JPH09238831A - 哺乳ビンの保温装置 - Google Patents

哺乳ビンの保温装置

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JPH09238831A
JPH09238831A JP6894096A JP6894096A JPH09238831A JP H09238831 A JPH09238831 A JP H09238831A JP 6894096 A JP6894096 A JP 6894096A JP 6894096 A JP6894096 A JP 6894096A JP H09238831 A JPH09238831 A JP H09238831A
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JP
Japan
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inner container
temperature
baby bottle
electric resistance
resistance heating
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Application number
JP6894096A
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English (en)
Inventor
Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J2200/00General characteristics or adaptations
    • A61J2200/40Heating or cooling means; Combinations thereof
    • A61J2200/42Heating means

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳児に哺乳ビンからミルクを飲ませる際に、
従来の様に時間と手間をかけずに全体が所定の温度とな
っているミルクを飲ませることができるようにした哺乳
ビンの保温装置を提供すること。 【解決手段】 外容器本体と、該本体内に配置されてい
る内容器と、蓋とを備えている哺乳ビンの保温装置であ
って、該内容器の外表面或は内容器と外容器との間に設
置した電気抵抗発熱体及び内容器内の温度を検出して、
電気抵抗発熱体の温度を制御する温度制御装置とを備
え、外容器本体の外側に温度制御装置の温度制御用ツマ
ミが設置されていて、前記電気抵抗発熱体は、内容器の
周りに上部から底部に亘って所定の間隔で配設されてい
て、そして、内容器内に哺乳ビンを着脱自在に係合する
係合装置を備えていることを特徴とする哺乳ビンの保温
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、哺乳ビンの保温装
置に関し、特に乳児に哺乳ビンでミルクを飲ませる時
に、所定温度に保温した哺乳ビンのミルクを飲ませるこ
とができるようにした哺乳ビンの保温装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、哺乳ビンで乳児にミルクを飲ませ
る場合には、なべ等の調理容器に入れて加熱したミルク
を哺乳ビンに移し、そのミルクの温度を感覚で知覚し
て、温度が高いと感じた場合には水道水等で適温と感じ
る温度まで冷却し、或は低温と感じた場合は火に適温ま
で加熱して、そのミルクを乳児に飲ませているのが一般
的である。
【0003】しかし、この様に哺乳ビン中のミルクの温
度を乳児に適した温度とするには、時間と手間がかか
り、かつ最適温度にすることが困難であった。
【0004】また、従来、電気ポットを用いて酒の燗を
つけることが行われているが、この種の電気ポットは、
水を収納した内容器に酒の徳利を入れ、内容器の底部に
設けた電気ヒーターに通電することによって水を加熱し
て酒の燗をつけるようになっている。この加熱手段では
内容器の底部のみが加熱され、内容器の底部の水のみが
加熱されて昇温し、水の対流によって上部の冷たい水が
下降して全体が高温度となるようになっている。
【0005】ところが、このような水の対流を利用する
加熱手段では上部と下部に温度差が生じ、かつ、迅速に
所定の温度に加熱することは困難であり、哺乳ビン中の
ミルクを均一温度で、かつ所定温度に加熱するのを短時
間で行うことが出来ず、不適当である。
【0006】即ち、哺乳ビンを加熱するには、短時間で
所定温度にかつ、均一温度に哺乳ビン中のミルクを加熱
しなければならないという、哺乳ビン中のミルクを加熱
するための特有の問題を解決しなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は乳児
に哺乳ビンからミルクを飲ませる際に、従来の様に時間
と手間をかけずに全体が所定の温度となっているミルク
を飲ませることができるようにした哺乳ビンの保温装置
を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】哺乳ビンの保温装置中の
内容器に水等の液体を収納し、かつ、哺乳ビンを内容器
に装着して、内容器に収納された液体を均一に加熱する
ことによって、哺乳ビン中のミルクを均一に、かつ所定
温度に加熱するものである。
【0009】本発明の具体的手段は以下の通りである。
【0010】(1)外容器本体と、該本体内に配置され
ている内容器と、蓋とを備えている哺乳ビンの保温装置
であって、該内容器の外表面或は内容器と外容器との間
に設置した電気抵抗発熱体及び内容器内の温度を検出し
て、電気抵抗発熱体の温度を制御する温度制御装置とを
備え、外容器本体の外側に温度制御装置の温度制御用ツ
マミが設置されていて、前記電気抵抗発熱体は、内容器
の周りに上部から底部に亘って所定の間隔で配設されて
いて、そして、内容器内に哺乳ビンを着脱自在に係合す
る係合装置を備えていることを特徴とする哺乳ビンの保
温装置。
【0011】(2)内容器の水平断面積が上部になるほ
ど広くなっていることを特徴とする上記(1)に記載の
哺乳ビンの保温装置。
【0012】(3)外容器本体に内容器内の温度を示す
温度計が設置されていることを特徴とする上記(1)又
は(2)に記載の哺乳ビンの保温装置。
【0013】(4)外容器本体に内容器内の水量を示す
水量計が設置されていることを特徴とする上記(1)、
(2)又は(3)に記載の哺乳ビンの保温装置。
【0014】(5)外容器本体に取手又は下げ手が設置
されていることを特徴とする上記(1)、(2)、
(3)又は(4)に記載の哺乳ビンの保温装置。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明す
る。
【0016】図1は、本発明の哺乳ビンの保温装置の概
要を示す断面図である。
【0017】図1に示すように、本発明の哺乳ビンの保
温装置は、外容器本体1と、外容器本体1内に配置され
ている内容器2と、蓋3とを備えていて、内容器2と外
容器本体1との間に電気抵抗発熱体4が設けられてい
る。内容器内の温度を検出し、その検出信号に基づいて
内容器内の温度を所定温度とするための温度制御装置5
によって、該電気抵抗発熱体4の発熱量が制御されるよ
うになっている。そして、温度設定は温度制御装置の温
度制御用ツマミを回して所定温度に設定する。電気抵抗
発熱体4には入力端9から電力が供給される。
【0018】内容器2は、ガラス、プラスチック、ステ
ンレス鋼或はアルミニウム等で形成されていて、その底
部に哺乳ビン6を着脱自在に係合することができる係合
装置7を備えている。なお、係合装置は、内容器の中間
部の任意の位置に設けることもできる。
【0019】そして、電気抵抗発熱体4はNi−Cr,
Ni−Cr−Fe,Fe−Cr−Al等の公知の金属線
や合成樹脂発熱体等を使用することができる。電気抵抗
発熱体4を内容器と外容器本体との間に配設するに当っ
ては、内容器2の周り全面に所定の間隔で上部から底部
にかけて配設することが、上部の方が底部より疎になる
ように電気抵抗発熱体4を配設することが好ましい。こ
のように内容器の周りに電気抵抗発熱体を配設すること
によって、内容器2全体が加熱されて、内容器2に収納
されている水が対流によって加熱されるまでもなく、迅
速に加熱されて所定の温度となる。
【0020】即ち、哺乳ビン中のミルクが35〜45℃
の間の所定の温度になるように、内容器内の温度を公知
の温度検出装置により検出し、その検出信号に基づいて
スイッチイング素子の温度制御装置5によって温度制御
を行うものであるから、長時間保温装置内に哺乳ビンを
入れたままに放置しても哺乳ビン中のミルクが高温とな
ることはない。そのため、前似って保温装置に入れてお
けば、必要な時に取り出して使用することもできる。
【0021】また、図2は電気抵抗発熱体を塗料として
内容器の外表面に配線した例を示す図である。
【0022】図2に示すように、Ni−Cr等の金属系
電気抵抗発熱体の粉末を塗料に混入して、内容器2の外
表面の周りに塗布して焼付けることにより電気抵抗発熱
体4を形成してある。この電気抵抗発熱体4は、内容器
2の外表面に付着しているため、電気抵抗発熱体4に通
電すると直ちに内容器が加熱されることとなり、加熱効
率が良く、短時間で内容器に収納されている哺乳ビン中
のミルクを所定の温度まで加熱することができる。
【0023】また、この電気抵抗発熱体は、塗料を塗布
することによって配線できるので、配線をするのに手間
がかからず簡便に、かつ正確に配線をすることができ
る。
【0024】また、電気抵抗発熱体4としては加熱温度
がそれほど高温(35〜45℃)でないため4弗化エチ
レン系等の公知の合成樹脂発熱体を使用することもでき
る。この場合は、合成樹脂発熱体を帯状に成形して、そ
れを内容器2の外表面の周りに巻き付ける等して配線す
ればよい。
【0025】以上述べたように、本発明の装置では内容
器2の周りに上部から底部に亘って所定の間隔で電気抵
抗発熱体4を配線してあるため、短時間で所定温度(3
5〜45℃)に、かつ哺乳ビンの全体に亘って均一温度
のミルクとすることが可能である。
【0026】内容器2の形状としては、特に規定するも
のではないが、図1に示すように内容器2の水平断面積
が上部になるほど広くなっていると、電気抵抗発熱体4
で加熱したときに内容器内の温度分布を均一にすること
ができる。即ち、本発明は、底部から加熱して水の対流
によって均一温度とする従来方法とは異なり、内容器の
全面で加熱を行うものである。そのため、内容器の水平
断面積の単位当りの加熱効率を考慮すると、内容器内の
温度分布を均一にするためには内容器の水平断面積が上
部になるほど広くなっている方が好適である。
【0027】図1に示す例では内容器2と外容器本体1
との間には、電気抵抗発熱体4を覆うように断熱材10
を設けてある。これによって、内容器2の加熱効率が向
上し、また外容器本体1が加熱によって熱くなることは
ない。この例では断熱材10を用いているが、断熱材に
代えて熱反射板等も使用することができる。
【0028】図3は、本発明の哺乳ビンの保温装置の外
観を示す図である。
【0029】図3に示すように、外容器本体1に内容器
2内の温度を示す温度計11や水量計を設置すると、内
容器内の状態を知ることが可能となる。
【0030】そして、外容器本体1に設置した温度制御
用ツマミ12によって容易に所定温度を設定することが
可能である。
【0031】また、本発明装置の持ち運びを便利ならし
めるために、本発明装置に下げ手10或は取手を設ける
ことができる。
【0032】なお、本発明は上記図面について述べた例
に限定されるものではなく、任意の設計変更が可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明装置によれば、従来のように手間
と時間をかけずに簡便に哺乳ビン中のミルクを短時間で
全体が均一の所定温度とすることができる。
【0034】また、本発明装置は小型で持ち運びも容易
であって、その使用の仕方も簡単であるから、本発明装
置を使用すれば、従来のようにつききりでミルクを作る
作業が必要で無くなるし、特に夜中にミルクを作る作業
も容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の哺乳ビンの保温装置の概要を
示す断面図である。
【図2】図2は電気抵抗発熱体を塗料として内容器の外
表面に配線した例を示す例である。
【図3】図3は、本発明の哺乳ビンの保温装置の外観を
示す図である。
【符号の説明】
1 外容器本体 2 内容器 3 蓋 4 電気抵抗発熱体 5 温度制御装置 6 哺乳ビン 7 係合装置 9 入力端 10 下げ手 11 温度計 12 温度制御用ツマミ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容器本体と、該本体内に配置されてい
    る内容器と、蓋とを備えている哺乳ビンの保温装置であ
    って、該内容器の外表面或は内容器と外容器との間に設
    置した電気抵抗発熱体及び内容器内の温度を検出して、
    電気抵抗発熱体の温度を制御する温度制御装置とを備
    え、外容器本体の外側に温度制御装置の温度制御用ツマ
    ミが設置されていて、前記電気抵抗発熱体は、内容器の
    周りに上部から底部に亘って配設されていて、そして、
    内容器内に哺乳ビンを着脱自在に係合する係合装置を備
    えていることを特徴とする哺乳ビンの保温装置。
  2. 【請求項2】 内容器の水平断面積が上部になるほど広
    くなっていることを特徴とする請求項1に記載の哺乳ビ
    ンの保温装置。
  3. 【請求項3】 外容器本体に内容器内の温度を示す温度
    計が設置されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の哺乳ビンの保温装置。
  4. 【請求項4】 外容器本体に内容器内の水量を示す水量
    計が設置されていることを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載の哺乳ビンの保温装置。
  5. 【請求項5】 外容器本体に取手又は下げ手が設置され
    ていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載
    の哺乳ビンの保温装置。
JP6894096A 1996-03-01 1996-03-01 哺乳ビンの保温装置 Pending JPH09238831A (ja)

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JP6894096A JPH09238831A (ja) 1996-03-01 1996-03-01 哺乳ビンの保温装置

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JPH09238831A true JPH09238831A (ja) 1997-09-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417498B1 (en) * 2001-04-12 2002-07-09 Janice M. Shields Neonatal substrate warmer
JP2007181527A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Sato Seisakusho:Kk 瓶加熱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6417498B1 (en) * 2001-04-12 2002-07-09 Janice M. Shields Neonatal substrate warmer
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