JPH09234191A - X線補償フィルタ制御装置及びそれを用いたx線画像診断装置 - Google Patents

X線補償フィルタ制御装置及びそれを用いたx線画像診断装置

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JPH09234191A
JPH09234191A JP8067455A JP6745596A JPH09234191A JP H09234191 A JPH09234191 A JP H09234191A JP 8067455 A JP8067455 A JP 8067455A JP 6745596 A JP6745596 A JP 6745596A JP H09234191 A JPH09234191 A JP H09234191A
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JP
Japan
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ray
compensation filter
threshold value
ray compensation
filter control
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JP8067455A
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English (en)
Inventor
Katsumi Suzuki
克己 鈴木
Shigeyuki Ikeda
重之 池田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルタ挿入領域を算出するためのしきい値を
複数個持つことにより最適領域へX線補償フィルタを挿
入する。 【解決手段】挿入領域算出部112によってフィルタ挿
入領域を算出するためのしきい値を複数個持つしきい値
メモリ114と、しきい値メモリ114の持つ複数個の
しきい値の中から被検体の厚さに応じてしきい値を選択
するしきい値選択部115とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線補償フィルタ
挿入領域を設定するしきい値に基づいてX線補償フィル
タを挿入するX線補償フィルタ制御装置に係り、特に所
望のX線補償フィルタを最適領域に挿入できるX線補償
フィルタ制御装置に関する。また、前記X線補償フィル
タ制御装置を具備したX線画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線画像診断装置は、特開平5−
253213号公報に開示されている構成を有する。
【0003】上記構成のうち、X線補償フィルタ制御装
置は、前記X線画像診断装置のA/D変換器より出力さ
れる透視画像を格納する透視画像記憶装置と、この透視
画像記憶装置から画像データを読み出して予め設定され
ているしきい値以上の領域を算出する挿入領域算出手段
と、このフィルタ挿入領域算出手段によって算出された
領域の形状、位置により前記X線補償フィルタを挿入/
退避させるフィルタ領域制御装置とを備える。また、前
記X線補償フィルタ制御装置は、予めしきい値が動画像
表示用画像など一連の複数の画像データを集成してなる
画像群に一つ設定されており、そのしきい値以上の領域
を覆い隠すようにX線補償フィルタを挿入する機能を有
する。また、既にX線補償フィルタが挿入されている画
像データについては、X線補償より送られてくるフィル
タ領域情報から画像データ上でのX線補償フィルタ領域
を算出し、X線補償フィルタの挿入によるX線減弱分を
補正することでX線補償フィルタがない場合の画像デー
タを作成し、この作成した画像データの前記設定された
しきい値以上の領域を覆い隠すあるいはしきい値以下の
領域が覆い隠されているときにはその覆いを外すよう
に、X線補償フィルタを挿入あるいは退避させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のX線補償フ
ィルタ制御装置は、診断対象領域近くに発生する被検体
のX線吸収量に起因した高濃度領域(以下「ハレーショ
ン領域」と称する)を覆い隠すものであるが、前記ハレ
ーション領域を覆うためのしきい値を予め設定したとし
ても、被検体の厚さによるX線条件の変化によって診断
対象領域内にもしきい値以上の領域が発生する場合があ
り、その結果診断対象領域内にX線補償フィルタが挿入
してしまい診断の妨げになるという問題点があった。ま
た、透視画像記憶装置に格納されている全ての画像デー
タについて、予め設定されているしきい値以上の領域を
フィルタ挿入領域として算出しているため、体動による
ハレーションの変化に対して常にX線補償フィルタを挿
入、退避させることになり、例えば心血管撮影では心
拍、呼吸の少なくとも一方の被検体の体動により撮影直
前までX線補償フィルタの挿入領域が定まらず、診断に
適した画像が撮影できないという問題点もあった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、診断に適したX線透視
画像が得られる適切な領域にX線補償フィルタを挿入で
きるX線補償フィルタ制御装置を提供することにある。
また、前記X線補償フィルタ制御装置を具備したX線画
像診断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、画素のしきい値を予め設定して記憶する
しきい値記憶手段と、X線透視画像を格納する透視画像
記憶手段と、前記しきい値記憶手段および前記透視画像
記憶手段に接続されて前記しきい値および前記透視画像
を読み出して前記しきい値以上の画素の領域を算出する
挿入領域算出手段と、この挿入領域算出手段に接続され
前記領域に合わせてX線補償フィルタを挿入/退避させ
るフィルタ制御装置とを備えたX線補償フィルタ制御装
置において、前記しきい値記憶手段は複数個設定された
しきい値をを記憶するものであって、前記しきい値記憶
手段に接続され前記挿入領域を算出するためのしきい値
を前記複数個設定されたしきい値から選択するしきい値
選択手段とを備えたことを特徴とするX線補償フィルタ
制御装置を開示する。また、X線を発生するX線発生部
と、このX線発生部のX線発生方向に設けたX線を減弱
するX線補償フィルタと、前記X線発生部と対向配置さ
れ前記X線を検出し画像化し表示する検出画像表示系
と、前記X線補償フィルタと接続され前記X線補償フィ
ルタの開口が作る領域の大きさ・形状を制御するX線補
償フィルタ制御装置を備えたX線画像診断装置におい
て、前記X線補償フィルタ制御装置は、前記しきい値記
憶手段が複数個設定されたしきい値をを記憶するもので
あって、前記しきい値記憶手段に接続され前記挿入領域
を算出するためのしきい値を前記複数個設定されたしき
い値から選択するしきい値選択手段とを具備したX線補
償フィルタ制御装置であることを特徴とするX線画像診
断装置を開示する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のX線診断装置の一実施の
形態について、図面を用いて説明する。図1は本発明の
X線診断装置の構成例を示すブロック図、図2は図1の
X線補償フィルタ制御装置の構成例を示すブロック図、
図3は、図1のX線補償フィルタ4の構成を示す図、図
4は、被検体の厚さからしきい値を決定するための変換
テーブルの一例を示す図、図5はしきい値選択手段11
によってX線補償フィルタ4が既に挿入されている領域
と挿入されていない領域に区別された透視画像データの
概略図である。
【0008】まず、本発明のX線画像診断装置の構成に
ついて、図1を用いて述べる。被検体1を寝載する寝台
2は床面から適当な高さで図示しない固定部材で支持さ
れている。X線発生部3はX線発生制御部12と電気的
に接続され、X線発生制御部12からの制御を受けると
ともに、高電圧を供給されてX線を発生し被検体1の方
向にX線に曝射する。X線補償フィルタ4はX線発生部
3とイメージインテンシファア(以下「I.I.」とい
う)5の間(主に被検体1とX線発生部3との間)に配
置され、I.I.5が受ける被検体1の透過X線を減弱
するアルミニウム、銅などのX線減弱部材を含み任意に
X線減弱領域とX線非減弱領域を形成する。I.I.5
は被検体1を挟んでX線発生部3と対向配置され、被検
体1を透過したX線を検出して光学画像に変換して出力
する。テレビカメラ6はI.I.5と接続され、前記光
学画像を撮影しビデオ信号に変換して出力する。A/D
変換部7はテレビカメラ6と電気的に接続され、前記ビ
デオ信号をデジタル化して出力する。画像処理部8はA
/D変換部7と電気的に接続され、画像表示の際診断に
適切なように画像を画像処理して出力する。D/A変換
部9は画像処理部8と電気的に接続され、画像処理した
画像を表示用のビデオ信号に変換する。画像表示部10
はD/A変換部9と接続され、前記表示用のビデオ信号
を表示する。X線補償フィルタ制御装置11はX線補償
フィルタ4を機械的に動作させることができるように従
来技術と同様に取付けられ、その動作が制御できるよう
に中央処理装置14と電気的に接続され中央処理装置1
4からの命令に基づいてX線補償フィルタ4を制御す
る。X線発生制御部12はX線発生部3および中央処理
装置14と電気的に接続され、中央処理装置14からの
命令に基づいてX線発生部3にX線を発生させるための
高電圧を供給、制御する。操作卓13は中央処理装置1
4と電気的に接続され、X線画像診断装置をオペレータ
が中央処理装置14を通して後述の制御要素を任意に操
作するため入力する。中央処理装置14はI.I.5と
テレビカメラ6と画像処理部8とX線補償フィルタ制御
装置11とX線発生制御部12の各制御要素とそれぞれ
電気的に接続され、前記各制御要素を操作卓13の入力
に基づいて制御する。また、検出画像表示系とは、I.
I.5とテレビカメラ6とA/D変換器7と画像処理部
8とD/A変換部9と画像表示部10を含み、これら各
要素の機能を総称するものである。
【0009】次に、図1のX線補償フィルタ制御装置の
構成について、図2を用いて説明する。透視画像メモリ
111はA/D変換部7と中央処理装置14と挿入領域
算出部112とそれぞれ電気的に接続され、中央処理装
置14の命令に基づき透視画像データを記憶するととも
に、挿入領域算出部112に前記透視画像データを出力
する。挿入領域算出部112は透視画像メモリ111と
しきい値メモリ114としきい値選択部115とフィル
タ制御部113と中央処理装置14とそれぞれ電気的に
接続され、中央処理装置14の命令に基づき透視画像メ
モリ111から前記透視画像データとしきい値選択部1
15に選択されたしきい値をしきい値メモリ114から
読み出して前記ハレーション領域を覆うためのしきい値
以上の領域を算出してフィルタ制御部113に送る。フ
ィルタ制御装置113は挿入領域算出部112と中央演
算処理装置14とそれぞれ電気的に接続され、中央処理
装置14の命令に基づき前記算出した領域の形状、位置
によりX線補償フィルタ4を挿入あるいは退避させる。
しきい値メモリ114は挿入領域算出部112としきい
値選択部113と中央処理装置14にそれぞれ電気的に
接続され、中央処理装置14の命令に基づいて画像ごと
のしきい値を複数個記憶するとともに、前記複数のしき
い値から当該画像に対応し、しきい値選択手段115に
選択されたしきい値を出力する。しきい値選択部115
は挿入領域算出部112としきい値メモリ114と中央
処理装置115にそれぞれ電気的に接続され、前記複数
個のしきい値の中から被検体の厚さに応じたしきい値を
選択する。また、X線補償フィルタ4は、図3に示すよ
うに、図面上部に位置するU部、下方に位置するD部、
左方に位置するL部、右方に位置するR部からなる4枚
の羽根で構成され、各羽根U、D、L、Rの各部は、図
面の円が示す透視画像の表示領域を中心として、前後あ
るいは左右に平行移動するか、回転移動して、4枚の羽
根で形成される開口の大きさなどが調整される。
【0010】次に、本発明のX線画像診断装置の動作を
X線補償フィルタ制御装置の動作に関連づけて説明す
る。まず、予め設定したしきい値に基づいてX線補償フ
ィルタが配置され、X線透視画像を表示するまでを説明
する。X線発生部3は、被検体1にX線を曝射する。
I.I.5は、被検体1を透過したX線を受けて、その
X線を光学画像に変換し、その出力面に光学画像を出力
する。テレビカメラ6は、前記光学画像を撮像面で受
け、前記光学画像をアナログビデオ信号に変換し、出力
する。A/D変換部7は、前記アナログビデオ信号をデ
ジタルデータに変換し出力する。画像処理部8は、X線
補償フィルタ制御装置11によって予め設定したしきい
値に基づく前記X線補償フィルタ4を図3に示すような
4枚の羽根U部、D部、L部、R部を矢印の示す直線方
向および回転方向に移動させておいて、前記X線補償フ
ィルタ4を挿入あるいは退避して得た前記デジタルテー
タを後述の画像表示部10に診断に好適な画像を表示す
るために画像処理の計算を行って、計算をしたデジタル
データを処理データとして出力する。D/A変換部9
は、前記処理データをアナログビデオ信号に変換し、表
示用ビデオ信号として出力する。画像表示部10は、前
記表示用ビデオ信号をX線透視画像としてモニタに表示
する。次に、被検体の呼吸など体動が起きて、予め設定
されたX線補償フィルタ4の作る領域がハレーション領
域を覆うことができなくなった場合、どのように前記体
動に追従させて前記ハレーション領域のないX線透視画
像を表示するかを説明する。予め設定されたX線補償フ
ィルタが配置された状態で、ハレーション領域が出たと
き、ハレーション領域はハレーションのない通常領域よ
り高い画素値を示す領域であるから、予め設定されたし
きい値の他のしきい値として被検体の厚さと相関させて
設定すれば認識できることが発明者の検証によりわかっ
た。また、ハレーション領域はX線透視画像を観察する
者にも目視でわかるものである。ハレーション領域のあ
るX線透視画像についてA/D変換部7からの画像デー
タを透視画像メモリ111に記憶する。しきい値選択手
段115は、オペレータが操作卓13より予め入力して
おいた被検体の厚さから、例えば図4に示す変換テーブ
ルを使って被検体の厚さに適合するしきい値情報を選択
し、しきい値メモリ114から前記しきい値情報を挿入
領域算出部112へ送る。挿入領域算出部112は、し
きい値メモリ114から前記しきい値の情報の値以上の
画素値を持つ領域をX線補償フィルタ4の挿入領域とし
て算出する。フィルタ制御部113は、挿入領域算出部
112で算出された挿入領域へX線補償フィルタ制御装
置11によって前記しきい値情報に基づく前記X線補償
フィルタ4を図3に示すような4枚の羽根U部、D部、
L部、R部を矢印の示す直線方向および回転方向に移動
させておいて、X線補償フィルタ4を挿入あるいは退避
させる。このようにX線補償フィルタ4を挿入あるいは
退避させたのち、前記予め設定したしきい値のX線透視
画像を表示する動作を行う。すなわち、X線発生部3
は、被検体1にX線を曝射する。I.I.5は、被検体
1を透過したX線を受けて、そのX線を光学画像に変換
し、その出力面に光学画像を出力する。テレビカメラ6
は、前記光学画像を撮像面で受け、前記光学画像をアナ
ログビデオ信号に変換し、出力する。A/D変換部7
は、前記アナログビデオ信号をデジタルデータに変換し
出力する。画像処理部8は、前記しきい値情報に基づく
前記X線補償フィルタ4の図3に示すようなU部、D
部、L部、R部を矢印の示す直線方向および回転方向に
移動させて、前記X線補償フィルタ4を挿入あるいは退
避して得た前記デジタルテータを後述の画像表示部10
に診断に好適な画像を表示するために画像処理の計算を
行って、計算をしたデジタルデータを処理データとして
出力する。D/A変換部9は、前記処理データをアナロ
グビデオ信号に変換し、表示用ビデオ信号として出力す
る。画像表示部10は、前記表示用ビデオ信号をX線透
視画像としてモニタに表示する。また、上記実施の形態
では、予め設定したしきい値に基づいてX線補償フィル
タを配置した状態でX線透視画像を表示した後、被検体
の厚さに応じたしきい値を求めこのしきい値に基づいて
X線補償フィルタを配置した状態でX線透視画像を表示
する例を示したが、前段の予め設定したしきい値に基づ
いてX線補償フィルタを配置した状態でX線透視画像を
表示することを省略してもよい。
【0011】また、上述実施例では、被検体の厚さに応
じてしきい値を選択しているが、X線補償フィルタ4の
挿入領域からしきい値を選択してもよい。上記被検体の
厚さの場合との相違点のみ説明する。挿入領域算出部1
12は、X線補償フィルタ4より送られてくるフィルタ
領域情報より透視画像データ上でのX線補償フィルタ4
の挿入領域を算出し、X線補償フィルタ4の挿入による
X線減弱分を補正することでX線補償フィルタ4がない
場合の透視画像データを作成する。しきい値選択部11
5は、挿入領域算出部112によって算出されたX線補
償フィルタ4の挿入領域より、透視画像データをX線補
償フィルタ4が既に挿入されている領域と挿入されてい
ない領域に区別する。図5には、図中のA領域はX線補
償フィルタ4が既に挿入されている領域を、B領域はX
線補償フィルタが挿入されていない領域を示している。
領域A、領域Bは、図3に示すような4枚の羽根U部、
D部、L部、R部を矢印の示す直線方向および回転方向
に移動させておいて、前記X線補償フィルタ4を挿入あ
るいは退避して作る。しきい値選択部114は、領域A
に対するしきい値Tlと領域Bに対するしきい値Th
(>Tl)の2種類のしきい値を選択し、挿入領域算出
部112へ送る。挿入領域算出部112は、しきい値メ
モリ114より送られた2種類のしきい値(Th、T
l)よりX線補償フィルタ4の挿入領域を算出する。フ
ィルタ制御部113は、挿入領域算出部112で算出さ
れた挿入領域へX線補償フィルタ4を挿入あるいは退避
させる。
【0012】本実施の形態は、以上のように構成されて
いるので、複数個のしきい値のうちの所望するいくつか
のしきい値を選択することができるから、X線透視画像
上の適切な領域にX線補償フィルタを挿入できる。ま
た、上記適切な領域にX線補償フィルタを挿入できるX
線フィルタ制御装置を備えたX線画像診断装置であるか
ら、ハレーション領域のほとんどない良好な画質のX線
透視画像を表示できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、診
断に適したX線透視画像が得られる適切な領域にX線補
償フィルタを挿入できるX線補償フィルタ制御装置を提
供するという効果を奏する。また、前記X線補償フィル
タ制御装置を具備したX線画像診断装置を提供するとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線診断装置の構成例を示す図。
【図2】図1のX線補償フィルタ制御装置の構成例を示
す図。
【図3】図1のX線補償フィルタ4の構成例を示す図。
【図4】被検体の厚さからしきい値を決定するための変
換テーブルの一例を示す図。
【図5】図2のX線補償フィルタ4が既に挿入されてい
る領域と挿入されていない領域に区別された透視画像デ
ータの概略図。
【符号の説明】
11 X線補償フィルタ制御装置 111 透視画像メモリ 112 挿入領域算出部 113 フィルタ制御部 114 しきい値メモリ 115 しきい値選択部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素のしきい値を予め設定して記憶するし
    きい値記憶手段と、X線透視画像を格納する透視画像記
    憶手段と、前記しきい値記憶手段および前記透視画像記
    憶手段に接続されて前記しきい値および前記透視画像を
    読み出して前記しきい値以上の画素の領域を算出する挿
    入領域算出手段と、この挿入領域算出手段に接続され前
    記領域に合わせてX線補償フィルタを挿入/退避させる
    フィルタ制御装置とを備えたX線補償フィルタ制御装置
    において、前記しきい値記憶手段は複数個設定されたし
    きい値を記憶するものであって、前記しきい値記憶手段
    に接続され前記挿入領域を算出するためのしきい値を前
    記複数個設定されたしきい値から選択するしきい値選択
    手段とを備えたことを特徴とするX線補償フィルタ制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記しきい値選択手段は、被検体の厚さに
    応じてしきい値を選択することを特徴とする請求項1記
    載のX線補償フィルタ制御装置。
  3. 【請求項3】前記しきい値選択手段は、前記X線補償フ
    ィルタが既挿入の領域とその他の領域とを識別し、各領
    域に対して別個のしきい値を選択することを特徴とする
    請求項1または請求項2の何れかの一項に記載のX線補
    償フィルタ制御装置。
  4. 【請求項4】前記既挿入領域のしきい値よりその他の領
    域のしきい値を低く設定したことを特徴とする請求項1
    〜請求項3の何れかの一項に記載のX線補償フィルタ制
    御装置。
  5. 【請求項5】X線を発生するX線発生部と、このX線発
    生部のX線発生方向に設けたX線を減弱するX線補償フ
    ィルタと、前記X線発生部と対向配置され前記X線を検
    出し画像化し表示する検出画像表示系と、前記X線補償
    フィルタと接続され前記X線補償フィルタの開口が作る
    領域の大きさ・形状を制御するX線補償フィルタ制御装
    置を備えたX線画像診断装置において、前記X線補償フ
    ィルタ制御装置は、請求項1〜請求項4の何れかの一項
    に記載のX線補償フィルタ制御装置であることを特徴と
    するX線画像診断装置。
JP8067455A 1996-02-29 1996-02-29 X線補償フィルタ制御装置及びそれを用いたx線画像診断装置 Pending JPH09234191A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002306469A (ja) * 2001-04-12 2002-10-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ctシステムおよびその操作コンソールおよびその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002306469A (ja) * 2001-04-12 2002-10-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ctシステムおよびその操作コンソールおよびその制御方法

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