JPH04242230A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH04242230A
JPH04242230A JP3003322A JP332291A JPH04242230A JP H04242230 A JPH04242230 A JP H04242230A JP 3003322 A JP3003322 A JP 3003322A JP 332291 A JP332291 A JP 332291A JP H04242230 A JPH04242230 A JP H04242230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focal length
value
priority
camera
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP3003322A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushima
寛 松島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッター速度(以下
にはTVと記載する)優先モードによる撮影が可能なカ
メラ、または、絞り(以下にはAVと記載する)優先モ
ードによる撮影が可能なカメラであって、レンズと通信
することにより現在装着されているレンズの焦点距離、
または、ズームレンズが装着されている時には、その時
点での焦点距離とズーム範囲が認識できるカメラに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおいては、TV優先モー
ドで設定できるTV値はレンズの焦点距離によらずただ
1つである。つまり、TV優先で設定されたTV値は、
ズームレンズの焦点距離が変更されようが、されまいが
、TV値が再設定されるまでは、変更されない。また、
AV優先モードで設定できるAV値も同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
ズームレンズの焦点距離の範囲は広がり、4倍以上のズ
ーム比を持つものもある。将来、このズーム比はさらに
大きくなると予想される。また、望遠側に延びていくだ
けでなく、広角側に延びていくと予想される。
【0004】よって、1本のズームレンズで、レンズ交
換無しに、超広角から超望遠の撮影が可能となる。しか
し、広角での撮影方法と望遠での撮影方法はかなり異な
る。たとえば、望遠側で設定されたTV優先のTV値が
広角側では有効な設定値でない場合も多い。通常の撮影
においては、ズームレンズのズーム環によりズーミング
した後に、その都度その都度、適切なTV優先のTV値
を設定し直せば良いが、たとえば従来のカメラにズーム
レンズを装着して広角側と望遠側の両方で動体のTV優
先撮影を行いたい場合などでは、ズームミングするたび
に撮影者の意図するTV優先のTV値を設定し直さなけ
ればならないのでシャッターチャンスを逃がしてしまう
可能性がある。また、ズームミングするたびに撮影者の
意図するTV優先のTV値を設定し直していたのでは、
撮影に集中できず素早い被写体の場合は、被写体を追い
続けることができなくなる可能性がある。そして、ズー
ムミングするたびに撮影者の意図するTV優先のTV値
を設定し直していたのでは、望遠、広角、望遠、広角…
などの交互の撮影も敏速に行えないので、撮影者の意図
する撮影シーンを逃す可能性がある。また、以上のよう
なことが、AV優先のAV値についてもいえる。
【0005】本発明の目的は、上述した従来のカメラの
欠点を排し、撮影状況の変化に対応して絞りやシャッタ
ー速度の設定を素早く且つ多様に変化させることのでき
るカメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による第一のカメ
ラは、TV優先モードによる撮影が可能となるカメラで
あって、該カメラはレンズと通信する第1の手段を持ち
、該第1の手段により現在装着されているレンズの焦点
距離(または、ズームレンズが装着されている時には、
その時点での焦点距離)を認識できる第2の手段を持ち
、該焦点距離データにより複数のTV優先のTV値を設
定する手段を有していることを特徴とする。すなわち、
本発明のカメラによれば、ズームレンズを装着した際に
ズームレンズの望遠側、標準域、広角側で別々のTV優
先のTV値の設定が可能となる。
【0007】また、本発明による第二のカメラは、AV
優先モードによる撮影が可能となるカメラであって、該
カメラはレンズと通信する第1の手段を持ち、該第1の
手段により現在装着されているレンズの焦点距離、また
は、ズームレンズが装着されている時には、その時点で
の焦点距離を認識できる第2の手段を持ち、該焦点距離
データにより複数のAV優先のAV値を設定する手段を
有していることを特徴とする。すなわち、本発明のカメ
ラではズームレンズを装着した際にズームレンズの望遠
側、標準域、広角側で別々のAV優先のAV値の設定が
可能となるため、従来のカメラの欠点が排除され、撮影
状況の変化に素早く対応することができる。
【0008】
【実施例】
【0009】
【実施例1】図1は、本発明を実施したカメラの電気制
御系のブロック図である。1は、カメラの各部の動きを
制御するためのマイクロコンピューターである。2はレ
ンズ制御回路で、不図示の撮影レンズの焦点調節用モー
ターと絞り羽根制御用モーターを駆動制御する。レンズ
制御回路2はマイクロコンピューター1からLCOM信
号を受けている間、DBUSを介してマイクロコンピュ
ーター1との間でシリアル通信を行う。シリアル通信に
よりマイクロコンピューター1からモーター駆動情報を
受け取り、その情報によりモーターを駆動制御する。ま
た、同時にレンズの各種の情報(焦点距離etc.)を
シリアル通信によりマイクロコンピューター1に送る。
【0010】3は液晶表示回路で、カメラの各撮影情報
、例えば、シャッタースピード、絞り値、ISO感度、
フィルム枚数、などを撮影者に知らせるための不図示の
液晶表示器を駆動するための回路である。液晶表示回路
3は、マイクロコンピューター1からDPCOM信号を
受けている間、DBUSを介してマイクロコンピュータ
ー1とシリアル通信を行う。シリアル通信によりマイク
ロコンピューター1から表示データを受け取り、そのデ
ータに従って液晶表示器を駆動する。
【0011】4はスイッチセンス回路であり、撮影者が
各撮影条件を設定するためのスイッチやカメラの状態を
示すスイッチの状態を読み取りマイクロコンピューター
1に送る回路であり、SWCOM信号を受けている間、
DBUSを介してシリアル通信によりマイクロコンピュ
ーター1にスイッチデータを送る。
【0012】5はストロボ発光調光制御回路であり、ス
トロボの発光とTTL調光による発光停止機能を制御す
る回路である。ストロボ発光調光制御回路5はSTCO
M信号を受けている間、DBUSを介してマイクロコン
ピューター1とシリアル通信を行いストロボ制御に関す
るデータを受け取り各種の制御を行う。
【0013】6は焦点検出回路で、既存の位相差検出方
式によりAFを行うためのラインセンサーとその蓄積読
み出しのための回路ユニットになったもので、マイクロ
コンピューター1により制御を行う。
【0014】7は測光回路であり、被写体の測光を行い
、マイクロコンピューター1の制御により測光出力をマ
イクロコンピューターに送る。マイクロコンピューター
1に送られた測光出力をA/D変換し、露出条件(絞り
、シャッタースピード)の設定に用いる。
【0015】8はシャッター制御回路で、マイクロコン
ピューター1の制御信号に従って不図示のシャッター先
幕及び後幕の走行制御を行う。9は給送回路で、マイク
ロコンピューター1からの制御信号に従ってフィルムの
給送(巻き上げ、巻戻し)を行う。
【0016】SW1はカメラの動作を開始させるスイッ
チであり、スイッチSW1がONされたことをマイクロ
コンピューター1が認識すると測光・測距・表示をスタ
ートさせる。SW2はカメラのレリーズ釦と連動したス
イッチであり、スイッチSW2がONされたことをマイ
クロコンピューター1が認識すると露光動作をスタート
させる。X接点はシャッターの先幕の走行完のタイミン
グでONし、ストロボ発光のタイミングをストロボ発光
調光制御回路5に知らせる役目をするスイッチである。 スイッチSW3は複数のTV値及び複数のAV値を設定
するための設定スイッチである。スイッチSW4はカメ
ラのモード(TV優先、AV優先、マニアル、プログラ
ム等)を切り替えるためのスイッチである。SW5は複
数のTV値及び複数のAV値を設定したものをリセット
するスイッチである。
【0017】10はTV値、AV値、モード等を変更す
るための電子ダイアルである。例えば、スイッチSW4
のモード切り替え釦を押しながら電子ダイアル10を回
転させると、TV優先→AV優先→マニアル→プログラ
ム→TV優先→AV優先→マニアル→プログラム…と変
更され、撮影者の意図するモードに設定することができ
る。また、電子ダイアル10を逆回転させた時は、プロ
グラム→マニアル→AV優先→TV優先→プログラム→
……とモードは変更される。また、モード変更スイッチ
4と電子ダイアル10によりTV優先がモードとして設
定されている場合には、電子ダイアル10を回転させる
ことにより撮影者の希望とするTV値を設定することが
できる。また、モード変更スイッチ4と電子ダイアル1
0によりAV優先がモードとして設定されている場合に
は、電子ダイアル10を回転させることにより撮影者の
希望とするAV値を設定することができる。
【0018】次に図2のフローチャートと表1及び表2
を参照して本実施例を説明する。
【0019】まず、図2のフローチャートについて説明
する。
【0020】(201):撮影モードがTV優先か、そ
うでないかの判定を行い、TV優先でない場合はなにも
せず、TV優先の場合は(202)の2つ目以上のTV
値の設定釦が押されたかどうかの確認に進む。
【0021】(202):TV値の設定釦が押されたか
どうかの判定を行う。ここでスイッチ釦SW3が押され
ていれば(203)の複数のTV値設定に進み、スイッ
チ釦SW3が押されてなければ、(204)のスイッチ
釦SW3が2度以上押されたかどうかの判定に進む。
【0022】(204):今までにスイッチ釦SW3が
2度以上押されてないかどうかの判定を行う。もしも、
撮影モードがTV優先モードでこの釦が2度以上押され
なければ、焦点距離に依存しない従来どうりのTV優先
制御を行う。そうでなければ、(205)の焦点距離に
より設定されているTV値の読み取りに進む。
【0023】(203):撮影モードがTV優先でスイ
ッチ釦SW3が押されているときは、そのスイッチ釦S
W3が押された時点での焦点距離と電子ダイアル10に
より設定されてたTV値、そしてスイッチ釦SW3を押
すことにより今までに設定されていたTV値と設定され
た時点での焦点距離により、どこからどこまでの焦点距
離の範囲にどのTV値が設定されているかの割り振りを
し直す。この様子を表1及び表2に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】(205):(203)で設定された焦点
距離とTV優先のTV値の対応により、装着されたズー
ムレンズのその時点での焦点距離に対応したTV値を、
TV優先の制御値としてセットする。
【0027】次に、表1を参照して(203)の焦点距
離によるTV設定値の割り振り手順について説明する。 ここで、装着されているズームレンズの焦点距離を、a
mm(広角側)からdmm(望遠側)とする。まず、ズ
ームレンズの焦点距離をbmmにして、その焦点距離の
時に用いたいTV値<A>を電子ダイアル10を用いて
設定する。ここで、スイッチ釦SW3を押すことにより
、このTV値と焦点距離が記憶される。この時点では、
通常のTV優先モードのまま制御される。次に、bmm
とは異なる焦点距離cmmにズームレンズのズーム環を
セットして、その焦点距離の時に用いたいTV値<B>
を電子ダイアル10を用いて設定する。ここで、スイッ
チ釦SW3を押すことにより、1度目に設定した焦点距
離bmmと2回目に設定した焦点距離cmmの中間の焦
点距離をさかいにbmm側はTV値に<A>が設定され
、cmm側はTV値に<B>が設定される。つまり、ズ
ームレンズの焦点距離がammから<b+(c−b)/
2>mmの間にある場合は、TV値<A>のTV優先と
なり、<b+1+(c−b)/2>mmからdmmの間
にある場合は、TV値<B>のTV優先となる。 ここで、TV設定リセットスイッチSW5を押すことに
より、上記の設定は、キャンセルされる。そして、複数
のTV値を設定するためのスイッチ釦SW3は、1度も
押されてない状態となる。
【0028】同様に、3点TV値を設定した例を表2に
示す。ここで、焦点距離bmm、cmm、dmmでそれ
ぞれ撮影者の設定したいTV値<A>、<B>、<C>
をスイッチ釦SW3により設定することにより、ズーム
レンズの焦点距離が、ammから<b+(c−b)/2
>mmの間にある場合は、TV値<A>のTV優先とな
り、<b+1+(c−b)/2>mmから、<c+(d
−c)/2>mmの間にある場合は、TV値<B>のT
V優先となり、<c+1+(d−c)/2>mmからe
mmの間にある場合は、TV値<C>のTV優先となる
【0029】最後に、上記に説明した3点TV値を設定
した数値例を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
【実施例2】ここでは、実施例1で示した複数のTV値
からなるTV優先モードと従来の焦点距離に依存しない
1つのTV値からなるTV優先モードをある操作部材に
より切り替えることのできる実施例を示す。図4のフロ
ーチャートを用いて本実施例を説明する。まず、撮影前
に、ズームレンズを用いて実施例1の通りに、撮影者が
意図する焦点距離とTV値の対応を設定する。
【0032】次に、撮影中は図4のフローの(401)
のように図3の切り替えスイッチSW6がONかOFF
かの判定を行い、ONの場合は(402)に進み、OF
Fの場合は(403)に進む。ここで、図3のスイッチ
SW6は、実施例1で示した複数のTV値からなるTV
優先モードと従来の焦点距離に依存しない1つのTV値
からなるTV優先モードを切り替えるスイッチ操作部材
である。
【0033】(403):スイッチSW6がOFFの場
合は、従来通りの焦点距離に依存しないTV優先モード
を実行する。 (402):スイッチSW6がONの場合は、従来通り
の焦点距離に依存しないTV優先モードを実行せずに、
あらかじめ撮影者が撮影前に設定しておいた焦点距離に
対応したTV値にもとずくTV優先撮影を行う。
【0034】
【実施例3】図5のフローチャートと表1及び表2を用
いて、本実施例を説明する。まず、図5のフローチャー
トについて説明する。 (501):撮影モードがAV優先か、そうでないかの
判定を行いAV優先でない場合はなにもせず、AV優先
の場合は、(502)の2つ目以上のAV値の設定釦が
押されたかどうかの確認に進む。
【0035】(502):AV値の設定釦が押されたか
どうかの判定を行う。ここで、スイッチ釦SW3が押さ
れていれば(503)の複数のAV値設定に進み、スイ
ッチ釦SW3が押されてなければ、(504)のスイッ
チ釦SW3が2度以上押されたかどうかの判定に進む。
【0036】(504)今までにスイッチ釦SW3が2
度以上押されてないかどうかの判定を行う。もしも、撮
影モードがAV優先モードでこの釦が2度以上押されな
ければ、焦点距離に依存しない従来どうりのAV優先制
御を行う。そうでなければ、(505)の焦点距離によ
り設定されているAV値の読み取りに進む。
【0037】(503):撮影モードがAV優先でスイ
ッチ釦SW3が押されているときは、スイッチ釦SW3
が押された時点での焦点距離と電子ダイアルにより設定
されてたAV値、そして、スイッチ釦SW3を押すこと
により今までに設定されていたAV値と設定された時点
での焦点距離により、どこからどこまでの焦点距離の範
囲にどのAV値が設定されているかの割り振りをし直す
。この様子を表1及び表2に示す。
【0038】(505):(503)で設定された焦点
距離とAV優先のAV値の対応により、装着されたズー
ムレンズのその時点での焦点距離に対応したAV値を、
AV優先の制御値としてセットする。
【0039】次に、表1を用いて(503)の焦点距離
によるAV設定値の割り振り手順について説明する。こ
こで、装着されているズームレンズの焦点距離を、am
m(広角側)からdmm(望遠側)とする。まず、ズー
ムレンズの焦点距離をbmmにして、その焦点距離の時
に用いたいAV値<A>を電子ダイアル10を用いて設
定する。ここで、スイッチ釦SW3を押すことにより、
このAV値と焦点距離が記憶される。この時点では、通
常のAV優先モードのまま制御される。次に、bmmと
は異なる焦点距離cmmにズームレンズのズーム環をセ
ットして、その焦点距離の時に用いたいAV値<B>を
電子ダイアル10を用いて設定する。ここで、スイッチ
釦SW3を押すことにより、1度目に設定した焦点距離
bmmと2回目に設定した焦点距離cmmの中間の焦点
距離をさかいにbmm側はAV値に<A>が設定され、
cmm側はAV値に<B>が設定される。つまり、ズー
ムレンズの焦点距離が、ammから<b+(c−b)/
2>mmの間にある場合は、AV値<A>のAV優先と
なり、<b+1+(c−b)/2>mmからdmmの間
にある場合は、AV値<B>のAV優先となる。ここで
、図1のAV設定リセットスイッチSW5を押すことに
より、上記の設定は、キャンセルされる。そして、複数
のAV値を設定するためのスイッチ釦SW3は、1度も
押されてない状態となる。
【0040】同様に、3点AV値を設定した例を表2に
示す。ここで、焦点距離bmm、cmm、dmmでそれ
ぞれ撮影者の設定したいAV値<A>、<B>、<C>
をスイッチ釦SW3により設定することにより、ズーム
レンズの焦点距離が、ammから<b+(c−b)/2
>mmの間にある場合は、AV値<A>のAV優先とな
り、<b+1+(c−b)/2>mmから、<c+(d
−c)/2>mmの間にある場合は、AV値<B>のA
V優先となり、<c+1+(d−c)/2>mmからe
mmの間にある場合は、AV値<C>のAV優先となる
。最後に、上記に説明した3点AV値を設定した数値例
を表4に示す。
【0041】
【表4】
【0042】
【実施例4】ここでは、実施例3で示した複数のAV値
からなるAV優先モードと従来の焦点距離に依存しない
1つのAV値からなるAV優先モードをある操作部材に
より切り替えることのできる実施例を示す。
【0043】図6のフローチャートを用いて本実施例を
説明する。まず、撮影前に、ズームレンズを用いて実施
例3の通りに、撮影者が意図する焦点距離とAV値の対
応を設定する。
【0044】次に、撮影中は図6のフローチャートの(
601)のように切り替えスイッチSW6がONかOF
Fかの判定を行い、ONの場合は(602)に進み、O
FFの場合は(603)に進む。ここで、図3のスイッ
チSW6は、実施例3で示した複数のAV値からなるA
V優先モードと従来の焦点距離に依存しない1つAV値
からなるAV優先モードを切り替えるスイッチ操作部材
である。
【0045】(603):スイッチSW6がOFFの場
合は、従来通りの焦点距離に依存しないAV優先モード
を実行する。 (602):スイッチSW6がONの場合は、従来通り
の焦点距離に依存しないAV優先モードを実行せずに、
あらかじめ撮影者が撮影前に設定しておいた焦点距離に
対応したAV値にもとづくAV優先撮影を行う。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカメラ
では、カメラ本体にズームレンズを装着し、広角側と望
遠側の両方でTV優先撮影(または、AV優先撮影)を
行いたい場合、ズームミングするたびに撮影者の意図す
るTV優先のTV値(または、AV優先のAV値)を設
定する必要がないので、シャッターチャンスに強くなり
、素早く動く動体を追い続け安くなる。そして、ズーム
ミングするたびに撮影者の意図するTV優先のTV値(
または、AV優先のAV値)を設定し直さないので、望
遠、広角、望遠、広角……などの交互の撮影も敏速に行
え、撮影者の意図する撮影シーンを逃さずにすむ。また
、動体の流し撮りで広角側では大きくブラし、望遠側で
は少しブラそうとするような撮影も迅速に行うことがで
き撮影領域がより広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明によるカメラの第一実施例の電子制
御系のブロック図。
【図2】  図1に示した構成のカメラにおける制御動
作を示したフローチャート。
【図3】  本発明の第二及び第四実施例のカメラにお
ける電子制御系のブロック図。
【図4】  第二実施例のカメラにおける制御動作を示
すフローチャート。
【図5】  本発明の第三の実施例のカメラにおける制
御動作を示すフローチャート。
【図6】  第四実施例のカメラにおける制御動作を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1:マイクロコンピューター          2:
レンズ制御回路 3:液晶表示回路                 
   4:スイッチセンス回路 5:ストロボ発光調光制御回路        6:焦
点検出回路 7:測光回路                   
     8:シャッター制御回路 9:給送モータ制御回路            10
:電子ダイアル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シャッター速度優先モードによる撮影
    が可能となるカメラであって、該カメラはレンズと通信
    する第1の手段を持ち、該第1の手段により現在装着さ
    れているレンズの焦点距離(または、ズームレンズが装
    着されている時には、その時点での焦点距離)を認識で
    きる第2の手段を持ち、該焦点距離データにより複数の
    シャッター速度設定値を設定する手段を有していること
    を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】  該複数のシャッター速度設定値をキャ
    ンセルするまでは単焦点レンズを装着した際でも、該シ
    ャッター速度設定値が有効であることを特徴とする、請
    求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】  複数のシャッター速度設定値は単焦点
    レンズを装着した際は無効となることを特徴とする、請
    求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】  該複数のシャッター速度設定値がある
    操作部材を操作した際のみ有効となることを特徴とする
    、請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】  絞り優先モードによる撮影が可能とな
    るカメラであって、該カメラはレンズと通信する第1の
    手段を持ち、該第1の手段により現在装着されているレ
    ンズの焦点距離(または、ズームレンズが装着されてい
    る時には、その時点での焦点距離)を認識できる第2の
    手段を持ち、該焦点距離データにより複数の絞り設定値
    を設定する手段を有していることを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】  該複数の絞り設定値をキャンセルする
    までは単焦点レンズを装着した際でも、絞り設定値が有
    効であることを特徴とする、請求項5記載のカメラ。
  7. 【請求項7】  該複数の絞り設定値は単焦点レンズを
    装着した際は無効となることを特徴とする、請求項5記
    載のカメラ。
  8. 【請求項8】  該複数の絞り設定値がある操作部材を
    操作した際のみ有効となることを特徴とする、請求項5
    記載のカメラ。
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