JPH0923906A - シート材の止着体 - Google Patents
シート材の止着体Info
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- JPH0923906A JPH0923906A JP7173597A JP17359795A JPH0923906A JP H0923906 A JPH0923906 A JP H0923906A JP 7173597 A JP7173597 A JP 7173597A JP 17359795 A JP17359795 A JP 17359795A JP H0923906 A JPH0923906 A JP H0923906A
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/27—Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
- Y10T24/2725—Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener] with feature facilitating, enhancing, or causing attachment of filament mounting surface to support therefor
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- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
るが、同取付体に装着された止着体の雄係合素子面とシ
ート材に固着された雌係合素子面を有する面ファスナー
との間で所望の係合率及び係合強度が確保しにくい。か
かる課題を解決することを目的とする。 【解決手段】巾方向の両端縁に沿って相対して形成され
た嵌着溝部(2c)を有する取付体(2) の前記嵌着溝部(2c)
に嵌装固定され、カーテン等の各種シート材を接合固定
するシート材の止着体(1) であって、前記嵌着溝部(2c)
の断面が略コ字状をなしており、前記止着体(1) が前記
嵌着溝部(2c)の溝巾と略同一の肉厚を有する平板状をな
しており、その巾方向の両端縁に前記嵌着溝部(2c)に嵌
装される同一肉厚の嵌着縁部(3a)を有する平板状基部
(3) と、同平板状基部(3) の前記嵌着縁部(3a)間の一表
面から一体に突出する面ファスナーの多数の合成樹脂製
雄係合素子(4) とを有し、前記嵌着縁部(1b)には、同嵌
着縁部(1b)の長さ方向に沿って断続的に凹陥部 (3a′)
が形成されている。
Description
取付部に止着するための止着体に関し、更に詳しくはカ
ーテン、映写用スクリーン、暗幕、広告用吊幕等の各種
幕類を吊設部に吊設し、或いは各種壁紙、カーペット等
の内装材を各種パネルに固着するために使用される合成
樹脂製の面ファスナーの雄係合素子を多数有する帯状の
止着体に関する。
ーテンレールにカーテンを取り付けるにあたり、前記カ
ーテンレールの長さ方向に多数のフック等からなる合成
樹脂製の雄係合素子が基部の表面から突出して平板状基
部と一体に成形された帯状のカーテン用止着体を嵌挿固
定し、カーテンの上端縁部に沿って添設された面ファス
ナーの雌係合片を前記雄係合素子を有するカーテン用止
着体に係着させてカーテンをカーテンレールに止着させ
ることが提案されている。かかる止着体は、例えば実開
平5−70313号公報に開示されているように、カー
テン用の使用に止まらず、各種壁紙、カーペット等の内
装材を各種パネル(壁、床)に固着するため使用され
る。
に加えて帯状止着体の巾方向の両側縁(耳部)に沿った
一表面に断続的に突出する突起からなる突起列を形成
し、この突起列を例えば上記カーテンレールの嵌着部に
嵌挿して、同突起列をカーテンレールの嵌着部内壁面で
押圧することにより、止着体をカーテンレールに強固に
固定しようとするものである。
開示された止着体によれば、突起列の存在により止着体
は平板状取付体の嵌着溝内壁によって押圧され、強固な
固定が実現できるものの、止着体基部の係合素子突設面
は前記突起列の高さだけ前記嵌着溝巾の高さより低くな
り、前記基部から突設する係合素子は取付体の上面に突
出する部分が少なくなり、所要の係合率を確保するに
は、同係合素子の立上り部の高さを前記突起列の高さの
分だけ高く設定しなければならなくなる。このことは、
同一太さでは係合素子の立上り部が極めて撓みやすくな
り、係合素子としての理想的な係合強度が得にくくなる
ことを意味する。
ものであり、詳しくは所望の係合率及び係合強度を確保
すると共に、平板状取付体に対する取付固定を強固なも
のにするシート材の止着体を提供することを目的として
いる。
発明の主要な構成をなす巾方向の両端縁に沿って開口が
相対して形成された断面が略コ字状の嵌着溝部を有する
取付体の前記嵌着溝部に嵌装固定され、各種シート材を
接合固定するシート材の止着体であって、前記止着体
が、前記嵌着溝部の溝巾と略同一の肉厚を有する平板状
をなし、その巾方向の両端縁に前記嵌着溝部に嵌装され
る同一肉厚の嵌着縁部を有する平板状基部と、同平板状
基部の前記嵌着縁部間の一表面から一体に突出する面フ
ァスナーの多数の合成樹脂製雄係合素子とを有し、前記
嵌着縁部には、同嵌着縁部の長さ方向に沿って断続的に
凹陥部が形成されてなることを特徴とするシート材の止
着体により達成される。
方向又は巾方向に沿った多数の雄係合素子の間に連続的
又は断続的な凹溝が形成され、前記嵌着縁部の一部断面
が外側に向けて肉薄となる楔状をなしている。
成をなす巾方向の両端縁に沿って相対して形成された嵌
着溝部を有する平板状取付体の前記嵌着溝部に嵌装固定
され、各種シート材を接合固定するシート材の止着体で
あって、前記嵌着溝部が平板状取付体の巾方向端縁下方
から段部を介して巾方向に延設された略矩形断面の嵌着
空間を有すると共に、前記段部に沿ってスリット状の嵌
入開口を有しており、前記止着体が、その巾方向の両端
縁に前記嵌着溝部の嵌着空間に略密嵌される同一肉厚の
嵌着縁部を有する平板状基部と、同平板状基部の前記嵌
着縁部間の一表面から一体に突出する面ファスナーの多
数の合成樹脂製雄係合素子とを有してなることを特徴と
するシート材の止着体によっても達成される。
態によれば、平板状取付体は例えばカーテンを上下に開
閉するカーテン装置に適用されるカーテンレールであ
り、長尺の平板状取付部の巾方向の両側縁に沿ってL字
型の取付片が一体に延設され、同両側縁部はそれぞれ向
かい合って断面が略コ字状をなして止着体の嵌着溝部を
構成する。かかる構成は従来の取付体と実質的に同じで
ある。
とほぼ同一の長さと上記両嵌着溝部の底面間の距離にほ
ぼ等しい巾寸法と前記嵌着溝部の巾寸法にほぼ等しい肉
厚とをもつ平板状基部を有すると共に、同平板状基部の
巾方向の両端縁部を除く中央部の一表面には、同基部と
一体に突出成形される多数のフック状係合素子を有して
いる。このフック状係合素子は、通常の成形面ファスナ
ーにおける係合素子形状と変わるところはないが、勿
論、このフック状係合素子の形態はフック状に代えてマ
ッシュルーム状、或いは複葉状の湾曲部をもつ雄係合素
子とすることも可能である。
の肉厚が取付体の上記嵌着溝部の巾寸法にほぼ等しく設
定されると共に、上記嵌着縁部の形態がフック状係合素
子が突設されている側の嵌着縁部表面を単なる平坦面と
せずに、その長さ方向に沿って断続的な凹陥部が形成し
ている。嵌着縁部を単なる平坦面とする場合には、成形
後に同嵌着縁部が長さ方向に波打ち状態となりやすく、
止着体の嵌着縁部を取付体の嵌着溝部に側面から嵌入さ
せるとき、極めて嵌入しにくいものとなる。そこで、本
実施形態では前述のごとく嵌着縁部の一表面を長さ方向
にわたって連続した凹凸面として形成し、前記波打ち形
態をなくしている。またかかる構成は、平板状基部の肉
厚と嵌着縁部の肉厚とを等しく設定できると共に、同肉
厚が取付体の嵌着溝部の溝巾とほぼ等しい合理的な厚さ
に設定できるため、平板状基部の上面を取付体の嵌着溝
部の高さに近づけることを可能にし、同平板状基部から
突出する雄係合素子の立上り部の高さを無用に高く設定
することなく、その湾曲部を確実に前記嵌着溝部の上方
に突出させ得ることを意味し、その結果、相手方の雌係
合素子との係合が確実になされるばかりか、要求される
強力な係合力が確保される。
た多数の雄係合素子の各列間の基部表面に長さ方向に延
びる凹溝を形成している。この凹溝は平板状基部が剛直
である場合に同基部に対して適度の変形しやすさを付与
するばかりでなく、成形時に基部の巾方向に発生する湾
曲形態を矯正する機能を有している。基部に適度の変形
しやすさを付与するためであれば、巾方向に並ぶ多数の
雄係合素子の各列間の基部表面に巾方向に延びる凹溝を
形成することもできる。
着体の多数のフック状係合素子からなる雄係合面に、例
えばカーテン等のシート材の裏面端部に縫着、接着等の
適当な固着手段により添着された多数のループ状係合素
子からなる雌係合面を有する面ファスナー片を押し付
け、前記フック状係合素子とループ状係合素子を係合さ
せて接合固定する。
の嵌着縁部を平板状基部の上面より一段低く設定すると
共に、相手方の取付体の平板部と嵌着溝部との上面間を
前記止着体の平板状基部の肉厚寸法に略等しい高さを有
する段部とし、その嵌着溝部の内部形状を止着体の前記
嵌着縁部を密嵌するに好適な形状としている。そのた
め、止着体と取付体との固定が強固になされると共に、
止着体の基部上面が取付体の嵌着溝部が平板状取付部よ
り低くなる分だけ同一平面の場合に較べて高くなり、前
記基部上面に突出するフック状係合素子の係合部である
湾曲部が、少なくとも取付体上面から上方に突出するこ
とになり、更に相手方の雌係合素子との係合を確実にす
るばかりか、要求される強力な係合力が十分に確保され
る。
に説明する。図1は本発明の代表的な実施例であるシー
ト材用止着体の取付体に対する取付状態を示す要部の分
解斜視図であり、図2は同シート材用止着体の要部平面
図、図3は同シート材用止着体の前記取付体に対する取
付状態を示す横断面図である。
係るシート材用止着体であり、符号2は同シート材用止
着体1を嵌着する取付体を示している。図示例によれ
ば、前記取付体2は例えば図示せぬカーテンを上下に開
閉するカーテン装置に適用されるカーテンレールであ
り、長尺の平板状取付部2aの巾方向の両側縁に沿って
L字型の取付片2bが一体に延設され、同両側縁部はそ
れぞれ向かい合って断面が略コ字状をなしており、止着
体1の嵌着溝部2cを構成する。かかる構成は従来の取
付体と実質的に同じである。
すように前記取付体2とほぼ同一の長さLと上記両嵌着
溝部2cの底面間の距離にほぼ等しい巾寸法Wと前記嵌
着溝部2cの開口巾寸法にほぼ等しい肉厚Tとをもつ平
板状基部3を有すると共に、同平板状基部3の巾方向の
両端縁部(以下、耳部という。)3aを除く中央部の一
表面には、同基部3と一体に突出成形される多数のフッ
ク状係合素子4を有している。このフック状係合素子4
は、前記基部3から立ち上がる立上り部4aと、同立上
り部4aから基部3の長手方向に延在すると共にその先
端を基部3に向けて湾曲する湾曲部4bとを有してお
り、更に図示例によれば前記立上り部4aの側面に所望
の高さをもつ補強リブ4cを一体に付設している。勿
論、このフック状係合素子4の形態は図示例に限定され
るものではなく、またフック状に代えてマッシュルーム
状、或いは複葉状の湾曲部をもつ雄係合素子であっても
よい。
厚Tが取付体2の上記嵌着溝部2cの巾寸法にほぼ等し
く設定されると共に、前記耳部3aの形態が本発明の重
要な構成の一部をなすことになる。即ち、図示例によれ
ばフック状係合素子4が突設されている側の上記耳部3
aの表面は単なる平坦面ではなく、その長さ方向に沿っ
て断続的に凹陥部3a′が形成されており、同耳部3a
の前記表面を長さ方向にわたって連続した凹凸面として
構成する。
続的に成形する場合に、その耳部を単なる平坦面とする
と長さ方向にわたり波打ち状態となる。そのため、耳部
を単なる平坦面とする場合には図3に示すように止着体
1の耳部を側面から取付体2の嵌着溝部2cに嵌入させ
るとき、極めて嵌入しにくいものとなる。そこで、本実
施例では前述のごとく耳部3aの一表面を長さ方向にわ
たって連続した凹凸面として形成することにより、前記
波打ち形態をなくしている。図4は前記耳部3aの変形
例を示しており、同変形例によれば耳部3aの更に端部
断面を楔状に形成している。こうすることで、止着体1
の耳部3aを取付体2の嵌着溝部2cの側面から更に容
易に嵌入させることができるようになる。
に沿って断続的な凹陥部3a′を形成し、同耳部3aの
前記表面を長さ方向にわたって連続した凹凸面として構
成する場合には、平板状基部3の肉厚と耳部3aの肉厚
とを等しく設定できると共に、同肉厚が取付体2の嵌着
溝部2cの溝巾とほぼ等しい合理的な厚さに設定できる
ため、平板状基部3の上面を取付体2の嵌着溝部2cの
高さに近づけることを可能にする。このことは、同平板
状基部3から突出する雄係合素子4の立上り部4aの高
さを無用に高く設定することなく、その湾曲部4bが確
実に前記嵌着溝部2cの上方に突出することを意味し、
その結果、相手方の雌係合素子との係合が確実になされ
るばかりか、要求される係合力が得られる。
ように長さ方向に列設された多数の雄係合素子4の各列
間の基部表面に長さ方向に延びる凹溝3bを形成してい
る。この凹溝3bは剛直である場合の前記基部3に適度
の変形しやすさを付与するばかりでなく、成形時に基部
3の巾方向に発生する湾曲形態を矯正する機能を有して
いる。基部3に適度の変形しやすさを付与するためであ
れば、図5に示すように巾方向に並ぶ多数の雄係合素子
4の各列間の基部表面に巾方向に延びる凹溝3cを形成
することもできる。また、基部3の巾方向に発生する湾
曲を矯正するためには、図6に示すごとく前記基部3を
その雄係合素子4の突設面が巾方向において所定の曲率
をもって凹むように湾曲して成形すべく予め金型形状を
設定しておく。このときの基部3の湾曲形態は、同様の
構成をもつ止着体1にあって基部3を平面に成形する通
常の成形後に発生する巾方向の湾曲を見込み、その湾曲
を打ち消すに必要な反対方向の曲率に設定される。
ある止着体10の取付体20に対する装着状態を示す断
面図を示す。この実施例による前記止着体10の耳部1
3aは平板状基部13の巾方向の両側縁に沿って設けら
れている点では上記実施例と同様であるが、同耳部13
aは前記平板状基部13と同一平面上に延設されておら
ず、同平板状基部13の端縁下面に沿ってその一部を貼
り合わせると共に、残部を基部13の巾方向から外方に
延出させた形態で基部13と一体に成形される。従っ
て、同耳部13aは平板状基部13の端縁において同基
部13の肉厚と同一高さの段部13aを介して巾方向に
延在していることになる。
応する装着構造を有している。即ち、同取付体20は、
表面に多数のフック状係合素子4を突設した平板状基部
13のほぼ全裏面に当接して同平板状基部13を裏面か
ら支持する平板部20aと、同平板部20aの巾方向の
両端縁に沿って延在し、止着体10を嵌着させるための
嵌着溝部20cとを備えている。
3の巾方向端縁の下面から水平に延出される底片20c
−1と、同底片20c−1の突出端から垂直上方に立ち
上がる垂片20c−2と、同垂片20c−2の上端から
内側に向けて水平に延在する上片20c−3とからな
り、平板状基部13の巾方向端縁、底片20c−1、垂
片20c−2及び上片20c−3によって略矩形状の嵌
着空間20bが形成される。そして、前記平板状基部1
3の巾方向端縁と前記上片20c−3との間には上記耳
部13aが挿入されるに十分なスリット状の挿入開口2
0dが形成される。
10は、図7に示す状態で前記取付体20に強固に装着
される。しかも、前記止着体10が取付体20に装着さ
れると、その装着部である耳部13a及び嵌着溝部20
cの構成に基づいて、平板状基部13の上面と上記嵌着
溝部20cの上片20c−3の上面とがほぼ同一平面内
におかれ、フック状係合素子4の起端の全てが外部に露
出するため、同係合素子4の係合率及び係合力は通常の
成形面ファスナーと同等になり、その形態を敢えて変更
する必要がない。
するにあたって、複雑な断面形状を有する上記耳部13
aを取付体20の上記嵌着溝部20cに挿入しやすくす
るには、例えば上記スリット状の挿入開口20dにおけ
る平板部20aの上端縁と上記上片20c−3の下端縁
の双方又はそのいずれかを、図8に示すようにテーパ面
に形成することが好ましい。
って、止着体1,10の構成材料はポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等の熱可塑
性合成樹脂が使用でき、射出成形や押出成形によって連
続的に成形される。一方、上記取付体2,20はアルミ
合金やステンレスなどの金属材料、或いは各種の硬質合
成樹脂材料からなり、これらの材料を通常の押出しによ
って所望の断面形状を有する形材して成形される。
第1及び第2発明に係る止着体1,10が装着固定され
ると、同止着体1,10の多数のフック状係合素子4か
らなる雄係合面に、例えば図7に示すようにカーペッ
ト、壁紙或いはカーテン等のシート材5の裏面端部に縫
着、接着等の適当な固着手段により添着された多数のル
ープ状係合素子6aからなる雌係合面を有する面ファス
ナー片6を押し付け、前記フック状係合素子4とループ
状係合素子6を係合させて接合固定する。ここで、前記
雌係合面を構成する係合素子6は必ずしもループ繊維で
あることを要せず、例えば各種のフック片、起毛織編物
の起毛繊維、不織布その他、上記雄係合素子4に係脱可
能な構造をもつ多様な雌係合素子が採用できる。
の止着体によれば取付体に強固に装着固定されるばかり
でなく、止着体の平板状基部から突出する係合素子の立
上り部の高さを敢えて高く設定することを要せず、同係
合素子の湾曲部が確実に取付体の嵌着溝部から外部に突
出するため、シート材に添着固定された相手方の雌係合
素子を有する面ファスナーと確実に且つ強力に接合され
る。
その取付体との主要部の構成を部分的に示す分解斜視図
である。
を示す断面図である。
る。
である。
断面構造例を示す全体的な断面図である。
分断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 巾方向の両端縁に沿って開口(2d)が相対
して形成された略コ字状断面の嵌着溝部(2c)を有する取
付体(2) の前記嵌着溝部(2c)に嵌装固定され、各種シー
ト材を接合固定するシート材(5) の止着体(1) であっ
て、 前記止着体(1) が、前記嵌着溝部(2c)の溝巾と略同一の
肉厚を有する平板状をなし、その巾方向の両端縁に前記
嵌着溝部(2c)に嵌装される同一肉厚の嵌着縁部(3a)を有
する平板状基部(3) と、同平板状基部(3) の前記嵌着縁
部(3a)間の一表面から一体に突出する面ファスナーの多
数の合成樹脂製雄係合素子(4) とを有し、 前記嵌着縁部(3a)には、同嵌着縁部(3a)の長さ方向に沿
って断続的に凹陥部(3a′) が形成されてなる、ことを
特徴とするシート材の止着体。 - 【請求項2】 前記平板状基部(3) の長さ方向又は巾方
向に沿った多数の雄係合素子(4) の間に連続的又は断続
的な凹溝(3b,3c) が形成されてなる請求項1記載の止着
体。 - 【請求項3】 前記嵌着縁部(3a)の一部断面が外側に向
けて肉薄となる楔状をなしている請求項1記載の止着
体。 - 【請求項4】 前記平板状基部(3) 及び嵌着縁部(3a)の
全体が、その巾方向に上記係合素子(4) の突設側表面を
凹ませた湾曲状に成形されてなる請求項1記載の止着
体。 - 【請求項5】 巾方向の両端縁に沿って相対して形成さ
れた嵌着溝部(20c) を有する取付体(20)の前記嵌着溝部
(20c) に嵌装固定され、各種シート材(5) を接合固定す
るシート材用止着体(10)であって、前記嵌着溝部(20c)
が平板状取付部(20a) の巾方向端縁下方から段部を介し
て巾方向に延設された略矩形断面の嵌着空間(20b) を有
すると共に、前記段部に沿ってスリット状の嵌入開口(2
0d) を有しており、 前記止着体(10)が、その巾方向の両端縁に前記嵌着溝部
(20c) の嵌着空間(20b) に略密嵌される同一肉厚の嵌着
縁部(13a) を有する平板状基部(13)と、同平板状基部(1
3)の前記嵌着縁部(13a) 間の一表面から一体に突出する
面ファスナーの多数の合成樹脂製雄係合素子(4) とを有
してなることを特徴とするシート材の止着体。
Priority Applications (12)
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---|---|---|---|
JP17359795A JP3320591B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | シート材の止着体 |
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