JPH11185577A - 断路器付真空遮断器 - Google Patents
断路器付真空遮断器Info
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- JPH11185577A JPH11185577A JP9354231A JP35423197A JPH11185577A JP H11185577 A JPH11185577 A JP H11185577A JP 9354231 A JP9354231 A JP 9354231A JP 35423197 A JP35423197 A JP 35423197A JP H11185577 A JPH11185577 A JP H11185577A
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Abstract
路器付真空遮断器を得ること。 【解決手段】操作機構部1Aの取付板の裏面に対して、
絶縁筒2Aを固定し、この絶縁筒2Aに真空バルブ3A
を収納する。絶縁筒2Aには、真空バルブ3Aの可動側
通電軸3aが接触環を介して貫通する接続導体12Aを中
間部に設け、固定側通電軸の後端に接続される接続導体
13Aを後部に固定する。接続導体12Aの上端面には、ブ
レード支え10Aを介して断路器9Aを、接続導体13Aの
下端面には、ブレード支え10Bを介して断路器9Bを固
定する。断路器9Aは、絶縁棒8Aとレバー7A,支軸
6A及び絶縁操作棒11Bで、断路器9Bは、絶縁棒8B
とレバー7B,支軸6B及び絶縁操作棒11Cで、それぞ
れ駆動する。取付板1aの裏面には、断路器9A,9B
の接地動作で接地する接地端子台4Aを設ける。
Description
器に関する。
とともに収納されたガス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤの
一例を示す右側面図で受電盤の場合を示す。図7におい
て、鋼板で製作された箱体23の前端には、扉23aが開閉
自在に設けられ、箱体23の後端にも、扉23bが設けられ
ている。箱体23の中央の前側には、この箱体23を前後に
気密に仕切る隔壁23cが縦に設けられ、箱体23の中央の
後側には、同じく隔壁23fが縦に設けられている。
に対して、L字形の隔壁23eが気密に形成され、この隔
壁23eの上方には、箱体23の天井板に形成された図示し
ない長方形の開口部の上面に対して、図示しない平面図
では長方形の厚板のフランジ23dが気密に溶接されてい
る。
との間に単独の負荷側断路器室41Aを形成し、隔壁23
c,23e,23fの間に真空遮断器と共用の電源側断路器
室41Bを形成している。
は、詳細省略した開口部が形成され、この開口部には、
取付ベースに組み立てられた断路器37Aが断路部を負荷
側断路器室41Aに突き出して気密に貫設され、この断路
器37Aの操作機構部37aは、隔壁23cの前側に形成され
た気中絶縁の低圧室に突き出ている。
が破線で示すように下端を軸に弧状に揺動して開閉され
る接地断路器36Aが示され、断路器37Aの後側中央部に
示した破線は、断路器37Aのブレードの投入時又は開極
時の動作の軌跡と開極時の位置を示している。
字形の隔壁23eの下端には、中心部に導体が貫設された
絶縁スペーサ40が貫設され、この絶縁スペーサ40の上端
の端子部は、上方の断路器37Aの下部端子に対して、L
字形の導体を介して接続されている。
立てられた高圧真空遮断器38が隔壁23cに形成された図
示しない開口部に気密に貫設されている。この高圧真空
遮断器38の前側の操作機構部38aも隔壁23cの左側の低
圧室に突設されている。高圧真空遮断器38の後側上部に
突設された上部端子は、L字状に形成された導体を介し
て前述した絶縁スペーサ40の下端の端子に接続されてい
る。
下部端子には、この下部端子の下側に縦に配設された導
体42Fの上端が接続され、この導体42Fは、箱体23の中
央部に対して紙面直行方向に設けられた図示しない一対
の支持金物にそれぞれ固定された碍子39で上下を支えら
れている。
器37Aと同一品の断路器37Bが隔壁23cに対称的に貫設
され、この断路器17Bの下端にも、上側の接地断路器36
Aと同一品の接地断路器36Bが上下を逆にして組み込ま
れている。
42Fの下端が接触子を介して接続されている。一方、断
路器37Bの下部端子には、箱体23の中央やや後側に縦に
配設された略J字状の導体42Eの下部前端が接触子を介
して接続されている。この導体42Eは、箱体23の中央部
の上下に対して紙面直行方向に設けられた図示しない一
対の支持金物の前側に固定された碍子39を介して支持さ
れている。
支持金物を介して検電器45が固定され、この検電器45の
下端に突設された図示しない端子は、導体42Gを介して
導体42Fに接続されている。
ンジ23dには、図示しない円形の開口部が3相分形成さ
れ、これらの開口部には、特開昭60-160309 号公報で示
されるT形ブッシングから改良されたT形ブッシング35
が図示しないOリングを介して気密に貫設されている。
され下端にフランジが溶接された軟鋼板製の図示しない
取付サドルと、この取付サドルのフランジに挿入される
ボルトを介して、箱体23のフランジ23dに気密に固定さ
れている。
圧架橋ポリエチレンケーブル(以下、ケーブルという)
34が接続され、これらのケーブル34の外被は、図示しな
い保護管やこの保護管の内側に挿入された図示しない押
圧金具及びストレスコーンなどとともに、T形ブッシン
グ35の絶縁層の両側に形成された図示しない円錐台状の
ケーブル受容口の内周面に対して、詳細を前述した特開
昭60-160309 号公報の第8図に示すようにボルトで押圧
され、気密に固定されている。
に隣接された図示しない給電盤の天井板に貫設された各
T形ブッシングに接続されている。一方、箱体23の中央
後側に縦に設けられた隔壁23fの上端の背面側には、ケ
ーブルヘッド33が気密に固定され、このケーブルヘッド
33の左端に突設された端子には、導体42Eの上端が接続
されている。
対の変流器44が隔壁23fに固定され、この変流器44の更
に下側には、ケーブルサポート43が取り付けられてい
る。このケーブルサポート43と変流器44には、箱体23の
設置床に設けられたピット47から立ち上げられた電源側
のケーブル42が貫通し、このケーブル42は隔壁23fの下
部に取り付けられたケーブルサポート43で支えられ、上
端はケーブルヘッド33に接続されている。
の後部に気密に突設された断路部取付台の後面には、3
相分の碍子が上下に固定されている。これらの碍子の後
面には、L字形の接続導体の前端がボルトで固定され、
これらの接続導体の対向面の中央部には、長方形の接続
導板がろう付されている。さらに、上部の接続導体に
は、鈍角に折り曲げられた接地端子の片側がボルトで固
定されている。
ブレードの基端が図示しない加圧ばねを介して支持され
ている。ブレードの先端は、操作機構部37aの内部に組
み込まれた駆動機構部から後方に突き出た絶縁操作レバ
ーの後退動作に従って、上側の接続導板に嵌合し、投入
状態にある。
構部17aの後方に突設されている。この軸受部に対して
紙面直交方向に貫設された絶縁操作軸には、接地断路器
36Aのブレードの基端が固定されている。
Bは、上側の断路器37A及び接地断路器36Aと組立が上
下逆向きになっている。このように構成された接地装置
付断路器においては、断路器37A,37Bのブレードは、
この断路器37A,37Bに直列に接続された真空遮断器38
が開極していることを条件に投入され、また開極され
る。
スイッチギヤにおいては、隔壁23cとこの右側上部の隔
壁23e及び隔壁23fとの間の気密室には、六フッ化硫黄
ガス(SF6 ガス)46が封入されている。
て、箱体23及びこの箱体23の内部に配設された接地電位
の取付金物と導体42E,42Fなどの主回路充電部との間
の耐電圧値を上げるとともに、小形化された接地断路器
36A,36Bの高圧部によって、箱体23も小形化されて、
受変電設備などの所要設置面積の縮少化が図られ、例え
ば、都市のビルの限られた面積の受電室に設置されるガ
ス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤに要請されるユーザの仕
様に応えている。
構成されたガス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤにおいて
も、上下の接地断路器36A,36Bと断路器37A,37Bの
ブレード入切のために、上下方向に占める空間が広く要
るので、箱体23の更なる小形化を図るうえで障害とな
る。
時におけるブレードの先端とこのブレードの先端が投入
した接触子との間の所定の絶縁間隙を得るためには、ブ
レードの開極角度θを増やさなければならない。
と揺動角も増えるので、操作機構部37aの内部の駆動機
構が大形となるだけでなく、絶縁操作レバーの基部のシ
ール構造が複雑となる。
の連結部をブレードの基端側に移動させて、絶縁操作レ
バーのストロークを減らす方法も考えられるが、この方
法は、絶縁操作レバーの駆動力を増やさなくてはならな
いので、操作機構部の駆動機構が大形となる。
体の高さを減らすことができないので、箱体の上端に貫
設されたT形ブッシングのケーブル接続作業の作業性の
低下を防ぐことができない。
伴ない、この大形ビルに設けられた大容量の受電設備の
小形化の要請はますます強く、ガス絶縁金属閉鎖形スイ
ッチギヤには、更なる小形化が要請されている。そこ
で、本発明の目的は、箱体の設置場所の制約を減らすこ
とのできる断路器付真空遮断器を得ることである。
の断路器付真空遮断器は、真空バルブの可動側通電軸を
駆動するバルブ駆動部と一対の断路器駆動部を収納する
操作機構部の後部に可動側通電軸を前方にして真空バル
ブを収納する絶縁筒を設け、この絶縁筒の上下に絶縁棒
で断路器駆動部に連結される断路器を軸支部を介して設
けたことを特徴とする。
器付真空遮断器は、断路器駆動部による絶縁棒の前方駆
動で断路器のブレードが投入される接地端子を操作機構
部の後部の上下に設け、絶縁棒の後方駆動で断路器のブ
レードが投入される主回路端子を断路器の後方に設けた
ことを特徴とする。
器付真空遮断器は、主回路端子を絶縁筒に固定し、収納
箱体の固定側接触具に嵌合する可動側接触具を主回路端
子の後部に設けたことを特徴とする。
器付真空遮断器は、操作機構部の後部の上側の接地端子
の上方と下側の接地端子の下方に接地断路器を設け、こ
の接地断路器の接地動作で後方に揺動する接地ブレード
と接触部を介して接続され後端が主回路端子に接続され
た接続導体と、この接続導体を碍子を介して操作機構に
支持する支持具と、接続導体の後端に固定され収納箱体
の固定側接触具に接続される可動側接触具と、操作機構
部に収納され接地断路器を絶縁棒を介して駆動する接地
断路器駆動部とを備えたことを特徴とする。
器付真空遮断器は、絶縁棒の後端に設けられた可動側接
触子と、収納箱体に固定され可動側接触子と嵌合する固
定側接触子を断路器に備えたことを特徴とする。
器付真空遮断器は、片側の接触部を可動側通電軸が貫通
し他側が断路器の軸支部に接続される接続導体を絶縁筒
に固定したことを特徴とする。
真空遮断器は、真空バルブの可動側通電軸を駆動するバ
ルブ駆動部及び一対の断路器駆動部を収納する操作機構
部の後部の中間部に可動側通電軸を前方にして真空バル
ブを収納するバルブ絶縁筒と、このバルブ絶縁筒の上下
の操作機構部の後部に設けられ断路器駆動部に絶縁棒で
連結される断路器真空バルブを収納する断路器絶縁筒と
を設け、断路器真空バルブには、絶縁棒に可動側通電軸
を介して接続される可動側接触子とこの可動側接触子と
嵌合する固定側接触子を収納したことを特徴とする。
路器付真空遮断器は、真空バルブの可動側通電軸が片側
を貫通する接続導体の他側及び片側の断路器バルブの固
定側を接続する第1の接続導体と、真空バルブの固定側
と他側の断路器バルブの固定側を接続する第2の接続導
体と、片側と他側の断路器バルブの可動側通電軸が片側
を貫通し他側に可動側接触部が固定された第3の接続導
体とを備えたことを特徴とする。
求項8に記載の発明においては、遮断部と断路部を操作
機構とともにユニットに一体化して、小形化し組立を容
易にするとともに、箱体側への組立に要する時間及び箱
体に占める空間を減らし、保守・点検時間も短縮する。
器の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本
発明の断路器付真空遮断器の第1の実施形態を示す右側
面図で、従来の技術で示した図7に対応し、請求項1及
び請求項2に対応し、真空バルブの両側に接続された断
路器が開極状態を示す。
大きく異なるところは、真空遮断器とこの真空遮断器の
電源側及び負荷側に接続される接地端子付断路器をこれ
らの各操作機構部とともに一体のユニットとして組み込
んだことである。
ギヤの箱体の前方に縦設された隔壁23cに形成された開
口部に対して取付板1aと図示しないOリングを介して
取り付けられた操作機構部1Aには、真空遮断器の真空
バルブを入・切する詳細省略したバルブ操作機構1b
と、遮断部の上下に対して以下説明するように組み込ま
れた断路部を操作する断路操作機構1c,1dが組み込
まれている。
Aには、主回路側と接地側に切り換える断路器9A,9
Bが以下説明するように組み込まれている。このうち、
絶縁筒2Aは、操作機構部1Aの取付板1aの裏面の中
央部に対して水平に設けられ、絶縁筒2Aの前端に埋設
された6個の図示しない埋金に取付板1aの前方から螺
合されるボルトで固定されている。
納され、この真空バルブ3の固定側通電軸の後端は、絶
縁筒2Aの後部に収納され固定された図1においてL字
形の接続導体13の上部前面に固定されている。
された接続導体12Aが固定され、真空バルブ3Aの可動
側通電軸3aは、接続導体12Aに挿着された図示しない
接触環を貫通している。
棒11Aは、取付板1aに挿入され固定された図示しない
環状のシールケースを貫通し、電動機で駆動されるバル
ブ操作機構部1bに前端が連結されている。
い正面図では逆T字状のブレード支え10Aが固定され、
絶縁筒2Aの下部に取り付けられた接続導体13の下面の
前端にも、ブレード支え10Aと同一品のブレード支え10
Bが固定されている。
レード支え10A,10Bを貫通したボルトと圧縮コイルば
ねを介して一対のブレード9aの基端が揺動自在に設け
られ、このブレード9aの中間部に対して絶縁棒8A,
8Bの後端が図示しないピンを介して連結されている。
平面図では左右の両側に対してL字形に形成された一対
の支え5A,5Bが固定され、これらの支え5A,5B
の間には、支軸6A,6Bが図1の紙面直交方向に貫設
されている。
A,9Bのブレード9aと対向する位置に対してレバー
7A,7Bの基端が固定され、このレバー7A,7Bの
先端には、前述した絶縁棒8A,8Bの基端が連結され
ている。これらの絶縁棒8A,8Bの先端は、各断路器
9A,9Bのブレード9a,9bの中間部に連結されて
いる。
ーの基端が第2相と第3相の間に固定され、この操作レ
バーの先端には、操作棒11B,11Cの一端が連結され、
これらの操作棒11B,11Cの他端は、断路器操作機構1
c,1dに連結されている。
には、接地端子台4Aが設けられ、取付板1aに固定さ
れている。各接地端子台4Aの背面側には、ブレード4
aが突設されている。
は、上部母線と下部母線の前面側に固定された母線側端
子台4Bが対置している。絶縁筒2Aの後端面には、下
端が接続導体13Aに接続されたセットフランジ2aが固
定されている。
においては、操作機構部1Aに組み込まれた操作機構1
bを駆動することで、絶縁操作棒11Aを駆動し、真空バ
ルブ3Aを開閉する。また、上下の断路器9A,9Bを
投入し、開極する場合には、操作機構1c,1dを駆動
し、操作棒11B,11Cを駆動して、ブレード9aを揺動
させる。
においては、三相共通の絶縁筒2Aに対して、断路器9
A,9Bを固定するとともに、共通の操作機構部1Aに
対して、真空バルブと上下の断路器の操作機構を組み込
むことで、真空遮断器とこの真空遮断器の両極に接続さ
れる断路器及び接地断路部を取付ベース1aに一体に組
み込むことができ、断路器を含めた外形を小形化するこ
とができる。
ス絶縁金属閉鎖形スイッチギヤと比べて箱体の外形を大
幅に縮小することができるので、多様な仕様の受電設備
にも容易に対応することができるだけでなく、取付ベー
ス1aに一体にユニットとして組み込むことができるの
で、組立時間を大幅に短縮することができ、品質を安定
させることもできる。
2の実施形態を示す右側面図で、第1の実施形態で示し
た図1の他の実施例に対応し、真空バルブの両極に接地
兼用の断路器が組み込まれ接続されている点は図1と同
様である。異なるところは、上下の断路器が真空バルブ
の前後の位置にずれて対称的に配置されていることで、
他は、図1と同一である。
ルブ3Aの前端の上方の位置にブレード9aの基端を支
えるブレード支え10Aが接続導体14Aの上端に固定さ
れ、絶縁筒2Bの下面には、接続導体14Bの下面に対し
て、ブレード支え10Bが固定されている。
aに図示しない接触環を介して片側が接続された接続導
体14Aは、台形状に折り曲げられ、同じく、真空バルブ
3Aの固定側通電軸の後端に片側が接続された接続導体
14Bも、接続導体14Aと同一形状となっている。
端子台4Cは、図1で示した接地端子台4Aと比べて高
さが低く、取付板1aの背面の下部に固定された接地端
子台4Dは、逆に長くなっている。
された絶縁棒8Cは、図1で示した絶縁棒8Aと比べて
短く、下側のブレード9bに連結された絶縁棒8Dは長
くなっている。したがって、上部の断路器9Aは絶縁筒
2Bの中央部よりも前方に、下部の断路器9Bは中央部
よりも後方となっている。
においては、接続導体14A,14Bに流れる短絡電流によ
って発生する電磁力を軽減することができるだけでな
く、箱体側の機器の配置の制約によっては、上下の断路
器の位置を逆とすることで、多様な仕様のガス絶縁金属
閉鎖形スイッチギヤに対応することもできる。
器の第3の実施形態を示す部分拡大図で、前述した実施
形態で示した図1及び図2に対応し、請求項3に対応す
る図である。
図1及び図2と異なるところは、上下の断路器の母線側
の端子台などを絶縁筒に一体に組み込んで、端子台とと
もに自動連結構造としたことである。
A,2Bと比べて奥行きがやや深く製作された絶縁筒2
Cの上下(注;下側は省略したが、上側と対称的であ
る。)には、各ブレード9aの後方の位置に対して、絶
縁台15が載置され、これらの各絶縁台15には、母線側端
子台4Eが立設され固定されている。これらの母線側端
子台4Eの前面側に対して、前述した実施形態で示した
固定側のブレード4aが同様に取り付けられている。
示しない環状の加圧ばねを備えた接触子25Aが設けら
れ、箱体側に固定された支持碍子24に下端が固定された
母線16Aの前面に突設された母線側端子と対置し嵌合し
ている。
においては、組立時には接触子を介して母線16Aに接続
することができるので、箱体の組立と保守・点検が更に
容易となる。
4の実施形態を示す部分拡大図で、前述した実施形態で
示した図1〜図3に対応し、特に請求項5に対応する図
である。図4において、前述した実施形態と異なるとこ
ろは、断路器の構成で、断路部が直線的に駆動されるこ
とである。
支持導体18には、断路器9Cを構成する端子筒19が図示
しない接触板を介して前後方向に貫挿され、この端子筒
19の後端の外周には、複数の接触子19aが環状に配置さ
れ、図示しない密着コイルばねで端子筒19の外周面に片
側が押圧されている。
入され、この絶縁棒17の前端は、断路器操作機構に連結
されている。端子筒19の後方には、母線24の前端に固定
された母線側端子20が対置している。なお、絶縁筒2D
の下側にも、真空バルブの他側を入切する同様な断路器
が取り付けられている。
においては、箱体側の仕様によって、この箱体の内部に
収納される電気機器の配置に伴い、上下方向の高さが制
約され、奥行きの制約の緩い箱体に適用することで、こ
の箱体の実装密度を上げ、設置床面積を減らすことがで
きる。
5の実施形態を示す右側面拡大図で、請求項4に対応
し、前述した図1〜図3に対応し、接地断路部を母線側
の断路器の両極側(すなわち、母線も接地可能)に設け
た場合を示す。
は、母線用の接地断路器21Aの支え21aが固定され、下
側の接地端子台4Bの下方にも、母線用の接地断路器21
Bの支え21bが固定されている。これらの接地断路器21
A,21Bの前方には、これらの接地断路器21A,21Bを
駆動する絶縁操作棒11D,11Eが示されている。
端子台29Aが設けられ、この接続端子台29Aには、L字
形に形成された接続導体28Aの下端が接続され、この接
続導体28Aの上部は、碍子27の下面に固定されている。
られた共通の取付板に取り付けられ、この取付板は、取
付板1aの両側から前方に突き出た支え30Aで両端が支
持されている。
接続導体26Aの中間部が固定され、この接続導体26の前
端には、ブレード27aの後端がろう付されている。接続
導体26Aの後端には、接触子25Bが取り付けられ、この
接触子25Bは、箱体の内部に縦設された二点鎖線で示す
母線16Aの下端の前面の母線側の端子に嵌合している。
端子台29Bが設けられ、この接続端子台29Bにも、L字
形に形成された接続導体28Bの上端が接続され、この接
続導体28Bの下部は、碍子27の上面に固定されている。
接続導体26Bの中間部が固定され、この接続導体26Bの
前端には、ブレード27aの後端がろう付されている。接
続導体26Bの後端には、接触子25Bが取り付けられ、こ
の接触子25Bは、箱体の内部に縦設された二点鎖線で示
す母線16Bの下端の前面の端子に嵌合している。
においては、図1で示した断路器付真空遮断器と比べ
て、上下端に設けられた接地断路器21A,21Bとこれら
の後方に取り付けられた接触子25B,25Cとともに取付
板1aにユニットとして組み込まれる。
と比べて、作業性を大幅に上げることができるので、ば
らつきの少ない品質一定の断路器付真空遮断器を得るこ
とができる。
6の実施形態を示す右側面図で、請求項7及び請求項8
に対応し、前述した実施形態で示した図1〜図5に対応
する図である。
図1〜図5と大きく異なるところは、操作機構部の後部
に対して、上中下段に絶縁筒を水平に設け、このうち、
中段の絶縁筒には、前述した実施形態と同様に内部に一
対の電極を収納した真空バルブを収納し、上下の絶縁筒
には、断路器を以下説明するように収納したことであ
る。
には、絶縁筒2Eの前端が固定され、この絶縁筒2Eの
上下にも絶縁筒2Fが対称的に取り付けられている。こ
のうち、中央部の絶縁筒2Eには、前述した実施形態と
同様に真空バルブ3Aが水平に収納され、この真空バル
ブ3Aの前方には、L字形の接続導体12Bが固定されて
いる。
となる真空バルブ3Bが水平に収納され、この真空バル
ブ3Bの前端を図示しないベローズを介して気密に貫通
した可動側通電軸3bは、図示しない接触環を介して接
続導体12Cを貫通し、絶縁棒11Fに連結されている。
に組み込まれた図示しない断路器操作機構1c,1dに
連結されている。可動側通電軸3bの後端には、図4で
示した端子筒19が前後方向に貫挿されろう付されてい
る。この端子筒19の後端の外周に形成された溝には、複
数の接触子19aが環状に配置され、図示しない密着コイ
ルばねで端子筒19の外周面に片側が押圧されている。
にろう付された端子20が対置している。このうち、上側
の真空バルブ3Bの固定側通電軸の後端は、絶縁筒2F
の後方に固定されたL字形の接続導体13Bの後端上部が
ろう付されている。この接続導体13Bの前端は、真空バ
ルブ3Aの前方に固定され前述した接続導体12Bの上端
に接続された接続導体12Eの上端に接続されている。
端は、セットフランジ2aを貫通し、この固定側通電軸
の後端には、接続導体12Dの下端が接続され、この接続
導体12Dの上端は、中央部の絶縁筒2Eのセットフラン
ジ2aに固定されている。
3で示した接触子25Aと同一品の接触子25Aの前端が取
り付けられ、下端の接続導体12Cの下端の後面にも接触
子25Aが取り付けられている。
形成された母線24が二点鎖線で示され、これらの母線24
の下端の前面にろう付された母線側端子に対して、接触
子25Aの後部が嵌合し、上下の断路器9Dは、接触子25
Aを介して母線24に接続されている。
においても、前述した実施形態の図1〜図5で示した断
路器付真空遮断器と同様に、遮断部となる真空バルブ
と、その両極側の断路器を共通の操作機構1Fの取付板
1aに組み込むことで、組立が容易で且つ品質管理も容
易となる。
に収納することで、外形を小形化することができるの
で、断路器付真空遮断器の小形化を図ることができ、こ
の断路器付真空遮断器を収納する金属閉鎖形スイッチギ
ヤの箱体の内部の機器の配置の制約を緩和することがで
きるので、箱体の設計と製作及び保守が容易となるだけ
でなく、この箱体が設置される受電設備の所要床面積を
減らすことができる。
チギヤのガス絶縁媒体として採用されている六フッ素ガ
スによって小形化を図ることなく、断路器付真空遮断器
によって箱体を小形化することができるので、大気汚染
などの環境に配慮した断路器付真空遮断器とすることが
できる。
ば、真空バルブの可動側通電軸を駆動するバルブ駆動部
と一対の断路器駆動部を収納する操作機構部の後部に可
動側通電軸を前方にして真空バルブを収納する絶縁筒を
設け、この絶縁筒の上下に絶縁棒で断路器駆動部に連結
される断路器を軸支部を介して設けることで、遮断部と
断路部を操作機構とともにユニットに一体化して、小形
化し組立を容易にするとともに、箱体側への組立に要す
る時間及び箱体に占める空間を減らし、保守・点検時間
も短縮したので、箱体の設置場所の制約を減らすことの
できる断路器付真空遮断器を得ることができる。
ば、断路器駆動部による絶縁棒の前方駆動で断路器のブ
レードが投入される接地端子を操作機構部の後部の上下
に設け、絶縁棒の後方駆動で断路器のブレードが投入さ
れる主回路端子を断路器の後方に設けることで、遮断部
と接地端子付断路部を操作機構とともにユニットに一体
化して、小形化し組立を容易にするとともに、箱体側へ
の組立に要する時間及び箱体に占める空間を減らし、保
守・点検時間も短縮したので、箱体の設置場所の制約を
減らすことのできる断路器付真空遮断器を得ることがで
きる。
ば、主回路端子を絶縁筒に固定し、収納箱体の固定側接
触具に嵌合する可動側接触具を主回路端子の後部に設け
ることで、遮断部と断路部を操作機構とともにユニット
に一体化して、小形化し組立を容易にするとともに、箱
体側への組立に要する時間及び箱体に占める空間を減ら
し、保守・点検時間も短縮したので、箱体の設置場所の
制約を減らすことのできる断路器付真空遮断器を得るこ
とができる。
ば、操作機構部の後部の上側の接地端子の上方と下側の
接地端子の下方に接地断路器を設け、この接地断路器の
接地動作で後方に揺動する接地ブレードと接触部を介し
て接続され後端が主回路端子に接続された接続導体と、
この接続導体を碍子を介して操作機構に支持する支持具
と、接続導体の後端に固定され収納箱体の固定側接触具
に接続される可動側接触具と、操作機構部に収納され接
地断路器を絶縁棒を介して駆動する接地断路器駆動部と
を備えることで、遮断部と断路部及び接地断路器を操作
機構とともにユニットに一体化して、小形化し組立を容
易にするとともに、箱体側への組立に要する時間及び箱
体に占める空間を減らし、保守・点検時間も短縮したの
で、箱体の設置場所の制約を減らすことのできる断路器
付真空遮断器を得ることができる。
ば、絶縁棒の後端に設けられた可動側接触子と、収納箱
体に固定され可動側接触子と嵌合する固定側接触子を断
路器に備えることで、遮断部と断路部を操作機構ととも
にユニットに一体化して、小形化し組立を容易にすると
ともに、箱体側への組立に要する時間及び箱体に占める
空間を減らし、保守・点検時間も短縮したので、箱体の
設置場所の制約を減らすことのできる断路器付真空遮断
器を得ることができる。
ば、片側の接触部を可動側通電軸が貫通し他側が断路器
の軸支部に接続される接続導体を絶縁筒に固定すること
で、遮断部と断路部を操作機構とともにユニットに一体
化して、小形化し組立を容易にするとともに、箱体側へ
の組立に要する時間及び箱体に占める空間を減らし、保
守・点検時間も短縮したので、箱体の設置場所の制約を
減らすことのできる断路器付真空遮断器を得ることがで
きる。
真空バルブの可動側通電軸を駆動するバルブ駆動部及び
一対の断路器駆動部を収納する操作機構部の後部の中間
部に可動側通電軸を前方にして真空バルブを収納するバ
ルブ絶縁筒と、このバルブ絶縁筒の上下の操作機構部の
後部に設けられ断路器駆動部に絶縁棒で連結される断路
器真空バルブを収納する断路器絶縁筒とを設け、断路器
真空バルブには、絶縁棒に可動側通電軸を介して接続さ
れる可動側接触子とこの可動側接触子と嵌合する固定側
接触子を収納することで、遮断部と断路器バルブで小形
化した断路部を操作機構とともにユニットに一体化し
て、小形化し組立を容易にするとともに、箱体側への組
立に要する時間及び箱体に占める空間を減らし、保守・
点検時間も短縮したので、箱体の設置場所の制約を減ら
すことのできる断路器付真空遮断器を得ることができ
る。
れば、真空バルブの可動側通電軸が片側を貫通する接続
導体の他側及び片側の断路器バルブの固定側を接続する
第1の接続導体と、真空バルブの固定側と他側の断路器
バルブの固定側を接続する第2の接続導体と、片側と他
側の断路器バルブの可動側通電軸が片側を貫通し他側に
可動側接触部が固定された第3の接続導体とを備えるこ
とで、遮断部と断路部を操作機構とともにユニットに一
体化して、小形化し組立を容易にするとともに、箱体側
への組立に要する時間及び箱体に占める空間を減らし、
保守・点検時間も短縮したので、箱体の設置場所の制約
を減らすことのできる断路器付真空遮断器を得ることが
できる。
を示す右側面図。
を示す右側面図。
を示す部分右側面図。
を示す部分右側面図。
を示す右側面図。
を示す右側面図。
図。
a…取付板、1b…バルブ操作機構部、1c,1d…断
路器操作機構部、2A,2B,2C,2D,2E,2F
…絶縁筒、3A,3B…真空バルブ、4A,4C…接地
端子台、4B,4D…母線端子台、4a…ブレード、5
A,5B…支え、6A,6B…支軸、7A,7B…レバ
ー、8A,8B,8C,8D,17…絶縁棒、9A,9
B,9C,9D…断路器、10A,10B…ブレード支え、
11A,11D,11E…絶縁操作棒、11B,11C…操作棒、
12A,12B,13A,14A,14B…接続銅帯、15…絶縁
台、16A,16B…母線、18…支持導体、19…端子筒、20
…母線側端子、21A,21B…接地断路器、22…支持碍
子、23…箱体、24…母線、25A…接触子、26A,26B…
接続導体、27…碍子、28A,28B…接続導体、29A,29
B…接続端子台、30A,30B…支え。
Claims (8)
- 【請求項1】 真空バルブの可動側通電軸を駆動するバ
ルブ駆動部と一対の断路器駆動部を収納する操作機構部
と、この操作機構部の後部に固定され前記可動側通電軸
を前方にして前記真空バルブを収納する絶縁筒と、この
絶縁筒の上下に軸支部を介して設けられ前記断路器駆動
部に絶縁棒で連結される断路器とを備えた断路器付真空
遮断器。 - 【請求項2】 前記断路器駆動部による前記絶縁棒の前
方駆動で前記断路器のブレードが投入される接地端子を
前記操作機構部の後部の上下に設け、前記絶縁棒の後方
駆動で前記断路器のブレードが投入される主回路端子を
前記断路器の後方に設けたことを特徴とする請求項1に
記載の断路器付真空遮断器。 - 【請求項3】 前記主回路端子を前記絶縁筒に固定し、
収納箱体の固定側接触具に嵌合する可動側接触具を前記
主回路端子の後部に設けたことを特徴とする請求項2に
記載の断路器付真空遮断器。 - 【請求項4】 前記操作機構部の後部の上側の接地端子
の上方と下側の接地端子の下方に接地断路器を設け、こ
の接地断路器の接地動作で後方に揺動する接地ブレード
と接触部を介して接続され後端が前記主回路端子に接続
された接続導体と、この接続導体を碍子を介して前記操
作機構に支持する支持具と、前記接続導体の後端に固定
され収納箱体の固定側接触具に接続される可動側接触具
と、前記操作機構部に収納され前記接地断路器を絶縁棒
を介して駆動する接地断路器駆動部とを備えた請求項2
に記載の断路器付真空遮断器。 - 【請求項5】 前記絶縁棒の後端に設けられた可動側接
触子と、収納箱体に固定され前記可動側接触子と嵌合す
る固定側接触子を前記断路器に備えたことを特徴とする
請求項1に記載の断路器付真空遮断器。 - 【請求項6】 片側の接触部を前記可動側通電軸が貫通
し他側が前記断路器の前記軸支部に接続される接続導体
を前記絶縁筒に固定したことを特徴とする請求項1乃至
請求項5のいずれかに記載の断路器付真空遮断器。 - 【請求項7】 真空バルブの可動側通電軸を駆動するバ
ルブ駆動部及び一対の断路器駆動部を収納する操作機構
部と、この操作機構部の後部の中間部に固定され前記可
動側通電軸を前方にして前記真空バルブを収納するバル
ブ絶縁筒と、このバルブ絶縁筒の上下の前記操作機構部
の後部に設けられ前記断路器駆動部に絶縁棒で連結され
る断路器真空バルブを収納する断路器絶縁筒とを備え、
前記断路器真空バルブには、前記絶縁棒に可動側通電軸
を介して接続される可動側接触子とこの可動側接触子と
嵌合する固定側接触子を収納したことを特徴とする断路
器付真空遮断器。 - 【請求項8】 前記真空バルブの可動側通電軸が片側を
貫通する接続導体の他側及び片側の前記断路器バルブの
固定側を接続する第1の接続導体と、前記真空バルブの
固定側と他側の前記断路器バルブの固定側を接続する第
2の接続導体と、前記片側と他側の断路器バルブの可動
側通電軸が片側を貫通し他側に可動側接触部が固定され
た第3の接続導体とを備えたことを特徴とする請求項7
に記載の断路器付真空遮断器。
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