JPH04328730A - カメラの動感度合判定装置 - Google Patents

カメラの動感度合判定装置

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JPH04328730A
JPH04328730A JP3099009A JP9900991A JPH04328730A JP H04328730 A JPH04328730 A JP H04328730A JP 3099009 A JP3099009 A JP 3099009A JP 9900991 A JP9900991 A JP 9900991A JP H04328730 A JPH04328730 A JP H04328730A
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display
camera
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motion sensitivity
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Application number
JP3099009A
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English (en)
Inventor
Masataka Hamada
正隆 浜田
Keiji Tamai
啓二 玉井
Tatsuya Ishida
石田 達弥
Takehiro Kato
武宏 加藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定されたシャッタス
ピードと、撮影時の主被写体とカメラとの相対速度から
主被写体の動感度合を判定し、ないしは該判定結果を表
示するカメラの動感度合判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ撮影に際して種々の描写効
果を楽しむべく種々の機能を備えたカメラが知られてい
る。一方、機能が増大するに従って撮影者が意図した仕
上りの写真を得るにはより熟練を要するようになってい
る。そこで、写真の仕上り状態を視覚的に予測する目的
で、(被写界深度/距離)値を算出し、この値から被写
界深度感を評価し、仕上り写真のボケ味、パンフォーカ
スの度合をファインダ内に予測表示するものが提案され
ている(特開平1−235934号公報)。また、撮影
時の手振れを検出し、該手振れ量をアナログ情報で2次
元方向にバー表示するものが提案されている(特開平2
−126251号公報)。
【0003】更には、撮影者の便宜を図るべく、選択さ
れた露出モードを絵文字で表示するようにしたカメラが
提案されている(西ドイツ特許第3317563号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平1−235
934号公報には被写界深度感に基づく仕上り写真の描
写効果を予測表示するものが記載されているが、被写体
の移動速度に基づいてその動感度合、すなわち被写体の
動き具合、あるいは止まり具合を予測表示する構成は記
載されていない。また、特開平2−126251号公報
記載のカメラは撮影者の手振れ速度を検出し、この速度
から手振れ量をバー表示するものであり、被写体の実際
の動作を考慮したものではない、また、同一の動作に対
して、これをどの程度の動感をもった写真に仕上げるか
という描写効果に着目した着想は開示されていない。
【0005】更に、上記西ドイツ特許によれば、選択さ
れた露出モードを絵文字で表示することにより誤った露
出モードでの撮影を阻止することは出来るが、写真の仕
上り具合を予測表示する構成を備えておらず、従ってそ
の仕上り具合までを把握することは困難であり、希望す
る描写状態の写真を得るには従来同様、熟練が必要とな
る。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
主被写体とカメラとの相対速度を検出し、この相対速度
を設定されているシャッタスピードで撮影した場合の該
主被写体の動感度合を判定し、ないしはその結果を予測
表示することで、撮影者の意図する描写効果の写真撮影
が容易に行え、使い勝手の良いカメラを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、主被写体とカ
メラとの相対速度を検出する速度検出手段と、シャッタ
スピードを設定するシャッタスピード設定手段と、上記
検出された相対速度と設定されたシャッタスピードとか
ら主被写体の動感度合を判定する動感判定手段とを備え
たものである。
【0008】また、上記構成に、段階的な表示が可能な
表示部を有する表示手段と、該表示手段に前記動感判定
手段により得られた動感度合に応じて段階的に表示させ
る表示制御手段とを付設したものである(請求項2)。
【0009】また、前記速度検出手段として、カメラの
光軸に直交する平面上での主被写体のブレ速度を検出す
る手段を備えていてもよいし、カメラの光軸方向におけ
る主被写体の速度を検出する手段を備えていてもよく、
あるいはその両方の手段を備えていてもよい(請求項3
,4,5)。
【0010】また、撮影像を写すファインダを備え、か
つ表示手段の表示部が液晶素子で構成されており、該液
晶素子による段階表示を上記ファインダ画面内に行わす
ようにすることが好ましい(請求項6)。
【0011】また、表示手段が5段階に表示可能な表示
部を備えてもよい(請求項7)。
【0012】また、露出モードを選択的に設定可能な露
出モード設定手段と、前記表示制御手段による動感度合
の表示を、選択された露出モードに応じてオン、オフさ
せる切換制御手段とを備えてもよく(請求項8)、更に
、露出モードがシャッタスピードの手動設定可能なモー
ドのときに表示をオンにするようにしてもよい(請求項
9)。
【0013】
【作用】本発明によれば、撮影に際して主被写体とカメ
ラとの相対速度が検出され、検出された相対速度におけ
る主被写体が、現在設定されているシャッタスピードで
撮影した場合にどの程度の動感の写真に仕上るかが主被
写体の動感度合として判定される。得られた動感度合は
必要に応じて所要の目的に用いられる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、上記のよう
にして得られた動感度合は表示手段に導かれて、該動感
度合に対応した表示部に段階的に表示される。
【0015】請求項3記載の発明によれば、速度検出手
段によりカメラの光軸に直交する平面上での主被写体の
ブレ速度が検出され、このブレ速度に基づいて動感度合
の判定が行われることになる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、速度検出手
段によりカメラの光軸方向における主被写体の速度が検
出され、この主被写体の速度に基づいて動感度合の判定
が行われることになる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、前記ブレ速
度及び主被写体の速度の双方を用いて動感度合の判定が
行われることになる。
【0018】請求項6記載の発明によれば、動感度合を
示す信号は液晶素子からなる表示部に導かれ、該液晶素
子を点灯することでファインダ画面内にスーパーインポ
ーズで表示される。
【0019】請求項7記載の発明によれば、動感度合は
5段階で表示される。
【0020】請求項8記載の発明によれば、露出モード
は選択的に設定可能であり、選択された露出モードに応
じて動感度合の表示がオン、オフさせられる。
【0021】請求項9記載の発明によれば、露出モード
としてシャッタスピードの手動設定可能なモードが選択
されると、動感度合が表示される。
【0022】
【実施例】図2は、本発明が適用されるカメラの主要構
成図を示すものである。被写体像は、不図示の撮影レン
ズから光軸Lに沿ってファインダ用ミラー20に導かれ
る。ファインダ用ミラー20は自動焦点(以下、AFと
いう)のための必要な光量の被写体像が透過するように
中心付近のみ半透明にされたものである。焦点板21は
光軸L上左方(不図示)の撮影レンズに対して焦点位置
に配置され、撮影する被写体像と同一像が写されるもの
である。焦点板21に写された像はペンタプリズム22
を介して接眼レンズ23に結像される。撮影者は該接眼
レンズ23を覗くことにより、そのファインダ画面内に
撮影像と同一の像を見ることが出来る。
【0023】焦点板21とペンタプリズム22の間には
透過型液晶パネル等のDISP部61,62が介設され
ている。このDISP部61,62はDISPC回路6
により駆動制御される。この結果、ファインダ画面内に
は撮影像と共に図4にて後述する所定のイメージインジ
ケータによる表示内容がスーパーインポーズのように併
記表示されるようになっている。
【0024】一方、ファインダ用ミラー20からサブミ
ラー25に導かれた被写体像は、該サブミラー25で下
方へ向けられた後、焦点検出を行うFD回路3に導かれ
る。該FD回路3はAF処理に必要な光学系、CCD等
の受光センサ及び信号出力部を備えている。1はマイク
ロコンピュータ(以下、マイコンという)で構成され、
上記DISPC回路6に表示制御のための必要なデータ
を出力したり、FD回路3からの出力信号に基づいてA
F演算を行う他、カメラ全体のシーケンス制御を行うも
のである。
【0025】図3は、カメラ30を後方から見た外観図
である。カメラ30の前側には撮影レンズ31が取り付
けられている。なお、撮影レンズ31は交換レンズを用
いることも出来る。また、前側の一方端部にはシャッタ
スピードをアップ、ダウンさせるシャッタスピード設定
部材32が、その後側には絞り値をアップ、ダウンさせ
る絞り値設定部材33が配設されている。これらの設定
部材32,33は一方側に回すと、ある設定された量(
アペックス値で、例えば0.5)だけアップし、逆方向
に回すと、ある設定された量(例えば0.5)だけダウ
ンするようになされている。
【0026】また、カメラ30の後部適所には撮影像と
所定の表示内容とをスーパーインポーズのように併記表
示する接眼レンズ23を備えたファインダ34が設けら
れている。更に、カメラ30の上側面の、例えば左方に
はカメラの電源をオン、オフするメインスイッチ35が
設けられており、その反対側にはレリーズボタン36が
設けられている。また、このカメラ30は設定可能な露
出モードを複数備えており、レリーズボタン36の近辺
適所には該露出モードを選択的に設定することのできる
モード設定ボタン37が設けられている。このモード設
定ボタン37は押圧操作する毎に設定モードが順次サイ
クリックに変更設定されるようになされている。
【0027】図4は、前記DISP部61,62により
ファインダ画面内外に表示される表示内容を示す図であ
る。DISP部61による表示は撮影画枠内適所にスー
パーインポーズされ、DISP部62による表示は撮影
画枠外適所(本実施例では下側)に行われるようになさ
れている。
【0028】DISP部61において、41は背景描写
度合の最高レベルと最低レベルにおける写真の仕上り状
態を絵文字等で表現した背景描写インジケータ、42は
動感度合の最高レベルと最低レベルにおける写真の仕上
り状態を絵文字等で表現した動感インジケータを示すも
のである。また、43は背景描写及び動感の度合を示す
ための座標であり、44は該座標43に対応して配列さ
れた、上記度合を指示する複数の指標で、該当する度合
の指標44のみが点灯するようになされ、これにより度
合表示が行われる。図に示すように上記座標43は5段
階となっており、指標44により5段階表示が可能であ
るが、少なくとも2段階以上あればよい。また、上記イ
ンジケータ41,42の両側の絵文字は、前記操作部材
32,33の操作方向に一致した描写度合となるように
配置されている。
【0029】なお、背景描写とは主被写体に対する背景
のボケ具合(主被写体の強調度合)を加減するもので、
背景描写インジケータ41の内、図の右側のマークは上
記強調度合が最も弱い場合を示し、左側のマークは強調
度合が最も強い場合を示している。また、動感とは被写
体の止まり具合、動き具合を描写するもので、動感イン
ジケータ42の内、図の右側のマークは上記動感度合が
最も弱い、すなわち動きが止まっている場合を示し、左
側のマークは動感度合が最も強い場合を示している。こ
のように、描写効果等を撮影像を写すファインダ画面内
にスーパーインポーズで表示することにより被写体と写
真の仕上り状態の予測が同時に把握出来るので使い勝手
が良くなる。
【0030】DISP部62において、45はシャッタ
スピード表示部、46は絞り値表示部で、それぞれ所要
の桁数を有している。また、47は「P」,「A」,「
S」の3文字を表示するセグメントからなり、露出モー
ドを示すものである。露出モードがPモードのときは「
P」、PAモードのときは「PA」、PSモードのとき
は「PS」、Aモードのときは「A」、Sモードのとき
は「S」とそれぞれ表示され、マニュアルのMモードの
ときは表示されないようにしてある。
【0031】ここで、各モードについて説明する。Pモ
ードは、予め設定されたプログラムラインに従って露出
値から絞り値AVとシャッタスピードTVを演算して求
めるものである。Aモードは、絞り値AVは手動で設定
し、シャッタスピードTVは露出値から設定絞り値AV
を減算して求めるものである。Sモードは、シャッタス
ピードTVは手動で設定し、絞り値AVは露出値から設
定シャッタスピードTVを減算して求めるものである。 Mモードは、絞り値AV、シャッタスピードTV共に手
動で設定するものである。
【0032】なお、本発明では露出モードとしてPAS
も採用しており、具体的にはPAモード,PSモードと
して扱われる。PAモードはプログラムラインで設定さ
れる撮影条件に対して絞り値AVを手動で変更させたと
き、その変更された絞り値AVに対してシャッタスピー
ドTVがその時の明るさから新たに求められるものであ
り、たとえその後明るさが変わってもシャッタスピード
TVのみが変化するものである。PSモードはプログラ
ムラインで設定される撮影条件に対してシャッタスピー
ドTVを手動で変更させたとき、その変更されたシャッ
タスピードTVに対して絞り値AVがその時の明るさか
ら新たに求められるものであり、たとえその後明るさが
変わっても絞り値AVのみが変化するものである。この
ようなPAモード、PSモードを用いることにより、P
モードからAモード、Sモードに露出変更することなく
、ファインダを覗いたままで前記操作部材32,3を操
作するだけで、容易にAモード、Sモードに変更設定す
ることが出来る。
【0033】図1は、本発明が適用されるカメラの制御
系を示すブロック図である。マイコン1は、前述したよ
うにカメラ30全体のシーケンスを統括制御するもので
、各部からの入力信号や操作信号に基づいて、後述する
必要な制御を実行する。また、マイコン1は、後述する
ように不図示の内蔵タイマを用いて設定操作等の時間管
理を行うとともに、各種のフラグを用いてカメラの状態
管理を行っている。
【0034】LE回路2は撮影レンズ31に内蔵され、
開放F値(AV0)、焦点距離(fl)及び1パルス当
りのレンズ繰出量その他必要なレンズデータが記憶され
たROM等のレンズ回路である。該LE回路2は撮影レ
ンズ31がカメラ30に装着されることによりマイコン
1と電気的に接続されるようになっている。FD回路3
はAF処理を行い、得られた測距信号をマイコン1に出
力するものである。このFD回路3は位相差方式による
AF処理、すなわち光軸Lからサブミラー25を介して
導かれた被写体像を不図示のコンデンサレンズで2方向
に分離し、配列された基準部と参照部に導く。マイコン
1は基準部と参照部に受光された被写体像の信号を取り
込んで前記両信号の相関を取ってデフォーカス量を演算
するようになっている。
【0035】LM回路4は被写体輝度を測定するもので
、得られた輝度データはマイコン1に導かれて露出値が
算出される。また、DX回路5はフィルムを収納するパ
トローネの適所に表示された該フィルムの感度データを
読み取ってマイコン1に導くものである。
【0036】DISPC回路6はマイコン1からの指令
及び表示データに基づいてファインダ画面内に前記の各
イメージインジケータを表示、消灯させるもので、DI
SP部61,62それぞれに応じて表示制御するように
なされている。LEC回路7はAF処理により得られた
デフォーカス量及び前記パルス繰出量とから所要数のパ
ルス列を出力して撮影レンズ31を合焦位置まで移動さ
せるべくレンズ駆動を行うものである。AEC回路8は
前記LM回路4で得られた露出値に基づいて設定された
撮影条件、あるいは手動で設定されたシャッタスピード
TV及び絞り値AVに基づいて露出制御を行わすもので
ある。
【0037】スイッチ類9はカメラの撮影、露出モード
設定、撮影条件の設定及びイメージインジケータの表示
等の設定を行うためのもので、個々については後述する
。アンド回路10は割込み処理のためのもので、所定の
スイッチがオンされて信号A1〜A3が入力されること
により割込みがかかるようになされている。
【0038】ここで、スイッチ類9の説明をする。SI
MONはファインダ画面内のDISP部61の表示を、
オン状態のときはオフに、オフ状態のときはオンに切り
換えるスイッチである。SMDは露出モードをサイクリ
ックに切り換え設定するスイッチで、操作毎にPモード
,Sモード,Aモード,Mモードの順で切り換わる。S
AVUPは一回操作される毎に絞り値AVを所定量だけ
アップさせるスイッチである。なお、本実施例では、最
初の操作でPモード、PSモードからPAモードに移行
するようになっている。SAVDNは一回操作される毎
に絞り値AVを所定量だけダウンさせるスイッチである
。なお、本実施例では、最初の操作でPモード、PSモ
ードからPAモードに移行するようになっている。ST
VUPは一回操作される毎にシャッタスピードTVを所
定量だけアップさせるスイッチである。なお、本実施例
では、最初の操作でPモード、PAモードからPSモー
ドに移行するようになっている。STVDNは一回操作
される毎にシャッタスピードTVを所定量だけダウンさ
せるスイッチである。なお、本実施例では、最初の操作
でPモード、PAモードからPSモードに移行するよう
になっている。S1はレリーズボタン36の半押し操作
でオンするスイッチで、この操作によりAF、測光処理
が行われる。S2はレリーズボタン36の半押し操作に
続いて全押し操作することによりオンするスイッチで、
この操作により露出動作が開始される。SIMIはファ
インダ画面内のイメージインジケータ(41〜44)の
表示を露出モードに応じてオン、オフさせるべく指示す
るスイッチで、露出モードと表示状態(モード)は以下
の関係に設定されている。 表示モードI :全モードとも表示オフ表示モードII
 :Mモードのとき表示オフ表示モードIII:A,S
,Mモードのとき表示オフ表示モードIV :全モード
とも表示オン次に、図5のルーチンを用いて、カメラの
シーケンス動作を説明する。レリーズボタン36の半押
し操作(スイッチS1オン)、または露出モード設定ボ
タン37、すなわちスイッチSMDが操作され、あるい
はスイッチSIMIが操作されることにより、図5の割
込みルーチンに移行する。
【0039】先ず、PASモードを通常のPモードに戻
しておくべくリセットするとともに、フィルム画面内の
イメージインジケータの表示を示すフラグIMONFを
セットする(#5,10)。続いて、電源保持用のタイ
マフラグTIMFをリセットした(#15)後、スイッ
チS1がオフからオンに変化したかどうかを判別する(
#20)。スイッチS1がオフからオンに変化したとき
はフラグS1Fをリセットして(#25)、#30に進
む。一方、スイッチS1がオンのままあるいはオフであ
れば、フラグS1Fは既にリセットされているので、#
25をスキップして#30に進む。#30で、スイッチ
S1がオンの状態にあるかどうかを判別し、オン状態に
あればタイマフラグTIMFをセットし、更にスイッチ
S1がオンされていることを示すフラグS1ONFをセ
ットして(#35,#40)、#50に進む。一方、ス
イッチS1がオフに戻っているときは、これを指示すべ
くフラグS1ONFをリセットして(#45)、#50
に進む。#50で、マイコン1は前記LE回路2から撮
影レンズ固有の前述した各データを取り込む。
【0040】撮影レンズ31からのデータ取り込みが終
了すると、続いて上記フラグS1ONFがセットされて
いるかどうかを判別する(#55)。セットされている
と、AF処理を行い(#60)、続いて被写体速度Vz
及びブレ速度Vxyの検出を行う(#65,#70)。 なお、被写体速度Vzは光軸L方向に対する被写体の移
動速度であり、ブレ速度Vxyは光軸Lと直交する平面
上での被写体の移動速度をいう。
【0041】ここで、図6のサブルーチンを用いてAF
処理について説明する。先ず、前回のAF処理時に基準
部で得られたデータAnをCnとして、またデフォーカ
ス量DFをDDFとしてそれぞれ退避させた(#150
,#155)後、今回のAF処理を開始すべく基準部、
参照部に被写体像を導く(#160)。そして、積分時
間内に受光された被写体像の信号データAn,Bnを一
旦メモリに転送することにより測距のためのデータ取り
込みを終了させ(#165)、次いでマイコン内の不図
示の記憶手段に記憶する(#170)。マイコン1はこ
れらの取り込まれたデータAn,Bnの位相差の相関を
取ってデフォーカス量DFを算出し、得られたデフォー
カス量DFに応じた信号をLEC回路7に送出して撮影
レンズ31を合焦位置に移動させてリターンする(#1
75,#185)。なお、本ルーチンでは、デフォーカ
ス量DFを算出した後に、被写体速度Vzを求めている
(#180)。
【0042】図7は、被写体速度Vzの算出を示すサブ
ルーチンである。先ず、フラグS1Fの状態をチェック
し(#200)、該フラグS1Fがセットされていると
、AF処理が少なくとも2回行われていてデフォーカス
量DFFが既に取り込まれているので、#205で被写
体速度Vzの算出を行い、一方、フラグS1Fがセット
されていなければ、該フラグS1Fをセットして(#2
10)、次回のAF処理を待つべくリターンする。#2
05で、今回求めたデフォーカス量DF、前回のデフォ
ーカス量DDF、前回のAF処理に基づくレンズ駆動量
及び連続するAF処理の時間間隔とから被写体速度Vz
を算出する。
【0043】図8は、ブレ速度Vxyの算出を示すサブ
ルーチンである。この場合も、基本的には図7のサブル
ーチンと同一である。すなわち、先ず、フラグS1Fの
状態をチェックし(#220)、該フラグS1Fがセッ
トされていると、AF処理が少なくとも2回行われてい
て基準部のデータCnが既に取り込まれているので、#
225でブレ速度Vxyの算出を行い、一方、フラグS
1Fがセットされていなければ、該フラグS1Fをセッ
トして(#230)、次回のAF処理を待つべくリター
ンする。#225では、今回求めたデータAn、前回の
データCn及び連続するAF処理の時間間隔とからブレ
速度Vxyが算出される。
【0044】このようにして、被写体距離、被写体速度
Vz及びブレ速度Vxyが求まると、次に測光を行って
被写体輝度BV0を求め(#75)、得られた被写体輝
度BV0及びフィルム感度SVとから露出演算を実行す
る(#80)。なお、#55において、フラグS1ON
Fがセットされていないときはこれらの各演算を実行す
ることなく、#85にスキップする。
【0045】ここで、上記の測光及び露出演算のサブル
ーチンについて、図9,10を用いて説明する。
【0046】図9において、マイコン1はLM回路4か
ら輝度値BV0を、DX回路5からフィルム感度SVを
取り込み(#250,#255)、更にLE回路2から
の開放F値(AV0)とを用いて、 露出値EV=BV0+AV0+SV を求め(#260)、リターンする。
【0047】次に、図10の露出演算においては、先ず
、露出モードがPモードかどうかを判定する(#300
)。Pモードであれば、PASモードがPAモードかど
うかを判断する(#305)。ここでPAモードでなけ
れば、次にPASモードがPSモードかどうかを判断し
(#310)、PSモードでなければ通常のPモードで
あると判断して、求めた露出値EVに基づいて不図示の
プログラムラインより撮影条件である絞り値AV及びシ
ャッタスピードTVを自動的に設定して(#315、P
モード演算)、リターンする。#305でPAモードと
判断すると、現在設定されている絞り値AVと求めた露
出値EVとに基づいてシャッタスピードTVを算出して
(#325、Aモード演算)、リターンする。
【0048】また、#310でPSモードと判断すると
、現在に設定されているシャッタスピードTVと求めた
露出値EVとに基づいて絞り値AVを算出して(#32
0、Sモード)、リターンする。
【0049】一方、#300でPモードでなければ、次
にAモードかどうかを判断する(#330)。Aモード
であれば、#325に進んでAモード演算を行い、Aモ
ードでなければ、続いてSモードかどうかを判断する。 Sモードであれば、#320に進んでSモード演算を行
い、Sモードでなければ、Mモードであるので、#34
0に進んでMモードの処理、すなわち手動設定されてい
るシャッタスピードTVと絞り値AVを設定してリター
ンする。
【0050】図5に戻り、#85でスイッチ類9の操作
、すなわちキーデータ入力状況に基づく撮影条件の変更
設定処理を行い、続いて該スイッチ類9の操作に応じた
ファインダ画面内のイメージインジケータへの表示制御
を行う(#90)。図11〜13及び図14はこのキー
データ入力及び表示のサブルーチンを示す。
【0051】図11〜13において、先ず、露出モード
の切り換え設定を行うスイッチSMDがオフからオンに
変化したかどうかを判別する(#350)。スイッチS
MDが操作されなければ、#400にスキップし、一方
、スイッチSMDが操作されてオフからオンに変化すれ
ば、#355に進む。#355で露出モードがP,S,
A,Mのモードの順で1つだけ進められ、次いでタイマ
フラグTIMFをセットする(#360)。そして、先
ず、変更後の露出モードがMモードかどうか、Pモード
かどうかを判断する(#365,380)。すなわち、
露出モードがMモードに変更設定されていると(#36
5でYES)、ファインダ画面内のイメージインジケー
タの表示状態を示すフラグDAVF,DTVFをそれぞ
れリセットして(#370,#375)、#400に進
む。これは、他の露出モードからMモードへの変更時に
イメージインジケータによる背景描写度合、動感度合の
いずれを表示すべきか判断し得ないために表示しないこ
とにしたものである。なお、この場合、別途指示する部
材を設けてもよく、また各度合が個々に表示可能な場合
には両方を表示するようにしてもよい。一方、#365
で露出モードがMモードでなければ、Pモードかどうか
を判断し、Pモードに変更設定されていると(#380
でYES)、背景描写度合表示を示すフラグDAVFを
セットし(#385)、次いで動感度合表示を示すフラ
グDTVFをリセットする(#390)とともに、PA
Sモードをリセットして通常のPモードに戻して(#3
95)、#400に進む。露出モードがMモードでもP
モードでもないときは(#365,380で共にNO)
、そのまま#400に進む。
【0052】続いて、#400でスイッチSIMIがオ
フからオンにされたかどうかを判別する。スイッチSI
MIがオフからオンに変化したのであれば、表示モード
をI,II,III,IVの順でサイクリックに1つず
つ進めて(#405)、#410に進む。なお、スイッ
チSIMIが操作されていないときは、そのまま#41
0に進む。
【0053】#410以降では他のいずれの露出モード
かを判別する。先ず、スイッチSAVUPがオフからオ
ンになったかどうかを判別し、そうであれば、露出モー
ドがPモードかどうかを判別する(#415)。Pモー
ドであれば、続いてPASモードがPAモードかどうか
を判別し(#420)、PAモードでなければ、上記ス
イッチSAVUPの最初の操作と判断して露出モードを
PASモードからPAモードに変更し(#425)、更
に背景描写度合表示を示すフラグDAVFをセットする
とともに動感度合表示を示すフラグDTVFをリセット
して(#430,#435)、#475に進む。また、
既に、PAモードになっているときは(#425でYE
S)、絞り値AVを、AV=AV+0.5のように0.
5だけアップする(#455)。
【0054】#415において、露出モードがPモード
でなければ、Aモードかどうかを判断する(#440)
。露出モードがAモードであれば、背景描写度合表示を
示すフラグDAVFをセットするとともに動感度合表示
を示すフラグDTVFをリセットし(#445,#45
0)、更に絞り値AVを変更すべく絞り値AVを、AV
=AV+0.5のように0.5だけアップして(#45
5)、#475に進む。一方、#440でAモードでな
ければ、次にMモードかどうかを判断し(#460)、
Mモードであれば、#445に進み、ここではAモード
の場合と同様の処理を実行する。もし、Mモードでなけ
れば、Sモードであってここでは処理不要なので、その
まま#475に進む。
【0055】#410でスイッチSAVUPがオフから
オンに変化しない場合には、スイッチSAVDNがオフ
からオンになったかどうかを判断し(#465)、オフ
からオンに変化したのであれば、前記#415〜#46
0と同じフラグ処理及び絞り値の演算処理を実行する(
#470)。但し、ここではスイッチSAVDNが操作
された場合であるから、絞り値AVは、前記#455と
は異なり、AV=AV−0.5のように0.5だけダウ
ンされる。 そして、かかる処理が終了して、#475に進む。
【0056】#475では、タイマフラグTIMFをセ
ットし、次にスイッチSIMONが操作されてオフから
オンになったかどうかを判別する(#480)。スイッ
チSIMONが操作されていなければ、そのままリター
ンする。 一方、スイッチSIMONが操作されたときは、続いて
フラグSIMONFがセットされているかどうかを判別
する(#485)。フラグSIMONFがセットされて
いる場合にはイメージインジケータの表示をオフに切り
換えるべくリセットし(#490)、逆にフラグSIM
ONFがリセットされている場合にはイメージインジケ
ータの表示をオンに切り換えるべくセットして(#49
5)、リターンする。
【0057】さて、スイッチSAVUP,スイッチSA
VDNが共に操作されていないときは(#410,#4
65で共にNO)、スイッチSTVUPが操作されてオ
フからオンになったかどうかを判断し(#500)、そ
うであれば、露出モードがPモードかどうかを判別する
(#505)。Pモードであれば、続いてPASモード
がPSモードかどうかを判別し(#510)、PSモー
ドでなければ、上記スイッチSTVUPの最初の操作と
判断して露出モードをPASモードからPSモードに変
更し(#515)、更に動感度合表示を示すフラグDT
VFをセットするとともに背景描写度合表示を示すフラ
グDAVFをリセットして(#520,#525)、#
475に進む。また、既に、PSモードになっていると
きはシャッタスピードTVを、TV=TV+0.5のよ
うに0.5だけアップする(#545)。
【0058】#505において、露出モードがPモード
でなければ、Sモードかどうかを判断する(#530)
。露出モードがSモードであれば、動感度合表示を示す
フラグDTVFをセットするとともに背景描写度合表示
を示すフラグDAVFをリセットし(#535,#54
0)、更にシャッタスピードTVを変更すべくシャッタ
スピードTVを、TV=TV+0.5のように0.5だ
けアップして(#545)、#475に進む。一方、#
530でSモードでなければ、次にMモードかどうかを
判断し(#550)、Mモードであれば、#535に進
んでSモードの場合と同様の処理を実行する。もし、M
モードでなければ、Aモードであってここでは処理不要
なので、そのまま#475に進む。
【0059】#500でスイッチSTVUPがオフから
オンに変化しない場合には、スイッチSTVDNがオフ
からオンになったかどうかを判断し(#555)、オフ
からオンに変化したのであれば、前記#505〜#55
0と同じフラグ処理及びシャッタスピードの演算処理を
実行する(#560)。但し、ここではスイッチSTV
DNが操作された場合であるから、シャッタスピードT
Vは、前記#545とは異なり、TV=TV−0.5の
ように0.5だけダウンされる。そして、かかる処理が
終了して、#475に進む。
【0060】次に、図14において、イメージインジケ
ータの表示を示すフラグSIMONFがセットされてい
るかどうかを判断する(#600)。該フラグSIMO
NFがセットされていると、露出モードにおいて全消灯
を指示すべくスイッチSIMIが操作され、表示モード
Iがセットされているかどうかを判断する(#605)
。ここで、フラグSIMONFがリセットされ(#60
0でNO)、あるいはスイッチSIMIが表示モードI
にセットされている場合(#605でYES)には、フ
ラグDAVF,DTVFを共にリセットし(#670,
#675)、前述したようにイメージインジケータの表
示を行わせないようにして、#680に進む。
【0061】一方、#605で表示モードIがセットさ
れていないときは、続いて表示モードIIかどうか、表
示モードIIIかどうか(#610,#615)、表示
モードIVかどうか(#615でNO)を順次判別して
いく。 そして、表示モードIIがセットされているときは露出
モードがMモードでないことを確認して(#635でN
O)、#640に進む。Mモードのときは表示は行わな
いので、#670,#675でイメージインジケータの
消灯を指示して、#680に進む。また、表示モードI
IIがセットされているときは露出モードがM,A,S
モードかどうかを判別し(#620,#625,#63
0)、この内のいずれかのモードであれば、#670,
#675に進んでイメージインジケータの消灯を指示す
る。一方、Pモードであれば(#630でNO)、#6
40に進む。更に、表示モードIVがセットされている
ときは(#615でNO)、全てのモードについてイメ
ージインジケータの表示を行うので、既にセット、リセ
ットされているフラグ状態のまま#640に進む。
【0062】すなわち、上記の各表示モード及び露出モ
ードの状態の判別に基づいて表示モードIIでMモード
以外のとき、表示モードIIIでPモードのとき、ある
いは表示モードIVのときは、#640でフラグDAV
Fがセットされているかどうかを判別する。フラグDA
VFがセットされていれば、背景描写度合(ボケインジ
ケータ)を計算し、得えられた度合(ボケ量)データを
不図示のイメージインジケータの表示データ用メモリ部
Aにセットする(#645,#650)。一方、フラグ
DAVFがセットされていなければ、次にフラグDTV
Fがセットされているかどうかを判別する(#655)
。フラグDTVFがセットされていれば、動感度合(ス
トップインジケータ)を計算し、得られた度合(ストッ
プ量)データを上記メモリ部Aにセットする(#660
,#665)。
【0063】続いて、#680〜#690で、現在設定
されている露出モードに関するデータ、シャッタスピー
ドTV,絞り値AV及びフラグDAVF,DTVFデー
タをそれぞれセットした後、DISP61,62に出力
し、前述したようにスイッチやフラグによるイメージイ
ンジケータの表示の指示があることを条件にセットされ
たデータをイメージインジケータに表示する(#695
)。
【0064】図5に戻り、上記の表示が行われると(#
90)、続いてスイッチS2がオンされたかどうかを判
別する(#95)。オンされると、露出制御(レリーズ
)を行い(#100)、次いで割込み待ちとなる(#1
05)。
【0065】一方、スイッチS2がオンされなければ(
#95でNO)、タイマフラグTIMFの状態をチェッ
クし(#110)、セットされていると、リセットした
後、再スタートさせて(#120)、#15に戻る。 上記タイマフラグTIMFがセットされていなければ、
該タイマフラグTIMFのタイマが5秒経時したかどう
かをチェックし、5秒経過するまでは、#15に戻る。 5秒経過してもスイッチS2がオンされないときは、撮
影の意志無しと判断して撮影準備動作を終了し、次の割
込みのための待機状態に入る(#105)。
【0066】次に、図15〜図19により、動感描写に
ついて説明する。図15は前記PSモード、Sモードが
設定されたときのファインダ画面内のイメージインジケ
ータの表示状態を示すもので、動感インジケータ42、
座標43及び図16に示すように対応する度合の指標4
4の1つが表示される。
【0067】表1は動感度合の内容を説明するもので、
表示レベルは5段階に設定されている。
【0068】
【表1】
【0069】この表1より分かるように、表示レベルが
高くなる程、主被写体が静止しているように見え、表示
レベルが小さい程主被写体が大きく動いているように見
える。また、像ぶれ量は、ブレ速度Vxyとシャッタス
ピードTVの他、撮影倍率や被写体速度Vzも決定要因
となり得るものの、目安的には、フィルム面上で100
μm以下のとき表示レベル5、100〜200μmのと
き表示レベル4、200〜400μmのとき表示レベル
3、400〜800μmのとき表示レベル2、800μ
m以上のとき表示レベル1に設定されている。各表示レ
ベル5〜1の表示については、図16に示す。また、測
距時と露出時にタイムラグがあること及び測距エリアが
常に被写体全体をカバーしていないことから、動感度合
の表示レベルと得られた写真との間に多少の差が生じる
場合のあることを考慮して、表示レベルを1、2段分高
速のシャッタスピードで静止する側に設定して上記差が
発生する問題を解消している。
【0070】更に、上記したように、撮影倍率を決定す
る撮影レンズ31の焦点距離fl、ブレ速度Vxy及び
被写体速度Vzをそれぞれ条件として、表示レベルを表
2に示すような表示モードA〜Cに分類し、前記表1を
基本としつつ、上記各条件に適合し得るように調整して
いる。
【0071】
【表2】
【0072】従って、動感度合は表示モードと表示レベ
ルにより設定される。
【0073】以下、動感度合の設定とその表示について
図17〜図19を用いて説明する。先ず、LE回路2か
らマイコン1に取り込まれた撮影レンズ31の焦点距離
fの大小が判別される。すなわち、焦点距離flが18
0mm以上であれば(#700でYES)、#730に
進み、60mm以上で180mm未満の範囲であれば(
#705でYES)、#750に進み、60mm未満で
あれば(#705でNO)、#710に進む。
【0074】#710に進んだ場合には、既に求めたフ
ィルム面上でのブレ速度Vxy、被写体速度Vxyの大
きさを判別する。すなわち、ブレ速度Vxyが12.5
mm/秒より小さいかどうかを判別し(#710)、1
2.5mm/秒以下であれば、次に被写体速度Vzが1
mm/秒より小さいかどうかが判別される(#715)
。被写体速度Vzが1mm/秒以下であれば、「C表示
」(表示モードC)を不図示のメモリ部にセットする(
#720)。なお、マイコン1は、この1mm/秒とい
う被写体速度Vzから動体追随のために撮影レンズ31
の合焦位置を予測演算し、この演算結果に基づいてレン
ズ駆動を行うように制御することで、いわゆる動体予測
AFを実現している。
【0075】一方、ブレ速度Vxyが12.5mm/秒
以上(#710でNO)、及びブレ速度Vxyが20m
m/秒未満で(#710でYES)、かつ被写体速度V
zが1mm/秒以上(#715でNO)であれば、「B
表示」をセットする(#725)。
【0076】次に、焦点距離fが180mm以上の場合
には、#730に進んでブレ速度Vxyと3mm/秒、
及び被写体速度Vzと1mm/秒との大小比較が行われ
る(#730,#735)。すなわち、ブレ速度Vxy
が3mm/秒以上であれば、「A表示」をセットし、一
方、3mm/秒より小さいときは、更に被写体速度Vz
が1mm/秒より大きいかどうかを比較し、被写体速度
Vzが1mm/秒以上のときは「A表示」をセットし(
#745)、1mm/秒より小さいときは「B表示」を
セットする(#740)。
【0077】更に、焦点距離fが60mm以上で180
mm未満の場合には、#750に進んでブレ速度Vxy
が1mm/秒や25mm/秒と(#750,#760)
、被写体速度Vzが1mm/秒や2mm/秒と大小比較
される(#755,#765)。すなわち、先ず、ブレ
速度Vxyが25mm/秒以上である場合(#750,
#760で共にNO)、及びブレ速度Vxyが1mm/
秒以上で25mm/秒より小さく(#760でYES)
、かつ被写体速度Vzが2mm/秒以上の場合には(#
765でNO)、「A表示」をセットする(#770)
。また、ブレ速度Vxyが1mm/秒より小さく(#7
50でYES)、かつ被写体速度Vzが2mm/秒以上
の場合(#755,#765で共にNO)にも、「A表
示」をセットする(#770)。
【0078】また、ブレ速度Vxyが1mm/秒以上で
25mm/秒より小さく(#760でYES)、かつ被
写体速度Vzが2mm/秒より小さい場合に(#765
でYES)、及びブレ速度Vxyが1mm/秒より小さ
く、かつ被写体速度Vzが1mm/秒以上で2mm/秒
より小さい場合には(#755でNO,#765でYE
S)、「B表示」をセットする(#775)。更に、ブ
レ速度Vxyが1mm/秒より小さく、かつ被写体速度
Vzが1mm/秒より小さい場合には(#755でYE
S)、「C表示」をセットする(#780)。
【0079】上記のように表示モードA〜Cの内のいず
れかがセットされると、次に該セットされた表示モード
内のいずれの表示レベルかが、表2に示すように現在の
設定されているシャッタスピードから設定される。そし
て、設定された表示レベルのデータはイメージインジケ
ータに出力され、該表示レベルに対応するように図16
で示すいずれかの態様で表示される。従って、撮影者は
このイメージインジケータの表示を見ながら好みの動感
が得られるようシャッタスピードを変化させればよい。 この際、被写体の動きに直接連動して動感度合をリアル
タイムに表示すると使用しにくくなるため、本実施例で
は、上記説明の如く表示レベルのデータを主として焦点
距離に依存させて設定している。
【0080】なお、本実施例では、動感度合を判断する
ために必要なカメラと主被写体との相対速度として、被
写体速度Vzとブレ速度Vxyの両方を用いたが、撮影
状況によっては、被写体速度Vzのみ、あるいはブレ速
度Vxyのみで充分に主被写体との相対速度として採用
することが出来、かかる場合には適合する一方の速度の
みで動感度合の判断を行うことも可能である。
【0081】次に、図20〜図27により、背景描写に
ついて説明する。図20は前記PAモード,Aモードが
設定されたときのフィルター画面内のイメージインジケ
ータの表示状態を示すもので、背景描写インジケータ4
1、座標43及び図21に示すように対応する度合の指
標44の1つが表示される。
【0082】表3は背景描写度合の内容を説明するもの
で、表示レベルは5段階に設定されている。
【0083】
【表3】
【0084】この表3より分かるように、表示レベルが
高くなる程、主被写体に対して背景がぼけて該主被写体
が強調されて見え、表示レベルが小さい程主被写体に対
して背景のピントが合っているように見える。基本的に
は主被写体に対する背景のボケ円径δを算出し、この値
を背景ボケ量として背景描写度合の設定、更にはその表
示を行う。
【0085】図22は背景描写度合を算出するルーチン
を示す。先ず、背景ボケ円径δの算出を行う(#100
0)。次いで、得られた背景ボケ円径δに基づいて背景
描写度合の各レベル幅の算出を行って(#1005)、
背景描写度合レベルを算出する(#1110)。上記各
ステップについて、以下説明する。
【0086】図23は背景ボケ円径δを算出するサブル
ーチンである。このサブルーチンにおいては、先ず、前
記AF処理により得られた主被写体距離Dが取り込まれ
る(#1100)。また、撮影レンズ31の焦点距離f
lはLE回路2から読み込まれる(#1105)。マイ
コン1は取り込んだ上記主被写体距離D及び焦点距離f
lとから、撮影像倍率β(=fl/D)を求める(#1
110)。ここで、モードが仮想背景モードか否かの判
別を行う(#1115)。なお、仮想背景モードかどう
かの設定は、不図示の操作部材により、あるいはAF処
理により主被写体以外の測距エリアの測距状況に応じて
自動的に設定されるようにしてもよい。
【0087】モードが仮想背景モードであれば、仮想背
景距離Dvirを求める(#1120)。この仮想背景
距離Dvirは主被写体に対する背景距離であって、撮
影像倍率βから経験的に設定された値をいう。このモー
ドのときは、背景距離を実測する手間が省略できる。
【0088】撮影像倍率βと仮想背景距離Dvirとの
関係は、例えば図24に示す仮想背景距離係数kを算出
するサブルーチンに示すように予めROM等の記憶手段
に記憶されており、あるいは演算式を記憶しておいてそ
の都度求めるようにしてもよい。図24では、上記#1
110で求めた撮影像倍率βを取り込んで対応する仮想
背景距離Dvirを求め、更に仮想背景距離係数k(=
Dvir/D)を求めて出力する(#1205)。
【0089】図23に戻って、#1130で、現在設定
されている絞り値AV、すなわち制御絞り値Fを取り込
む。上記の各ステップで取り込んだ各データを、#11
35に示す演算式に導いて背景ボケ円径δの算出計算を
行う。
【0090】一方、#1115において、モードが仮想
背景モードでないときは、実測した背景距離に基づく処
理を実行すべく、#1125に進む。#1125では、
複数の測距エリアで得られたデフォーカス量の内、最遠
のデフォーカス量DFを抽出し、この値DFから背景距
離Dを算出し、更に背景距離係数を算出する。なお、本
実施例では、#1135での演算を共用しているので、
実測デフォーカス量DFから求めた背景距離をDvir
と置き換えるようにして係数を仮想背景距離係数kとし
て求めることにしている。そして、得られた仮想背景距
離係数kを用いて実測に基づく場合の背景ボケ円径δを
算出する(#1130,#1135)。
【0091】続いて、背景描写度合各レベル幅算出ルー
チンについて、図25を用いて説明する。背景描写度合
各レベル幅は、#1135で算出された背景ボケ円径δ
が表示レベル1〜5のいずれに含まれるかを判定するた
めに、各レベルに含まれる背景ボケ円径の幅を決定して
いるものである(#1300)。各レベルの幅は許容散
乱円(例えば30μm)を基準に算出してもよいし、予
め各レベルの幅を決定しておいてROMに記憶させてお
いてもよい。この場合、例えば背景描写度合各レベルは
背景ボケ円径が0〜50μmのとき表示レベル1、50
μm〜180μmのとき表示レベル2、180μm〜4
40μmのとき表示レベル3、440μm〜900μm
のとき表示レベル4、900μm以上のとき表示レベル
5に設定されている。なお、各表示レベル1〜5の内容
は前記表3に示されている。
【0092】図26は背景描写度合レベル算出ルーチン
を示している。図において、マイコン1は前記#130
0で得られた背景描写度合各レベル幅及び#1135で
求めた背景ボケ円径δを取り込み(#1400,#14
05)、該背景ボケ円径δが上記各レベル幅のどのレベ
ルに該当するかを算出する(#1410)。このように
して得られた背景描写度合を示す度合は図21に示すい
ずれかの態様で表示される。
【0093】図27は、前記#1135で算出した背景
ボケ円径δと#1410で算出した背景描写度合レベル
の関係を、像倍率βと撮影レンズ31の開放F値とをパ
ラメータにして示したグラフである。図においては、仮
想背景距離係数k=2.5とし、またグラフ中のFの数
値は開放F値を示しており、F=1.4〜32の8種類
の撮影レンズの例が示してある。
【0094】同グラフより分かるように、像倍率βが小
さい方から大きくなるに従って、すなわち撮影状態が一
般の撮影シーンからマクロ撮影、更にはズームマクロ撮
影に移行するに従ってボケ円径δが大きくなり、背景描
写度合(背景ボケレベル)が大きくなっている。また、
撮影レンズの開放F値が、例えば1.4や2のように小
さい場合には背景描写度合は略表示レベル3〜5の範囲
に含まれ、一方、開放F値が、例えば22や32のよう
に大きい場合には背景描写度合は略表示レベル1〜2な
いしは3の範囲に含まれている。
【0095】なお、本実施例では、描写効果の度合をフ
ァインダ画面内に撮影像とスーパーインポーズのように
表示するようにしたが、別個の表示手段を設けてもよい
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検出された相対速度における主被写体が、設定されてい
るシャッタスピードで撮影した場合にどの程度の動感の
写真に仕上るかを主被写体の動感度合として判定するの
で、得られた動感度合を必要に応じて所要の目的に用い
ることが可能となる。
【0097】また、得られた動感度合を表示手段に導い
て該動感度合に対応した表示部に段階的に予測表示する
ので、どの程度の動感の写真に仕上るかを予め把握する
ことが出来るとともに、撮影者の意図する仕上り写真を
確実に得ることが出来き、特に初心者に対し使い勝手の
良いカメラを提供するものである。
【0098】また、カメラの光軸に直交する平面上での
主被写体のブレ速度、あるいはカメラの光軸方向におけ
る主被写体の速度を用いることで、撮影状況に適した速
度検出が可能となり、また、ブレ速度及び主被写体の速
度の双方を用いることによりより正確な速度検出が可能
となる。
【0099】更に、動感度合をファインダ画面内にスー
パーインポーズすることにより、撮影像と動感度合とを
同時に把握し得るので、撮影チャンスを逃すこともなく
、使い勝手の良いカメラを提供することが出来る。
【0100】また、動感度合を5段階で表示することに
より、撮影者の意図する動感設定が細かく行える。
【0101】更に、露出モードに応じて動感度合の表示
がオン、オフさせられ、また、シャッタスピードの手動
設定可能なモードで動感度合を表示するようにしたので
、不必要な場合(露出モード)にはその表示を消灯する
ことも出来、省エネが果たせるとともに、ファインダ画
面内に表示するものでは撮影像が見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラの制御系を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明が適用されるカメラの主要構成図を示す
【図3】カメラを後方から見た外観図である。
【図4】ファインダ画面内に表示される全表示内容を示
す図である。
【図5】カメラのシーケンス動作を説明するルーチンで
ある。
【図6】AF処理のサブルーチンである。
【図7】被写体速度Vzを算出するサブルーチンである
【図8】ブレ速度Vxyを算出するサブルーチンである
【図9】測光処理のサブルーチンである。
【図10】露出演算のサブルーチンである。
【図11】キーデータ入力のサブルーチンである。
【図12】キーデータ入力のサブルーチンである。
【図13】キーデータ入力のサブルーチンである。
【図14】イメージインジケータへの表示のサブルーチ
ンである。
【図15】PS,Sモードが設定されたときのフィルタ
ー画面内のイメージインジケータの表示状態を示すもの
である。
【図16】PS,Sモードが設定されたときのフィルタ
ー画面内のイメージインジケータの表示状態を示し、表
示レベルに対応して指示片44の1つを順次表示する状
態を示した図である。
【図17】動感度合(ストップインジケータ)計算のル
ーチンである。
【図18】動感度合(ストップインジケータ)計算のル
ーチンである。
【図19】動感度合(ストップインジケータ)計算のル
ーチンである。
【図20】PA,Aモードが設定されたときのフィルタ
ー画面内のイメージインジケータの表示状態を示す図で
ある。
【図21】PA,Aモードが設定されたときのフィルタ
ー画面内のイメージインジケータの表示状態を示し、表
示レベルに対応して指示片44の1つを順次表示する状
態を示した図である。
【図22】背景描写度合を算出するルーチンである。
【図23】背景ボケ円径δを算出するサブルーチンであ
る。
【図24】仮想背景距離係数kを算出するサブルーチン
である。
【図25】背景描写度合各レベル幅算出サブルーチンで
ある。
【図26】背景描写度合レベル算出サブルーチンである
【図27】#1135で算出した背景ボケ円径δと#1
410で算出した背景描写度合レベルの関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1  マイコン 2  LE回路 3  FD回路 4  LM回路 5  DX回路 6  DISP・C回路 61,62  DISP部 7  LEC回路 8  AEC回路 9  論理回路 L  光軸 20  ファインダ用ミラー 21  焦点板 22  ペンタプリズム 23  接眼レンズ 30  カメラ 31  撮影レンズ 32  シャッタ速度設定部材 33  絞り値設定部材 34  ファインダ 35  メインスイッチ 36  レリーズボタン 37  モード設定ボタン 41  背景描写インジケータ 42  動感インジケータ 43  座標 44  指標 45  シャッタスピード表示部 46  絞り値表示部 47  露出モード表示セグメント部 SIMON  ファインダ画面内表示オン、オフ切り換
えスイッチ SMD  露出モード切り換え設定スイッチSAVUP
  絞り値アップスイッチ SAVDN  絞り値ダウンスイッチ STVUP  シャッタスピードアップスイッチSTV
DN  シャッタスピードダウンスイッチS1  レリ
ーズボタン半押しスイッチS2  レリーズボタン全押
しスイッチSIMI  ファインダ画面内表示を露出モ
ードに応じてオン、オフさせるスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主被写体とカメラとの相対速度を検出
    する速度検出手段と、シャッタスピードを設定するシャ
    ッタスピード設定手段と、上記検出された相対速度と設
    定されたシャッタスピードとから主被写体の動感度合を
    判定する動感判定手段とを備えたことを特徴とするカメ
    ラの動感度合判定装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のカメラの動感度合判定
    装置において、段階的な表示が可能な表示部を有する表
    示手段と、該表示手段に前記動感判定手段により得られ
    た動感度合に応じて段階的に表示させる表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするカメラの動感度合判定装置。
  3. 【請求項3】  前記速度検出手段は、カメラの光軸に
    直交する平面上での主被写体のブレ速度を検出する手段
    を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
    カメラの動感度合判定装置。
  4. 【請求項4】  前記速度検出手段は、カメラの光軸方
    向における主被写体の速度を検出する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のカメラの動感
    度合判定装置。
  5. 【請求項5】  前記速度検出手段は、カメラの光軸に
    直交する平面上での主被写体のブレ速度を検出する手段
    と、カメラの光軸方向における主被写体の速度を検出す
    る手段を備えていることを特徴とする請求項1または2
    記載のカメラの動感度合判定装置。
  6. 【請求項6】  請求項2記載のカメラの動感度合判定
    装置において、撮影像を写すファインダを備えるととも
    に、前記表示手段の表示部は液晶素子で構成されており
    、該液晶素子による段階表示は上記ファインダ画面内に
    行われるようにしたことを特徴とするカメラの動感度合
    判定装置。
  7. 【請求項7】  前記表示手段は、5段階に表示可能な
    表示部を備えていることを特徴とする請求項2または6
    記載のカメラの動感度合判定装置。
  8. 【請求項8】  請求項2記載のカメラの動感度合判定
    装置において、露出モードを選択的に設定可能な露出モ
    ード設定手段と、前記表示制御手段による動感度合の表
    示を、選択された露出モードに応じてオン、オフさせる
    切換制御手段とを備えたことを特徴とするカメラの動感
    度合判定装置。
  9. 【請求項9】  前記切換制御手段は、露出モードがシ
    ャッタスピードの手動設定可能なモードのときに表示を
    オンにするようになされていることを特徴とする請求項
    8記載のカメラの動感度合判定装置。
JP3099009A 1991-04-30 1991-04-30 カメラの動感度合判定装置 Pending JPH04328730A (ja)

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US09/227,080 US6097898A (en) 1991-04-30 1999-01-05 Camera capable of displaying the level of visual effect
US09/498,067 US6141499A (en) 1991-04-30 2000-02-04 Camera capable of displaying the level of visual effect

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186368A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Casio Comput Co Ltd 画像記録装置及びプログラム

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