JPH09230748A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09230748A
JPH09230748A JP8065344A JP6534496A JPH09230748A JP H09230748 A JPH09230748 A JP H09230748A JP 8065344 A JP8065344 A JP 8065344A JP 6534496 A JP6534496 A JP 6534496A JP H09230748 A JPH09230748 A JP H09230748A
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developing
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laser beam
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charging
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JP8065344A
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Susumu Ikuma
進 伊熊
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成手段を複数組備えた構成において、
それぞれの構成要素を切り換えて選択することにより、
各構成要素の寿命をのばし、高品質の画像を長期にわた
って維持することを可能とすると共に、構成要素のうち
のいずれかが何らかの原因で故障した際に、複数ある同
じ機能を備えた他の構成要素により画像形成動作を継続
することを可能とする。 【解決手段】 【請求項1】 感光体ドラム1(像担持体)上に第1及
び第2の帯電手段2,4と第1及び第2のレーザビーム
L1,L2(露光手段)及び第1及び第2の現像器3,
5(現像手段)を備えた前記像担持体上にトナー像を形
成する画像形成装置において、いずれかの帯電器とレー
ザビーム及び現像器を選択して使用する選択制御手段を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式におけ
る像担持体に、画像形成を行うための複数組の画像形成
手段を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の電子写真方式に基づい
て、異なる2種の潜像(例えば、フォーマット枠と文字
情報、あるいは黒色文字と赤色マーク、印影の組み合わ
せ等)を形成し、これらを同一または異なる色の現像剤
で現像して合成された画像を得る方法及びその方法を実
施する画像形成装置が各種提案されている。
【0003】図6は、このような画像形成プロセスの一
例を説明するもので、図6の(a)〜(f)に従って進
行する各作像行程を示すものであり、各図の上側に各行
程における感光体の電荷状態を、下側にその時の感光体
の表面電位を各々模式的に示したものである。
【0004】(a)の行程にて、Se(セレン)光導電
層102を導電層103に設けた感光体101の表面を
をコロナ放電器104aで約+600Vに帯電させる。
【0005】(b)の工程で、帯電した表面を例えばフ
ォーマット枠等の画像情報に基づき、図示しない第1の
レーザ発光装置から照射された第1のレーザビームL1
01にて、第1の静電潜像を形成する。この時、例えば
露光明部において表面電位を約+50Vに減衰させる。
【0006】(c)の行程で、例えば赤色の非磁性の正
(+)極性を有する一成分絶縁性トナー(赤色トナー)
T101を現像スリーブにコーティングして、例えば本
出願人が先に提案した特開昭54−43036号公報記
載の如き現像方法(以下ジャンピング現像と略する)を
行い、第1の走査露光部を反転現像する。この第1の現
像において、現像スリーブには交番電圧にDC+500
Vのバイアス電圧を重畳して印加して現像を行う。
【0007】(d)の行程で、感光体101の表面に帯
電器C2により1次帯電と同極性のコロナ放電(2次放
電)を行う。この2次帯電により赤色トナーT101の
付与された部分及び未露光部の感光体表面電位はともに
グリッドバイアス電圧とほぼ同じ約+600Vに帯電さ
れる。
【0008】また、この帯電器104bのシールドの開
口部には約1mm間隔で多数のグリッドワイヤがコロナ
放電と平行に張架されており、そのグリッドワイヤと感
光体101Aの距離は約1mmとしている。
【0009】(e)の行程において、例えば文字情報等
を形成するための図示しない第2のレーザ発光装置から
照射された第2のレーザビームL102にて、第2の潜
像を形成し、(f)の行程においては例えば黒色の磁性
の正(+)極性を有する絶縁性トナーT102を現像ス
リーブにコーティングしてジャンピング現像を行い、第
2の潜像を反転現像し、走査露光L102に黒色トナー
T102を付与する。この第2現像時、現像スリーブに
は交番電圧にDC+500Vのバイアス電圧を重畳して
印加して現像を行う。
【0010】この第2現像時、赤色トナー現像部と未露
光部の感光体表面電位は暗減衰のため約+580Vにな
るが、赤色トナー現像部の電位は黒色トナーT102を
反発するバイアスとなり、赤色トナー部に対する黒色ト
ナーの混色を防止する。またコントラストの高い黒色ト
ナー画像がえられる。
【0011】こうして感光体101上に赤、黒の2色に
よる像を形成し、この像を転写部において転写媒体であ
る記録紙に転写させることによって2色画像の形成を実
現させる。
【0012】したがって、このように一つの感光体上に
多色画像を実現するため、潜像形成を行うための帯電手
段や露光手段、及び現像手段をそれぞれの色に対応させ
て複数組必要とし、専用的に使用している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
で示した多色の画像を形成可能な画像形成装置において
は以下に挙げる問題があった。
【0014】まず第1の問題として、当然のことながら
画像形成を行う画像は2色によるものばかりではなく、
単色の場合も数多く存在する。例えば、使用頻度のもっ
と高いと予想される黒色のみの画像を形成する場合に
は、露光手段としての図示されない第2のレーザ発光装
置から照射された第2のレーザビームのみを使用するこ
とになり、赤色の画像を形成する第1のレーザビームを
使用することはない。
【0015】従って、第1のレーザ発光装置に比べて第
2のレーザ発光装置の累積発光時間が多くなり、第2の
レーザ発光装置に備えられているレーザ発光素子が早期
に寿命を迎えてしまう。よって、第2のレーザ発光装置
の寿命がその製品自体の寿命やメンテナンス間隔を左右
してしまうことにもなりかねない。
【0016】次に第2の問題としては、上記のように2
色の使用頻度が著しく異なる場合は、レーザ発光装置だ
けでなく、その他の構成要素である複数備えられた帯電
器や現像器の一方が、ワイヤ断線や異物の混入、摩耗等
のなんらかの要因にて、故障してしまうことも考えられ
る。
【0017】その際には、図示しない表示部に故障発生
の旨をユーザに提示して、メンテナンスを要求し、装置
全体の使用が不可能となっていた。したがって、この従
来例では2組の画像形成手段を備えながら、片側が故障
するとその装置は使用不可能となっていた。
【0018】本発明は上記従来技術の問題を解決するも
のであり、その目的とするところは、帯電手段、露光手
段及び現像手段等の画像形成手段を複数組備えた構成に
おいて、それぞれの構成要素を切り換えて選択すること
により、各構成要素の寿命をのばし、高品質の画像を長
期にわたって維持することを可能とすると共に、構成要
素のうちのいずれかが何らかの原因で故障した際に、複
数ある同じ機能を備えた他の構成要素により画像形成動
作を継続することを可能とする画像形成装置を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体上に複数の帯電手段と複
数の露光手段及び複数の現像手段を備え、前記像担持体
上にトナー像を形成する画像形成装置において、前記複
数の帯電手段と複数の露光手段及び複数の現像手段の中
からいずれかの帯電手段と露光手段及び現像手段を選択
して使用する選択制御手段を備えたことを特徴とする。
【0020】従って、それぞれの手段を組み合わせて使
用することができる。
【0021】また、前記複数の帯電手段と、複数の露光
手段のそれぞれの累積使用時間を記憶する記憶手段を備
え、前記選択制御手段は、前記記憶手段に記憶された累
積使用時間に基づき、累積使用時間の少ない帯電手段及
び露光手段を選択して使用することも好適である。
【0022】これによると、選択制御手段により累積使
用時間の少ない帯電手段及び露光手段が選択されて使用
され、それぞれの帯電手段及び露光手段は平均的に使用
される。
【0023】また、前記選択制御手段は、前記複数の現
像手段のいずれかを用いて画像形成を行う際に動作する
ことも好適である。
【0024】これにより、いずれか1つの現像手段に対
してそれぞれの帯電手段及び露光手段は平均的に使用さ
れる。
【0025】また、前記選択制御手段は、前記複数の帯
電手段と複数の露光手段及び複数の現像手段のすくなく
とも1つが動作不良となった際に、この動作不良となっ
たものを除くいずれかの帯電手段と露光手段及び現像手
段を選択して使用することを特徴とすることも好適であ
る。
【0026】これにより、動作不良となったものを除く
いずれかの帯電手段と露光手段及び現像手段を選択使用
した画像形成動作を継続可能とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の本実施の形態に係
る画像形成装置について、図面を参照して詳細に説明す
る。なお、作像原理は図6に示した従来技術と同様であ
り、その説明は省略する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明を適用した
2色画像が形成可能なデジタル式の多色画像形成装置の
要部断面構成図である。
【0029】図1において、1は回転自在に支持され、
矢印A1方向に回転駆動される像担持体としての感光体
ドラム、2は第1の帯電手段である第1帯電器、3は第
1の現像手段である第1現像器(ここでは赤色現像器と
する)、4は第2の帯電手段である第2帯電器、5は第
2の現像手段である第2現像器(同黒色現像器)であ
る。
【0030】そして、第1帯電器2および第2帯電器4
の感光体ドラム1回転方向下流側の第1露光位置1aお
よび第2露光位置1bには、レーザスキャナ6から照射
される第1レーザビームL1および第2レーザビームL
2が走査露光される。また、第1帯電器2の上流側には
感光体ドラム1に残った残留トナーを回収するクリーナ
7を備えている。
【0031】まず、この多色画像形成装置における通常
時の2色画像形成動作について説明する。はじめに感光
体ドラム1の表面は第1帯電器2により、約600Vに
帯電される。ついで感光体ドラム1は第1レーザビーム
L1の走査露光によって、赤色画像の静電潜像が形成さ
れる。
【0032】こうして得られた第1の静電潜像を、赤色
の非磁性のプラス極性を有する一成分絶縁性トナー(赤
色トナー)T1を備えた第1現像器3により反転現像す
る。第1現像器3の現像スリーブ3aと感光体ドラム1
との間隔は約300μmであり、またスリーブ3aには
バイアス電圧が印加されている。このバイアス電圧は交
番電圧であり、交流成分として、1500Hz、150
0Vp−p(530Vr.m.s)、直流成分として+
500Vが重畳されている。
【0033】次に、感光体ドラム1の表面に第2帯電器
4により、再びコロナ放電を行う。第2帯電器4のコロ
ナ放電ワイヤには+6.0KV、また第2帯電器4のシ
ールド開口部のグリッドワイヤには+600Vのバイア
ス電圧が印加されている。この第2の帯電により、赤色
トナーT1による現像部と未露光部の感光体表面電位は
ともにグリッドバイアス電圧とほぼ同じ約+600Vに
帯電される。
【0034】次いで、第2レーザビームL2の走査露光
によって黒色画像の第2の静電潜像を形成する。さら
に、この第2の静電潜像を黒色の磁性のプラス磁性を有
する一成分帯磁性トナー(黒色トナー)T2を備えた第
2現像器5によりジャンピング現像を行い反転現像す
る。第2現像器5の現像スリーブ5aと感光体ドラム1
との間隔は約300μmであり、またスリーブ5aには
第1現像と同条件のバイアス電圧が印加されている。
【0035】この第2現像時に交番電界の作用によっ
て、黒色トナーT2はスリーブ5aと感光体ドラム1間
を往復運動し、走査露光L2に応じた明部電位は十分に
現像される。一方赤色トナーT1は黒色トナーT2によ
ってかき落とされることはなく、また走査露光L2を受
けなかった部分にも黒色トナーT2は付着することはな
い。
【0036】こうして感光体ドラム1上に形成された黒
・赤色トナーの2色画像は転写部8において記録媒体で
ある記録材に転写され、画像が転写された記録材は図示
しない定着部へ送られるとともに、感光体ドラム1上の
残留トナーはクリーナ7を通過する際に感光体ドラム1
上から除去される。
【0037】ここで、レーザスキャナ6から照射される
第1レーザビームL1および第2レーザビームL2につ
いて、さらに詳しく説明する。レーザスキャナ6のレー
ザ発光部の断面図を図2に、平面図を図3に示す。
【0038】レーザスキャナ6は図2,3に示すよう
に、それぞれレーザ光源であるレーザ素子(図示せず)
を内蔵する第1及び第2レーザ発光装置11,12を有
し、各レーザ発光装置11,12に通電することによ
り、それぞれ第1レーザビームL1、第2レーザビーム
L2がシリンドリカルレンズ13a,13bを通ってポ
リゴンミラー14の反射面に対してそれぞれ対称な角度
で照射される。
【0039】ポリゴンミラー14の反射面で反射された
L1,L2はトーリックレンズ15およびfθレンズ1
6を通過し、それぞれの反射ミラー対17および18で
反射した後に、感光体ドラム1上に第1露光位置1aお
よび第2露光位置1bにおいて結像し、スキャナモータ
19によるポリゴンミラー14の矢印A2方向の回転に
伴って感光体ドラム1上を走査露光する。また、多色画
像形成装置本体の上部には、複写原稿の読取を行う原稿
読取部21が備えられている。原稿読取部21には、原
稿を照射する光源22があり、その原稿からの反射光は
ミラー群23、レンズ群24を通過することにより、受
光素子であるCCD25に結像する。このCCD25に
よって電気信号に変換されて、図4に示すように、集中
制御を行うメインCPU29に送られ、画像認識部にお
いて認識処理が行われることになる。
【0040】この読取機能により、自動原稿読取モード
が設定されている場合には、複写原稿の色に応じた現像
器を動作させることにより、自動多色画像形成が可能と
なっている。
【0041】さらに、図4に示すブロック図のように、
第1,第2レーザ発光装置11,12の制御するレーザ
制御部26aと、その各々の発光累積時間を記憶する記
憶部26b、また第1第2の帯電器2,4を制御する帯
電器制御部27aと、その各々の累積通電時間を記憶す
る記憶部27b、第1第2の現像器3,5の動作を制御
する現像制御部28が図示しない基板上に設けられ、メ
インCPU29と接続されている。また、装置前面に
は、動作状況を表示する表示部30、ユーザからの操作
を入力する操作部31が設けられ、各々の情報の提示や
り取りが可能となっている。
【0042】次に、図5に示す表を参照しながら、各モ
ードにおけるレーザビーム、帯電器、現像器の選択動作
について例をあげて詳細に説明をする。 (1)ユーザによる黒色の単色指定 原稿の画像情報にかかわらず、ユーザによって操作部3
1から黒色による単色の指定がなされた場合は、レーザ
ビームは次のようにして選択される。第1及び第2のレ
ーザ発光装置11,12のそれ以前の使用した発光累積
時間を、記憶部26bの情報に基づきメインCPU29
にて比較演算する。そして、その累積時間の少ない方の
レーザ発光装置を用いることで、レーザビームを形成さ
せる。このように、選択使用を続けることで両者の累積
時間の差は次第に少なくなる。また一方帯電器は、第1
のレーザビームL1を選択した際には、第1帯電器2が
自動的に選択されることになるが、第2のレーザビーム
が選択された際には、レーザビームと同様に累積通電時
間を記憶部27bの情報に基づき比較演算して、その累
積時間の少ない方の帯電器を選択することになる。よっ
て帯電器もまた両者の差は次第に少なくなる。当然現像
器は黒色トナーT2の現像を行う第2現像器5が使用さ
れるのはいうまでもないが、上記組み合わせによる黒色
だけの画像形成装置が可能となっている。 (2)ユーザによる赤色の単色指定 原稿の画像情報にかかわらず、ユーザによって操作部3
1から赤色による単色の指定がなされた場合は、帯電器
とレーザビームは、赤色の現像を行う第1現像器3の上
流に配置する必要があるため、自動的に第1のレーザビ
ームL1と第1帯電器2が使用されることになる。当然
現像器は赤色の現像を行う第1現像器3が使用される。 (3)自動原稿読取モードで黒色のみと認識 自動原稿読取モードにおいて、原稿読取部21の信号を
画像認識処理した際に、原稿の画像情報が黒色の1色の
みと認識されることがある。使用頻度から考慮すると、
このような原稿が多いと想定されるがこの場合は、
(1)のユーザによる黒色の単色指定と同様となる。現
像器は黒色の現像を行う第2現像器5を、レーザビーム
と帯電器は、それまでの使用頻度の少ない方を自動的に
選択して使用されることになる。なお、自動原稿読取モ
ードにおいて、赤と認識された場合は、(2)の構成と
同様である。(図示せず) (4)自動原稿読取モードで赤黒が混在と認識 同じく自動原稿読取モードにおいて、赤黒の色が混在し
ていると認識された場合は、通常の複写原稿の色に応じ
た現像器を動作させることにより、自動多色画像形成が
行われる。赤色には第1レーザビームL1、第1帯電器
2、第1現像器3が、黒色には、第2レーザビームL
2、第2帯電器4、第2現像器6がそれぞれ用いられる
ことになる。 (5)第1レーザが故障 また、第1レーザ発光素子の寿命やその駆動回路がなん
らかの原因で故障して、第1のレーザ発光装置11が動
作しなくなった場合が想定される。この場合には、表示
部30に黒色のみ印字可能という表示をユーザに提示
し、と同時にメンテナンスも要求する。
【0043】しかしながら、この状態でも黒色の画像形
成は続けることが可能である。その際には第2レーザビ
ームL2のみを使用し、その上流に配置されている第1
第2いづれかの帯電器を選択して、第2現像器6によっ
て現像動作が可能であり、メンテナンスがされるまでの
期間であっても、装置を継続させて使用することが可能
となる。 (6)第2レーザが故障 同様に第2レーザ発光素子の寿命やその駆動回路がなん
らかの原因で故障して、第2のレーザ発光装置12が動
作しなくなった場合も想定される。この場合には、表示
部30に自動多色画像形成が出来ない旨をユーザに提示
し、と同時にメンテナンスも要求する。しかしながら、
この状態でも単色の画像形成は続けることが可能であ
る。その際には赤もしくは黒の単色モードの指定を促
し、第1レーザビームL1のみを使用し、第1の帯電器
2を使用し、指定された現像器によって現像動作がなさ
れ、メンテナンスがされるまでの期間であっても同様に
装置を継続させて使用することが可能となる。 (7)第1帯電器が故障 また、コロナ放電ワイヤやグリッドの断線やその駆動回
路がなんらかの原因で故障して、第1帯電器2が動作し
なくなった場合も想定される。この場合にも、表示部3
0に黒色のみ印字可能という表示をユーザに提示し、と
同時にメンテナンスも要求する。しかしながら、この状
態でも黒色の画像形成は続けることが可能である。その
際には第2レーザビームL2のみを使用し、その上流に
配置されている第2帯電器4を使用して、第2現像器6
によって現像動作がなされ、メンテナンスがされるまで
の期間であっても装置を使用することが可能となる。 (8)第2帯電器が故障 同様にコロナ放電ワイヤやグリッドの断線やその駆動回
路がなんらかの原因で故障して、第2帯電器4が動作し
なくなった場合も想定される。その場合には、表示部3
0に自動多色画像形成が出来ない旨をユーザに提示し、
と同時にメンテナンスも要求する。しかしながら、この
状態でも単色の画像形成は続けることが可能である。そ
の際には赤もしくは黒の単色モードの指定を促し、第1
帯電器2を使用して、第1及び第2のレーザ発光装置を
その使用頻度により選択することにより、指定された現
像器によって現像動作がなされ、メンテナンスがされる
までの期間であっても同様に装置を使用することが可能
となる。 (9)第1現像器(赤色)が故障 また、現像スリーブ3aの摩耗や異物の付着等やその駆
動回路がなんらかの原因で故障して、第1現像器3が動
作しなくなった場合も想定される。この場合にも(3)
のモードと同様に、表示部30に黒色のみ印字可能とい
う表示をユーザに提示し、かつメンテナンスも要求す
る。しかしながら、この状態でも黒色の画像形成は続け
ることが可能である。現像器は黒色の現像を行う第2現
像器5を、レーザビームと帯電器は、それまでの使用頻
度の少ない方を自動的に選択して使用されることにな
る。メンテナンスがされるまでの期間であっても装置を
使用することが可能となる。 (10)第2現像器(黒色)が故障 同様に、現像スリーブ5aの摩耗や異物の付着等やその
駆動回路がなんらかの原因で故障して、黒色の第2現像
器5が動作しなくなった場合も想定される。この場合に
は、表示部30に赤色のみ印字可能という表示をユーザ
に提示し、かつメンテナンスも要求する。現像器は赤色
の現像を行う第1現像器3が使用され、自動的に第1の
レーザビームL1と第1帯電器2が使用されることにな
るが、このモードでもメンテナンスがされるまでの期間
であっても、装置を使用することが可能となる。
【0044】また、現状ではもっとも使用頻度が多いと
想定される、黒色のみの自動原稿読取モード(3)にお
いて、1枚の原稿から多数枚の複写をする際には、この
ようにレーザ発光装置、帯電器、現像器を自動選択する
場合に特に効果は顕著なものとなる。
【0045】なお、上記実施の形態における現像剤の組
み合わせは、赤と黒であったが、その他の色を所望に組
み合わせることが可能である。また、上記実施の形態に
おける現像剤の組み合わせは2色であるが、3色以上の
配置を行った場合にも同様であり、組み合わせの中から
一番使用頻度の少ないものを選択することで、その目的
を達成することが可能である。
【0046】また、現像方法として一成分トナーによる
ジャンピング現像を例にあげたが、磁性二成分トナーに
よるジャンピング現像や磁気ブラシ現像を利用した方法
を採用した場合や、感光体ドラムに光情報を付与する手
段として、複数の変調されたレーザ光を用いる手段を採
用した場合でも同様に本発明を適用可能であることはい
うまでもない。
【0047】
【発明の効果】上記に説明されたように本発明は、選択
制御手段により前記複数の帯電手段と複数の露光手段及
び複数の現像手段の中からいずれかの帯電手段と露光手
段及び現像手段を選択して使用するので、それぞれの手
段を組み合わせて使用することが可能となり、各手段の
寿命をのばし、高品質の画像を長期にわたって維持する
ことを可能とすると共に、いずれかの手段が故障した場
合でも同じ機能を備えた別の手段を選択して使用するこ
とで装置を継続して使用することができる。
【0048】また、記憶手段に記憶された累積使用時間
に基づき、累積使用時間の少ない帯電手段及び露光手段
を選択して使用することで、それぞれ複数備えられてい
る帯電手段及び露光手段が平均的に使用されるので、い
ずれかの手段のみ多用されることがなく寿命をのばして
高品質の画像を長期にわたって維持する。
【0049】また、いずれかの現像手段を用いて画像形
成を行う際に選択制御手段を動作させることで、いずれ
かの現像手段に対して帯電手段及び露光手段を複数備え
ていることになり、高品質の画像形成を長期にわたって
行える。
【0050】また、各手段のすくなくとも1つが動作不
良となった際に、選択制御手段によりこの動作不良とな
ったものを除くいずれかの帯電手段と露光手段及び現像
手段を選択して使用することで、画像形成を継続して行
うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した画像形成装置の主要部
の断面構成図。
【図2】図2はレーザ発光装置の断面図。
【図3】図3はレーザ発光装置の平面図。
【図4】図4は画像形成装置の制御ブロック図。
【図5】図5は各手段の選択動作を説明する図。
【図6】図6は画像形成の原理を説明する図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体) 2 第1帯電器 3 第1現像器 4 第2帯電器 5 第2現像器 6 レーザスキャナ 7 クリーナ 8 転写部 L1 第1レーザビーム L2 第2レーザビーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に複数の帯電手段と複数の露
    光手段及び複数の現像手段を備え、前記像担持体上にト
    ナー像を形成する画像形成装置において、 前記複数の帯電手段と複数の露光手段及び複数の現像手
    段の中からいずれかの帯電手段と露光手段及び現像手段
    を選択して使用する選択制御手段を備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の帯電手段と、複数の露光手段
    のそれぞれの累積使用時間を記憶する記憶手段を備え、 前記選択制御手段は、前記記憶手段に記憶された累積使
    用時間に基づき、累積使用時間の少ない帯電手段及び露
    光手段を選択して使用することを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記選択制御手段は、前記複数の現像手
    段のいずれかを用いて画像形成を行う際に動作すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記選択制御手段は、前記複数の帯電手
    段と複数の露光手段及び複数の現像手段のすくなくとも
    1つが動作不良となった際に、この動作不良となったも
    のを除くいずれかの帯電手段と露光手段及び現像手段を
    選択して使用することを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像形成装置。
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