JPH09232172A - 積層コアの製造装置 - Google Patents

積層コアの製造装置

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Publication number
JPH09232172A
JPH09232172A JP3770696A JP3770696A JPH09232172A JP H09232172 A JPH09232172 A JP H09232172A JP 3770696 A JP3770696 A JP 3770696A JP 3770696 A JP3770696 A JP 3770696A JP H09232172 A JPH09232172 A JP H09232172A
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JP
Japan
Prior art keywords
laminated core
caulking
punch
caulking punch
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP3770696A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyazaki
修 宮▲崎▼
Yasuo Kuboki
保夫 窪木
Seiji Hino
清司 樋野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚を積層するコアのための板材のプレス
加工において、構造が簡単で安価な積層コアの製造装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 金型本体内に設けたカシメ用パンチ12
は上下にスライド可能な状態でカシメ用パンチプレート
13に装着され、カシメ用パンチ12の押し上げバネ1
7とともに上金型5に固定されている。またカシメ用パ
ンチ12は先端をガイドプレート14によりガイドさ
れ、シリンダ16により作動するスライダ15でカシメ
用パンチ12は下方へ押し下げられる。所定の積層厚み
あるいは枚数まで達した積層コア1は受けプレート11
の上面に落下し、製品移送用シリンダ18によりカシメ
加工部まで搬送され、前記カシメ用パンチ12とプレス
機本体の駆動でブロック化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に使用
されるコイル部品における複数の板材を積層した積層コ
アの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の積層コアの製造装置の要部
断面図であり、従来における積層コアの製造方法を図面
を用いて説明する。
【0003】図6において、磁性体材料でなる板材22
を、打ち抜きパンチ23を下面部に配設した上金型2
5、および対向した打ち抜きダイ24を上面部に配設し
た下金型26にて所定の形状にプレス打ち抜き加工を行
い、板材22から打ち抜かれた板材は前記打ち抜きダイ
24の内部の中で順次重なり合い積層コア21となり下
金型26の内部を下方へ降下する。
【0004】その際、積層コア21の下面部には流体圧
シリンダ28により駆動される押圧ロッド28aの上先
端に押圧板28bが配設され、積層コア21を下面から
加圧している。この作用により各々が密着しブロック化
された積層コア21は所定の積層厚みまで達した後、前
記流体圧シリンダ28の下方向駆動による押圧板28b
によって下金型26の下面部に設置した製品取り出し通
路27まで移送され、製品取り出し用アクチュエータ2
9にて駆動される搬送ロッド29aにより金型の外部へ
搬送されるように構成されていた。
【0005】また、その他の例としては図7の積層コア
の製造装置の概念図に示すように、打ち抜きパンチ32
を中心部に固定したパンチプレート35を下面部に配設
した上金型34と、対向する打ち抜きダイ33を上面部
に配設した下金型36により磁性体材料でなる板材31
がプレス打ち抜き加工され積層コア30となり、そして
下方へ落下した積層コア30は前記金型下部に配した製
品取り出し用コンベアー37により矢印方向の金型外部
へ搬送され、次にカシメ用ロッド38aを駆動する流体
圧シリンダ38を装着した本カシメ機構39によりブロ
ック化加工されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の積層コアの
製造装置においては、金型本体下部、あるいは金型外部
において複数のアクチュエータまたはシリンダ、さらに
は積層コアの搬送機構が必要であり、装置が複雑かつ高
価なものとなる。
【0007】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、従来の性能および機能を満足し、かつ装置
の構造を簡略化し安価な積層コアの製造装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の積層コアの製造装置は、コアに打ち抜くプレ
ス加工部と積層コアを移送する搬送部とカシメ加工しブ
ロック化するコアカシメ部が金型本体内に設置した構成
としたものである。
【0009】本発明により装置の構造が簡略化でき、安
価に製造可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
板材をコアに打ち抜くパンチとダイでなるプレス加工部
と、プレス加工部の下部に配設した複数枚のコアを積層
してなる積層コアを移送する搬送部と、プレス加工部の
近傍に配設した摺動自在で位置設定可能なカシメパンチ
で、積層コアが所定の積層厚みあるいは枚数に達した
時、カシメパンチの加工面が積層コアの上面に近接しプ
レス加工部の駆動力にてカシメ加工してブロック化する
コアカシメ部が金型本体内に設置し構成された積層コア
の製造装置としたものであり、動作や構造が簡略化され
る作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。図2は本発明の積層コアの製造装置
においてコアのプレス加工を行うための打ち抜き金型要
部の側面断面図であり、打ち抜きパンチ3はパンチプレ
ートの中心部に固着され、高さ調整用のバッキングプレ
ート6を介して上金型5の下面部に固定されており、そ
して対向した打ち抜きダイ4はダイプレート8の中心部
に固着され高さ調整用のバッキングプレート9を介して
下金型10の上面部に固定されている。前記打ち抜きパ
ンチ3と対向した打ち抜きダイ4によって硅素鋼板など
の磁性体材でなる板材2をプレス打ち抜き加工するので
ある(駆動機構は図示せず)。
【0012】次に図1は同積層コアの製造装置の全体構
成を示す側面断面図であり、金型本体の内部に設けたカ
シメ用パンチ12は上下にスライド可能な状態で上端部
がカシメ用パンチプレート13に装着されており、カシ
メ用パンチ12の押し上げバネ17とともに上金型5に
設置した打ち抜きパンチ3の近傍に固定されている。こ
のカシメ用パンチ12の下先端はガイドプレート14に
よって摺動自在に挿入かつガイドされ、またシリンダ1
6によって駆動されるスライダ15の摺動により先端下
部の摺動面15aが、カシメ用パンチ12の上先端にあ
る摺動端12aを摺動してカシメ用パンチ12を下方へ
押し下げる動作を行う。
【0013】また製品移送体18aを駆動する製品移送
用シリンダ18は下金型10の下面部に配設した受けプ
レート11の上面に設置され、積層コア1をカシメ用パ
ンチ12、ガイドプレート14でなるカシメ工程あるい
は金型外部へ搬送する。
【0014】次に同積層コアの製造装置の動作を図3お
よび図4を用いて説明する。金型本体内に供給された板
材2は前記の図2で説明した打ち抜きパンチ3と打ち抜
きダイ4により所定の形状にプレス打ち抜き加工され、
打ち抜きダイ4の中で順次重なり合い積層コア1となり
下方へ下降する。この積層コア1は所定の積層厚みある
いは枚数まで達した後、下金型10の下面に配設した打
ち抜きダイ4の下方の受けプレート11の上面まで落下
する。落下した積層コア1は製品移送用シリンダ18に
より駆動される製品移送体18aによって矢印方向へ順
次搬送される。
【0015】この時、積層コア1が所定の積層厚みある
いは枚数まで達していない場合にはシリンダ16および
スライダ15は図3に示すように戻りの位置状態にあ
り、カシメ用パンチ12の押し上げバネ17の作用によ
ってカシメ用パンチ12は上方に位置し、カシメ用パン
チ12の下方部先端面は移送された積層コア1の上面と
は約1mm程度の隙間Aを保持したまま前記のプレス加工
が行われる。
【0016】そして積層コア1が所定の積層厚みあるい
は枚数まで達した時点で図4に示すようにシリンダ16
およびスライダ15は行きの状態となり矢印方向に作動
摺動し、カシメ用パンチ12の押し上げバネ17の作用
にさからって、スライダ15の摺動面15aがカシメ用
パンチ12の摺動端12aを矢印方向に押してカシメ用
パンチ12を下方に移動させ搬送された積層コア1の上
面とカシメ用パンチ12の下方部先端面との隙間はゼロ
となり、プレス機本体駆動の動力により積層コア1はブ
ロック化され、積層コア1のブロック化が完了するとシ
リンダ16およびスライダ15は元の戻りの状態とな
り、前記に説明した図3のごとく所定の積層厚みあるい
は枚数まで達した次の積層コア1が搬送されてくるまで
待ちの状態となる。
【0017】以上の動作を繰り返し、コイル部品におけ
る積層コアが製造される。図5は一例としてのトランス
用EIコアの斜視図であり、19はIコアそして20は
Eコアである。
【0018】なお、カシメ用パンチ12は前記では金属
一体物であるが、中間にバネ(コイルバネもしくはさら
バネ)またはウレタンをはさむ構造としてもよく、板材
2あるいは積層コア1の板厚バラツキを吸収することが
可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明による積層コアの
製造装置によれば、金型本体下部、または金型外におい
て複数のアクチュエータまたはシリンダ、さらには積層
コア搬送機構を必要とせず、主にプレス機本体の上下駆
動を利用して積層コアの製造が可能となり、動作や構造
が簡単な安価な装置が可能となるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における積層コアの製造
装置の全体構成を示す側面断面図
【図2】同積層コアの製造装置における打ち抜き金型の
要部側面断面図
【図3】同積層コアの製造装置の一動作説明のための側
面断面図
【図4】同積層コアの製造装置の他の動作説明のための
側面断面図
【図5】同積層コアの製造装置により製造された積層コ
アの製品例を示す斜視図
【図6】従来における積層コアの製造装置の要部断面図
【図7】他の従来例の積層コアの製造装置の構成を示す
概念図
【符号の説明】
1 積層コア 2 板材 3 打ち抜きパンチ 4 打ち抜きダイ 5 上金型 6 バッキングプレート 7 パンチプレート 8 ダイプレート 9 バッキングプレート 10 下金型 11 受けプレート 12 カシメ用パンチ 12a 摺動端 13 カシメ用パンチプレート 14 ガイドプレート 15 スライダ 15a 摺動面 16 シリンダ 17 押し上げバネ 18 製品移送用シリンダ 18a 製品移送体 19 Iコア 20 Eコア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材をコアに打ち抜くパンチとダイでな
    るプレス加工部と、プレス加工部の下部に配設した複数
    枚のコアを積層してなる積層コアを移送する搬送部と、
    プレス加工部の近傍に配設した摺動自在で位置設定可能
    なカシメパンチで、積層コアが所定の積層厚みあるいは
    枚数に達した時、カシメパンチの加工面が積層コアの上
    面に近接しプレス加工部の駆動力にてカシメ加工してブ
    ロック化するコアカシメ部が金型本体内に設置し構成さ
    れた積層コアの製造装置。
JP3770696A 1996-02-26 1996-02-26 積層コアの製造装置 Pending JPH09232172A (ja)

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JP3770696A JPH09232172A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 積層コアの製造装置

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JP3770696A JPH09232172A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 積層コアの製造装置

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JP3770696A Pending JPH09232172A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 積層コアの製造装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307598A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Daigou Giken Kk 金属プレス製品の製造装置及び製造方法
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CN105719827A (zh) * 2016-04-06 2016-06-29 江苏雷特电机股份有限公司 一种多电抗器硅钢片叠装装置
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CN117226032A (zh) * 2023-09-18 2023-12-15 徐州拓发电力器材有限公司 用于电力铁附件的铁芯压铆装置及压铆方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106