JPH09230767A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09230767A
JPH09230767A JP8055344A JP5534496A JPH09230767A JP H09230767 A JPH09230767 A JP H09230767A JP 8055344 A JP8055344 A JP 8055344A JP 5534496 A JP5534496 A JP 5534496A JP H09230767 A JPH09230767 A JP H09230767A
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image carrier
image forming
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JP8055344A
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Yasutomo Ishii
康友 石井
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触帯電装置を使用したタイプにおいて、オ
ゾンまたはNOXによる画質上の白抜け・白筋を回避
し、しかも、クリーニング部材の変形による劣化をなく
して清掃性能を維持し、長期に亘って安定した良質の画
像を得る。 【解決手段】 接触帯電手段2を備えた電子写真方式の
画像形成装置において、クリーニング手段7が、像担持
体1表面に食い込むように接触配置されてオゾンまたは
NOX付着物Mが掻き取られる強制掻き取り部材8を備
える。この強制掻き取り部材8は残留現像剤除去部材9
と別個でもよいし兼用してもよく、特に、ブレード状部
材が好ましい。また、強制掻き取り部材8については、
所定のニップ圧以上で使用するのがよい。更に、中間転
写体6aを使用したタイプでは、クリーニング手段7の
残留付着物除去能力を中間転写体クリーニング手段10
のそれよりも大きく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子写真複
写機、レーザプリンタなどの電子写真方式の画像形成装
置に係り、特に、像担持体に当接または近接して配設さ
れ且つ少なくとも直流電圧が印加されて像担持体を帯電
する接触帯電手段を備えた画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置で用
いられる帯電装置としては、従来よりコロトロン、スコ
ロトロン等のワイヤ放電装置が広く利用されている。こ
の種のコロトロン等は均一帯電する手段として有効な装
置であるが、感光体等の像担持体が所定の表面電位に帯
電されるためには数kVという高電圧を印加せねばなら
ないし、コロナ放電によるオゾンの発生があり、ゴム部
品や感光体等の劣化を起こすという不具合があった。こ
のような不具合を解決するには、材料や形状の検討、オ
ゾン除去のための排気ファンの設置などが必要となって
くる。また、空気中のゴミやフューザオイルによリワイ
ヤが汚れて画像にムラが発生しやすいので、ワイヤ清掃
装置を配設することも必要になってくる。現に、コロト
ロン−クリーナと呼ばれるワイヤ清掃装置で帯電装置を
清掃したり、発生したオゾンをエアフローと呼ばれる方
式で付近の空気と一緒に吸引しオゾンフィルタを通し機
外に排出したりする手法が既に知られているが、コスト
の点であまり好ましいものとは言えない。そこで、コロ
トロン等のワイヤ放電装置に代わる帯電装置として、バ
イアスが印加された帯電部材を感光体等の像担持体に当
接または近接させた所謂接触帯電装置が注目されてきて
いる。
【0003】この種の接触帯電装置としては、均一な帯
電処理等を目的とするもので、帯電部材に対して、直流
電圧VDCと、被帯電体の帯電開始電圧の2倍以上のピー
ク間電圧VPPを有する交流電圧VACとが重畳されたVDC
+VACを印加することを基本とする提案がなされてい
る。図10に従来における接触帯電装置を利用した画像
形成装置の一例を示す。同図において、符号101は感
光ドラム等の像担持体100に当接されたロール型帯電
部材(以下帯電ロールと記す)であり、像担持体100
に平行にして、芯金の両端部を回転自由に軸受させ、か
つ、加圧バネで像担持体100に押圧付勢して像担持体
100に所定の押圧力をもって圧接させ、像担持体10
0の回転に従動回転するようになっている。また、10
2は帯電ロール101に対する電圧印加電源からの電極
の板バネで、芯金を通して帯電ロール101に所定の電
圧が印加されることにより像担持体100の表面が必要
な電位に帯電処理されるようになっている。この帯電処
理された像担持体100に対して、図示外の露光装置に
よる画像露光、現像装置103による現像、転写装置1
04による転写の各プロセスが適用され、画像転写を受
けた図示外の記録材が図示外の定着プロセスを経て出力
される。そして、画像転写後の像担持体100表面は、
例えばブレードクリーニング方式のクリーナ105によ
り清掃され再び、帯電ロール101で帯電処理を受けて
繰り返し作像に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような接触帯
電装置(帯電ロール101)の第一の長所としては、オ
ゾン発生量が極微量であることが挙げられる。確かに本
発明者が測定した結果でもスコロトロンなどのコロナ放
電を利用した帯電器(ワイヤ放電装置)に比べ接触帯電
装置のオゾン発生量としては1/100〜1/1000
であった。しかしながら、接触帯電装置の表面と像担持
体表面の感光体との間で直接放電しているので、感光体
の極近傍でオゾンやNOXを微量ながら発生している。
従って、ある意味でスコロトロン等のワイヤ放電装置を
用いた画像形成装置より、オゾンやNOXによる感光体
ひいてはクリーナへの影響が大きい。具体的には画質上
プロセス方向の白抜けが発生するという不具合を起こし
てしまう。
【0005】より具体的に述べると、従来のNOX系の
不具合は、コロトロンワイヤ等帯電器の付近で発生した
オゾンが空気中のほこり等の異物と共に帯電器に付着し
てしまい、帯電を阻害し像担持体に所望の電位が得られ
なくなってしまう。その結果、数千枚もプリントしてい
くと画質上に白抜けやべた黒の不具合が発生するという
ものであった。これに対して、接触帯電装置におけるオ
ゾンまたはNOXによる不具合は上記のような従来のコ
ロトロン等で起きていた不具合とは全く違うものであ
る。具体的にはわずか数十枚プリントしただけで画質上
に白抜けが発生するというものである。
【0006】本発明者は、その不具合が次のようなメカ
ニズムにより発生している事を突き止めた。像担持体表
面の感光体近傍で放電し、そこで発生したオゾンやNO
Xが感光体に付着する。それが吸湿し感光体の表面の状
態を変えてしまう。その結果、感光体の摩擦係数が上昇
してしまい、従来のクリーナのクリーニング条件設定で
は対応しきれなくなり、わずか数十枚プリントするだけ
でクリーニングブレードの先端エッジがめくれたり変形
したりして軽微だがクリーニング不良を起こしてしま
う。そして、オゾンやNOXが感光体上に付着したまま
1cycleが終わり再び帯電、露光等の工程にもどる
ことになる。すると、オゾンやNOXの付着部分は、帯
電はできるが露光ができずに潜像がかけなくなり、画質
上白抜け・白筋となってしまう。また、それが激しくな
れば、クリーニングブレードの先端エッジの変形により
クリーナの劣化が起き、トナーまでも清掃できなくなっ
てしまう。更に、接触帯電装置は直接感光体と放電して
いるため感光体表面の劣化が激しく、異物がつきやすい
状態になっている。そのため、オゾンやNOXが感光体
上にさらに付着しやすくなり、クリーナへ多大なストレ
スをかけてしまう。この場合、接触帯電装置を清掃した
り、特開平1−304473号公報にあるような接触帯
電装置付近のエアフローでは解決できない。また、超強
力なエアフローでオゾンを強引に吸引したとしても、そ
のためのコストやスペースを考慮すると現実性が無くな
ってしまう。従って、他の解決手段を模索する必要があ
る。
【0007】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであって、接触帯電装置を使用
したタイプにおいて、オゾンまたはNOXによる画質上
の白抜け・白筋を回避し、しかも、クリーニング部材の
変形による劣化をなくして清掃性能を維持し、長期に亘
って安定した良質の画像を得ることができる画像形成装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)に示すように、像担持体1と、像担持体1に当
接若しくは近接して配設され且つ少なくとも直流電圧が
印加されて像担持体1を帯電する接触帯電手段2と、帯
電された像担持体1上に静電潜像を形成する潜像形成手
段3と、像担持体1上に形成された静電潜像を現像剤に
て可視像化する現像手段4と、像担持体1上の現像像を
転写媒体6に転写させる転写手段5と、像担持体1上の
残留付着物T,Mを除去するクリーニング手段7とを備
えた画像形成装置において、前記クリーニング手段7
が、像担持体1表面に食い込むように接触配置されてオ
ゾンまたはNOX付着物Mが掻き取られる強制掻き取り
部材8を備えていることを特徴とするものである。
【0009】このような技術的手段において、像担持体
1はその表面が感光体、誘電体など静電潜像、現像像を
担持し得るものであれば適宜選定して差し支えなく、そ
の形状についてもドラム状、ベルト状を問わない。ま
た、接触帯電手段2についても、像担持体1に当接する
ものに限られず、近接配置されるものをも含むものであ
り、帯電部材の形状についてはロール状に限られない。
そして、帯電部材には少なくとも像担持体1を帯電する
上で充分な直流電圧が印加されていればよいが、好まし
くは交流電圧が重畳されている方がよい。
【0010】更に、強制掻き取り部材8としては、像担
持体1上の残留現像剤Tが除去される残留現像剤除去部
材9とは別に設けるようにしてもよいし、残留現像剤除
去部材9と兼用するようしてもよい。但し、オゾンまた
はNOXの除去性と残留現像剤の除去性とに関する最適
条件が全く別であることを考慮すれば、強制掻き取り部
材8と残留現像剤除去部材9とを別々に設けることが好
ましい。逆に、低コストや省スペースを考慮すれば、強
制掻き取り部材8と残留現像剤除去部材9とを兼用する
ことが好ましい。
【0011】ここで、強制掻き取り部材8としては、像
担持体1との密着性の高いブレード状のものが好ましい
が、巻き取り式ウエブやパッドなどでもよく、その方式
や形状にこだわるものではない。また、この強制掻き取
り部材8の配設位置については通常接触帯電手段2の上
流側に設けられるが、潜像形成手段3の上流側であれば
接触帯電手段2の下流側に設けるようにしてもよい。更
に、強制掻き取り部材8と残留現像剤除去部材9とを別
個に設けるタイプにおいては、強制掻き取り部材8を残
留現像剤除去部材9の上流側、下流側のいずれに配設し
てもよいが、両者を効率的に機能させるという観点から
すれば、強制掻き取り部材8を残留現像剤除去部材9の
下流側に配設するのがよい。そして、クリーニング手段
7としては、強制掻き取り部材8と残留現像剤除去部材
9とを別々のハウジングに収容するようにしてもよい
し、共通のハウジングに収容するようにしてもよい。更
にまた、オゾンまたはNOX付着物の除去性をより高め
るという観点からすれば、強制掻き取り部材8がオゾン
やNOXの分解触媒であることが好ましい。
【0012】また、強制掻き取り部材8と残留現像剤除
去部材9とを別個に設けるタイプにおいて、強制掻き取
り部材8がブレード状部材である態様にあっては、像担
持体1に対するニップ圧が1.5g/mm以上であるこ
とが好ましい。一方、強制掻き取り部材8が残留現像剤
除去部材9と兼用されているタイプにおいて、強制掻き
取り部材8がブレード状部材である態様にあっては、像
担持体1に対するニップ圧が3.0g/mm以上である
ことが好ましい。
【0013】更に、オゾンやNOXの除去性をより改善
するには、像担持体1の表面にオゾンやNOXの分解触
媒を塗布したり、あるいは、像担持体1内部に吸湿防止
ヒータを組込み、像担持体1表面へのオゾンやNOX
吸湿を防止することが好ましい。
【0014】また、本発明に係る画像形成装置は、単
色、カラーを問わず、また、転写媒体6に直接現像像を
転写するタイプに限られず、中間転写体を用いて間接的
に転写するタイプをも対象とする。ここで、中間転写体
を用いた画像形成装置は、図1(b)に示すように、転
写手段5が像担持体1上の現像像を転写媒体としての中
間転写体6aに転写させる一次転写手段5aと、中間転
写体6a上の現像像を転写媒体としての最終記録媒体6
bに転写させる二次転写手段5bとを備えたものであ
る。このような態様においては、中間転写体6a上の残
留付着物Tが除去される中間転写体クリーニング手段1
0を設けることになるが、像担持体1上の残留付着物に
は残留現像剤Tのみならず、オゾンまたはNOX付着物
Mが含まれているのに対し、中間転写体6a上の残留付
着物は残留現像剤Tのみであり、しかも、像担持体1は
接触帯電手段2と接触する分、像担持体1が粗されてし
まい、中間転写体6aよりも付着物が付着しやすい状態
になってしまうため、クリーニング手段7の残留付着物
除去能力を中間転写体クリーニング手段10のそれより
も大きく設定することが必要である。
【0015】このとき、残留付着物除去能力を大きく設
定するには、強制掻き取り部材8と残留現像剤除去部材
9とが別個であるタイプにおいては、両者の総合残留付
着物除去能力が中間転写体クリーニング手段10のそれ
を上回ればよく、例えば同じ条件の残留現像剤除去部材
9を使用する態様で、クリーニング手段7側のみ強制掻
き取り部材8を新たに追加することが最も簡単である。
一方、強制掻き取り部材8と残留現像剤除去部材9とが
兼用されているタイプにおいては、クリーニング手段7
と中間転写体クリーニング手段10とが同一構成になる
ことがあり得る。例えば両者がブレード状のクリーニン
グ部材を具備している態様にあっては、像担持体1への
ニップ圧、ブレード厚、フリーレングス、像担持体1へ
の食い込み量、ヤング率等の少なくとも一つを変えるこ
とにより、残留付着物除去能力を変えるようにすればよ
い。
【0016】次に、上述したような技術的手段の作用に
ついて説明する。図1(a)において、クリーニング手
段7の強制掻き取り部材8は、像担持体1表面に食い込
むように接触配置されてオゾンまたはNOX付着物Mを
掻き取るため、像担持体1上にオゾンまたはNOX付着
物Mが残存したまま潜像形成手段3による潜像形成が行
なわれることはなく、現像手段4によって形成される現
像像に白抜け・白筋が生ずることはない。また、図1
(b)に示す態様においては、像担持体1に中間転写体
6aが圧接配置されるため、像担持体1上のオゾンまた
はNOX付着物Mがより強く像担持体1に付着したり、
あるいは、圧接された際、像担持体1の表面が粗される
ことに起因してオゾンまたはNOX付着物Mが付着し易
くなり、その分、残留付着物が残りやすいという事態が
起こり得るが、クリーニング手段7の残留付着物除去能
力が中間転写体クリーニング手段10のそれよりも大き
く設定されているので、クリーニング手段7の強制掻き
取り部材8にて像担持体1上にオゾンまたはNOX付着
物Mは確実に掻き取られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
の形態1を示すもので、特に中間転写体を用いた態様の
カラー画像形成装置を示す。同図において、符号21は
矢印A方向に回転する負極性の感光ドラム(OPC−I
R)、22は感光ドラム21を予め帯電する接触帯電装
置、23は帯電された感光ドラム21上にビームBmを
照射することにより静電潜像を書き込むレーザ露光装
置、24〜27は前記感光ドラム21に対向する現像位
置に離接自在な現像装置(24はブラック用現像装置、
25はイエロ用現像装置、26はマゼンタ用現像装置、
27はシアン用現像装置)である。本実施の形態におい
て、接触帯電装置22は、図3に示すように、感光ドラ
ム21に当接あるいは近接して配設される帯電ロール2
21を有し、この帯電ロール221には交流電圧電源2
22及び直流電圧電源223が接続されており、交流電
圧重畳の直流電圧が印加されるようになっている。
【0018】また、符号28は感光ドラム21表面に当
接するように配設され、且つ、複数のロール(図示符号
なし)に張架されて矢印B方向へ回動する中間転写べル
トであり、本実施の形態では、例えば長尺状のベルト部
材の両端部がシーム部(継ぎ目部)Cとして接合された
もので、アクリル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカ
ーボネイト、ポリイミド等の樹脂又は各種ゴムにカーボ
ンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させ、例えば厚
さ0.1mmに形成されており、その体積抵抗率は10
6〜1014Ω・cmに調整されている。尚、中間転写べ
ルト28としてシーム部Cのない態様のものでもよいこ
とは勿論である。
【0019】更に、符号29は感光ドラム21上の各色
トナー像41を中間転写べルト28に一次転写させるた
めの例えば導電又は半導電性ロールからなる一次転写装
置、30は感光ドラム21上の残留トナーを除去する第
1ドラムクリーナ、31は感光ドラム21上に残留する
オゾンまたはNOX付着物を除去する第2ドラムクリー
ナ、32は最終的に感光ドラム上の電位を光照射により
略0にするイレーズランプである。特に、本実施の形態
においては、第1ドラムクリーナ30は、図3に示すよ
うに、例えばウレタンゴムからなるクリーニングブレー
ド301を有しており、感光ドラム21上の残留トナー
が除去される程度のニップ圧で感光ドラム21に圧接配
置されている。一方、第2ドラムクリーナ31は、図3
に示すように、第1ドラムクリーナ30の下流側に配設
されており、例えばウレタンゴムからなるクリーニング
ブレード311を有している。このクリーニングブレー
ド311は、第1ドラムクリーナ30のそれと異なり、
感光ドラム21上のオゾンまたはNOX付着物が除去さ
れる程度のニップ圧(1.5g/mm以上)で感光ドラ
ム21に圧接配置されている。
【0020】また、本実施の形態において、第2ドラム
クリーナ31は、接触帯電装置22の上流側に配設され
ているが、図4に示すように、レーザ露光装置23の上
流側であれば接触帯電装置22の下流側に配設するよう
にしてもよい。更に、第2ドラムクリーナ31は、必ず
しもクリーニングブレード311を用いる必要はなく、
例えば図5,図6に示すように、パッド312や巻き取
り式のウエブ313を感光ドラム21に圧接配置するよ
うにしてもよい。
【0021】更にまた、符号33は中間転写ベルト28
上のトナー像を記録材35に二次転写する二次転写装置
であり、図2に示すように、中間転写ベルト28の画像
形成面側に接離自在に設けられ、二次転写時に中間転写
ベルト28に接触して回転する転写ロール331と、中
間転写べルト28の裏面側に配設されて前記転写ロール
331の対向電極をなす導電性ロール332と、二次転
写時に前記転写ロール331にトナーの帯電極性と逆極
性の電圧を印加する二次転写電源(図示せず)と、前記
転写ロール331に常時当接して付着トナーを剥離除去
する例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード
333とを備えている。特に、本実施の形態において
は、前記転写ロール331は、カラー画像が形成される
場合には、最終色のトナー像が中間転写ベルト28に一
次転写する迄中間転写ベルトから離間し、最終色のトナ
ー像が一次転写された後で中間転写ベルト28上のトナ
ー像の先端部が二次転写部位に到達するまでの任意の時
点で中間転写ベルト28に接触し、中間転写ベルト28
の継ぎ目部Cが二次転写位置を通過する迄その接触状態
を保つようになっている。
【0022】また、符号36は記録材35を所定のタイ
ミングで二次転写部位に搬出するフィードロール、37
はフィードロール36により搬出された記録材35を二
次転写部位へ搬送案内する搬送ガイドロール、38は所
定サイズの記録材35を供給する記録材供給トレイ、3
9は剥離爪、40は中間転写べルト上に残留する残留ト
ナーを剥離、除去するためのべルトクリーナである。特
に、本実施の形態において、ベルトクリーナ40は、ド
ラムクリーナ30,31と同様に、中間転写ベルト28
に圧接配置されるクリーニングブレード401を有して
いるが、このクリーニングブレード401の材料やサイ
ズ、食い込み量は、ドラムクリーナ30,31のそれら
と違うもの、中間転写ベルト28上の残留トナーを剥
離、除去する上で、最適なものに設定されている。
【0023】本実施の形態において、前記剥離爪39及
びベルトクリーナ40は中間転写ベルト28と接離自在
に配設されており、カラー画像が形成される場合には最
終色のトナー像が中間転写ベルト28に一次転写される
迄、これら部材は中間転写ベルト28から離間してい
る。さらに、剥離爪39及びベルトクリーナ40はそれ
らが配設された位置を中間転写ベルト28の継ぎ目部C
が通過する時は離間している。
【0024】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の画像形成プロセスについて説明する。感光ドラム
21の矢線A方向への回転に伴い、その表面には周知の
電子写真プロセスによって画情報に応じた静電潜像が形
成される。すなわち、感光ドラム21は接触帯電装置2
2によって所定の暗電位まで帯電された後、レーザ露光
装置23から発せられた光ビームBmによって画像信号
に応じた露光がなされる。そして、感光ドラム21に形
成された静電潜像はいずれか一つの現像装置24〜27
のいずれかで現像されてトナー像41が形成される。従
って、感光ドラム21に書き込まれた静電潜像がイエロ
の画情報に対応したものであれば、この静電潜像はイエ
ロ(Y)のトナーを内包する現像装置25で現像され、
感光ドラム21上にはイエロのトナー像が形成される。
【0025】そして、前記感光ドラム21に形成された
トナー像41は、感光ドラム21と前記中間転写ベルト
28とが接する一次転写位置で、中間転写ベルト28の
裏面側に配設された一次転写装置29にトナーの帯電極
性と逆極性の直流電圧を印加することにより、感光ドラ
ム21から中間転写ベルト28の表面に静電吸引転写さ
れる。一方、一次転写後の感光ドラム21上の残留トナ
ーは第1ドラムクリーナ30によって除去されると共
に、接触帯電装置22によって生成された感光ドラム2
1上のオゾンまたはNOX付着物は第2ドラムクリーナ
31によって除去される。その後、イレーズランプ32
の光照射によって感光ドラム21の表面電位は±0Vと
なり、次の帯電工程に備える。
【0026】単色画像を形成する場合には中間転写ベル
ト28に一次転写されたトナー像41を直ちに記録材3
5に二次転写するのであるが、複数色のトナー像を重ね
合わせたカラー画像を形成する場合には、感光ドラム2
1上でのトナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写
の工程が色数分だけ繰り返される。例えば4色のトナー
像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、
感光ドラム21上にはその一回転毎にブラック(B
K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)
のトナー像41が形成され、これらトナー像41は順次
中間転写ベルト28に一次転写される。一方、中間転写
ベルト28は最初に一次転写されたブラックのトナー像
41を保持したまま感光ドラム21と同一周期で回動
し、中間転写ベルト28上にはその一回転毎にイエロ、
マゼンタ及びシアンのトナー像41がブラックのトナー
像41に重ねて転写される。
【0027】このようにして中間転写ベルト28に一次
転写されたトナー像41は、中間転写ベルト28の回動
に伴って記録材35の搬送経路に面した二次転写位置へ
と搬送される。前記二次転写位置では二次転写装置33
の転写ロール331が中間転写ベルト28に接してお
り、フィードローラ36によって所定のタイミングでト
レイ38から搬出された記録材35は転写ロール331
と中間転写ベルト28との間に挟み込まれる。また、二
次転写位置における中間転写ベルト28の裏面側には前
記転写ロール331の対向電極をなす導電性ロール33
2が配設されており、前記転写ロール331にトナーの
帯電極性と逆極性の電圧を印加すると、中間転写ベルト
28に担持されたトナー像41は前記二次転写位置にお
いて記録材35に静電吸引転写される。
【0028】そして、トナー像41が転写された記録材
35は剥離爪39によって中間転写ベルト28から剥が
され、図示外の定着装置に送り込まれてトナー像の定着
処理がなされる。一方、トナー像の二次転写が終了した
中間転写ベルト28上の残留トナーはベルトクリーナ4
0によって除去される。
【0029】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の性能について検討する。ここで、性能実験を行な
う際の実験条件を以下に記す。尚、実験内容によって振
るパラメータが違うが、特に注記のない限り他の条件は
同じである。 ・感光ドラム:外経84mmφ、長さ350mmの有機
感光体 ・感光ドラムの表面速度:80mm/sec ・帯電ロール:外径14mmφ、長さ330mmの弾性
体(8mmφのステンレス製芯金入り) ・帯電ロール印加電圧:AC成分…500Hz、0.7
5mA(定電流)DC成分…−700V ・第2ドラムクリーナ:ウレタンゴム(硬度77度) ・RUN(運転)条件:全面Cin(面積率)=30%の
単色ハーフトーンを連続プリント
【0030】先ず、第2ドラムクリーナ31のクリーニ
ング部材(オゾンまたはNOX付着物に対する除去部
材)をクリーニングブレード311、パッド312、ブ
ラシ(比較例)と変え、また、クリーニングブレード3
11についてはニップ圧を変えて、連続プリントを行な
い、白筋の発生の有無を調べたところ、以下の表1の結
果が得られた。
【0031】
【表1】
【0032】表1はオゾンまたはNOX付着物(放電生
成物)に対する除去部材の有無による白筋の発生とプリ
ント枚数との関係を示す。尚、同表において、○は白筋
未発生(OK)、×は白筋発生(NG)を示す。同表に
よれば、オゾンまたはNOX付着物(放電生成物)に対
する除去部材、特に、感光ドラムに食い込み配置される
クリーニングブレード311、パッド312が有効であ
ることが確認された。更に、クリーニングブレード31
1タイプにあっては、ニップ圧が1.5g/mm以上で
あることが好ましいことが理解される。
【0033】次に、感光ドラム表面に対オゾン処理(オ
ゾンまたはNOX分解触媒を塗布)が施されている感光
ドラムと、施されていない感光ドラムとについて、放電
生成物の除去性能を検討したところ、表2の結果が得ら
れた。尚、同表の○×は表1と同義である。
【0034】
【表2】
【0035】表2によれば、明らかに対オゾン処理が施
された感光ドラムの方がよく、第2ドラムクリーナ31
と組み合わせて用いれば、より効果的であることが理解
される。
【0036】更に、感光ドラム内部に吸湿防止ヒータを
組み込み、温度22゜C湿度55%の環境下でヒータの
設定温度を変え、オゾンまたはNOXの吸湿を防ぐ効果
について確認したところ、表3に示す結果が得られた。
尚、同表の○×は表1と同義である。
【0037】
【表3】
【0038】表3によれば、ヒータの設定温度と環境温
度が同じぐらいになるまでは高い方が良好である。特
に、ヒータの設定温度環境温度以上に設定すれば白筋は
未発生であった。従って、吸湿防止ヒータについても、
第2ドラムクリーナ31と組み合わせて用いれば、より
効果的であることが理解される。
【0039】以上のように、従来の接触帯電装置を有す
る画像形成装置の構成に、放電生成物除去用の第2ドラ
ムクリーナ31を設けることによって、白筋の発生を効
果的に抑えることが可能である。
【0040】◎実施の形態2 図7は本発明が適用されたカラー画像形成装置の実施の
形態2を示すもので、特に中間転写体を使用した態様の
カラー画像形成装置を示す。本実施の形態に係るカラー
画像形成装置の基本的構成は、実施の形態1と略同様で
あるが、実施の形態1と異なり、一つのドラムクリーナ
42が設けられており、このドラムクリーナ42は、感
光ドラム21に食い込み配置されるクリーニングブレー
ド421を有し、感光ドラム21上の残留トナー及び放
電生成物であるオゾン、NOX付着物を除去するように
なっている。
【0041】特に、本実施の形態では、ドラムクリーナ
42及びベルトクリーナ40はいずれもクリーニングブ
レードを備えたものであるが、ドラムクリーナ42の残
留付着物除去能力がベルトクリーナ40のそれよりも大
きく設定されている。具体的には、クリーニングブレ
ード421のニップ圧をベルトクリーナ40のそれより
も高くする、クリーニングブレード421の厚みをベ
ルトクリーナ40のそれよりも厚くする、クリーニン
グブレード421のフリーレングス(支点からの自由
長)をベルトクリーナ40のそれよりも短くする、ク
リーニングブレード421の感光ドラム21に対する食
い込み量をベルトクリーナ40のそれよりも大きくす
る、クリーニングブレード421のヤング率をベルト
クリーナ40のそれよりも大きくする、という方法で容
易に実現される。
【0042】本実施の形態によれば、一つのドラムクリ
ーナ42で残留トナー及び放電生成物(オゾン、NOX
付着物)を除去するようにしたので、実施の形態1(第
1ドラムクリーナ30,第2ドラムクリーナ31)に比
べて、低コスト化、省スペース化を容易に実現すること
が可能である。但し、この場合、本実施の形態に係るク
リーナの条件設定については、放電生成物の除去と残留
トナーのクリーニング性とを両立させることが必要にな
るため、スコロトロン等の非接触帯電装置を使用した場
合のクリーナの条件設定とは全く別に行なわなければな
らない。
【0043】次に、本実施の形態に係るドラムクリーナ
42のクリーニングブレード421の条件設定について
説明する。クリーニングブレード421の設定条件とし
ては、基本的には、ブレードの材質、ニップ圧(以下N
/Fと記す)、ブレードと感光ドラム21との接触角度
(以下W/Aと記す)の3つがある。
【0044】先ず、比較のために、本実施の形態におい
て、接触帯電装置を使わずにスコロトロン等の非接触帯
電装置で帯電したとき(比較の形態)の連続プリントの
結果を図9に示す。図9において、縦軸にN/F、横軸
にW/Aをとり、その交点の設定でRUNテストを行っ
た結果を○×(○:200枚RUN正常終了,×:20
0枚RUN不具合発生)で表している。尚、図中プアク
リはプアクリーニングの略、コメットは核のあるほうき
星のような汚れ(点々状の線に見える汚れ)を意味す
る。この結果よりN/Fは1.5g/mm前後が良く、
それ以下だとクリーニング不良が起きる。3g/mmぐ
らいのN/Fでもクリーニングは可能であるが、ブレー
ドがめくれたり、感光ドラム(感材)を傷つけたりして
しまうという不具合を起こす。
【0045】次に、本実施の形態において、接触帯電装
置を使用した場合の連続プリントの結果を図8に示す。
図8において、縦軸にN/F、横軸にW/Aをとり、そ
の交点の設定でRUNテストを行った結果を○×(○:
200枚RUN正常終了,×:200枚RUN不具合発
生)で表している。尚、図中タックアンダーはブレード
先端の微小なめくれのことで、その結果、放電生成物の
通り抜け現象につながるものである。図8によれば、比
較の形態におけるクリーニングブレードの設定範囲を示
す波線部はタックアンダーのため白筋が発生しNG領域
であり、一方、実線で囲んだ領域(N/F≧3g/m
m)は白筋が未発生でブレードめくれも無いOK領域で
あることが理解される。そこで、図8の結果をふまえ、
放電生成物(オゾンやNOX)の除去とクリーナ本来の
性能(残留トナー除去性能)とを両立させるため、比較
の形態とは全く違うクリーニングブレード421の設
定、具体的には、比較の形態の場合の約2倍のN/Fと
約1/2のW/Aとを設定した。この理由は、オゾンや
吸湿したNOXが相手なので、感光ドラム21との密着
性を高めるためにN/Fを大きくし、ブレードめくれ対
策のためにW/Aを小さくするという方針に基づいたも
のである。その結果、図8の実線で囲んだ領域(N/F
≧3g/mm)では白筋は未発生で、ブレードめくれも
無いという良好な結果が得られ、更に、感光ドラム(感
材)の傷も比較の形態のスコロトロン帯電に比ベて少な
くなった。また、この領域内の設定値で7kPV(7,
000枚)の連続プリントを行ったが、オゾンやNOX
による不具合は発生しなかった。
【0046】上記のような結果により、接触帯電装置を
使用している画像形成装置において、感光ドラム上に付
着する放電生成物(オゾンやNOX)除去用のクリーナ
を設けることで、安定して良好な画質を得ることができ
ることが確認できた。特に、本実施の形態では、比較の
形態に係るクリーナとは全く異なった設定をすること
で、放電生成物(オゾンやNOX)の除去手段と残留ト
ナー除去用のクリーナとの兼用が可能であることが確認
された。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接触帯電装置を用いた電子写真方式の画像形成装置にお
いて、像担持体の表面上に付着する放電生成物(オゾン
またはNOX)を強制的に掻き取る部材を設けるように
したので、放電生成物(オゾンまたはNOX付着物)に
よる画質上の白抜け・白筋の発生を回避することがで
き、しかも、掻き取り部材の変形によるクリーニング手
段の劣化もなく、清掃能力を維持することができ、もっ
て、長期にわたって安定して良質の画像を得ることがで
きる。
【0048】特に、本発明において、放電生成物除去用
の強制掻き取り部材をブレード状部材とすれば、像担持
体上の放電生成物をより確実に除去することができる。
【0049】また、本発明において、放電生成物除去用
の強制掻き取り部材と残留現像剤除去部材と別個に設け
るようにすれば、残留現像剤除去部材と別個独立に強制
掻き取り部材の設定条件を決めることが可能になり、そ
の分、強制掻き取り部材の設定条件の最適化を容易に実
現することができる。特に、この態様において、強制掻
き取り部材をブレード状部材とし、そのニップ圧を1.
5g/mm以上に設定するようにすれば、放電生成物の
除去性能を極めて良好に保つことができる。
【0050】更に、本発明において、放電生成物除去用
の強制掻き取り部材を残留現像剤除去部材と兼用するよ
うにすれば、装置の低コスト化及び省スペース化を容易
に実現することができる。特に、この態様において、強
制掻き取り部材をブレード状部材とし、そのニップ圧を
3.0g/mm以上に設定するようにすれば、放電生成
物の除去性能を極めて良好に保つことができる。
【0051】更にまた、中間転写体を使用した画像形成
装置に本発明を適用する際に、像担持体側のクリーニン
グ手段の残留付着物除去能力を中間転写体クリーニング
手段のそれよりも大きく設定するようにすれば、像担持
体上に付着した放電生成物を確実に除去することがで
き、白抜け、白筋の発生のない良質の画像を確実に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明に係る画像形成装置の
構成を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態1を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1で用いられる接触帯電装置及び
ドラムクリーナの態様を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1で用いられるドラムクリーナの
変形例を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1で用いられるドラムクリーナの
他の変形例を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1で用いられるドラムクリーナの
更に他の変形例を示す説明図である。
【図7】 本発明が適用された画像形成装置の実施の形
態2を示す説明図である。
【図8】 実施の形態2に係る画像形成装置(接触帯電
装置にて帯電)による連続プリントの結果を示すグラフ
図である。
【図9】 比較の形態に係る画像形成装置(スコロトロ
ン等の非接触帯電装置にて帯電)による連続プリントの
結果を示す説明図である。
【図10】 従来の画像形成装置の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…像担持体,2…接触帯電手段,3…潜像形成手段,
4…現像手段,5…転写手段,5a…一次転写手段,5
b…二次転写手段,6…転写媒体,6a…中間転写体,
6b…最終記録媒体,7…クリーニング手段,8…強制
掻き取り部材,9…残留現像剤除去部材,10…中間転
写体クリーニング手段,M…オゾンまたはNOX付着
物,T…残留現像剤,21…感光ドラム,22…接触帯
電装置,23…レーザ露光装置,24〜27…現像装
置,28…中間転写ベルト,29…一次転写装置,30
…第1ドラムクリーナ,31…第2ドラムクリーナ,3
3…二次転写装置,35…記録材,40…ベルトクリー
ナ,42…ドラムクリーナ,301,311,401,
421…クリーニングブレード,312…パッド,31
3…ウエブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体(1)と、像担持体(1)に当
    接若しくは近接して配設され且つ少なくとも直流電圧が
    印加されて像担持体(1)を帯電する接触帯電手段
    (2)と、帯電された像担持体(1)上に静電潜像を形
    成する潜像形成手段(3)と、像担持体(1)上に形成
    された静電潜像を現像剤にて可視像化する現像手段
    (4)と、像担持体(1)上の現像像を転写媒体(6)
    に転写させる転写手段(5)と、像担持体(1)上の残
    留付着物(T,M)を除去するクリーニング手段(7)
    とを備えた画像形成装置において、 前記クリーニング手段(7)は、像担持体(1)表面に
    食い込むように接触配置されてオゾンまたはNOX付着
    物(M)が掻き取られる強制掻き取り部材(8)を備え
    ていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、クリーニ
    ング手段(7)は、像担持体(1)上の残留現像剤
    (T)が除去される残留現像剤除去部材(9)と、この
    残留現像剤除去部材(9)とは別に設けられる強制掻き
    取り部材(8)とを備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、強制掻き
    取り部材(8)は像担持体(1)上の残留現像剤が除去
    される残留現像剤除去部材(9)を兼用していることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、強制掻き
    取り部材(8)はブレード状部材であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のものにおいて、強制掻き
    取り部材(8)はブレード状部材であって、像担持体
    (1)に対するニップ圧が1.5g/mm以上であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のものにおいて、強制掻き
    取り部材(8)はブレード状部材であって、像担持体
    (1)に対するニップ圧が3.0g/mm以上であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のもののうち、転写手段
    (5)が像担持体(1)上の現像像を転写媒体としての
    中間転写体(6a)に転写させる一次転写手段(5a)
    と、中間転写体(6a)上の現像像を転写媒体としての
    最終記録媒体(6b)に転写させる二次転写手段(5
    b)とを備えたタイプにおいて、 前記中間転写体(6a)上の残留付着物(T)が除去さ
    れる中間転写体クリーニング手段(10)を設け、前記
    クリーニング手段(7)の残留付着物除去能力を中間転
    写体クリーニング手段(10)のそれよりも大きく設定
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP8055344A 1996-02-20 1996-02-20 画像形成装置 Pending JPH09230767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034147A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007034147A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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