JPH09241422A - 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH09241422A
JPH09241422A JP5167796A JP5167796A JPH09241422A JP H09241422 A JPH09241422 A JP H09241422A JP 5167796 A JP5167796 A JP 5167796A JP 5167796 A JP5167796 A JP 5167796A JP H09241422 A JPH09241422 A JP H09241422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
liquid additive
weight
component
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5167796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Nishihara
一 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5167796A priority Critical patent/JPH09241422A/ja
Publication of JPH09241422A publication Critical patent/JPH09241422A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状添加剤の取り扱いを容易にするだけでな
く、溶融押出し安定性が向上する結果、高い生産性、品
質安定性の向上を可能にした、液状添加剤を含有する樹
脂組成物の製造方法の提供。 【解決手段】 (A)熱可塑性樹脂、(B)数平均粒子
直径が0.001〜50μmの化合物及び(C)液状添
加剤からなる樹脂組成物の製造方法において、まず
(B)に(C)を吸着させた後に,(A)と溶融押出し
を行うことを特徴とする液状添加剤を含有する樹脂組成
物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液状添加剤を含有す
る樹脂組成物の製造方法に関する。更に詳しくは、熱可
塑性樹脂に液状添加剤を特殊な方法により添加すること
により、液状添加剤の取り扱いを容易にするだけでな
く、溶融押出し安定性が向上する結果、高い生産性、品
質安定性の向上を可能にした、液状添加剤を含有する樹
脂組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂は、優れた耐熱性、耐衝撃
性を有するために自動車部品、家電部品、OA機器部品
を始めとする多岐の分野で使用されている。
【0003】近年かかる分野でより高機能化のために各
種ポリマー添加剤が用いられている。例えば、加工性を
改良するために流動パラフェン(ミネラルオイル)を添
加したり、また難燃性を付与するために有機リン化合物
を混合することが通常行なわれている。しかしながら、
熱可塑性樹脂を溶融押出する際に、液状添加剤を添加す
るのに特殊なフィード設備が必要となるだけでなく、取
り扱いが煩雑である。更には、液状添加剤と耐熱性の高
い熱可塑性樹脂とを溶融混合する場合には、溶融粘度の
差が大きいために相分離して生産性が低下したり、未溶
融物の発生により外観が低下する等の問題があった。
【0004】これに対して、独特許DE4024872
号公報には、2ゾーンからなる押出機を用い、前段でポ
リフェニレンエーテルとスチレン系樹脂を220°C〜
350°Cで溶融し、引き続き後段で添加剤を50〜2
00°Cで溶融押出しする連続製造方法が開示されてい
る。該公報によれば、樹脂成分と添加剤成分とが分離さ
れているために、生産性がある程度向上するものの、添
加剤が多量に添加された場合には、その効果は充分では
なく工業的使用が狭められる。該公報には、液状添加剤
と特殊な化合物を前もって吸着させることにより、溶融
押出安定性が飛躍的に向上することが開示されていない
し、暗示さえされていない。
【0005】また、吸油性樹脂と液体添加剤とからなる
樹脂組成物または特性改良方法が開示されている。例え
ば、多孔質スチレン−ジビニルベンゼン共重合体に液状
油を吸着せしめた含油樹脂及び熱硬化樹脂からなる樹脂
組成物(特公平7−122024号公報)、吸油性架橋
重合体に添加剤を含有させた樹脂改質用添加剤と、樹脂
からなる樹脂組成物を用いた添加剤のブリード防止方法
(特開平5−214114号公報)、樹脂に特定の架橋
重合体を練り込むことにより、艶消しされた外観を得る
方法(特開平6−57007号公報)、樹脂に特定の架
橋重合体を練り込むことにより、耐衝撃性を向上させる
方法(特開平6−73190号公報)、非晶質シリカに
リン系難燃剤を含浸させた粉末状難燃剤(特開平7−3
31244号公報)が知られている。上記公報は樹脂組
成物または溶融押出特性以外の特性改良方法についての
技術であり、本発明の液状添加剤を含有する樹脂組成物
の製造方法と異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑み、上記のような問題点のない、即ち液状添加
剤の取り扱いを容易にするだけでなく、溶融押出し安定
性が向上する結果、高い生産性、品質安定性の向上を可
能にした液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、液状添加
剤を含有する樹脂組成物の高い生産性、品質安定性を有
する製造方法を鋭意検討した結果、特定の粒子直径を有
する化合物に液状添加剤を吸着させることにより、驚く
べきことに溶融押出し安定性が飛躍的に向上することを
見出し、本発明に到達した。
【0008】即ち、本発明は、(A)熱可塑性樹脂、
(B)数平均粒子直径が0.001〜50μmの化合物及
び(C)液状添加剤からなる樹脂組成物の製造方法にお
いて、まず(B)に(C)を吸着させた後に,(A)と
溶融押出しを行うことを特徴とする液状添加剤を含有す
る樹脂組成物の製造方法、とりわけ(B)が多孔質重合
体であり、その数平均孔径が0.001〜0.1μmであ
る液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法及び
(A)がスチレン系樹脂であり、(B)がポリフェニレ
ンエーテルであり、(C)が有機リン化合物であり、か
つ(A)100重量部に対して、(B)が1〜100重
量部、(C)が1〜100重量部である液状添加剤を含
有する樹脂組成物の製造方法を提供するものである。
【0009】以下、本発明を詳しく説明する。
【0010】本発明は、(A)熱可塑性樹脂、(B)特
定の粒子直径の化合物及び(C)液状添加剤からなる樹
脂組成物の製造方法である。
【0011】上記(A)は成形用樹脂組成物の主成分を
なし、成形品の強度保持の役割を担い、(C)はポリフ
ェニレンエーテル系樹脂等の熱可塑性樹脂に難燃性や流
動性等の機能性を付与するための液状添加剤であり、
(B)は(C)を吸着させるための成分である。
【0012】ここで、(B)は数平均粒子直径が0.0
01〜50μmであり、好ましくは0.001〜20μ
m、更に好ましくは0.001〜10μmであることが
重要である。数平均粒子直径が0.001μm未満で
は、化合物の安定性が低下するために強度が低下し、数
平均粒子直径が50μmを越えると、吸着能力を低下さ
せたり、成形体の外観を損なう。また、液状添加剤が吸
着または吸収され、見掛けの液状添加剤量が減少するた
めに、溶融押出安定性が向上する。特に液状添加剤の吸
着能力を促進するために多孔質化合物が好ましい。
【0013】そして、(B)と(C)との比率は1/5
〜5/1の範囲にあることが好ましい。
【0014】以上の条件を満たす場合には、特に液状添
加剤の取り扱いが容易になるだけでなく、押出し安定性
が向上することを見出し、本発明を完成した。
【0015】本発明において、上記(A)の熱可塑性樹
脂としては、数平均粒子直径が50μmを越え、かつ
(B)〜(C)と相溶もしくは均一分散し得るものであ
ればとくに制限はない。たとえば、ポリスチレン系、ポ
リオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリフェニレンエ
ーテル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリフェニ
レンスルフィド系、ポリカーボネート系、ポリメタクリ
レート系等の単独もしくは二種以上を混合したものを使
用することができる。ここで、特に熱可塑性樹脂として
ポリスチレン系、ポリフェニレンエーテル系、ポリカー
ボネート系の熱可塑性樹脂が好ましい。上記ポリスチレ
ン系樹脂は、ゴム変性スチレン系樹脂及び/または、ゴ
ム非変性スチレン系樹脂である。
【0016】本発明の熱可塑性樹脂として最も好ましい
組み合わせの一つは、ゴム変性スチレン系樹脂(A−
1)とポリフェニレンエーテル(A−2)とのポリマー
ブレンド体であり、(A−1)と(A−2)からなる樹
脂成分の100重量部中に占める(A−2)成分の割合
は、10〜40重量部の範囲が好ましい。(A−2)成
分が10重量部未満では、(B)成分として難燃剤を用
いた場合、炭化残渣量が少なく難燃性が充分でなく、4
0重量部を越えると流動性が低下し、好ましくない。
(A−2)成分のより好ましい範囲は15〜30重量部
である。
【0017】本発明において上記(A)として使用する
ゴム変性スチレン系樹脂は、ビニル芳香族系重合体より
なるマトリックス中にゴム状重合体が粒子状に分散して
なる重合体をいい、ゴム状重合体の存在下に芳香族ビニ
ル単量体及び必要に応じ、これと共重合可能なビニル単
量体を加えて単量体混合物を公知の塊状重合、塊状懸濁
重合、溶液重合、または乳化重合することにより得られ
る。
【0018】このような樹脂の例としては、耐衝撃性ポ
リスチレン、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン共重合体)、AAS樹脂(アクリロニトリ
ル−アクリルゴム−スチレン共重合体)、AES樹脂
(アクリロニトリル−エチレンプロピレンゴム−スチレ
ン共重合体)等が挙げられる。
【0019】ここで、前記ゴム状重合体は、ガラス転移
温度(Tg)が−30℃以下であることが必要であり、
−30℃を越えると耐衝撃性が低下する。
【0020】このようなゴム状重合体の例としては、ポ
リブタジエン、ポリ(スチレン−ブタジエン)、ポリ
(アクリロニトリル−ブタジエン)等のジエン系ゴム及
び上記ジエンゴムを水素添加した飽和ゴム、イソプレン
ゴム、クロロプレンゴム、ポリアクリル酸ブチル等のア
クリル系ゴム及びエチレン−プロピレン−ジエンモノマ
ー三元共重合体(EPDM)等を挙げることができ、特
にジエン系ゴムが好ましい。
【0021】上記のゴム状重合体の存在下に重合させる
グラフト重合可能な単量体混合物中の必須成分の芳香族
ビニル単量体は、例えば、スチレン、α−メチルスチレ
ン、パラメチルスチレン、p−クロロスチレン、p−ブ
ロモスチレン、2,4,5−トリブロモスチレン等であ
り、スチレンが最も好ましいが、スチレンを主体に上記
他の芳香族ビニル単量体を共重合してもよい。
【0022】また、ゴム変性スチレン系樹脂の成分とし
て必要に応じ、芳香族ビニル単量体に共重合可能な単量
体成分を一種以上導入することができる。耐油性を高め
る必要のある場合は、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル等の不飽和ニトリル単量体を用いることができ
る。
【0023】そして、ブレンド時の溶融粘度を低下させ
る必要のある場合は、炭素数が1〜8のアルキル基から
なるアクリル酸エステルを用いることができる。また更
に、樹脂組成物の耐熱性を更に高める必要のある場合
は、α−メチルスチレン、アクリル酸、メタクリル酸、
無水マレイン酸、N−置換マレイミド等の単量体を共重
合してもよい。単量体混合物中に占める上記ビニル芳香
族単量体と共重合可能なビニル単量体の含量は0〜40
重量%である。
【0024】本発明のゴム変性スチレン系樹脂における
ゴム状重合体は、好ましくは5〜80重量%、特に好ま
しくは10〜50重量%、グラフト重合可能な単量体混
合物は、好ましくは95〜20重量%、更に好ましくは
90〜50重量%の範囲にある。この範囲外では、目的
とする樹脂組成物の耐衝撃性と剛性のバランスが取れな
くなる。更には、スチレン系重合体のゴム粒子径は、
0.1〜5.0μmが好ましく、特に0.2〜3.0μ
mが好適である。上記範囲内では、特に耐衝撃性が向上
する。
【0025】本発明において使用されるゴム変性スチレ
ン系樹脂の分子量の尺度である還元粘度ηsp/c
(0.5g/dl、30℃測定:マトリックス樹脂がポ
リスチレンの場合はトルエン溶液、マトリックス樹脂が
不飽和ニトリル−芳香族ビニル共重合体の場合はメチル
エチルケトン)は、0.30〜0.80dl/gの範囲
にあることが好ましく、0.40〜0.60dl/gの
範囲にあることがより好ましい。ゴム変性スチレン系樹
脂の還元粘度ηsp/cに関する上記要件を満たすため
の手段としては、重合開始剤量、重合温度、連鎖移動剤
量の調整等を挙げることができる。
【0026】本発明において(A)として使用するポリ
フェニレンエーテル(以下PPEと略称する。)は、下
記式(1)で示される結合単位からなる単独重合体及び
/又は共重合体である。
【0027】
【化1】
【0028】但し、R1、R2、R3、R4は、それぞれ水
素、炭化水素、または置換炭化水素基からなる群から選
択されるものであり、互いに同一でも異なっていてもよ
い。
【0029】このPPEの具体的な例としては、ポリ
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)、
2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチル
フェノールとの共重合体等が好ましく、中でもポリ
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)が
好ましい。かかるPPEの製造方法は特に限定されるも
のではなく、例えば、米国特許第3,306,874号
明細書記載の方法による第一銅塩とアミンのコンプレッ
クスを触媒として用い、例えば2,6キシレノールを酸
化重合することにより容易に製造でき、そのほかにも米
国特許第3,3061075号明細書、米国特許第3,
257,357号明細書、米国特許3,257,358
号明細書、及び特公昭52−17880号公報、特開昭
50−51197号公報に記載された方法で容易に製造
できる。本発明にて用いる上記PPEの還元粘度ηsp
/C(0.5g/dl、クロロホルム溶液、30℃測
定)は、0.20〜0.70dl/gの範囲にあること
が好ましく、0.30〜0.60dl/gの範囲にある
ことがより好ましい。PPEの還元粘度に関する上記要
件を9ηsp/C満たすための手段としては、前記PP
Eの製造の際の触媒量の調整などを挙げることができ
る。
【0030】本発明において前記(B)として使用する
数平均粒子直径が0.001〜50μmの化合物は、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、金属、金属酸化物、難燃
剤、補強剤、セラミック、耐光剤、着色剤等の粉体また
は多孔質粉体である。
【0031】上記(B)の量は,(A)熱可塑性樹脂1
00重量部に対して、好ましくは1〜100重量部、更
に好ましくは、1〜50重量部、最も好ましくは、5〜
20重量部である。
【0032】前記(B)としての熱可塑性樹脂は、数平
均粒子直径が0.001〜50μm、好ましくは0.0
01〜0.1μmの要件を満足していれば、(A)熱可
塑性樹脂と同一であってもよい。例えば、ポリフェニレ
ンエーテル、芳香族ビニル単量体とその単量体と共重合
可能な単量体からなる芳香族ビニル系共重合体、4フッ
化エチレン等のフッ素系樹脂、ポリアクリロニトリル、
ポリイミド、ポリアリレート、ポリフェニレンスルフィ
ド等である。
【0033】前記(B)としての熱硬化樹脂は、スチレ
ン−ジビニルベンゼン共重合体等の芳香族ビニル単量体
と複数個の不飽和結合を有する架橋性単量体との共重合
体、メタクリル酸エステルまたはアクリル酸エステルと
上記架橋性単量体との共重合体、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フ
ラン樹脂、尿素樹脂、キシレン樹脂、シリコーン樹脂、
ジアリルフタレート、アラミド等である。
【0034】前記(B)としての難燃剤としてのトリア
ジン骨格含有化合物は、リン系難燃剤の難燃助剤として
一層の難燃性を向上させるための成分である。その具体
例としては、メラミン、下記式(2)で表わされるメラ
ム、下記式(3)で表わされるメレム、メロン(600
°C以上でメレム3分子から3分子の脱アンモニアによ
る生成物)、下記式(4)で表わされるメラミンシアヌ
レート、下記式(5)で表わされるリン酸メラミン、下
記式(6)で表わされるサクシノグアナミン、アジポグ
アナミン、メチルグルタログアナミン、下記式(7)で
表わされるメラミン樹脂、下記式(8)で表わされるB
Tレジン等を挙げることができるが、耐揮発性の観点か
ら特にメラミンシアヌレートが好ましい。
【0035】
【化2】
【0036】
【化3】
【0037】
【化4】
【0038】
【化5】
【0039】
【化6】
【0040】
【化7】
【0041】
【化8】
【0042】本発明において前記(C)として使用する
液状添加剤は25℃で液状であり、(A)熱可塑性樹脂
に特殊機能を付与するための成分である。
【0043】ここで、液状添加剤は、可塑剤、安定剤、
紫外線吸収剤、帯電防止剤、有機リン化合物、着色剤、
発泡剤、滑剤、香料、老化防止剤等である。
【0044】上記(C)の量は,(A)熱可塑性樹脂1
00重量部に対して、好ましくは1〜100重量部、更
に好ましくは、1〜50重量部、最も好ましくは、5〜
20重量部である。
【0045】上記可塑剤の例としては、フタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル等のフタ
ル酸エステル、フタル酸ブチルベンジルエステル等のフ
タル酸混基エステル、コハク酸ジイソデシル、アジピン
酸ジオクチル等の脂肪族2塩基酸エステル、ジエチレン
グリコールジベンゾエート等のグリコールエステル、オ
レイン酸ブチル、アセチルリシノール酸メチル等の脂肪
族酸エステル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油
等のエポキシ可塑剤であり、その他、トリメリット酸ト
リオクチル、エチルフタリルエチルグリコレート、ブチ
ルフタリルブチルグリコレート、アセチルクエン酸トリ
ブチル、塩素化パラフィン、ポリプロピレンアジペー
ト、ポリエチレンセバケート、トリアセチン、トリブチ
リン、トルエンスルホンアミド、アルキルベンゼン、ビ
フェニル、部分水添ターフェニル、ショウノウ等を挙げ
ることができる。
【0046】前記(C)としての安定剤の例としては、
金属石ケン、鉛安定剤、有機錫安定剤、複合安定剤、エ
ポキシ化合物等を挙げることができる。
【0047】前記発泡剤の例としては、アゾビスフォル
ムアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノ
ベンゼン等のアゾ系発泡剤、N,N’ジメチルN,N’
ジニトロソテレフタルアミド、N,N’ジニトロソペン
タメチレンテトラミン等のN−ニトロソ系発泡剤、ベン
ゼンスルフォニルヒドラジド、トルエン4スルフォニル
ヒドラジド、ベンゼン1,3ジスルフォニルヒドラジド
等のスルフォニルヒドラジド等を挙げることができる。
【0048】前記(C)としての滑剤の例としては、流
動パラフィン等の炭化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤、脂肪
酸アミド系滑剤、アルコール系滑剤、金属石ケン類等を
挙げることができる。
【0049】そして、前記(C)としての有機リン化合
物の例としては、ホスフィン、ホスフィンオキシド、ビ
ホスフィン、ホスホニウム塩、ホスフィン酸塩、リン酸
エステル、亜リン酸エステル等である。より具体的に
は、トリフェニルフォスフェート、メチルネオベンチル
フォスファイト、ヘンタエリスリトールジエチルジフォ
スファイト、メチルネオペンチルフォスフォネート、フ
ェニルネオペンチルフォスフェート、ペンタエリスリト
ールジフェニルジフォスフェート、ジシクロペンチルハ
イポジフォスフェート、ジネオペンチルハイポフォスフ
ァイト、フェニルピロカテコールフォスファイト、エチ
ルピロカテコールフォスフェート、ジピロカテコールハ
イポジフォスフェートである。
【0050】ここで、特に有機リン化合物として、下記
式(9)で表わされる芳香族系リン酸エステル単量体、
下記式(10)で表わされる芳香族系リン酸エステル縮
合体が好ましい。
【0051】
【化9】
【0052】
【化10】
【0053】(但し、Ar1、Ar2、Ar3、Ar4、A
5、Ar6はフェニル基、キシレニル基、エチルフェニ
ル基、イソプロピルフェニル基、ブチルフェニル基、
4,4’−ジオキシジアリールアルカン基から選ばれる
芳香族基である。また、nは0〜3の整数を表わし、m
は1以上の整数を表わす。) 上記芳香族系リン酸エステル単量体の中でも、特にヒド
ロキシル基含有芳香族系リン酸エステル単量体、例え
ば、上記式(9)に示したトリクレジルフォスフェート
やトリフェニルフォスフェート等に1個または2個以上
のフェノール性水酸基を含有したリン酸エステル単量
体、または下記式(11)に示した芳香族リン酸エステ
ル単量体が好ましい。
【0054】
【化11】
【0055】(式中、a、b、cは1から3、R1
2、R3は水素または炭素数が1から30の炭化水素で
あり、化合物全体として、置換基R1、R2、R3の炭素
数の合計が平均12から25である。ここで、異なった
置換基を有する、複数の芳香族リン酸エステルからなる
場合には、上記難燃剤の置換基R1、R2、R3の炭素数
の合計は、数平均で表し、上記難燃剤中の各芳香族リン
酸エステル成分の重量分率と、各成分の置換基の炭素数
の合計との積の和である。) また前記芳香族リン酸エステル縮合体の中でも、特にテ
トラフェニルビスフェノールAジフォスフェート、テト
ラクレジルビスフェノールAジフォスフェート等が好ま
しい。
【0056】本発明において必要に応じて、(C)とし
ての有機リン化合物以外の難燃剤、またはシリコーンオ
イル、シリカ、アラミド繊維から選ばれる一種以上の難
燃助剤を配合することができる。
【0057】本発明において樹脂組成物の衝撃強度を一
層向上させる場合には、必要に応じて、スチレン系熱可
塑性エラストマーを配合することができ、更にその他の
酸化防止剤、その他の紫外線吸収剤、錫系熱安定剤、そ
の他の無機系やハロゲン系難燃剤、ステアリン酸やステ
アリン酸亜鉛等の滑剤、充填剤、ガラス繊維等の補強
剤、染料や顔料等の着色剤等を添加することができる。
【0058】本発明の製造方法により得られた樹脂組成
物は、(A)ゴム変性スチレン系樹脂を必須成分とし、
必要に応じてゴム非変性スチレン系樹脂、ポリフェニレ
ンエーテルを配合した熱可塑性樹脂100重量部に対し
て、(B)多孔質芳香族ビニル系共重合体が1〜100
重量部、(C)芳香族リン酸エステルである液状添加剤
が1〜100重量部、難燃助剤が0〜30重量部、流動
性向上剤が0〜10重量部、スチレン系熱可塑性エラス
トマーが0〜20重量部を配合することが好ましい。こ
こで上記範囲内では、難燃性等の機能、成形加工性(流
動性)、耐衝撃性及び耐熱性のバランス特性が優れてい
る。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明はこれにより何ら制限を受
けるものではない。
【0060】尚、実施例、比較例における測定は、以下
の方法もしくは測定機を用いて行なった。
【0061】(1)(B)成分の数平均粒子直径、数平
均孔径 電子顕微鏡により各粒子の数平均粒子直径を求めた。即
ち、各粒子を球と仮定し、長径と短径の算術平均を各粒
子の平均直径とする。そして、100個の粒子の平均直
径の算術平均により数平均粒子直径を求めた。数平均孔
径も同様の方法により求めた。
【0062】(2)ゴム変性スチレン系樹脂とポリフェ
ニレンエーテルの還元粘度ηsp/C ゴム変性スチレン系樹脂1gにメチルエチルケトン18
mlとメタノール2mlの混合溶媒を加え、25℃で2
時間振とうし、5℃、18000rpmで30分間遠心
分離する。上澄み液を取り出しメタノールで樹脂分を析
出させた後、乾燥した。
【0063】このようにして得られた樹脂0.1gを、
ゴム変性ポリスチレンの場合はトルエンに溶解し、ゴム
変性アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂の場合はメ
チルエチルケトンに溶解し、濃度0.5g/dlの溶液
とし、この溶液10mlをキャノン−フェンスケ型粘度
計に入れ、30℃でこの溶液落下時間T1(秒)を測定
した。一方、別に同じ粘度計で純トルエンまたは純メチ
ルエチルケトンの落下時間T0(秒)を測定し、以下の
数式により算出した。
【0064】ηsp/C=(T1/T0−1)/C C:ポリマー濃度(g/dl) 一方、ポリフェニレンエーテルの還元粘度ηsp/Cに
ついては、0.1gをクロロホルムに溶解し、濃度0.
5g/dlの溶液とし、上記と同様に測定した。
【0065】(3)Izod衝撃強度 ASTM−D256に準拠した方法で23℃で測定し
た。
【0066】(Vノッチ、1/8インチ試験片) (4)Vicat軟化温度 ASTM−D1525に準拠した方法で測定し、耐熱性
の尺度とした。
【0067】(5)メルトフローレート(MFR) 溶融流動性の指標でASTM−D1238に準拠した方
法で測定した。荷重5kg、溶融温度200℃の条件で
10分間あたりの押出量(g/10分)から求めた。
【0068】(6)難燃性 UL−94に準拠したVB(Vertical Bur
ning)法により評価した。(1/8インチ試験片) 実施例、比較例で用いる各成分は以下のものを用いた。
【0069】(イ)熱可塑性樹脂(A成分) ポリブタジエン{(シス1,4結合/トランス1,4結
合/ビニル1,2結合重量比=95/2/3)(日本ゼ
オン(株)製、商品名Nipol 122 OSL)}
を、以下の混合液に溶解し、均一な溶液とした。
【0070】 ポリブタジエン 10.5重量% スチレン 74.2重量% エチルベンゼン 15.0重量% α−メチルスチレン2量体 0.27重量% t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート 0.03重量% 次いで、上記混合液を撹拌機付の直列4段式反応機に連
続的に送液して、第1段は撹拌数190rpm、126
℃、第2段は50rpm、133℃、第3段は20rp
m、140℃、第4段は20rpm、155℃で重合を
行った。引き続きこの固形分73%の重合液を脱揮装置
に導き、未反応単量体及び溶媒を除去し、ゴム変性芳香
族ビニル樹脂を得た(HIPSと称する)。得られたゴ
ム変性芳香族ビニル樹脂を分析した結果、ゴム含量は1
2.1重量%、ゴムの重量平均粒子径は1.5μmであ
り、還元粘度ηsp/Cが0.53であるゴム変性ポリ
スチレン(以後、HIPSと称する)であった。
【0071】(ロ)(B)成分 ポリフェニレンエーテル(PPE) 酸素吹き込み口を反応機底部に有し、内部に冷却用コイ
ル、撹拌羽根を有するステンレス製反応機の内部を窒素
で充分置換したのち、臭化第2銅54.8g、ジ−n−
ブチルアミン1110g、及びトルエン20リットル、
n−ブタノール16リットル、メタノール4リットルの
混合溶媒に2,6−キシレノール8.75kgを溶解し
て反応機に仕込んだ。撹拌しながら反応機内部に酸素を
吹き込み続け、内温を30℃に制御しながら90分間重
合を行った。重合終了後、析出したポリマーを瀘別し
た。これにメタノール/塩酸混合液を添加し、ポリマー
中の残存触媒を分解し、さらにメタノールを用いて充分
洗浄した後乾燥し、粉末状のポリフェニレンエーテルを
得た(PPEと称する)。数平均粒子直径は5μm、還
元粘度ηSP/Cは0.41dl/gであった。
【0072】メラミンシアヌレート(MC) 数平均粒子直径5μmのメラミンシアヌレート(日産化
学工業(株)製MC610(以後、MCと称する)を用
いた。
【0073】多孔質スチレンージビニルベンゼン共重合
体 数平均粒子直径10μm、数平均孔径0.01μmの標
記共重合体[三菱化学製ダイヤイオンMP−A(以後、
SDVと称する)]を用いた。
【0074】(ハ)有機リン化合物(C成分) ビスノニルフェニルフェニルフォスフェート(BNPP
と称する) ノニルフェノール287.3重量部(モル比2.0)、
塩化アルミニウム0.87重量部(モル比0.01)を
フラスコに取り90℃でオキシ塩化リン100重量部
(モル比1.0)を1時間かけて滴下した。生成した中
間体にフェノール61.4重量部(モル比1.0)を加
え、更に反応させた。反応を完結させるために、徐々に
昇温し最終的には180℃まで温度を上げてエステル化
を完了させた。次いで反応生成物を冷却し、水洗して触
媒及び塩素分を除去してリン酸エステル混合物(以下F
R−1と称する)を得た。この混合物をGPC(ゲルバ
ーミエーションクロマトグラフィー 東ソ−(株)製、
HLC−8020 移動相テトラヒドロフランにより分
析したところ、ビス(ノニルフェニル)フェニルフォス
フェート(以下BNPPと称する)と、トリスノニルフ
ェニル フォスフェート(以下TNPPと称する)と、
ノニルフェニル ジフェニル フォスフェート(以下N
DPPと称する)と、ノニルフェノールからなり、重量
比がそれぞれ77.8/11.3/8.4/2.5であ
った。
【0075】上記芳香族リン酸エステル単量体混合物
(FR−1)を蒸留、さらに液体クロマトグラフィによ
る分取分別により、BNPPを得た。
【0076】実施例1〜3 比較例1,2 バレル内径55mmの単軸押出機(東芝機械(株)製
L/D=32)を用い、表1記載の樹脂組成物を溶融押
出しを行なった。回転数125rpm、シリンダー温度
230℃、吐出量50kg/hで表1の条件で溶融混練
した。表1にその結果を示す。なお、表1中の溶融押出
特性の欄に「不安定」とあるが、これはホッパーから押
出機への原料の食い込みが一定でなく、かつ押出の吐出
量変動が大きいことを示す。
【0077】樹脂成分を構成する各成分の添加方法 I:(B)成分に(C)成分を少量づつ添加し、吸着さ
せ、(C)成分と(B)成分からなるブレンド物を
(A)成分と混合する。
【0078】II:(A)成分、(B)成分および(C)
成分を同時に混合する。
【0079】
【表1】
【0080】HB* UL−94において、V−0、V
−1、V−2のいずれにも該当しない規格。
【0081】I:(B)成分に(C)成分を少量づつ添
加し、吸着させ、(C)成分と(B)成分からなるブレ
ンド物を(A)成分と混合する。
【0082】II:(A)成分と(B)成分と(C)成分
を同時に混合する。
【0083】
【発明の効果】本発明は、液状添加剤の取り扱いを容易
にするだけでなく、溶融押出し安定性が向上する結果、
高い生産性、品質安定性の向上を可能にした、液状添加
剤を含有する樹脂組成物の製造方法に関する。
【0084】この製造方法により得られる組成物は、家
電部品、OA機器部品等に好適であり、これら産業界に
果たす役割は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/00 C08L 101/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂、(B)数平均粒子
    直径が0.001〜50μmの化合物及び(C)液状添
    加剤からなる樹脂組成物の製造方法において、まず
    (B)に(C)を吸着させた後に、(A)と溶融押出し
    を行うことを特徴とする液状添加剤を含有する樹脂組成
    物の製造方法。
  2. 【請求項2】 (B)が多孔質重合体であり、その数平
    均孔径が0.001〜0.1μmである請求項1記載の液
    状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 (A)がスチレン系樹脂であり、(B)
    がポリフェニレンエーテルであり、(C)が有機リン化
    合物であり、かつ(A)100重量部に対して、(B)
    が1〜100重量部、(C)が1〜100重量部である
    請求項1記載の液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造
    方法。
JP5167796A 1996-03-08 1996-03-08 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法 Withdrawn JPH09241422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167796A JPH09241422A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5167796A JPH09241422A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09241422A true JPH09241422A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12893523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5167796A Withdrawn JPH09241422A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09241422A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001057134A1 (fr) * 2000-02-04 2001-08-09 Teijin Chemicals, Ltd. Composition de resine ignifuge et article moule fabrique avec cette derniere
WO2016132980A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 株式会社Adeka 樹脂添加剤組成物の製造方法及び樹脂添加剤組成物
WO2022044062A1 (ja) * 2020-08-24 2022-03-03 株式会社エイエムジー 成形品の製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001057134A1 (fr) * 2000-02-04 2001-08-09 Teijin Chemicals, Ltd. Composition de resine ignifuge et article moule fabrique avec cette derniere
EP1262519A1 (en) * 2000-02-04 2002-12-04 Teijin Chemicals, Ltd. Flame-retardant resin composition and molded article obtained therefrom
EP1262519A4 (en) * 2000-02-04 2005-04-27 Teijin Chemicals Ltd FLAME RETARDANT RESIN COMPOSITION AND MOLDED ARTICLE MADE THEREWITH
US7169837B2 (en) 2000-02-04 2007-01-30 Teijin Chemicals, Ltd. Flame-resistant resin composition and article molded therefrom
WO2016132980A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 株式会社Adeka 樹脂添加剤組成物の製造方法及び樹脂添加剤組成物
CN107207827A (zh) * 2015-02-17 2017-09-26 株式会社艾迪科 树脂添加剂组合物的制造方法和树脂添加剂组合物
KR20170118691A (ko) * 2015-02-17 2017-10-25 가부시키가이샤 아데카 수지 첨가제 조성물의 제조 방법 및 수지 첨가제 조성물
JPWO2016132980A1 (ja) * 2015-02-17 2017-11-24 株式会社Adeka 樹脂添加剤組成物の製造方法及び樹脂添加剤組成物
US10253176B2 (en) 2015-02-17 2019-04-09 Adeka Corporation Method for producing resin additive composition and resin additive composition
TWI687459B (zh) * 2015-02-17 2020-03-11 日商艾迪科股份有限公司 樹脂添加劑組合物之製造方法及樹脂添加劑組合物
CN107207827B (zh) * 2015-02-17 2020-03-20 株式会社艾迪科 树脂添加剂组合物的制造方法和树脂添加剂组合物
WO2022044062A1 (ja) * 2020-08-24 2022-03-03 株式会社エイエムジー 成形品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2603029B2 (ja) 低揮発性難燃耐熱耐衝撃性樹脂組成物
KR100787750B1 (ko) 난연성 열가소성 수지 조성물
JP2000086856A (ja) 難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物
JPH06100785A (ja) 耐ドリップ性難燃耐熱耐衝撃性樹脂組成物
JP2607325B2 (ja) 耐衝撃性の優れた難燃耐熱性樹脂組成物
JPH09241422A (ja) 液状添加剤を含有する樹脂組成物の製造方法
JPH05287119A (ja) 外観の優れた難燃性樹脂組成物
JPH07285126A (ja) 難燃性ゴム変性熱可塑性樹脂組成物の流動性の改良方法
JP3282315B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
JPH0657159A (ja) 加工性の優れた難燃耐熱耐衝撃性樹脂組成物
JPH09188791A (ja) 難燃性スチレン系樹脂組成物
JP2612396B2 (ja) 樹脂成形体の製造方法
JPH0665416A (ja) 優れた難燃性を有する良流動耐熱耐衝撃性樹脂組成物
JPH05255598A (ja) 難燃耐衝撃性樹脂組成物
JPH0551511A (ja) 難燃性の優れたスチレン系耐衝撃性樹脂組成物
JPH07179615A (ja) ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物の製造方法
JPH06172658A (ja) 成形加工性の優れた熱可塑性樹脂組成物
JPH05117486A (ja) 難燃耐熱耐衝撃性樹脂組成物
JPH10298438A (ja) 液状添加剤含有熱可塑性樹脂組成物
JP3714912B2 (ja) ドリップ抑制剤
JPH0625524A (ja) 耐衝撃性の優れた良流動耐熱性樹脂組成物
JPH05247355A (ja) 良流動耐熱性樹脂組成物
JPH05339420A (ja) 優れた流動性を有する耐熱性樹脂組成物
JP2002338819A (ja) 難燃性重合体組成物
JPH0551510A (ja) スチレン系難燃耐衝撃性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603