JPH07128705A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH07128705A
JPH07128705A JP5292479A JP29247993A JPH07128705A JP H07128705 A JPH07128705 A JP H07128705A JP 5292479 A JP5292479 A JP 5292479A JP 29247993 A JP29247993 A JP 29247993A JP H07128705 A JPH07128705 A JP H07128705A
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JP
Japan
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photometric
area
line
sight
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JP5292479A
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Inventor
Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/099Arrangement of photoelectric elements in or on the camera
    • G03B7/0993Arrangement of photoelectric elements in or on the camera in the camera
    • G03B7/0997Through the lens [TTL] measuring
    • G03B7/09979Multi-zone light measuring
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/28Circuitry to measure or to take account of the object contrast
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03B2213/02Viewfinders
    • G03B2213/025Sightline detection

Abstract

(57)【要約】 【目的】 繁雑な操作をすることなく、分割領域それぞ
れの測光情報を知ること、及び、その中より露出制御値
に用いる測光情報を容易に選択することを可能とする。 【構成】 分割測光手段7,11にて得られた分割領域
それぞれの測光情報をファインダ内に表示する表示手段
15,16と、該表示手段にて表示された各測光情報の
うち、視線検知手段12,13にて視線入力された領域
に対応する測光情報に基づいて露出制御値を算出する露
出制御値演算手段1,SW3とを備え、各領域の測光情
報を表示手段にて表示すると共に、何れの測光情報を基
に露出制御値を算出するかを、視線入力により切り換え
られるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面内を複数に分割さ
れたそれぞれの領域を測光する分割測光手段と、ファイ
ンダ内のどの部分を見ているかを検知する視線検知手段
とを備えたカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、分割測光を可能とするカメラにお
いては、複数のエリアの測光値を基にカメラ内で適正露
出を決定するというものであった。
【0003】また、被写体の輝度分布を撮影者が知るた
めには、スポット測光や分割測光を選択して所望とする
構図をカメラを振って決め、それぞれのポイントの測光
をして確認するしかなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラにおいては、複数のエリアそれぞれの測光情報を
基にあるアルゴリズムにより演算にて得られた測光値に
よる露出が、撮影者の考えているものと同じであるかと
いうかの判定は殆ど不可能であり、又、被写体の測光分
布を知るのには大変な手間がかかっていた。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、繁雑な操
作をすることなく、分割領域それぞれの測光情報を知る
ことができ、かつ、その中より露出制御値に用いる測光
情報を容易に選択することのできるカメラを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、分割測光手段
にて得られた分割領域それぞれの測光情報をファインダ
内に表示する表示手段と、該表示手段にて表示された各
測光情報のうち、視線検知手段にて視線入力された領域
に対応する測光情報に基づいて露出制御値を算出する、
或は、視線検知手段にて選択された領域が複数であった
場合、各選択領域の測光情報の平均値を基に露出制御値
を算出する露出制御値演算手段とを備え、各領域の測光
情報を表示手段にて表示すると共に、何れの測光情報を
基に露出制御値を算出するかを、視線入力により切り換
えられるようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラの要部構成を示すブロック図である。
【0009】図1において、1はマイクロコンピュータ
であり、以下の様に各回路の動作を制御する。
【0010】2は、不図示の撮影レンズの焦点調節用モ
ータやズーミング用モータ、及び、絞り羽根制御用モー
タを駆動制御するレンズ制御回路であり、マイクロコン
ピュータ1からLCOM信号を受けている間、DBUS
(データバス)を介してシリアル通信を行う。具体的に
は、シリアル通信によりモータ駆動情報を受け取り、そ
の情報によりモータを駆動制御する。また、同時にレン
ズの各種の情報(焦点距離等)をシリアル通信によりマ
イクロコンピュータ1に送る。
【0011】3は、カメラの各撮影情報、例えばシャッ
タスピード,絞り値,ISO感度,フィルム枚数などを
撮影者に知らせるための、後述する各表示器14,1
5,16を駆動する液晶表示回路であり、マイクロコン
ピュータ1からDPCOM信号を受けている間、DBU
Sを介しシリアル通信を行う。具体的には、シリアル通
信により表示データを受け取り、そのデータに従って液
晶表示器14〜16を駆動する。
【0012】4は、撮影者が各撮影条件を設定するため
のスイッチや基準測光エリア切換えスイッチSW3等、
カメラの状態を示すスイッチの状態を読み取り、マイク
ロコンピュータ1に送るスイッチセンス回路であり、S
WCOM信号を受けている間、DBUSを介しシリアル
通信によりマイクロコンピュータ1にスイッチデータを
送る。5は、ストロボの発光とTTL調光による発光停
止機能を制御するストロボ発光調光制御回路であり、S
TCOM信号を受けている間、DBUSを介してマイク
ロコンピュータ1とシリアル通信を行い、ストロボ制御
に関するデータを受け取り、各種の制御を行う。
【0013】6は、既存の位相差検出方式によりオート
フォーカス(AF)を行うためのラインセンサと、その
蓄積読出しのための回路ユニットより成る焦点検出回路
であり、マイクロコンピュータ1により制御される。7
は、後述の分割測光センサ11により被写体の測光を行
い、マイクロコンピュータ1へ複数の測光出力を送る測
光回路であり、マイクロコンピュータ1は入力される複
数の測光出力をA/D変換し、露出条件(絞り,シャッ
タスピード)の設定に用いる。
【0014】8はシャッタ制御回路で、マイクロコンピ
ュータ1の制御信号に従って不図示のシャッタ先幕及び
後幕の走行制御を行う。9はマイクロコンピュータ1か
らの制御信号に従ってフィルムの給送(巻上げ,巻戻
し)を行う給送回路である。
【0015】SW1は、例えばカメラの動作を開始させ
る為のレリーズ釦の第1ストロークによりONするスイ
ッチであり、該スイッチSW1がONしたことをマイク
ロコンピュータ1が認識すると、該マイクロコンピュー
タ1は測光,測距,情報の表示を開始させる。SW2は
上記のレリーズ釦の第2ストロークによりONするスイ
ッチであり、該スイッチSW2がONしたことをマイク
ロコンピュータ1が認識すると、該マイクロコンピュー
タ1は露光動作を開始させる。SW3は基準測光エリア
切換えスイッチであり、該スイッチSW3がONしてい
る間、マイクロコンピュータ1は視線情報を入力し、そ
の結果により測光エリアの切換えを行う。
【0016】X接点はシャッタの先幕の走行完のタイミ
ングでONし、ストロボ発光のタイミングをストロボ発
光調光制御回路5に知らせる役目をする。
【0017】10は、Tv値,Av値,各種モード等を
変更するための電子ダイアルであり、例えば、モード切
換え釦を押しながら該電子ダイヤル10を回転させる
と、“Tv優先”→“Av優先”→“マニアル”→“プ
ログラム”→“Tv優先”→“Av優先”→“マニア
ル”→“プログラム”…と変更され、撮影者の意図する
モードに設定することができる。また、この電子ダイヤ
ル10を逆回転させた時は、“プログラム”→“マニア
ル”→“Av優先”→“Tv優先”→“プログラム”→
…とモードは変更される。また、モード切換え釦と電子
ダイヤル10により、Tv優先がモードとして設定され
ている場合には、この電子ダイヤル10を回転させるこ
とにより、撮影者の希望とするTv値を設定することが
できる。また、モード切換え釦と電子ダイヤルによりA
v優先がモードとして設定されている場合には、この電
子ダイヤル10を回転させることにより、撮影者の希望
とするAv値を設定することができる。
【0018】11は測光回路7により駆動される分割測
光センサである。12は、撮影者の目の像を取り込む為
に視線検出用のCCD13とP像(プルキンエ像)用の
不図示のIREDを駆動し、出力をマイクロコンピュー
タ1に転送する視線検出回路であり、この出力に対して
マイクロコンピュータ1は入力値をA/D変換して、既
に公知の視線検出手法に基づいて、撮影者の目がファイ
ンダ内のどこかを見ているかの検出を行う。
【0019】14はカメラ本体の上面に位置する外部液
晶表示器であり、15はファインダ内の液晶表示器であ
り、16はファインダの焦点板と重ねて配置され、この
焦点板上にスーパーイポーズ表示を行うスーパーインポ
ーズ液晶表示器であり、これらは前述した様に液晶表示
回路3によって駆動される。
【0020】次に、図2及び図3を用いて本実施例につ
いて説明する。
【0021】先ず、図2について説明する。図2はファ
インダ内を図示したものであり、測光は分割測光であ
り、この実施例では、〜の9個のエリアに分けて画
面内を測光するものとする。また、それぞれの測光値の
差は、スーパーインポーズ液晶表示器(図1の16)を
用いてファインダ内に、数値表示部100〜108にて
表示されるようになっている。
【0022】また、スイッチSW1のONの初期時で
は、ファインダの中央の測光エリアの測光値に対する
輝度差が、各エリア〜,〜内の各数値表示部1
00〜103,105〜18にそれぞれ表示される。
【0023】例えば図2に示す様に、測光エリアは測
光エリアに対して1段明るいので、数値表示部100
に「+1.0 」という表示がなされる。以下同様に、測光
エリアは 0.5段明るいので数値表示部101に「+0.
5 」という表示が、測光エリアは1段暗いので数値表
示部102に「−1」という表示が、測光エリアは2
段明るいので数値表示部103に「+2」という表示
が、測光エリアは 1.5段暗いので数値表示部105に
「−1.5 」という表示が、測光エリアは同じく1.5段
暗いので数値表示部106に「−1.5 」という表示が、
測光エリアは同じ明るさなので数値表示部107に
「0」という表示が、測光エリアも同じ明るさなので
数値表示部108に「0」という表示が、それぞれなさ
れる。
【0024】そして、中央の測光エリアは各エリアの
輝度差の中心であるので、その数値表示部104には
「0」が表示される。又、現在の輝度差の中心であり、
基準となるエリアであることを示すために点滅表示がな
されている。なお、現在は初期時であるので、自動的に
この中央の測光エリアの数値表示部104が点滅表示
となっているが、初期時以外は、後述する様に視線入力
により選択された測光エリアの数値表示部が基準となる
エリアであることを示すために点滅表示がなされる。
【0025】また、数値表示部109,110、及び、
露出補正値表示部111は、図1に示すファインダ内の
液晶表示器15を示すものであり、数値表示部109に
はシャッタスピード(この例では「Tv=1/50
0」)が、数値表示部110には絞り値(この例では
「Av= 5.6」が、選択される測光エリアの測光値に基
づいて演算により得られた値が表示される。また、露出
補正値表示部111には露出補正の確定値が表示され、
図2の例では露出補正が入力されていないので「0」の
位置にドットが表示されている。
【0026】次に、図3について説明する。
【0027】図3は、基準測光エリアを切り換えるため
に図2の状態から測光エリアに視線をおくり、基準測
光エリア切換えスイッチSW3を押して(ONにし
て)、基準測光エリアをに切り換えた状態を示す図で
ある。
【0028】図3においては、視線により基準測光エリ
アがに切り換えられたので、測光エリアでの輝度差
表示(数値表示部102での表示)は、図2の「−1.0
」の点灯表示から「0」の点滅表示に切り換わり、
又、図2における基準測光エリアであった測光エリア
は「0」の点滅表示から「+1.0 」の点灯表示に切り換
わっている。図2の測光エリアとの輝度差が「1.0
」であったので、図3においても測光エリアとの
輝度差は「1.0 」である。そして、残りの測光エリアの
各数値表示部にも、測光エリアを基準とした輝度差表
示がそれぞれなされる。
【0029】また、Tv,Av値表示に関しては、測光
エリアを基に演算するため、図2の「Tv=1/50
0,Av=5.6 」より「Tv=1/250,Av=5.6
」に切り換わる。なお、ここではカメラの撮影モード
は“Av優先”になっているものとする。又、現時点に
おいても露出補正はかけていないので、露出補正値表示
部111には「0」の位置にドットが表示されている。
【0030】次に、図3の状態(基準測光エリアがの
状態)から、電子ダイヤル10を回動して−2段の露出
補正をかける場合について、図4を用いて説明する。
【0031】図4においては、基準測光エリアに対し
て−2段の露出補正をかけたので、図3では「0」の位
置にドット表示がなされていたものが、「−2.0 」の位
置にドット表示がなされることになる。また、Tv,A
v値も、「Tv=1/250,Av=5.6 」と表示され
ていたものが、「Tv=1/1000,Av=5.6 」と
なり、基準測光エリアの数値表示部102の表示は−
2段の補正をかけた値に切り換わる。また、各測光エリ
ア,,〜の各数値表示部100,101,10
3〜108の輝度差表示も、それぞれ同様に−2段の補
正をかけた値に切り換わる。
【0032】次に、上記の動作について、図5のフロー
チャートを用いて説明する。この動作はステップ501
よりスタートし、ステップ502から開始される。 [ステップ502] 分割測光のうち、Tv,Av値を
演算するために用いる測光エリアを、初期時であるので
中央の測光エリアにセットする。 [ステップ503] 分割測光センサ11内のそれぞれ
測光エリアに対して測光情報を得る。 [ステップ504] 基準測光エリア切換えスイッチS
W3がONされているか否かの判別を行う。この結果、
ONしていると判別した場合はステップ505の視線検
知動作へと移行し、OFFしていると判別した場合はス
テップ507へ移行する。 [ステップ505] 撮影者の視線がファインダ内のど
の測光エリアに入力しているかを検知する。つまり、視
線検知動作を行い、ファインダ内のどの測光エリアが次
の基準測光エリア(測光演算基準点)として選択されて
いるかの検知を行う。 [ステップ506] 上記ステップ505の視線検知デ
ータに基づいて、基準測光エリアの切り換えを行う。表
示に関しては、前述した様に、切り換え前の基準測光エ
リアの点滅表示を点灯表示にし、新しい基準測光エリア
の表示を点灯表示から点滅表示に切り換える。 [ステップ507] 基準測光エリアの測光値に対し
て、露出補正がなされている場合はその値を加味して、
Av値とTv値の演算を行う。また、液晶表示器11内
の各表示部109,110,111にそれぞれの値を表
示する。 [ステップ508] 基準測光エリア以外の測光エリア
の、基準測光エリアとの輝度差を演算し、それぞれの値
を各数値表示部に表示する。また、露出補正がなされて
いる場合は、輝度差に加味する。
【0033】以上の第1の実施例を実現することによ
り、ファインダ内の各測光エリアの輝度差情報を容易に
知ることができ、しかもどの部分をどの様に表現(明る
くする/暗くする)したいかを、迅速に撮影者は視線に
より入力することが可能となる。
【0034】(第2の実施例)図6,図7を用いて、本
発明の第2の実施例について説明する。なお、カメラの
回路構成は図1と同様であるので、ここでは省略する。
【0035】この第2の実施例は、分割測光センサ11
内より視線入力により測光エリアを例えば複数選択し、
選択したそれぞれの測光エリアにて得られる測光値の平
均を用いて、Av,Tv値の算出を行うものである。
【0036】測光エリア601〜609の9個のエリア
に分けて測光する場合のファインダ内表示を示したもの
が、図6である。
【0037】撮影者の視線により、1つも測光エリアが
選択されていない場合は、中央の測光エリア605の測
光値に対して、Tv,Av値を演算し、数値表示部61
0にTv値を、数字表示部611にAv値を、それぞれ
表示する。また、中央の測光エリア605以外の測光エ
リアに関しては、中央の測光エリア605の測光値に対
する輝度差を各数値表示部に表示する。
【0038】次に、図7に示す様に、撮影者がファイン
ダ内の輝度差表示を元に、自分で表示したいものとし
て、右上の測光エリア603と左下の測光エリア607
を視線で選択したものとする。
【0039】この際、マイクロコンピュータ1は測光エ
リア603と測光エリア607の測光値の平均値を基に
Tv,Av値を演算し、数値表示部610にTv値を、
数字表示部611にAv値を、それぞれ表示する。ま
た、視線入力により選択された測光エリアは、選択され
たことを撮影者に示すために、該測光エリア内の輝度差
を示す数値表示部を点灯表示から点滅表示に切り換える
(数字表示部612,613参照)。
【0040】また、視線入力により選択された測光エリ
アの平均と中央の測光エリアの測光値の差を、数値表示
部614に示す様に表示し、視線入力により選択された
測光エリアの平均によりTv値,Avを計算しているこ
とを撮影者に知らせる。
【0041】この第2の実施例によれば、分割された測
光エリアのうち、撮影意図にあった測光エリアを視線入
力により選択し、その平均値によりTv値,Av値を演
算するようにしている為、簡単に、より撮影者の意図に
あった露出を、ファインダ内の情報を元に決定すること
が可能となる。また、この実施例においては、分割測光
エリアのすべての測光エリアを視線入力により選択する
ことにより、平均測光を行うことが可能となる。
【0042】以上の各実施例によれば、従来、カメラを
振って測光ポイントを移動し、被写体の輝度分布を撮影
者が確認していたものを、カメラを振らずに被写体の輝
度分布を認識できることが可能になると共に、どのポイ
ントの輝度値を基準に露光するかを撮影者の視線を用い
ることにより、より迅速に、かつ、簡単に行うことがで
きるようになる。
【0043】(変形例)第1の実施例では、画面内を9
個に分割しているが、これに限定されるものではない。
従って、視線入力により測光エリアが1つも選択されて
いない場合、中央の測光エリアの測光値を選択するよう
にしているが、この際中央の測光エリアが存在しない場
合もあり、この場合は予め決められた特定の測光エリア
(例えば、中央領域を含む測光エリア)の測光値に基づ
いて露出制御値(Tv値,Av値)を算出するようにす
れば良い。
【0044】また、第2の実施例においても、露出補正
がかけられた場合は、この露出補正値を加味して露出制
御値を算出するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分割測光手段にて得られた分割領域それぞれの測光情報
をファインダ内に表示する表示手段と、該表示手段にて
表示された各測光情報のうち、視線検知手段にて視線入
力された領域に対応する測光情報に基づいて露出制御値
を算出する、或は、視線検知手段にて選択された領域が
複数であった場合、各選択領域の測光情報の平均値を基
に露出制御値を算出する露出制御値演算手段とを備え、
各領域の測光情報を表示手段にて表示すると共に、何れ
の測光情報を基に露出制御値を算出するかを、視線入力
により切り換えられるようにしている。
【0046】よって、繁雑な操作をすることなく、分割
領域それぞれの測光情報を知ることができ、かつ、その
中より露出制御値に用いる測光情報を容易に選択するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの要部構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における各測光エリアの
測光値等を表したファインダ内表示を示す図である。
【図3】図2の状態から視線入力により基準測光エリア
を選択した際のファイダ内表示を示す図である。
【図4】図3の状態から露出補正を行った際のファイダ
内表示を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例におけるカメラの主要部
分の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラの各測光
エリアの測光値等を表したファインダ内表示を示す図で
ある。
【図7】図6の状態から視線入力により任意の測光エリ
アを選択した際のファイダ内表示を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 7 測光回路 11 分割測光センサ 12 視線検出回路 13 視線検出用CCD 15 ファインダ内液晶表示器 16 スーパーインポーズ表示器 SW3 基準測光エリア切換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 7/00 Z 8102−2K

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面内を複数に分割されたそれぞれの領
    域を測光する分割測光手段と、ファインダ内のどの部分
    に視線入力がなされているかを検知する視線検知手段
    と、前記分割測光手段にて得られた分割領域それぞれの
    測光情報をファインダ内に表示する表示手段と、該表示
    手段にて表示された各測光情報のうち、前記視線検知手
    段にて視線入力された領域に対応する測光情報に基づい
    て露出制御値を算出する露出制御値演算手段とを備えた
    カメラ。
  2. 【請求項2】 表示手段は、視線検知手段にて視線入力
    された領域に対応する測光情報と非選択の領域の測光情
    報との表示形態を異ならせる手段であることを特徴とす
    る請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 表示手段は、非選択の領域の測光情報の
    表示は、視線検知手段にて視線入力された領域に対応す
    る測光情報との輝度差情報として表示する手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 露出制御値演算手段は、視線検知手段に
    て選択された領域が存在しなかった場合は、特定の領域
    の測光情報に基づいて露出制御値を算出する手段である
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 露出制御値演算手段は、視線検知手段に
    て選択された領域が複数であった場合、各選択領域の測
    光情報の平均値を基に露出制御値を算出する手段である
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 表示手段は、特定の領域の測光情報と視
    線検知手段にて選択された複数の領域の平均測光値の差
    情報を表示する手段であることを特徴とする請求項4記
    載のカメラ。
  7. 【請求項7】 露出補正値を設定する露出補正値設定手
    段を具備し、露出制御値演算手段は、前記露出補正値設
    定手段にて露出補正がなされている場合は、この露出補
    正値を加味して露出制御値を算出する手段であることを
    特徴とする請求項4又は5記載のカメラ。
JP5292479A 1993-10-29 1993-10-29 カメラ Pending JPH07128705A (ja)

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