JPH09231231A - データ検索装置 - Google Patents

データ検索装置

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Publication number
JPH09231231A
JPH09231231A JP8038066A JP3806696A JPH09231231A JP H09231231 A JPH09231231 A JP H09231231A JP 8038066 A JP8038066 A JP 8038066A JP 3806696 A JP3806696 A JP 3806696A JP H09231231 A JPH09231231 A JP H09231231A
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JP
Japan
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search
data
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Application number
JP8038066A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shibazaki
博 柴崎
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09231231A publication Critical patent/JPH09231231A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索効率を向上させるデータ検索装置を提供
する。 【解決手段】 キーワードに対応付けられたデータD1
〜D5をデータベース21からキーワードを用いて検索
する場合に、まず、オペレータがディスプレイ12aに
表示されたキー画像K1,K2を選択し、それらの優先
順位P1,P2をP1>P2と設定する。このとき、キ
ー画像K1,K2に対応付けられたキーワード「海」、
「空」が検索装置に与えられ、検索装置は「海」かつ
「空」;「海」かつ「空以外」;「空」かつ「海以
外」;「海以外」かつ「空以外」の順に検索を行い、そ
の結果を画像データD1〜D5に対応付けられたプレビ
ュー画像DI1〜DI5を用いて検索された順序で表示
する。オペレータはプレビュー画像DI2を選択するこ
とにより、データD2をデータベース21から取得す
る。以上のように、キーワードと優先順位とから検索条
件と検索順序を自動的に決定することにより、検索効率
を格段に向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オペレータがキ
ーボードやマウスなどを用いてキーワードなどを入力
し、このキーワードなどに基づいてデータベースから文
字や画像などのデータを取得するデータ検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大量のデータを保管管理して再度利用す
ることを行う場合、保管データ数が多くなるほど、検索
が重要な取り出し手段となる。この場合、各データに複
数の特徴的なキーワード(データキーワード)を付けて
おき、データキーワードを利用してデータを検索し、必
要なデータの取り出し作業を行っている。データが大量
となってくると検索は装置を用いて行われ、オペレータ
が入力したキーワード(検索キーワード)と一致するデ
ータキーワードを有するデータが装置から自動的に検索
結果として取り出される。
【0003】データを再利用する目的は大きく2つあ
る。一つはオペレータが過去に用いたデータを取り出し
たい場合であり、もう一つは関連するデータを取り出し
たい場合である。前者は、オペレータが特定のデータを
意識した高速取り出しの意味合いが強く、後者は、特定
のデータを意識しない候補のリストアップの意味合いが
強い。
【0004】これらのデータ検索の目的のうち、オペレ
ータが特定のデータを意識せずに候補のリストアップを
目的として検索をする場合、通常、複数の検索キーワー
ドを入力し、これらの検索キーワードを論理的演算子を
用いて関係付けて、この関係を満たすデータキーワード
を有するデータを検索する。検索の結果、得られたデー
タに所望のものが含まれる場合は、検索の目的が達成さ
れたことになるが、所望のデータが含まれない場合は、
新たな検索キーワードを追加したり、論理的演算子によ
る関係付けを変更した後、再度検索を実行することとな
る。なお、このキーワード入力の操作性を向上するため
GUI(Graphical User Interface)なども用いられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、オペレ
ータが特定のデータを意識せずに検索を行う場合、目的
のデータを取得するまで何度も検索を実行する必要があ
り、効率的な検索を行うにはある程度の熟練が要求され
る。また、論理的演算子を用いた検索キーワードの関係
付けを行わなければならず、オペレータには初等ブール
代数やド・モルガンの法則などの知識が要求される。
【0006】また、得られた検索結果は入力した検索条
件に該当するか否かの情報しかないため優先順位がな
く、オペレータは多量の検索結果から最も取得したいデ
ータを探し出す必要が生じる場合もある。
【0007】そこで、この発明の目的は、上記課題に鑑
み従来のような検索条件の変更による検索のやり直しを
不要にし、検索効率を格段に向上させることができるデ
ータ検索装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、検索
キー情報に関連付けられたデータを蓄積したデータベー
スから所望のデータを検索するデータ検索装置であっ
て、(a)1個または複数個の検索キー情報を入力する入
力手段と、(b)前記検索キー情報が複数個であるとき、
当該複数の検索キー情報を使用した複数組の論理的組み
合わせを所定の規則で発生し、それによって複数の検索
条件を決定する条件決定手段と、(c)前記複数の検索条
件のそれぞれによって前記データベースを検索する検索
手段と、(d)前記検索手段による検索の結果を表示手段
に表示させる表示制御手段とを備える。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のデータ
検索装置であって、前記条件決定手段が、(b-1)前記論
理的組み合わせのそれぞれに含まれる論理構造に応じて
前記複数の検索条件の検索順位を決定する検索順位決定
手段を有し、前記検索手段は、前記検索順位に従いつ
つ、前記複数の検索条件のそれぞれによって前記データ
ベースを順次に検索し、前記表示制御手段は、前記検索
手段による検索の結果を前記検索順位に従って表示手段
に表示させる。
【0010】請求項3の発明は、請求項2記載のデータ
検索装置であって、前記入力手段が、(a-1)前記検索キ
ー情報が複数個であるときに、それぞれの検索キー情報
の優先順位を指定入力させる優先順位入力手段を有する
とともに、前記検索順位決定手段が、前記論理構造に応
じた規則では前記検索順位が同一となる2以上の検索条
件については、前記優先順位に基づいて検索順位の先後
を決定する手段を有する。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のデータ検索装置であって、前記表示制御
手段が、(d-1)前記検索の結果のうち所定の個数以下の
もののみを前記表示手段に表示させる表示数規制手段を
有する。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかに記載のデータ検索装置であって、前記データベ
ースにデータ画像が登録されているとともに、前記検索
キー情報の候補としての複数の候補キーが、対応するキ
ー画像とともに登録されており、前記装置が、(e)前記
表示手段に前記複数のキー画像を表示させるキー画像表
示制御手段をさらに備え、前記条件決定手段が、前記複
数のキー画像のうち選択入力されたものに対応する候補
キーを使用して前記複数組の論理的組み合わせを発生す
る手段である。
【0013】請求項6の発明は、請求項5に記載のデー
タ検索装置であって、前記表示制御手段が、前記検索で
抽出されたデータ画像に対応したプレビュー画像を前記
表示手段に表示させる。
【0014】請求項7の発明は、請求項3ないし6のい
ずれかに記載のデータ検索装置であって、前記検索キー
情報としてn個(n≧2)の検索キー情報が入力された
とき、前記複数の検索条件は、i=0〜nの範囲におい
て、「前記n個の検索キー情報のうちi個の検索キー情
報を含み、かつ残りの(n−i)個の検索キー情報を含
まない」ことをそれぞれの条件として発生され、前記検
索順位は前記iの降順とされ、前記iが同一となる2以
上の検索条件については、前記i個の検索キー情報の前
記優先順位を前記2以上の検索条件間で相互に比較し
て、前記検索順位が決定される。
【0015】
【発明の実施の形態】
<1.第1の実施の形態>この発明に係るデータ検索装
置は、オペレータが特定のデータを意識せずに関連する
データを取得する際に用いるリストアップ的検索を実施
するものである。また、データベース中のデータは検索
キー情報であるキーワードに関連付けられており、オペ
レータが入力するキーワードをもとに、そのキーワード
に対応するデータをデータベースから検索するものであ
る。なお、以下では、オペレータが入力するキーワード
とデータベースに登録されているキーワードとを区別す
るために、前者を「検索キーワード」と呼び、後者を
「データキーワード」と呼ぶ。
【0016】図1は第1の実施の形態における全体構成
を示す図である。図示するように、この実施の形態で
は、データベースを有する固定ディスク21をサーバ2
側に配置し、同時に複数のオペレータがクライアント1
側から検索処理をサーバ2に問い合わせることができる
クライアント・サーバ・システムを構築している。
【0017】クライアント1は、バスライン16に接続
される形で、キーボード11aおよびマウス11bを制
御する入力制御部11、ディスプレイ12aを制御する
表示制御部12、検索条件の決定などを行う演算部1
3、検索プログラムなどを記憶しておく記憶部14、お
よび、サーバ2への検索の問い合わせを行う通信制御部
15から構成される。
【0018】まず、このクライアント・サーバの構成を
有するデータ検索装置におけるオペレータの作業手順に
ついて図2を参照しながら説明し、次に、クライアント
1内部における処理内容について順に説明する。
【0019】図2は、オペレータがクライアント1から
検索を行う際の作業手順を示す流れ図である。まず、オ
ペレータはディスプレイ12aを見ながら入力手段であ
るキーボード11aやマウス11bを用いて、検索結果
の最大候補表示数および検索キーワードを入力し、さら
に、検索キーワードの優先順位を設定する。検索結果の
最大候補表示数を入力するようにしているのは、検索結
果が多量に存在する場合に出力量を制限するためであ
る。また、検索キーワードの優先順位を設定するのは、
重要なデータから出力されるようにするためである。
【0020】これらの3つの条件をオペレータが入力・
設定することにより、クライアント1内部では検索処理
S1が行われ、検索結果が表示手段であるディスプレイ
12aに表示される。所望のデータが含まれる検索結果
が得られたならば必要なデータの取り出しを指示して別
途保存するなどし、所望のデータが得られなかった場合
は再度初めから検索作業をすることとなる。
【0021】オペレータにより入力・設定された検索キ
ーワードと優先順位とをもとに、クライアント1では自
動的に検索処理S1が行われるが、この処理順序を示し
た図が図3である。
【0022】クライアント1では演算部13および記憶
部14により検索キーワードと優先順位とが処理され、
まず、複数の検索条件とこれらの検索順位となるサーバ
2への問合せ順位とが求められる。次に、これらの検索
条件を問合せ順位が高いものから順次検索手段であるサ
ーバ2へ問い合わせ、検索条件に合致するデータキーワ
ードを有するデータに応じた情報が検索結果として順次
取得される。取得された検索結果は記憶部14内部のバ
ッファに蓄積され、蓄積個数が最大候補表示数を越えた
時点あるは検索条件を全て問い合わせ終わった時点でバ
ッファ内の検索結果をディスプレイ12aに表示する。
【0023】なお、検索キーワードと優先順位とから検
索条件および問合せ順位とは次のような方法で求めてい
る。ただし、入力された検索キーワードをKWi(i=
1〜n)とし、それらの優先順位をそれぞれPiとす
る。また、検索キーワードKWiを含まないという条件
(論理反転)を「−KWi」と表現し、論理積を記号Λ
で表現している。
【0024】(1) まず、入力されたn個の検索キーワー
ドのうちの任意の個数の検索キーワードを論理反転させ
たものを使用して以下の各論理積を作成する。
【0025】
【数1】 0ワード反転論理積: KW1ΛKW2ΛKW3Λ…ΛKWn-1ΛKWn, 1ワード反転論理積: (−KW1)ΛKW2ΛKW3Λ…ΛKWn-1ΛKWn, (−KW2)ΛKW1ΛKW3Λ…ΛKWn-1ΛKWn, … (−KWn)ΛKW1ΛKW2ΛKW3Λ…ΛKWn-1, 2ワード反転論理積: (−KW1)Λ(−KW2)ΛKW3…ΛKWn-1ΛKWn, (−KW1)Λ(−KW3)ΛKW2…ΛKWn-1ΛKWn, … (−KWn)Λ(−KWn-1)ΛKW3…ΛKWn-3ΛKWn-2, ………… ………… nワード反転論理積: (−KW1)Λ(−KW2)Λ…Λ(−KWn-1)Λ(−KWn), (2) これらの論理積のうち、非反転の検索キーワードの
数Nが多いほど問い合わせ順序を先とする。したがっ
て、最優先の問い合わせ順序は0ワード反転論理積(N
=n)であり、次は1ワード反転論理積(N=n−1)
である。nワード反転論理積(N=0)は最後の問い合
わせ順序となる。
【0026】(3) 0ワード反転論理積およびnワード反
転論理積の二者以外は、複数の論理積の集合である。そ
れらの集合の中での問合せ順位としては、非反転の検索
キーワードの優先順位Piの和Sが小さいものほど優先
させるようにする。たとえば、n=3の場合において、
【0027】
【数2】P1=1,P2=3,P3=2, であるときには、1ワード反転論理積のそれぞれにおい
て、
【0028】
【数3】 a) (−KW3)ΛKW1ΛKW2 → S=1+3=4; b) (−KW2)ΛKW1ΛKW3 → S=1+2=3; c) (−KW1)ΛKW2ΛKW3 → S=3+2=5; であるため、b)、a),c)の順序となる。
【0029】(4) 「非反転の検索キーワードの数N」お
よび「非反転の検索キーワードの優先順位Piの和S」
のいずれも同一である場合には、論理積に含まれる非反
転の検索キーワードの優先順位Piのうち最も優先順位
が高いものPmostの順序で問い合わせ順序を定める。た
とえば、
【0030】
【数4】P1=1,P2=3,P3=2,P4=4 であるときには、2ワード反転論理積のうち、
【0031】
【数5】A) (−KW2)Λ(−KW3)ΛKW1ΛKW4
→ S=1+4=5; B) (−KW1)Λ(−KW4)ΛKW2ΛKW3 → S
=3+2=5; の2者は上記(2),(3)の条件では同一の問合せ順位とな
るが、A)では最高優先順位Pmost=1であり、B)では最
高優先順位Pmost=2であるため、B)の問合せ順位をA)
の問合せ順位よりも高くする。
【0032】(5) 上記(2)〜(4)の規則でも同一の問合せ
順位が生じたときには、他の規則を付加するか、あるい
は装置内部で論理積が発生された順序など、任意の順序
で問合せ順位を決めることができる。
【0033】以上の規則を一般的に表現すれば、検索キ
ーワードとしてn個(n≧2)の検索キーワードが入力
されたとき、複数の検索条件は、i=0〜nの範囲にお
いて、 ・n個の検索キーワードのうちi個の検索キーワードを
含み、 ・かつ残りの(n−i)個の検索キーワードを含まな
い、 ことをそれぞれの条件として発生される。
【0034】そして、検索における問合せ順位は上記i
の降順とされ、上記iが同一となる2以上の検索条件に
ついては、i個の検索キーの優先順位をそれら2以上の
検索条件間で相互に比較して検索における問合せ順位が
決定されることになる。
【0035】具体的に、検索キーワードKW1、KW
2、KW3がそれぞれ優先順位がP1=1、P2=2、P
3=3であるとすると、検索条件と問い合わせの順序は
表1のようになる。
【0036】
【表1】
【0037】以上のように決定される検索条件が順次サ
ーバ2に問い合わされ、それぞれの検索条件を満たすデ
ータがデータベースから検索され、クライアント1に検
索結果が送り返される。その後、オペレータによって所
望のデータのみが選択されて取得されることとなる。
【0038】このように、このデータ検索装置では、オ
ペレータが検索キーワードおよび優先順位を入力・設定
するだけで、オペレータが取得したいデータ(あるい
は、データに関する情報)を取得したい順序で順次取得
することができるため、人間の感性に近い何らかの検索
結果を得ることができる。したがって、オペレータは検
索キーワードの複雑な関係付けによる検索条件の設定
や、検索のやり直しをする必要がなく、その結果、検索
効率を格段に向上することができる。また、サーバ2側
では、従来通りの検索条件の問い合わせを受けて検索す
るだけであるので、クライアント・サーバ間の標準化さ
れた通信手法の変更も不要である。
【0039】ところで、この実施の形態のように検索条
件式の中に非反転の検索キーワードを含めることは、実
質的に論理積と論理和とを使用していることと等価であ
る。
【0040】たとえば、2個の検索キーワードKW1,
KW2が与えられたとき、1次元的に描いたベン図であ
る図4に示すように、 PR=KW1ΛKW2 はすべての論理積であるが、 PR2=(−KW1)ΛKW2 PR1=KW1Λ(−KW2) の2者は、 SU=KW1+KW2(和集合) の部分、具体的には排他的論理和(Ex.OR)の各部
分になっている。
【0041】したがって、この実施の形態では、複数の
検索キーワードを指定した場合に、論理積だけでなく排
他的論理和なども勘案して論理式を自動発生しているこ
とになる。このため、オペレータに論理積や論理和の知
識がない場合でも、種々の論理が勘案されることにな
り、検索もれを防止しつつ適切な順序で検索がなされる
ことになる。
【0042】もっとも、この実施の形態では、検索条件
の全体を考えたときにはすべてのデータをカバーするこ
とになる。すなわち、図4からもわかるようにデータベ
ース内のすべてのデータ(全体集合)は上記のように発
生した検索条件のいずれかに必ず該当するから、検索の
対象にならないデータはない。このような場合には、検
索結果の表示の順序が検索における問合せ順位に応じた
ものであることが特に重要になる。
【0043】しかしながら、検索条件の発生規則として
たとえば図4の部分集合Gを検索条件から除去すること
もできる。このようにしたときには、入力された複数の
検索キーワードのいずれをも含まないデータは検索対象
から(したがって表示対象からも)除外される。この場
合においても、検索結果の表示の順序を検索における問
い合わせ順序に応じたものとすることが好ましいが、上
記実施の形態と比較して検索範囲が絞られているため、
表示順序を規定しないようにしてもかまわない。
【0044】<2.第2の実施の形態>第1の実施の形
態では、オペレータがキーボード11aやマウス11b
を用いて検索キーワードを入力しているが、使用される
頻度が高い複数のキーワード(候補キー)をあらかじめ
定めておくとともにそれらの候補キーのそれぞれに対応
付けられた画像(キー画像)を記憶装置に記憶させてお
き、それらをディスプレイ12aに表示して、任意のキ
ー画像をクリックするなどして選択することにより、検
索キーワードを入力するようにしてもよい。
【0045】また、データは必ずしも文字情報である必
要はなく、もちろん、画像であってもよい。この場合、
各データ画像にはデータキーワード以外にその圧縮画像
などのプレビュー画像も対応付けておき、オペレータは
検索結果をこのプレビュー画像を通して認識するように
してもよい。キー画像を用いて検索キーワードを入力
し、プレビュー画像を介して所望のデータ画像を取得す
る具体例を、図5および図6を用いて以下説明する。
【0046】図6に示すように表示されたキー画像のう
ちの任意のものをオペレータがクリックなどすることに
より選択するものとする。ことのき、図5に示すよう
に、キーワード「海」に対応付けられたキー画像K1と
キーワード「空」に対応付けられたキー画像K2とを選
択したとすると、クライアント1からは検索キーワード
「海」および「空」(ただし、優先順位は「海」の方を
高く指定したとする。)により求められる検索条件
(「海」かつ「空」、「海」かつ「空以外」など)が順
次問い合わされ、検索条件に合致するデータに対応付け
られたプレビュー画像DI1、DI5、DI2、DI
3、DI4が順次取得される。これらのプレビュー画像
DIは順次または所定個数が同時にディスプレイ12a
上に表示され、オペレータが希望するプレビュー画像D
Iを選択することにより、その実体であるデータ画像が
クライアント1側に取得される(図6では、プレビュー
画像DI2を選択することによりデータ画像D2が取得
される)。このようにキー画像やプレビュー画像を利用
することにより、オペレータは検索キーワードやその組
み合わせを意識することなく所望のデータを取得するこ
とができるようになる。
【0047】<3.変形例>以上、この発明に係るデー
タ検索装置の実施の形態について説明してきたが、この
発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、以下
のような変形も可能である。
【0048】・上記実施の形態では、クライアント・サ
ーバ・システムを利用するデータ検索装置について説明
したが、もちろん、専用のデータ検索装置を構築しても
よい。
【0049】・上記実施の形態では、選択された検索キ
ーワードの個数や優先順位を用いて検索条件および問い
合わせ順序を決定しているが、この方法には限定されな
い。例えば、各検索キーワードに優先順位の代わりに重
み付け量を設定し、選択された検索キーワードの重み付
け量の和が大きい順に問い合わせ順序を決定するなどし
てもよい。
【0050】・上記実施の形態では、入力された検索キ
ーワードの組み合わせから検索条件を決定しているが、
各検索条件において各検索キーワードを関連するキーワ
ードに置換したものを検索条件として追加するようにし
てもよい。この場合、検索範囲が広くなり、いわゆるあ
いまい検索が可能となる。
【0051】・上記実施の形態では、検索されたデータ
を問い合わせ順序に表示するようにしているが、さら
に、検索されたデータに検索条件の論理式を付随させて
示すようにしてもよい。このように検索条件を表示する
と、表示されたデータがどの検索キーワードにどのよう
に関連しているのかをオペレータがすぐに把握すること
ができる。また、それぞれの検索条件に合致するデータ
がいくつ存在するかを表示するようにしてもよい。こう
することにより、オペレータは最大候補表示数を適切な
値に容易に変更することができる。
【0052】・検索のための検索キー情報は、キーワー
ドやキー画像以外の形式のものであってもよい。たとえ
ば、データの作成日時の範囲や、データ形式、ファイル
名(いわゆるワイルドカードを許容)、データ作成者、
データの整理番号の範囲などであってもよい。
【0053】・検索キーワードの優先順位を指定するに
あたって、所定の事項についてはデフォルトを定めてお
いてもよい。たとえば、通常は重要なキーから先に入力
されるため、入力された順序をデフォルトとすることが
できる。また、「海」、「空」などのオブジェクト類
と、「カラー」、「モノクロ」などのデータ形式などを
混在させてキー指定する場合には、データ形式を優先さ
せるようにしてもよい。
【0054】・なお、検索キーワードとしてひとつのキ
ーワードのみがオペレータによって選択された場合に
は、そのキーワードを含むデータが検索されて表示され
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、検索キー情報の複数組の論理的組み合わせを検
索条件として所定の規則で発生させるので、オペレータ
は熟練を要する複雑な検索条件設定が不要となり、検索
効率を向上させることができる。
【0056】また、請求項2の発明では、検索条件の論
理構造から所望の検索順位を自動的に求めるので、検索
効率を向上させることができる。
【0057】また、請求項3の発明では、検索キー情報
の優先順位から検索順位を求めるので、さらに望ましい
検索順位が求められ、検索効率を格段に向上することが
できる。
【0058】また、請求項4の発明では、検索の結果を
所定の個数のみ表示するので、効率的に検索の結果を確
認することができる。
【0059】また、請求項5の発明では、キー画像を選
択することによって検索キー情報を入力するので、検索
キー情報入力が容易となる。
【0060】また、請求項6の発明では、検索の結果を
プレビュー画像によって確認することができるので、検
索の結果を視覚的に容易に認識することができる。
【0061】さらに、請求項7の発明では、検索順位を
検索条件の含む検索キー情報の個数の降順とし、同一個
数の検索条件では優先順位を比較することによって求め
ているので、オペレータにとって望ましい順序で検索が
行われ、その結果、検索の効率を格段に向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における構成を示
す図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態におけるオペレー
タの作業手順の流れ図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態におけるクライア
ント内部における処理順序の流れ図である。
【図4】検索キーワードの論理積と論理和との関係を示
す図である。
【図5】この発明の第2の実施の形態におけるキー画像
およびプレビュー画像の例を示す図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態における処理の流
れを説明する図である。
【符号の説明】
11a キーボード 12a ディスプレイ 13 演算部 15 通信インターフェイス 21 固定ディスク K1、K2、…、K5 キー画像 D1、D2、…、D5 データ画像 DI1、DI2、…、DI5 プレビュー画像

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索キー情報に関連付けられたデータを
    蓄積したデータベースから所望のデータを検索するデー
    タ検索装置であって、 (a)1個または複数個の検索キー情報を入力する入力手
    段と、 (b)前記検索キー情報が複数個であるとき、当該複数の
    検索キー情報を使用した複数組の論理的組み合わせを所
    定の規則で発生し、それによって複数の検索条件を決定
    する条件決定手段と、 (c)前記複数の検索条件のそれぞれによって前記データ
    ベースを検索する検索手段と、 (d)前記検索手段による検索の結果を表示手段に表示さ
    せる表示制御手段と、を備えることを特徴とするデータ
    検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ検索装置であっ
    て、 前記条件決定手段が、 (b-1)前記論理的組み合わせのそれぞれに含まれる論理
    構造に応じて前記複数の検索条件の検索順位を決定する
    検索順位決定手段、を有し、 前記検索手段は、前記検索順位に従いつつ、前記複数の
    検索条件のそれぞれによって前記データベースを順次に
    検索し、 前記表示制御手段は、前記検索手段による検索の結果を
    前記検索順位に従って表示手段に表示させることを特徴
    とするデータ検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ検索装置であっ
    て、 前記入力手段が、 (a-1)前記検索キー情報が複数個であるときに、それぞ
    れの検索キー情報の優先順位を指定入力させる優先順位
    入力手段、を有するとともに、 前記検索順位決定手段が、 前記論理構造に応じた規則では前記検索順位が同一とな
    る2以上の検索条件については、前記優先順位に基づい
    て検索順位の先後を決定する手段、を有することを特徴
    とするデータ検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のデ
    ータ検索装置であって、 前記表示制御手段が、 (d-1)前記検索の結果のうち所定の個数以下のもののみ
    を前記表示手段に表示させる表示数規制手段、を有する
    ことを特徴とするデータ検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のデ
    ータ検索装置であって、 前記データベースにデータ画像が登録されているととも
    に、 前記検索キー情報の候補としての複数の候補キーが、対
    応するキー画像とともに登録されており、 前記装置が、 (e)前記表示手段に前記複数のキー画像を表示させるキ
    ー画像表示制御手段、をさらに備え、 前記条件決定手段が、前記複数のキー画像のうち選択入
    力されたものに対応する候補キーを使用して前記複数組
    の論理的組み合わせを発生する手段であることを特徴と
    するデータ検索装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデータ検索装置であっ
    て、 前記表示制御手段が、前記検索で抽出されたデータ画像
    に対応したプレビュー画像を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とするデータ検索装置。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし6のいずれかに記載のデ
    ータ検索装置であって、 前記検索キー情報としてn個(n≧2)の検索キー情報
    が入力されたとき、 前記複数の検索条件は、i=0〜nの範囲において、 「前記n個の検索キー情報のうちi個の検索キー情報を
    含み、かつ残りの(n−i)個の検索キー情報を含まな
    い」ことをそれぞれの条件として発生され、 前記検索順位は前記iの降順とされ、 前記iが同一となる2以上の検索条件については、前記
    i個の検索キー情報の前記優先順位を前記2以上の検索
    条件間で相互に比較して、前記検索順位が決定されるこ
    とを特徴とするデータ検索装置。
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