8を有する。また、シャッ
ター基板6の前面側左上角部には、前記セット部材9が
組み付けられている。そして、シャッター基板6は、カ
メラボディ1の前面中央部に2つの保持部材10と、1
つの位置決め部材11および複数個の緩衝部材12を介
して遮光体7の図2において矢印A方向で示す走行方向
に移動可能に取り付けられている。
方向に走行自在に保持しカメラの光軸方向への変位を防
止するもので、中央部に前記露光用開口部2と略同一の
大きさからなる矩形の開口部8を有する。また、シャッ
ター基板6の前面側左上角部には、前記セット部材9が
組み付けられている。そして、シャッター基板6は、カ
メラボディ1の前面中央部に2つの保持部材10と、1
つの位置決め部材11および複数個の緩衝部材12を介
して遮光体7の図2において矢印A方向で示す走行方向
に移動可能に取り付けられている。
【0012】前記遮光体7は、図3に示すようにそれぞ
れ複数枚のシャッター羽根からなる先幕7Aと後幕7B
とからなり、前記カメラボディ1とシャッター基板6と
の間に形成した走行スペース13に配置されている。こ
の走行スペース13は、仕切板14によって先幕走行ス
ペース13aと、後幕走行スペース13bに仕切られて
いる。なお、本実施の形態においては、羽根式のシャッ
ターに適用した例を示したが、これに限らず幕式のシャ
ッターであってもよい。
れ複数枚のシャッター羽根からなる先幕7Aと後幕7B
とからなり、前記カメラボディ1とシャッター基板6と
の間に形成した走行スペース13に配置されている。こ
の走行スペース13は、仕切板14によって先幕走行ス
ペース13aと、後幕走行スペース13bに仕切られて
いる。なお、本実施の形態においては、羽根式のシャッ
ターに適用した例を示したが、これに限らず幕式のシャ
ッターであってもよい。
【0013】前記保持部材10としては、段付きビスが
用いられることにより雄螺子部10a、大径部10bお
よび頭部10cとで構成されている。雄螺子部10a
は、シャッター基板6に設けた縦方向に長い長孔16を
通ってカメラボディ1のねじ孔17にねじ込まれてい
る。大径部10bは、前記長孔16内に摺動自在に挿通
され、これによりシャッター基板6を遮光体7の走行方
向、言い換えれば上下方向にのみ移動自在に保持し、左
右方向の移動を規制している。長孔16の溝幅L(図5
参照)は、保持部材10の大径部10bの径と略等しく
設定されることにより保持部材10のがたつきを防止す
るとともに、シャッター基板6が保持部材10から外れ
ないようにしている。保持部材10の取り付け位置とし
ては、シャッター基板6の左右上端部側で、かつ前記セ
ット部材9のシャッターチャージ力F(図2参照)の作
用方向延長線上に略位置していることが望ましい。この
ような位置を選択すると、シャッターチャージ力Fの作
用方向が遮光体7と平行な面内であって遮光体7の走行
方向と直交していることから、シャッターチャージ力F
によるシャッター基板6の回動を防ぎ、シャッターチャ
ージを確実に行うことができる。
用いられることにより雄螺子部10a、大径部10bお
よび頭部10cとで構成されている。雄螺子部10a
は、シャッター基板6に設けた縦方向に長い長孔16を
通ってカメラボディ1のねじ孔17にねじ込まれてい
る。大径部10bは、前記長孔16内に摺動自在に挿通
され、これによりシャッター基板6を遮光体7の走行方
向、言い換えれば上下方向にのみ移動自在に保持し、左
右方向の移動を規制している。長孔16の溝幅L(図5
参照)は、保持部材10の大径部10bの径と略等しく
設定されることにより保持部材10のがたつきを防止す
るとともに、シャッター基板6が保持部材10から外れ
ないようにしている。保持部材10の取り付け位置とし
ては、シャッター基板6の左右上端部側で、かつ前記セ
ット部材9のシャッターチャージ力F(図2参照)の作
用方向延長線上に略位置していることが望ましい。この
ような位置を選択すると、シャッターチャージ力Fの作
用方向が遮光体7と平行な面内であって遮光体7の走行
方向と直交していることから、シャッターチャージ力F
によるシャッター基板6の回動を防ぎ、シャッターチャ
ージを確実に行うことができる。
【0014】前記位置決め部材11は、図3に示すよう
に段付ピンによって形成されることにより大径の本体部
11Aと、本体部11Aの両端面中央に一体に突設され
た2つの小径部11B,11Cとで構成されている。本
体部11Aは、カメラボディ1とシャッター基板6との
間に介在されることにより前記走行スペース13を規定
している。一方の小径部11Bは、カメラボディ1に埋
設された振動吸収部材20に圧入、保持され、他方の小
径部11Cはシャッター基板6に加締等によって固定さ
れている。
に段付ピンによって形成されることにより大径の本体部
11Aと、本体部11Aの両端面中央に一体に突設され
た2つの小径部11B,11Cとで構成されている。本
体部11Aは、カメラボディ1とシャッター基板6との
間に介在されることにより前記走行スペース13を規定
している。一方の小径部11Bは、カメラボディ1に埋
設された振動吸収部材20に圧入、保持され、他方の小
径部11Cはシャッター基板6に加締等によって固定さ
れている。
【0015】前記振動吸収部材20は、ゴム等の弾性を
有する材料によって段付の円柱体に形成され、そのシャ
ッター基板6と対向する小径側の端面中央に前記一方の
小径部11Bが圧入される不貫通穴22が形成されてい
る。このような振動吸収部材20によって位置決め部材
11を保持すると、前記シャッター基板6はカメラボデ
ィ1に対して位置決めされる。また、振動吸収部材20
は径方向に弾性変形することによりシャッター基板6の
上下および左右方向の移動を可能にするが、左右方向に
ついては上記した保持部材10と長孔16によって移動
を規制しているので、上下方向のみの移動を可能にして
いる。さらに、振動吸収部材20は、遮光体7の開閉動
作に伴い発生する衝撃、振動がシャッター基板6および
位置決め部材11を介してカメラボディ1に伝達される
のを前記緩衝部材12と共に阻止する。
有する材料によって段付の円柱体に形成され、そのシャ
ッター基板6と対向する小径側の端面中央に前記一方の
小径部11Bが圧入される不貫通穴22が形成されてい
る。このような振動吸収部材20によって位置決め部材
11を保持すると、前記シャッター基板6はカメラボデ
ィ1に対して位置決めされる。また、振動吸収部材20
は径方向に弾性変形することによりシャッター基板6の
上下および左右方向の移動を可能にするが、左右方向に
ついては上記した保持部材10と長孔16によって移動
を規制しているので、上下方向のみの移動を可能にして
いる。さらに、振動吸収部材20は、遮光体7の開閉動
作に伴い発生する衝撃、振動がシャッター基板6および
位置決め部材11を介してカメラボディ1に伝達される
のを前記緩衝部材12と共に阻止する。
【0016】前記緩衝部材12は、前記振動吸収部材2
0と同様に、ゴム等の弾性を有する材料によって細長い
角棒状体に形成され、シャッター基板6の上下端とカメ
ラボディ1との間に介在されている。この場合、本実施
の形態においては、シャッター基板6の上端側に1つ、
下端側に2つ、合計3つの緩衝部材12を配置したが、
その数は適宜変更することができる。これらの緩衝部材
16は、両面接着テープ、ビス等の適宜な手段によって
前記カメラボディ1もしくはシャッター基板6に固定さ
れている。
0と同様に、ゴム等の弾性を有する材料によって細長い
角棒状体に形成され、シャッター基板6の上下端とカメ
ラボディ1との間に介在されている。この場合、本実施
の形態においては、シャッター基板6の上端側に1つ、
下端側に2つ、合計3つの緩衝部材12を配置したが、
その数は適宜変更することができる。これらの緩衝部材
16は、両面接着テープ、ビス等の適宜な手段によって
前記カメラボディ1もしくはシャッター基板6に固定さ
れている。
【0017】さらに、前記シャッター基板6の下端に
は、図1および図4に示すように前記カメラボディ1に
形成したスリット27に上方から摺動自在に挿入される
挿入片28が一体に延設されており、これによってシャ
ッター基板6の光軸方向(図4矢印C方向)の移動を規
制している。
は、図1および図4に示すように前記カメラボディ1に
形成したスリット27に上方から摺動自在に挿入される
挿入片28が一体に延設されており、これによってシャ
ッター基板6の光軸方向(図4矢印C方向)の移動を規
制している。
【0018】このようなフォーカルプレンシャッターの
支持構造にあっては、保持部材10と位置決め部材11
によってシャッター基板6を遮光体7の走行方向に対し
て移動可能に支持すると共に、カメラボディ1とシャッ
ター基板6との間に緩衝部材12および振動吸収部材2
0を介在させたので、遮光体7の開閉動作時に生じる衝
撃や振動がシャッター基板6を介してカメラ本体側に伝
達されるのを軽減することができる。したがって、カメ
ラ振れおよび撮影される写真への悪影響を少なくするこ
とができる。また、釣合重りを用いた従来の防振構造に
比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、安価に製作す
ることができる。さらに、シャッター基板6はセット部
材9によるシャッターチャージ力Fによって動いたりす
ることがなく、シャッターチャージを確実に行うことが
できる。
支持構造にあっては、保持部材10と位置決め部材11
によってシャッター基板6を遮光体7の走行方向に対し
て移動可能に支持すると共に、カメラボディ1とシャッ
ター基板6との間に緩衝部材12および振動吸収部材2
0を介在させたので、遮光体7の開閉動作時に生じる衝
撃や振動がシャッター基板6を介してカメラ本体側に伝
達されるのを軽減することができる。したがって、カメ
ラ振れおよび撮影される写真への悪影響を少なくするこ
とができる。また、釣合重りを用いた従来の防振構造に
比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、安価に製作す
ることができる。さらに、シャッター基板6はセット部
材9によるシャッターチャージ力Fによって動いたりす
ることがなく、シャッターチャージを確実に行うことが
できる。
【0019】なお、上記した実施の形態においては、複
数枚のシャッター羽根がカメラの上下方向に走行するシ
ャッターに適用したが、本発明はこれに特定されるもの
ではなく、左右方向に走行するシャッターにも実施する
ことができる。また、上記した実施の形態においては、
位置決め部材11をシャッター基板6に固定し、振動吸
収部材20をカメラボディ1に埋設したが、この逆であ
ってもよい。
数枚のシャッター羽根がカメラの上下方向に走行するシ
ャッターに適用したが、本発明はこれに特定されるもの
ではなく、左右方向に走行するシャッターにも実施する
ことができる。また、上記した実施の形態においては、
位置決め部材11をシャッター基板6に固定し、振動吸
収部材20をカメラボディ1に埋設したが、この逆であ
ってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカメ
ラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造は、
シャッター基板をカメラボディに対して遮光体の走行方
向に移動可能に保持させるとともに、前記遮光体の走行
方向の両側において前記シャッター基板とカメラボディ
との間に緩衝部材を介在させたので、構造が簡単で部品
点数が少なく、シャッターの開閉動作時に生じる衝撃や
振動がシャッター基板を介してカメラ本体へ伝達される
のを軽減することができる。したがって、カメラ振れし
たり撮影される写真に悪影響を与えることがない。
ラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造は、
シャッター基板をカメラボディに対して遮光体の走行方
向に移動可能に保持させるとともに、前記遮光体の走行
方向の両側において前記シャッター基板とカメラボディ
との間に緩衝部材を介在させたので、構造が簡単で部品
点数が少なく、シャッターの開閉動作時に生じる衝撃や
振動がシャッター基板を介してカメラ本体へ伝達される
のを軽減することができる。したがって、カメラ振れし
たり撮影される写真に悪影響を与えることがない。
【0021】また、本発明においては、シャッター基板
とカメラボディとの間に、振動吸収部材を介してシャッ
ター基板を位置決めする位置決め部材を備えているの
で、シャッター基板をカメラボディに対して位置決めす
ることができる。また、振動吸収部材は、シャッターの
開閉動作時に生じる衝撃や振動を緩衝部材と共に吸収
し、シャッター基板を介してカメラ本体へ伝達されるの
を軽減することができる。
とカメラボディとの間に、振動吸収部材を介してシャッ
ター基板を位置決めする位置決め部材を備えているの
で、シャッター基板をカメラボディに対して位置決めす
ることができる。また、振動吸収部材は、シャッターの
開閉動作時に生じる衝撃や振動を緩衝部材と共に吸収
し、シャッター基板を介してカメラ本体へ伝達されるの
を軽減することができる。
【0022】さらに、本発明においては、シャッターの
セット部材によるシャッターチャージ力が遮光体の走行
方向と直交する方向で、その作用方向延長線上にシャッ
ター基板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する保持
部材を位置させているので、シャッター基板がシャッタ
ーチャージ力によって動いたりすることがなく、シャッ
ターチャージを確実に行うことができる。
セット部材によるシャッターチャージ力が遮光体の走行
方向と直交する方向で、その作用方向延長線上にシャッ
ター基板を遮光体の走行方向に移動可能に保持する保持
部材を位置させているので、シャッター基板がシャッタ
ーチャージ力によって動いたりすることがなく、シャッ
ターチャージを確実に行うことができる。
【図1】 本発明に係るカメラにおけるフォーカルプレ
ンシャッターの支持構造の一実施の形態を示す分解斜視
図である。
ンシャッターの支持構造の一実施の形態を示す分解斜視
図である。
【図2】 同シャッターをカメラボディに組み付けた状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図3】 図2のIII −III 線断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線断面図である。
【図5】 シャッター基板の要部の正面図である。
1…カメラボディ、2…露光用開口部、5…フォーカル
プレンシャッター、6…シャッター基板、7…遮光体、
9…セット部材、10…保持部材、11…位置決め部
材、12…緩衝部材、16…長孔、20…振動吸収部
材。
プレンシャッター、6…シャッター基板、7…遮光体、
9…セット部材、10…保持部材、11…位置決め部
材、12…緩衝部材、16…長孔、20…振動吸収部
材。
Claims (3)
- 【請求項1】 シャッター基板と走行自在な遮光体とを
含むフォーカルプレンシャッターをカメラボディに組み
込んだカメラにおいて、 前記シャッター基板を前記カメラボディに対して前記遮
光体の走行方向に移動可能に保持させるとともに、前記
遮光体の走行方向の両側において前記シャッター基板と
前記カメラボディとの間に緩衝部材を介在させたことを
特徴とするカメラにおけるフォーカルプレンシャッター
の支持構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおけるフォーカ
ルプレンシャッターの支持構造において、 シャッター基板とカメラボディとの間に、振動吸収部材
を介してシャッター基板を位置決めする位置決め部材を
備えたことを特徴とするカメラにおけるフォーカルプレ
ンシャッターの支持構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のカメラにおける
フォーカルプレンシャッターの支持構造において、 シャッターのセット部材によるシャッターチャージ力が
遮光体の走行方向と直交する方向で、その作用方向延長
線上に、シャッター基板を遮光体の走行方向に移動自在
に保持する保持部材を位置させたことを特徴とするカメ
ラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045987A JPH09244099A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | カメラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造 |
US08/811,532 US5708892A (en) | 1996-03-04 | 1997-03-04 | Support structure of a focal plane shutter in a camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045987A JPH09244099A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | カメラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244099A true JPH09244099A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12734513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045987A Pending JPH09244099A (ja) | 1996-03-04 | 1996-03-04 | カメラにおけるフォーカルプレンシャッターの支持構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5708892A (ja) |
JP (1) | JPH09244099A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069334A1 (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-08 | セイコープレシジョン株式会社 | フォーカルプレーンシャッタ及び光学機器 |
US9519201B2 (en) | 2014-11-19 | 2016-12-13 | Olympus Corporation | Shutter holding mechanism |
JP2017207541A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | シャッターユニットおよび撮像装置 |
WO2020021956A1 (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の振動抑制方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001221951A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-08-17 | Olympus Optical Co Ltd | 顕微鏡 |
JP4504824B2 (ja) * | 2005-01-13 | 2010-07-14 | オリンパス株式会社 | 顕微鏡用カメラ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58118627A (ja) * | 1982-01-07 | 1983-07-14 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 釣合錘を備えたシヤツタ |
JPS5962837A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラシヤツタ用防振装置 |
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US5371564A (en) * | 1992-03-09 | 1994-12-06 | Nikon Corporation | Shutter device in a camera |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP8045987A patent/JPH09244099A/ja active Pending
-
1997
- 1997-03-04 US US08/811,532 patent/US5708892A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014092620A (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-19 | Seiko Precision Inc | フォーカルプレーンシャッタ及び光学機器 |
US9323131B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-04-26 | Seiko Precision Inc. | Focal-plane shutter and optical device |
US9519201B2 (en) | 2014-11-19 | 2016-12-13 | Olympus Corporation | Shutter holding mechanism |
JP2017207541A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | シャッターユニットおよび撮像装置 |
WO2020021956A1 (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置及び撮像装置の振動抑制方法 |
US11272107B2 (en) | 2018-07-27 | 2022-03-08 | Fujifilm Corporation | Imaging device and vibration suppression method for imaging device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5708892A (en) | 1998-01-13 |
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