JPH09230447A - カメラ及び外付けフラッシュ - Google Patents

カメラ及び外付けフラッシュ

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JPH09230447A
JPH09230447A JP8033839A JP3383996A JPH09230447A JP H09230447 A JPH09230447 A JP H09230447A JP 8033839 A JP8033839 A JP 8033839A JP 3383996 A JP3383996 A JP 3383996A JP H09230447 A JPH09230447 A JP H09230447A
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JP
Japan
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camera
focal length
flash
data
new
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Application number
JP8033839A
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English (en)
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Kotaro Kawabe
浩太郎 川邉
Tsutomu Ichikawa
勉 市川
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • G03B2215/0514Separate unit
    • G03B2215/0517Housing
    • G03B2215/0525Reflector
    • G03B2215/0528Reflector movable reflector, e.g. change of illumination angle or illumination direction

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新型フラッシュ及び135型フラッシュのいず
れが装着されても外付けフラッシュに良好な動作を行わ
せる。 【解決手段】 CPU14は、外付けフラッシュ2へ送
信するシリアルデータを作成する。このデータは、焦点
距離検出手段12で検出された撮影レンズの焦点距離デ
ータ及びカメラ1が新型カメラである旨のデータを有す
る。CPU21は、受信したデータからカメラ1が新型
カメラかどうかを判別し、この判別結果及び焦点距離デ
ータを用いて光源移動部25を制御し、照射角を調整す
る。CPU21は、装着カメラが新型カメラであれば、
受信した焦点距離データに対応する照射角に調整し、新
型カメラでなければ、受信した焦点距離データを0.8倍
した値に対応する照射角に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なシステムに
沿ったフィルムを用いるカメラ及び外付けフラッシュに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はフィルムの画面サイズを示す。こ
の画面サイズは、JIS K7519に規定されたロールフィル
ムJ135の寸法に準拠して36×24mmの大きさに設定され
ており、従来、このフィルム(以下、135型フィルムと
いう)の画面サイズに一致するサイズの露光窓を介して
撮影を行うカメラ(以下、135型カメラという)が普及
している。
【0003】上記従来のカメラには、外付けのフラッシ
ュがカメラ本体に装着可能になっているものがあり、そ
のようなカメラでは、カメラ本体に外付けフラッシュが
装着されると、カメラ本体から外付けフラッシュにカメ
ラが備える撮影レンズの焦点距離データが送信されるよ
うになっている。外付けフラッシュは、受信した焦点距
離データに応じてその照射角と光量を制御するオートズ
ーム機能を有するとともに、表示部に上記焦点距離を表
示するようになっている。
【0004】図6はカメラ1の撮影レンズの焦点距離f
と外付けフラッシュ2の照射角φとの関係を説明する図
である。なお、図中、フィルム面S1と撮影対象面S2
間の距離をdとする。また、焦点距離f=f1の場合の
画角をθ1、そのときに要求される照射角をφ1とし、
焦点距離f=f2の場合の画角をθ2、そのときに要求
される照射角をφ2とする。
【0005】図6に示すように、f1<f2のときはθ
1>θ2となるので、撮影対象面S2の全面にフラッシ
ュ光を照射するために外付けフラッシュ2に要求される
照射角は、φ1>φ2になる。すなわち、焦点距離fが
長くなるに従って要求される照射角は小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近、図7に示すよう
に、画面サイズが30.2×16.7mmの新規なシステムに沿っ
たフィルム(以下、新型フィルムという)が考えられて
おり、この新型フィルムとともに新型フィルムの画面サ
イズに一致するサイズの露光窓を介して撮影を行うカメ
ラ(以下、新型カメラという)の普及が図られている。
【0007】この新型フィルムと上記135型フィルムと
では画面サイズが異なるので、図8に示すように、焦点
距離fが等しい撮影レンズを用いて撮影対象面S2上の
被写体の撮影をフィルム面S1上のフィルムに行う場合
には、135型フィルムの場合の画角がθ11、新型フィル
ムの場合の画角がθ12であるとすると、両画角の関係は
θ11>θ12になる。これによって、撮影対象面S2上に
おける撮影可能な被写体の最大寸法がそれぞれL11,L
12であるとすると、L11>L12になる。
【0008】ところで、画角を等しくして撮影を行う場
合を考えると、新型カメラの撮影レンズの焦点距離は、
135型カメラの撮影レンズの焦点距離に比べて短いもの
にする必要があり、その関係は両フィルムの画面サイズ
の比率に比例することから、新型カメラの撮影レンズの
焦点距離は、135型カメラの撮影レンズの焦点距離の約
0.8倍ということになる。
【0009】従って、図6で説明した焦点距離fと照射
角φとの関係を考慮すると、135型カメラに対応する外
付けフラッシュ(以下、135型フラッシュという)と、
新型カメラに対応する外付けフラッシュ(以下、新型フ
ラッシュという)とでは、要求される照射角が異なって
くる。
【0010】図9は各フィルムによる撮影範囲、すなわ
ち画角(実線)と対応する外付けフラッシュの照射角
(一点鎖線)を模式的に示す図で、(a)は135型フィ
ルムの場合、(b)は新型フィルムの場合を示してい
る。
【0011】図9(a)に示すように、135型フラッシ
ュは、大きい画角を有する135型フィルムに対応して広
い照射角を有している。一方、図9(b)に示すよう
に、新型フラッシュは、135型フィルムに比べて小さい
画角を有する新型フィルムに対応して、135型フラッシ
ュに比べて狭い照射角を有している。
【0012】従って、135型カメラ及び135型フラッシュ
と、新型カメラ及び新型フラッシュとが混用されると、
外付けフラッシュの表示部における焦点距離の表示及び
発光の照射角について、以下に説明するような問題が生
じる。
【0013】表1は、一例として焦点距離が28mmの撮影
レンズを備えた新型カメラ及び135型カメラに装着され
た新型フラッシュ及び135型フラッシュの各組合せにお
けるフラッシュの照射角及び焦点距離の表示の良否を説
明する表である。なお、表1において、135型カメラ及
び新型カメラは撮影レンズの焦点距離データをそのまま
外付けフラッシュに送信している。
【0014】
【表1】
【0015】まず、外付けフラッシュの表示部における
焦点距離の表示は、各組合せにおいてカメラから外付け
フラッシュに撮影レンズの焦点距離データがそのまま送
信されているので、表1に示すように、全部の組合せ
〜において正確に行われることとなる。
【0016】次に、照射角について説明すると、135型
フラッシュを新型カメラに装着した組合せでは、照射
角は新型フィルムより大きい135型フィルムの画角をカ
バーすることになり、また、新型フラッシュを新型カメ
ラに装着した組合せ及び135型フラッシュを135型カメ
ラに装着した組合せでは、それぞれ対応した照射角と
なっている。
【0017】一方、新型フラッシュは新型フィルムの画
角に対応して焦点距離28mmの照射角で発光するので、新
型フラッシュを135型カメラに装着した組合せでは、
照射角は新型フィルムより大きい135型フィルムの画角
をカバーすることができないという問題が生じる。
【0018】本発明は、上記問題を解決するもので、新
型フラッシュ及び135型フラッシュのいずれが装着され
ても外付けフラッシュに良好な動作を行わせることが可
能なカメラを提供することを目的とする。
【0019】また、本発明は、新型カメラ及び135型カ
メラのいずれに装着されても良好な動作を行うことが可
能な外付けフラッシュを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮影レンズ及
び所定サイズの露光窓を介してフィルムに撮影を行うと
ともに、外付けフラッシュの発光を指示する指示情報を
上記外付けフラッシュに送信するカメラにおいて、上記
撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、
上記露光窓のサイズに関する情報を記憶する記憶手段
と、検出した上記焦点距離及び上記サイズに関する情報
を上記外付けフラッシュに向けて送信する送信手段とを
備えたものである(請求項1)。
【0021】この構成によれば、撮影レンズの焦点距離
及び露光窓のサイズに関する情報がカメラから外付けフ
ラッシュに送信されることにより、外付けフラッシュ
は、撮影レンズの焦点距離及び露光窓のサイズに関する
情報から決まる撮影画角に応じた適正な照射角に調整す
ることが可能になる。なお、カメラから外付けフラッシ
ュへの送信は、有線で行われても、無線で行われてもよ
い。
【0022】請求項1の構成において、上記露光窓のサ
イズに関する情報は、135型フィルムに対応するサイズ
でない旨が識別可能に構成されたものでもよい。この構
成によれば、外付けフラッシュは、カメラが備える露光
窓のサイズが135型フィルムに対応するサイズでない旨
を識別したときには、新型フィルムに対応するサイズで
あると判断し、135型フィルムに対応するサイズでない
旨を識別しないときには、135型フィルムに対応するサ
イズであると判断することにより、135型フィルム及び
新型フィルムに対応して適正な照射角に調整することが
可能になる。
【0023】また、撮影レンズ及び所定サイズの露光窓
を介してフィルムに撮影を行うカメラから送信されるデ
ータを受信する受信手段を備えた照射角可変の外付けフ
ラッシュにおいて、上記受信データから上記撮影レンズ
の焦点距離データを抽出する抽出手段と、上記受信デー
タに上記露光窓のサイズに関する情報が含まれているか
否かを判別する判別手段と、上記撮影レンズの焦点距離
及び上記判別結果から決まる撮影画角に応じて照射角を
変更する照射角制御手段とを備えたものである(請求項
2)。
【0024】この構成によれば、受信データからカメラ
の撮影レンズの焦点距離データが抽出され、受信データ
にカメラの露光窓のサイズに関する情報が含まれている
か否かが判別される。そして、撮影レンズの焦点距離及
び判別結果から決まる撮影画角に応じて照射角が変更さ
れる。
【0025】請求項2の構成において、上記照射角制御
手段は、上記判別手段により上記受信データに上記露光
窓のサイズに関する情報が含まれていると判別される
と、カメラが備える露光窓のサイズは新型フィルムの画
面サイズに一致するサイズであると判断し、上記露光窓
のサイズに関する情報が含まれていないと判別される
と、135型フィルムの画面サイズに一致するサイズであ
ると判断するものであってもよい。この構成によれば、
これらの判断結果及び撮影レンズの焦点距離を用いるこ
とにより、135型フィルム及び新型フィルムの両方に対
応して照射角の変更がそれぞれの撮影画角に応じて適正
に行われる。
【0026】また、請求項2の構成において、上記照射
角制御手段は、上記判別手段により上記受信データに上
記露光窓のサイズに関する情報が含まれていると判別さ
れると、露光窓のサイズに関する情報が露光窓のサイズ
データであると判断するものであってもよい。この構成
によれば、この判断結果及び撮影レンズの焦点距離を用
いることにより、露光窓の任意のサイズ、すなわち任意
の画面サイズのフィルムに対応して照射角の調整が適正
に行われる。
【0027】
【発明の実施の形態】まず、本発明が適用されるカメラ
システムの第1実施形態について表2を参照して説明す
る。表2は、焦点距離が28mmの撮影レンズを備えた新型
カメラ及び135型カメラに装着された新型フラッシュ及
び135型フラッシュの各組合せにおけるフラッシュの照
射角及び焦点距離の表示の良否を説明する表である。な
お、表2において、135型カメラは撮影レンズの焦点距
離データをそのまま外付けフラッシュに送信している。
【0028】上記図8を用いて説明したように、新型カ
メラの撮影レンズの焦点距離を135型カメラの撮影レン
ズの焦点距離の0.8倍にすると、撮影の画角がほぼ同一
値になる。従って、新型カメラ本体から外付けフラッシ
ュに対して、135型フィルムの画面サイズに適合するよ
うに予め変換した焦点距離データを送信することが考え
られる。
【0029】そこで、表2は、新型カメラ本体から外付
けフラッシュに送信する焦点距離データを撮影レンズの
焦点距離の1.25倍、すなわち35mmに変換して外付けフラ
ッシュに送信した場合を示している。なお、この場合に
は、新型フラッシュは送信されてくる焦点距離データの
0.8倍の焦点距離に対応する照射角で発光するように予
め設定しておく。
【0030】
【表2】
【0031】まず、照射角について説明すると、新型フ
ラッシュを新型カメラ本体に装着した組合せでは、送
信されてくる焦点距離データ35mmの0.8倍、すなわち28m
mに対応するものになり、適正な照射角の発光が行われ
る。
【0032】また、135型フラッシュを新型カメラ本体
に装着した組合せでは、焦点距離データとして35mmが
送信されてくるので、135型フィルムの焦点距離35mmに
適合する照射角で発光するが、この照射角は新型フィル
ムの焦点距離28mmに適合するものになり、適正な照射角
で発光が行われる。
【0033】また、新型フラッシュを135型カメラ本体
に装着した組合せでは、焦点距離データとして28mmが
送信されてくるが、新型フラッシュの設定により焦点距
離データとして28mm×0.8=22mmに対応する照射角に拡
大されるので、新型フィルムの焦点距離22mmに適合する
照射角で発光するが、この照射角は135型フィルムの焦
点距離28mmに適合するものになり、適正な照射角で発光
が行われる。
【0034】また、135型フラッシュを135型カメラ本体
に装着した組合せでは、適正な照射角の発光が行われ
る。
【0035】このように、第1実施形態によれば、新型
カメラ本体から外付けフラッシュに送信する焦点距離デ
ータを撮影レンズの焦点距離の1.25倍に変換して外付け
フラッシュに送信することにより、外付けフラッシュが
新型フラッシュ及び135型フラッシュのいずれの場合で
も、撮影画角に応じた適正な照射角で発光を行わせるこ
とができる。
【0036】また、新型フラッシュは、装着されるカメ
ラ本体から送信されてくる焦点距離データの0.8倍の焦
点距離に対応する照射角で発光するように予め設定して
おくことにより、カメラ本体が新型カメラ及び135型カ
メラのいずれの場合でも、それぞれの撮影画角に応じた
適正な照射角で発光を行うことができる。
【0037】なお、外付けフラッシュの表示部に撮影レ
ンズの焦点距離を表示する場合には、カメラ本体から送
信されてくる焦点距離データが35mmであるので、組合せ
,において、撮影レンズの焦点距離が28mmであるに
も拘らず表示部に表示される値は35mmになり、焦点距離
の正確な表示が行われないこととなる。
【0038】次に、本発明が適用されるカメラシステム
の第2実施形態について図面を参照して説明する。図1
は本カメラシステムの制御系を示すブロック図、図2は
光源移動部の概略構成を示すフラッシュの内部構成図で
ある。
【0039】本カメラシステムは、図1に示すように、
カメラ1及びこのカメラ1に装着される外付けフラッシ
ュ2から構成されている。
【0040】カメラ1は、ROM11、焦点距離検出手
段12、インターフェース13及びCPU14を備え、
外付けフラッシュ2は、CPU21、光源22、インタ
ーフェース23、表示部24及び光源移動部25を備え
る。
【0041】このカメラ1は、新型フィルムに対して撮
影を行う新型カメラで、図7に示した画面サイズに一致
するサイズの露光窓を備えている。ROM11は、使用
フィルムが上記新型フィルム、すなわちその画面サイズ
が図7に示したものであることを記憶するものである。
【0042】焦点距離検出手段12は、このカメラ1に
着脱可能に又は固定的に取り付けられる図略の撮影レン
ズの焦点距離を検出するもので、撮影レンズが備えるR
OMに記憶された焦点距離データを読み取ることによっ
て焦点距離の検出を行う。なお、撮影レンズがズームレ
ンズである場合には、そのズームレンズが備えるROM
に記憶された基準データ及びエンコーダ等から出力され
るズーム位置に応じた信号を読み取ることによって焦点
距離の検出を行う。
【0043】インターフェース13とインターフェース
23は、データ通信のための入出力部を構成し、カメラ
と外付けフラッシュ間で従来から行われている公知の通
信プロトコルに従って後述するシリアルデータの送受信
を行うものである。
【0044】CPU14は、撮影準備及び撮影動作を制
御するとともに、インターフェース13を介して外付け
フラッシュ2へ送信するシリアルデータの作成動作や作
成データの外付けフラッシュ2への送信動作を制御する
ものである。また、CPU14は、撮影動作に同期して
発光指示信号をインターフェース13,23を介して外
付けフラッシュ2のCPU21に送出するものである。
【0045】上記シリアルデータは、所要のビット数で
構成され、従来の135型カメラと同様に焦点距離検出手
段12で検出された撮影レンズの焦点距離データと、こ
のカメラ1が新型カメラである旨のデータとからなって
いる。この新型カメラである旨のデータは、従来の135
型カメラから送出されるシリアルデータでは「1」に固
定されている予め設定された位置のビットを「0」に変
更するか、あるいは「0」に固定されている予め設定さ
れた位置のビットを「1」に変更することによって、表
している。
【0046】上記外付けフラッシュ2は、新型フラッシ
ュで、図7に示した画面サイズに一致するサイズの露光
窓を備えた新型カメラに対応するものである。
【0047】CPU21は、インターフェース13,2
3を介して受信する発光指示信号を受けて、キセノンラ
ンプ等からなる光源22に発光動作を行わせるととも
に、上記シリアルデータから焦点距離データを抽出し、
表示部24に送出するものである。また、CPU21
は、上記シリアルデータから上記設定位置のビットを抽
出し、このビットが新型カメラである旨のデータを表す
ものであるかどうかを判別するものである。また、CP
U21は、この判別結果及び焦点距離データを用いて光
源移動部25を制御することによって、新型フィルムの
画面サイズ又は135型フィルムの画面サイズに適正な
照射角に調整するものである。
【0048】表示部24は、液晶表示装置等からなり、
外付けフラッシュ2の背面適所に配設され、撮影レンズ
の焦点距離データを表示するものである。
【0049】光源移動部25は、図2に示すように、光
源22を移動可能に支持する光源支持部31と、フラッ
シュ本体に回動可能に支持された回動軸32と、モータ
33とを備えている。
【0050】光源支持部31は、反射ミラー部31aと
軸受部31bとからなり、反射ミラー部31aは、反射
面が前方に向けて配設され、光源22を支持するととも
にその発光光を前方に反射するもので、軸受部31b
は、上記反射ミラー部31aと一体的に形成され、この
反射ミラー部31aを支持するものである。
【0051】上記回動軸32には雄ねじが形成され、こ
の回動軸32が軸受部31bのねじ孔に螺合している。
また、回動軸32の一端にはギア34が固定され、この
ギア34は、モータ33のモータ軸33aに固定された
ギア35と噛み合わされ、モータ33の回転駆動力がギ
ア35,34を介して回動軸32に伝達される。モータ
33は、パルスモータからなり、その回転方向及び回転
量はCPU21によって制御される。
【0052】以上の構成により、焦点距離が短いとき
は、モータ33を正転させて回動軸32を回動させるこ
とにより、光源支持部31を前方に移動させて、照射角
を広角にする(図中、実線)。一方、焦点距離が長いと
きは、モータ33を反転させて回動軸32を回動させる
ことにより、光源支持部31を後方に移動させて、照射
角を狭角にする(図中、二点鎖線)。
【0053】そして、第2実施形態では、当該外付けフ
ラッシュ2の装着されたカメラ1が新型カメラであるの
で、CPU21は、上記受信した焦点距離データに対応
する照射角に調整すべく、光源支持部31を移動させ
る。
【0054】一方、装着されたカメラが新型カメラでな
い場合には、CPU21は、装着カメラが上記135型
カメラであると判断して、上記受信した焦点距離データ
を0.8倍した値に対応する照射角に調整すべく、光源支
持部31を移動させる。
【0055】なお、CPU21は、焦点距離データか
ら、この焦点距離データに対応する照射角となる光源支
持部31の移動量、すなわちモータ33の回転量を求め
るためのテーブルデータを記憶するROMを備えるよう
にしてもよい。
【0056】図3はカメラ1の動作手順を示すフローチ
ャートである。まず、焦点距離検出手段12によりカメ
ラ1が備える撮影レンズの焦点距離が検出され(#10
0)、次いで、カメラ1から外付けフラッシュ2に送信
されるシリアルデータが作成される(#110)。この
とき、このカメラ1が新型カメラである旨のデータを含
んで作成される。そして、この作成データの送信が行わ
れて(#120)、終了する。
【0057】このように、カメラ1から外付けフラッシ
ュ2に送信するシリアルデータに新型カメラである旨の
データを含むようにしたので、このカメラ1に装着する
外付けフラッシュ2側において、カメラ1が新型カメラ
かどうかを判別することが可能になる。
【0058】図4は外付けフラッシュ2の動作手順を示
すフローチャートである。まず、カメラ1から外付けフ
ラッシュ2に送信されるシリアルデータを受信したかど
うかが判別され(#200)、データの受信が行われる
と(#200でYES)、受信データから焦点距離デー
タが判別されて表示部24に表示される(#210)。
【0059】次いで、受信データに新型カメラである旨
のデータが含まれているかどうか、すなわち、この外付
けフラッシュ2が装着されたカメラ1が新型カメラであ
るかどうかが判別され(#220)、新型カメラであれ
ば(#220でYES)、受信した焦点距離データに応
じた照射角に調整すべく光源22が移動され(#23
0)、終了して発光指示信号を待機する。
【0060】一方、装着されたカメラ1が新型カメラで
なければ(#220でNO)、135型カメラであると判
断し、受信した焦点距離データの0.8倍の焦点距離に応
じた照射角に調整すべく光源22が移動され(#24
0)、終了して発光指示信号を待機する。
【0061】このように、この外付けフラッシュ2が装
着されるカメラ1から送信されてくるシリアルデータに
新型カメラである旨のデータが含まれているかどうかを
判別するようにしたので、装着されたカメラが新型カメ
ラであるかどうかを判別することができる。
【0062】また、装着されるカメラ1が新型カメラで
なければ135型カメラであると判断し、受信した焦点距
離データの0.8倍の焦点距離に応じた照射角に調整する
ようにしたので、135型フィルムの画面サイズに応じた
照射角で発光させることができる。従って、新型カメラ
と135型カメラの双方に対応した外付けフラッシュを実
現することができる。
【0063】
【表3】
【0064】表3は、焦点距離28mmの撮影レンズを備え
た上記カメラ1からなる新型カメラと、上記外付けフラ
ッシュ2からなる新型フラッシュとを用いた場合の各組
合せにおける発光の照射角及び焦点距離の表示の良否に
ついて示している。まず、表示部24における焦点距離
の表示について説明すると、各カメラから各フラッシュ
に撮影レンズの焦点距離28mmがそのまま送信されるの
で、表3に示すように、全組合せ〜において正確に
行われる。
【0065】次に、照射角について説明すると、新型フ
ラッシュを新型カメラに装着した組合せでは、新型フ
ラッシュは、装着されたカメラが新型カメラであること
を判別し、焦点距離28mmに応じた新型フィルムの画面サ
イズに適合する照射角に調整し、好適な発光が行われ
る。
【0066】また、135型フラッシュを新型カメラに装
着した組合せでは、135型フラッシュは、焦点距離28m
mに応じた135型フィルムの画面サイズに適合する照射角
に調整するので、新型フィルムの画面サイズの画角をカ
バーする照射角になり、好適な発光が行われる。
【0067】更に、新型フラッシュを135型カメラに装
着した組合せでは、新型フラッシュは、装着されたカ
メラが135型カメラであることを判別し、焦点距離28×
0.8=22mmに応じた新型フィルムの画面サイズに適合す
る照射角に調整するので、焦点距離28mmに応じた135型
フィルムの画面サイズの画角はカバーされ、好適な発光
が行われる。
【0068】また、135型フラッシュを135型カメラに装
着した組合せでは、135型フラッシュは、焦点距離28m
mに応じた135型フィルムの画面サイズに適合する照射角
に調整し、好適な発光が行われる。
【0069】このように、全組合せ〜において、正
確な焦点距離の表示を行うことができるとともに、使用
フィルムの画面サイズに対応する撮影画角に応じた適正
な照射角で発光を行うことができる。
【0070】なお、本発明は、以下に示すような上記第
2実施形態の変形形態を採用することができる。カメラ
1のROM11は、カメラ1が備える露光窓のサイズ、
すなわち使用フィルムの画面サイズを記憶する。また、
CPU14は、焦点距離検出手段12で検出された撮影
レンズの焦点距離データを表すビットと、上記画面サイ
ズデータを表すビットとから構成されるシリアルデータ
を作成するとともに、このシリアルデータを装着される
外付けフラッシュに送信する。
【0071】一方、外付けフラッシュ2のCPU21
は、フィルムの画面サイズデータと、撮影レンズの焦点
距離データとから、これらのデータに対応する照射角と
なる光源支持部31の移動量、すなわちモータ33の回
転量を求めるためのテーブルデータを記憶するROMを
備える。
【0072】以上のような構成のカメラ1及び外付けフ
ラッシュ2からなるカメラシステムを用いることによっ
て、任意の画面サイズのフィルムに対応する撮影画角に
応じた適正な照射角で発光を行わせることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、撮影レンズの焦点距離及び露光窓のサイズに関
する情報を外付けフラッシュに送信するようにしたの
で、外付けフラッシュは、撮影レンズの焦点距離及び露
光窓のサイズに関する情報を用いることによって適正な
照射角に調整することができる。
【0074】また、請求項2の発明によれば、受信デー
タからカメラの撮影レンズの焦点距離データを抽出し、
受信データにカメラの露光窓のサイズに関する情報が含
まれているか否かを判別して、撮影レンズの焦点距離及
び判別結果から決まる撮影画角に応じて照射角を変更す
るようにしたので、撮影画角に応じた適正な照射角に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本カメラの制御系を示すブロック図である。
【図2】光源移動部の概略構成を示すフラッシュの内部
構成図である。
【図3】カメラの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】フラッシュの動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】135型フィルムの画面サイズを示す図である。
【図6】カメラの撮影レンズの焦点距離fと外付けフラ
ッシュに要求される照射角φとの関係を説明する図であ
る。
【図7】新型フィルムの画面サイズを示す図である。
【図8】135型フィルムと新型フィルムの画角を説明す
る図である。
【図9】(a)(b)は各フィルムによる撮影範囲、す
なわち画角(実線)と対応する外付けフラッシュの照射
角(一点鎖線)を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ 11 ROM(記憶手段) 12 焦点距離検出手段 13 インターフェース(送信手段) 14 CPU(送信手段) 2 外付けフラッシュ 21 CPU(抽出手段、判別手段、照射角制御手段) 22 光源 23 インターフェース(受信手段) 24 表示部 25 光源移動部(照射角制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ及び所定サイズの露光窓を介
    してフィルムに撮影を行うとともに、外付けフラッシュ
    の発光を指示する指示情報を上記外付けフラッシュに送
    信するカメラにおいて、上記撮影レンズの焦点距離を検
    出する焦点距離検出手段と、上記露光窓のサイズに関す
    る情報を記憶する記憶手段と、検出した上記焦点距離及
    び上記サイズに関する情報を上記外付けフラッシュに向
    けて送信する送信手段とを備えたことを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 撮影レンズ及び所定サイズの露光窓を介
    してフィルムに撮影を行うカメラから送信されるデータ
    を受信する受信手段を備えた照射角可変の外付けフラッ
    シュにおいて、上記受信データから上記撮影レンズの焦
    点距離データを抽出する抽出手段と、上記受信データに
    上記露光窓のサイズに関する情報が含まれているか否か
    を判別する判別手段と、上記撮影レンズの焦点距離及び
    上記判別結果から決まる撮影画角に応じて照射角を変更
    する照射角制御手段とを備えたことを特徴とする外付け
    フラッシュ。
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