JPH10228058A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JPH10228058A
JPH10228058A JP4693097A JP4693097A JPH10228058A JP H10228058 A JPH10228058 A JP H10228058A JP 4693097 A JP4693097 A JP 4693097A JP 4693097 A JP4693097 A JP 4693097A JP H10228058 A JPH10228058 A JP H10228058A
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JP
Japan
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display
size
camera
photographing
value
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JP4693097A
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Hiroshi Matsushima
寛 松島
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画面サイズ切換可能なカメラにおいて、
サイズ表示専用の表示部材を用いることなく、警告また
は確認表示できるようにする。 【解決手段】 撮影画面サイズの切換可能なカメラのフ
ァインダー内液晶表示装置22のAV値やTV値等を表
示する複数桁の7セグメントの表示部を用い、標準サイ
ズからパノラマサイズが選択された場合は、撮影のため
にレリーズボタンが半押しによるスイッチSW1のオン
されて測光回路17による測光を行う直前の特定時間だ
けパノラマサイズ撮影が選択をされていることを警告す
るようにシャッター秒時表示及び絞り値表示をパノラマ
サイズである「P」表示に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影画面サイズ、
アスペクト切換可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、カメラの表示装置の表示として
パノラマ撮影モードの場合は、図10(a)に示すよう
にファインダー内にパノラマ警告ランプ1及び2を用い
たり、ファインダースクリーン上に文字3を投影した
り、あるいはファインダースクリーン上の透過型液晶を
用いてマスク表示するか、図10(b)に示すようにメ
カ的にファインダー内にマスク4及び5を表示したりし
て、撮影者にパノラマモードであることを警告してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パノラマ撮
影モードの警告のために、前述のようにアスペクト切換
え表示専用部材のマスク4,5や専用表示としての警告
ランプ1,2及び文字表示3を用いると、カメラの機構
上複雑になったり、コストがかかることになる。
【0004】本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、パ
ノラマ撮影モードの警告に専用の警告手段を用いること
なく、警告可能にするカメラの表示装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明はファインダー内に露光条件の表示部材を
有し、かつ標準サイズ以外の撮影が切換可能なカメラに
おいて、撮影サイズ等の状態を専用の表示用いることな
く前記表示部材により表示できるようにしたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の態様】請求項1に示す本発明はファイン
ダー内にAV値やTV値等を表示する複数桁の7セグメ
ント表示部材を持ち、標準サイズ以外にフイルムの上
下、左右をマスクカットしたサイズの撮影が切換可能な
カメラにおいて、撮影サイズ状態の表示を該7セグメン
ト表示部材にある特定のタイミングで表示することによ
り、専用の表示部材を用いないで、複数のアスペクト切
換に対してもソフト変更のみで対応が可能となる。請求
項2に示す本発明は該撮影サイズ状態として、標準サイ
ズ以外のサイズが選択された場合は、標準サイズ以外の
撮影モードを表示することにより、専用の表示機構を追
加することなくパノラマ撮影表示ができ、複数のアスペ
クト切換に対してもソフト変更のみで対応が可能とな
る。請求項3に示す本発明は該撮影サイズ状態として、
撮影サイズ表示をすることにより、専用の表示機構を追
加することなく所定の撮影サイズの表示ができる。請求
項4に示す本発明は該撮影サイズ状態として、標準サイ
ズ以外の撮影モードが選択されていることを表示すると
ともに、そのサイズの撮影モードで撮影された枚数と全
てそのサイズで撮影されたかどうかを表示することによ
り、撮影済フイルム状態を確実に識別できる。
【0007】請求項5に示す本発明は該特定のタイミン
グをレリーズボタン半押し開始から所定の時間とするこ
とにより、確実に所要の表示が確認できる。請求項6に
示す本発明は該特定のタイミングを撮影後から所定時間
とすることにより、同じく確実に所要の表示が確認でき
る。請求項7に示す本発明は該特定のタイミングをオー
トフォーカス合焦から所定時間とすることにより、迅速
に所要の表示が確認できる。請求項8に示す本発明は該
特定のタイミングをファインダー内表示の表示中の所定
間隔でAV値及びTV値の表示と警告表示を交互に表示
することにより、確実に所要の表示が確認できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし図4
に基づいて説明する。図1は本実施例の表示装置を有す
るパノラマ撮影と標準サイズ撮影可能なカメラの構成を
示す電気回路のブロック図である。同図において、11
はカメラの各部の動きを制御するためのマイクロコンピ
ュータ(以下「マイコン」という)である。12はレン
ズ制御回路で、後記する撮影レンズ23の焦点調節用モ
ータと絞り羽根制御用モータを駆動制御し、該マイコン
11からLCOM信号を受けている間、DBUSを介し
てシリアル通信を行う。また、同時にレンズの各種の情
報(焦点距離等)をシリアル通信によりマイコン11に
送る。
【0009】13は液晶表示回路で、カメラのバッテリ
ー残量や撮影枚数やTV値、AV値、露出補正量等を撮
影者に知らせるための後記する液晶表示装置21,22
を駆動し、また、マイコン11からDPCOM信号を受
けている間、DBUSを介しシリアル通信を行う。この
シリアル通信により表示データを受け取り、そのデータ
に従って該液晶表示装置21,22を駆動する。さら
に、シリアル通信により送られてくるデータには、セグ
メントのどの部分を点滅表示するかの情報も含まれ、そ
のデータを受け取った場合はそのデータに従って該液晶
表示装置21,22の指定されたセグメントの点滅表示
を行う。
【0010】14はスイッチセンス回路で、撮影者が各
撮影条件を設定するためのスイッチやカメラの状態を示
すスイッチの状態を読み取りマイコン11に送り、ま
た、SWCOM信号を受けている間、DBUSを介しシ
リアル通信によりマイコン11にスイッチデータを送
る。さらに、後記する電子ダイアル20の入力値により
ダイアル値のカウントアップ/カウントダウンも行い、
SWCOM信号を受けている間、DBUSを介しシリア
ル通信によりマイコン11にカウント値を送る。
【0011】15は閃光発光調光制御回路で、閃光装置
の発光とTTL調光による発光停止機能を制御する回路
であり、STCOM信号を受けている間、DBUSを介
しマイコン11とシリアル通信を行い、閃光発光制御に
関するデータを受け取り各種の制御を行う。また、この
回路15は後記する外付け閃光装置24がカメラに装着
された場合のインターフェースのの働きも行う。よっ
て、外付け閃光装置24が装着された場合は、外付け閃
光装置24と通信を行い、その情報(補助光の有無等)
をマイコン11に送り、逆にマイコン11からの制御信
号を外付け閃光装置24に伝える役割も行う。
【0012】16は焦点検出回路で、周知の位相差検出
方式によりAFを行うためのラインセンサとその蓄積読
み出しのための回路ユニットからなり、マイコン11に
より制御を行う。そして、マイコン11はセンサ出力の
A/D値をもとに、既存のアルゴリズムで測距を行い、
レンズ駆動量を演算した後に合焦するように前記レンズ
制御回路12に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、レ
ンズを駆動し合焦させる。17は測光回路で、被写体の
測光を行い、マイコン11の制御により測光出力をマイ
コン11に送る。そして、マイコン11は送られた測光
出力をA/D変換し、露出条件(絞り、シャッタ速度)
の演算に用いる。
【0013】18はシャッタ制御回路で、マイコン11
の制御信号に従って不図示のシャッタ先幕及び後幕の走
行制御を行う。19は給送モータ/チャージモータ制御
回路で、マイコン11からの制御信号に従ってフイルム
の給送(巻き上げ、巻き戻し)を行い、また、ミラーア
ップ/チャージ(ミラーダウン)用モータの制御も行
う。20はTV値、AV値、モード等を変更するための
電子ダイアルで、例えば後記するモード切り替えスイッ
チSW3を押しながら回転させると、TV優先→AV優
先→マニュアル→プログラム→TV優先→AV優先→マ
ニュアル→プログラム・・と変更され、撮影者の意図す
るモードに設定することができ、一方、逆回転させたと
きはプログラム→マニュアル→AV優先→TV優先→プ
ログラム→マニュアル・・とモードは変更される。ま
た、モード切り替えスイッチSW3と電子ダイアル20
によりTV優先がモードとして設定されている場合に
は、電子ダイアル20を回転させることにより、撮影者
の希望とするTV値を設定することができ、同じくAV
優先がモードとして設定されている場合には、電子ダイ
アル20を回転させることにより、撮影者の希望とする
AV値を設定することができる。
【0014】21は外部液晶表示装置で、前記液晶表示
回路13で駆動される。22はファインダー内液晶表示
装置で、同じく該液晶表示回路13で駆動される。23
は交換可能な撮影レンズで、前記レンズ制御回路12を
通して制御される。24は外付け電子閃光装置で、前記
閃光発光調光制御回路15を通して制御され、また、カ
メラ本体とは別の電源を持っている。
【0015】SW1はカメラの動作を開始させるスイッ
チで、オンされたことをマイコン11が認識すると、測
光・測距・表示をスタートさせる。SW2はカメラのレ
リーズボタンと連動するスイッチで、オンされたことを
マイコン11が認識すると、露光動作をスタートさせ
る。
【0016】SW3はカメラのモード(TV優先、AV
優先、マニュアル、プログラム等)を切り替えるための
スイッチである。SW4はマニュアル時にAV値をセッ
トするためのスイッチで、モード切り替えスイッチSW
3及び電子ダイアル20によりマニュアルが選択されて
いる場合に、このスイッチを押さずに電子ダイアル20
を回転させると、回転した分のTV値がアップ/ダウン
し、TV値の設定が可能となり、また、このスイッチS
W4を押しながら電子ダイアル20を回転させると、回
転した分のAV値がアップ/ダウンし、AV値の設定が
可能となる。SW5はパノラマ撮影が選択された場合に
オンするスイッチで、このスイッチの状態を判定するこ
とにより、標準画面サイズが選択されているか、パノラ
マ画面サイズが選択されているかの判定ができる。SW
XはX接点で、シャッタの先幕の走行完了のタイミング
でオンし、閃光発光のタイミングを閃光発光調光制御回
路15に知らせる役目をしている。
【0017】以上の構成の本実施例の動作を図2のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、ステップ1ではカ
メラのスイッチ等が押された等の要因によりカメラの電
源がはいった状態となり、ステップ2へ進む。ステップ
2ではスイッチセンス回路14の情報をもとに、モード
の切り替えや設定値の切り替えを行い、変化があった場
合は液晶表示回路13に通信をして表示データを修正
し、ステップ3へ進む。ステップ3ではスイッチSW1
が押されているか否かの判定を行い、押されている場合
は測光/測距のためにステップ7へ進み、押されていな
い場合はステップ4へ進む。
【0018】ステップ4では電源をオフするか否かの判
定を行い、オフする場合はステップ5へ進み、オフしな
い場合はステップ2のスイッチ情報入力に戻る。つま
り、何らかの要因でカメラの電源が立ち上がった場合に
は、一定時間電源を起こしておくことにより、スイッチ
の状態のチェックや表示の切り替えを行う。ステップ5
ではカメラのファインダー内や外部の不必要な部分の表
示を液晶表示回路13により消灯し、電源をオフし、ス
テップ6で終了する。
【0019】一方、前記ステップ3でステップ7に進ん
だ場合は、測光回路17により被写体の測光を行い、測
光出力をマイコン11によりA/D変換し、露出条件
(絞り、シャッタ速度)の演算を行い、ステップ8に進
む。ステップ8では焦点検出回路16を用いてラインセ
ンサに蓄積し、読み出しを行い、そのセンサ出力のA/
D値をもとに、既存のアルゴリズムで測距を行い、レン
ズ駆動量を演算した後に、合焦するようにレンズ制御回
路12に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、レンズを
駆動し合焦させ、ステップ9へ進む。ステップ9ではス
テップ7で演算されたAV値/TV値を液晶表示回路1
3によりファインダー内液晶表示装置22と外部液晶表
示装置21に表示する。また、ステップ8での測距結果
が合焦ならば合焦表示も行い、ステップ10へ進む。
【0020】ステップ10ではカメラの状態がレリーズ
を許可して良い状態か否かの判定を行い、例えばAFモ
ードが「ワンショットモード」である場合は、ステップ
8の測距結果が合焦ならばレリーズは許可され、スイッ
チSW2のチェックを行うためにステップ11へ進み、
合焦でない場合はスイッチのチェックのためにステップ
2へ戻る。ここで、スイッチSW1がオンの場合は再び
測光/測距/表示を行う。ステップ11ではスイッチS
W2が押されているか否かの判定を行い、ステップ12
以降のレリーズ動作に進むか否かの判定を行う。スイッ
チSW2がオンの場合はレリーズ動作を行うためにステ
ップ12へ進み、オフの場合はスイッチのチェックのた
めにステップ2へ戻る。ここで、スイッチSW1がオン
の場合は再び測光/測距/表示を行う。
【0021】ステップ12ではレリーズ動作が開始され
る。ここでは給送モータ/チャージモータ制御回路19
によりミラーをアップするとともにステップ7で決めら
れた絞り量をレンズ制御回路12によりレンズ23に通
信し、設定露光量が得られるように絞り込み動作を行
い、ステップ13へ進む。ステップ13ではシャッタ制
御回路18を用いてステップ7で決められたTV量が得
られるように不図示のシャッタ先幕及び後幕の走行制御
を行い、ステップ14へ進む。
【0022】ステップ14では給送モータ/チャージモ
ータ制御回路19によりミラーをダウンすると同時に、
シャッタのチャージを行い、ステップ7でレンズ制御回
路12によりレンズ23に通信し、絞り込まれていた絞
りを開放に戻し、ステップ15へ進む。ステップ15で
は給送モータ/チャージモータ制御回路19を用いてマ
イコン11からの制御信号に従ってフイルムの巻き上げ
を行い、ステップ2へ戻る。
【0023】次に、本実施例におけるファインダー及び
ファインダー内表示について図3を用いて説明する。同
図において、30はファインダー視野部で、31はパノ
ラマ撮影時の上限側指標、32はパノラマ撮影時の下限
側指標、33は測距ポイントの位置を示す指標である。
また、34は合焦マーク、35はシャッタ秒時表示用の
4桁の7セグメント、36は絞り値表示用の2桁の7セ
グメント、37は露出補正量表示用のスケール表示で、
それぞれ該ファインダー視野部30の下側に設けたファ
インダー内液晶表示装置22における表示である。
【0024】本実施例の表示例を図4により説明する。
図4(a)はシャッタ秒時表示35はシャッタ秒時が1
/8000秒で、絞り値表示36は絞り値がF1.8
で、露出補正量表示37は0であることを示している。
ここで、初めてスイッチSW1が押され、前記ステップ
2のスイッチ検知時にスイッチSW5がオンされている
ことが検出された場合は、ステップ7の測光を行う直前
の特定時間、パノラマサイズの撮影が選択されているこ
とを警告するために、図4(b)に示すように表示3
5,36で[ P ]の表示を出すことにより、専用表
示を用いずに現在パノラマサイズ撮影が選択されている
ことを警告する。また、ステップ2でパノラマサイズの
撮影が選択されていない場合は表示の切換は行わない。
【0025】さらに、前記のような撮影前の警告の外に
前記ステップ15のフイルム給送終了時のある特定時
間、パノラマサイズで撮影された場合は図4(b)にお
いて表示35,36でNOの表示を出し、標準サイズで
撮影された場合は表示の切換は行わない。そして、スイ
ッチSW1が押されている場合、常にステップ2のスイ
ッチ検知時にスイッチSW5がオンされていることが検
出された場合は、ステップ7の測光を行う直前の特定時
間、パノラマサイズの撮影が選択されていることを警告
するために、同じく図4(b)に示すように[ P ]
の表示を出し、ステップ9で測光結果表示に戻すことに
より、スイッチSW1が押されている場合は、交互にパ
ノラマサイズ撮影警告と測光値表示が行われ、警告表示
を見落とすことをなくすことも可能となる。
【0026】以上のように本実施例を用いることによ
り、専用表示を用いずに現在パノラマサイズ撮影が選択
されていることの警告が可能となる。
【0027】図5は本発明の第2実施例における表示を
示すものである。なお、カメラの回路構成及び作動のフ
ローは前述第1実施例と同様であるので、その説明を省
略する。本実施例では合焦時に表示35,36を用いて
警告表示を出すようにしたものである。図5(a)は合
焦前の状態の表示例で、測光結果はシャッタ秒時表示3
5はシャッタ秒時が1/250秒で、絞り値表示36は
絞り値がF2.8であることを示す。ここで、パノラマ
サイズ撮影が選択されており、かつステップ8の測距結
果、合焦した場合は図5(b)に示すようにステップ9
で合焦マーク34を出すと同時に、表示35,36を用
いて[ P ]の表示を出し、パノラマサイズ撮影が選
択されていることを一定時間警告し、図5(c)のレリ
ーズの測光値表示に戻す。以上のように本実施例によれ
ば、専用表示を用いずに現在パノラマサイズ撮影が選択
されていることの警告が可能となる。
【0028】図6は本発明の第3実施例における表示を
示すものである。本実施例ではパノラマサイズ撮影にお
いても、標準サイズ撮影においても、所定のタイミング
で測光値表示のセグメントを用いて指定画面サイズ表示
を出すようにしたものである。図6(a)は測光状態の
表示例で、測光結果はシャッタ秒時表示35はシャッタ
秒時が1/1000秒で、絞り値表示36は絞り値がF
5.6であることを示す。図6(b)はパノラマサイズ
撮影選択状態の表示で、表示35,36で[ P]と表
示する。図6(c)は標準サイズ撮影選択状態の表示
で、[ ]マークを前記パノラマサイズ選択表示の場合
より狭くすることにより撮影者が標準サイズをイメージ
しやすいようにした。なお、表示タイミングは前述第
1、第2実施例と同様である。
【0029】以上のように本実施例によれば、専用表示
を用いずに、撮影者が現在標準サイズ撮影が選択されて
いるのか、パノラマサイズ撮影が選択されているのかの
判断が容易にできる。
【0030】図7は本発明の第4実施例における表示を
示すものである。以上の各実施例が撮影画面サイズとし
て標準とパノラマの2通りの場合であるが、本実施例は
3通り以上の撮影画面サイズを選択できるものとして、
標準クラシックサイズ、ハイビジョンサイズ、パノラマ
サイズの3通りを選択的に確認表示するものである。図
7(a)は測光状態の表示例で、測光結果はシャッタ秒
時表示35はシャッタ秒時が1/1000秒で、絞り値
表示36は絞り値がF5.6であることを示す。図7
(b)はパノラマサイズ撮影選択状態の表示で、表示3
5,36で[ P]と表示する。図7(c)はハイビジ
ョンサイズ撮影選択状態の表示で、表示35,36で
[H ]と表示する。図7(d)は標準クラシックサイ
ズ撮影選択状態の表示で、表示35,36で[ C ]
と表示する。なお、表示タイミングは前述第1、第2実
施例と同様である。
【0031】以上のように本実施例によれば、複数(3
通り以上)の画面サイズの切換可能な場合においても、
選択された画面サイズが専用表示等を用いずに、撮影者
に確認させることができる。
【0032】図8は本発明の第5実施例における表示を
示すものである。以上の各実施例が撮影画面サイズの選
択状態のみの警告・確認表示のみであるが、本実施例で
はパノラマサイズ撮影選択時においても、現在まで全て
パノラマ撮影されたか、標準サイズの撮影も行ったかの
判定が可能となる表示をしたものである。図8(a)は
現在すべてパノラマサイズ撮影を行ってきたことを示す
ために、表示35,36を用いて「ALL PANOR
AMA」の略の[AP]の表示をしている。図8(b)
は現在標準サイズ撮影を含み、すべてパノラマサイズ撮
影を行ってきたわけではないことを、表示35,36で
[ P ]と表示する。なお、表示タイミングは前述第
1、第2実施例と同様である。
【0033】以上のように本実施例によれば、専用表示
を用いずに、現在パノラマサイズ撮影が選択されている
ことを警告可能とするとともに、全てパノラマサイズで
撮影したか、標準サイズとパノラマサイズの両方で撮影
したかの判定ができ、フイルムを現像に出す場合の指示
が確実にできる。
【0034】図9は本発明の第6実施例における表示を
示すものである。本実施例は専用表示を用いずに、現在
パノラマサイズ撮影が選択されていることを警告可能と
するとともに、パノラマサイズで何枚撮影したかを撮影
者が認識可能としたものである。図9は現在パノラマサ
イズ選択状態で、例えば装填フイルム中の12枚がパノ
ラマサイズで撮影されたことを示すために、表示35,
36で[P]_12と表示する。なお、表示タイミング
は前述第1、第2実施例と同様である。本実施例によれ
ば、標準サイズに対して高価なパノラマサイズ撮影の枚
数が認識できるので、現像・プリントが上がってくる前
に、撮影者がいくらぐらい現像・プリントに費用がかか
るかを認識できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す本
発明はファインダー内にAV値やTV値等を表示する複
数桁の7セグメント表示部材を持ち、標準サイズ以外に
フイルムの上下、左右をマスクカットしたサイズの撮影
が切換可能なカメラにおいて、撮影サイズ状態の表示を
該7セグメント表示部材にある特定のタイミングで表示
することにより、アスペクト切換専用の表示部材を用い
ないで、複数のアスペクト切換に対してもソフト変更の
みで対応が簡単に可能となる。請求項2に示す本発明は
該撮影サイズ状態として、標準サイズ以外のサイズが選
択された場合は、標準サイズ以外の撮影モードを表示す
ることにより、専用の表示機構を追加することなくパノ
ラマ撮影表示が簡単にでき、複数のアスペクト切換に対
してもソフト変更のみで対応が可能となる。請求項3に
示す本発明は該撮影サイズ状態として、撮影サイズ表示
をすることにより、専用の表示機構を追加することなく
所定の撮影サイズの表示が簡単にできる。請求項4に示
す本発明は該撮影サイズ状態として、標準サイズ以外の
撮影モードが選択されていることを表示するとともに、
そのサイズの撮影モードで撮影された枚数と全てそのサ
イズで撮影されたかどうかを表示することにより、撮影
済のフイルム状態を簡単かつ確実に識別できる。
【0036】請求項5に示す本発明は該特定のタイミン
グをレリーズボタン半押し開始から所定の時間とするこ
とにより、確実に所要の表示が確認できる。請求項6に
示す本発明は該特定のタイミングを撮影後から所定時間
とすることにより、同じく確実に所要の表示が確認でき
る。請求項7に示す本発明は該特定のタイミングをオー
トフォーカス合焦から所定時間とすることにより、迅速
に所要の表示が確認できる。請求項8に示す本発明は該
特定のタイミングをファインダー内表示の表示中の所定
間隔でAV値及びTV値の表示と警告表示を交互に表示
することにより、確実に所要の表示が確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の表示装置を有するカ
メラの構成を示すブロック図である。
【図2】その動作を説明するフローチャートである。
【図3】そのファインダー部及び内部表示装置の表示全
点灯状態説明図である。
【図4】そのファインダー内表示例である。
【図5】本発明の第2実施例の表示装置を有するカメラ
における表示例である。
【図6】本発明の第3実施例の表示装置を有するカメラ
における表示例である。
【図7】本発明の第4実施例の表示装置を有するカメラ
における表示例である。
【図8】本発明の第5実施例の表示装置を有するカメラ
における表示例である。
【図9】本発明の第6実施例の表示装置を有するカメラ
における表示例である。
【図10】従来例の表示装置を有するカメラにおけるフ
ァインダー内表示例である。
【符号の説明】
11・・マイクロコンピュータ、12・・レンズ制御回
路、13・・液晶表示回路、14・・スイッチセンス回
路、15・・閃光発光調光制御回路、16・・焦点検出
回路、17・・測光回路、18・・シャッタ制御回路、
19・・給送モータ/チャージモータ制御回路、20・
・電子ダイアル、21・・外部液晶表示装置、22・・
ファインダー内液晶表示装置、23・・撮影レンズ、2
4・・外付け電子閃光装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダー内にAV値やTV値等を表
    示する複数桁の7セグメント表示部材を持ち、標準サイ
    ズ以外にフイルムの上下、左右をマスクカットしたサイ
    ズの撮影が切換可能なカメラにおいて、撮影サイズ状態
    の表示を該7セグメント表示部材にある特定のタイミン
    グで表示することを特徴とするカメラの表示装置。
  2. 【請求項2】 該撮影サイズ状態として、標準サイズ以
    外のサイズが選択された場合は、標準サイズ以外の撮影
    モードを表示することを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラの表示装置。
  3. 【請求項3】 該撮影サイズ状態として、撮影サイズ表
    示をすることを特徴とする請求項1記載のカメラの表示
    装置。
  4. 【請求項4】 該撮影サイズ状態として、標準サイズ以
    外の撮影モードが選択されていることを表示するととも
    に、そのサイズの撮影モードで撮影された枚数と全てそ
    のサイズで撮影されたかどうかを表示することを特徴と
    する請求項2記載のカメラの表示装置。
  5. 【請求項5】 該特定のタイミングはレリーズボタン半
    押し開始から所定の時間とすることを特徴とする請求項
    1、2、3、4記載のカメラの表示装置。
  6. 【請求項6】 該特定のタイミングは撮影後から所定時
    間とすることを特徴とする請求項1、2、3、4記載の
    カメラの表示装置。
  7. 【請求項7】 該特定のタイミングはオートフォーカス
    合焦から所定時間とすることを特徴とする請求項1、
    2、3、4記載のカメラの表示装置。
  8. 【請求項8】 該特定のタイミングはファインダー内表
    示の表示中の所定間隔でAV値及びTV値の表示と警告
    表示を交互に表示することを特徴とする請求項1、2、
    3、4記載のカメラの表示装置。
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