JPH09242325A - 足場の組立方法及び足場組立台 - Google Patents

足場の組立方法及び足場組立台

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JPH09242325A
JPH09242325A JP8075108A JP7510896A JPH09242325A JP H09242325 A JPH09242325 A JP H09242325A JP 8075108 A JP8075108 A JP 8075108A JP 7510896 A JP7510896 A JP 7510896A JP H09242325 A JPH09242325 A JP H09242325A
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assembled
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Toshimitsu Nakajima
敏光 中嶋
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    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
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    • E04G5/007Devices and methods for erecting scaffolds, e.g. automatic scaffold erectors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い敷地内でも安全かつ効率良く足場の組立
て作業を行うことを課題とする。 【解決手段】 上記課題の解決手段として、上面にコン
ベアを装備した組立台上の1箇所(組立ヤ−ド)で足場
を組立てて、順に送り出して連結することによって、所
望数のスパンの足場を組立てることができ、また、組立
台上に組立てた1層分の足場を吊り具で吊り上げた状態
で、組立台上に下層足場を組立て、吊り上げた上層足場
を下層足場上に継ぎ足すことによって、複数層の足場を
大組することができ、さらに、大組1ブロックを地組し
た後は、建物躯体の上面に組立台を盛替えて、その組立
台上部で同様に足場を大組して吊り具で吊り上げ、地組
ブロック上部に吊り下ろしてブロック同士を上下連結
し、以後同様に、上層階に向かって大組間の継ぎ足し作
業を行うことができる足場の組立方法及びその方法に用
いる足場組立台を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足場の組立方法及
び足場組立台に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に市街地の建築現
場では、足場を地上に大組するための敷地の余裕がない
ため、足場の組立計画が難しく、また、安全面で、地上
での足場の大組作業、高所での大組の継ぎ足し作業、高
所での大組間の養生作業、高所での大組の切り離し作業
等において、危険な状態が発生している。
【0003】特に、地上での足場の大組作業は、クレ−
ンで足場ブロックを吊り上げておき、足場ブロックの下
に作業員が入って、建枠等の足場部材を下から一つずつ
順次差し込んで継ぎ足すことにより行われている。ま
た、事前に足場を1層組んでおき、これを吊り上げ、別
の場所に組んである1層の上にジョイントする方法もあ
るが、この場合は、上下の建枠の連結ピンがスム−ズに
連結できないため、やはり作業員が吊り上げた足場ブロ
ックの下で作業することになり危険な状態である。そし
て、現在では、これらの危険な作業はクレ−ン等の安全
規則において禁止されている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、安全かつ効率良く足場の組立
を行える工法及び足場組立台を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、足場の
組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、かつ組立ヤ−ドから送
りヤ−ドまで足場の搬送手段を有する組立台を用いて、
前記組立台上の組立ヤ−ドで足場1単位分を組み立てる
第1工程と、この組立てた足場1単位分を、既に組立ヤ
−ドで組み立て、送りヤ−ドに移動させてある足場と連
結する第2工程と、これらの連結した足場を送りヤ−ド
に送り出す第3工程とを繰り返して行い、組立台上に所
定単位数よりなる足場を組み立てることを特徴とした、
足場の組立て方法である。
【0006】また、足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有
し、かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段
を有する組立台を用いて、前記組立台上の組立ヤ−ドで
足場1単位分を組み立てる第1工程と、この組立てた足
場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立て、送りヤ−ド
に移動させてある足場と連結する第2工程と、これらの
連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数よりなる足場を組み
立てた後、この所定単位数の足場全体を吊り上げる第4
工程と、この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立て
た所定単位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数の足場を複数層連結
してなる大組ブロックを組立てることを特徴とした、足
場の組立て方法である。
【0007】また、足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有
し、かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段
を有する組立台を用いて、前記組立台上の組立ヤ−ドで
足場1単位分を組み立てる第1工程と、この組立てた足
場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立て、送りヤ−ド
に移動させてある足場と連結する第2工程と、これらの
連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数よりなる足場を組み
立て、次にこの所定単位数の足場全体を吊り上げる第4
工程と、この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立て
た所定単位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数の足場を複数層連結
してなる大組ブロックを組立てた後、組立台のみを隣の
足場組立場所に移動させて大組ブロックをその場に接地
させる第6工程と、移動させた組立台上に新規の大組ブ
ロックを組み立てる第7工程とを繰り返して行い、構造
物の構築場所の全周に沿って大組ブロックを組み立てる
ことを特徴とした、足場の組立て方法である。
【0008】また、足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有
し、かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段
を有する組立台を用いて、前記組立台上の組立ヤ−ドで
足場1単位分を組み立てる第1工程と、この組立てた足
場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立て、送りヤ−ド
に移動させてある足場と連結する第2工程と、これらの
連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数よりなる足場を組み
立て、次にこの所定単位数の足場全体を吊り上げる第4
工程と、この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立て
た所定単位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り
返して行い、組立台上に所定単位数の足場を複数層連結
してなる大組ブロックを組立てた後、組立台のみを隣の
足場組立場所に移動させて大組ブロックをその場に接地
させる第6工程と、移動させた組立台上に新規の大組ブ
ロックを組み立てる第7工程とを繰り返して行い、構造
物の構築場所の周囲に沿って大組ブロックを組み立て、
さらに、構造物躯体を所定高さまで構築した後に、その
上部スラブに前記組立台を盛替える第8工程と、盛替え
た組立台上に新規に大組ブロックを組み立て、これを吊
り上げて既に構造物躯体の周囲に設置した各大組ブロッ
クの上部に連結する第9工程とを繰り返して行い、構造
物躯体の周囲に沿って所定の高さまで足場を組み立てる
ことを特徴とした、足場の組立て方法である。
【0009】また、足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有
し、かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段
を有することを特徴とした、足場組立台である。
【0010】また、前記搬送手段には、足場脚部下端部
を支持し、かつ搬送手段に沿って移動可能な移動治具を
設けたことを特徴とする、足場組立台である。
【0011】また、前記組立台上に立設した柱体の上端
部に連結サポ−ト治具を設けたことを特徴とし、この連
結サポ−ト治具は、組立台上に搭載した足場脚部上端の
連結ピンに向かって、別の足場の脚部下端部を誘導し、
前記連結ピンと前記脚部下端部の連結を容易に行えるよ
う構成した、足場組立台である。
【0012】また、前記搬送手段は、足場部材の脚部の
間隔と等しい間隔をおいて平行に2条配設したことを特
徴とする、足場組立台である。
【0013】また、前記搬送手段の一方あるいは双方を
搬送手段の配設方向と直交する方向に移動可能とし、両
搬送手段の間隔を調整可能に構成したことを特徴とす
る、足場組立台である。
【0014】また、前記搬送手段に前記連結サポ−ト治
具を設けた柱体の下端部を固定し、柱体を搬送手段と共
に搬送手段の配設方向と直交する方向に移動可能に構成
したことを特徴とする、足場組立台である。
【0015】また、前記組立台は全方向走行可能に構成
したことを特徴とする、足場組立台である。
【0016】また、前記組立台は前記搬送手段の配設方
向に複数に分割及び連結可能に構成したことを特徴とす
る、足場組立台である。
【0017】さらに、構造物の構築場所の周囲に沿って
所定の高さまで足場を組み立てた後、足場の大組ブロッ
ク間に形成される高さ方向の間隙部に、手摺を設けて安
全な作業場所を確保し、この作業場所を足場の下層部か
ら上層部に向かって順に形成しながら、前記間隙部の組
立を行うことを特徴とした、足場の組立方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施の形態について説明する。 <イ>組立台 足場組立用の組立台1は、図1、3に示すように、組立
ヤ−ドと送りヤ−ドからなり、非移動型でも移動型でも
よい。移動型の場合は、例えば移動車輪を装備して全方
向走行可能に構成する。組立ヤ−ドでは足場1単位が組
み立てられる。例えば、足場大組の1スパン分の面積が
あれば十分である。また、送りヤ−ドは、足場の所定単
位数分、例えば大組1層分のスパンを搭載できる面積に
適宜設計する。なお、組立台1は長手方向に複数に分割
及び連結可能として、足場の組立規模に対応できるよう
構成するとよい。
【0019】組立台1上には足場の搬送手段を設ける。
例えば、長手方向の両縁部に沿って平行な2条のコンベ
ア11を設ける。このコンベア11には、例えば図4に
示すように、上部にスリットを有するガイドレ−ル12
内に複数のロ−ラを配して構成した、ロ−ラコンベア等
を用いることができる。また、これらのコンベア11の
一方あるいは双方を、それらの配設方向と直交する方向
に移動可能とし、両者の間隔を調整可能として、脚部間
寸法の異なる足場部材にも適用できるよう構成する。
【0020】図4、5に示すように、コンベア11上の
ガイドレ−ル12内には、足場2の脚下端を支持するた
めの移動治具13を設ける。この移動治具13は、小片
の移動プレ−ト13aと、その上面に突設した差し込み
ピン13bとからなる。足場2は、その脚下端部を差し
込みピン13bに差し込むことによって移動可能に支持
される。
【0021】組立台1上のコンベア11の外側には、図
3に示すように縦枠14aと横枠14bを設け、足場の
移動時に脱落を防止する。なお、縦枠14aの下端部
を、ガイドレ−ル12の外側面に固定し、コンベア11
と共に配設方向と直交する方向に移動可能に構成しても
よい。
【0022】また、縦枠14aの上端には、図6、7に
示すように、連結サポ−ト治具15を設ける。この連結
サポ−ト治具15は、半すり鉢状のテ−パ部15aを内
側にその開放部を向けて有している。足場2の継ぎ足し
時には、このテ−パ部15aをガイドとして、足場2の
脚下端部が誘導されるため、脚柱のずれを修正してスム
−ズに下部足場2の連結ピン21に連結することができ
る。
【0023】なお、図8に示すように、足場2の脚上端
に形成されている通常の連結ピン21に、さらに連結の
容易化を図るために連結治具22を装着するとよい。こ
の連結治具22は、先頭部22aと、連結ピン21内に
差し込む差し込み部22bとよりなり、差し込み部22
bには抜け防止のためのバネ状のストッパ22cを設け
ておく。
【0024】<ロ>地上での足場の大組工程 先ず、図3に示すように、組立台1を足場の設置場所に
位置させ、供給台車3より供給される足場部材を用い
て、組立ヤ−ド上で最下層部の足場2を1スパン分組立
てる。なお、供給台車3は、リフタ−31を有してお
り、組立台1へ足場部材を移す時、常に一定の高さで部
材供給ができるよう構成されている。
【0025】組立てた1スパン分の足場2は、移動治具
13に支持されて、コンベア11により送りヤ−ドに送
られる。同様に組立、送りを順に繰り返して、所定スパ
ンよりなる最下層部2aを組立てる。なお、本実施の形
態においては、図2に示すように、5スパン3層を大組
の1ブロックとした場合について説明する。
【0026】次に、最下層部2aを回転制御型吊り具4
で吊り上げた状態で、その下方の組立台1上に上記と同
様の方法で2層目の足場を組立てる。そして、最下層部
2aの足場を吊り下ろして、2層目の足場と連結させ
る。連結の際には、連結サポ−ト治具15によりスム−
ズな連結が可能となるため、作業員が吊り下げた足場ブ
ロックの下に入る必要がない。なお、吊り具4には、通
常の吊り用ワイヤ−とは別にコントロ−ルワイヤ−41
を設け、吊り上げ時の回転防止を図る。
【0027】同様に3層目を組立て・連結して、図2に
示すように、大組ブロック2Aを完成させる。そして、
組立台1を隣の足場設置場所に移動させて、大組ブロッ
ク2Aを接地させる。同様の手順で、大組ブロック2A
を、躯体5の構築予定地に沿って、高さ方向に所定の間
隔(以下、間隙部という)をおいて、始点から終点まで
組立てる。
【0028】なお、躯体構築予定地の角部において大組
ブロック2Aの下から組立台1を抜き取る場合は、組立
台1が全方向に移動可能に構成してあるため、図2に示
すように横すべりさせることによって行うことができ
る。そして、横すべりさせた後に、組立台1を長手方向
に複数に分離し、角部において隣接する次の組立場所に
運び、そこで連結して、再度、足場の組立作業に用いる
ことができる。
【0029】<ハ>大組間の養生工程(間隙部の組立) 躯体5全周に大組ブロック2Aを組立てた後、ブロック
間の間隙部の組立を行う。足場各層の間隙部側の一端部
には、図3、10に示すように、各層毎に予め足場板6
が取り付けてある。この足場板6は、上下両端にフック
を有しており、上部フックにより足場2の横梁に懸垂さ
れている。間隙部の組立時においては、この足場板6を
水平に起こして、対向する足場2の横梁に下部フックを
掛止して間隙部間に架設する。そして、足場板6の両側
にスライド型先行手摺7を固定する。このスライド型先
行手摺7は、足場部材脚部をガイドレ−ルとして昇降自
在であり、かつ所定の位置で足場部材の横架材にロック
して固定することができるものである。
【0030】作業員は、足場板7上において、筋交等の
間隙部の組立を行う。なお、作業員の上下作業は、足場
板6の端部に設けられた作業扉61から梯子8を使って
上下することにより行う。梯子8は、各層毎の間隙部側
端部に予め取り付けておく。以上のように足場板6とス
ライド型先行手摺7の組立てを上層に向かって順に繰り
返しながら、間隙部の上端部まで組立てを行う。
【0031】<ニ>大組ブロックの継ぎ足し工程 躯体5全周に大組ブロック2Aを組立てた後、図2に示
すように、躯体5のスラブ上に組立台1を盛替え、地組
工程と同様に大組ブロック2Aを組み立てる。次に、図
9に示すように、吊り具4により既に接地された大組ブ
ロック2A上に吊り下ろして、連結治具22を用いて上
下ブロック間の連結を行う。この際に、足場板6とスラ
イド型先行手摺7を、接地された大組ブロック2Aの際
上段に設けておき、継ぎ足し時の作業員の安全を確保す
る。
【0032】そして、躯体5全周に2層目の大組ブロッ
ク2Aを継ぎ足して組立てる。以上の工程を繰り返して
行い、所定の高さまで足場を組み上げる。足場の解体作
業においては、上記組立作業と逆の工程で足場を解体す
ることによって、狭い敷地内でも安全かつ効率の良い解
体作業が可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるため、
次のような効果を得ることができる。 <イ>上面にコンベアを装備した組立台上の1箇所(組
立ヤ−ド)で足場を組立てて、順に送り出して連結する
ことによって、所望数のスパンの足場を組立てることが
できる。従って、作業員は組立ヤ−ドのみで作業を行え
ば済むため、狭い敷地内でも安全かつ効率良く足場の組
立て作業が可能となる。
【0034】<ロ>組立台上に組立てた1層分の足場を
吊り具で吊り上げた状態で、組立台上に下層足場を組立
て、吊り上げた上層足場を下層足場上に継ぎ足すことに
よって、複数層の足場を大組することができる。従っ
て、吊り上げた上層足場の下に入ることなく、作業員は
組立ヤ−ドのみで作業を行えば済むため、狭い敷地内で
も安全かつ効率良く足場の大組作業が可能となる。
【0035】<ハ>大組1ブロックを地組した後は、建
物躯体の上面に組立台を盛替えて、その組立台上部で同
様に足場を大組して吊り具で吊り上げ、地組ブロック上
部に吊り下ろしてブロック同士の上下継ぎ足しを行うこ
とができる。以後同様に、上層階に向かって大組間の継
ぎ足し作業を行うことができる。従って、高所での大組
の継ぎ足し作業を安全かつ効率良く行うことができる。
【0036】<ニ>足場の大払い作業においては、大組
作業と逆の工程で足場を解体することによって、狭い敷
地内でも安全かつ効率の良い大払い作業が可能となる。
【0037】<ホ>足場の連結サポ−ト治具を用いるこ
とにより、高所での足場の継ぎ足し作業をスム−ズに行
えるため、作業員が足場の下方に入る必要がなく、作業
の安全性を確保することができる。また、従来はこの作
業に2名の作業員が必要であったが、1名で足りるため
災害の確率を減少させることができる。
【0038】<ヘ>各ブロック間の間隙部の組立作業
は、予め足場の各層の間隙部側端部に取り付けておいた
足場板と、順次上層に向かって取り付けられるスライド
型先行手摺とによって、安全な状態で行うことができ
る。
【0039】<ト>大組の継ぎ足し・切り離し作業は、
下層ブロック間の間隙部の最上部に取り付けられた足場
板とスライド型先行手摺とによって、安全な状態で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 組立台の説明図
【図2】 本発明の工法全体の説明図
【図3】 地組工程の説明図
【図4】 組立台の説明図
【図5】 組立台の説明図
【図6】 組立台の説明図
【図7】 組立台の説明図
【図8】 足場連結治具の説明図
【図9】 大組継ぎ足し工程の説明図
【図10】 間隙部組立工程の説明図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、
    かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段を有
    する組立台を用いて、 前記組立台上の組立ヤ−ドで足場1単位分を組み立てる
    第1工程と、 この組立てた足場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立
    て、送りヤ−ドに移動させてある足場と連結する第2工
    程と、 これらの連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程
    とを繰り返して行い、 組立台上に所定単位数よりなる足場を組み立てることを
    特徴とした、 足場の組立方法。
  2. 【請求項2】 足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、
    かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段を有
    する組立台を用いて、 前記組立台上の組立ヤ−ドで足場1単位分を組み立てる
    第1工程と、 この組立てた足場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立
    て、送りヤ−ドに移動させてある足場と連結する第2工
    程と、 これらの連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程
    とを繰り返して行い、 組立台上に所定単位数よりなる足場を組み立てた後、 この所定単位数の足場全体を吊り上げる第4工程と、 この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立てた所定単
    位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り返して行
    い、 組立台上に所定単位数の足場を複数層連結してなる大組
    ブロックを組立てることを特徴とした、 足場の組立方法。
  3. 【請求項3】 足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、
    かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段を有
    する組立台を用いて、 前記組立台上の組立ヤ−ドで足場1単位分を組み立てる
    第1工程と、 この組立てた足場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立
    て、送りヤ−ドに移動させてある足場と連結する第2工
    程と、 これらの連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程
    とを繰り返して行い、 組立台上に所定単位数よりなる足場を組み立て、 次にこの所定単位数の足場全体を吊り上げる第4工程
    と、 この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立てた所定単
    位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り返して行
    い、 組立台上に所定単位数の足場を複数層連結してなる大組
    ブロックを組立てた後、 組立台のみを隣の足場組立場
    所に移動させて大組ブロックをその場に接地させる第6
    工程と、 移動させた組立台上に新規の大組ブロックを組み立てる
    第7工程とを繰り返して行い、 構造物の構築場所の全周に沿って大組ブロックを組み立
    てることを特徴とした、 足場の組立方法。
  4. 【請求項4】 足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、
    かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段を有
    する組立台を用いて、 前記組立台上の組立ヤ−ドで足場1単位分を組み立てる
    第1工程と、 この組立てた足場1単位分を、既に組立ヤ−ドで組み立
    て、送りヤ−ドに移動させてある足場と連結する第2工
    程と、 これらの連結した足場を送りヤ−ドに送り出す第3工程
    とを繰り返して行い、 組立台上に所定単位数よりなる足場を組み立て、 次にこの所定単位数の足場全体を吊り上げる第4工程
    と、 この吊り上げた足場を組立台上に新規に組立てた所定単
    位数の足場の上部に連結する第5工程とを繰り返して行
    い、 組立台上に所定単位数の足場を複数層連結してなる大組
    ブロックを組立てた後、 組立台のみを隣の足場組立場
    所に移動させて大組ブロックをその場に接地させる第6
    工程と、 移動させた組立台上に新規の大組ブロックを組み立てる
    第7工程とを繰り返して行い、 構造物の構築場所の周囲に沿って大組ブロックを組み立
    て、 さらに、構造物躯体を所定高さまで構築した後に、その
    上部スラブに前記組立台を盛替える第8工程と、 盛替えた組立台上に新規に大組ブロックを組み立て、こ
    れを吊り上げて既に構造物躯体の周囲に設置した各大組
    ブロックの上部に連結する第9工程とを繰り返して行
    い、 構造物躯体の周囲に沿って所定の高さまで足場を組み立
    てることを特徴とした、 足場の組立方法。
  5. 【請求項5】 足場の組立ヤ−ドと送りヤ−ドを有し、 かつ組立ヤ−ドから送りヤ−ドまで足場の搬送手段を有
    することを特徴とした、 足場組立台。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の足場組立台において、
    前記搬送手段には、足場脚部下端部を支持し、かつ搬送
    手段に沿って移動可能な移動治具を設けたことを特徴と
    する、足場組立台。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の足場組立台にお
    いて、前記組立台上に立設した柱体の上端部に連結サポ
    −ト治具を設けたことを特徴とし、この連結サポ−ト治
    具は、組立台上に搭載した足場脚部上端の連結ピンに向
    かって、別の足場の脚部下端部を誘導し、前記連結ピン
    と前記脚部下端部の連結を容易に行えるよう構成した、
    足場組立台。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかに記載の足場
    組立台において、前記搬送手段は、足場部材の脚部の間
    隔と等しい間隔をおいて平行に2条配設したことを特徴
    とする、足場組立台。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の足場組立台において、
    前記搬送手段の一方あるいは双方を搬送手段の配設方向
    と直交する方向に移動可能とし、両搬送手段の間隔を調
    整可能に構成したことを特徴とする、足場組立台。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の足場組立台におい
    て、前記搬送手段に前記連結サポ−ト治具を設けた柱体
    の下端部を固定し、柱体を搬送手段と共に搬送手段の配
    設方向と直交する方向に移動可能に構成したことを特徴
    とする、足場組立台。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至10のいずれかに記載の
    足場組立台において、前記組立台は全方向走行可能に構
    成したことを特徴とする、足場組立台。
  12. 【請求項12】 請求項5乃至11のいずれかに記載の
    足場組立台において、前記組立台は前記搬送手段の配設
    方向に複数に分割及び連結可能に構成したことを特徴と
    する、足場組立台。
  13. 【請求項13】 構造物の構築場所の周囲に沿って所定
    の高さまで足場を組み立てた後、 足場の大組ブロック間に形成される高さ方向の間隙部
    に、手摺を設けて安全な作業場所を確保し、 この作業場所を足場の下層部から上層部に向かって順に
    形成しながら、前記間隙部の組立を行うことを特徴とし
    た、 足場の組立方法。
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