JPH05188425A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH05188425A
JPH05188425A JP579292A JP579292A JPH05188425A JP H05188425 A JPH05188425 A JP H05188425A JP 579292 A JP579292 A JP 579292A JP 579292 A JP579292 A JP 579292A JP H05188425 A JPH05188425 A JP H05188425A
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Hiroshi Matsushima
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズの焦点距離に応じた複数の露出補正値
を設定可能なカメラを提供する。 【構成】 本発明のカメラではレンズの焦点距離データ
ーにより設定補正値を複数に割り振る構成としたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露出補正が可能なカメ
ラ、または、複数の測光モード(分割測光、平均測光、
スポット測光、部分測光、中央重点測光 etc.)を
持ち、設定が可能なカメラにおいて、レンズと通信する
ことにより現在装着されているレンズの焦点距離、また
は、ズームレンズが装着されている時には、その時点で
の焦点距離とズーム範囲が認識できるカメラに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の例においては、露出補正で設定さ
れた補正値は、レンズの焦点距離によらずただ1つの値
である。つまり、露出補正で設定された補正値は、ズー
ムレンズの焦点距離が変更されようが、されまいが、補
正値が再設定されるまでは、変更されない。また、測光
モードに関しても同様で、複数の測光モードから1つの
測光モードを選び設定した場合は、ズームレンズの焦点
距離が変更されようが、されまいが、測光モードの再設
定が行われるまでは、測光モードが変更されることはな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
ズームレンズの焦点距離の範囲は広がり4倍以上のズー
ム比を持つものもある。将来このズーム比はさらに大き
くなるだろう。また、望遠側に延びていくだけでなく、
広角側に延びていくであろう。よって、1本のズームレ
ンズで、レンズ交換無しに、超広角から超望遠の撮影が
可能となる。しかし、広角での撮影方法と望遠での撮影
方法はかなり異なる。よって、望遠側で設定された露出
補正値や測光モードが広角側では有効な設定値でない場
合も多い。通常の撮影においては、ズームレンズのズー
ム環によりズーミングした後に、その都度その都度、適
切な露出補正値や測光モードを設定し直せば良いが、動
体を1台のカメラにズームレンズを装着して、広角側と
望遠側の両方で撮影を行いたい場合などは、ズーミング
するたびに撮影者の意図する露出補正値や測光モードを
設定し直していたのでは、シャッターチャンスを逃して
しまう可能性がある。また、ズーミングするたびに撮影
者の意図する露出補正値や測光モードを設定し直してい
たのでは、撮影に集中できず素早い被写体の場合は、被
写体を追い続けることができなくなる可能性がある。そ
して、ズーミングするたびに撮影者の意図する露出補正
値や測光モードを設定し直していたのでは、望遠、広
角、望遠、広角・・・・などの交互の撮影も敏速に行え
ないので、撮影者の意図する撮影シーンを逃す可能性が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では露出
補正が可能となるカメラにおいて、該カメラがレンズと
通信する第1の手段を持ち、該第1の手段により現在装
着されているレンズの焦点距離、または、ズームレンズ
が装着されている時には、その時点での焦点距離を認識
できる第2の手段を持ち、該焦点距離データにより複数
の露出補正値が設定できるカメラを提案する。つまり、
ズームレンズを装着した際に、ズームレンズの望遠側、
標準域、広角側で別々の露出補正値の設定を可能とする
ものである。また、複数の測光モードを持ち、選択設定
が可能となるカメラにおいて、該カメラがレンズと通信
する第1の手段を持ち、該第1の手段により現在装着さ
れているレンズの焦点距離、または、ズームレンズが装
着されている時には、その時点での焦点距離を認識でき
る第2の手段を持ち、該焦点距離データにより複数の測
光モードが設定できるカメラを提案する。つまり、ズー
ムレンズを装着した際に、ズームレンズの望遠側、標準
域、広角側で別々の測光モードが設定を可能とするもの
である。
【0005】
【実施例】図1は、本発明を実施したカメラの電気制御
を現したブロック図である。
【0006】1は、カメラの各部の動きを制御するため
のマイクロコンピューターである。
【0007】2は、レンズ制御回路で不図示の撮影レン
ズの焦点調節用モーターと絞り羽根制御用モーターを駆
動制御する。レンズ制御回路2は、マイクロコンピュー
ター1からLCOM信号を受けている間、DBUSを介
してシリアル通信を行う。シリアル通信によりモーター
駆動情報を受け取り、その情報によりモーターを駆動制
御する。また、同時にレンズの各種の情報(焦点距離e
tc.)をシリアル通信によりマイクロコンピューター
1に送る。
【0008】3は、液晶表示回路で、カメラの各撮影情
報、例えば、シャッタースピード、絞り値、ISO感
度、フィルム枚数、露出補正値、測光モードなどを撮影
者に知らせるための不図示の液晶表示器を駆動するため
の回路である。液晶表示回路3は、マイクロコンピュー
ター1からDPCOM信号を受けている間、DBUSを
介してシリアル通信を行う。シリアル通信により表示デ
ータを受け取り、そのデータに従って液晶表示器を駆動
する。
【0009】4は、スイッチセンス回路であり、撮影者
が各撮影条件を設定するためのスイッチや、カメラの状
態を示すスイッチの状態を読み取りマイクロコンピュー
ター1に送る回路であり、SWCOM信号を受けている
間、DBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピ
ューター1にスイッチデータを送る。
【0010】5は、ストロボ発光調光制御回路であり、
ストロボの発光とTTL調光による発光停止機能を制御
する回路である。ストロボ発光調光制御回路5は、ST
COM信号を受けてる間、DBUSを介してマイクロコ
ンピューター1とシリアル通信を行いストロボ制御に関
するデータを受け取り各種の制御を行う。
【0011】6は、焦点検出回路で既存の位相差検出方
式によりAFを行うためのラインセンサーと、その蓄積
読み出しのための回路ユニットになったもので、マイク
ロコンピューター1により制御を行う。
【0012】7は、測光回路であり、被写体の測光を行
い、マイクロコンピューター1の制御により測光出力を
マイクロコンピューター1に送る。マイクロコンピュー
ター1は送られた測光出力をA/D変換し、露出条件
(絞り、シャッタースピード)の設定に用いる。
【0013】8は、シャッター制御回路でマイクロコン
ピューター1の制御信号に従って、不図示のシャッター
先幕及び後幕の走行制御を行う。
【0014】9は、給送回路でマイクロコンピューター
1からの制御信号に従って、フィルムの給送(巻き上
げ、巻戻し)を行う。
【0015】SW1は、カメラの動作を開始させる釦で
あり、SW1がONされたことをマイクロコンピュータ
ー1が認識すると測光・測距・表示をスタートさせる。
【0016】SW2は、カメラのレリーズ釦と連動して
おり、SW2がONされたことをマイクロコンピュータ
ー1が認識すると露出動作をスタートさせる。
【0017】X接点はシャッターの先幕の走行完のタイ
ミングでONし、ストロボ発光のタイミングをストロボ
発光調光制御回路5に知らせる役目をする。
【0018】SW3は、カメラのモード(TV優先、A
V優先、マニアル、プログラム等)を切り替えるための
スイッチである。
【0019】SW4は、露出補正の補正値を設定するた
めの設定釦である。
【0020】SW5は、測光モードを選択するための選
択釦である。
【0021】SW6は、複数の露出補正値(または、複
数の測光モード)を設定するための設定釦である。
【0022】SW7は、複数の露出補正値(または、複
数の測光モード)を設定したものをリセットするスイッ
チである。
【0023】10は、露出補正値、測光モード、TV
値、AV値、モード等を変更するための電子ダイアルで
ある。例えば、SW4の露出補正設定釦を押しながら1
0の電子ダイアルを回転させると、例えば、初期値が0
なら+0.5、+1.0、+1.5・・・・と変更し、
10の電子ダイアルを逆回転させると、初期値が+1.
0なら+0.5、0、−0.5、−1.0・・・・と変
更できる。また、SW5の測光モード設定釦を押しなが
ら10の電子ダイアルを回転させると、分割測光→中央
重点測光→部分測光→スポット測光→平均測光→分割測
光・・・・と変更でき、10の電子ダイアルを逆回転さ
せると、分割測光→平均測光→スポット測光→部分測光
→中央重点測光→分割測光と変更できる。また、SW3
のモード切り替え釦を押しながら10の電子ダイアルを
回転させると、TV優先→AV優先→マニアル→プログ
ラム→TV優先→AV優先→マニアル→プログラム・・
・・と変更され、撮影者の意図するモードに設定するこ
とができる。また、10の電子ダイアルを逆回転させた
時は、プログラム→マニアル→AV優先→TV優先→プ
ログラム→・・・・とモードは変更される。また、モー
ド変更スイッチSW3と電子ダイアルによりTV優先が
モードとして設定されている場合には、10の電子ダイ
アルを回転させることにより撮影者の希望とするTV値
を設定することができる。また、モード変更スイッチS
W3と電子ダイアルによりAV優先がモードとして設定
されている場合には、10の電子ダイアルを回転させる
ことにより撮影者の希望とするAV値を設定することが
できる。
【0024】図2のフロー図と図7、図8の表を用い
て、本実施例を説明する。
【0025】まず、図2のフローについて説明する。
【0026】(200):SW4がON状態か、そうで
ないかを判定する。SW4がON状態の場合は、露出補
正設定状態なので、(201)に進み、SW4がOFF
状態である場合は、露出補正設定状態でないので、(2
04)の複数の露出補正値が設定されているかどうかの
判定に進む。
【0027】(201):希望する露出補正値を電子ダ
イアル10で設定する。
【0028】(202):複数の露出補正値を設定する
ための釦が押されたかどうかの判定を行う。ここで、S
W6が押されていれば(203)の複数の露出補正の補
正値設定に進み、SW6が押されてなければ、(20
4)の複数の露出補正値が設定されているかどうかの判
定に進む。
【0029】(203):露出補正設定状態でSW6が
押されているときは、そのSW6が押された時点での焦
点距離と電子ダイアルにより設定されていた露出補正
値、そして、SW6を押すことにより今までに設定され
ていた露出補正値と設定された時点での焦点距離によ
り、どこからどこまでの焦点距離の範囲にどの露出補正
値が設定されているかの割り振りをし直す。この様子を
図7、図8に示す。
【0030】(204):今までにSW6が2度以上押
されていないかどうかの判定を行う。もしも、この釦が
2度以上押されてなければ、焦点距離に依存しない従来
どうりの露出補正制御(206)を行う。つまり、露出
補正がされてなければ補正値は0として扱われ、単数の
露出補正値の設定(SW6が0回もしくは1回押された
場合)がされていれば、その設定値が露出補正値として
扱われる。また、SW6が2回以上押されていれば、複
数の露出補正がなされている場合であり、(205)の
焦点距離により設定されている露出補正値の読み取り設
定に進む。
【0031】(205):(203)で設定された焦点
距離と露出補正の補正値の対応により、装着されたズー
ムレンズのその時点での焦点距離に対応した補正値を、
露出補正値としてセットする。
【0032】次に、図7を用いて(203)の焦点距離
による露出補正値の割り振り手順について説明する。こ
こで、装着されているズームレンズの焦点距離を、am
m(広角側)からdmm(望遠側)とする。まず、ズー
ムレンズの焦点距離をbmmにして、その焦点距離の時
に用いたい露出補正値<A>を図1の10の電子ダイア
ルを用いて設定する。ここで、図1のSW6を押すこと
により、この露出補正値と焦点距離が記憶される。この
時点では、従来通りの露出補正制御がなされる。次に、
bmmとは異なる焦点距離cmmにズームレンズのズー
ム環をセットして、その焦点距離の時に用いたい露出補
正値<B>を図1の10の電子ダイアルを用いて設定す
る。ここで、図1のSW6を押すことにより、1度目に
設定した焦点距離bmmと2回目に設定した焦点距離c
mmの中間の焦点距離をさかいにbmm側は露出補正値
に<A>が設定され、cmm側は露出補正値に<B>が
設定される。つまり、ズームレンズの焦点距離が、am
mから<b+(c−b)/2>mmの間にある場合は、
補正値<A>で露出補正がなされ、<b+1+(c−
b)/2>mmからdmmの間にある場合は、補正値<
B>の露出補正がなされる。ここで、図1の露出補正値
の設定リセットスイッチSW7を押すことにより、上記
の設定は、キャンセルされる。そして、図1の複数の露
出補正値を設定するためのスイッチSW6は、1度も押
されてない状態となる。
【0033】同様に、3点露出補正値を設定した例を図
8に示す。ここで、焦点距離bmm、cmm、dmmで
それぞれ撮影者の設定したい補正値<A>、<B>、<
C>を図1の設定スイッチSW6により設定することに
より、ズームレンズの焦点距離が、ammから<b+
(c−b)/2>mmの間にある場合は、補正値<A>
で露出補正制御となり、<b+1+(c−b)/2>m
mから、<c+(d−c)/2>mmの間にある場合
は、補正値<B>の露出補正制御となり、<c+1+
(d−c)/2>mmからemmの間にある場合は、補
正値<C>の露出補正値となる。
【0034】最後に、上記に説明した3点露出補正値を
設定した数値例を図9に示す。
【0035】図4は本発明の他の実施例を示すフローチ
ャートである。尚、このフローは図3に示されるカメラ
構成に用いられる。該実施例につき説明する。まず、撮
影前にズームレンズを用いて前述の実施例の通りに、撮
影者が意図する焦点距離と露光補正値の対応を設定す
る。
【0036】次に、撮影中は図4のフロー図の(40
1)のように図3の切り替えスイッチSW8がONかO
FFかの判定を行い、ONの場合は(402)に進み、
OFFの場合は(403)に進む。ここで、図3のSW
8は、複数の補正値からなる露出補正モードと従来の焦
点距離に依存しない1つ補正値からなる露出補正モード
を切り替えるスイッチ操作部材である。
【0037】(402):図3のSW8がONの場合
は、従来通りの焦点距離に依存しない露出補正値で露出
補正を実行する。
【0038】(403):図3のSW8がOFFの場合
は、従来通りの焦点距離に依存しない露出補正制御を実
行せずに、あらかじめ撮影者が撮影前に設定しておいた
焦点距離に対応した補正値にもとづく露出補正制御を行
う。
【0039】図5は本発明の他の実施例を示すフローを
示しており、該フローに従って、本実施例の動作を説明
する。
【0040】まず、図5のフローについて説明する。
【0041】(500):図1のSW5がON状態か、
そうでないかを判定する。SW5がON状態の場合は、
測光モード選択設定状態なので、(501)に進み、S
W5がOFF状態である場合は、測光モード選択設定状
態でないので、(504)の複数の測光モードが設定さ
れているかどうかの判定に進む。
【0042】(501):希望する測光モードを電子ダ
イアル10で選択し、設定する。
【0043】(502):複数の測光モードを設定する
ための釦が押されたかどうかの判定を行う。ここで、S
W6が押されていれば(503)の複数の測光モード選
択設定に進み、SW6が押されてなければ、(504)
の複数の測光モードが選択設定されているかどうかの判
定に進む。
【0044】(503):測光モード選択設定状態でS
W6が押されているときは、そのSW6が押された時点
での焦点距離と電子ダイアルにより設定されてた測光モ
ード、そして、SW6を押すことにより今までに設定さ
れていた露出補正値と設定された時点での焦点距離によ
り、どこからどこまでの焦点距離の範囲にどの露出補正
値が設定されているかの割り振りをし直す。この様子を
図9、図8に示す。
【0045】(504):今までにSW6が2度以上押
されていないかどうかの判定を行う。もしも、この釦が
2度以上押されてなければ、焦点距離に依存しない単一
の測光モードの測光(506)を行う。また、SW6が
2回以上押されていれば、複数の測光モードが焦点距離
により選択設定されている場合であり、(505)で焦
点距離に対応した測光モードで測光が行われる。
【0046】(505):(503)で設定された焦点
距離と測光モードの対応により、装着されたズームレン
ズのその時点での焦点距離に対応した測光モードで測光
を行う。
【0047】次に、図7を用いて(503)の焦点距離
による測光モードの割り振り手順について説明する。こ
こで、装着されているズームレンズの焦点距離を、am
m(広角側)からdmm(望遠側)とする。先ず、ズー
ムレンズの焦点距離をbmmにして、その焦点距離の時
に用いたい測光モード<A>を図1の10の電子ダイア
ルを用いて設定する。ここで、図1のSW6を押すこと
により、この測光モードと焦点距離が記憶される。この
時点では、焦点距離に関わらず、今設定された測光モー
ドで測光がされる。次に、bmmとは異なる焦点距離c
mmにズームレンズのズーム環をセットして、その焦点
距離の時に用いたい測光モード<B>を図1の10の電
子ダイアルを用いて設定する。ここで、図1のSW6を
押すことにより、1度目に設定した焦点距離bmmと2
回目に設定した焦点距離cmmの中間の焦点距離をさか
えにbmm側は測光モード<A>が設定され、cmm側
は測光モード<B>が設定される。つまり、ズームレン
ズの焦点距離が、ammから<b+(c−b)/2>m
mの間にある場合は、測光モード<A>で測光がなさ
れ、<b+1+(c−b)/2>mmからdmmの間に
ある場合は、測光モード<B>で測光がなされる。ここ
で、図1の測光モードの設定リセットスイッチSW7を
押すことにより、上記の設定は、キャンセルされる。そ
して、図1の複数の測光モードを設定するためのスイッ
チSW6は、1度も押されてない状態となる。
【0048】同様に、3種の測光モードを設定した例を
図7に示す。ここで、焦点距離bmm、cmm、dmm
でそれぞれ撮影者の設定したい測光モード<A>、<B
>、<C>を図1の設定スイッチSW6により設定する
ことにより、ズームレンズの焦点距離が、ammから<
b+(c−b)/2>mmの間にある場合は、測光モー
ド<A>で測光がなされ、<b+1+(c−b)/2>
mmから、<c+(d−c)/2>mmの間にある場合
は、測光モード<B>で測光がなされ、<c+1+(d
−c)/2>mmからemmの間にある場合は、測光モ
ード<C>で測光がなされる。
【0049】最後に、上記に説明した3種の測光モード
を設定した例を図10に示す。
【0050】次いで複数の測光モードを設定した測光状
態と従来の焦点距離に依存しない1つの測光モードから
なる撮影状態をある操作部材により切り替える場合の動
作につき図6のフローを用いて説明する。
【0051】まず、撮影前に、ズームレンズを用いて上
記実施例の通りに、撮影者が意図する焦点距離と測光モ
ードの対応を設定する。
【0052】次に、撮影中は図4のフロー図の(60
1)のように図3の切り替えスイッチSW8がONかO
FFかの判定を行い、ONの場合は(602)に進み、
OFFの場合は(603)に進む。ここで、図3のSW
8は、複数の測光モードからなる撮影状態と従来の焦点
距離に依存しない1つの測光モードからなる撮影状態を
切り替えるスイッチ操作部材である。
【0053】(602):図3のSW8がONの場合
は、従来通りの焦点距離に依存しない測光モードで測光
が実行される。
【0054】(603):図3のSW8がOFFの場合
は、従来通りの焦点距離に依存しない測光モードでの測
光は実行されずに、あらかじめ撮影者が撮影前に設定し
ておいた焦点距離に対応した測光モードにもとづく測光
モードで測光が実行される。
【0055】
【発明の効果】以上の実施例を実施することにより、動
体を1台のカメラにズームレンズを装着し、広角側と望
遠側の両方で異なる露出補正(または、測光モードによ
る撮影)を行いたい場合などは、ズームミングするたび
に撮影者の意図する露出補正の補正値(または、測光モ
ード)を設定する必要がないので、シャッターチャンス
に強くなり、素早く動く動体を追い続け安くなる。そし
て、ズームミングするたびに撮影者の意図する露出補正
の補正値(または、測光モード)を設定し直さないの
で、望遠、広角、望遠、広角・・・・・などの交互の撮
影も敏速に行え、撮影者の意図する撮影シーンを逃がさ
ずにすみ、撮影領域がより広がる。また、焦点距離によ
り露出補正値や測光モードが設定できることにより個々
のユーザの利用法に合ったカメラシステムを構築でき
る。そして、本実施例と超高倍率レンズを組み合わせる
ことにより、カメラ1台で、数台のカメラを用いた撮影
と同等の撮影が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのブロック図。
【図2】図1に示したカメラの動作を説明するためのフ
ローチャートを示す説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示すカメラのブロック
図。
【図4】図3に示したカメラの動作を説明するためのフ
ローチャートを示す説明図。
【図5】本発明の他の実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートを示す説明図。
【図6】本発明の他の動作を説明するためのフローチャ
ートを示す説明図。
【図7】焦点距離と補正値の関係を示す説明図。
【図8】他の焦点距離と補正値の関係を示す説明図。
【図9】他の焦点距離と補正値との関係を示す説明図。
【図10】焦点距離と測光モードの関係を示す説明図。
【符号の説明】 1 マイクロコンピュータ 2 レンズ制御回路 4 スイッチセンス回路 7 測光回路 10 電子ダイアル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露出補正が可能となるカメラにおいて、
    該カメラがレンズと通信する第1の手段を持ち、該第1
    の手段により現在装着されているレンズの焦点距離、ま
    たは、ズームレンズが装着されている時には、その時点
    での焦点距離を認識できる第2の手段を持ち、該焦点距
    離データにより複数の露出補正値が設定できることを特
    徴とするカメラ。
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JP2002006363A (ja) * 2000-04-20 2002-01-09 Asahi Optical Co Ltd 測光装置
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