JPH09230373A - 液晶表示パネルおよびその製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルおよびその製造方法

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JPH09230373A
JPH09230373A JP3186596A JP3186596A JPH09230373A JP H09230373 A JPH09230373 A JP H09230373A JP 3186596 A JP3186596 A JP 3186596A JP 3186596 A JP3186596 A JP 3186596A JP H09230373 A JPH09230373 A JP H09230373A
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JP
Japan
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data line
insulating film
gate
liquid crystal
display panel
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JP3186596A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nakayoshi
良彰 仲吉
Nobuyuki Suzuki
伸之 鈴木
Kikuo Ono
記久雄 小野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択エッチングの際の残存物による電気的短
絡等を防止する。 【解決手段】 透明基板上に形成された、ゲートライ
ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
パネルにおいて、データラインと画素電極との間の半導
体を形成した後に、前記絶縁膜あるいは透明基板上で少
なくとも2回以上のエッチング除去がなされる工程を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネルお
よびその製造方法に係り、いわゆるアクティブマトリッ
クス型と称される液晶表示パネルおよびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス型液晶表示パネ
ルは、液晶層を介して互いに対向配置される透明基板の
うち、一方の透明基板の液晶側の面に、そのx方向に延
在しかつy方向に並設されるゲートラインと、これらゲ
ートラインに絶縁されてy方向に延在しかつx方向に並
設されるデータラインとが形成され、これら各ラインで
囲まれた領域において単位画素領域を構成し、この各画
素領域にそれぞれスイッチング素子および画素電極(透
明電極)が備えられている。
【0003】これら各画素領域の画素電極は、ゲートラ
インからの走査信号(電圧)の供給によってオンされる
スイッチング素子を介してデータラインからの映像信号
(電圧)が供給され、これにより、対向する側の透明基
板に形成された共通電極(透明電極)との間に電界を生
じせしめ、この電界によって、画素電極と共通電極との
間に介在された液晶層の光透過を変調させるようにして
いる。
【0004】そして、これらゲートライン、データライ
ン、スイッチング素子、および画素電極等は、異なる材
料層をそれぞれフォトリソグラフィ技術を用いた選択エ
ッチング方法によって所定のパターンに形成して順次積
層させることによって形成されるようになっている。
【0005】なお、このような液晶表示パネルは、たと
えば特開昭62−32651号公報に詳述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな液晶表示パネルにおいて、そのスイッチング素子を
備える側の透明基板(以下、TFT基板と称す)は、6
回以上のフォトリソグラィ工程を経て完成するのが通常
であり、製造工程の増大をもたらすことが指摘されてい
た。
【0007】また、このようにフォトリソグラフィ工程
が多いことによって、選択エッチングの際の不要な残存
物が基板上に付着し、その残存物が導電性の材料であっ
た場合に配線間の電気的短絡を引き起こすという問題が
あった。
【0008】さらに、データラインおよび画素電極とが
同層にあり、これらをそれぞれフォトリソグラフィ技術
で形成した場合に、そのマスクずれによって、データラ
インと画素電極との間が所定距離に離間されず、距離が
短くなった部分においてこれらの間の寄生容量が増加し
て表示品質を低下させてしまうという問題があった。
【0009】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は製造工数の低減を図った液
晶表示パネルの製造方法を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、選択エッチン
グの際の不要な残存物による電気的短絡等を防止できる
液晶表示パネルの製造方法を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、表示品質の
向上を図った液晶表示パネルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、透明基板上に形成された、ゲー
トライン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して
形成されたデータライン、前記ゲートラインの一部領域
にて前記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジス
タ、この薄膜トランジスタを介して前記データラインか
らの映像信号が供給される画素電極を少なくとも備える
液晶表示パネルの製造方法において、データラインと画
素電極との間の半導体を形成した後に、前記絶縁膜ある
いは透明基板上で少なくとも2回以上のエッチング除去
がなされる工程を備えることを特徴とするものである。
【0014】このような構成によれば、データラインと
画素電極の間隙に半導体層やデータラインを構成金属が
残ることがなくなることから、点欠陥歩留まりが向上す
るようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示パネ
ルおよびその製造方法の各実施例について説明する。
【0016】実施例1.まず、図3は本発明による液晶
表示パネルの一実施例を示す断面図である。
【0017】同図において、液晶表示パネルは、互いに
対向配置されるいわゆるTFT基板TFTSUBと対向
基板OPSUBとを外囲器とし、このTFT基板TFT
SUBと対向基板OPSUBとの間に液晶LCが介在さ
れている。
【0018】TFT基板TFTSUBの液晶LC側の面
には、薄膜トランジスタTFT、画素電極ITO1、お
よびゲートラインGL、データラインDL等が形成さ
れ、また、対向基板OPSUBの液晶LC側の面には、
共通電極ITO2、カラーフィルタFIL、ブラックマ
トリックスBMが形成されている。
【0019】同図では明らかにされていないが、その単
位画素(カラー表示では隣接する3つの単位画素によっ
て一画素が構成される)において、その薄膜トランジス
タTFTがゲートラインGLからの走査信号によってオ
ンされ、このオンされた薄膜トランジスタを介してデー
タラインからの映像信号が画素電極ITOに供給され、
この画素電極ITO1と共通電極ITO2との間にそれ
らに印加される電圧に応じた電界を生じせしめる。
【0020】これによって、画素電極ITO1と共通電
極ITO2との間の液晶LCが変調し、その光透過率が
変化するようになる。
【0021】そして、たとえばTFT基板TFTSUB
の外側に配置されている図示しないバックライトからの
光が前記液晶LCおよびカラーフィルタFILを介し
て、対向基板OPSUBの外側、すなわち表示観察側に
透過するようになっている。
【0022】以下、上述した各構成部材を順次それぞれ
説明する。
【0023】〔TFT基板TFTSUB〕図1は、TF
T基板TFTSUBの液晶LC側から観た単位画素とそ
の周辺の領域の平面パターンを示す図である。同図の2
−2線における断面図を図2に、3−3線における断面
図を図3に、4−4線における断面図を図4に、それぞ
れ示している。
【0024】各図において、まず、TFT基板TFTS
UBの液晶LC側の面には互いに平行に離間された複数
のゲートラインGLと、これらゲートラインGLと交差
(絶縁されている)して互いに平行に離間された複数の
データラインDLとが形成されている。
【0025】互いに隣接する2本のゲートラインGLと
やはり互いに隣接する2本のデータラインDLとで囲ま
れた領域によってそれぞれ画素領域が形成され、これら
各画素領域には、それぞれその領域のほぼ全域にわたっ
て画素電極ITO1が形成されている。
【0026】スイッチング素子として機能する薄膜トラ
ンジスタTFT(図中破線に示す)は、各画素電極IT
O1毎に対応してゲートラインGL上に形成され、その
ソース電極SD1が画素電極ITO1に接続されてい
る。
【0027】ゲートラインGLに供給される走査信号
(電圧)は、該ゲートラインGLの一部領域で構成され
る薄膜トランジスタTFTのケート電極に印加されて該
薄膜トランジスタTFTがON状態となり、この時デー
タラインDLに供給された画像信号がソース電極SD1
を介して画素電極ITO1に書き込まれるようになって
いる。
【0028】〔膜膜トランジスタTFT〕図2に示すよ
うに、透明ガラス基板SUB1上にはゲートラインGL
が形成され、その一部の表面に絶縁膜GI、半導体層A
Sなどが形成され薄膜トランジスタTFTが構成され
る。薄膜トランジスタTFTは、たとえばゲートライン
GL上にバイアス電圧を印加すると、ソース−ドレイン
(データラインDL)間のチャンネル抵抗が小さくな
り、バイアス電圧をゼロにすると、チャンネル抵抗は大
きくなるように動作するようになっている。
【0029】ゲートラインGLの一領域であるゲート電
極上に窒化シリコンからなるゲート絶縁膜GIを設け、
その上に意図的に不純物を添加していない非晶質シリコ
ンからなるi型半導体層ASおよび不純物を添加した非
晶質シリコンからなるN型半導体層d0を形成する。さ
らに、その上にソース電極SD1、ドレイン電極(デー
タラインDLがその役目をはたし、以下特に明記しない
限り、ドレイン電極はデータラインDLとする)を形成
し、薄膜トランジスタTFTとしている。
【0030】ゲート絶縁膜GIとしては、たとえばプラ
ズマCVDによって形成された窒化シリコンが選択さ
れ、2000〜5000Åの厚さ(本実施例では350
0Å程度)に形成されている。
【0031】i型半導体層ASは、500〜2500Å
の厚さ(本実施例では2000Å程度)で形成されてい
る。N型半導体層d0はi型半導体層ASとオーミック
コンタクトを形成するために設けられ、リン(P)をド
ープした非晶質シリコン半導体層で形成されている。
【0032】なお、本実施例の液晶表示パネルでは、便
宜上一方をソース電極、他方をドレイン電極と固定して
呼ぶことにする。ソース電極、ドレイン電極の称呼は本
来その間のバイアスの特性によって決められるが、動作
中にその極性が反転し、ソース電極、ドレイン電極が入
れ替わってしまうからである。
【0033】〔ソース電極〕ソース電極SD1はN型半
導体層d0およびガラス基板SUB1上に形成され、第
1導電層d1、第2導電層d2の積層膜により構成され
ている。第1導電層d1は厚さ1000〜2000Å
(本実施例では1200Å程度)のクロム(Cr)膜、
第2導電層d2は酸化インジウム錫(Indium-Tin-Oxid
e:ITO)などの透明導電膜ITO1でそれぞれ形成され
る。
【0034】第1導電膜は、Cr以外の高融点金属(T
i、Ta、W、Mo)で形成されてもよいし、さらに
は、これらの金属の合金で形成されてもよい。
【0035】前記ソース電極SD1は、図1に示すよう
に、隣接するゲートラインGLおよび隣接するデータラ
インDLに囲まれた一画素領域の内側に形成されたゲー
ト絶縁膜GIの開口部の内部に延在するように形成され
ている。したがって、その断面構成は、図2に示すよう
に、ソース電極SD1を形成する第1導電膜d1および
その上層の第2導電膜d2は、画素領域内で、少なくと
もその一部はガラス基板SUB1上に形成されている。
【0036】このようなゲート絶縁膜GIの開口部は、
一般的なコンタクトホールの形状をもっているが、明ら
かに上記ホールとは異なる作用をもっている。コンタク
トホールは、通常、このホールの下部の導電膜と絶縁膜
GI上部の導電膜との接続の目的に使用されるが、本実
施例ではソース電極SD1のパターン端部が絶縁性の透
明ガラス基板SUB1上に接触している。
【0037】〔画素電極〕画素電極ITO1は透明導電
膜で形成され、薄膜トランジスタTFTのソース電極S
D1に接続され、このソース電極SD1を構成する第2
導電膜d2と一体的に形成されている。透明導電膜はI
TOのスパッタリング膜によって形成され、その厚さは
300〜3000Å(本実施例では1400Å程度)で
ある。
【0038】〔ゲートラインGL〕図2に示すように、
ゲートラインGLは、単層の導電膜g1で形成されてい
る。導電膜g1としては厚さ600〜1500Å(本実
施例では1200Å程度)のスパッタリングで形成され
たクロム(Cr)膜が用いられる。これも、第1導電膜
d1と同様に他の高融点金属あるいはそれらの合金であ
ってもよい。
【0039】〔データラインDl〕図3に示すように、
データラインDLは、透明ガラス基板SUB1上に第1
導電膜d1、さらに第2導電膜d2である透明導電膜の
ほぼ同一平面パターンを有する積層構造となっている。
図1の平面形状における本実施例の一つの特徴は、ゲー
ト絶縁膜GIとデータラインDLの関係にあり、これが
点欠陥不良を低減させる効果を奏している。
【0040】すなわち、点欠陥不良の原因としては、特
にデータラインDLと画素電極ITO1との間の電気的
ショートが大半を占める。これは、ゲートラインGLは
図2の断面図に示すように、ゲート絶縁膜GIで被覆さ
れているため、ショートの原因となる半導体(d0、A
S)、透明画素電極ITO1、データラインDLを構成
する第1導電膜d1が絶縁分離され、ゲートラインGL
と画素電極ITO1がショートしないのに対して、デー
タラインDLと画素電極ITO1は図3に示すように、
同一平面上形成されているためショートが発生しやす
い。
【0041】本実施例は、このような点欠陥不良の解析
結果をもとに生み出されたものである。異物解析を行っ
た結果、データラインDLと画素電極ITO1のショー
トは、フォトレジスト工程におけるゴミ等のパーチクル
がレジスト上に付着し、露光工程において、いわゆるフ
ォトマスクの働きをして、これがデータラインDLと画
素電極ITOをショートさせるものである。しかし、こ
のゴミおよびゴミの下部にあるレジストはエッチング後
のレジスト除去工程でほとんど除去され、最終的な表示
パネルにおいては、レジストとその下部にある前述のシ
ョートの原因となる導電物のみが、データラインDLと
透明電極ITO1をショートしていた。
【0042】このことより、少なくとも、データライン
DLと画素電極ITO1の間隙となるLS領域(図1参
照)において、一度成膜した前述の半導体(d0、A
S)あるいは第1導電膜d1を、LS領域において、異
なるフォトレジストパターンでエッチングおよびレジス
ト除去を2回以上行うことで、成膜後の一回目のフォト
レジストパターン形成、エッチング、レジスト剥離の一
連の工程で、該LS領域においてレジスト残りが原因で
導電物がショートしたとしても、前述の2回目のエッチ
ングで完全除去されて点欠陥が生じなくなる。
【0043】上記効果を得るためには、たとえば、半導
体(d0、AS)の一回目のフォトエッチング工程を行
う平面パターンが少なくともLS領域に残さず除去する
パターンである必要がある。そうでなければ、2回フォ
トエッチングしても点欠陥は低減できない。
【0044】このような観点から、図1のゲート絶縁膜
GIのパターンは隣合うゲートラインGL間をゲートラ
インGLにほぼ平行な平面パターンで構成し、ゲート絶
縁膜GIの開口部が形成され、データラインDL下部の
半導体とゲート絶縁膜GIを主領域を除去するパターン
となっている。製造方法は後述するが、半導体とゲート
絶縁膜GIは同じパターンで一度フォトエッチングさ
れ、再度データラインDLの材料である第1導電膜d0
のパターンで半導体をエッチングするので点欠陥の原因
の一つとなる半導体がLS領域に残ることはなくなる。
【0045】〔保持容量Cadd〕図2に示すように、
保持容量Caddは薄膜トランジスタTFTが形成され
た側のゲートラインGLとは異なる側のゲートラインG
L上に形成され、このゲートラインGL上に絶縁膜GI
を挟んで延在された画素電極ITO1(d2)との重畳
領域の容量で構成されている。この保持容量Caddは
液晶層LCの容量の減衰や薄膜トランジスタTFTのオ
フ時の電圧低下を防止する機能を有する。
【0046】〔保護膜PSV〕図2、図3に示すよう
に、TFT基板TFTSUBの薄膜トランジスタTFT
を形成した側の表面は、画素電極ITOの中央部、およ
び後述のようにTFT基板TFTSUBの周辺部に設け
られたゲート端子部およびドレイン端子部の形成領域を
除いて保護膜PSV1で被われる。画素電極ITO1上
部の保護膜PSV1を開口させることにより、前記ゲー
ト絶縁膜GIを開口させたことと同様に表示パネルの透
過率すなわち明るさを向上させる効果を有する。
【0047】保護膜PSV1は主に薄膜トランジスタT
FTを湿気等から保護する目的で形成され、たとえばプ
ラズマCVD方法により、厚さ2000Å〜8000Å
の酸化シリコン膜や窒化シリコン膜で形成されている。
【0048】〔対向基板OPSUB〕図3に示すよう
に、透明ガラス基板SUS2によって構成され、TFT
基板SUB1に対向して配置されている。この基板SU
B2には遮光膜BM、赤、緑、青のカラーフィルタFI
L、保護膜PSV2、共通透明画素電極ITO2および
配向膜OPRI2が順次積層して設けられている。ま
た、基板の他方の面上には遮光板POL2が貼り合わさ
れてあり、これとTFT基板TFTSUBのTFTが形
成されていない他方の面にある遮光板POL1で透過光
を偏光するようになっている。
【0049】上記遮光膜BMはCrのスパッタリング
膜、有機膜あるいは黒鉛等で形成され、遮光同様、額縁
状に光を分離し、コントラストを向上させるブラックマ
トリックスの役目も果たすようになっている。
【0050】〔TFT基板TFTSUBの製造方法〕次
に、上述した液晶表示パネルのTFT基板TFTSUB
の製造方法を図5から図12を用いて説明する。図5は
製造工程の流れを各工程の名称を用いてフローチャート
としてまとめたものである。各工程をあるサブ単位でま
とめて、それに英字をつけてある。同図のAからHまで
のそれぞれのサブ工程の最終断面構造が図6から図12
に対応する。各図は、TFT基板のゲートラインとデー
タラインの交差部からデータラインに沿いさらにこれと
画素電極を横切る断面図(図4の断面図と対応)であ
る。なお、図5のHの最終工程での対応する断面構造は
図4である。
【0051】図6、図8、図9、図11、およびHサブ
工程に対応する工程にはそれぞれフォト処理工程が含ま
れている。ここで、フォト処理工程は本実施例ではフォ
トレジストの塗布からマスクを使用した選択露光を経て
それを現像するまでの一連の作業を示すものとなる。こ
れらの図から明らかなように、本実施例ではTFT基板
を5回のフォト処理工程を経て製造することができる。
【0052】以下、各工程を順を追って説明する。
【0053】工程1.透明ガラス基板SUB1を準備
し、その一方の表面上にCr膜をスパッタリングにより
形成する。このCr膜上にフォト処理(第1フォト)に
よって所定パターンのマスクを形成した後、Cr膜を選
択的にエッチングし、所定パターンの導電膜glを形成
する(図6)。
【0054】工程2.次に、透明ガラス基板SUB1上
に、前記導電膜glをも含んで、たとえばプラズマCV
D方法により窒化Si膜GI、i型非晶質Si膜AS、
N型の非晶質Si膜d0を順次形成する(図7)。
【0055】工程3.フォト処理(第2フォト)によっ
てマスクを形成した後、SF6ガスを用い、画素領域お
よび後の工程でデータラインと画素電極の問題となるL
S領域(図1参照)におけるN型半導体層d0(N型非
晶質Si)、i型半導体層AS(i型非晶質)、ゲート
絶縁膜GI(窒化Si)をエッチング除去する(図
8)。
【0056】工程4.次に、Cr膜をスパッタリングに
よりその上部に形成する。その後、このCr膜上にフォ
ト処理(第3フォト)によって所定のパターンの導電膜
d1を形成する(図9)。
【0057】工程5.次に、前記工程で形成された第1
導電膜d1のマスクを利用して、N型半導体層d0とi
型半導体層ASをSF6とBC13の混合ガスで選択的
にドライエッチング除去する(図10)。
【0058】この場合、データラインと画素電極の間隙
のLS領域の半導体層ASとd0が2回目のエッチング
が行われたことになる。これにより、図8の工程(図5
のC)で、仮に、LS領域にフォトレジストの残りがあ
り、半導体(AS、d0)が残っても、本工程で少なく
とも、前記半導体残りは除去され、図1のLS部でデー
タラインDLと画素電極ITOを半導体が連結し発生す
る点欠陥は防止できる。この工程では、もちろん、図8
の工程で半導体(AS、d0)の下部に残された、ゲー
ト絶縁膜は、本工程では、除去されないが、ゲート絶縁
膜GIはSiNであり、絶縁膜であり、仮に連結された
としても点欠陥には至らない。
【0059】工程6.次に、ITO膜からなる第2導電
膜d2をスパッタリングにより設ける。フォト処理(第
4フォト)によってマスク形成後、第2導電膜d2をH
Br溶液により選択的にエッチングし、透明導電膜IT
O1などにITOパターンを残す(図11)。
【0060】工程7.次に、パターンニングされた透明
導電膜d2をマスクとして、再度第1導電膜d1を選択
エッチングし、さらにN型非晶質Sをエッチングするこ
とにより、ソース電極SD1とデータラインDLを分離
する(図12)。
【0061】この際も、前述の半導体同様、Crで構成
された第1導電膜d1は、図9の工程(図5のD)で、
一度、画素電極ITO1とデータラインの間隙LSを加
工除去しており、本工程により、たとえ図9の工程でC
rがLS領域で残っても、この残りは除去され、点欠陥
には至らない。
【0062】また、本発明の構造、製造方法を使用する
ことにより、表示品質向上が図れる。本発明のデータラ
インDLと画素電極ITO1の断面構造上の関係は図3
に示してある。これは、データラインDLがCrの第1
導電膜d1と画素電極ITO1と同一工程、同一材料で
形成されたITOの第2導電膜d1で構成されている。
上述の製造方法で示すように、第1導電膜d1は、一
端、フォト工程を経て加工され(図5のD)、再度、画
素電極ITO2や第2導電膜d2のフォト工程で、第1
導電膜d1のCrは再度エッチングされる。このこと
は、点欠陥を低減させるのみならず、仮に、第1回目の
第1導電膜d1の形成(図5のD)に対して、第2回目
のd2のフォト工程の合わせ(図5のF)が位置ずれし
ても、データラインDLのd2と透明電極ITO1の距
離は常に一定であるため、位置ずれして露出した第1導
電膜d1は上記再エッチで除去されることになる。
【0063】したがって、いかなる場合もデータライン
DLとITO1の距離は一定であり、そのために上記距
離間の寄生容量も一定になる。これにより、画面で背景
に中間表示し、黒色のウインドゥ表示した時に、背景色
に縦に発生する不良が発生しなくなる。これは、通常、
フォト工程の合わせずれで、データラインDLとITO
の一方の距離が縮まり発生する。本発明の構造とその製
造方法でこれは防止できる。
【0064】工程8.次に、プラズマCVD方法により
窒化Si膜を設ける。フォト処理(第5フォト)によっ
てマスク形成後、窒化SI膜をエッチングし、画素電極
の中央部などの領域以外に保護膜PSV1を形成する
(図4)。
【0065】以上のように、本実施例の構造、製造方法
をとることにより、データラインと画素電極間の導電物
のショートによる点欠陥を著しく低減できる。
【0066】また、フォト工程によるアライメントずれ
が発生しても、データラインと画素電極間の寄生容量が
増加せず表示不良が発生しない。このような、高歩留ま
りのTFT基板を5回のフォトレジスト工程で形成し、
簡略な構造として、安価な液晶表示装置を提供すること
をも可能にしている。
【0067】実施例2.本発明の第2の実施例を図1
3、図14で説明する。図13は一画素の平面図であ
り、図14は図13の14−14線における断面図であ
る。
【0068】本実施例が実施例1と異なる点は、図13
の平面構造においては、ゲート絶縁膜GIのパターンが
データラインDLと画素電極ITO1の間隙のLS領域
にパターン端部があり、さらにデータラインDLの平面
パターンが半導体層(d0、AS)と第1導電膜d1お
よび第2導電膜d2がほぼ同じ平面パターンを構成して
いる点である。図4の断面構造に示すように、半導体層
(d0、AS)と第1導電膜d1および第2導電膜d2
はほぼ、同一段差にあり、実施例1の図4では、データ
ラインDLがゲートラインGLと半導体層(d0、A
S)、ゲート絶縁膜GIの段差を第1導電膜d1および
第2導電膜d2で乗り越えて形成されるのに対して、本
実施例の図14ではゲートラインGLの段差のみを載り
超えればよく、データラインDLの断線不良を低減でき
るという新たな効果を奏する。
【0069】もちろん、製造工程は実施例と全く同一で
あるため、ゲート絶縁膜GIのパターン端部がLS領域
にあり、実施例1と同様に点欠陥を低減する効果は全く
損なわれることはない。
【0070】実施例3.図15は、一画素の平面図であ
り、図16は図15の16−16線における断面図であ
る。
【0071】第1の実施例と異なるのは遮光電極SKD
が配置されている点である。この遮光電極SKDは導電
膜gと同一の金属で導電層gと同時に加工される。この
遮光電極SKDと第1導電膜d1が同一の金属の場合、
第1導電膜d1のエッチングの際に遮光電極SKDが除
去されないよう遮光電極SKDを絶縁膜GIで被覆する
必要がある。
【0072】遮光電極SKDと第1導電膜d1が異なる
金属の場合でも、データラインDLと透明導電膜ITO
1の短絡不良を防ぐために遮光電極SKDを絶縁膜等で
被覆するのが望ましい。
【0073】本実施例の特徴はゲート絶縁膜GIの端部
がデータラインDLと遮光電極SKDの間によるような
形状に加工した点にある。これにより、ゲート絶縁膜G
Iのパターン端部がLS領域にあるため、実施例1と同
様に点欠陥を低減させる効果は損なわれることがない。
【0074】また、遮光電極SKDの配置が簡単である
ため、開口部の大きな液晶表示パネルの構成が可能とな
る。すなわち、この遮光電極SKDは対向基板OPSU
B側に形成される遮光膜BMの一部を負担するために設
けられるものであり、このような遮光電極SKDを形成
することにより、TFT基板TFTSUBと対向基板O
PSUBとの位置合わせが容易になることから、開口部
の向上を図ることができるようになる。
【0075】さらに、導電膜d1と遮光電極SKDが同
一の金属の場合でも、遮光電極SKDはゲート絶縁膜G
Iで被覆されており、導電膜d1のエッチング時にも除
去されることなく保持することができる。
【0076】また、データラインDLと透明導電膜IT
O1はほぼ同一平面上にある。そのためにデータライン
DLと透明導電膜ITO1に縦方向の間隙がある場合と
比較してデータラインDlと透明導電膜ITO1間の寄
生容量は原理的に小さくなる。これにより、画面で背景
に中間表示し、黒色のウインドゥ表示したとき、背景色
に縦に発生する不良が低減されるという新たな効果を奏
する。
【0077】なお、この製造工程は実施例1と同じであ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による液晶表示パネルおよびその製造方法によれ
ば、製造工数の低減を図ることができるようになる。ま
た、選択エッチングの際の不要な残存物による電気的短
絡等を防止できるようになる。さらに、表示品質の向上
を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるTFT基板の単位画
素とその周辺を示す平面図である。
【図2】図1の2−2線における断面図である。
【図3】図1の3−3線における断面図である。
【図4】図1の4−4線における断面図である。
【図5】本発明による液晶表示パネルの製造方法の一実
施例を示すフローチャートである。
【図6】図5の工程Aに対応する断面図である。
【図7】図5の工程Bに対応する断面図である。
【図8】図5の工程Cに対応する断面図である。
【図9】図5の工程Dに対応する断面図である。
【図10】図5の工程Eに対応する断面図である。
【図11】図5の工程Fに対応する断面図である。
【図12】図5の工程Gに対応する断面図である。
【図13】本発明の実施例2におけるTFT基板の単位
画素とその周辺を示す平面図である。
【図14】図13における14−14線の断面図であ
る。
【図15】本発明の実施例3におけるTFT基板の単位
画素とその周辺を示す平面図である。
【図16】図13における16−16線の断面図であ
る。
【符号の説明】
SUB1、SUB2……透明ガラス基板、GL……ゲー
トライン、DL……データライン、GI……ゲート絶縁
膜、AS……i型半導体層、d0……N型半導体層、S
D1……ソース電極、ITO1……透明導電層、g……
導電膜、d1……第1導電膜、d2……第2導電膜、T
FT……薄膜トランジスタ、SKD……遮光電極。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
    パネルにおいて、 ゲートラインを被覆するゲート絶縁膜の平面パターンが
    ゲートラインより幅広く、ゲートラインに対してほぼ平
    行な形状であることを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 【請求項2】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
    パネルにおいて、 ゲートラインラインを被覆するゲート絶縁膜の平面パタ
    ーンがデータラインより幅広く、データラインと画素電
    極の間隙にパターンを構成することを特徴とする液晶表
    示パネル。
  3. 【請求項3】 データラインが少なくとも高融点金属上
    に透明導電層を形成した積層構造からなり、かつこれら
    はほぼ同一のパターンからなることを特徴とする請求項
    1および2のうちいずれか記載の液晶表示パネル。
  4. 【請求項4】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
    パネルにおいて、 データラインと画素電極との間の半導体を形成した後
    に、前記絶縁膜あるいは透明基板上で少なくとも2回以
    上のエッチング除去がなされる工程を備えることを特徴
    とする液晶表示パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極、この画素電極と前記データ
    ラインとの間に該データラインに沿った遮光電極を少な
    くとも備える液晶表示パネルにおいて、 前記ゲートラインを被覆する前記絶縁膜の端部が前記デ
    ータラインと遮光電極との間に位置づけられていること
    を特徴とする液晶表示パネル。
  6. 【請求項6】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
    パネルにおいて、 データラインと画素電極の平面的な間隙部のデータライ
    ン用の金属材料を形成後、絶縁膜あるいは透明基板上で
    少なくとも2回以上のエッチング除去がなされる工程を
    備えることを特徴とする液晶表示パネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極を少なくとも備える液晶表示
    パネルにおいて、 データラインと画素電極の平面的な間隙部のデータライ
    ン用の金属材料および半導体層を形成後、絶縁膜あるい
    は透明基板上で少なくとも2回以上のエッチング除去が
    なされる工程を備えることを特徴とする液晶表示パネル
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 透明基板上に形成された、ゲートライ
    ン、このゲートラインと絶縁膜を介して交差して形成さ
    れたデータライン、前記ゲートラインの一部領域にて前
    記絶縁膜をゲート絶縁膜とする薄膜トランジスタ、この
    薄膜トランジスタを介して前記データラインからの映像
    信号が供給される画素電極、この画素電極と前記データ
    ラインとの間に該データラインに沿った遮光電極を少な
    くとも備える液晶表示パネルにおいて、 データラインの断面的な下部およびデータラインと遮光
    電極の平面的間隙部の半導体層をデータライン用の金属
    材料形成前と形成後にそれぞれエッチング除去がなされ
    る工程を備えることを特徴とする液晶表示パネルの製造
    方法。
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