JPH09226909A - 自動火災検知・消火システムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火方法および自動消火パレット - Google Patents
自動火災検知・消火システムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火方法および自動消火パレットInfo
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- JPH09226909A JPH09226909A JP3198996A JP3198996A JPH09226909A JP H09226909 A JPH09226909 A JP H09226909A JP 3198996 A JP3198996 A JP 3198996A JP 3198996 A JP3198996 A JP 3198996A JP H09226909 A JPH09226909 A JP H09226909A
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- A62C37/38—Control of fire-fighting equipment an actuating signal being generated by a sensor separate from an outlet device by both sensor and actuator, e.g. valve, being in the danger zone
- A62C37/40—Control of fire-fighting equipment an actuating signal being generated by a sensor separate from an outlet device by both sensor and actuator, e.g. valve, being in the danger zone with electric connection between sensor and actuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 立体自動倉庫において、火災を起こす可能性
のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを防止し、ラ
ック棚での火災の発生を比較的簡単で安価な装置により
早期に検知でき、火災を比較的簡単で安価な装置により
早期に確実に消火できるようにする。 【解決手段】ラック棚2とスタッカークレーン3を有す
る立体自動倉庫の入出庫コンベヤ7位置に荷の異常を検
出する火種検知センサー11を設けて異常のあるものの
入庫を禁止し、スタッカークレーン3のマスト6や昇降
部分4・5に火災検知センサー20を設けてラック棚の
各段における火災発生の有無をチェックし、火災発生の
場合にはスタッカークレーン3のマスト6や昇降部分4
・5に設けた消火設備30や無人消火ロボット31ある
いは消火ゾーン40・41などにより消火を行う。
のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを防止し、ラ
ック棚での火災の発生を比較的簡単で安価な装置により
早期に検知でき、火災を比較的簡単で安価な装置により
早期に確実に消火できるようにする。 【解決手段】ラック棚2とスタッカークレーン3を有す
る立体自動倉庫の入出庫コンベヤ7位置に荷の異常を検
出する火種検知センサー11を設けて異常のあるものの
入庫を禁止し、スタッカークレーン3のマスト6や昇降
部分4・5に火災検知センサー20を設けてラック棚の
各段における火災発生の有無をチェックし、火災発生の
場合にはスタッカークレーン3のマスト6や昇降部分4
・5に設けた消火設備30や無人消火ロボット31ある
いは消火ゾーン40・41などにより消火を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動火災検知シ
ステムと自動消火システムを備えたラック式立体自動倉
庫、この立体自動倉庫における自動火災検知方法・自動
消火方法・自動消火パレットに関するものである。
ステムと自動消火システムを備えたラック式立体自動倉
庫、この立体自動倉庫における自動火災検知方法・自動
消火方法・自動消火パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体自動倉庫は、多数配列された多段の
ラック棚と、各ラック棚間の狭い通路を走行するスタッ
カークレーンを有し、コンピュータ制御によりパレット
上に載せた荷を無人でラック棚の所定位置に自動格納
し、ラック棚の任意位置から荷を自動搬出する設備であ
り、消防法により天井高さ10mを越え床面積700m
2以上はスプリンクラー消火設備を、それ以下は屋内消
火栓設備等を設けることが義務付けられている。さら
に、消防法ではラックの中にも高さ6m毎にスプリンク
ラーヘッド(インラックスプリンクラー)を設置するこ
とを規定している。また、火災感知器は、建屋の天井部
分にのみ設備されている。
ラック棚と、各ラック棚間の狭い通路を走行するスタッ
カークレーンを有し、コンピュータ制御によりパレット
上に載せた荷を無人でラック棚の所定位置に自動格納
し、ラック棚の任意位置から荷を自動搬出する設備であ
り、消防法により天井高さ10mを越え床面積700m
2以上はスプリンクラー消火設備を、それ以下は屋内消
火栓設備等を設けることが義務付けられている。さら
に、消防法ではラックの中にも高さ6m毎にスプリンク
ラーヘッド(インラックスプリンクラー)を設置するこ
とを規定している。また、火災感知器は、建屋の天井部
分にのみ設備されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先日の立体自動倉庫の
火災事故においては、スプリンクラー消火設備が規定通
り設置され作動したが、火元の荷およびパレットを消火
することができなかった。その理由の主なものは、ラッ
ク棚の高さ6m毎に、すなわち数段おきに、スプリンク
ラーヘッドが取付けられているため、火元の上部の荷が
傘の役目をして散水を妨げ、消火ができなかったためと
推定されている。これを解決するためには、スプリンク
ラーヘッドをラック棚の一段毎に多数配設すればよい
が、スプリンクラーヘッドの数が増大し、それに伴って
消火配管も多大な長さとなり、極めて高価な設備となる
などの問題点がある。
火災事故においては、スプリンクラー消火設備が規定通
り設置され作動したが、火元の荷およびパレットを消火
することができなかった。その理由の主なものは、ラッ
ク棚の高さ6m毎に、すなわち数段おきに、スプリンク
ラーヘッドが取付けられているため、火元の上部の荷が
傘の役目をして散水を妨げ、消火ができなかったためと
推定されている。これを解決するためには、スプリンク
ラーヘッドをラック棚の一段毎に多数配設すればよい
が、スプリンクラーヘッドの数が増大し、それに伴って
消火配管も多大な長さとなり、極めて高価な設備となる
などの問題点がある。
【0004】一方、火災感知器に関しては、ラック式立
体自動倉庫は一般的に経済性等から、高さ30m程度と
なり、天井部分に取付けた火災感知器ではその効果が薄
く、火災が広がって初めて感知することになる。これを
解決するためには、ラック棚の各段に火災感知器を配設
すればよいが、火災感知器の数が増大し、配線も複雑と
なり、コストが高くなり、また荷による破壊の恐れがあ
るなどの問題点がある。
体自動倉庫は一般的に経済性等から、高さ30m程度と
なり、天井部分に取付けた火災感知器ではその効果が薄
く、火災が広がって初めて感知することになる。これを
解決するためには、ラック棚の各段に火災感知器を配設
すればよいが、火災感知器の数が増大し、配線も複雑と
なり、コストが高くなり、また荷による破壊の恐れがあ
るなどの問題点がある。
【0005】なお、前述の火災事故の事故原因として
は、隣接する製缶工場の最終工程で荷崩れなどを防止す
るためにポリエチレン製のフィルムでパレットと製品全
体を覆い、電熱ヒーターで密着させる工程があり、その
加熱工程で何らかの原因で出火し、火が着いたままラッ
ク棚まで運ばれた可能性もあるとしている。
は、隣接する製缶工場の最終工程で荷崩れなどを防止す
るためにポリエチレン製のフィルムでパレットと製品全
体を覆い、電熱ヒーターで密着させる工程があり、その
加熱工程で何らかの原因で出火し、火が着いたままラッ
ク棚まで運ばれた可能性もあるとしている。
【0006】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、火災を起こす可能性
のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを防止し、ま
た他の要因をも含めたラック棚での火災の発生を比較的
簡単で安価な装置により早期に検知することができると
共に、この火災を比較的簡単で安価な装置により早期に
確実に消火することのできる自動火災検知・消火システ
ムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火
方法および自動消火パレットを提供することにある。
べくなされたもので、その目的は、火災を起こす可能性
のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを防止し、ま
た他の要因をも含めたラック棚での火災の発生を比較的
簡単で安価な装置により早期に検知することができると
共に、この火災を比較的簡単で安価な装置により早期に
確実に消火することのできる自動火災検知・消火システ
ムを備えた立体自動倉庫,自動火災検知方法,自動消火
方法および自動消火パレットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る立体自動倉庫は、図1に示すよう
に、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体自動倉
庫の入出庫コンベヤ位置に荷の異常を検出する火種検知
センサーを設けて荷物の入庫の可否を判定し、スタッカ
ークレーン(マストあるいは昇降部分など)に火災検知
センサーを設けてラック棚の各段における火災発生の有
無をチェックし、火災発生の場合にはスタッカークレー
ンを利用して消火を行う(マストや昇降部分の消火ノズ
ルあるいは無人消火ロボットなど)ように構成されてい
ることを特徴とする。
に、この発明に係る立体自動倉庫は、図1に示すよう
に、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体自動倉
庫の入出庫コンベヤ位置に荷の異常を検出する火種検知
センサーを設けて荷物の入庫の可否を判定し、スタッカ
ークレーン(マストあるいは昇降部分など)に火災検知
センサーを設けてラック棚の各段における火災発生の有
無をチェックし、火災発生の場合にはスタッカークレー
ンを利用して消火を行う(マストや昇降部分の消火ノズ
ルあるいは無人消火ロボットなど)ように構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】この発明に係る立体自動倉庫の自動火災検
知方法は、図2に示すように、ラック棚とスタッカーク
レーンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンのマ
ストに火災検知センサーをラック棚の各段位置に対応さ
せて配設し、スタッカークレーンを移動させることによ
り火災発生を検知することを特徴とする。他の自動火災
検知方法は、図3に示すように、ラック棚とスタッカー
クレーンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンの
昇降台(昇降荷台や運転席,昇降運転台など)に火災検
知センサーを設け、スタッカークレーンを作動させるこ
とにより火災発生を検知することを特徴とする。
知方法は、図2に示すように、ラック棚とスタッカーク
レーンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンのマ
ストに火災検知センサーをラック棚の各段位置に対応さ
せて配設し、スタッカークレーンを移動させることによ
り火災発生を検知することを特徴とする。他の自動火災
検知方法は、図3に示すように、ラック棚とスタッカー
クレーンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンの
昇降台(昇降荷台や運転席,昇降運転台など)に火災検
知センサーを設け、スタッカークレーンを作動させるこ
とにより火災発生を検知することを特徴とする。
【0009】この発明に係る立体自動倉庫の自動消火方
法は、図4に示すように、ラック棚とスタッカークレー
ンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンのマスト
に消火配管を配設し、この消火配管に外部から消火液を
供給可能とし、マストまたは昇降台(昇降荷台や運転
席,昇降運転台など)のノズルから消火液を噴出させる
ことを特徴とする。他の自動消火方法は、図5に示すよ
うに、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体自動
倉庫のスタッカークレーンのマストに消火液タンクを設
け、この消火液をマストまたは昇降台(昇降荷台や運転
席,昇降運転台など)のノズルから噴出させることを特
徴とする。さらに他の自動消火方法は、図6,図7に示
すように、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体
自動倉庫のスタッカークレーンの昇降台(昇降荷台や運
転席,昇降運転台など)に消火剤タンクと消火剤噴射装
置を設けたことを特徴とする。また、他の立体自動倉庫
の自動消火方法は、図8に示すように、ラック棚とスタ
ッカークレーンを有する立体自動倉庫のラック棚に無人
消火ロボットを設置し、この無人消火ロボットをスタッ
カークレーンに載せて火災発生箇所に移動させて消火を
行うことを特徴とする。さらに、他の立体自動倉庫の自
動消火方法は、図9,図10に示すように、ラック棚と
スタッカークレーンを有する立体自動倉庫のラック棚で
炎上している荷のパレットをスタッカークレーンにより
搬出し、ラック棚最下段の消火エリアまたは入出庫コン
ベヤ位置で消火することを特徴とする。
法は、図4に示すように、ラック棚とスタッカークレー
ンを有する立体自動倉庫のスタッカークレーンのマスト
に消火配管を配設し、この消火配管に外部から消火液を
供給可能とし、マストまたは昇降台(昇降荷台や運転
席,昇降運転台など)のノズルから消火液を噴出させる
ことを特徴とする。他の自動消火方法は、図5に示すよ
うに、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体自動
倉庫のスタッカークレーンのマストに消火液タンクを設
け、この消火液をマストまたは昇降台(昇降荷台や運転
席,昇降運転台など)のノズルから噴出させることを特
徴とする。さらに他の自動消火方法は、図6,図7に示
すように、ラック棚とスタッカークレーンを有する立体
自動倉庫のスタッカークレーンの昇降台(昇降荷台や運
転席,昇降運転台など)に消火剤タンクと消火剤噴射装
置を設けたことを特徴とする。また、他の立体自動倉庫
の自動消火方法は、図8に示すように、ラック棚とスタ
ッカークレーンを有する立体自動倉庫のラック棚に無人
消火ロボットを設置し、この無人消火ロボットをスタッ
カークレーンに載せて火災発生箇所に移動させて消火を
行うことを特徴とする。さらに、他の立体自動倉庫の自
動消火方法は、図9,図10に示すように、ラック棚と
スタッカークレーンを有する立体自動倉庫のラック棚で
炎上している荷のパレットをスタッカークレーンにより
搬出し、ラック棚最下段の消火エリアまたは入出庫コン
ベヤ位置で消火することを特徴とする。
【0010】この発明に係る自動消火パレットは、図1
1に示すように、立体自動倉庫のラック棚に収納される
パレットであって、パレットの内部に消火液(水など)
を充填し、下段からの熱によりパレット材が溶解して消
火液が吐出するように構成したことを特徴とする。他の
自動消火パレットは、図12に示すように、立体自動倉
庫のラック棚に収納されるパレットであって、パレット
の内部に消火剤タンクを設け、下段からの熱により前記
消火剤タンクの噴出口が開口するように構成したことを
特徴とする。さらに他の自動消火パレットは、図13,
図14に示すように、立体自動倉庫のラック棚に収納さ
れるパレットであって、パレットの内部に耐火性防炎布
を収納し、下部からの熱により耐火性防炎布が落下して
下段の荷を覆うように構成したことを特徴とする。
1に示すように、立体自動倉庫のラック棚に収納される
パレットであって、パレットの内部に消火液(水など)
を充填し、下段からの熱によりパレット材が溶解して消
火液が吐出するように構成したことを特徴とする。他の
自動消火パレットは、図12に示すように、立体自動倉
庫のラック棚に収納されるパレットであって、パレット
の内部に消火剤タンクを設け、下段からの熱により前記
消火剤タンクの噴出口が開口するように構成したことを
特徴とする。さらに他の自動消火パレットは、図13,
図14に示すように、立体自動倉庫のラック棚に収納さ
れるパレットであって、パレットの内部に耐火性防炎布
を収納し、下部からの熱により耐火性防炎布が落下して
下段の荷を覆うように構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示する実施例
に基づいて説明する。図1に、この発明に係る自動火災
検知・消火システムを備えた立体自動倉庫の概要を示
す。図2〜図15に、この発明に係る自動火災検知シス
テムおよび自動消火システムの種々の例を示す。
に基づいて説明する。図1に、この発明に係る自動火災
検知・消火システムを備えた立体自動倉庫の概要を示
す。図2〜図15に、この発明に係る自動火災検知シス
テムおよび自動消火システムの種々の例を示す。
【0012】図1において、立体自動倉庫1は、主に、
多数配列された多段のラック棚2と、各ラック棚間の狭
い通路を走行するスタッカークレーン3と、各ラック棚
2の端部等に配設された入出庫コンベヤ7と、ラック棚
2等を覆う建屋8を有している。スタッカークレーン3
および入出庫コンベヤ7はコンピュータ制御され、フォ
ークリフト等により入出庫コンベヤ7上に移載されたパ
レットPおよび荷Lは棚通路入口まで搬送されると、ス
タッカークレーン3の昇降荷台4のフォーク装置により
昇降荷台4上に移載され、スタッカークレーン3の走行
と昇降荷台4の昇降によりラック棚2の所定の位置に格
納される。
多数配列された多段のラック棚2と、各ラック棚間の狭
い通路を走行するスタッカークレーン3と、各ラック棚
2の端部等に配設された入出庫コンベヤ7と、ラック棚
2等を覆う建屋8を有している。スタッカークレーン3
および入出庫コンベヤ7はコンピュータ制御され、フォ
ークリフト等により入出庫コンベヤ7上に移載されたパ
レットPおよび荷Lは棚通路入口まで搬送されると、ス
タッカークレーン3の昇降荷台4のフォーク装置により
昇降荷台4上に移載され、スタッカークレーン3の走行
と昇降荷台4の昇降によりラック棚2の所定の位置に格
納される。
【0013】このような立体自動倉庫において、本発明
では、次のようなシステムを採用する(図1参照)。詳
細は後述する。(1) 入出庫コンベヤ7に入庫用初期火災
感知・初期消火ゾーン10を設け、火種検知センサー1
1,スプリンクラー12あるいはドレンチャーシステム
13などにより火災の恐れのあるパレット・荷の入庫を
阻止する。(2) スタッカークレーン3のマスト6または
昇降荷台4や昇降運転台5に、火災検知センサー20を
設け、このスタッカークレーン3により発火の恐れのあ
るパレット・荷を早期に検出する。(3) スタッカークレ
ーン3のマスト6または昇降荷台4や昇降運転台5に、
消火設備30を設け、あるいはラック棚に無人消火ロボ
ット31を設置し、発火の恐れがあるあるいは火災の発
生したパレット・荷を早期に消火する。(4) 火災の発生
したパレット・荷をスタッカークレーン3で搬出し、入
出庫コンベヤ7の消火ゲート40またはラック棚間通路
の最下段の消火エリア41もしくは入庫用初期火災感知
・初期消火ゾーン10で消火する。(5) パレットPを水
・消火剤・防炎布等を備えた自動消火パレット50と
し、下段のパレット・荷の消火を行う。また、ラック棚
2に水等の入ったポリタンク51を配設する。(6) ラッ
ク棚2の構造材を消火配管60により構成し、スプリン
クラーヘッド61を自由に配置できるようにする。
では、次のようなシステムを採用する(図1参照)。詳
細は後述する。(1) 入出庫コンベヤ7に入庫用初期火災
感知・初期消火ゾーン10を設け、火種検知センサー1
1,スプリンクラー12あるいはドレンチャーシステム
13などにより火災の恐れのあるパレット・荷の入庫を
阻止する。(2) スタッカークレーン3のマスト6または
昇降荷台4や昇降運転台5に、火災検知センサー20を
設け、このスタッカークレーン3により発火の恐れのあ
るパレット・荷を早期に検出する。(3) スタッカークレ
ーン3のマスト6または昇降荷台4や昇降運転台5に、
消火設備30を設け、あるいはラック棚に無人消火ロボ
ット31を設置し、発火の恐れがあるあるいは火災の発
生したパレット・荷を早期に消火する。(4) 火災の発生
したパレット・荷をスタッカークレーン3で搬出し、入
出庫コンベヤ7の消火ゲート40またはラック棚間通路
の最下段の消火エリア41もしくは入庫用初期火災感知
・初期消火ゾーン10で消火する。(5) パレットPを水
・消火剤・防炎布等を備えた自動消火パレット50と
し、下段のパレット・荷の消火を行う。また、ラック棚
2に水等の入ったポリタンク51を配設する。(6) ラッ
ク棚2の構造材を消火配管60により構成し、スプリン
クラーヘッド61を自由に配置できるようにする。
【0014】(7) 建屋8の天井部分に、高性能火災感知
器(煙感知・温度感知・赤外線感知・VTRカメラな
ど)70と、スプリンクラーヘッド71を設置する。
(8) 建屋8の側壁部分の内側上部にカメラを備えた遠隔
操作可能な無人放水銃80を設置する。(9) 建屋8の側
壁部分の内側に高さ方向に所定の間隔をおいて遠隔操作
可能な赤外線センサー90を配設する。(10)建屋8の側
壁部分にタラップ付きの多段の消火ステージ100を設
置する。(11)ラック棚2およびスタッカークレーン3の
床を免振装置等を有する耐震マット110で構成する。
(12)大容量の貯水槽120を設け、大量の消火水を貯蔵
しておく。以上を適宜組み合わせて自動火災検知・消火
システムを構成する。
器(煙感知・温度感知・赤外線感知・VTRカメラな
ど)70と、スプリンクラーヘッド71を設置する。
(8) 建屋8の側壁部分の内側上部にカメラを備えた遠隔
操作可能な無人放水銃80を設置する。(9) 建屋8の側
壁部分の内側に高さ方向に所定の間隔をおいて遠隔操作
可能な赤外線センサー90を配設する。(10)建屋8の側
壁部分にタラップ付きの多段の消火ステージ100を設
置する。(11)ラック棚2およびスタッカークレーン3の
床を免振装置等を有する耐震マット110で構成する。
(12)大容量の貯水槽120を設け、大量の消火水を貯蔵
しておく。以上を適宜組み合わせて自動火災検知・消火
システムを構成する。
【0015】(1) 入庫用初期火災感知・初期消火ゾーン 図1に示すように、建屋8の入口に入出庫コンベヤ7を
覆うトンネル14を設け、この天井部分に火種検知セン
サー(煙感知・温度感知・赤外線感知など)11を設置
し、通常より温度が高いものや発熱・発煙しているなど
異常のあるパレット・荷を検出し、多少とも異常のある
ものは排除しあるいは外にしばらく置くなどして異常の
あるパレット・荷の入庫を禁止する。
覆うトンネル14を設け、この天井部分に火種検知セン
サー(煙感知・温度感知・赤外線感知など)11を設置
し、通常より温度が高いものや発熱・発煙しているなど
異常のあるパレット・荷を検出し、多少とも異常のある
ものは排除しあるいは外にしばらく置くなどして異常の
あるパレット・荷の入庫を禁止する。
【0016】また、このトンネル14の天井部分にスプ
リンクラー12を設け、あるいはトンネル14の出口に
ドレンチャーシステム13を設け、散水あるいは水幕に
より搬入されるパレット・荷を初期消火する。プラスチ
ック製シート等で完全に覆われているパレット・荷であ
れば、全てのパレット・荷に対して持ち込む前に初期消
火してもよいし、前述の火種検出センサー11と組み合
わせて異常のあるもののみを初期消火するようにしても
よい。
リンクラー12を設け、あるいはトンネル14の出口に
ドレンチャーシステム13を設け、散水あるいは水幕に
より搬入されるパレット・荷を初期消火する。プラスチ
ック製シート等で完全に覆われているパレット・荷であ
れば、全てのパレット・荷に対して持ち込む前に初期消
火してもよいし、前述の火種検出センサー11と組み合
わせて異常のあるもののみを初期消火するようにしても
よい。
【0017】立体自動倉庫内での火災の原因は少なく、
原因としては外部から火が持ち込まれる事が多いと考え
られる。ラック棚への入口で多少とも異常のあるパレッ
ト・荷を排除することにより内部での火災を防止するこ
とができる。
原因としては外部から火が持ち込まれる事が多いと考え
られる。ラック棚への入口で多少とも異常のあるパレッ
ト・荷を排除することにより内部での火災を防止するこ
とができる。
【0018】(2) スタッカークレーンによる異常パレッ
ト・荷の無人検知システム (2-1) スタッカークレーンのマストを利用する方式 図2に示すように、スタッカークレーン3のマスト6に
火災検知センサー(煙感知・温度感知・赤外線感知な
ど)20を、ラック棚2の各段における中間部を望むよ
うに配設し、またマスト6の左右両側面に設け、各ラッ
ク棚2における各段の異常を検出できるようにする。ス
タッカークレーン3は、例えば稼働率の低い時間帯(夜
間や休日など)を利用して空荷で端から端へ移動させ、
異常パレット・荷がないかセンサー20でスキャンす
る。また、これに限らず、稼働中に常時スキャンさせる
と共に、例えば20分に1回程度の割合で端から端まで
往復するモードを制御プログラム中に挿入して監視する
ようにしてもよい。火災検知センサー20が異常パレッ
ト・荷を検知すると、そのローケーション(棚列と段・
番地)を自動消火システム等に通報して消火を行う。
ト・荷の無人検知システム (2-1) スタッカークレーンのマストを利用する方式 図2に示すように、スタッカークレーン3のマスト6に
火災検知センサー(煙感知・温度感知・赤外線感知な
ど)20を、ラック棚2の各段における中間部を望むよ
うに配設し、またマスト6の左右両側面に設け、各ラッ
ク棚2における各段の異常を検出できるようにする。ス
タッカークレーン3は、例えば稼働率の低い時間帯(夜
間や休日など)を利用して空荷で端から端へ移動させ、
異常パレット・荷がないかセンサー20でスキャンす
る。また、これに限らず、稼働中に常時スキャンさせる
と共に、例えば20分に1回程度の割合で端から端まで
往復するモードを制御プログラム中に挿入して監視する
ようにしてもよい。火災検知センサー20が異常パレッ
ト・荷を検知すると、そのローケーション(棚列と段・
番地)を自動消火システム等に通報して消火を行う。
【0019】(2-2) スタッカークレーンの昇降台を利用
する方式 図3に示すように、スタッカークレーン3の昇降する部
分に火災検知センサー(煙感知・温度感知・赤外線感知
など)20を左右両側に設ける。スタッカークレーンに
は運転台・荷台の一体昇降型や分離昇降型などがあり、
図3では昇降運転台5の上部などに設置する。建屋8の
天井部分の感知器21は従来通り各区画毎に設置する。
稼働中に、あるいは監視時間中にスタッカークレーン3
を移動させ昇降運転台5を昇降させてセンサー20でス
キャンさせてもよいし、天井部分の感知器21の補助と
して使用してもよい。この場合、天井部分の感知器21
が作動した時に、その感知区間にスタッカークレーン3
を移動させ昇降運転台5を昇降させてセンサー20で詳
細な火災位置を検知する。この場合も、自動消火システ
ム等に通報して消火を行う。
する方式 図3に示すように、スタッカークレーン3の昇降する部
分に火災検知センサー(煙感知・温度感知・赤外線感知
など)20を左右両側に設ける。スタッカークレーンに
は運転台・荷台の一体昇降型や分離昇降型などがあり、
図3では昇降運転台5の上部などに設置する。建屋8の
天井部分の感知器21は従来通り各区画毎に設置する。
稼働中に、あるいは監視時間中にスタッカークレーン3
を移動させ昇降運転台5を昇降させてセンサー20でス
キャンさせてもよいし、天井部分の感知器21の補助と
して使用してもよい。この場合、天井部分の感知器21
が作動した時に、その感知区間にスタッカークレーン3
を移動させ昇降運転台5を昇降させてセンサー20で詳
細な火災位置を検知する。この場合も、自動消火システ
ム等に通報して消火を行う。
【0020】従来の天井部分のみに取付けた感知器では
火災が広がって初めて感知することになるが、以上のよ
うに火災検知センサーをスタッカークレーンのマストあ
るいは昇降部分に設けることで、初期火災を早期に検知
することができ、またラック棚のすみずみまで監視し検
知することができる。また、各ラック棚の各段に感知器
を取付けると、高価な感知設備となり、荷による破壊の
恐れもあるが、スタッカークレーンに設けることによ
り、感知設備のコストを大幅に低減することができ、ま
た荷による破壊の恐れも全くない。
火災が広がって初めて感知することになるが、以上のよ
うに火災検知センサーをスタッカークレーンのマストあ
るいは昇降部分に設けることで、初期火災を早期に検知
することができ、またラック棚のすみずみまで監視し検
知することができる。また、各ラック棚の各段に感知器
を取付けると、高価な感知設備となり、荷による破壊の
恐れもあるが、スタッカークレーンに設けることによ
り、感知設備のコストを大幅に低減することができ、ま
た荷による破壊の恐れも全くない。
【0021】(3) スタッカークレーンによる自動消火シ
ステム (3-1) スタッカークレーンのマストに外部から消火液を
供給する方式 図4に示すように、スタッカークレーン3のマスト6の
内部もしくは外側面に消火配管32を設け、あるいはマ
スト6自体を消火配管32とし、また下部の走行台車3
a・上部のガーダー6aに連結配管32bを設け、さら
に巻取り可能とした消火配管32aを昇降荷台4等まで
配設する。消火配管32には外部の水槽・ポンプなどか
ら巻取り可能なホース33を介して水などの消火液を供
給可能とし、スタッカークレーン3下部の走行台車3a
にジョイント34を設けてホース33を着脱可能に接続
する。ノズル35はマスト6・マスト上部ガーダー6a
・昇降荷台4等に左右両側のラック棚2に向けて配設
し、ラック棚2で火災の発生したパレット・荷に対し
て、また搬送途中のパレット・荷やスタッカークレーン
自体に対しても、上方から水などの消火液をかけられる
ようにする。
ステム (3-1) スタッカークレーンのマストに外部から消火液を
供給する方式 図4に示すように、スタッカークレーン3のマスト6の
内部もしくは外側面に消火配管32を設け、あるいはマ
スト6自体を消火配管32とし、また下部の走行台車3
a・上部のガーダー6aに連結配管32bを設け、さら
に巻取り可能とした消火配管32aを昇降荷台4等まで
配設する。消火配管32には外部の水槽・ポンプなどか
ら巻取り可能なホース33を介して水などの消火液を供
給可能とし、スタッカークレーン3下部の走行台車3a
にジョイント34を設けてホース33を着脱可能に接続
する。ノズル35はマスト6・マスト上部ガーダー6a
・昇降荷台4等に左右両側のラック棚2に向けて配設
し、ラック棚2で火災の発生したパレット・荷に対し
て、また搬送途中のパレット・荷やスタッカークレーン
自体に対しても、上方から水などの消火液をかけられる
ようにする。
【0022】昇降荷台4のノズル35は遠隔操作可能と
してもよい。この場合、遠隔操作に必要なカメラ36等
の監視装置を昇降荷台4の運転室5’等に設置する。消
火配管32には手動開閉弁または電磁開閉弁を設け、手
動または自動火災検知システム等の検知信号を受けて自
動で消火を行えるようにする。ホース33は火災発生時
にスタッカークレーンに接続し、あるいは常時接続して
おいて火災発生時にのみ消火液を供給できるようにす
る。火災発生の警報によりスタッカークレーン3を手動
で移動させてもよいし、自動火災検知システム等の検知
信号を受けて火災発生箇所に自動的に移動させてもよ
い。この場合、スタッカークレーン3には常時充電され
るバッテリー電源などの非常用電源を設け、停電時にも
移動できるようにする。
してもよい。この場合、遠隔操作に必要なカメラ36等
の監視装置を昇降荷台4の運転室5’等に設置する。消
火配管32には手動開閉弁または電磁開閉弁を設け、手
動または自動火災検知システム等の検知信号を受けて自
動で消火を行えるようにする。ホース33は火災発生時
にスタッカークレーンに接続し、あるいは常時接続して
おいて火災発生時にのみ消火液を供給できるようにす
る。火災発生の警報によりスタッカークレーン3を手動
で移動させてもよいし、自動火災検知システム等の検知
信号を受けて火災発生箇所に自動的に移動させてもよ
い。この場合、スタッカークレーン3には常時充電され
るバッテリー電源などの非常用電源を設け、停電時にも
移動できるようにする。
【0023】(3-2) スタッカークレーンのマストに消火
設備を設ける方式 図5に示すように、スタッカークレーン3のマスト6内
に、またはマスト6に沿わせて消火配管32と消火剤タ
ンク37を配設する。その他の構成および機能は、外部
から消火液を供給するための部材を必要としない点以外
は、前述の(3-1) と同様である。
設備を設ける方式 図5に示すように、スタッカークレーン3のマスト6内
に、またはマスト6に沿わせて消火配管32と消火剤タ
ンク37を配設する。その他の構成および機能は、外部
から消火液を供給するための部材を必要としない点以外
は、前述の(3-1) と同様である。
【0024】(3-3) スタッカークレーンの昇降部分に消
火設備を設ける方式 図6,図7に示すように、スタッカークレーン3の昇降
荷台4や昇降運転台5などにノズル35と消火剤タンク
37を設ける。また、火災検知センサー38を昇降荷台
4等に設置する。スタッカークレーン3には、図1や図
6の昇降荷台4に運転室5’が設置されたものや、図7
(b)の昇降荷台4と昇降運転台5が個別に昇降可能な
もの、あるいは昇降荷台4だけが昇降するものなどがあ
る。
火設備を設ける方式 図6,図7に示すように、スタッカークレーン3の昇降
荷台4や昇降運転台5などにノズル35と消火剤タンク
37を設ける。また、火災検知センサー38を昇降荷台
4等に設置する。スタッカークレーン3には、図1や図
6の昇降荷台4に運転室5’が設置されたものや、図7
(b)の昇降荷台4と昇降運転台5が個別に昇降可能な
もの、あるいは昇降荷台4だけが昇降するものなどがあ
る。
【0025】図7(a)では昇降荷台4の入出庫フォー
ク装置4aの上方に消火剤タンク37を複数設置し、こ
のタンクの支持架台4bの上部に首振りノズル35を、
タンク支持架台4bの下部にも多数のノズル35を取付
ける。運転室5’にもカメラ36により遠隔操作可能な
ノズル35を取付ける。火災検知センサー38は、タン
ク支持架台4bの下面に設置し、搬送途中のパレット・
荷の温度上昇等を検知して消火できるようにし、また運
転台5’にもサイドセンサー38を左右のラック棚に向
けて取付けて火災の見回り監視機能と火災箇所を特定す
るサーチ機能を持たせる。さらに、ラック棚内において
火災発生しつつあるパレット・荷を昇降荷台4上にフォ
ーク装置4aで取り込み、昇降荷台4上で消火する。ま
た、運転台5’内には、最小限の充電式バッテリー電源
39を搭載し、無線やビデオなどの機器を停電時にバッ
クアップできるようにしている。
ク装置4aの上方に消火剤タンク37を複数設置し、こ
のタンクの支持架台4bの上部に首振りノズル35を、
タンク支持架台4bの下部にも多数のノズル35を取付
ける。運転室5’にもカメラ36により遠隔操作可能な
ノズル35を取付ける。火災検知センサー38は、タン
ク支持架台4bの下面に設置し、搬送途中のパレット・
荷の温度上昇等を検知して消火できるようにし、また運
転台5’にもサイドセンサー38を左右のラック棚に向
けて取付けて火災の見回り監視機能と火災箇所を特定す
るサーチ機能を持たせる。さらに、ラック棚内において
火災発生しつつあるパレット・荷を昇降荷台4上にフォ
ーク装置4aで取り込み、昇降荷台4上で消火する。ま
た、運転台5’内には、最小限の充電式バッテリー電源
39を搭載し、無線やビデオなどの機器を停電時にバッ
クアップできるようにしている。
【0026】図7(b)では昇降荷台4の下部に消火剤
タンク37を取付け、ここからラック棚内の荷の火災に
向けて消火剤を放出可能とし、さらにノズル35を入出
庫フォーク装置4aの両側とパレット・荷の上方に配設
し、消火配管を介して前記消火剤を噴射可能としてい
る。火災検知センサー38はパレット・荷の上方と昇降
架台4に設置している。また、昇降運転台5に、消火剤
タンク37とバッテリー電源39を搭載し、消火ノズル
35・カメラ36・火災検知センサー38を設けてもよ
い。
タンク37を取付け、ここからラック棚内の荷の火災に
向けて消火剤を放出可能とし、さらにノズル35を入出
庫フォーク装置4aの両側とパレット・荷の上方に配設
し、消火配管を介して前記消火剤を噴射可能としてい
る。火災検知センサー38はパレット・荷の上方と昇降
架台4に設置している。また、昇降運転台5に、消火剤
タンク37とバッテリー電源39を搭載し、消火ノズル
35・カメラ36・火災検知センサー38を設けてもよ
い。
【0027】(3-4) 無人消火ロボット方式 図8に示すように、無人消火ロボット31をラック棚2
の所定箇所に複数格納しておく。この無人消火ロボット
31は、パレット31aの上に本体31bを取付け、こ
の本体31b内に消火剤タンク37とカメラ36・火災
検知センサー38を設け、本体31bの上部に遠隔操作
可能なアーム31cを取付け、アーム31cの先端に首
振り可能なノズル35を設けたものである。
の所定箇所に複数格納しておく。この無人消火ロボット
31は、パレット31aの上に本体31bを取付け、こ
の本体31b内に消火剤タンク37とカメラ36・火災
検知センサー38を設け、本体31bの上部に遠隔操作
可能なアーム31cを取付け、アーム31cの先端に首
振り可能なノズル35を設けたものである。
【0028】建屋8の天井部分の高性能感知器21が作
動すると、スタッカークレーン3が無人消火ロボット3
1を昇降荷台4上に載せて移動し、カメラ36または火
災検知センサー38の作動により火災箇所を検知して火
災箇所に近づく。あるいはその他の自動火災検知システ
ムにより自動的に火災箇所に位置する。次いで、カメラ
36の情報に基づいてアーム31cが自動またはリモコ
ン操作により作動して消火剤(泡やガス等)が火元に噴
射される。
動すると、スタッカークレーン3が無人消火ロボット3
1を昇降荷台4上に載せて移動し、カメラ36または火
災検知センサー38の作動により火災箇所を検知して火
災箇所に近づく。あるいはその他の自動火災検知システ
ムにより自動的に火災箇所に位置する。次いで、カメラ
36の情報に基づいてアーム31cが自動またはリモコ
ン操作により作動して消火剤(泡やガス等)が火元に噴
射される。
【0029】従来のスプリンクラー設備では荷が散水の
邪魔をして消火できない場合があるが、以上のように消
火設備をスタッカークレーンに設けることにより火災の
発生した箇所のみを確実に消火することができる。ま
た、各ラック棚の各段にスプリンクラーヘッドを取付け
ると、高価な消火設備となるが、スタッカークレーンを
利用することにより消火設備のコストを大幅に低減する
ことができる。
邪魔をして消火できない場合があるが、以上のように消
火設備をスタッカークレーンに設けることにより火災の
発生した箇所のみを確実に消火することができる。ま
た、各ラック棚の各段にスプリンクラーヘッドを取付け
ると、高価な消火設備となるが、スタッカークレーンを
利用することにより消火設備のコストを大幅に低減する
ことができる。
【0030】(4) スタッカークレーンによる炎上パレッ
ト搬出・消火システム 図9に示すように、自動火災検知システム等による火災
発生情報を受けてスタッカークレーン3をラック棚2の
出火箇所に移動させ、炎上パレット・荷をスタッカーク
レーン3の昇降台4に移載し、入出庫コンベヤ7の消火
ゲート40等へ搬出し、ここで消火作業を行う。消火ゲ
ート40は、図10(a)に示すように、入出庫コンベ
ヤ7を跨ぐ門型架台42と、コンベヤ上のパレット・荷
を取り囲むように門型架台42に多数配設された噴射ノ
ズル43から構成する。
ト搬出・消火システム 図9に示すように、自動火災検知システム等による火災
発生情報を受けてスタッカークレーン3をラック棚2の
出火箇所に移動させ、炎上パレット・荷をスタッカーク
レーン3の昇降台4に移載し、入出庫コンベヤ7の消火
ゲート40等へ搬出し、ここで消火作業を行う。消火ゲ
ート40は、図10(a)に示すように、入出庫コンベ
ヤ7を跨ぐ門型架台42と、コンベヤ上のパレット・荷
を取り囲むように門型架台42に多数配設された噴射ノ
ズル43から構成する。
【0031】炎上パレット・荷をスタッカークレーン3
から入出庫コンベヤ7上に移載し、入出庫コンベヤ7に
より消火ゲート40を通過させて消火する。また、消火
ゲート40側を入出庫コンベヤ7に対して往復動させて
もよい。噴射ノズル43からは水または消火剤を噴出さ
せるが、これに限らず炎上パレット・荷に防炎布を覆い
被せて消火する方法などでもよい。ラック棚2にまだ燃
焼中のパレットが有る場合には、最初の消火中にスタッ
カークレーン3を移動させて搬出作業を行う。
から入出庫コンベヤ7上に移載し、入出庫コンベヤ7に
より消火ゲート40を通過させて消火する。また、消火
ゲート40側を入出庫コンベヤ7に対して往復動させて
もよい。噴射ノズル43からは水または消火剤を噴出さ
せるが、これに限らず炎上パレット・荷に防炎布を覆い
被せて消火する方法などでもよい。ラック棚2にまだ燃
焼中のパレットが有る場合には、最初の消火中にスタッ
カークレーン3を移動させて搬出作業を行う。
【0032】消火エリアで鎮火したパレット・荷は屋外
に搬出する。なお、スタッカークレーン3は耐火性構造
などとしておくのが好ましい。
に搬出する。なお、スタッカークレーン3は耐火性構造
などとしておくのが好ましい。
【0033】消火設備は消火ゲート40に限らず、ラッ
ク棚2間のスタッカークレーン通路の最下段に消火エリ
ア41を設けてもよい。この場合、図10(b)に示す
ように、左右のラック棚2の下から2番目の棚の下部に
おける通路側にスプリンクラーヘッド44をスタッカー
クレーン3の下部に向けて通路長手方向に多数(最小限
各棚開口に1箇所)取付け、スプリンクラーウォーター
トンネルを形成する。
ク棚2間のスタッカークレーン通路の最下段に消火エリ
ア41を設けてもよい。この場合、図10(b)に示す
ように、左右のラック棚2の下から2番目の棚の下部に
おける通路側にスプリンクラーヘッド44をスタッカー
クレーン3の下部に向けて通路長手方向に多数(最小限
各棚開口に1箇所)取付け、スプリンクラーウォーター
トンネルを形成する。
【0034】このスプリンクラーウォータートンネルを
消火ゲート40と組み合わせ、あるいは単独で設置し、
炎上パレット・荷をスタッカークレーン3で搬出する際
に初期消火または本格消火する。また、これら消火ゲー
トやスプリンクラーウォータトンネルに限らず、入庫用
初期火災感知・初期消火ゾーン10で消火するようにし
てもよい。
消火ゲート40と組み合わせ、あるいは単独で設置し、
炎上パレット・荷をスタッカークレーン3で搬出する際
に初期消火または本格消火する。また、これら消火ゲー
トやスプリンクラーウォータトンネルに限らず、入庫用
初期火災感知・初期消火ゾーン10で消火するようにし
てもよい。
【0035】以上のように炎上パレット・荷を消火ゾー
ンまで搬出して消火ゾーンで消火するようにすれば、炎
上パレット・荷のみを確実に消火することができ、他の
パレット・荷に水や消火剤がかかることがない。また、
スタッカークレーンに消火設備を設ける場合よりもコス
トを低減することができる。
ンまで搬出して消火ゾーンで消火するようにすれば、炎
上パレット・荷のみを確実に消火することができ、他の
パレット・荷に水や消火剤がかかることがない。また、
スタッカークレーンに消火設備を設ける場合よりもコス
トを低減することができる。
【0036】(5) 自動消火パレット 一般にパレットは、本体がプラスチック製で、フォーク
リフト・スタッカークレーンのフォークが差し込まれる
差し込み口が二つ形成されたものが使用されており、図
11に示すように、差し込み口50a以外の部分に収納
空間50bを形成し、この収納空間50bに水Wなどの
消火液を封入して自動消火パレット50とする。この自
動消火パレット50は下段の炎上パレット・荷からの炎
で作動させるため、各収納空間50bの下面の一部に薄
肉部50cを設け、この部分が炎の熱で溶けて水などが
下方に向けて自動的に放出されるようにする。なお、幅
1200×奥行長さ1000mm程度のパレットで約
0.1m3 の水を収納できる。
リフト・スタッカークレーンのフォークが差し込まれる
差し込み口が二つ形成されたものが使用されており、図
11に示すように、差し込み口50a以外の部分に収納
空間50bを形成し、この収納空間50bに水Wなどの
消火液を封入して自動消火パレット50とする。この自
動消火パレット50は下段の炎上パレット・荷からの炎
で作動させるため、各収納空間50bの下面の一部に薄
肉部50cを設け、この部分が炎の熱で溶けて水などが
下方に向けて自動的に放出されるようにする。なお、幅
1200×奥行長さ1000mm程度のパレットで約
0.1m3 の水を収納できる。
【0037】また、水などの消火液の代わりに消火剤ボ
ンべをセットするようにしてもよい。この場合、図12
に示すように、各収納空間50b内に消火剤ボンベ52
を横置きで設置し、消火剤ボンベ52の噴射ノズル52
aを下向きに取付け、この噴射ノズル52aを収納空間
50bの下面に形成した開口50d内に挿入する。噴射
ノズル52aにはスプリンクラーヘッドと同様の熱で溶
ける金具を設けておき、これが炎の熱で溶けて消火剤が
下方に向けて自動的に噴射されるようにする。
ンべをセットするようにしてもよい。この場合、図12
に示すように、各収納空間50b内に消火剤ボンベ52
を横置きで設置し、消火剤ボンベ52の噴射ノズル52
aを下向きに取付け、この噴射ノズル52aを収納空間
50bの下面に形成した開口50d内に挿入する。噴射
ノズル52aにはスプリンクラーヘッドと同様の熱で溶
ける金具を設けておき、これが炎の熱で溶けて消火剤が
下方に向けて自動的に噴射されるようにする。
【0038】なお、消火剤ボンベ52のメンテナンスを
行えるように、パレットの上部または側部にボンベ交換
用の蓋を設けておく。
行えるように、パレットの上部または側部にボンベ交換
用の蓋を設けておく。
【0039】さらに、水封入や消火剤ボンベに代えて防
炎布を使用するようにしてもよい。
炎布を使用するようにしてもよい。
【0040】この場合、図13に示すように、パレット
の中央部の収納空間50bに、重りを兼ねる芯棒に耐火
性防炎布を巻いたロール53を2本仕込んでおき、この
防炎布ロール53の一端を収納空間50bの天井面に固
定しておき、この収納空間50bの下面を落下蓋50e
として防炎布ロール53が落下しないようにしておく。
の中央部の収納空間50bに、重りを兼ねる芯棒に耐火
性防炎布を巻いたロール53を2本仕込んでおき、この
防炎布ロール53の一端を収納空間50bの天井面に固
定しておき、この収納空間50bの下面を落下蓋50e
として防炎布ロール53が落下しないようにしておく。
【0041】この落下蓋50eは、防炎布ロール2本分
の荷重を支えることができるが、下からの熱で溶けるよ
うなピン等でパレットの下面に固定しておく。このよう
な落下蓋50eの代わりに熱で溶けるような網などでも
よい。下段のパレット・荷からの熱により落下蓋等が落
ち、防炎布ロール53が自重で落下して開き、炎上して
いる荷の上に被さり、空気遮断により消火される。
の荷重を支えることができるが、下からの熱で溶けるよ
うなピン等でパレットの下面に固定しておく。このよう
な落下蓋50eの代わりに熱で溶けるような網などでも
よい。下段のパレット・荷からの熱により落下蓋等が落
ち、防炎布ロール53が自重で落下して開き、炎上して
いる荷の上に被さり、空気遮断により消火される。
【0042】防炎布ロール53には、図14に示すよう
に、エア配管あるいは形状記憶合金線54を添設してお
き、防炎布が開いた時に荷を確実に包み込むようにする
こともできる。エア配管の場合には、エアボンベ55を
収納空間50bに収納しておき、防炎布ロール53の落
下によりエアボンベ55の弁を開ける等の機構を用い、
エアボンベ55からのエアによりエア配管54が伸張し
て巻かれた防炎布が広がるようにする。形状記憶合金線
の場合には、防炎布と一緒に巻上げておき、下からの熱
により伸張するような特性を持たせておく。
に、エア配管あるいは形状記憶合金線54を添設してお
き、防炎布が開いた時に荷を確実に包み込むようにする
こともできる。エア配管の場合には、エアボンベ55を
収納空間50bに収納しておき、防炎布ロール53の落
下によりエアボンベ55の弁を開ける等の機構を用い、
エアボンベ55からのエアによりエア配管54が伸張し
て巻かれた防炎布が広がるようにする。形状記憶合金線
の場合には、防炎布と一緒に巻上げておき、下からの熱
により伸張するような特性を持たせておく。
【0043】なお、真上にパレット・荷が無い場合に
は、最も近いパレット・荷をスタッカークレーン3でそ
の真上に移動させ、さらに最上段のパレット・荷の上に
はスペースを設けて自動消火パレット50を収納してお
く。
は、最も近いパレット・荷をスタッカークレーン3でそ
の真上に移動させ、さらに最上段のパレット・荷の上に
はスペースを設けて自動消火パレット50を収納してお
く。
【0044】以上のような自動消火パレットであれば、
炎上しているパレット・荷のみを確実にかつ迅速に消火
することができる。
炎上しているパレット・荷のみを確実にかつ迅速に消火
することができる。
【0045】(6) 消火配管によるラック棚 図15に示すように、ラック棚2の構造材を縦・横・奥
行き方向の単位長さの消火配管60とし、各部材を管継
手62で接続し、消火配管60に水槽・ポンプからの供
給配管63を1箇所または適当な複数箇所で接続し、消
火配管で構成されたラック棚2を形成する。各消火配管
60には、取出口64を複数設け、荷の形状等に応じて
適宜選択してスプリンクラーヘッド61を取り付ける。
また、開放型のヘッドして泡消火剤等の消火設備とする
こともできる。さらに、消火配管に仕切りを入れること
により消火系統を複数に分割することもできる。
行き方向の単位長さの消火配管60とし、各部材を管継
手62で接続し、消火配管60に水槽・ポンプからの供
給配管63を1箇所または適当な複数箇所で接続し、消
火配管で構成されたラック棚2を形成する。各消火配管
60には、取出口64を複数設け、荷の形状等に応じて
適宜選択してスプリンクラーヘッド61を取り付ける。
また、開放型のヘッドして泡消火剤等の消火設備とする
こともできる。さらに、消火配管に仕切りを入れること
により消火系統を複数に分割することもできる。
【0046】従来のスプリンクラー設備では、スプリン
クラーヘッドの数が少なく、また荷が邪魔をして消火す
ることができず、さらにスプリンクラーヘッドをラック
棚の各段に配設すると、配管が複雑となりコストが増大
するが、消火配管によるラック棚であれば、ラック棚の
各段にスプリンクラーヘッドを設けても消火配管分のコ
ストを低減でき、また消火を確実に行うことができる。
クラーヘッドの数が少なく、また荷が邪魔をして消火す
ることができず、さらにスプリンクラーヘッドをラック
棚の各段に配設すると、配管が複雑となりコストが増大
するが、消火配管によるラック棚であれば、ラック棚の
各段にスプリンクラーヘッドを設けても消火配管分のコ
ストを低減でき、また消火を確実に行うことができる。
【0047】
【発明の効果】この発明は、以上のような構成からなる
ので、次のような効果を奏する。
ので、次のような効果を奏する。
【0048】(1) 入出庫コンベヤ上で多少とも異常のあ
るパレット・荷をチェックするため、火災を起こす可能
性のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを阻止する
ことができ、倉庫内火災を未然に防止することができ
る。
るパレット・荷をチェックするため、火災を起こす可能
性のあるパレット・荷の倉庫内への持ち込みを阻止する
ことができ、倉庫内火災を未然に防止することができ
る。
【0049】(2) スタッカークレーンを利用してラック
棚における火災をチェックするため、ラック棚での火災
の発生を比較的簡単で安価な装置により早期に、またラ
ック棚のすみずみまで確実に検知することができる。
棚における火災をチェックするため、ラック棚での火災
の発生を比較的簡単で安価な装置により早期に、またラ
ック棚のすみずみまで確実に検知することができる。
【0050】(3) スタッカークレーン自体に消火設備を
設け、あるいはスタッカークレーンを利用して無人消火
ロボットや消火ゾーンで消火するため、ラック棚での火
災を比較的簡単で安価な装置により早期に確実に消火す
ることができる。
設け、あるいはスタッカークレーンを利用して無人消火
ロボットや消火ゾーンで消火するため、ラック棚での火
災を比較的簡単で安価な装置により早期に確実に消火す
ることができる。
【図1】この発明に係る自動消火検知・消火システムを
備えた立体自動倉庫を示す概略図である。
備えた立体自動倉庫を示す概略図である。
【図2】この発明に係るスタッカークレーンのマストに
センサーを設けた場合の自動火災検知方法を示す(a)
は側面図、(b)は正面図である。
センサーを設けた場合の自動火災検知方法を示す(a)
は側面図、(b)は正面図である。
【図3】この発明に係るスタッカークレーンの昇降部分
にセンサーを設けた場合の自動火災検知方法を示す
(a)は側面図、(b)は正面図である。
にセンサーを設けた場合の自動火災検知方法を示す
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図4】この発明に係るスタッカークレーンのマストに
外部から消火液を供給する場合の自動消火方法を示す
(a)は側面図、(b)は平面図である。
外部から消火液を供給する場合の自動消火方法を示す
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図5】この発明に係るスタッカークレーンのマストに
消火設備を設けた場合の自動消火方法を示す側面図であ
る。
消火設備を設けた場合の自動消火方法を示す側面図であ
る。
【図6】この発明に係るスタッカークレーンの昇降部分
に消火設備を設けた場合の自動消火方法を示す(a)は
側面図、(b)は正面図である。
に消火設備を設けた場合の自動消火方法を示す(a)は
側面図、(b)は正面図である。
【図7】図6のスタッカークレーンの昇降部分であり、
(a)は昇降一体型、(b)は昇降分離型を示す。
(a)は昇降一体型、(b)は昇降分離型を示す。
【図8】(a)は、この発明に係る無人消火ロボットの
配置状況を示す側面図、(b)は無人消火ロボットの断
面図である。
配置状況を示す側面図、(b)は無人消火ロボットの断
面図である。
【図9】この発明に係る炎上パレット搬出・消火方法を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図10】(a)は図9の消火ゲートを示す正面図、
(b)はウォータートンネルを示す正面である。
(b)はウォータートンネルを示す正面である。
【図11】(a),(b),(c)は、この発明に係る
水封入式自動消火パレットを示す平面図,正面図,側面
図、(d)はその部分詳細図である。
水封入式自動消火パレットを示す平面図,正面図,側面
図、(d)はその部分詳細図である。
【図12】(a),(b)は、この発明に係るボンベ式
自動消火パレットを示す平面図,正面図、(c)はその
部分詳細図である。
自動消火パレットを示す平面図,正面図、(c)はその
部分詳細図である。
【図13】(a),(b)は、この発明に係る耐火性防
炎布式自動消火パレットを示す平面図,正面図、(c)
はその作動状態を示す正面図である。
炎布式自動消火パレットを示す平面図,正面図、(c)
はその作動状態を示す正面図である。
【図14】(a),(b)は、図13の耐火性防炎布式
自動消火パレットの変形例を示す平面図、正面図であ
る。
自動消火パレットの変形例を示す平面図、正面図であ
る。
【図15】(a),(b)は、この発明に係る消火配管
によるラック棚を示す斜視図,部分詳細図である。
によるラック棚を示す斜視図,部分詳細図である。
P…パレット L…荷 1…立体自動倉庫 2…ラック棚 3…スタッカークレーン 4…昇降荷台 5…昇降運転台(5’…運転室) 6…マスト 7…入出庫コンベヤ 8…建屋 10…入庫用初期火災感知・初期消火ゾーン 11…火種検出センサー 12…スプリンクラー 13…ドレンチャーシステム 14…トンネル 20…火災検知センサー 30…消火設備 31…無人消火ロボット 32…消火配管 33…ホース 34…ジョイント 35…消火ノズル 36…カメラ 37…消火剤タンク 38…火災検知センサー 39…バッテリー電源 40…消火ゲート 41…消火エリア 42…門型架台 43…噴射ノズル 44…スプリンクラーヘッド 50…自動消火パレット 51…ポリタンク 52…消火剤ボンベ 53…耐火性防炎布ロール 54…エア配管または形状記憶合金線 55…エアボンベ 60…消火配管 61…スプリンクラーヘッド 62…管継手 63…供給配管 64…取出口
フロントページの続き (72)発明者 牟田 惟義 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 緑川 浩史 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫の入出庫コンベヤ位置に荷の異常を検出す
る火種検知センサーを設けて荷物の入庫の可否を判定
し、スタッカークレーンに火災検知センサーを設けてラ
ック棚の各段における火災発生の有無をチェックし、火
災発生の場合にはスタッカークレーンを利用して消火を
行うように構成されていることを特徴とする自動火災検
知・消火システムを備えた立体自動倉庫。 - 【請求項2】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のスタッカークレーンのマストに火災検知
センサーをラック棚の各段位置に対応させて配設し、ス
タッカークレーンを移動させることにより火災発生を検
知することを特徴とする立体自動倉庫の自動火災検知方
法。 - 【請求項3】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のスタッカークレーンの昇降台に火災検知
センサーを設け、スタッカークレーンを作動させること
により火災発生を検知することを特徴とする立体自動倉
庫の自動火災検知方法。 - 【請求項4】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のスタッカークレーンのマストに消火配管
を配設し、この消火配管に外部から消火液を供給可能と
し、マストまたは昇降台のノズルから消火液を噴出させ
ることを特徴とする立体自動倉庫の自動消火方法。 - 【請求項5】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のスタッカークレーンのマストに消火液タ
ンクを設け、この消火液をマストまたは昇降台のノズル
から噴出させることを特徴とする立体自動倉庫の自動消
火方法。 - 【請求項6】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のスタッカークレーンの昇降台に消火剤タ
ンクと消火剤噴射装置を設けたことを特徴とする立体自
動倉庫の自動消火方法。 - 【請求項7】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のラック棚に無人消火ロボットを設置し、
この無人消火ロボットをスタッカークレーンに載せて火
災発生箇所に移動させて消火を行うことを特徴とする立
体自動倉庫の自動消火方法。 - 【請求項8】 ラック棚とスタッカークレーンを有する
立体自動倉庫のラック棚で炎上している荷のパレットを
スタッカークレーンにより搬出し、ラック棚最下段の消
火エリアまたは入出庫コンベヤ位置で消火することを特
徴とする立体自動倉庫の自動消火方法。 - 【請求項9】 立体自動倉庫のラック棚に収納されるパ
レットであって、パレットの内部に消火液を充填し、下
段からの熱によりパレット材が溶解して消火液が吐出す
るように構成したことを特徴とする自動消火パレット。 - 【請求項10】 立体自動倉庫のラック棚に収納される
パレットであって、パレットの内部に消火剤タンクを設
け、下段からの熱により前記消火剤タンクの噴出口が開
口するように構成したことを特徴とする自動消火パレッ
ト。 - 【請求項11】 立体自動倉庫のラック棚に収納される
パレットであって、パレットの内部に防炎布を収納し、
下部からの熱により防炎布が落下して下段の荷を覆うよ
うに構成したことを特徴とする自動消火パレット。
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Family
ID=12346339
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- 1996-02-20 JP JP08031989A patent/JP3123424B2/ja not_active Expired - Fee Related
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