JPH09231883A - ガス絶縁キュービクルの遮断器 - Google Patents

ガス絶縁キュービクルの遮断器

Info

Publication number
JPH09231883A
JPH09231883A JP18567796A JP18567796A JPH09231883A JP H09231883 A JPH09231883 A JP H09231883A JP 18567796 A JP18567796 A JP 18567796A JP 18567796 A JP18567796 A JP 18567796A JP H09231883 A JPH09231883 A JP H09231883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum valve
insulating frame
gas
circuit breaker
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18567796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kobayashi
敏夫 小林
Masamitsu Kitsunai
正光 橘内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP18567796A priority Critical patent/JPH09231883A/ja
Publication of JPH09231883A publication Critical patent/JPH09231883A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスシールの信頼性を保ちながらリンク機構を
簡素化するとともに、真空バルブ固定用の部品点数を減
らすことにある。 【解決手段】一対の絶縁フレーム60A,60Bが仕切
り板22に突設され、この絶縁フレームで真空バルブ7
0が挟持されるとともに、真空バルブ70の可動軸70
Eが仕切り板22の幅広面に対してほぼ直角な方向に移
動するように配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電盤の内部に
SF6 ガスが封入された密閉容器が配され、この密閉容
器内に真空遮遮断器などの高圧電気部品が収納されたガ
ス絶縁キュービクルの遮断器であって、特に、その遮断
器が配される構成に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤用の高圧電気部品はSF6 ガス中
に配した方がコンパクトになるので、配電盤内にSF6
ガス封入の密閉容器が設けられ、この密閉容器に遮断器
などの高圧電気部品が収納される。図10は、従来のガ
ス絶縁キュービクルの遮断器の構成を示す一部破砕側面
図である。この図は、ガス絶縁キュービクルの側面板を
除くとともに、操作器20のカバ−38および絶縁フレ
ーム44を一部破砕して内部の構成が見えるように示さ
れている。この構成は、特開平7−274329号公報
で既に公開されたものである。密閉容器の外周壁40の
左側が密閉空間であり、SF6 ガスが充填されるととも
に遮断器や断路器など種々の高圧電気部品が収納されて
いる。一方、密閉容器の外周壁40の右側が大気中に開
放された空間であり、この開放空間を密閉容器とともに
図示されていない配電盤壁で覆っている。外周壁40の
開口部40Aは、シールを介してねじ47で取り付けら
れた仕切り板22によって気密に塞がれている。仕切り
板22の左側には、絶縁フレーム44を介して真空バル
ブ21が取り付けられ、仕切り板22の右側には、カバ
−38で覆われた操作器20が取り付けられている。絶
縁フレーム44は、左側が開口した絶縁ケースであり、
真空バルブ21を収納するとともに上部ケース43を支
えている。
【0003】また、図10において、操作器20の内部
構成の図示は省略されているが、操作器20と真空バル
ブ21とがリンク機構45を介して連結されている。真
空バルブ21は、真空容器内に固定接触子と可動接触子
とを互いに開閉可能に対向配置させたものからなるとと
もに、この固定接触子および可動接触子を真空容器内で
固定軸21Bの上端、および軸方向(上下方向)に移動
可能な可動軸21Aの下端にそれぞれ接合させ、この固
定軸21Bの下端および可動軸21Aの上端をそれぞれ
真空容器の両端から固定的または可動的に外部へ引き出
したものからなっている。リンク機構45は、真空バル
ブ21の可動軸21Aに連結された操作ロッド45A、
固定ピン30を中心にして回動する変換レバー45B、
仕切り板22を貫通する駆動ロッド45C、操作器20
側で駆動ロッド45Cとピン35を介して連結されるレ
バ−45E、固定ピン46を中心にして回動する変換レ
バー45F、接触スプリング54を備えたロッド45
G、操作器20の開閉軸18と一体のレバー45Hが、
それぞれ連結された構成になっている。なお、変換レバ
ー45Bの固定ピン30は、絶縁フレーム44に形成さ
れている耳44Bで支持されている。一方、変換レバー
45Fの固定ピン46は、仕切り板22に取り付けられ
た取付け金具52で支持されている。
【0004】さらに、図10において、真空バルブ21
の固定軸21Bは、導体31を介して主回路接触子33
Bに接続され、一方、真空バルブ21の可動軸21A
は、フレキシブル導体31Aを介して主回路接触子33
Aに接続されている。上部フレ−ム43は、主回路接触
子33Aを支持している。主回路接触子33A,33B
は、密閉容器内の図示されていない主回路導体を挟み込
み通電させるためのものであり、真空バルブ21を右側
へ引き出すことによって主回路が断路される。
【0005】図11は、図10の要部水平断面図であ
る。駆動ロッド45Cは、右側が金属ロッド45C1、
左側が絶縁ロッド45C2となっている。仕切り板22
に駆動ロッド45Cの貫通する穴22Aが明けられてい
る。穴22Aの操作器側(右側)には、取付けベース5
0がパッキング62を介して気密に取り付けられ、この
取付けベース50と金属ロッド45C1との間にじゃば
ら状の例えばステンレス鋼等の金属薄板でもって筒形に
形成されたベローズ2が気密に溶接されている。ベロー
ズ2の外周には、筒状の保護カバー1が配され、取付け
ベース50に固定されている。保護カバー1の右端は、
駆動ロッド45Cが貫通している。駆動ロッド45C
は、さらに、ピン61およびU字状のレバー45Dを貫
通し、このピン61の両端にレバー45Eが連結されて
いる。レバー45Eの左端は、ピン63を介して変換レ
バー45Fが連結されている。
【0006】図10に戻り、真空バルブ21が開閉され
るメカニズムについて説明する。図10は、真空バルブ
21が閉成の状態にある。操作器20で開閉軸18を時
計方向に回動させるとにより、レバー45Hも時計方向
に回動する。これにより、変換レバー45Fが時計方向
に回動するので、レバー45Eが右方へ移動する。これ
に伴い、駆動ロッド45Cが右方へ移動すので、変換レ
バー45Bが時計方向に回動する。それによって、操作
ロッド45Aが上方へ引っ張られるので、真空バルブ2
1が開成する。一方、操作器20で開閉軸18を反時計
方向に回動させることにより、リンク機構45が上述と
全く逆の方向に動き、真空バルブ21が閉成される。絶
縁ロッド45C2は、真空バルブ21側の高電圧を絶縁
するためのものである。また、接触スプリング54は、
常時変換レバー45Fを反時計方向に付勢するものであ
って、真空バルブ21の接点同士の接触を良好に保つこ
とができる。なお、図11において、駆動ロッド45C
が左右に動いても、ベローズ2が軸方向に伸縮するの
で、リンク機構45が気密に開閉駆動力を左側へ伝達す
ることができる。
【0007】図10の装置は、ねじ47を外せば、仕切
り板22を真空バルブ21と操作器20と一体にした状
態で密閉容器右側の外部へ引き出すことができる。真空
バルブ21を外部で点検したり、部品を交換したりする
ことができる。組み立てるときは、外部への引き出しと
逆の工程を辿り、主回路接触子33A,33Bを主回路
導体に嵌合させた後、ねじ47によって仕切り板22を
外周壁40に取り付ける。
【0008】図12は、従来の異なるガス絶縁キュービ
クルの構成を示す一部破砕側面図である。この図も、ガ
ス絶縁キュービクルの側面板が除かれるとともに、操作
器20のカバ−および絶縁フレーム44の一部が破砕さ
れ内部の構成が示されている。この構成も、特開平6−
290683号公報で既に公開されたものである。密閉
容器の外周壁40の左側が密閉空間であり、SF6 ガス
で充填されるとともに種々の高圧電気部品が収納されて
いる。一方、密閉容器の外周壁40の右側が大気中に開
放された空間である。外周壁40の開口部40Aは、ね
じ47で取り付けられた仕切り板22によって気密に塞
がれている。仕切り板22の左側には、絶縁フレーム4
4を介して真空バルブ21が取り付けられ、仕切り板2
2の右側には、カバ−で覆われた操作器20が取り付け
られている。絶縁フレーム44は、左側が開口した絶縁
ケースであり、真空バルブ21を収納している。
【0009】また、図12において、操作器20の内部
構成は、その図示は省略されているが、操作器20と真
空バルブ21とがリンク機構55を介して連結されてい
る。真空バルブ21は、真空容器内に固定接触子と可動
接触子とを互いに開閉可能に対向配置させたものからな
るとともに、この固定接触子および可動接触子を真空容
器内で固定軸21Bの上端および軸方向(上下方向)に
移動可能な可動軸21Aの下端にそれぞれ接合させ、こ
の固定軸21Bの下端および可動軸21Aの上端をそれ
ぞれ真空容器の両端から固定的または可動的に外部へ引
き出したものからなっている。リンク機構55は、真空
バルブ21の可動軸21Aと操作器20のプランジャー
57との間に介装され、操作ロッド55A、絶縁ロッド
55B、接触スプリング55C、変換レバー55D、ロ
ッド55Eの順に連結されている。絶縁ロッド55B
は、真空バルブ21の高電圧を絶縁し、接触スプリング
55Cは、可動軸21Aを常時下方へ押圧している。変
換レバー55Dは、回動自由に支持された開閉軸55D
2に二つのレバー55D1,55D3が一体に固定され
たものからなっている。レバー55D1は、ピン53を
介して接触スプリング55Cを押圧し、レバー55D3
は、ピン56を介してロッド55Eに連結されている。
【0010】また、図12において、右面が開口した容
器57が、仕切り板22に気密に取り付けられ、仕切り
板22も容器57の取り付け部に穴22Aが明けられて
いる。この穴22Aをレバー55D3が貫通するととも
に、開閉軸55D2が、図示されていない軸シールを介
して容器57の手前側の容器壁を貫通している。さら
に、図12において、真空バルブ21の固定軸21B
は、導体31を介して主回路接触子33Bに接続され、
一方、真空バルブ21の可動軸21Aは、フレキシブル
導体31Aを介して主回路接触子33Aに接続されてい
る。
【0011】次に、図12の真空バルブ21が開閉され
るメカニズムについて説明する。図7は、真空バルブ2
1が閉成の状態にある。操作器20内のプランジャー5
7が下方へ引かれると、変換レバー55Dが、開閉軸5
5D2を中心にして時計方向に回動する。これにより、
変換レバー45Fも、時計方向に回動する。これに伴
い、レバー55D1が接触スプリング55Cを介して絶
縁ロッド55Bを上方へ引っ張るので、真空バルブ21
が開成する。一方、操作器20のプランジャー57を上
方へ押すと変換レバー55Dが反時計方向に回動するこ
とにより、リンク機構55が上述と全く逆の方向に動
き、真空バルブ21が閉成される。絶縁ロッド55B
が、真空バルブ21側の高電圧を絶縁している。なお、
この場合、接触スプリング54が、常時可動軸21Aを
下方へ付勢し、真空バルブ21の接点同士の接触を良好
に保っている。また、密閉容器の気密は、開閉軸55D
2の軸シールを介して保たれている。なお、図12の装
置は、図5の装置と同様にねじ47を外せば、仕切り板
22を真空バルブ21と操作器20と一体にした状態で
密閉容器右側の外部へ引き出すことができる。
【0012】図13は、図12のB−B断面図である。
真空バルブ21が垂直に三台並べられ、三相の遮断器が
構成されている。三台の真空バルブ21の内、一部はそ
の図示が省略されいるが、真空バルブ21やその固定構
造は三台とも同じである。絶縁フレーム44の底部に金
具44Cが埋め込まれている。バルブ押さえ101が各
真空バルブ21の可動軸21A側の金属フランジ21C
に跨がり、真空バルブ21を押さえている。また、真空
バルブ21は上面が円弧状に加工されたバルブガイド1
00に載置され、真空バルブ21が転がらないようにガ
イドしている。バルブ押さえ101およびバルブガイド
100は、その両端が金具44Cにボルト留めされてい
る。なお、図13は、真空バルブ21の可動軸21A側
の固定構造であるが、図12における固定軸21B側も
同様にして固定されている。その場合は、図13におけ
る金属フランジ21Cと可動軸21Aの代わりに固定軸
21Bが配された構造となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、リンク機構が複雑であるという
問題があった。すなわち、図10の装置では、変換レバ
ーを二つも必要とし、リンク機構が複雑であるため、製
作コストがアップする要因になっていた。図12の装置
のような構成にすることにより、変換レバーを一つにす
ることができるが、ガスシールに軸シールが用いられて
いる。軸シールは、ベローズと異なり、どうしても開閉
軸の回動時にガスが漏れやすいという欠点があり、図1
2の装置は、ガスシールの信頼性に問題があった。ま
た、図13のように、真空バルブ21を固定するのに絶
縁フレーム44やバルブ押さえ101、バルブガイド1
00と多くの部品が必要であった。そのために、製作コ
ストも嵩んでいた.この発明の目的は、ガスシールの信
頼性を保ちながら、リンク機構を簡素化し、さらに、真
空バルブ固定用の部品点数を減らすことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、配電盤の内部にSF6 ガスが封
入された密閉容器が配され、この密閉容器内に遮断器な
どの高圧電気部品を収納してなるガス絶縁キュービクル
の前記遮断器であって、密閉容器の外周壁に設けられた
開口部を気密にかつ着脱可能に塞ぐ仕切り板が取り付け
られ、この仕切り板の密閉容器内部側に絶縁フレームを
介して真空バルブが前記仕切り板の密閉容器外部側に操
作器がそれぞれ取り付けられ、真空バルブは真空容器内
に固定接触子と可動接触子とを互いに開閉可能に対向配
置させたものからなるとともに、固定接触子と可動接触
子とを真空容器内で固定軸の一方端と軸方向に移動可能
な可動軸の一方端とにそれぞれ接合させ、この固定軸の
他方端と可動軸との他方端とをそれぞれ真空容器両端の
金属フランジからから固定的または可動的に外部へ引き
出したものからなり、開閉駆動力を伝達させるリンク機
構が真空バルブと操作器との間に介装されてなるガス絶
縁キュービクルの遮断器において、前記絶縁フレームが
仕切り板に一対突設され、この絶縁フレームで真空バル
ブが挟持されるとともに、真空バルブの可動軸が仕切り
板の幅広面に対してほぼ直角な方向に移動するように配
されたものとするとよい。それによって、リンク機構に
おける開閉駆動力の伝達方向を変える必要がないので、
一つの変換レバーで済み、リンク機構が非常に簡単にな
る。また、可動軸の移動方向が仕切り板の幅広面に直角
になるので、ベローズでガスシールをすることができ
る。そのために、ガスシールの信頼性が損なわれること
がなくなる。
【0015】また、かかる構成において、絶縁フレーム
の真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バルブの
固定軸がこの凹み部に嵌め込まれた状態で絶縁フレーム
に挟持されたものとしてもよい。それによって、絶縁フ
レームだけで真空バルブを挟持することができるので、
真空バルブを固定するための部品点数が削減される。ま
た、かかる構成において、絶縁フレームの真空バルブ側
の面に凹み部が形成され、真空バルブの可動軸側の金属
フランジがこの凹み部に嵌め込まれた状態で絶縁フレー
ムに挟持されたものとしてもよい。
【0016】また、かかる構成において、絶縁フレーム
の真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バルブの
可動軸側の金属フランジおよび固定軸の双方がこの凹み
部に嵌め込まれた状態で絶縁フレームに挟持されたもの
としてもよい。また、かかる構成において、配電盤の内
部にSF6 ガスが封入された密閉容器が配され、この密
閉容器内に遮断器などの高圧電気部品を収納してなるガ
ス絶縁キュービクルの前記遮断器であって、密閉容器の
外周壁に設けられた開口部を気密にかつ着脱可能に塞ぐ
仕切り板が取り付けられ、この仕切り板の密閉容器内部
側に絶縁フレームを介して真空バルブが、前記仕切り板
の密閉容器外部側に操作器がそれぞれ取り付けられ、真
空バルブは真空容器内に固定接触子と可動接触子とを互
いに開閉可能に対向配置させたものからなるとともに、
固定接触子と可動接触子とを真空容器内で固定軸の一方
端と軸方向に移動可能な可動軸の一方端とにそれぞれ接
合させ、この固定軸の他方端と可動軸との他方端とをそ
れぞれ真空容器両端の金属フランジからから固定的また
は可動的に外部へ引き出したものからなり、開閉駆動力
を伝達させるリンク機構が真空バルブと操作器との間に
介装されてなるガス絶縁キュービクルの遮断器におい
て、前記絶縁フレームが垂直に配された仕切り板に突設
され、この絶縁フレームの上に真空バルブが取り付けら
れるとともに、真空バルブの可動軸がほぼ水平な方向に
移動するように配されたものとしてもよい。それによっ
て、真空バルブの上側に絶縁フレームが配されないの
で、通電によって発生する熱がSF6 ガス中を邪魔され
ずに上昇するようになる。そのために、真空バルブの放
熱特性がよくなる。
【0017】また、かかる構成において、絶縁フレーム
の上面に凹み部が形成されるとともに可動軸側の金属フ
ランジを跨ぐバルブ押さえが設けられ、真空バルブの可
動軸側の金属フランジが凹み部に嵌め込まれるとともに
バルブ押さえと絶縁フレームとで挟持されたものとして
もよい。それによって、バルブガイドが不用になり、真
空バルブを固定するための部品点数を削減される。
【0018】また、かかる構成において、絶縁フレーム
の上面に凹み部が形成されるとともに固定軸を跨ぐもう
一つのバルブ押さえが設けられ、真空バルブの固定軸が
凹み部に嵌め込まれるとともにもう一つのバルブ押さえ
と絶縁フレームとで挟持されたものとしてもよい。ま
た、かかる構成において、一方端が可動軸に接続された
フレキシブル導体の他方端が、絶縁フレーム側に固定さ
れたサポートに支持され、このフレキシブル導体の他方
端は、さらに仕切り板に絶縁碍子を介して支持された接
続導体に導電接続され、この接続導体と固定軸とにガス
絶縁キュービクル内の主回路導体と導電接触する主回路
接触子がそれぞれ設けられてなるものとしてもよい。そ
れによって、両者の主回路接触子を反仕切り板側に向け
ることができるので、仕切り板を密閉容器の外周壁に取
り付けるときに、主回路接触子を自動的にガスキュービ
クル側の主回路導体と嵌合させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかるガス絶
縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す断面図であ
り、図2は、図1の装置の右端に続く右側構成を示す断
面図である。図1において、密閉容器の外周壁40の左
側が密閉容器内であり、SF6 ガスで充填されるととも
に種々の高圧電気部品が収納されている。一方、密閉容
器の外周壁40の右側が空気であり外部側である。外周
壁40の開口部40Aは、ねじ47で取り付けられた仕
切り板22によって気密に塞がれている。真空バルブ7
0の真空容器は、両端が金属フランジ70A,70Fで
密封された絶縁筒70Cより形成され、その真空容器内
に固定接触子と可動接触子とが互いに開閉可能に対向配
置されている。この固定接触子および可動接触子は、真
空容器内で固定軸70Aの右端および軸方向(左右方
向)に移動可能な可動軸70Eの左端にそれぞれ接合さ
れ、固定軸70Aの左端が真空容器から固定的に外部へ
引き出され、可動軸70Eの右端がべローズ70Dを介
して真空容器から可動的に外部へ引き出されたものから
なっている。
【0020】また、図1において、上下一対の絶縁フレ
ーム60A,60Bが取付け板73を介して仕切り板2
2の左面にねじ止めされるとともに、絶縁フレーム60
A,60Bの右端が取付け金具69を介して結合されて
いる。真空バルブ70の固定軸70Aは、絶縁フレーム
60A,60Bの右端で挟持されることによって支えら
れている。固定軸70Aは、接続導体66を介して主回
路接触子61Aに導電接続されている。一方、可動軸7
0Eは、フレキシブル導体72、接続導体67を介して
もう一つの主回路接触子61Bに導電接続されている。
可動軸70Eは、さらに、絶縁ロッド80Aを介して駆
動ロッド80Bの左端に連結されている。仕切り板22
の右面には、図2で説明される操作器が取り付けられ、
その操作器に駆動ロッド80Bの右端が連結される。絶
縁フレーム60A,60Bには、サポート71A,71
Bがねじ止めされ、サポート71Aの下端は、サポート
71Bにボルト止めされている。一方、仕切り板22に
は、支持碍子68がねじ止めされている。接続導体67
は、サポート71Aと支持碍子68との両方に支持され
ている。主回路接触子61A,61Bは、二枚の挟持導
体64を備え、この挟持導体64は、ボルト65を介し
て互いに締め付けられ、主回路導体63を挟み込むこと
によって真空バルブ70に通電させる。真空バルブ70
を仕切り板22ごと右側へ引き出すことによって、主回
路導体63が挟持導体64から抜け、その主回路が断路
される。
【0021】図2において、操作器90が取り付けられ
た仕切り板22には、駆動ロッド80Bが貫通する穴2
2Aが明けられている。取付け板73にベローズ74の
一方端が気密に溶接され、ベローズ74の他方端が駆動
ロッド80Bに気密に溶接されれいる。ベローズ74
は、保護カバー87によって覆われている。可動軸70
Eの右端は、リンク機構80を介して遮断ロッド84に
連結される。リンク機構80は、絶縁ロッド80A、駆
動ロッド80B、接触スプリング80C、変換レバー8
0Dよりなり、接触スプリング80Cは、常時可動軸7
0Eを左方へ押圧し、変換レバー80Dは、ピン77に
回動自由に支持され、ローラ75を介して接触スプリン
グ80Cの中心に配されたロッド99の右端面に当接し
ている。変換レバー80Dは、さらに、遮断ロッド84
に連結されるとともに、もう一つのローラ78を備えて
いる。遮断ロッド84は、遮断スプリング83によって
常時下方に付勢されている。一方、ローラ78の真下に
は、投入電磁コイル装置82によって上下に駆動される
投入ロッド81が配されている。また、変換レバー80
Dの上部には、引き外し電磁コイル装置85によって左
右に駆動される引き外しロッド85Aが配されている。
この引き外しロッド85Aの右側には、ラッチ86の備
えた引き外しレバー79が設けられている。変換レバー
80Dの右端がラッチ86に引っ掛かり、遮断スプリン
グ83が変換レバー80Dを時計方向に回動させようと
しても、その位置で止まっている。操作器90は、仕切
り板22にボルト止めされたカバー90Aで覆われてい
る。また、投入電磁コイル装置82や引き外し電磁コイ
ル装置85、ラッチ86、ピン77などは、図示されて
いないフレームを介して仕切り板22側に固定されてい
る。また、遮断スプリング83の上端もフレーム89を
介して仕切り板22側に固定されている。
【0022】図3は、図1のA矢視図である。仕切り板
22には、三相三台の真空バルブ70が、絶縁フレーム
60Aを介して取り付けられている。各相のサポート9
1Aが、絶縁フレーム60Aに設けられた穴92を貫通
して絶縁フレーム60Aにボルト止めされている。な
お、絶縁フレーム60Aの相間にも穴91が設けられ、
絶縁フレーム60Aの総重量が減らされている。
【0023】図4は、図2のB矢視図である。各相のロ
ッド99に各二枚のローラ75が当接し、このローラ7
5を支持する変換レバー80Dも二枚からなっている。
変換レバー80Dは各相一体であり、図示されていない
手前側のピンを介して、単一の遮断ロッド84および単
一の投入ロッド81と係合するようになっている。図1
および図2に戻り、真空バルブ70が開閉されるメカニ
ズムについて説明する。図1は、真空バルブ70が閉成
の状態にある。引き外し電磁コイル装置85が遮断指令
を受けると、引き外しロッド85Aが右方へ突出する。
それによって、引き外しレバ−79が時計方向に回動す
るので、変換レバー80Dが,ラッチ86から外れ、点
線に位置80DAに来る。これに伴い、駆動ロッド80
Bが右側へ引っ張られ、真空バルブ70が開成する。一
方、投入磁コイル装置82が投入指令を受けると、投入
ロッド81が上方へ突出する。それによって、変換レバ
−80Dが、ローラ78を介して反時計方向に回動する
ので、ローラ75が駆動ロッド80Bを左方へ押し真空
バルブ70が閉成する。
【0024】図1において、ねじ47を外せば、仕切り
板22を真空バルブ70と操作器と一体にした状態で密
閉容器右側の外部へ引き出すことができる。組み立てる
ときは、外部への引き出しと逆の工程を辿り、主回路接
触子61A,61Bを主回路導体63に嵌合させた後、
ねじ47によって仕切り板22を外周壁40に取り付け
る。
【0025】また、図1および図2において、可動軸7
0Eの軸方向が仕切り板22の幅広面に対して直角にな
るように真空バルブ70が取り付けらたので、リンク機
構における開閉駆動力の伝達方向をあまり変える必要が
なく、図2のように、一つの変換レバー80Dだけで済
み、リンク機構が簡単な構成になる。可動軸70Eの軸
方向が仕切り板22の幅広面に直角なので、ベローズ7
4でガスシールすることができる。そのために、ガスシ
ールの信頼性が高くなる。また、真空バルブ70の取り
付けは、絶縁フレーム60A,60Bを二分割にしたの
で、下側の絶縁フレーム60Bに真空バルブ70を取り
付けた後、上側の絶縁フレーム60Aを被せればよい。
それによって、真空バルブ70を容易に仕切り板22に
固定することができる。またさらに、接続導体66,6
7と主回路導体63と導電接触する主回路接触子61
A,61Bが、それぞれ左側に向けられたので、仕切り
板22を密閉容器の外周壁40に取り付けるときに、主
回路接触子61A,61Bが、それぞれ自動的に主回路
導体63と嵌合するように構成することができる。
【0026】図5は、この発明の異なる実施例にかかる
ガス絶縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す断面図
である。図1と異なるのは、上下一対の絶縁フレーム6
00A,600Bが、真空バルブ70の可動軸70E側
の金属フランジ70Fを挟持している点だけである。す
なわち、図1の場合は、絶縁フレームが真空バルブの固
定軸を挟持していたのが、図5に場合は、絶縁フレーム
が真空バルブ70の可動側を挟持している。なお、真空
バルブ70の固定側は、取付け金具69を介しても支持
されているので、真空バルブ70は両側から支持されて
いる。
【0027】図8は、図5のC−C断面図である。真空
バルブ70が水平に三台並べられ、三相の遮断器が構成
されている。三台の真空バルブ70の内、一部はその図
示が省略されているが、真空バルブ70やその固定構造
は三台とも同じである。絶縁フレーム600A,600
Bがそれぞれ真空バルブ70の金属フランジ70Fの外
形と嵌合する円弧状の凹み部102を備え、真空バルブ
70がこの凹み部102に嵌め込まれ、絶縁フレーム6
00A,600Bで挟持されている。凹み部102が備
わったので、真空バルブ70の座りがよくなり図13の
装置で必要であったバルブガイド100は不要になる。
そのために、真空バルブを固定するための部品が一対の
絶縁フレーム600A,600Bだけで済み、部品点数
が従来の装置より低減される。また、凹み部102は真
空バルブ70の配される位置決めを容易にするので、組
み立て作業も楽になる。なお、図8は、真空バルブ70
の可動軸側の金属フランジ70Fの固定構造であるが、
図1における真空バルブ70の固定軸70Aも同様にし
て固定することができる。その場合は、図8における金
属フランジ70Fと可動軸70Eの代わりに固定軸70
Aが配された構造となる。
【0028】図6は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるガス絶縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す
断面図である。図1と異なるのは、上下一対の絶縁フレ
ーム601A,601Bが、真空バルブ70の可動軸7
0E側の金属フランジ70Fおよび固定軸70Bを両方
とも挟持している点だけである。真空バルブ70の固定
軸70Bおよび金属フランジ70Fは、図8と同様な構
成によって、絶縁フレーム601A,601Bで挟持さ
れている。すなわち、図1の場合は、絶縁フレームが真
空バルブの固定軸だけを挟持していたのが、図6に場合
は、絶縁フレームが真空バルブ70の可動側も挟持して
いる。そのために、絶縁フレーム601A,601Bに
よって、真空バルブ70が両側から挟持されれ、その支
持構造がさらに強化された。
【0029】図7は、この発明のさらに異なる実施例に
かかるガス絶縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す
断面図である。図6と異なるのは、一個の絶縁フレーム
602の上面に真空バルブ70が取り付けられ、サポー
ト71Aが除外された点だけである。真空バルブ70の
上側に絶縁フレームが配されないので、通電によって発
生する熱がSF6 ガス中へ放出され易くなる。そのため
に、真空バルブ70の冷却性能が向上し、通電電流を増
やすことができる。
【0030】図9は、図7のD−D断面図である。真空
バルブ70が水平に三台並べられ、三相の遮断器が構成
されている。三台の真空バルブ70の内、一部はその図
示が省略されているが、真空バルブ70やその固定構造
は三台とも同じである。絶縁フレーム104の底部に金
具104Cが埋め込まれている。バルブ押さえ101が
各真空バルブ70の可動軸21A側の金属フランジ70
Fに跨がり、真空バルブ70を押さえている。また、絶
縁フレーム104の底部には、金属フランジ70Fの嵌
まり込む円弧状の凹み105が形成されている。絶縁フ
レーム104の凹み105に真空バルブ21が載置さ
れ、真空バルブ21が転がらないようにガイドされてい
る。バルブ押さえ101は、金具104Cにボルト留め
されている。なお、図9は、真空バルブ70の可動軸7
0F側の固定構造であるが、図7における固定軸70B
も同様にして固定されている。その場合は、図9におけ
る金属フランジ70Fと可動軸70Eの代わりに固定軸
70Bが配された構造となる。絶縁フレーム104に凹
み部102が備わったので、真空バルブ70の座りがよ
くなり、図13の装置で必要であったバルブガイド10
0は不要になる。そのために、真空バルブ70を固定す
るための部品が一個の絶縁フレーム104とバルブ押さ
え101だけで済み、部品点数が従来の装置より低減さ
れる。また、凹み部105は真空バルブ70の配される
位置決めを容易にするので、組み立て作業も楽になる。
【0031】
【発明の効果】この発明は前述のように、絶縁フレーム
が仕切り板に一対突設され、この絶縁フレームで真空バ
ルブが挟持されるとともに、真空バルブの可動軸が仕切
り板の幅広面に対してほぼ直角な方向に移動するように
配される。それによって、リンク機構に必要な変換レバ
ーの数が一つので済み、リンク機構が簡単な構成にな
る。したがって、装置のコストが低減されるとともに、
構成部品の減少により装置の信頼性が向上する。可動軸
の軸方向が仕切り板の幅広面に垂直になるので、ベロー
ズでガスシールすることができる。そのために、ガスシ
ールの信頼性も損なわれることはない。
【0032】また、かかる構成において、絶縁フレーム
の真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バルブの
可動軸側の金属フランジまたは固定軸がこの凹み部に嵌
め込まれた状態で絶縁フレームに挟持される。それによ
って、絶縁フレームだけで真空バルブを挟持することが
できるので、真空バルブを固定するための部品点数が削
減され、装置のコストがさらに低減される。
【0033】また、絶縁フレームが垂直に配された仕切
り板に突設され、この絶縁フレームの上に真空バルブが
取り付けられるとともに、真空バルブの可動軸がほぼ水
平な方向に移動するように配される。それによって、通
電によって真空バルブに発生する熱が放散され易くな
り、真空バルブの通電容量を増すことができる。また、
絶縁フレームの上面に凹み部が形成されるとともに固定
軸を跨ぐもう一つのバルブ押さえが設けられ、真空バル
ブの固定軸が凹み部に嵌め込まれるとともにもう一つの
バルブ押さえと絶縁フレームとで挟持される。それによ
っても、真空バルブを固定するための部品点数が削減さ
れ、装置のコストが低減される。
【0034】また、かかる構成において、一方端が可動
軸に接続されたフレキシブル導体の他方端が、絶縁フレ
ーム側に固定されたサポートに支持され、このフレキシ
ブル導体の他方端は、さらに仕切り板に絶縁碍子を介し
て支持された接続導体に導電接続され、この接続導体と
固定軸とにガス絶縁キュービクル内の主回路導体と導電
接触する主回路接触子がそれぞれ設けらる。それによっ
て、遮断器の出し入れ作業が簡単になり、遮断器の点検
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかるガス絶縁キュービク
ルの遮断器の左側構成を示す断面図
【図2】図1の装置の右端に続く右側構成を示す断面図
【図3】図1のA矢視図
【図4】図2のB矢視図
【図5】この発明の異なる実施例にかかるガス絶縁キュ
ービクルの遮断器の左側構成を示す断面図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかるガス絶
縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す断面図
【図7】この発明のさらに異なる実施例にかかるガス絶
縁キュービクルの遮断器の左側構成を示す断面図
【図8】図5のC−C断面図
【図9】図7のD−D断面図
【図10】従来のガス絶縁キュービクルの遮断器の構成
を示す一部破砕側面図
【図11】図10の要部水平断面図
【図12】従来の異なるガス絶縁キュービクルの遮断器
の構成を示す一部破砕側面図
【図13】図12のB−B断面図
【符号の説明】
70:真空バルブ、90:操作器、70A:固定軸、7
0E:可動軸、70A,70F:金属フランジ、60
A,60B,600A,600B,601A,601
B,104,:絶縁フレーム、61A,61B:主回路
接触子、22:仕切り板、80:リンク機構、80D:
変換レバー、71A,71B:サポート、63:主回路
導体、68:絶縁碍子、66,67:接続導体、10
1:バルブ押さえ、102,105:凹み部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電盤の内部にSF6 ガスが封入された密
    閉容器が配され、この密閉容器内に遮断器などの高圧電
    気部品を収納してなるガス絶縁キュービクルの前記遮断
    器であって、密閉容器の外周壁に設けられた開口部を気
    密にかつ着脱可能に塞ぐ仕切り板が取り付けられ、この
    仕切り板の密閉容器内部側に絶縁フレームを介して真空
    バルブが前記仕切り板の密閉容器外部側に操作器がそれ
    ぞれ取り付けられ、真空バルブは真空容器内に固定接触
    子と可動接触子とを互いに開閉可能に対向配置させたも
    のからなるとともに、固定接触子と可動接触子とを真空
    容器内で固定軸の一方端と軸方向に移動可能な可動軸の
    一方端とにそれぞれ接合させ、この固定軸の他方端と可
    動軸との他方端とをそれぞれ真空容器両端の金属フラン
    ジからから固定的または可動的に外部へ引き出したもの
    からなり、開閉駆動力を伝達させるリンク機構が真空バ
    ルブと操作器との間に介装されてなるガス絶縁キュービ
    クルの遮断器において、前記絶縁フレームが仕切り板に
    一対突設され、この絶縁フレームで真空バルブが挟持さ
    れるとともに、真空バルブの可動軸が仕切り板の幅広面
    に対してほぼ直角な方向に移動するように配されたこと
    を特徴とするガス絶縁キュービクルの遮断器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、絶縁フレ
    ームの真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バル
    ブの固定軸がこの凹み部に嵌め込まれた状態で絶縁フレ
    ームに挟持されたことを特徴とするガス絶縁キュービク
    ルの遮断器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のものにおいて、絶縁フレ
    ームの真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バル
    ブの可動軸側の金属フランジがこの凹み部に嵌め込まれ
    た状態で絶縁フレームに挟持されたことを特徴とするガ
    ス絶縁キュービクルの遮断器。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のものにおいて、絶縁フレ
    ームの真空バルブ側の面に凹み部が形成され、真空バル
    ブの可動軸側の金属フランジおよび固定軸の双方がこの
    凹み部に嵌め込まれた状態で絶縁フレームに挟持された
    ことを特徴とするガス絶縁キュービクルの遮断器。
  5. 【請求項5】配電盤の内部にSF6 ガスが封入された密
    閉容器が配され、この密閉容器内に遮断器などの高圧電
    気部品を収納してなるガス絶縁キュービクルの前記遮断
    器であって、密閉容器の外周壁に設けられた開口部を気
    密にかつ着脱可能に塞ぐ仕切り板が取り付けられ、この
    仕切り板の密閉容器内部側に絶縁フレームを介して真空
    バルブが前記仕切り板の密閉容器外部側に操作器がそれ
    ぞれ取り付けられ、真空バルブは真空容器内に固定接触
    子と可動接触子とを互いに開閉可能に対向配置させたも
    のからなるとともに、固定接触子と可動接触子とを真空
    容器内で固定軸の一方端と軸方向に移動可能な可動軸の
    一方端とにそれぞれ接合させ、この固定軸の他方端と可
    動軸との他方端とをそれぞれ真空容器両端の金属フラン
    ジからから固定的または可動的に外部へ引き出したもの
    からなり、開閉駆動力を伝達させるリンク機構が真空バ
    ルブと操作器との間に介装されてなるガス絶縁キュービ
    クルの遮断器において、前記絶縁フレームが垂直に配さ
    れた仕切り板に突設され、この絶縁フレームの上に真空
    バルブが取り付けられるとともに、真空バルブの可動軸
    がほぼ水平な方向に移動するように配されたことを特徴
    とするガス絶縁キュービクルの遮断器。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のものにおいて、絶縁フレ
    ームの上面に凹み部が形成されるとともに可動軸側の金
    属フランジを跨ぐバルブ押さえが設けられ、真空バルブ
    の可動軸側の金属フランジが凹み部に嵌め込まれるとと
    もにバルブ押さえと絶縁フレームとで挟持されたことを
    特徴とするガス絶縁キュービクルの遮断器。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のものにおいて、絶縁フレ
    ームの上面に凹み部が形成されるとともに固定軸を跨ぐ
    もう一つのバルブ押さえが設けられ、真空バルブの固定
    軸が凹み部に嵌め込まれるとともにもう一つのバルブ押
    さえと絶縁フレームとで挟持されたことを特徴とするガ
    ス絶縁キュービクルの遮断器。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載のもの
    において、一方端が可動軸に接続されたフレキシブル導
    体の他方端が、絶縁フレーム側に固定されたサポートに
    支持され、このフレキシブル導体の他方端は、さらに仕
    切り板に絶縁碍子を介して支持された接続導体に導電接
    続され、この接続導体と固定軸とにガス絶縁キュービク
    ル内の主回路導体と導電接触する主回路接触子がそれぞ
    れ設けられてなることを特徴とするガス絶縁キュービク
    ルの遮断器。
JP18567796A 1995-12-22 1996-07-16 ガス絶縁キュービクルの遮断器 Withdrawn JPH09231883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18567796A JPH09231883A (ja) 1995-12-22 1996-07-16 ガス絶縁キュービクルの遮断器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-334521 1995-12-22
JP33452195 1995-12-22
JP18567796A JPH09231883A (ja) 1995-12-22 1996-07-16 ガス絶縁キュービクルの遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09231883A true JPH09231883A (ja) 1997-09-05

Family

ID=26503260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18567796A Withdrawn JPH09231883A (ja) 1995-12-22 1996-07-16 ガス絶縁キュービクルの遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09231883A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032406A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社日立製作所 電磁操作式開閉装置
JP2016110909A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社日立製作所 電磁操作式開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032406A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社日立製作所 電磁操作式開閉装置
JP2016110909A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社日立製作所 電磁操作式開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6338923B2 (ja)
KR101246696B1 (ko) 접지 차단기 및 이의 제조 방법
RU2098902C1 (ru) Газоизолированное распределительное устройство с многополюсным вакуумным выключателем и многополюсным разъединителем нагрузки
US5932858A (en) Stored-energy mechanism for a high-voltage circuit-breaker pole filled with an insulating gas
WO2001035431A1 (fr) Appareillage de commutation
EP0843330B1 (en) Disconnector-fitted vacuum breaker
JPH09231883A (ja) ガス絶縁キュービクルの遮断器
JP2000067708A (ja) 断路器、接地開閉器及び接地開閉器付断路器
JPH11185577A (ja) 断路器付真空遮断器
US5243160A (en) Operating mechanism for an inert gas filled circuit breaker
JP4555086B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH06208820A (ja) ガス絶縁真空遮断器
JP4394938B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
KR100464258B1 (ko) 진공 인터럽터 소호방식의 큐비클 가스절연배전반의소호부와 차단구동부의 일체형 조립장치
EP0150131B1 (en) Gas-insulated interrupter
JPH05300616A (ja) ガス封入配電盤
JPH08185771A (ja) 遮断器の操作機構
US10325738B2 (en) Gas-insulated switchgear with sealed operating mechanisms
JP2000067713A (ja) 開閉装置
JPH0819129A (ja) ガス絶縁キュービクル
JP2004508789A (ja) 遮断器
JPH07274329A (ja) ガス絶縁キュービクル
JPH10224922A (ja) 遮断器
JP2002101511A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000294093A (ja) ガス絶縁真空遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040723