JPH09227779A - 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法 - Google Patents

建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法

Info

Publication number
JPH09227779A
JPH09227779A JP8352144A JP35214496A JPH09227779A JP H09227779 A JPH09227779 A JP H09227779A JP 8352144 A JP8352144 A JP 8352144A JP 35214496 A JP35214496 A JP 35214496A JP H09227779 A JPH09227779 A JP H09227779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
parts
rubber member
weight
titanium oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8352144A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Chikuni
真 千国
Toshiya Watabe
俊也 渡部
Makoto Hayakawa
信 早川
Tsuneo Kimura
恒雄 木村
Akira Yamamoto
昭 山本
Hironao Fujiki
弘直 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toto Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd, Toto Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP8352144A priority Critical patent/JPH09227779A/ja
Publication of JPH09227779A publication Critical patent/JPH09227779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 光触媒活性を有する粒子が分散、含有さ
れた硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化物から
なることを特徴とする建築用ゴム部材。 【効果】 本発明の建築用ゴム部材は、紫外線の照射に
より表面が親水化され、非汚染性に優れ、しかもシール
性が良好であり、このためコーティング、目地に充填施
工、もしくは固形ガスケットとして使用した場合、建
物、目地、及び目地周辺の汚染を起こさず、また耐候性
に優れるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用シーリング
材、コーティング材、ガスケット等の建築用ゴム部材及
びその表面に対する親水性付与方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】各種建
造物におけるコンクリート、サッシなどのジョイント
部、ガラス回りなどは、現在、合成ゴムなどのシーリン
グ材で充填施工する方法が一般的であり、このシーリン
グ材としては、シリコーン系、ポリサルファイド系、ポ
リウレタン系、アクリル系、SBR系、ブチル系など、
各種のものが知られているが、接着性、耐熱耐候性、耐
久性という面からは縮合硬化型のシリコーン系シーリン
グ材が広く使用されている。また、固形ガスケットにお
いては過酸化物加硫型シリコーン系のガスケットが使用
されることが多い。更に近年では、過酸化物加硫型シリ
コーン系のガスケット上に紫外線硬化型のシリコーン系
コーティング材をオーバーコートする手法や、ガラス上
に型枠を設置して白金付加加硫型シリコーンゴム組成物
を注型、硬化、接着させ、ガラス一体型ガスケットを作
成する手法も提案されている。
【0003】しかし、従来より外壁目地に使用されてい
るシリコーン系のシーリング材、ガスケットには目地周
辺に汚れが広がるという問題が発生している。この現象
は建物の立地条件(外部環境、方位)、目地設計(形
状、接着体)等に大きく依存し、一般に建物周辺の大気
汚染度、降雨の流れ具合、降雨後の乾燥度と著しく相関
があることが判明している。この対策として、落とし目
地や孫目地等の降雨が直接目地に触れないような目地へ
の設計変更、硬化後のシーラントもしくはガスケットの
表面に塗布剤による障壁を作り、汚染を防止する方法等
があるが、前者は設計仕様の変更を伴うため建物の意匠
上の問題が残り、後者は塗布という工程の増加が総合工
賃のアップにつながるため一般的なものとはなっていな
い。
【0004】本発明は上記事情を改善するためになされ
たもので、非汚染性に優れた建築用ゴム部材及びその表
面の親水性付与方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、酸化チタン、酸化亜鉛等の光触媒活性を有する粒
子が分散、含有された硬化性オルガノポリシロキサン組
成物の硬化物によりシーリング材、コーティング材、ガ
スケットなどの建築用ゴム部材を製造した場合、これに
紫外線が照射されることで表面が改質されて親水化さ
れ、非汚染性が付与されること、またこれによって建築
用ゴム部材の物性低下をもたらすものではないことを知
見し、本発明をなすに至った。
【0006】従って、本発明は光触媒活性を有する粒子
が分散、含有された硬化性オルガノポリシロキサン組成
物の硬化物からなることを特徴とする建築用ゴム部材を
提供するものである。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の建築用ゴム部材は、光触媒活性を有する粒子を
配合した硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化物
(シリコーンゴム)からなるものである。
【0008】本発明にかかる硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物は、ジオルガノポリシロキサンを主成分とす
るものであるが、その硬化方式は特に制限されず、例え
ば、従来公知の有機過酸化物により加硫するオルガノポ
リシロキサン組成物、縮合型硬化性組成物、白金付加加
硫型組成物、放射線硬化型組成物等が挙げられる。
【0009】ここで使用されるオルガノポリシロキサン
としては、平均組成式RaSiO(4-a)/2で示されるもの
が好ましい。このRは、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、2−エチルブチル基、オクチル基などの
アルキル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基など
のシクロアルキル基、ビニル基、ヘキセニル基、アリル
基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基、キシリ
ル基、ナフチル基、ジフェニル基などのアリール基、ベ
ンジル基、フェニルエチル基などのアラルキル基、ある
いはこれらの基の炭素原子に結合している水素原子の一
部又は全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したク
ロロメチル基、トリフロロプロピル基、2−シアノエチ
ル基、3−シアノプロピル基などから選択される同一又
は異種の非置換又は置換の好ましくは炭素数1〜12、
特に1〜10の一価炭化水素基であり、aは1.90〜
2.05である。
【0010】この組成物が縮合型の場合には、硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物の主体は分子鎖両末端が水
酸基で封鎖されたオルガノポリシロキサンとされるが、
本組成物を良好なゴム物性を示し、機械強度の優れた硬
化物を与えるものとするには、25℃における粘度が2
5cs以上、好ましくは100〜1,000,000c
sのオルガノポリシロキサンを用いることが好ましい。
また、このオルガノポリシロキサンの架橋剤としては、
加水分解性の基を1分子中に2個以上有するシラン、あ
るいはシロキサン化合物が使用されるものである。この
場合、その加水分解性の基としては、メトキシ基、エト
キシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基、ジメチルケト
オキシム基、メチルエチルケトオキシム基などのケトオ
キシム基、アセトキシ基などのアシルオキシ基、イソプ
ロペニルオキシ基、イソブテニルオキシ基などのアルケ
ニルオキシ基、N−ブチルアミノ基、N,N−ジエチル
アミノ基などのアミノ基、N−メチルアセトアミド基な
どのアミド基などが挙げられる。
【0011】なお、この架橋剤の配合量は上記両末端水
酸基封鎖オルガノポリシロキサン100部(重量部、以
下同様)に対し、2〜50部、特に5〜20部とするこ
とが好ましい。
【0012】この縮合型オルガノポリシロキサン組成物
には、通常、硬化触媒が使用され、これにはジブチル錫
ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジ
オクトエート等のアルキル錫エステル化合物、テトライ
ソプロポキシチタン、テトラn−ブトキシチタン、テト
ラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン、ジプロポキシ
ビス(アセチルアセトナ)チタン、チタニウムイソプロ
ポキシオクチレングリコール等のチタン酸エステル又は
チタンキレート化合物、ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸
亜鉛、亜鉛−2−エチルオクトエート、鉄−2−エチル
ヘキソエート、コバルト−2−エチルヘキソエート、マ
ンガン−2−エチルヘキソエート、ナフテン酸コバル
ト、アルコキシアルミニウム化合物等の有機金属化合
物、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β
(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン等のアミノアルキル基置換アルコキシシラン、ヘキシ
ルアミン、リン酸ドデシルアミン等のアミン化合物及び
その塩、ベンジルトリエチルアンモニウムアセテート等
の第4級アンモニウム塩、酢酸カリウム、酢酸ナトリウ
ム、蓚酸リチウム等のアルカリ金属の低級脂肪酸塩、ジ
メチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミ
ン等のジアルキルヒドロキシルアミン、テトラメチルグ
アニジルプロピルトリメトキシシラン、テトラメチルグ
アニジルプロピルメチルジメトキシシラン、テトラメチ
ルグアニジルプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シ
ラン等のグアニジル基を含有するシラン又はシロキサン
等が例示されるが、これらはその1種に限定されず、2
種もしくはそれ以上の混合物として使用してもよい。な
お、これら硬化触媒の配合量は、上記オルガノポリシロ
キサン100部に対し0〜10部、特に0.01〜5部
が好ましい。
【0013】また、オルガノポリシロキサン組成物が白
金付加型オルガノポリシロキサン組成物である場合に
は、主体として使用されるオルガノポリシロキサンとし
ては、分子鎖末端及び/又は分子鎖中にアルケニル基を
少なくとも2個有するものが使用される。その25℃の
粘度は100〜10,000,000csであることが
好ましい。架橋剤としては、1分子中にSiH基を少な
くとも2個以上有するオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンを用いる。このオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンとしては公知のものを使用することができるが、
25℃の粘度が300cs以下であるものが好ましい。
その使用量は、主成分のオルガノポリシロキサンのアル
ケニル基1モル当りSiH基が0.3〜10モル、特に
0.5〜5モルとすることが好ましい。この組成物に
は、更に硬化触媒を触媒量添加することができる。この
付加反応触媒としては公知のものでよく、第VIII族
の金属又はその化合物、特には白金化合物が好適に用い
られる。この白金化合物としては、塩化白金酸、白金と
オレフィン等との錯体などを挙げることができる。
【0014】上記オルガノポリシロキサン組成物が過酸
化物加硫型オルガノポリシロキサン組成物である場合に
は、主体として使用されるオルガノポリシロキサンとし
ては25℃における粘度が100,000〜10,00
0,000csで分子鎖末端及び/又は分子鎖中にビニ
ル基を有するものが好ましく、その硬化触媒としては有
機過酸化物が使用される。有機過酸化物の例としては、
ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド等のアルキル系有機過酸化物、ベンゾイルパーオキサ
イド、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド等の
アシル系有機過酸化物が好適な化合物として用いられ
る。その配合量はオルガノポリシロキサン100部に対
して0.1〜10部、特に0.2〜5部が好ましい。
【0015】更に、オルガノポリシロキサン組成物が放
射線硬化型オルガノポリシロキサン組成物である場合に
は、主体として使用されるオルガノポリシロキサンとし
ては分子鎖末端及び/又は分子鎖中にビニル基、アリル
基、アルケニルオキシ基、アクリル基、メタクリル基等
の脂肪族不飽和基、メルカプト基、エポキシ基、ヒドロ
シリル基などを有するものが用いられる。反応開始剤と
しては、当業界でよく知られているアセトフェノン、プ
ロピオフェノン、ベンゾフェノン、キサントール、フル
オレイン、ベンズアルデヒド、アンスラキノン、トリフ
ェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノ
ン、4−メチルアセトフェノン、3−ペンチルアセトフ
ェノン、4−メトキシアセトフェノン、3−ブロモアセ
トフェノン、4−アリルアセトフェノン、p−ジアセチ
ルベンゼン、3−メトキシベンゾフェノン、4−メチル
ベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4’
−ジメトキシベンゾフェノン、4−クロロ−4’−ベン
ジルベンゾフェノン、3−クロロキサントール、3,9
−ジクロロキサントール、3−クロロ−8−ノニルキサ
ントール、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインブチルエーテル、ビス(4−ジメチルアミノフ
ェニル)ケトン、ベンジルメトキシケタール、2−クロ
ロチオキサントール等が挙げられる。その配合量はオル
ガノポリシロキサン100部に対して0.1〜20部、
特に0.5〜10部であることが好ましい。
【0016】本発明のオルガノポリシロキサン組成物に
は光触媒活性を有する粒子を配合する。
【0017】本発明において、光触媒活性を有する粒子
は、被膜の表面に存在し、表面を疎水性にしている有機
基を分解することのできる程度の、高い光触媒活性を有
するものが使用される。
【0018】光触媒として高い活性を有するものであれ
ば、いずれの光触媒体でもよい。具体的には酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化スズ、酸化第二鉄、三酸化タングス
テン、三酸化二ビスマス、チタン酸ストロンチウム等
が、特定波長以下の光が照射されると価電子帯の電子が
伝導体に励起され、伝導電子と正孔を生成し得る光触媒
として挙げられるが、中でも酸化チタン及び酸化亜鉛が
好ましく、特に化学的に安定であり、安価であることを
考慮すると光触媒用酸化チタンが好ましい。酸化チタン
の粒子型は問わないが、特に化学的に安定であり、安価
であるアナターゼ型酸化チタンがより好ましい。また、
酸化チタンの光触媒活性は、粒子の平均粒径が小さいほ
ど高く、粒径0.1μm以下、特に20nm以下のもの
を使用するのがよい。ここで、平均粒径とは、粒子の粉
末X線回折した時の結晶の最大ピークの積分幅からSc
herrer式により求められる値である。酸化チタン
粒子は分散媒に分散したゾルのほか、水、溶剤を含有し
たペーストあるいは粉体を使用することができる。ゾル
の分散媒としては水、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール、nーブタノール、イソブタノール等のアル
コール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン等のケトン類が好ましい。
【0019】なお、ここでいう光触媒用酸化チタンと
は、禁制帯幅以上のエネルギーを持つ光子を照射する
と、電子と正孔が生成する性質を有する程度の連続周期
性を有する単位格子からなる酸化チタン又はその集合体
であり、その結晶系は上述したようにアナターゼ型、ル
チル型、ブッカイト型等いずれのものでも良い。また、
上記性質を有する限りにおいて、酸化チタンにチタン以
外の金属が接触、固溶していても良い。ここで電子と正
孔が生成する性質を有する程度の連続周期性は、少なく
とも粉末X線回析において50KV−300mAの条件
で結晶の最強ピークが観察される程度以上であれば十分
である。
【0020】この酸化チタンの生成する電子又は正孔
が、シリコーン硬化物の表面に作用し、表面が親水化さ
れる。なお、これは表面の有機基の一部が正孔と水酸基
との反応で生成する水酸ラジカルや、電子と酸素との反
応で生成するスーパーオキサイドイオン等の活性酸素種
と反応し、水酸基を表面に形成するためと思われる。し
かし、この反応は本研究の長期耐光試験の結果、少なく
とも太陽光レベルの紫外線照射では表面層でしか生じ
ず、シリコーンゴムの内部までは生じないことがラマン
分光等で確認されたものである。
【0021】このような光触媒用酸化チタンは、例えば
硫酸チタニル、塩化チタニル、チタンアルコキシド等の
チタン化合物を加熱加水分解、アルカリ添加により中
和、気相酸化、及びそれを焼成あるいは水熱処理する
等、特開平7−171408号公報に記載されているよ
うな公知の方法で得られる。
【0022】上記光触媒活性を有する粒子の添加量は、
上記した硬化性オルガノポリシロキサン組成物中のオル
ガノポリシロキサン成分100部に対して、5〜40
部、特に10〜30部の量で使用することが好ましい。
5部未満では硬化物の表面に与えられる非汚染性が不十
分であり、40部を超えると非汚染性(親水性)が低下
する傾向にあり、また建築用ゴム部材(シーリング材、
コーティング材、ガスケットなど)が弾性を示さなくな
り、シール性が低下するおそれがある。
【0023】また、光触媒活性を有する粒子の含水量は
1重量%以下であることが好ましい。即ち、シーリング
材、コーティング材、ガスケット等の建築用ゴム部材に
適用する場合、光触媒活性を有する粒子を含有させる工
程において、含水量が1重量%より大きくなると、含有
させる工程中でオルガノポリシロキサン組成物が増粘や
発泡を起こしやすく、組成物のシール性の低下につなが
るおそれがある。
【0024】なお、本発明のオルガノポリシロキサン組
成物には、非汚染性を阻害しない範囲において種々の化
合物を添加することは任意であり、例えばポリエチレン
グリコール又はその誘導体からなるチクソトロピー性付
与剤、焼成煙霧質シリカ、沈降性シリカ、石英粉末、炭
素粉末、タルク及びベントナイトなどの補強剤、アスベ
スト、ガラス繊維、炭素繊維及び有機繊維などの繊維質
充填剤、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、セライトなどの塩基性充填剤、ベンガラ及
び酸化セリウムなどの耐熱性向上剤、耐寒性向上剤、脱
水剤、防錆剤、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
などの接着性向上剤、トリオルガノシロキシ単位及びS
iO2単位及び/又はモノオルガノシロキシ単位よりな
る網状ポリシロキサンなどの液状補強剤などを必要に応
じてその所定量を添加することができる。
【0025】本発明の建築用ゴム部材は、上記硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物を硬化してなるもので、シ
ーリング材、コーティング材、ガスケットなどとして使
用されるが、上記硬化性オルガノポリシロキサン組成物
の成形硬化方法、硬化条件などは、組成物の種類に応じ
た公知の方法、条件を採用することができる。この場
合、得られた建築用ゴム部材は、紫外線を照射すると表
面が親水化されるが、この紫外線照射は大気中の紫外線
や蛍光灯の紫外線等によってもよく、また紫外線ランプ
等の紫外線発生装置を使用することができ、合計照射量
が1J/cm2 以上、特に2J/cm2 以上の紫外線照射
量であることが好ましい。
【0026】
【発明の効果】本発明の建築用ゴム部材は、紫外線の照
射により表面が親水化され、非汚染性に優れ、しかもシ
ール性が良好であり、このためコーティング、目地に充
填施工、もしくは固形ガスケットとして使用した場合、
建物、目地、及び目地周辺の汚染を起こさず、また耐候
性に優れるものである。
【0027】
【実施例】次に、本発明の実施例、比較例を挙げるが、
本発明は下記の実施例に制限されるものではない。な
お、粘度は25℃での測定値を示したものである。
【0028】[比較例1] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 表面が疎水処理された比表面積110m2 /gの煙霧質シリカ 10.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、液状の試料1を作成した。
【0029】[比較例2] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 重質炭酸カルシウム 40.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、液状の試料2を作成した。
【0030】[比較例3] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 顔料級酸化チタン(石原産業製タイベークR−820,粒径約1,000nm) 40.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、液状の試料3を作成した。
【0031】[実施例1] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 含水量0.1%の光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01,粒径 7nm) 40.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、液状の試料4を作成した。
【0032】[実施例2] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 含水量0.1%の光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−11,粒径 20nm) 40.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、液状の試料5を作成した。
【0033】[実施例3] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が20,000csのジメチルポリシロ キサン 100.0重量部 含水量2.0%の光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01) 40.0重量部 メチルトリブタノキシムシラン 10.0重量部 ジブチルスズジオクトエート 0.1重量部 を減圧状態下で混合して、混合器中で組成物が大幅に増
粘したパテ状の試料6を得た。
【0034】これらのオルガノポリシロキサン組成物を
用いて厚さ2mmのシートを作り、20℃、55%RH
の雰囲気下に7日間放置して、ゴム弾性体とした。次い
で、紫外線照射装置を用いて表面に36J/cm2 の紫
外線を照射した後、表面の水に対する接触角を調べたと
ころ、表1に示した結果が得られた。また、これらの組
成物を白ガラス板状に30×30×2mm厚に塗布し、
20℃、55%RHの雰囲気下に7日間放置して、ゴム
弾性体とし、3ケ月間屋外暴露したところ、表1に併記
した結果が得られた。
【0035】
【表1】
【0036】[比較例4] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が5,000csのジメチルポリシロキ サン 100.0重量部 沈降性シリカ 20.0重量部 ビニルトリイソプロペニルオキシシラン 6.0重量部 テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン 0.5重量部 を無水の状態で混合して、液状の試料7を作成した。
【0037】[実施例4] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が5,000csのジメチルポリシロキ サン 100.0重量部 光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01) 20.0重量部 ビニルトリイソプロペニルオキシシラン 6.0重量部 テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン 0.5重量部 を無水の状態で混合して、液状の試料8を作成した。
【0038】[実施例5] 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された粘度が5,000csのジメチルポリシロキ サン 100.0重量部 光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−11) 20.0重量部 ビニルトリイソプロペニルオキシシラン 6.0重量部 テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン 0.5重量部 を無水の状態で混合して、液状の試料9を作成した。
【0039】これらのオルガノポリシロキサン組成物を
白ガラス板状に30×30×2mm厚に塗布し、20
℃、55%RHの雰囲気下に7日間放置して、ゴム弾性
体とし、6ケ月間屋外暴露したところ、表2に示した結
果が得られた。
【0040】
【表2】
【0041】[実施例6] 分子鎖両末端がビニル基で封鎖された粘度が3,000csのジメチルポリシロ キサン 97.0重量部 粘度が20csのSiH基含有ジメチルポリシロキサン 3.0重量部 光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01) 30.0重量部 塩化白金酸のイソプロパノール溶液 白金量で全シロキサンに対し50ppmとなる量 を混合して液状の試料10を作成した。これを20℃で
24時間硬化させ、50×30×210mmのガスケッ
トを得た。
【0042】[実施例7] 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖された粘度が100,000csのジ メチルシロキサン単位94.5モル%、メチルビニルシロキサン単位0.5モル %、ジフェニルシロキサン単位5モル%のポリシロキサン 100.0重量部 ジクミルパーオキサイド 0.5重量部 光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01) 30.0重量部 を混合して液状の試料11を作成した。これを180℃
で10分プレス成形し、50×30×210mmのガス
ケットを得た。
【0043】[実施例8] 分子鎖両末端がビス(アクリロキシメチルジメチルシロキシ)メチルシリル基で 封鎖された粘度が3,000csのジメチルポリシロキサン 100.0重量部 ジエトキシアセトフェノン 3.0重量部 光触媒用酸化チタン(石原産業製タイベークST−01) 30.0重量部 を混合して液状の試料12を作成した。これを高圧水銀
灯(80W/cm)1灯、距離10cm、コンベアスピ
ード1m/minで3回照射し、50×30×210m
mのガスケットを得た。
【0044】これらの硬化物を30×30×1mm厚と
して白ガラス板状にボルトで固定し、6ケ月間屋外暴露
したところ、表3に示した結果が得られた。
【0045】
【表3】
【0046】[実施例9]光触媒用酸化チタンの配合量
を50.0重量部とする以外は実施例4と同様にして硬
化物を得た。これを実施例4と同様に屋外暴露した結
果、汚染性は“△(やや汚れあり)”であった。
【0047】次に、実施例4,9のオルガノポリシロキ
サン組成物を用いてガスケットを作成し、そのシール性
を試験した結果、実施例4の組成物から得られたガスケ
ットは、JIS K6301に準じたH型ブロック試験
を行ったところ、伸びが50%でシール性が良好であっ
たが、実施例9の組成物から得られたガスケットは伸び
が10%であり、酸化チタン量が多く、弾性に乏しいた
め、シール性は実施例4のものに比べて劣るものであっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 俊也 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 早川 信 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 木村 恒雄 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 山本 昭 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 藤木 弘直 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光触媒活性を有する粒子が分散、含有さ
    れた硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化物から
    なることを特徴とする建築用ゴム部材。
  2. 【請求項2】 光触媒活性を有する粒子の配合量が、硬
    化性オルガノポリシロキサン組成物中のオルガノポリシ
    ロキサン成分100重量部に対して5〜40重量部であ
    る請求項1記載の建築用ゴム部材。
  3. 【請求項3】 光触媒活性を有する粒子の含水量が1重
    量%以下である請求項1又は2記載の建築用ゴム部材。
  4. 【請求項4】 光触媒活性を有する粒子が酸化チタン又
    は酸化亜鉛である請求項1,2又は3記載の建築用ゴム
    部材。
  5. 【請求項5】 建築用ゴム部材が、シーリング材、コー
    ティング材又はガスケットである請求項1乃至4のいず
    れか1項記載の建築用ゴム部材。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の建
    築用ゴム部材の表面を紫外線照射することを特徴とする
    建築用ゴム部材表面の親水性付与方法。
JP8352144A 1995-12-22 1996-12-12 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法 Pending JPH09227779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8352144A JPH09227779A (ja) 1995-12-22 1996-12-12 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35027295 1995-12-22
JP7-350272 1995-12-22
JP8352144A JPH09227779A (ja) 1995-12-22 1996-12-12 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09227779A true JPH09227779A (ja) 1997-09-02

Family

ID=26579165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8352144A Pending JPH09227779A (ja) 1995-12-22 1996-12-12 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09227779A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6770690B2 (en) 2001-10-05 2004-08-03 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicone rubber compositions for rubber construction materials
US6831127B2 (en) 2001-10-11 2004-12-14 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Non-staining silicone rubber compositions
JP2006348165A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2007308581A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物の硬化方法及び付加硬化型シリコーンゴム組成物
WO2008099941A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器
JP2009051913A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Nippon Zeon Co Ltd 重合性組成物、架橋性樹脂および架橋体
JP2009091403A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物及びその硬化方法
JP2009220384A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴム薄膜被覆層の形成方法、及びシリコーンゴム薄膜被覆物品
WO2014185345A1 (ja) * 2013-05-14 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 ハードコートフィルムの製造方法

Citations (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581748A (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 Hikawa Kogyo Kk 建築土木用シリコ−ンシ−リング材
JPS62252456A (ja) * 1986-04-24 1987-11-04 Toray Silicone Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPS6475582A (en) * 1987-09-18 1989-03-22 Konishi Kk Injecting material composition for repairing concrete crack
JPH04506674A (ja) * 1988-12-15 1992-11-19 カー ― マギー ケミカル コーポレーション 紫外線吸収性組成物の製法
JPH05262989A (ja) * 1992-01-10 1993-10-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH05287205A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムガスケット
JPH0632987A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 流動性及び充填剤分離性の改良されたシリコーンゴム組成物
JPH06172536A (ja) * 1992-09-03 1994-06-21 Dow Corning Corp 室温硬化性シリコーンシーラント及びその製造方法
JPH06192456A (ja) * 1992-12-22 1994-07-12 Shin Etsu Polymer Co Ltd 接着性シリコーンゴムスポンジガスケット
JPH06345966A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Toshiba Silicone Co Ltd 建築ガスケット用シリコーンゴム組成物
JPH0776654A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Shin Etsu Chem Co Ltd 防かび性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム
JPH07171408A (ja) * 1993-06-28 1995-07-11 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 光触媒体およびその製造方法
JPH07187613A (ja) * 1993-08-11 1995-07-25 Sumitomo Chem Co Ltd 金属酸化物粉末およびその製造方法
JPH07291629A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Pola Chem Ind Inc 超微粒子状ルチル型酸化チタンの製造方法
JPH07316342A (ja) * 1994-05-26 1995-12-05 Goyo Paper Working Co Ltd 光触媒含有合成樹脂組成物及び該組成物層を含む積層体
JPH08253759A (ja) * 1995-03-15 1996-10-01 Sekisui Chem Co Ltd 抗菌性シーリング材組成物
JPH0952973A (ja) * 1994-11-24 1997-02-25 Sekisui Chem Co Ltd 抗菌性組成物
JPH09227832A (ja) * 1995-12-22 1997-09-02 Toto Ltd 光触媒性親水性コ−ティング組成物

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581748A (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 Hikawa Kogyo Kk 建築土木用シリコ−ンシ−リング材
JPS62252456A (ja) * 1986-04-24 1987-11-04 Toray Silicone Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPS6475582A (en) * 1987-09-18 1989-03-22 Konishi Kk Injecting material composition for repairing concrete crack
JPH04506674A (ja) * 1988-12-15 1992-11-19 カー ― マギー ケミカル コーポレーション 紫外線吸収性組成物の製法
JPH05262989A (ja) * 1992-01-10 1993-10-12 Toray Dow Corning Silicone Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH05287205A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴムガスケット
JPH0632987A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 流動性及び充填剤分離性の改良されたシリコーンゴム組成物
JPH06172536A (ja) * 1992-09-03 1994-06-21 Dow Corning Corp 室温硬化性シリコーンシーラント及びその製造方法
JPH06192456A (ja) * 1992-12-22 1994-07-12 Shin Etsu Polymer Co Ltd 接着性シリコーンゴムスポンジガスケット
JPH06345966A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Toshiba Silicone Co Ltd 建築ガスケット用シリコーンゴム組成物
JPH07171408A (ja) * 1993-06-28 1995-07-11 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 光触媒体およびその製造方法
JPH07187613A (ja) * 1993-08-11 1995-07-25 Sumitomo Chem Co Ltd 金属酸化物粉末およびその製造方法
JPH0776654A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Shin Etsu Chem Co Ltd 防かび性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴム
JPH07291629A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Pola Chem Ind Inc 超微粒子状ルチル型酸化チタンの製造方法
JPH07316342A (ja) * 1994-05-26 1995-12-05 Goyo Paper Working Co Ltd 光触媒含有合成樹脂組成物及び該組成物層を含む積層体
JPH0952973A (ja) * 1994-11-24 1997-02-25 Sekisui Chem Co Ltd 抗菌性組成物
JPH08253759A (ja) * 1995-03-15 1996-10-01 Sekisui Chem Co Ltd 抗菌性シーリング材組成物
JPH09227832A (ja) * 1995-12-22 1997-09-02 Toto Ltd 光触媒性親水性コ−ティング組成物
JP3348613B2 (ja) * 1995-12-22 2002-11-20 東陶機器株式会社 光触媒性親水性コ−ティング組成物

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6770690B2 (en) 2001-10-05 2004-08-03 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicone rubber compositions for rubber construction materials
US6831127B2 (en) 2001-10-11 2004-12-14 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Non-staining silicone rubber compositions
JP2006348165A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4662036B2 (ja) * 2005-06-16 2011-03-30 信越化学工業株式会社 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2007308581A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物の硬化方法及び付加硬化型シリコーンゴム組成物
JP4614978B2 (ja) * 2007-02-08 2011-01-19 トヨタ自動車株式会社 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器
JP2008196527A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Toyota Motor Corp 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器
WO2008099941A1 (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 高圧水素容器用シール材料及び高圧水素容器
US8794477B2 (en) 2007-02-08 2014-08-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Sealing material for high-pressure hydrogen container, and high-pressure hydrogen container
JP2009051913A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Nippon Zeon Co Ltd 重合性組成物、架橋性樹脂および架橋体
JP2009091403A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 付加硬化型シリコーンゴム組成物及びその硬化方法
JP2009220384A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Shin Etsu Chem Co Ltd シリコーンゴム薄膜被覆層の形成方法、及びシリコーンゴム薄膜被覆物品
WO2014185345A1 (ja) * 2013-05-14 2014-11-20 コニカミノルタ株式会社 ハードコートフィルムの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100059716A (ko) 실온 경화성 오르가노폴리실록산 조성물
US5786414A (en) Building rubber members and method for imparting hydrophilic surface thereto
CA2682191A1 (en) Rapid deep-section cure silicone compositions
US20200385527A1 (en) Moisture curable silicone polymer and uses thereof
JPH09227779A (ja) 建築用ゴム部材及びその表面の親水性付与方法
JP4821958B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2784045B2 (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP3858976B2 (ja) 非汚染性シリコーンゴム組成物
JP2003113309A (ja) 建築ゴム部材用シリコーンゴム組成物
JP2004182942A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2004307723A (ja) 室温速硬化性飽和炭化水素系重合体組成物及び複層ガラス
JP2005029642A (ja) シリコーンゴムコーティング剤組成物
US6838499B2 (en) Curable compositions
JP2007177032A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP5545924B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP4781810B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP4096174B2 (ja) 建築用ゴム部材
JP2011252079A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物及び自動車オイルシール
JP2003306606A (ja) オルガノポリシロキサン組成物
CN1827694A (zh) 室温固化性有机聚硅氧烷组合物
JP2003246929A (ja) 硬化性組成物
JP5177357B2 (ja) 低汚染性室温硬化型オルガノポリシロキサン組成物及び建築用部材
JP3858991B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP7006058B2 (ja) シーリング材及びシーリング方法
JPH11302596A (ja) 有害物質分解性被覆組成物及びこれを塗布した基材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050803